JPH06262536A - クランプ素子 - Google Patents
クランプ素子Info
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- JPH06262536A JPH06262536A JP4095295A JP9529592A JPH06262536A JP H06262536 A JPH06262536 A JP H06262536A JP 4095295 A JP4095295 A JP 4095295A JP 9529592 A JP9529592 A JP 9529592A JP H06262536 A JPH06262536 A JP H06262536A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B2/00—Friction-grip releasable fastenings
- F16B2/02—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
- F16B2/06—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/183—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions conveying only reciprocating motion, e.g. wedges
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Abstract
具備するクランプ素子において、作動・張力ロッドを回
転するのに要するトルクをできるだけ小さくして手動操
作の簡単化、容易化を促進すること。 【構成】 締め付けピン13を送りスリーブ軸Aから最小
間隔aで第2クランプ部材11上に支持した。作動・張力
ロッド10を第1クランプ部材の中心開口または第1クラ
ンプ部材5の2個の直径方向対向の横手開口9に貫通さ
せた。横手開口が送りスリーブ2の周方向で十分大きく
て第1クランプ部材5に対する第2クランプ部材11の回
転を行うのに十分なだけ作動・張力ロッド10を送りスリ
ーブ2に対して制限回転可能にした。
Description
せられた迅速送り装置を具備するクランプ素子であっ
て、力増幅器を囲む回転可能な送りスリーブであり、該
送りスリーブを囲むハウジングの雌ねじに螺合する外部
ねじを有し、ハウジングに対する回転移動が停止面によ
って制限されている前記送りスリーブと、送りスリーブ
内に固定配置された第1クランプ部材と、送りスリーブ
内で制限された回転を行うように配置された第2クラン
プ部材と、両クランプ部材の間に設けられ、第2クラン
プ部材が一方の端部位置(解除位置)にあるとき、送り
スリーブ軸を通る面に対して鋭角をなして傾斜し、第2
クランプ部材が他方の端部位置(クランピング位置)に
あるとき、上記に対してほぼ平行に配置される複数個の
締め付けピンと、2個のクランプ部材に相互方向への習
性を与える圧縮ばねと、第1クランプ部材の少なくとも
1個の開口を貫通する作動・張力ロッドであり、その締
め付け方向に回転すると、まずハウジングに対する送り
スリーブの回転により次に第1クランプ部材に対する第
2クランプ部材の回転によって、送りストロークと次の
締め付けストロークにおいてハウジング内へ軸方向に引
き込まれて締め付けピンを前記面に平行な締め付け位置
へ直立させるように第2クランプ部材に張力を以て回転
不動に接続される前記作動・張力ロッドとを備えたクラ
ンプ素子に関する。
イツ特許4018284を参照)において、張力ロッドが第1
クランプ部材、第2クランプ部材の中心を貫通し、横手
ピンによって第2クランプ部材に接続されている。締め
付けピンが張力ロッドの径方向外側でクランプ部材上に
支持されている。作動・張力ロッドによって、第2クラ
ンプ部材を第1クランプ部材に対して回転すると、締め
付けピンが送りスリーブ軸に対して傾斜した位置から直
立して送りスリーブ軸に平行もしくはほぼ平行なクラン
ピング位置を取る。これによってクランピング力が非常
に増大するので、作動・張力ロッドをその軸の周りに回
