JPH06262502A - 石材加工機及び石材縦目地切り機 - Google Patents

石材加工機及び石材縦目地切り機

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Publication number
JPH06262502A
JPH06262502A JP4689793A JP4689793A JPH06262502A JP H06262502 A JPH06262502 A JP H06262502A JP 4689793 A JP4689793 A JP 4689793A JP 4689793 A JP4689793 A JP 4689793A JP H06262502 A JPH06262502 A JP H06262502A
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JP
Japan
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stone
stone material
fixing
fixing jig
guide rail
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Pending
Application number
JP4689793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Yamada
正男 山田
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MORI SETSUBI KK
Original Assignee
MORI SETSUBI KK
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Publication date
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の石材が配列固定された固定治具の回転
軸を垂直状態で回転させて石材の外側表面を円柱形状に
加工することができる石材加工機を提供する。 【構成】 上下に平行に設けられた上クロスビーム7及
び下クロスビーム5には、研削ユニット74を取着した
ガイドレール本体58が横送りスライドボックス38,
41を介して水平方向に移動可能に取着されている。
又、研磨ユニット125を取着したガイドビーム104
が横送りスライドボックス84,87を介して水平方向
に移動可能に取着されている。研削ユニット74には、
切削用砥石71と研削用砥石72が取着されている。さ
らに、研削ユニット74には縦目地切り用ユニット76
が着脱可能に取着される。又、研磨ユニット125に
は、研磨用砥石121が取着されている。中央には、石
材33が配列固定された固定治具29が、回転軸30を
垂直にした状態で設置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石材加工機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の柱を装飾することを目的
として大理石・御影石等から製作された柱装飾用石材が
普及している。この柱装飾用石材は、建築物の柱の表面
を覆うことができる断面弧形状の部分体として形成され
ている。そして、この部分体の石材を柱の表面全面に張
り合わせることにより、柱を石作りの円柱に見せるよう
にするものである。
【0003】この柱装飾用石材は以下のようにして製造
する。先ず、図21に示すように、等しい大きさの板状
に荒成形された複数の石材131を固定治具132の回
転軸133の周囲に環状に配列する。固定治具132
は、石材131の研削、研磨、横目地切り及び縦目地切
りのそれぞれの加工を通じて共通に使用される。固定治
具132は、回転中心となる回転軸133とその周囲に
複数の石材131を配列固定する2枚の固定板134,
135とから構成される。2枚の固定板134,135
には、それぞれボルトを挿通するための孔136が複数
個穿設されている。回転軸133の下端に固定された固
定板134の上に板状に荒成形した石材131を配列す
る。さらに、回転軸133に固定板135を挿通させ
て、配列した石材131の上に置く。そして、固定板1
34と固定板135のそれぞれの孔136にボルト13
7を連通させてナットにより締めつける。石材131
は、上下の固定板134,135により挟まれた状態で
固定される。
【0004】そして、各石材131を配列した固定治具
132を研削機にかける。この時、固定治具132は回
転軸133を水平にした状態で設置する。そして、研削
機により石材131の表面を研削して、石材131の断
面表面形状を固定治具132の回転軸133を中心とす
る円弧状にする。この状態を、図22に示す。
【0005】次に、研磨機を使用して、表面が断面円弧
状に研削された石材131を、固定治具132の回転軸
133が水平状態で研磨する。研磨が終了したら、その
各石材131の回転軸133方向の長さを決める。この
長さが石材131の高さとなる。すなわち、横目地切り
機に水平状態で設置して、石材131の長さ方向の両端
部において寸法を決める横目地線を全周にいれる。
【0006】次に、前記の固定治具132に固定された
状態の石材131を、固定治具132の回転軸133を
垂直にして縦目地切り機にかける。すなわち、隣合う石
材131の当接部である境界線131aを通るように、
縦目地切り用砥石を合わせる。この位置で縦目地切りを
行った後、順次別の境界線131aに縦目地切り用砥石
を合わせるようにしている。この縦目地切り機により、
円柱形状に加工された石材131の境界線131aを回
転軸133に垂直に切り直す。こうして、柱の外側に張
りつけられる1周分の柱装飾用石材が製造される。
【0007】又、石材131の外側を円錐台形状に研削
しようとする場合は、倣いを用いる専用機を使用して研
削している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の柱装
飾用石材の加工においては、複数の石材131を配列固
定した固定治具132を各工程ごとに専用加工機にかけ
なおさなければならないため、生産性が低いという問題
があった。
【0009】又、固定治具132に配列固定される各石
材131は、固定治具132にその上下から固定板13
4,135によりボルト137で締めつけられるだけで
あるため固定状態が不安定である。従って、石材131
が固定治具132から外れて脱落する可能性があるた
め、固定治具132の回転軸133を水平にして加工す
ると脱落の可能性が一層大きくなるという問題があっ
た。
【0010】又、石材131の外側を円錐台形状に研削
するためには、加工する円錐台の形状に合わせて用意し
た倣いを使用する専用機械にて行わなければならず、円
柱加工機を流用することができなかった。
【0011】又、石材131の縦目地切りを行う位置を
1箇所ずつ縦目地切り用砥石に合わせて設定していたた
め、作業時間がかかるという問題があった。本発明は上
記問題点を解決するためになされたものであって、その
