JPH06262538A - 電動回転工具 - Google Patents

電動回転工具

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Publication number
JPH06262538A
JPH06262538A JP4932793A JP4932793A JPH06262538A JP H06262538 A JPH06262538 A JP H06262538A JP 4932793 A JP4932793 A JP 4932793A JP 4932793 A JP4932793 A JP 4932793A JP H06262538 A JPH06262538 A JP H06262538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
output
motor
drive shaft
output shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4932793A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Ryu
邦彦 龍
Hiroyuki Matsuoka
博幸 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4932793A priority Critical patent/JPH06262538A/ja
Publication of JPH06262538A publication Critical patent/JPH06262538A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁際での作業を常に容易に行うことができ
る。 【構成】 モータ2を内蔵する工具本体1の先端部に、
モータ2にて回転駆動される出力軸33の軸まわりに回
転自在な回転ブロック5を設けるとともに、出力軸33
に連結されて回転駆動される駆動軸53を回転ブロック
5に設けて、出力軸33からずれたところに位置する上
記駆動軸53に出力ツール9を連結し、モータ2や出力
軸35からずれている駆動軸53のずれる方向を回転ブ
ロック5の回転で変更することができるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動ドリルや電動ドライ
バーのような電動回転工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動回転工具においては、一般にモータ
からドリルビットやドライバービットのような出力ツー
ルに至るまでを同一軸上に配置しているが、この場合、
モータや減速機構等を納めたハウジングの中央部に出力
ツールが位置するために、壁際でのねじ締めや孔明け作
業の時、ハウジングが壁に当たるために、作業が行えな
かったり非常に困難となってしまう。このために、歯車
を付加することによって、出力ツールをオフセット配置
することが実開昭56−42869号公報に示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報で示
されたものは、工具本体からガイドシャフトを突設し
て、このガイドシャフト先端に歯車を内蔵したブロック
を取り付け、このブロックと工具本体とをドライブシャ
フトで連結するとともに、ドライブシャフトに上記歯車
で連結された出力ツールをドライブシャフトからずれた
ところに配置しており、ドライブシャフト及びガイドシ
ャフトが露出して剥き出しになっているために、持ちや
すさ等の作業性について考えられておらず、またドライ
ブシャフトに対する出力ツールのずれが固定された方向
となっているために、工具本体がその側面より把手が突
出している場合、作業の場所によっては把手が邪魔にな
って作業ができないことがある。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは壁際での作業を常に容
易に行うことができる電動回転工具を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、モー
タを内蔵する工具本体の先端部に、モータにて回転駆動
される出力軸の軸回りに回転自在な回転ブロックを設け
るとともに、出力軸に連結されて回転駆動される駆動軸
を回転ブロックに設けて、出力軸からずれたところに位
置する上記駆動軸に出力ツールを連結していることに特
徴を有している。
【0006】
【作用】本発明によれば、出力ツールが連結される駆動
軸がモータや出力軸からずれている上に、ずれる方向を
回転ブロックの回転で変更することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図示例は、出力ツール9として、ドライバービッ
トやドリルビットを使用することができるもので、円筒
状に形成されている工具本体1は、図3に示すように、
側面から把手11が突出するとともに、把手11の先端
部に電池パック12が着脱自在とされている。そして工
具本体1内の後部側には、図4に示すように、モータ2
が納められており、前部側には遊星歯車機構を用いた減
速機構30及びトルクリミット用のクラッチ31を備え
たギアケース4が納められている。図中32はクラッチ
31による滑り出しトルクの変更用のハンドルである。
そしてギアケース4の先端からは、出力軸33とこの出
力軸33を囲む保持筒34とが突出しており、保持筒3
4の先端部には、回転ブロック5が出力軸33の軸回り
に回転自在に取り付けられている。
【0008】この回転ブロック5は、図1に示すよう
に、前後二つ割りとなっているケース50と、ケース5
0に固定された軸受プレート51,51と、軸受プレー
ト51によって支持された一対の中間歯車52,52及
び駆動軸53とからなるもので、駆動軸53の先端には
出力ツール9を着脱自在に保持するチャック54が設け
られている。そして、前記出力軸33の先端に形成され
たギア36が、上記一対の中間歯車52,52に噛み合
っており、また両中間歯車52,52が駆動軸53に設
けられた歯車55に噛み合っていることから、出力軸3
