JPH06262375A - 銅または銅合金の低温拡散接合方法およびそれを用いた導電ペーストおよび多層配線基板の製造方法 - Google Patents
銅または銅合金の低温拡散接合方法およびそれを用いた導電ペーストおよび多層配線基板の製造方法Info
- Publication number
- JPH06262375A JPH06262375A JP5134404A JP13440493A JPH06262375A JP H06262375 A JPH06262375 A JP H06262375A JP 5134404 A JP5134404 A JP 5134404A JP 13440493 A JP13440493 A JP 13440493A JP H06262375 A JPH06262375 A JP H06262375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- conductive paste
- wiring board
- oxide film
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
とができ、さらに、この原理を応用して簡便な工法を使
用しつつ、電気特性に優れた多層配線基板の製造方法を
提供する。 【構成】 少なくとも一方が銅または銅合金表面に貴金
属薄膜層、酸化膜除去剤層または銅またはそれらの合金
からなる導電性粉末と活性剤とを主たる構成要素とする
導電ペースト層を設けた金属同士を170度以上の温度
で加熱加圧することにより金属同士を接合する。さらに
この接続原理を応用して、絶縁性接着層1の所定の部分
に開けた孔2に貴金属、銅またはそれらの合金からなる
導電性粉末と活性剤とを主たる構成要素とする導電ペー
スト3を刷り込んだ後、銅箔5、5’で絶縁性接着層1
を挟み、170℃以上の温度で加熱プレスして多層配線
基板を製造する。
Description
ロニクス産業で広く使用されている銅または銅合金の接
合方法と、その原理を応用した導電ペースト及び同じ原
理により製造される多層配線基板の製造方法に関するも
のである。
広く使用されてきた。これら金属の加工に際して2つ以
上の部材を接合するために古くから多くの技術が実施さ
れてきたが、一般的な接合方法としては半田付けに代表
される蝋付けが広く行われている。マイクロエレクトロ
ニクス分野においては特殊な例としては超音波接続も行
われているが、一般的に信頼性のある電気的接続をおこ
なおうとすれば半田付けまたは蝋付けによる接続がが唯
一のものであった。
板が使用されている。多層配線板は配線層間を接続する
ビアホールの製造方法により2種類に分類される。その
一つはビアホール内の導電膜ををめっきで形成する方法
であり、他の一つはビアホールを導電性ペーストで形成
するものである。
類に分類され、その一つは通常銀スルーホール配線板と
して知られる貴金属粉体とバインダ樹脂とからなる導電
ペーストを用するものである。もう一つは金属粉末と半
田粉末とを導電要素として使用する導電ペーストを使用
するものであり、この場合は加熱することにより半田が
溶融して金属粉末を結合し、導電経路を形成するもので
ある。
よる接続は鉛、錫などの異種金属を使用するため、使用
環境によっては腐食を発生し、かつ、金属間化合物の形
成を伴うため、接続部分が脆弱であって繰り返しストレ
ス等によりクラックを発生し易い問題点がある。超音波
による接続は上記問題は含まないものの、きわめて小さ
な接続面積しか得られず、一般への応用は困難である。
本発明の目的は信頼性に優れた新規な銅または銅合金の
接続方法を提供することである。
き法によるビアホールは導電層が金属銅であるため、導
電性、信頼性に優れる一方で製造に多くの工数を要し、
さらにメッキ廃液や基板洗浄液のための公害処理施設を
必要とし、製造コストが高いものとなる。一方、導電ペ
ーストによるビアホール(銀スルーホール)は製造工程
は簡単でコストは安く済むものの、スルーホールの導通
抵抗が高く、特に低電流域において導通抵抗が増加する
非オーミック性を示し、使用範囲が限られていた。さら