目的は複数の石材が配列固定された固定治具の回転軸を
垂直状態で回転させて石材の外側表面を円柱形状に加工
することのできる石材加工機を提供することにある。
【0012】又、石材の外側表面を円錐台形状に加工で
きる石材加工機を提供することにある。又、石材の高さ
方向に縦目地切りを行う位置が容易に割り出せる縦目地
切り機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、複数の石材を回転軸を中心に環状に配列固
定する固定治具と、前記固定治具を回転軸が垂直な状態
で回転させるための回転手段と、石材の外側表面を曲面
状に加工するための加工手段とを備え、前記加工手段と
石材とを前記回転軸の軸線方向に相対移動させる移動手
段を設けたことをその要旨とする。
【0014】又、複数の石材を回転軸を中心に環状に配
列固定する固定治具と、前記固定治具を回転軸が垂直な
状態で回転させるための回転手段と、石材の外側表面を
曲面状に加工するための加工手段とを備え、前記加工手
段と石材とを前記回転軸と交わる直線上で相対移動させ
る移動手段を設けたことをその要旨とする。
【0015】又、複数の石材を固定治具により環状に配
列固定し、石材の高さ方向に縦目地切りを行う石材縦目
地切り機において、固定治具の回転軸に軸止され、か
つ、縦目地切り位置を決定するための平歯車と、平歯車
の歯数を検出する検出手段と、平歯車の歯に係合して平
歯車を固定する固定手段とを備えたことをその要旨とす
る。
【0016】
【作用】従って、本発明によれば複数の石材が、固定治
具の回転軸を中心に環状に配列固定される。この固定治
具は、回転軸が垂直な状態で回転手段により回転駆動さ
れる。そして、前記加工手段と石材とが回転軸の軸線方
向に相対移動されるため、石材の外側表面が曲面状に加
工される。
【0017】又、複数の石材が、固定治具の回転軸を中
心に環状に配列固定される。この固定治具は、回転軸が
垂直な状態で回転手段により回転駆動される。そして、
前記加工手段と石材とが回転軸と交わる軸線上で相対移
動されるため、石材の外側表面が曲面状に加工される。
従って、石材の外側表面が全体として円錐台形状に加工
される。
【0018】又、固定治具の回転軸に縦目地切り位置を
決定するための平歯車が軸支され、歯数が検出手段によ
り検出される。平歯車は、固定手段が歯に係合すること
により固定される。従って、歯数に基づいて固定治具の
回転が固定される。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図20に従って説明する。図1は石材加工機1の概略正
面図であって、図2〜4にその部分図を示すように、本
体の下部には中央部に前後方向に長く設けられたセンタ
ベースフレーム2と、センタベースフレーム2と平行に
左右にそれぞれ設けられたサイドベースフレーム3,3
が設けられてる。センタベースフレーム2の前部には左
右方向にそれぞれ延出してサブベースフレーム4,4が
連設されている。これらは、溝型鋼から構成されてい
る。センタベースフレーム2とサイドベースフレーム
3、3の上面には、下クロスビーム5が取着されてい
る。下クロスビーム5の上面において、サイドベースフ
レーム3,3と重なる左右の部分には角型鋼からなるサ
イドコラム6,6が垂直に取着されている。サイドコラ
ム6,6の上端には、上クロスビーム7が、それぞれ前
記下クロスビーム5と平行に取着されている。
【0020】左右のサイドコラム6,6の後方には、図
4に示すように、角型鋼からなるサイドサポートコラム
8,8がサイドベースフレーム3,3の後端上に垂直に
配設されている。サイドサポートコラム8,8は、それ
ぞれ前方のサイドコラム6,6に継ぎビーム9により連
結されている。又、サイドサポートコラム8,8の上端
は、継ぎビーム10を介して上クロスビーム7に連結さ
れている。又、センタベースフレーム2の後端には、上
クロスビーム7及び下クロスビーム5の後面に当接し
て、角型鋼からなるセンタコラム11が垂直に設けられ
ている。センタコラム11の上端は、上クロスビーム7
の上面と同じ高さになっている。以上により、本体のフ
レームが構成される。
【0021】図4に示すように、センタコラム11の上
端及び上クロスビーム7の上面から前方に延出するよう
に、板鋼材から構成される芯押し台フレーム12が設け
られている。芯押し台フレーム12の前端には、直方体
形状の芯押し台クイルハウジング13が取着されてい
る。芯押し台クイルハウジング13の内部には、図示し
ないライナを介して図示しないクイルが設けられてい
る。クイルの内部には、クイルを摺動して垂直方向に移
動する芯押し台ハウジング14が設けられている。芯押
し台ハウジング14の内部には、図示しないローラベア
リングを介して先端が円錐形状の芯押し台センタ軸15
が設けられている。又、芯押し台クイルハウジング13
の下部において前面及び左側面には、図示しないクラン
プ軸を芯押し台ハウジング14に押圧するクランプ16
がそれぞれ配設されている。以上の構成により、芯押し
台ユニット17が構成されている。
【0022】図1,4に示すように、前記芯押し台ユニ
ット17の下方において、前記センタベースフレーム2
の前部には、四角形状の金属箱からなるワーク駆動用モ
ータ箱18が配設されている。ワーク駆動用モータ箱1
8の内部には、回転手段としての高速ワーク回転用モー
タ19及び低速ワーク回転用モータ20がそれぞれ配設
されている。ワーク駆動用モータ箱18の上面中央部に
は高速ワーク回転用モータ19又は低速ワーク回転用モ
ータ20により回転されるワーク回転センタ軸21が垂
直方向に延出して設けられている。ワーク回転用センタ
軸21には、120枚の歯を有する平歯車22が固着さ
れている。この平歯車22の上面に突出したワーク回転
センタ軸21の先端部は、円錐形状に形成されている。
このワーク回転用センタ軸21は、前記芯押し台センタ
軸15と同一鉛直線上に配設されている。高速ワーク回
転用モータ19及び低速ワーク回転用モータ20は、い
ずれかを選択して使用することができるようになってい
る。
【0023】又、図9,10に示すように、ワーク回転
用モータ箱18の側部には、図示しないプランジャによ
り駆動される固定手段としてのストッパ駆動ロッド23
が側方に延出して設けられている。このストッパ駆動ロ
ッド23の先端には、ストッパ駆動バー24が軸支され
ている。ストッパ駆動バー24は、ストッパ駆動ロッド
23の上部に設けられたバー支持部25により回動可能
に支持されている。ストッパ駆動バー24の上端には、
一側面がラック形状に形成された歯車ストッパ26が固
着されている。歯車ストッパ26は、プランジャ即ちス
トッパ駆動ロッド23の作動により前記平歯車22に係
合又は遊離するようになっている。
【0024】又、ワーク回転用モータ箱18の上面に
は、平歯車22の外周位置に、平歯車22の歯を検出す
る検出手段としての近接センサ27が固設されている。
この平歯車22の歯数を近接センサ27が検出して、歯
数が所定数通過したときにプランジャがストッパ駆動ロ
ッド23を駆動して歯車ストッパ26を平歯車22に係
合させ、ワーク回転用センタ軸21の回転を停止させる