3の回転は、一対の中間歯車52,52を介して、モー
タ2や減速機構30及び出力軸33の軸からずれたとこ
ろに位置している駆動軸53に伝達される。
【0009】また、上記回転ブロック5は、その両側面
に配した一対のつまみ56,56に夫々接続されたピン
57,57を備えており、図2に示すように、前後方向
にスライド自在に且つばね58によって後方に向けて付
勢されたこれらピン57は、上記保持筒34の先端面に
周方向において等間隔で複数個形成されている係合孔3
5に係合して、保持筒34(工具本体1)に対する回転
ブロック5の回転が止められている。なお、出力軸33
と駆動軸53との間に中間歯車52を介在させているの
は、出力軸33と駆動軸53との回転方向を一致させる
ためであり、中間歯車52を一対用いているのは、小さ
い歯車で動力を伝達するにあたり、大きなトルクを伝達
することができるようにするためである。
【0010】しかしてこの電動回転工具においては、出
力ツール9が装着されるチャック54を備えた駆動軸5
3を有している回転ブロック5が工具本体1の先端に一
体的に配されていて、工具本体1と回転ブロック5とに
わたって手を添えることができるものであり、そして前
述のように工具本体1の中央軸であるところのモータ2
や減速機構30等の軸からずれたところに上記駆動軸5
3が位置しているために、壁際でのねじ締めや孔明け作
業を工具本体1が邪魔になることなく行うことができ、
また工具本体1の側面から突出する把手11も邪魔にな
る時には、図2(a)に示すように、回転ブロック5両側
面に位置するつまみ56を前進させてばね58に抗して
ピン57を係合孔35から離脱させ、この状態で工具本
体1に対して回転ブロック5を回転させ、その後、つま
み56を戻してピン57を他の係合孔35に係合させれ
ば、図5(a)(b)に示すように、工具本体1及び把手11
に対して駆動軸53を他の位置に配することができるも
のである。
【0011】壁際での作業でない時には、図6に示すよ
うに、駆動軸53を工具本体1からの把手11の突出方
向と同じ方向となるところに位置させるとよい。作業に
あたり、把手11をつかんで工具本体1を押す力の軸線
近くに駆動軸53が位置することになるために、押し付
け時のモーメントが小さくなり、押し付け作業が容易と
なる。なお、図1に示す実施例では係合孔35を45°
間隔で設けてあるために、駆動軸53は都合8箇所で位
置決め固定することができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明においては、出力ツ
ールが連結される駆動軸がモータや出力軸からずれてい
る上に、ずれる方向を回転ブロックの回転で変更するこ
とができるために、壁際での作業にあたり、駆動軸を工
具本体や工具本体の把手が邪魔にならないところに位置
させて作業を行うことができるものであり、従って、壁
際での作業を常に容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示すもので、(a)は拡大縦断面図、
(b)は拡大横断面図である。
【図2】回転ブロックを示すもので、(a)はロック解除
時の水平断面図、(b)はロック時の水平断面図である。
【図3】工具全体を示すもので、(a)は側面図、(b)は部
分正面図である。
【図4】同上の縦断面図である。
【図5】(a)(b)は共に駆動軸の位置を変更した状態を示
す部分正面図である。
【図6】駆動軸の位置を変更した状態を示すもので、
(a)は側面図、(b)は部分正面図である。
【符号の説明】
1 工具本体 2 モータ 5 回転ブロック 33 出力軸 53 駆動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを内蔵する工具本体の先端部に、
    モータにて回転駆動される出力軸の軸回りに回転自在な
    回転ブロックを設けるとともに、出力軸に連結されて回
    転駆動される駆動軸を回転ブロックに設けて、出力軸か
    らずれたところに位置する上記駆動軸に出力ツールを連
    結していることを特徴とする電動回転工具。
  2. 【請求項2】 出力軸の軸回りの回転ブロックの回転の
    位置決め固定手段を備えていることを特徴とする請求項
    1記載の電動回転工具。
  3. 【請求項3】 工具本体はその側面から把手が突設され
    たものであり、回転ブロックはその回転で出力軸に対し
    て工具本体からの把手の突設方向と同方向に駆動軸を位
    置させることができるものとなっていることを特徴とす
    る請求項1記載の電動回転工具。
JP4932793A 1993-03-10 1993-03-10 電動回転工具 Withdrawn JPH06262538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4932793A JPH06262538A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 電動回転工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4932793A JPH06262538A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 電動回転工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06262538A true JPH06262538A (ja) 1994-09-20

Family

ID=12827895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4932793A Withdrawn JPH06262538A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 電動回転工具

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JP (1) JPH06262538A (ja)

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20000530