に、金属粉末と半田粉末を使用する方法は金属伝導によ
るオーミック接続は期待できるものの、その接続はもろ
いものでヒートショック試験などで破壊され易いもので
あり、事実上使用されていない。
は銅合金の新規な接続原理を応用した新規な概念の多層
配線基板とそれに使用される導電ペーストとを提供する
ことである。
の手段として、本発明は 少なくとも一方が銅または銅
合金である金属の接合に際して、銅または銅合金である
金属の接合面に貴金属薄膜層、酸化膜除去剤塗布層また
は銅またはその合金粉末と酸化膜除去剤とを主成分とす
る導電ペースト層のいずれかを形成して後、接合面を重
ね合わせ、170℃以上に加熱、加圧して接合すること
を特徴とする。
方法は絶縁性接着層の所定の部分に開けた孔に貴金属、
銅またはそれらの合金からなる導電粉末と酸化層除去剤
とを主たる構成要素とする導電ペーストを刷り込んだ
後、170℃以上の温度で加熱プレスして製造すること
を特徴とする。
剤がカルボン酸またはカルボキシル基を構造中に含むポ
リマまたはオリゴマであることである。さらに、本発明
の他の一つの特徴は導電ペーストのバインダ樹脂に酸化
層除去剤を使用することである。
士の接合に際して、銅または銅合金である金属の接合面
に貴金属薄膜層、酸化膜除去剤塗布層または銅またはそ
の合金粉末と酸化膜除去剤とを主成分とする導電ペース
ト層のいずれかを形成して後,接合面を重ね合わせ、1
70℃以上に加熱、加圧することにより、接合面の銅原
子が相対する金属の表面に拡散して接合がなされる。
の部分すなわちビアホール部分に貴金属、銅またはそれ
らの合金からなる導電粉末と酸化膜除去剤とを主たる構
成要素とする導電ペーストを刷り込んだ後、170℃以
上の温度で加熱プレスして製造することにより、絶縁性
接着層を挟んだ上下の銅箔と導電ペースト内の導電粉末
とが金属原子の拡散による金属結合で接合され、製造時
に導電ペーストを使用したにもかかわらず、上下の銅箔
が完全に電気的に接続される。このため、従来の銀スル
ーホール基板と同様に安いコストで製造できるにもかか
わらず、めっき法によるビアホールと同様に低電流域に
おいても接続抵抗が増大することがなく、全ての回路に
使用できる多層配線板が得られる。
は電解銅、圧延銅、青銅、真鍮、ベリリウム銅、砲金な
ど一般の銅またはその合金が使用できる。これらは板
状、箔状、線状、棒状などいかなる形状でもよい。これ
ら金属は表面の酸化皮膜を除去した後に、貴金属メッキ
される。
手段が公知である。例えば、酸によるエッチング、機械
的研磨、還元雰囲気中での加熱など、材料の要求特性、
形状により任意に選択可能であるが、次の工程である貴
金属めっき工程との兼ね合いでバランスの取れた工程を
選ぶことが望ましい。すなわち、めっき工程が湿式で行
われる場合は酸化膜除去も湿式エッチングが好ましく、
めっき工程が真空蒸着、CVD、スパッタ等のドライプ
ロセスで行われる場合は酸化膜除去もドライ工程で行わ
れることが好ましい。
で連続に行われることが好ましく、単体部品のような小
さな場合は還元雰囲気炉などを使用してもよい。
を行う。貴金属めっきの目的は銅または銅合金の表面酸
化を防止し、かつ接合時の銅の拡散を妨げないためであ
る。
ケルめっきは表面酸化は防止するものの、同時に銅の拡
散をも妨げるため、表面にニッケルの様な卑金属めっき
を施した銅または銅合金は本発明のような低温で接合す
ることはできない。つまり、本発明の特徴は清浄な銅表
面の貴金属めっきの採用によって初めて可能となるので
ある。このため、貴金属めっき皮膜は薄いもので充分で
ある。例えば、以下の具体的な実施例に見られるごと
く、その厚みは100Åあれば充分に目的を達する。貴
金属層が厚くても一般的には特に支障はないが、プロセ
スコストが上がるのみであまり意味はない。さらに、電
気回路に使用する場合は銀の使用量が多い場合は信頼性
の低下につながる場合もある。それ故に貴金属メッキ層
は必要最小限の厚みにすることが望ましく、該当製品の
使用条件に合わせて設定すればよい。
知られているが、被めっき物の形状に応じて種々選択可
能である。例えば、連続した銅箔などの場合は電気めっ