ようになっている。この平歯車22の歯数は、石材の縦
目地切りの位置設定に用いられる。すなわち、円柱を構
成する石材が8個である場合、その縦目地切りの数は8
となる。従って、平歯車22の歯数120を8で除した
15の歯数毎に平歯車22即ちワーク回転用センタ軸2
1を固定すると、石材の縦目地切りの位置が順次設定さ
れる。
【0025】又、平歯車22の上面には、ワーク回転用
金具28が取着されている。同ワーク回転用金具28の
基台28aは、平歯車22の上面に固着されている。基
台28aの上面には、互いに向き合うように設けられた
一対のブロック状の保持部28bが設けられている。そ
れぞれの保持部28bの中央には、同一直線上に位置す
るネジ孔が穿設されている。各ネジ孔には、互いに先端
が向き合う方向にボルト28cが螺合されている。各ボ
ルト28cは、保持部28bに出し入れすることができ
るようになっている。
【0026】図1,4に示すように、前記芯押し台セン
タ軸15とワーク回転用センタ軸21との間には、固定
手段としての固定治具29の回転軸30が着脱可能に取
着されている。この回転軸30の両端に図19に示すよ
うに円錐形状に形成された穿孔30aが各軸15,21
と嵌着されるようになっている。この回転軸30は、前
記芯押し台ハウジング14を芯押し台クイルハウジング
13内で上下することにより、着脱が自在にできるよう
になっている。回転軸30の下部には、フランジ31が
嵌着されている。このフランジ31には、その上面に円
盤状の固定板32がボルトにより止着される。この固定
板32の上には、板状に荒成形された円柱を構成する石
材33が配列される。さらに、石材33の上部には、前
記固定板32と同じ直径の固定板34が配置される。こ
れら上下の固定板32,34は、ボルト35により上下
で連結されるようになっている。そして、固定板32,
34の間に配列された石材33を固定するようにしてい
る。又、固定板32及び固定板34は、加工する円柱の
直径に応じた直径のものに交換ができるようになってい
る。
【0027】又、前記固定板32の下面には、図9,1
0に示すように、板状の係止部32aが下方に向かって
突設されている。この係止部32aは、前記ワーク回転
用金具28の一対のボルト28c間に挟持されるように
なっている。従って、平歯車22が回転すると、固定板
32、即ち固定治具29が一体に回転するようになって
いる。
【0028】図1に示すように、上クロスビーム7の右
側部前面には、左右方向に延びる横送りガイドレール3
6が固設されている。横送りガイドレール36は、図5
に示すように、H型鋼から構成されている。横送りガイ
ドレール36の前面側の溝36aの内側上下位置には、
左右方向に延びるガイドバー37が横送りガイドレール
36の長さだけ設けられている。横送りガイドレール3
6の溝36aには、四角形状の横送りスライドボックス
38が上下にガイドバー37を嵌合して摺動可能に取着
されている。横送りスライドボックス38の中央部に
は、左右方向に雌ネジが形成されている。
【0029】又、図1に示すように、下クロスビーム5
の右側部前面には、左右方向に延びる横送りガイドレー
ル39が取着されている。横送りガイドレール39は、
図7に示すように、H型鋼から構成されている。横送り
ガイドレール39の前面側の溝39aの内側上下位置に
は、左右方向に延びるガイドバー40が横送りガイドレ
ール39の長さだけ設けられている。横送りガイドレー
ル39の溝39aには、四角形状の横送りスライドボッ
クス41が上下にガイドバー40を嵌合して摺動可能に
取着されている。横送りスライドボックス38の中央部
には、左右方向に延びる雌ネジが形成されている。
【0030】図1に示すように、横送りガイドレール3
6と横送りガイドレール39は、その右端部において、
角型鋼からなるサブコラム42により連結されている。
又、横送りガイドレール36の右端部は、板状の取付板
43により封着されている。取付板43には、第1の駆
動手段としての減速機44が取着されている。減速機4
4からは、取付板43を介して横送りネジ45が横送り
ガイドレール36の溝36a中央に延出して設けられ、
前記横送りスライドボックス38の雌ネジに螺合されて
いる。減速機44の上部には、横送り駆動用モータ46
が取着されている。そして、減速機44の下部からは連
結軸47が下方に延出して設けられている。横送り駆動
用モータ46は、減速機44を介して横送りネジ45を
回転させ、横送りスライドボックス41を左右に移動さ
せる。又、同時に、連結軸47を回転させる。
【0031】同じく、図1に示すように、横送りガイド
レール39の右端部は、板状の取付板48により封着さ
れている。取付板48には、減速機49が取着されてい
る。減速機49からは、取付板48を介して横送りネジ
50が横送りガイドレール39の溝39a中央に延出し
て設けられ、前記横送りスライドボックス41の雌ネジ
に螺合されている。減速機49には、クラッチ51を介
して前記連結軸47が上方から連結されている。クラッ
チ51が接続された状態で横送り駆動用モータ46を回
転すると、減速機49を介して横送りネジ50が回転さ
せられ、横送りスライドボックススライドボックス41
が左右方向に移動する。クラッチ51を切った状態で横
送り駆動用モータ46を回転すると、その回転は減速機
49には伝えられず、横送りネジ45のみが回転するよ
うになっている。
【0032】図5に示すように、前記横送りスライドボ
ックス38の前面には、側断面がU字形状の取付板52
がボルトにより取着されている。取付板52の前面側に
は、図5,6に示すように上下方向に長く長孔52aが
穿設されている。長孔52aには、ドーナツ状の取付金
具53が遊嵌されている。取付金具53には、取付板5
2の内側において、長孔52aの左右方向の幅よりも大
きい直径を有する円盤状の案内板54が固着している。
案内板54の下端には、底面52bに当たらないための
切欠54aが形成されている。従って、取付金具53
は、長孔52aから前方に抜けることなく回動すること
ができるようになっている。又、取付金具53は、長孔
52aにおいて上下に移動することができるようになっ
ている。
【0033】又、図7に示すように、前記横送りスライ
ドボックス41の前面には、側断面がU字形状の取付板
55がボルトにより取着されている。取付板55の前面
側には、図7,8に示すように孔55aが穿設されてい
る。孔55aには、ドーナツ状の取付金具56が摺動可
能に嵌入されている。取付金具56には、取付板55の
内側において、孔55aの内径よりも大きい直径を有す
る円盤状の案内板57が固着している。案内板57の下
端には、底面55bに当たらないための切欠57aが形
成されている。従って、取付金具56は、孔55aから
前方に抜けることなく回動することができるようになっ
ている。前記取付金具53の回動できる回動角度と、取
付金具56の回動角度は等しくなるようになっている。
【0034】取付金具53,56の前面には、上下方向
に延びるガイドレール本体58が連結されている。すな
わち、ガイドレール本体58は、取付板52、55のそ
れぞれに対して、回動可能に取着されている。さらに、