転させるには相応の大きなトルクが必要である。この種
のクランプ素子が主に使用されている小型機械万力や迅
速クランピング装置の場合、作動・張力ロッドを締め付
け回転するのに要するトルクは、手動レバーを用いて作
動・張力ロッドを回転させ得る範囲内である。しかし40
kNのクランピング力の大型機械万力やクランプ装置で
は、作動・張力ロッドの回転に要するトルクが非常に大
きく手動力では最早不十分であったり、作動レバーが非
常に長くなりクランプ装置の近辺の部品にぶつかる等の
不具合を生じる。クランプ素子では、送りストロークと
締め付けストロークとに必要とされる作動・張力ロッド
の回転量はできるだけ180°以下でなければならない。
課題は、力増幅器と組み合わせられた迅速送り装置を具
備するクランプ素子における上記した問題に鑑み、作動
・張力ロッドを回転するのに要するトルクをできるだけ
小さくして手動操作の簡単化、容易性を促進することに
ある。
題は、締め付けピンが送りスリーブ軸からできるだけ短
い間隔で第2クランプ部材上に支持され、作動・張力ロ
ッドが第1クランプ部材の中心開口または第1クランプ
部材の直径方向対向の2個の横手開口を貫通し、該開口
が送りスリーブの周方向で十分大きくて第1クランプ部
材に対する第2クランプ部材の回転を行うのに十分なだ
け作動・張力ロッドを送りスリーブに対して制限回転可
能にすることによって達成される。
・張力ロッドは第2クランプ部材に直接作用し、クラン
プ素子の中心軸でもある送りスリーブ軸にできるだけ接
近させて締め付けピンを該第2クランプ部材上に設け
る。これにより中心軸と第2クランプ部材上の締め付け
ピンとの間のレバー・アームが比較的短くなるから、実
際の締め付けストロークで作動・張力ロッドを回転する
のに要するトルクが実質的に減少する。トルクが減少す
れば、40kN以上のクランピング力の場合でも操作力とし
て手動力で十分であり、手動レバーの長さを許容範囲内
にできるという利点が得られる。また新規なクランプ素
子では、作動・張力ロッドの送りストローク、締め付け
ストロークを行うのに該ロッドを180°以下だけ回転す
るだけですむ。
る。クランプ要素はハウジング1を備え、このハウジン
グは例えば機械万力、迅速クランプ装置の本体に取り付
けられ、該本体に対して回転不動かつ軸方向不動であ
る。ハウジング1内に装着された送りスリーブ2は限ら
れた回転が可能である。送りスリーブ2は、ハウジング
1の対応する雌ねじ4に螺合する外部ねじ3を有してい
る。両ねじ3,4共に粗(急勾配)ねじとして形成する
のが有利である。図示の実施例では、外部ねじ3は台形
ねじTr52×10(mm)であり、ピッチまたはリードが10mm、
公称直径が52mmである。図示しない手動レバーが与える
回転角に対する送りもしくは開放ストロークを得るため
に外部ねじ3のピッチは基本的に重要であり、かつ、外
部ねじは常に自己保持状態になければならないので、ピ
ッチを任意に増すことはできない。
プ部材5は該送りスリーブ2に対して回転不動かつ軸方
向不動である。このために、図3から明らかなように、
橋状のクランプ部材5はその直径方向両端が送りスリー
ブ2の半円凹部6に係合して回転不動に接続されると共
に固定ピン7によって軸方向不動にされている。第1ク
ランプ部材5が橋状であるのでその輪郭面8と送りスリ
ーブ2との間に直径方向で対向する2個の開口9が形成
される。これらの開口9を作動・張力ロッド10が貫通す
る。図1〜図6に示す実施例ではこのロッドは中空であ
る。この中空な作動・張力ロッド10の一方の端部10aは
ハウジング1から外へ延び、ハウジング内の他方の端部
10bは張力を以て回転不動に第2クランプ部材11に接続
される。図示の実施例のように、第2クランプ部材11を
中空作動・張力ロッド10と一体形成し、このロッドの底
部をなすようにするのが有利である。橋状の第1クラン
プ部材5の領域で、中空作動・張力ロッド10の壁に直径
方向対向の2個の切除部12を設ける。切除部は周方向に
十分大きく、作動・張力ロッド10が送りスリーブ2に対
して少なくとも30°回転可能である。図示の実施例での
回転自由度は約60°である。
対向の2個の締め付けピン13を送りスリーブ軸、すなわ