きにより行うことが効率的かつ管理が容易である。これ
に対し、単体部品などの場合は無電界めっき法を採用す
る方が形状に依存せずに均一なメッキ膜厚が得られる。
さらに、連続したフィルム状のものであれば真空蒸着
法、CVD法、スパッタ法なども採用できる。
銀、白金、パラジウム、ロジウム等が挙げられるが、経
済性等を考慮すると金または銀の使用が望ましい。ただ
し、銀めっきした後、室内で長期保存すると硫化を受け
るため、銀メッキ後接合までは開放系で長時間の保存は
避けることが望ましい。
合するに際し、接合しようとする銅または銅合金の酸化
膜が厚い場合はあらかじめ酸化膜を除去することが望ま
しい。前処理としての酸化膜の除去は各種手段が公知で
ある。例えば、酸によるエッチング、機械的研磨、還元
雰囲気中での加熱など、材料の要求特性、形状により任
意に選択可能である。酸化膜が除去されても、銅または
銅合金は空気中で急速に酸化されるためきわめて薄い酸
化膜は存在する。
剤としては、カルボン酸またはカルボキシル基を構造中
に含むポリマまたはオリゴマを使用することが望まし
い。これらの例としてはカプロン酸、エナント酸、カプ
リル酸、2ーエチルヘキサン酸、ステアリン酸等の直鎖
または側鎖型の飽和脂肪酸、オレイン酸、リノール酸、
リノレン酸などの不飽和脂肪酸、アビエチン酸、コハク
酸、マロン酸等のカルボン酸、ポリアクリル酸、アルキ
ッド樹脂、末端カルボキシポリブタジエン等がある。な
お、本明細書中で述べる酸化膜除去剤とは、表面を酸化
された銅ないしは貴金属表面を金属状態に変化させる、
ないしは保つ物質のことである。
どに溶解して表面に塗布することができる。上記以外
で、従来から半田付けフラックス用として使用されてき
た活性剤例えば、塩酸ジメチルアミン等も酸化膜除去剤
として使用できるが、これら無機系の活性剤を使用した
場合は接合後洗浄して除去することが必要である。
上が必要である。温度がこれより低い場合は銅の拡散が
起こらず、接合することが出来ない。温度の上限は特に
ないが、一般的に銅またはその合金は酸化や高温により
により特性変化を受け易いため、接合可能な範囲で低い
温度で接合することが望ましい。当然のこととして接合
温度が高いほど短時間で接合が可能である。さらに、条
件が許せば超音波の併用も効果がある。
分の相互の表面同士を近接させるためのものであるか
ら、極端な高圧は不必要であるが、接合圧力を低下させ
るためには接合面の表面粗度を可能な限り小さくするこ
と望ましい。ただし、表面粗度が不良な場合でも、加圧
により弾性の弱い銅または銅合金は塑性変形して接合は
可能となる。さらに、接合に際して接合しようとする銅
または銅合金の間に金、銀などの延性に富む金属を挟む
ことにより低い接合圧力で接合強度を上げることができ
る。
たはその合金粉を導電材料とする樹脂系導電ペーストに
使用することができる。すなわち、導電ペーストのバイ
ンダ樹脂として上記酸化膜除去剤の性質を有する樹脂を
使用するか、またはバインダ樹脂中に酸化膜除去剤を添
加し、ペーストを塗布後、加圧しつつペーストを加熱プ
レスすることにより、ペースト中の銅またはその合金粉
が相互に接合して導電経路を形成することができる。バ
インダ樹脂としては一般に使用されている熱可塑性樹脂
または熱硬化性樹脂が使用できる。ここに得られた導電
経路は金属結合によるものであるため、オーミック性を
示し、非常に微小な電流においても抵抗が増加すること
はない。さらに、上記導電ペーストは電気的用途だけで
なく、銅を接合する際の補助剤として使用することがで
きる。すなわち、接合しようとする銅またはその合金の
表面粗度が不良の場合に、表面の凹部の充填剤としても
使用できるものである。
銀、銅およびそれらの合金の粉末が使用できる。これら
以外の貴金属でも使用可能ではあるが、導通抵抗が高
く、価格も高価でありあまり使用の意味がない。これら
粉末は通常、球状、燐片状、樹脂状などの形状で市場に
供給されているが、本発明においては球状の導電粉末を
使用すると後述するプレス圧力が少なくてすみ、最も都
合がよい。なお、ここに述べる球状とは完全な真球状で