ガイドレール本体58は、取付板52に対して上下方向
に相対移動ができるようになっている。すなわち、クラ
ッチ51が切られた状態で横送り駆動用モータ46が回
転すると、取付板52が取着された横送りスライドボッ
クス38のみが移動する。すると、取付板52の長孔5
2aと取付板55の孔55aとの間の距離が延びる。こ
の場合、ガイドレール本体58は、その下端において取
付金具56が孔55aに対して回動することにより取付
板55に保持される。又、ガイドレール本体58は、上
端において取付金具53が、長孔52aに対して回動し
ながら図6に示すAの位置からBの位置へと移動するこ
とにより取付板52に保持される。従って、図18に示
すように、ガイドレール本体58は、垂直方向から傾斜
した状態に設定されるようになっている。尚、ガイドレ
ール本体58の傾斜角度は、ガイドレール本体58の背
面に設けられた図示しない振り子目盛りにより視認する
ことができるようになっている。
【0035】又、クラッチ51が接続された状態で横送
り駆動用モータ46が回転すると、横送りスライドボッ
クス38、横送りスライドボックス41が同じ速度で左
右方向に移動する。従って、ガイドレール本体58は、
垂直状態又は傾斜した状態で平行移動することができる
ようになっている。
【0036】図1に示すように、前記ガイドレール本体
58の前面左右両側には、上下ガイド部材としてのガイ
ドレール59が上下方向に取着されている。又、左右の
ガイドレール59の中央位置には、上下送りネジ60が
ガイドレール59と平行に設けられている。この上下送
りネジ60は、ガイドレール本体58の上端において軸
支されている。さらに、ガイドレール本体58の上部に
は、上下送りネジ60を駆動する上下送りネジ駆動用モ
ータ61が配設されている。
【0037】図11に示すように、ガイドレール59に
は、上下スライドボックス62が上下移動可能に取着さ
れている。上下スライドボックス62の背面中央には、
軸受け62aがボルトにより取着されている。軸受け6
2aには、前記上下送りネジ60に螺合する雌ネジが形
成されている。上下スライドボックス62は、上下送り
ネジ60が回転するとガイドレール59上を移動するよ
うになっている。
【0038】上下スライドボックス62の前面にはスラ
イドベース63が固設され、図12に示すように、スラ
イドベース63の上下中央位置には、送りネジ63aが
水平方向に挿通して設けられている。又、スライドベー
ス63には、スライドサドル64が送りネジ63aの方
向に摺動可能に取着されている。スライドサドル64
は、ハンドル65により送りネジ63aを回転すること
によりスライドベース63上を移動するようになってい
る。スライドサドル64には、スイベルベース66がボ
ルトにより止着されている。そして、スイベルベース6
6には、スイベルボックス67が前面側から嵌着されて
いる。スイベルボックス67の背面外周には、環状のス
イベルボックスクランプ68が固着されている。
【0039】又、スイベルボックスクランプ68の外周
下側左半分には、スパイラルギア68aが形成されてい
る。そして、スイベルボックスクランプ68の下部に
は、スパイラルギア68aに螺合するスパイラルピニオ
ンギア69aを有するスパイラルピニオンギア軸69が
配設されている。このスパイラルピニオンギア軸69の
先端には、必要に応じて図示しないハンドルを装着する
ことができるようになっている。ハンドルをスパイラル
ピニオンギア軸69に装着して回転すると、スパイラル
ピニオンギア69aがスパイラルギア68aが設けられ
たスイベルボックスクランプ68をスイベルベース66
を軸として回転させる。従って、スイベルボックス67
は、スイベルベース66を軸として90度回転するよう
になっている。
【0040】スイベルボックス67の前面には、直方体
形状の回転軸ブロック70が固設されている。回転軸ブ
ロック70の上下両側面(図12において)には回転軸
70aが突出されていて、その下側の回転軸70aには
切削用砥石71が固着され、上側の回転軸70aには研
削用砥石72が固着されている。又、回転軸ブロック7
0の右側面(図12において正面)には、研削用モータ
73が配設され、前記各回転軸70a、即ち切削及び研
削用砥石71,72を回転させるようになっている。そ
して、本実施例ではこの回転軸ブロック70、回転軸7
0a、砥石71,72及び研削用モータ73等で加工手
段としての研削ユニット74を構成している。
【0041】従って、研削ユニット74は、図13,1
4に示すように、スパイラルピニオンギア軸69を回す
ことにより、ガイドレール本体58の移動する垂直面に
垂直な軸を中心として90度回転することができる。即
ち、荒成形のための切削及び横目地切りを行う場合は、
図13に示すように、回転軸70aを垂直にして切削用
砥石71を水平にして使用することができる。又、研削
を行う場合は、図14に示すように、回転軸ブロック7
0の回転軸70aを水平状態にして研削用砥石72を垂
直にして使用するようにする。
【0042】前記回転軸ブロック70の前面には、側断
面「コ」型形状のホルダボックス75が固着されてい
る。このホルダボックス75には、研削ユニット74が
図13に示す状態において、縦目地切りユニット76が
着脱可能に取着されるようになっている。
【0043】図15に示すように、縦目地切りユニット
76は、ホルダボックス75に嵌合する角柱形のホルダ
77を有している。ホルダ77の先端には、主軸筒78
が直角方向に固着され、主軸筒78の一端には縦目地切
り用モータ79が取着されている。主軸筒78の内部に
は、縦目地切り用モータ79の図示しない回転軸が挿通
し、回転軸の先端には縦目地切り用砥石80が取着され
ている。又、主軸筒78の先端には、縦目地切り用砥石
80を覆うように研削屑飛散防止用のカバー81が取着
されている。縦目地切りユニット76は、ホルダ77を
回転軸ブロック70のホルダボックス75に嵌入するこ
とにより、研削ユニット74に装着されるようになって
いる。尚、縦目地切り用砥石80は、縦目地切り用モー
タ79の回転軸方向に移動調節ができるようになってい
る。
【0044】次に、石材加工機1の左側に設けた研磨ユ
ニットについて説明する。尚、研磨ユニット125を支
持する機構は、前述した研削ユニット74を支持する機
構と基本的に同じであるため、説明の便宜上同じ図面を
使用して説明する。
【0045】図1に示すように、上クロスビーム7の左
側部前面には、左右方向に延びる横送りガイドレール8
2が固設されている。横送りガイドレール82は、図5
に示すように、H型鋼から構成されている。横送りガイ
ドレール82の前面側の溝82aの内側上下位置には、
左右方向に延びるガイドバー83が横送りガイドレール
82の長さだけ設けられている。横送りガイドレール8
2の溝82aには、四角形状の横送りスライドボックス
84が上下にガイドバー82を嵌合して摺動可能に取着
されている。横送りスライドボックス84の中央部に
は、左右方向に雌ネジが形成されている。
【0046】又、図1に示すように、下クロスビーム5
の左側部前面には、左右方向に延びる同じく横送りガイ
ドレール85が取着されている。横送りガイドレール8