ちクランプ素子の軸Aの両側に設ける。各締め付けピン
13の両端に球状カップ13aを形成し、2個のクランプ部
材5,11にボール14を載置するので、締め付けピン13は
球状カップ13aを介してボール14に係止する。少なくと
も第2クランプ部材11上のボール14を送りスリーブ軸A
からできるだけ短い離間距離aで配置して、締め付けピ
ン13を送りスリーブ軸13のできるだけ近辺で支持するこ
とが重要である。これによって、締め付けストロークで
作動・張力ロッド10を送りスリーブ2に対して回転させ
るのに必要なトルクを小さくできる。必要に応じ締め付
けピン13の両端を半球状に形成してボール14を不要化で
きる。
あるクランプ素子を示す。この位置ではボール14をもつ
第2クランプ部材11が周方向で約52°回転している。し
たがって、締め付けピン13は送りスリーブ軸Aに対して
鋭角をなして傾斜している。締め付けピン13が図1の送
りスリーブ軸Aに対して平行な位置にあり締め付け位置
を取っているように示してあるが、これは図示をわかり
易くするためである。
られる。圧縮ばね15は凹みキャップ16に当接し、第1ク
ランプ部材5を押圧する。したがって、クランプ部材
5,11は相互に押し合っている。さらに捩ればね17を設
け、その端部17a,17bがそれぞれクランプ部材5,11
に係着している。以下に詳述する停止部材とこの捩れば
ね17とが協動することによって、2個のクランプ部材
5,11をスタート位置、解除位置において正確に定まっ
た回転位置に位置決めできる。この位置は図2に対応す
る。
延在の輪郭面12a,12bを有する。これらの輪郭面は2
個のクランプ部材5,11の相互回転を制限する停止面と
して設けられ、第1クランプ部材5の輪郭面8と協動す
る。図2に示す解除状態では、捩ればね17によって輪郭
面12aが輪郭面8に当接する。
周方向に延在する溝18を有し、その端部18a,18bは、
ハウジング1内に固定した停止ピン19と協動する。
ド10の端部10aは、横手穴に係入する図示しない結合ピ
ンによって機械万力、迅速クランプ装置の駆動スピンド
ル21に接続される。したがって、万力、クランプ装置に
おいては、駆動スピンドル自体が作動・張力ロッドとし
て機能し、ドイツ特許4018284に示すものと同様な可動
ジョーに作用する。つまり、作動・張力ロッド10はこの
発明のクランプ素子において2つの機能を有する。すな
わち作動・張力ロッドは、ハウジング1内で送りスリー
ブ2を回転させ、クランプ部材5,11を相互回転させて
クランプ素子を作動する機能をし、さらに、クランプ素
子が発生するクランプ力をクランプ装置へ伝達する機能
をする。
に係合する手動レバーの位置を図2、図3にHで示し、
この手動レバーによって、駆動スピンドル21、したがっ
て作動・張力ロッド10を回転することができる。クラン
プ素子の解除位置においては、図2に示すように溝18の
端部(停止面)18aが停止ピン19に係止するまで、送り
スリーブ2がハウジング1に対して右方向へ回転され
る。さらに、第2クランプ部材11に固着した作動・張力
ロッド10の輪郭面12aが第1クランプ部材5の輪郭面8
に係止するまで、第2クランプ部材11が右方向へ回転さ
れる。図2において手動レバーHを反時計方向すなわち
左方向に揺動すると、作動・張力ロッド10、したがって
第2クランプ部材11が回転される。圧縮ばね15、捩れば
ね17の作用の下で、締め付けピン13は最初送りスリーブ
軸Aに対して捩れた傾斜位置にある。したがって、第2
クランプ部材11の最初の回転時に第1クランプ部材5も
同方向に回転される。第1クランプ部材は送りスリーブ
2に対して回転不動であるので、送りスリーブも最初同
方向に回転される。外部ねじ3と雌ねじ4との協動によ
って、送りスリーブ2は図1で左方向へ送りストローク
Zを介して移動する。この移動量は図示の実施例で最大
2.5mmである。第1クランプ部材5、締め付けピン13を
介して第2クランプ部材11も左へ移動され、作動・張力
ロッド10を運ぶので、該ロッドは送りストロークZだけ
ハウジング1内へ動かされる。これによって、例えば機
械万力、迅速クランプ装置の可動ジョーが加工物まで動