ある必要はなく、多面体を含む板状でないものを示すも
のである。
などにおいて使用されてきた活性剤が使用可能である
が、長期信頼性を考慮すると、無機系の活性剤よりは活
性の緩やかな有機系のカルボン酸またはカルボキシル基
を構造中に含むオリゴマまたはポリマが好ましい。これ
らの例としてはプロピオン酸、カプロン酸、エナント
酸、カプリル酸、2-エチルヘキサン酸、ステアリン酸
などの直鎖または側鎖型の飽和脂肪酸、オレイン酸、リ
ノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸や、アビエチ
ン酸、コハク酸、マロン酸、アスパラギン酸、アスコル
ビン酸などの各種カルボン酸またはアミノカルボン酸お
よびその誘導体、ポリアクリル酸、アクリル酸共重合
体、アルキッド樹脂、ポリブタジエン誘導体等側鎖また
は末端ににカルボキシル基を有するオリゴマまたはポリ
マ等が挙げられる。
場合は実施例1に示すごとく、基板の製造に際してこれ
ら活性剤が作用して導電経路が形成して後、半田付け時
や通常の使用時に導通信頼性に悪影響を与えないため
に、エポキシ樹脂等これら活性剤と反応して安定な化合
物を与える樹脂材料と併用することが望ましい。
き、以下図面により説明する。図1(a)において絶縁
性接着層1の所定の部分に開けた孔2に上記導電ペース
ト3をスキージ4などを用いて刷り込み、図1(b)に
示すように2枚の銅箔5、5’で挟んでから図1(c)
に示すように170℃以上の温度で加熱プレスする。こ
れにより図2(c)に示す必要部分に導通経路(ビアホ
ール)6を形成した両面銅貼板7が形成できる。両面銅
貼板7は常法により不要な銅箔部分をエッチングするこ
とにより図2(b)に示す両面配線基板8とすることが
できる。ここに得られたビアホール6内の導電粉末は既
に述べたごとく金属結合により接合されているため導通
抵抗が低く、かつ、ビアホール内の導電粉末は両面の銅
箔とも金属結合しているため、めっき法で製造されたビ
アホールと同様に低電流領域においても抵抗が増大する
こともなく、信頼性に優れた両面配線基板が得られる。
8’、8”、を図3(a)、(b)に示すように上記導
電ペーストを刷込んだ複数の絶縁製接着層9、9’と共
に加熱プレスすることによりそれぞれ4層ないし6層の
多層配線基板が容易に形成できる。加熱プレスに際して
両面配線基板と絶縁性接着層の数を増やすことにより、
より多層の配線基板が形成できることは当然である。
縁性接着層の所定の部分に設けられた孔に刷り込む技術
はスクリーン印刷を用いる方法、ピンを用いる方法、離
形フィルムを張り合わせ、離形フィルムごと孔を開けて
直接刷り込んで後離形フィルムを剥離する方法など公知
の方法を採用することができる。
を用いて説明する。図4(a)において、先ず絶縁性接
着層1に離型フィルム10を貼り合わせ、次いで所定の
場所にビアホ−ル2を離型フィルム10ごと孔をあけ
る。このビアホ−ル2に導電性ペ−スト3をスキ−ジ4
などを用いて刷り込む。続いて図4(b)に示すように
離型フィルム10を引きはがすことにより、所定の場所
に導電性ペ−スト3を有し、かつ絶縁性接着層表面には
導電性物質が一切存在しない絶縁性接着層1を得ること
ができる。
銅粉を使用した場合は絶縁性接着層表面が導電性ペ−ス
ト3で汚染されてもエッチングにより銅粉が除去される
ため、必ずしも離型フィルムを使用する必要はない。
縁性接着層は必用に応じ溶剤を乾燥して後2枚の銅箔で
挟み加熱プレスして両面板を製造する。4層以上の多層
板の製造は上記加熱プレス操作の繰り返しにより行うこ
とが出来る。
好ましくは180℃以上である。170℃未満の温度で
は上記ペースト中の金属の拡散が生じず、導電ペースト
内の金属同士の接合が生じないため、初期抵抗値は低く
てもオーミックな接続にならず、さらに信頼性試験にお
いて断線ないし抵抗値増加が発生する。
して使用する金属材料により変化する。すなわち、金、
銀などの延性に優れた材料は比較的低圧で接合するのに
対し、銅ないしはその合金のように比較的変形しにくい
導体の場合は高めの圧力で接合することが好ましい。