5は、図7に示すように、H型鋼から構成されている。
横送りガイドレール85の前面側の溝85aの内側上下
位置には、左右方向に延びるガイドバー86が横送りガ
イドレール85の長さだけ設けられている。横送りガイ
ドレール85の溝85aには、四角形状の横送りスライ
ドボックス87が上下にガイドバー86を嵌合して摺動
可能に取着されている。横送りスライドボックス87の
中央部には、左右方向に延びる雌ネジが形成されてい
る。
【0047】図1に示すように、横送りガイドレール8
2と横送りガイドレール85は、その右端部において角
型鋼からなるサブコラム88により連結されている。
又、横送りガイドレール82の左端部は、板状の取付板
89により封着されている。取付板89には、減速機9
0が取着されている。減速機90からは、取付板89を
介して横送りネジ91が横送りガイドレール82の溝8
2a中央に延出して設けられ、前記横送りスライドボッ
クス84の雌ネジに螺合されている。減速機90の上部
には、横送り駆動用モータ92が取着されている。そし
て、減速機90の下部からは連結軸93が下方に延出し
て設けられている。横送り駆動用モータ92は、減速機
90を介して横送りネジ91を回転させ、横送りスライ
ドボックス84を左右方向に移動させる。又、横送り駆
動用モータ92は、同時に連結軸93を回転させる。
【0048】又、横送りガイドレール85の左端部は、
板状の取付板94により封着されている。取付板94に
は、減速機95が取着されている。減速機95からは、
取付板94を介して横送りネジ96が横送りガイドレー
ル85の溝85a中央に延出して設けられ、前記横送り
スライドボックス87の雌ネジに螺合されている。減速
機95には、クラッチ97を介して前記連結軸93が上
方から連結されている。クラッチ97が接続された状態
で横送り駆動用モータ92を回転すると、減速機95を
介して横送りネジ96が回転させられ、横送りスライド
ボックス87が左右方向に移動する。クラッチ97を切
った状態で横送り駆動用モータ92を回転すると、その
回転は減速機95には伝えられず、横送りネジ91のみ
が回転するようになっている。
【0049】図5に示すように、前記横送りスライドボ
ックス84の前面には、側断面がU字形状の取付板98
がボルトにより取着されている。取付板98の前面側に
は、図5,6に示すように上下方向に長く長孔98aが
穿設されている。長孔98aには、ドーナツ状の取付金
具99が遊嵌されている。取付金具99は、取付板98
の内側において、長孔98aの左右方向の幅よりも大き
い直径を有する円盤状の案内板100に取着されてい
る。案内板100の下端には、底面98bに当たらない
ための切欠100aが形成されている。従って、取付金
具99は、長孔98aから前方に抜けることなく回動す
ることができるようになっている。又、取付金具99
は、長孔98aにおいて上下に移動することができるよ
うになっている。
【0050】又、図7に示すように、前記横送りスライ
ドボックス87の前面には、側断面がU字形状の取付板
101がボルトにより取着されている。取付板101の
前面側には、図7,8に示すように孔101aが穿設さ
れている。孔101aには、ドーナツ状の取付金具10
2が摺動可能に嵌入されている。取付金具102は、取
付板101の内側において、孔101aの内径よりも大
きい直径を有する円盤状の案内板103に取着されてい
る。案内板103の下端には、底面101bに当たらな
いための切欠103aが形成されている。従って、取付
金具102は、孔101aから前方に抜けることなく回
動することができるようになっている。前期取付金具1
02の回動できる回動角度と、取付金具102の回動角
度は等しくなるようになっている。
【0051】取付金具99、102の前面には、図1に
示すように、上下方向に延びるガイドビーム104が連
結されている。すなわち、ガイドビーム104は、取付
板98,101のそれぞれに対して、回動可能に取着さ
れている。さらに、ガイドビーム104は、取付板98
に対して上下方向に相対移動ができるようになってい
る。すなわち、クラッチ97が切られた状態で横送り駆
動用モータ92が回転すると、取付板98が取着された
横送りスライドボックス84のみが移動する。すると、
取付板98の長孔98aと取付板101の孔101aと
の間の距離が延びる。この場合、ガイドビーム104
は、その下端において取付金具102が孔101aに対
して回動することにより取付板101に保持される。
又、ガイドビーム104は、上端において取付金具99
が、長孔98aに対して回動しながら図6に示すAの位
置からBの位置へと移動することにより取付板98に保
持される。従って、図18に示すように、ガイドビーム
104は、垂直方向から傾斜した状態に設定されるよう
になっている。尚、ガイドビーム104の傾斜角度は、
ガイドビーム104の背面に設けられた図示しない振り
子目盛りにより視認することができるようになってい
る。
【0052】又、クラッチ97が接続された状態で横送
り駆動用モータ92が回転すると、横送りスライドボッ
クス84、横送りスライドボックス87が同じ速度で左
右方向に移動する。従って、ガイドビーム104は、垂
直状態又は傾斜した状態で平行移動することができるよ
うになっている。
【0053】図1に示すように、ガイドビーム104の
前面の溝104a中央部分には、ラックギア105が上
下方向に取着されている。又、溝104aの内側両側面
には、内バー106がラックギア105と平行に相対向
して設けられている。さらに、ガイドビーム104の左
右両外側面には、外バー107がラックギア105と平
行に互いに外側を向くように配設されている。
【0054】図17に示すように、ガイドビーム104
には、内バー106に当接して回転する内カムフォロワ
108及び外バー107に当接して回転する外カムフォ
ロア109を介して、水平断面「コ」型形状のサドル1
10が移動可能に取着される。すなわち、サドル110
の前板背面には内バー106に当接する一対の内カムフ
ォロア108が上下に2組配設されている。又、サドル
110の左右両側部内側には、それぞれ外バー107の
両側から当接する一対の外カムフォロア109がそれぞ
れ上下に2組配設されている。従って、サドル110
は、ガイドビーム104に対して上下方向に移動可能と
なっている。前記ラックギア105には、ピニオンギア
111が螺合されている。ピニオンギア111は、サド
ル110の背面側に軸支されている。
【0055】図16に示すように、サドル110の前面
には、ピニオンギア111に連結した第2の駆動手段と
しての上下送りギアボックス112が配設されている。
上下送りギアボックス112には、同じく上下送りモー
タ113が連結されている。この上下送りモータ113
は、上下送りギアボックス112を介してピニオンギア
111を回転させるようになっている。ピニオンギア1
11がラックギア105上を回転すると、サドル110
がガイドビーム104を上下するようになっている。
【0056】図16に示すように、サドル110の前面
下部には、断面「コ」形状の主軸ベース114が前方に
延出して配設されている。この主軸ベース114の先端