かされ、これに当接する。2.5mmの最大送りストローク
を得るためには、手動レバーHを角度βで90°だけ揺動
しなければならない。
トルクが増大し、送りスリーブ2のそれ以上の回転がね
じ3,4によって阻止される。したがって、第1クラン
プ部材5もそれ以上回転しない。ここで実際の締め付け
ストロークが始まる。図2に示すように第2クランプ部
材11を左方へさらに回転すると、締め付けピン13は直立
し、該ピンの傾斜度すなわち送りスリーブ軸Aに対する
該ピンの鋭角が減少する。また締め付けピン13が直立す
ると、2個のクランプ部材5,11間の距離が増大する。
第2クランプ部材11の回転は続き、締め付けピン13の軸
A1が該ピンの死点中心を越え、該ピンのスタート位置
とは反対方向へ送りスリーブ軸Aに対して約3°傾斜す
るまで継続する。締め付けピン13が送りスリーブ軸Aに
対して平行な該ピンの位置すなわち該ピンの死点中心を
越えて移動することによって、力増幅器がロックされる
ようになっている。この締め付けられた位置に到達する
ために、図示の実施例では手動レバーHが角αで58°だ
け揺動される。その結果、作動・張力ロッド10が図3に
示す位置に達し、この位置では輪郭面12bがクランプ部
材5の輪郭面8に当接するので、それ以上の回転が阻止
される。
によって、第2クランプ部材11は約1mmの締め付けスト
ロークSを介して左方へさらに変位され、また、作動・
張力ロッド10を同量だけハウジング1内へ引き込む。し
たがって、作動・張力ロッド10が所望の高クランプ力を
駆動スピンドル21に作用し、その結果、例えば可動ジョ
ーをハウジング1の方向に引き込む。締め付けストロー
クS時に手動レバーHで操作する回転角αは常に同じで
あるが、送りストローク時の回転角βは、可動ジョーが
加工物に当接するためにどの位移動されなければならな
いかに依存する。開きジョーと加工物との間の遊びが最
大送りストロークZよりも小さければ、回転角βも90°
以下である。
に手動レバーHを右方の反対回転方向に揺動する。これ
によって、輪郭面12aが第1クランプ部材5の輪郭面8
に再度当接するまで、作動・張力ロッド10も第2クラン
プ部材11を伴って右方向へ回転する。その結果、締め付
けピン13も該ピンの原傾斜位置に置かれる。圧縮ばね15
によって、第2クランプ部材11とそのボール14とは締め
付けピンと常に接触し、また、作動・張力ロッド10は右
方向の解除位置へ動かされる。輪郭面12aが第1クラン
プ部材5に当接すると、送りスリーブ2が図2で時計方
向に直ちに回転し、結局溝18の端部18aが停止ピン19に
再び当接する。手動レバーHは図2に一点鎖線で示す位
置を取る。ハウジング1に対して送りスリーブ2が回転
することによって、作動・張力ロッド10が図1で右方向
へさらに移動し、結局その初期位置すなわち解除位置に
再度達する。したがって、可動ジョーが再びその開位置
へ完全に移動される。
例は、作動・張力ロッド10′、第1クランプ部材5′の
形状だけが上記のものと異なる。したがって、クランプ
素子の他の部品には上記した実施例と同じ番号を付し説
明を省略する。図1と異なり図7は締め付け位置のクラ
ンプ素子を示す。
ロッドが第1クランプ5′の中心開口22を貫通してい
る。第1クランプ部材5′が送りスリーブ2の底部によ
って形成されているが、送りスリーブ内に取り付けら
れ、固定された別部品とすることもできる。締め付けピ
ン13、ボール14は、第1クランプ部材5′上の作動・張
力ロッド10′の外側で径方向に支持されている。第2ク
ランプ部材11は作動・張力ロッド10′と一体であり、ボ
ール14が送りスリーブ軸Aのできるだけ近辺で第2クラ
ンプ部材11上に配置される。その結果、締め付けピン13
は送りスリーブ軸Aからできるだけ小さい間隔aで支持
され、作動・張力ロッド10′を回転するのに必要なトル
クを小さくできる。
図11に示す。ロッド10′は締め付けピン13の領域におい
て2個の凹み部23が形成され、該凹み部は直径方向で対
向し、図8からわかるように第2クランプ部材11側へ互
いに接近している。したがって、作動・張力ロッド10′
は締め付けピンの領域で縦断面がくさび形である。凹み