に、上記導電ペーストは電気的用途だけでなく、一般的
に、貴金属や銅またはその合金をを接合する際の補助剤
として使用することができる。すなわち、接合しようと
する貴金属、銅またはその合金の表面粗度が不良の場合
に、表面の凹部の充填剤としても上記導電ペーストは使
用できるものである以下具体的な実施例により説明す
る。
mmの銅板の表面を硫酸ー過酸化水素水溶液でソフトエ
ッチングし、水洗の後表面に電気めっき法により銀めっ
きした。めっき液には市販の非シアン系銀めっき液を使
用し、陽極に銀板を用い0.5A/dm2の電流密度で
500Åの銀めっきを行った。この結果、銅板表面は銀
白色になった。
2枚重ね、硬質クロムめっきした鋼板に挟んで加熱プレ
スした。プレス条件は180℃、30分、300kg/
cm 2とした。この結果、2枚の銅板は強固に接合され
た。プレス時に空気に触れていた銅板の銀めっき表面は
酸化を受けて着色していることから、上記プレス温度で
銀めっき面を通して銅の拡散が生じていることが確認さ
れた。接合強度を図るため、引っ張り試験機でせん断剥
離強度の測定を行った結果、接合強度は400〜500
kg/cm2を示した。
洗、乾燥の後2枚重ねて上記条件で加熱プレスしたが、
接合は生じなかった。さらに比較のため、上記銀めっき
した銅板と、ソフトエッチング、水洗したのみで銀めっ
きを行わなかった銅板とを重ね合わせて上記条件で加熱
プレスを行ったがやはり接合はできなかった。
板同士をを重ねて加熱プレスする、本発明の手法で初め
て銅板同士の接合がなされることが確認された。
例1と同様にして銀めっきをおこなった。めっき厚みは
100Åとした。この銅箔を実施例1の銀めっき銅板に
重ね、実施例1の条件で加熱プレスした。ただし圧力は
750kg/cm2とした。さらに、銅箔の上から1m
mの銅板を重ねて箔に均一に圧力がかかるようにした。
この場合も銅箔は銀めっきした銅板には接合したが、均
圧用に設置した銅板と接合することはなかった。
し、T剥離の引剥しテストを行ったが、銅箔が切れて接
合強度の正確な測定はできなかった。
に、実施例1で得られた銀めっき銅板の表面に硬化剤を
含有しないエポキシ樹脂(エポキシ当量180のエピク
ロルヒドリンービスフェノールΑタイプ)を塗布し実施
例1の条件で加熱プレスした。この結果、実施例1と同
様の強固な接合が得られた。この結果からたとえ表面に
樹脂成分などが付着していても、接合の邪魔にはならな
いことが確認された。
例1で製造した薄層銀めっき銅板とを重ね、実施例1の
条件でプレスした。この場合も実施例1と同様に強固な
接合が得られた。この際、銅に接した銀板表面の銅板の
端部から約0.5mm付近の銀板表面にまで銅の拡散が
観察され、銀内部に銅原子が拡散して接合に寄与してい
ることがわかった。更に、銀銅の界面を波長分散型x線
マイクロアナライザー(XMA)で調べたところ、図5
に示す様に銀、銅それぞれに相手の金属中に数μmにわ
たって拡散していることが確認された。
温度を170℃、時間を1時間とした場合は銅板同士の
接合は行われたが、取り出し後、僅かな衝撃で接合が外
れる弱いものであった。
厚みを100Åにした場合は実施例1と同様の強固な接
合が得られた。この結果から銀の厚みはきわめて薄くて
も良いことがわかった。
に実施例1と同様に500Å銀メッキした。本めっきり
ん青銅板を重ね、180℃、30分、2000kg/c
m2の条件でプレスしたところ、上記りん青銅板は接合
した。しかし、接合力は弱く、接合部分を曲げると剥が
れた。そこで接合温度を220℃にしたところ、強固な
接合が得られ、りん青銅の弾性も損なわれることはなか
った。
っきを行った。めっき厚みは200Åとした。一方、配
線板に接続するQFPパッケージのICのリード線の半
田めっき層をエッチングで除去して後、リード線に銅メ
ッキし、さらに銀めっきを行った。めっき厚みはそれぞ
れ5μ、500Åとした。上記ICのリード線を所定の
配線板上に配置して後、治具でリード線をおさえつつ、
220℃で1分間加熱したところ、リード線は強固に配
線板に接続された。
続の回路とを冷熱サイクル試験にかけたところ、本実施