側上面には、前後方向に長くスライドベース115が取
着されている。スライドベース115には、前後方向に
摺動可能なスライドボックス116が取着されている。
スライドボックス116の上には、左右方向に長くスラ
イドシュー117が固設されている。スライドシュー1
17には、左右方向に摺動可能な出入スライドボックス
118が取着されている。出入スライドボックス118
の上面には、直方体形状の箱からなる回転軸ブロック1
19が固設されている。回転軸ブロック119の回転軸
の正面側(図16において)の一端には、駆動プーリ1
20が固着されている。又、回転軸ブロック119の回
転軸の背面側(図16において)の一端には、研磨用砥
石121が固着されている。さらに、回転軸ブロック1
19の上部には、研磨用モータ122が配設されてい
る。研磨用モータ122の回転軸には、モータプーリ1
23が固着されている。モータプーリ123と前記駆動
プーリ120には、両者を連結してベルト124が取着
されている。研磨用モータ122が駆動すると、研磨用
砥石121が回転するようになっている。本実施例で
は、回転軸ブロック119、研磨用砥石121及び研磨
用モータ122等により加工手段としての研磨ユニット
125を構成している。研磨ユニット125は、着脱可
能な図示しないハンドルを操作してスライドボックス1
16、出入スライドボックス118を動かすことによ
り、左右及び前後方向に移動可能となっている。
【0057】尚、横送りガイドレール36,39,8
2,及び85の前面において、取付板52,55,98
及び101の内側には、側断面「L字」形状の取付金具
126を介して着脱可能に溝36a,39a,82a,
及び85aを覆うカバー127が取着されるようになっ
ている。
【0058】上記石材加工機1は、図示しない制御板に
接続されている。この制御板には、前記高速ワーク回転
用モータ19、低速ワーク回転用モータ20、横送り駆
動用モータ46,92、上下送りネジ駆動用モータ6
1、研削用モータ73、上下送りモータ113及び研磨
用モータ122の操作スイッチが設けられている。又、
インバータ装置が設けられており、高速用ワーク回転用
モータ19及び低速用ワーク回転用モータ20の回転数
を細かく設定することができるようになっている。さら
に、平歯車22の歯数を設定するカウンタが設けられて
いる。近接センサ27が検出する平歯車22の歯数が設
定した歯数に達すると、高速ワーク回転用モータ19あ
るいは低速ワーク回転用モータ20が停止する。そし
て、プランジャが駆動して歯車ストッパ26を回転が停
止した平歯車22に係合して、固定治具29を固定保持
するようになっている。
【0059】以上のように構成された石材加工機1の操
作方法について述べる。先ず、図19に示すように、荒
成形された板状の石材33を、固定治具29の回転軸3
0に取着された固定板32の上で環状に配列する。そし
て、固定板34を回転軸30に挿通させて、石材33が
上下から固定板32,34により挟まれるようにする。
そして、複数のボルト35を固定板32と固定板34と
に挿通させてナットで締めつける。従って、石材33
は、上下の固定板32と固定板34とにより保持され
る。
【0060】次に、石材33が配列された固定治具29
を、石材加工機1のワーク回転用モータ箱18の上部に
移動する。そして、回転軸30の下端の穿孔30aをワ
ーク回転用センタ軸21に嵌合させるとともに、固定板
32下部の係止部32aをワーク回転用金具28のボル
ト28c間に係止させる。さらに、芯押し台ユニット1
7の芯押し台ハウジング14を下降させて、回転軸30
の上端の穿孔30aに芯押し台センタ軸15を嵌合させ
たのち、芯押し台ハウジング14をクランプ16により
固定する。こうして、石材33を配列固定した固定治具
29を、石材加工機1にセットする。次に、研削ユニッ
ト74のスパイラルピニオンギア軸69を回して研削ユ
ニット74を回転させ、図13に示すように、回転軸ブ
ロック70の回転軸を垂直にして切削用砥石71を水平
位置に配置する。そして、横送り駆動用モータ46を駆
動して、研削ユニット74を固定治具29側に移動さ
せ、切削用砥石71を石材33の周囲に分割線33aを
入れることができる位置に調節する。そして、研削用モ
ータ73を駆動して、切削用砥石71を回転させるとと
もに、低速ワーク回転用モータ20を駆動して、固定治
具29を低速で回転させる。さらに、上下送りネジ駆動
用モータ61を駆動して、研削ユニット74を上下に移
動させて、切削用砥石71により石材33の全周に上か
ら下まで螺旋状の分割線33aを入れる。
【0061】次に、研削ユニット74を回転して、図1
4に示すように、回転軸ブロック70の回転軸を水平に
して研削用砥石72を垂直位置に配置する。そして、横
送り駆動用モータ46を駆動して、研削ユニット74の
位置を移動させ、研削用砥石72を分割線33aにより
分割された石材33外側の余分な部分を切り落とすこと
ができる位置に調節する。そして、研削用モータを駆動
して研削用砥石72を回転させるとともに、低速ワーク
回転用モータ20又は高速ワーク回転用モータ19を駆
動して固定治具29を回転させる。さらに、上下送り用
モータ61を駆動して研削ユニット74を上下に移動さ
せて、研削用砥石72により分割線33aにより細かく
分割された石材33外側の余分な部分を切り落とす。研
削用砥石72の位置の微調整は、ハンドル65を回転し
てスライドサドル64を移動することにより、研削ユニ
ット74を移動させて行う。
【0062】石材33外側の余分な部分を切り落とした
のち、ハンドル65を回転して研削ユニット74を段階
的に固定治具29側に移動させて、石材33の研削を行
う。以上のようにして、石材33の外側を円柱形状に研
削する。
【0063】石材33の研削が終了したら、横送り駆動
用モータ46を駆動して研削ユニット74を固定治具2
9から離す。次に、横送り駆動用モータ92を駆動し
て、研磨ユニット125を固定治具29側に移動して、
研磨ユニット125の研磨用砥石121を石材33の外
側表面に当接する位置に調節する。そして、研磨用モー
タ122を駆動して、回転させるとともに、低速ワーク
回転用モータ20又は高速ワーク回転用モータ19を駆
動して固定治具33を回転させる。さらに、上下送りモ
ータ113を駆動して研磨ユニット123を上下させ、
研磨用砥石121により石材33の外側全体を研磨す
る。研磨量の微調整は、出入スライドボックス118を
ハンドルにより動かすことにより、研磨ユニット125
を移動させて行う。さらに、スライドボックス116又
は出入スライドボックス118を移動調節して、研磨用
砥石121の石材33外側への当接位置を調節して研磨
ムラが生じないようにする。研磨は、研磨用砥石121
の粒度を荒仕上げ、中仕上げそして仕上げへと順次変え
て繰り返して行い、石材33を仕上げるようにする。
【0064】研磨が終了したら、研削ユニット74を回
転して、切削用砥石71を水平位置に配置する。そし
て、研削ユニット74の上下位置を石材33の上端及び
下端でそれぞれ設定して、研削用モータ73を駆動して
切削用砥石71を回転させるとともに、低速ワーク回転