部23を十分大きくして締め付けピン13が抵抗なく動ける
ようにする一方、凹み部23における作動・張力ロッド1
0′の残余の横断面をできるだけ大きくすることによっ
て、締め付けピン13の領域でできるだけ薄い作動・張力
ロッド10′を得る。凹み部23の形状の詳細、残余の横断
面を図9〜図11に示す。凹み部23は直径方向の両端位置
で横に開いた形状とし、クランプ部材5′,11の相互回
転で傾斜した締め付けピン13に対してスペースを与える
ようにする必要がある。
方は、図1〜図6に示す実施例の動作の仕方に対応する
ので重複する説明は省略する。しかし、図7〜図11に示
す実施例では、ドイツ特許4018284に開示されているの
と同様に、第2クランプ部材11と送りスリーブ2間の回
転移動は、送りスリーブ2に取り付けられ、第2クラン
プ部材11に固着された円盤26内で所定角に亘り形成され
た溝25に係合する停止ピン24によって制限される。この
ように第2クランプ部材11と送りスリーブ2間の回転を
制限する方法は、第1実施例で送りスリーブ2とハウジ
ング1の間の回転を制限する方法に対応する。同じ回転
制限が第2実施例では送りスリーブ2とハウジング1の
間でも行われる。なお、締め付け位置を示す図7からわ
かるように、軸A1は締め付け位置で送りスリーブ軸A
に平行でない。しかし上記軸A1は、送りスリーブ軸A
を通り図の紙面と一致する面に対しては平行もしくはほ
ぼ平行である。
クランプ装置において使用可能にするためには、作動・
張力ロッド10,10′をそれがハウジング1と合体する近
辺で終端させ、かつ、該ロッドの端10aにハウジング1
から突出するカップリングを設けると有利である。この
カップリングはクランプ装置の駆動スピンドル、特に機
械万力とか迅速クランプ装置の駆動スピンドルへ上記ロ
ッドを回転不動かつ張力を以て接続するためのものであ
る。また、ハウジング1から突出する端部10aは両実施
例のように中空にし、これに駆動スピンドル21を貫通す
るカップリング・ピン用の横手穴20を形成するのが有利
である。このカップリング・ピンは横手穴20に係入され
る。
aをハウジング1の近辺で終端させる上記構成をとれ
ば、カップリング・ピンを引き抜くことによって駆動ス
ピンドルをクランプ素子から極めて簡単に外せるという
利点が得られる。そして、駆動スピンドルと可動ジョー
を担持するスライドとを機械万力の本体から簡単に引き
抜くことができる。したがって、駆動スピンドルの下方
で本体に設けた穴へ自由に接近できる。ねじをこれらの
穴に挿通し、工作機械のクランピング・テーブルの溝付
ブロックに捩じ込むことができる。ねじの使用によっ
て、クランピング・ドッグを用いなくともクランピング
・テーブル上に機械万力を簡単に固定できる。また上記
ねじによって駆動スピンドル、スライドの下方のクラン
ピング・テーブルに本体を固着すると、クランプ素子の
クランプ力による本体の変形を阻止できる。クランプ素
子のハウジングからの出口近辺に張力ロッドのカップリ
ング位置を設けると、この発明のクランプ素子のみなら
ず他の構造のクランプ素子でも駆動スピンドルの迅速着
脱やスライド、駆動スピンドルそのものの完全引き抜き
が容易になるので有利である。このようにして本体用固
定ねじを迅速に取り扱うことができる。
いわゆる格子板上への機械万力の精密位置決めが容易に
なる。さらに、上記のようにスピンドルの下方で本体を
貫通する固定ねじを用いて機械万力を固定すると、複数
個の機械万力をスペースを要せず互いに接近して配置で
きるという利点が得られる。
沿う縦断正面図である。
II線、部分的に図5のII−II線に沿う縦断側面図であ
る。
ある。
向部分断面図である。
面図である。
側面図である。
側面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 力増幅器と組み合わせられた迅速送り装
置を具備するクランプ素子であって、力増幅器を囲む回
転可能な送りスリーブであり、該送りスリーブを囲むハ
ウジングの雌ねじに螺合する外部ねじを有し、ハウジン
グに対する回転移動が停止面によって制限されている前
記送りスリーブと、送りスリーブ内に固定配置された第
1クランプ部材と、送りスリーブ内で制限された回転を