例による回路は半田接合による回路に比較し、倍以上の
寿命を示した。又、当然のこととして、半田による回路
は200℃の加熱で破壊したのに対し、本実施例による
回路は200℃の加熱でなんら異常を示さなかった。
を#1200サンドペーパで研磨し、水洗、乾燥した
後、アビエチン酸5%アセトン溶液を塗布し、乾燥して
処理銅板を作製した。上記処理銅板2枚を重ね、180
℃、380kg/cm2で30分加熱プレスして銅板を
接合した。ここに得られた接合銅板から引張り試験片を
切り出し、せん断引張り試験を行った。この結果、せん
断引張り強さは240ないし260kg/cm2を示
し、強固に接合されていることが判った。
ンドペーパで研磨し、水洗、乾燥の後2枚重ねて上記条
件で加熱プレスしたが、接合は生じなかった。
5%アセトン溶液を塗布し、加熱プレスする、本発明の
手法で初めて銅板同士の接合がなされることが確認され
た。
2mmの銀板に重ね、実施例9と同一条件で加熱プレス
を行った。この結果、両方の板は強固に接合し、引張り
試験の結果、せん断引張り強さは540ないし660k
g/cm2を示した。
ロアナライザー(XMA)で調べたところ、図6に示す
ように銀、銅それぞれに相手の金属中に数μmにわたっ
て拡散していることが確認された。また,加熱プレス条
件を240℃、30分とした場合の界面のXMA分析結
果を図7に示す。
端部分を直径5mmに削り、先端の平面部分を平滑に仕
上げて後、アビエチン酸溶液を塗布、乾燥した。つい
で、上記丸棒を突き合わせ、直径5mmの平面部分の間
に厚さ0.5mmの銀板を挟んで加熱プレスした。プレ
ス条件は680kg/cm2、195℃30分とした。
ここに得られた丸棒の引っ張り試験を行ったところ、8
30kg/cm2の破断強度を示し、非常に強固に接合
されていることが判った。
液を塗布して後、直径1mmの金線を重ね、195℃の
熱板上で15分加圧した。この結果、金線は銅板上に接
合した。金線の一部を引き剥してから銅板に直角に引き
剥し試験をしたところ、4.0kg/mmの引き剥し強
度を示し、強固に接合していることが判った。
してアビエチン酸に代えて、N−ラウロイルアスパラギ
ン酸β−ラウリルエステルを使用した。この場合は銅板
を加熱してから活性剤をふりかけて表面で溶融させたと
ころ、実施例1と同様に強固な接合が得られた。
ベンゾイルを0.5%添加し60℃で加熱撹拌して重合
体を製造した。本ポリマを水に溶解して5%溶液とした
ものを実施例1のアビエチン酸溶液に代えて活性剤とし
て使用した。この場合も、実施例1と同様に強固な接合
が得られた。
ス温度を170℃、時間を1時間とした場合は銅板同士
の接合は行われたが、取り出し後、僅かな衝撃で接合が
外れる弱いものであった。
末(田中貴金属(株)商品名クリスタル銅)75g、ロ
ジン25gをセロソルブアセテート35gに分散、溶解
して導電ペーストを製造した。本ペーストをガラスーエ
ポキシプリプレグの所定の部分にあけた直径0.5mm
のスルーホールに刷り込み、両面から35μmの銅箔
で挟んで加熱プレスして厚さ0.5mmの両面配線基板
を製造した。プレス条件は150kg/cm2の圧力で
180℃30分とした。
チングしてスルーホール部分の直流抵抗を測定した。こ
の結果、1スルーホール当りの抵抗値は1mΩ以下であ
り、この値は高電流から10μAの電流範囲において維
持された。
ール配線基板のスルーホール抵抗値は10mΩであり、
電流値が10mA 以下になると抵抗が増加した。
が非常に有効な導電経路形成方法であることが判る。
粉末75g、ジメチロールプロピオン酸7.5g、をエ
ピクロルヒドリンービスフェノールAタイプのエポキシ
樹脂(エポキシ等量180)15gに分散して導電ペー
ストを製造した。本ペーストをガラスーエポキシプリプ
レグの所定の部分にあけた直径0.5mmのスルーホー
ルに刷り込み、両面から35μmの銅箔で挟んで加熱プ
レスして厚さ0.5mmの両面配線基板を製造した。プ
レス条件は150kg/cm2の圧力で180℃30分
とした。
ーンにエッチングしてスルーホール部分の直流抵抗を測
定した。この結果、1スルーホール当りの抵抗値は0.