用モータ20又は高速ワーク回転用モータ19を駆動し
て固定治具29を回転させる。さらに、横送り駆動用モ
ータ46を駆動して切削用砥石71を横目地切りを行う
位置に調節する。以上のようにして、石材33の上端及
び下端の全周に横目地切り線が切られ、石材33の高さ
方向の長さが決定される。横目地切り線を入れた後、研
削ユニット74の回転軸ブロック70から切削用砥石7
1及び研削用砥石72を取り外す。
【0065】次に、回転軸が垂直にされた状態の研削ユ
ニット74に、縦目地切りユニット76をホルダボック
ス75にホルダ77を嵌入することにより取りつける。
従って、縦目地切りユニット76の縦目地切り用砥石8
0は、垂直位置に配置される。次に、固定治具29を回
転して、各石材33間の境界線33bが縦目地切り用砥
石80の切り込み線に一致するようにする。そして、ス
トッパ駆動ロッド23を作動して、平歯車22に歯車ス
トッパ26を係合させ、固定治具29が回転しないよう
に平歯車22を固定する。このとき、境界線33bが縦
目地切り用砥石80の切り込み線と一致しない場合は、
平歯車22上のワーク回転用金具28のボルト28cを
出し入れすることにより係止部32aを移動して、固定
治具29の平歯車22に対する位置を調整する。そし
て、境界線33bを、縦目地切り用砥石80の切り込み
線によく一致させる。
【0066】次に、固定治具29に配列された石材33
の数で、平歯車22の歯数の120を除する。例えば、
石材33の数、すなわち縦目地切り線の数が8であれ
ば、隣合う縦目地切り線間の回転角度は、平歯車22の
歯数15に対応する角度に相当する。この得られた数字
15を、制御板に入力する。そして、縦目地切り用モー
タ79を駆動して縦目地切り用砥石80を回転させる。
次に、ハンドル65を回転してスライドサドル64を固
定治具29側に移動し、縦目地切り用砥石80が石材3
3の所定の縦目地切り深さに達するように操作する。そ
して、上下送りネジ駆動用モータ61を駆動して縦目地
切りユニット76を上下に移動させて、石材33の境界
線33b上に縦目地切り線を切り込む。設定した境界線
33b上での縦目地切りが終了したら、再びハンドル6
5を操作して、スライドサドル64を固定治具29から
離反させる。そして、低速ワーク回転用モータ20を駆
動して固定治具29を回転させると、近接センサ27が
平歯車22の歯数をカウントして制御板に出力する。歯
数が15になったところで低速ワーク回転用モータ20
が停止して固定治具29の回転が停止し、プランジャが
駆動して平歯車22に歯車ストッパ26が嵌合する。従
って、固定治具29は、次の境界線33bが縦目地切り
用砥石80の切り込み線に一致したところで固定保持さ
れる。この状態で、再び前述のようにして石材33の境
界線33bに縦目地切り線を切り込む。このようにし
て、石材33の全ての境界線33b上に縦目地切り線を
切り込んでいく。尚、上記の作業を行った後、縦目地切
り用砥石80の位置を回転軸方向に移動調節して再び縦
目地切りを行うことにより、石材33の実円周長さを任
意に調節することができる。
【0067】尚、カバー127が溝36a,39a,8
2a,及び85aを前面から覆っているため、研削粉や
水等が入ることが防止される。以上のようにして、石材
33の外側を円柱形状に研削成形することができる。
【0068】又、本石材加工機1によれば、図20に示
すように、固定板32及び固定板34に板状の補助治具
128を石材129の数だけ取りつけることにより、石
材129により構成される円柱の最大直径が2000m
mまでの円柱加工をすることができる。
【0069】又、本石材加工機1によれば、石材33の
外側を円錐台形状に加工することもできる。先ず、クラ
ッチ51を外して、連結軸47と減速機49との接続を
解除する。そして、横送りネジ駆動用モータ46を駆動
して、横送りスライドボックス38を固定治具29側に
移動させる。この場合、減速機49は作動しないため、
横送りスライドボックス41は移動しない。従って、ガ
イドレール本体58の上部が固定治具29側に移動して
下部は移動しない。すなわち、ガイドレール本体58は
固定治具29側に傾斜する。そして、ガイドレール本体
58の傾斜角度を、背面に設けられた振り子目盛りによ
り所定の角度に設定する。
【0070】次に、クラッチ97を外して、連結軸93
と減速機95との接続を解除する。そして、横送りネジ
駆動用モータ92を駆動して、横送りスライドボックス
84を固定治具29側に移動させる。この場合、減速機
95は作動しないため、横送りスライドボックス87は
移動しない。従って、ガイドビーム104の上部が固定
治具29側に移動して下部は移動しない。すなわち、ガ
イドビーム104は固定治具29側に傾斜する。そし
て、ガイドビーム104の傾斜角度を、背面に設けられ
た振り子目盛りにより前記ガイドレール本体58の傾斜
角度に調節する。
【0071】こうして、ガイドレール本体58及びガイ
ドビーム104は図18に示すように傾斜した状態で保
持され、研削ユニット74及び研磨ユニット125はそ
の傾斜角度で作動することが可能になる。
【0072】又、加工する石材33を固定する固定治具
29の固定板32,34は、図18に示すように研削ユ
ニット74及び研磨ユニット125の傾斜角度に合わせ
て、上下で異なる直径の固定板32,34を組み合わせ
て使用するようにする。
【0073】この状態で石材33の外側を円柱形状に研
削及び研磨したときと同様にして、石材33外側の研削
及び研磨を行うことにより、配列された石材33の外側
を円錐台形状に研削及び研磨することができる。
【0074】以上のように、本実施例の石材加工機1に
よれば、荒成形された石材33が配列固定された固定治
具29の回転軸30が垂直に設置される。そして、固定
治具29に対して移動可能に研削ユニット74、研磨ユ
ニット125が配設されるとともに、縦目地切りユニッ
ト76を研削ユニット74に取りつけて使用することが
できる。従って石材33を配列固定した固定治具29の
回転軸30を垂直状態のままで移動することなく研削、
研磨、横目地切り及び縦目地切りを行うことができるた
め、生産性を高めることができる。又、固定治具29か
ら石材33が脱落する可能性が小さくなり、作業時の安
全性が向上する。
【0075】又、平歯車22の歯数を縦目地切りを行う
数で分割した歯数毎に平歯車22が歯車ストッパ26に
より固定される。従って、石材33の境界線33bが、
縦目地切り用砥石に対して順次設定される。
【0076】又、ガイドレール本体58を傾斜させるこ
とができるため、研削ユニット74が傾斜した状態で研
削加工を行うことができる。又、ガイドビーム104を
同様に傾斜させることができるため、研磨ユニット12
3がした状態で研磨を行うことができる。従って、配列
された石材33の外側を円錐台形状に研削加工すること
ができる。
【0077】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次のよ
うにすることもできる。 (1) 上記実施例では、横送りガイドレール36と横
送りガイドレール82又、横送りガイドレール39と横
送りガイドレール85をそれぞれ左右別体に設けたが、