行うように配置された第2クランプ部材と、両クランプ
部材の間に設けられ、第2クランプ部材が一方の端部位
置(解除位置)にあるとき、送りスリーブ軸を通る面に
対して鋭角をなして傾斜し、第2クランプ部材が他方の
端部位置(クランピング位置)にあるとき、上記面に対
してほぼ平行に配置される複数個の締め付けピンと、2
個のクランプ部材に相互方向への習性を与える圧縮ばね
と、第1クランプ部材の少なくとも1個の開口を貫通す
る作動・張力ロッドであり、その締め付け方向に回転す
ると、まずハウジングに対する送りスリーブの回転によ
り次に第1クランプ部材に対する第2クランプ部材の回
転によって、送りストロークと次の締め付けストローク
においてハウジング内へ軸方向に引き込まれて締め付け
ピンを前記面に平行な締め付け位置へ直立させるように
第2クランプ部材に張力を以て回転不動に接続される前
記作動・張力ロッドとを備えたクランプ素子において、
締め付けピン(13)が送りスリーブ軸(A)からできるだけ
短い間隔(a)で第2クランプ部材(11)上に支持され、作
動・張力ロッド(10,10′)が第1クランプ部材(5′)の
中心開口(22)または第1クランプ部材(5)の直径方向対
向の2個の横手開口(9)を貫通し、該開口(9)が送りス
リーブ(2)の周方向で十分大きくて第1クランプ部材
(5)に対する第2クランプ部材(11)の回転を行うのに十
分なだけ作動・張力ロッド(10)を送りスリーブ(2)に対
して制限回転可能にしたことを特徴とするクランプ素
子。 - 【請求項2】 作動・張力ロッド(10′)が第1クランプ
部材(5′)の中心開口(22)を貫通する場合、締め付けピ
ン(13)が作動・張力ロッド(10′)の径方向外側でクラン
プ部材(5′)上に支持され、第2クランプ部材(11)が作
動・張力ロッド(10′)と一体であり、締め付けピン(13)
が作動・張力ロッドの直径方向対向側のそれぞれに設け
られ、締め付けピン(13)の領域で作動・張力ロッド(1
0′)に該ピン用の2個の直径方向対向凹み部(23)を形成
し、該凹み部を第2クランプ部材(11)側へ相互に接近さ
せ、その大きさを十分大きくして締め付けピン(13)が限
られた移動を無抵抗で行えるようにし、かつ、作動・張
力ロッド(10′)が凹み部領域でできるだけ大きな残余横
断面を有するようにしたことを特徴とする請求項1のク
ランプ素子。 - 【請求項3】 第1クランプ部材(5)が橋状に形成され
送りスリーブ(2)の一端に固着され、作動・張力ロッド
(10)が中空に形成され第1クランプ部材(5)の領域で該
ロッドの壁に直径方向対向の切除部(12)を形成し、該切
除部を周方向で十分大きくして作動・張力ロッド(10)の
送りスリーブ(2)に対して少なくとも30°だけ回転可能
にしたことを特徴とする請求項1のクランプ素子。 - 【請求項4】 切除部(12)が軸方向に延びる輪郭面(12
a,12b)を有し、該輪郭面が2個のクランプ部材(5,
11)の相互回転制限用停止面として機能し、橋状に形成
されたクランプ部材(5)の輪郭側面(8)と協動すること
を特徴とする請求項3のクランプ素子。 - 【請求項5】 各締め付けピン(13)が両端に球状カップ
(13a)を有し、両クランプ部材内にボール(14)を設け、
該ボールに締め付けピン(13)の球状カップ(13a)が当接
していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの
クランプ素子。 - 【請求項6】 作動・張力ロッド(10,10′)はそれがハ
ウジング(1)と合体する近辺で終端し、端部(10a)にハ
ウジングから突出するカップリングを有し、このカップ
リングを介してクランプ装置の駆動スピンドル(21)、特
に機械万力の駆動スピンドルへ張力を以て回転不動に接
続可能であることを特徴とする請求項1のクランプ素
子。 - 【請求項7】 ハウジングから突出する端部(10a)が中
空に形成され、駆動スピンドル(21)を貫通するカップリ
ング・ピン用の横手穴(20)を有することを特徴とする請
求項6のクランプ素子。
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