1mΩ以下であり、この値は高電流から10μA の電
流範囲において維持された。
ートサイクル試験を行ったところ、100回の試験で抵
抗値に異常はみられなかった。
ール配線基板のスルーホール抵抗値は10mΩであり、
電流値が10mA以下になると抵抗値の増加が観察され
た。さらに通常のスルーホール配線基板はヒートサイク
ル試験100回で20%以上の抵抗値の変化がみられ
た。
は上下の銅箔が電気的に完全に接続されていることが確
認された。
線板2枚で所定の部分に直径0.5mmの孔を開け、実
施例1で製造した導電ペーストを充填したエポキシプリ
プレグを挟み、加熱プレスして4層配線板を製造した。
ここに得られた4層配線板の電気接続も実施例1と同様
に安定した抵抗の低いものであり、本実施例のように簡
単な加熱プレス操作のみで電気的接続性に優れた多層配
線板が製造できることが実証された。
粉末75g、ロジン25gをセロソルブアセテート25
gに分散、溶解して導電ペーストを製造した。本ペース
トをガラスーエポキシプリプレグの所定の部分にあけた
直径0.5mmのスルーホールに刷り込み、溶剤を乾燥
の後、両面から35μmの銅箔で挟んで加熱プレスして
厚さ0.5mmの両面配線基板を製造した。プレス条件
は150kg/cm2の圧力で180℃30分とした。
チングしてスルーホール部分の直流抵抗を測定した。こ
の結果、1スルーホール当りの抵抗値は0.1mΩ以下
であり、この値は高電流から10μAの電流範囲におい
て維持された。
末に代えて直径1μmの球状銀粉を使用した導電ペース
トを使用して両面基板を製造した。本実施例においては
プレス圧力を50Kg/cm2とし、温度は190℃とし
た。この場合も信頼性、導電性に優れた両面基板が得ら
れた。本両面基板のスルーホール部分を観察したとこ
ろ、銀粉は一体化して銀柱となっており、さらに銅箔と
銀柱との界面で銀と銅とが相互に拡散しあって一体化し
ていることがわかった。
ールプロピオン酸とエピクロルヒドリンービスフェノー
ルAタイプのエポキシ樹脂に代えてスチレンーマレイン
酸(1:1)共重合樹脂を使用した。この場合は導電ペ
ーストの溶剤としてメチルエチルケトンを使用した。本
実施例においても電気的接続性の良好な両面配線基板が
得られた。
ロールプロピオン酸に代えて、Nーステアロイルアスパ
ラギン酸モノステアリルエステルを使用した場合も電気
的接続性の良好な両面基板が得られた。
度を170℃とし、プレス時間を1時間として両面板を
製造した。この両面板の導通抵抗は実施例1の場合と同
様であったが、ヒートサイクルテスト20回で断線が生
じた。この結果からプレス温度の下限は170℃である
ことがわかった。
かかる銅または銅合金の接合方法は従来の常識を越える
低温での接合を可能にするものであり、また、本発明の
多層配線基板の製造方法は従来の銀スルーホール配線基
板と同様の簡単な製造方法によるにもかかかわらず、め
っき法と同様な非常に優れた導電性を示す配線基板を製
造できるものであり、産業上の効果は大なるものであ
る。
法を示す概念図
れた両面配線基板の斜視図
ロセスを示す概念図
の一つを示す概念図
散を示す図
す図
す図
Claims (12)
- 【請求項1】少なくとも一方が銅または銅合金である金
属の接合面を接合界面における銅原子の拡散により接合
させるに当たり、銅または銅合金である金属の接合面に
貴金属薄膜層、酸化膜除去剤塗布層または銅またはその
合金粉末と酸化膜除去剤とを主成分とする導電ペースト
層のいずれかを形成して後、接合面を重ね合わせ、17
0℃以上に加熱、加圧して接合することを特徴とする銅
または銅合金の低温拡散接合方法。 - 【請求項2】一方の接合面が酸化膜除去剤塗布層を形成
した銅またはその合金からなり、他方の接合面が貴金属
またはその合金薄膜層をを有する金属からなる請求項1
記載の銅または銅合金の低温拡散接合方法。 - 【請求項3】酸化膜除去剤がカルボン酸またはカルボキ
シル基を構造中に含むポリマまたはオリゴマである請求
項1記載の銅または銅合金の低温拡散接合方法。 - 【請求項4】貴金属、銅またはその合金粉末と酸化膜除
去剤と必要によりバインダ樹脂とを含むことを特徴とす
る低温拡散接合用導電ペースト。 - 【請求項5】酸化膜除去剤がカルボン酸またはカルボキ
シル基を構造中に含むポリマまたはオリゴマであること
を特徴とする請求項4記載の低温拡散接合用導電ペース
ト。 - 【請求項6】貴金属、銅またはその合金粉末の形状が球
状である請求項4記載の低温拡散接合用導電ペースト。 - 【請求項7】酸化膜除去剤がバインダ樹脂であることを
特徴とする請求項4記載の低温拡散接合用導電ペース
ト。 - 【請求項8】2枚以上の銅箔で絶縁性接着層を挟み、加
熱プレスして製造する多層配線基板の製造において、絶
縁性接着層の所定の部分に開けた孔に貴金属、銅または
その合金からなる導電性粉末と酸化膜除去剤とを主たる
構成要素とする導電ペーストを刷り込んだ後、170℃
以上の温度で加熱プレスして製造することを特徴とする
多層配線基板の製造方法。 - 【請求項9】貴金属、銅またはその合金粉末の形状が球
状であることを特徴とする請求項8記載の多層配線基板
の製造方法。 - 【請求項10】酸化膜除去剤がカルボン酸またはカルボ
キシル基を構造中に含むポリマまたはオリゴマであるこ
とを特徴とする請求項8記載の多層配線基板の製造方
法。 - 【請求項11】導電ペーストのバインダ樹脂が酸化膜除
去剤であることを特徴とする請求項8記載の多層配線基
板の製造方法。 - 【請求項12】絶縁性接着層をあらかじめ離型フィルム
で鋏んで後、孔あけをし、前記離型フィルムの上から導
電ペーストを刷り込んで後、前記離型フィルムを剥して
製造することを特徴とする請求項8記載の多層配線基板
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13440493A JP3345961B2 (ja) | 1992-06-05 | 1993-06-04 | 銅または銅合金の低温拡散接合方法およびそれを用いた導電ペーストおよび多層配線基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14527692 | 1992-06-05 | ||
JP23906492 | 1992-09-08 | ||
JP5-3127 | 1993-01-12 | ||
JP312793 | 1993-01-12 | ||
JP4-239064 | 1993-01-12 | ||
JP4-145276 | 1993-01-12 | ||