それぞれを一体としてもよい。
【0078】(2) 上記実施例では、縦目地切りユニ
ット76を着脱可能に設けたが、これは設けなくともよ
い。 (3) 上記実施例では、研削ユニット74の回転軸を
垂直にして切削用砥石71により石材33に分割線33
a及び横目地切り線を切り込んだが、これは行わなくて
もよい。
【0079】(4) 上記実施例では、縦目地切りユニ
ット76により石材33の境界線33bの縦目地切りを
行ったが、境界線33b以外の縦目地切りにおいて使用
してもよい。
【0080】(5) 上記実施例では、ガイドレール本
体58及びガイドビーム104を傾斜させて、石材33
の外側を円錐台形状に研削するようにしたが、この傾斜
のための機構を設けなくてもよい。
【0081】(6) 上記実施例では、ガイドレール本
体58及びガイドビーム104の上端を固定治具29側
に傾斜させたが、両者を固定治具29と反対の外側に傾
斜させるようにしてもよい。
【0082】(7) 上記実施例では、歯車22の歯数
により石材33の縦目地切り位置を順次設定するように
したが、目視により行うようにしても良い。 (8) 上記実施例では、回転軸30を垂直に配置され
る石材加工機の固定治具29において縦目地切りユニッ
ト76により縦目地切りを行ったが、回転軸30が垂直
に配置されない石材加工機の固定治具29において行っ
てもよい。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数の石材が配列固定された固定治具の回転軸を垂直状態
で回転させて石材の外側表面を円柱形状に加工すること
ができる優れた効果を奏する。
【0084】又、石材の外側表面を円錐台形状に加工で
きる優れた効果を奏する。又、石材の高さ方向に縦目地
切りを行う位置が容易に割り出せるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての石材加工機を示す概
略正面図である。
【図2】本体のベースの構成を示す下部平面図である。
【図3】本体の基本構成を示す正面図である。
【図4】本体の基本構成を示す側面図である。
【図5】上クロスビームと取付板及びガイドレール本体
又はガイドビームとの取付状態を示す断面図である。
【図6】ガイドレール本体又はガイドビームが取付板に
対して連動する状態を示す説明図である。
【図7】下クロスビームと取付板及びガイドレール本体
又はガイドビームとの取付状態を示す断面図である。
【図8】ガイドレール本体又はガイドビームが取付板に
対して回動する状態を示す説明図である。
【図9】平歯車及びワーク回転用金具を示す概略平面図
である。
【図10】平歯車と歯車ストッパ及びワーク回転用金具
を示す概略側面図である。
【図11】ガイドレール本体と上下スライドボックスと
の取付状態を示す平断面図である。
【図12】上下スライドボックスと研削ユニットとの取
付状態を示す一部側断面図である。
【図13】研削ユニットを回転軸が垂直になるように配
置した状態を示す説明図である。
【図14】研削ユニットを回転軸が水平になるように配
置した状態を示す説明図である。
【図15】縦目地切りユニットの概略斜視図である。
【図16】サドルと研磨ユニットとの取付状態を示す概
略側面図である。
【図17】ガイドビームとサドルとの取付状態を示す平
断面図である。
【図18】ガイドレール本体及びガイドビームを傾斜さ
せた使用状態を示す概略正面図である。
【図19】石材の外側に分割線を切り込んだ状態を示す
説明図である。
【図20】固定板に補助治具を取りつけた使用状態を示
す説明図である。
【図21】従来例の固定治具に石材を固定する状態を示
す説明図である。
【図22】石材の外側を研削した状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
19…高速ワーク回転用モータ、20…低速ワーク回転
用モータ、22…平歯車、23…固定手段としてのスト
ッパ駆動ロッド、24…ストッパ駆動バー、25…バー
支持部、26…歯車ストッパ、27…検出手段としての
近接センサ、29…固定治具、30…回転軸、33…石
材、58…移動手段としてのガイドレール本体、62…
移動手段としての上下スライドボックス、74…加工手
段としての研削ユニット、104…移動手段としてのガ
イドビーム、110…移動手段としてのサドル、125
…加工手段としての研磨ユニット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の石材(33)を回転軸(30)を
    中心に環状に配列固定する固定治具(29)と、 前記固定治具(29)を回転軸(30)が垂直な状態で
    回転させるための回転手段(19,20)と、 石材(33)の外側表面を曲面状に加工するための加工
    手段(74,125)とを備え、 前記加工手段(74,125)と石材(33)とを前記
    回転軸(30)の軸線方向に相対移動させる移動手段
    (58,62,104,110)を設けたことを特徴と
    する石材加工機。
  2. 【請求項2】 複数の石材(33)を回転軸(30)を
    中心に環状に配列固定する固定治具(29)と、 前記固定治具(29)を回転軸(30)が垂直な状態で
    回転させるための回転手段(19,20)と、 石材(33)の外側表面を曲面状に加工するための加工
    手段(74,125)とを備え、 前記加工手段(74,125)と石材(33)とを前記
    回転軸(30)と交わる直線上で相対移動させる移動手
    段(58,62,104,110)を設けたことを特徴
    とする石材加工機。
  3. 【請求項3】 複数の石材(33)を固定治具(29)
    により環状に配列固定し、石材(33)の高さ方向に縦
    目地切りを行う石材縦目地切り機において、 固定治具(29)の回転軸(30)に軸止され、かつ、
    縦目地切り位置を決定するための平歯車(22)と、 平歯車(22)の歯数を検出する検出手段(27)と、 平歯車(22)の歯に係合して平歯車(22)を固定す
    る固定手段(23,24,25,26)とを備えたこと
    を特徴とする石材縦目地切り機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105436904A (zh) * 2015-12-25 2016-03-30 湖南远扬煤机制造有限公司 一种矿用提升机主轴装置刹车盘车、磨加工装置
CN107414644A (zh) * 2017-06-30 2017-12-01 嘉善中正电子科技有限公司 一种用于新材料的自动加工设备
CN108544666A (zh) * 2018-07-10 2018-09-18 王子元 一种多轴多锯片石材加工机及加工方法

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CN107414644B (zh) * 2017-06-30 2019-06-07 嘉善中正电子科技有限公司 一种用于新材料的自动加工设备
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