JP13440493A JP3345961B2 (ja) | 1992-06-05 | 1993-06-04 | 銅または銅合金の低温拡散接合方法およびそれを用いた導電ペーストおよび多層配線基板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06262375A true JPH06262375A (ja) | 1994-09-20 |
JP3345961B2 JP3345961B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=27453790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13440493A Expired - Fee Related JP3345961B2 (ja) | 1992-06-05 | 1993-06-04 | 銅または銅合金の低温拡散接合方法およびそれを用いた導電ペーストおよび多層配線基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3345961B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000204228A (ja) * | 1998-12-01 | 2000-07-25 | Fujitsu Ltd | 導電性組成物 |
WO2001005204A1 (fr) * | 1999-07-12 | 2001-01-18 | Ibiden Co., Ltd. | Procede de fabrication d'une carte de circuits imprimes |
WO2004066316A1 (ja) * | 2003-01-23 | 2004-08-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 導電性ペースト及びその製造方法並びにその導電性ペーストを用いた回路基板及びその製造方法 |
WO2006059427A1 (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-08 | Sony Chemicals & Information Device Corporation | 多層配線基板及びその製造方法 |
JP2008150597A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-07-03 | Hitachi Chem Co Ltd | 導電性接着剤組成物、電子部品搭載基板及び半導体装置 |
CN100405505C (zh) * | 2003-01-23 | 2008-07-23 | 松下电器产业株式会社 | 导电糊及其制造方法以及使用了该导电糊的电路基板及其制造方法 |
WO2009044801A1 (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-09 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | 接着剤組成物及びそれを用いた電子部品搭載基板並びに半導体装置 |
WO2011152423A1 (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | 三洋電機株式会社 | 金属の接合方法 |
WO2012060262A1 (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-10 | 株式会社日立製作所 | 焼結接合剤、その製造方法およびそれを用いた接合方法 |
JP2012161818A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Mitsubishi Materials Corp | 液相拡散接合用Agペースト、および、この液相拡散接合用Agペーストを用いたパワーモジュール用基板の製造方法 |
WO2012117478A1 (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-07 | 三洋電機株式会社 | 金属接合構造および金属接合方法 |
WO2013021567A1 (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-14 | 三洋電機株式会社 | 金属の接合方法および金属接合構造 |
WO2013031202A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | 三洋電機株式会社 | 金属接合装置 |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP13440493A patent/JP3345961B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000204228A (ja) * | 1998-12-01 | 2000-07-25 | Fujitsu Ltd | 導電性組成物 |
WO2001005204A1 (fr) * | 1999-07-12 | 2001-01-18 | Ibiden Co., Ltd. | Procede de fabrication d'une carte de circuits imprimes |
US6889433B1 (en) | 1999-07-12 | 2005-05-10 | Ibiden Co., Ltd. | Method of manufacturing printed-circuit board |
WO2004066316A1 (ja) * | 2003-01-23 | 2004-08-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 導電性ペースト及びその製造方法並びにその導電性ペーストを用いた回路基板及びその製造方法 |
CN100405505C (zh) * | 2003-01-23 | 2008-07-23 | 松下电器产业株式会社 | 导电糊及其制造方法以及使用了该导电糊的电路基板及其制造方法 |
US7963030B2 (en) | 2004-12-03 | 2011-06-21 | Sony Chemical & Information Device Corporation | Multilayer printed circuit board and method for manufacturing same |
WO2006059427A1 (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-08 | Sony Chemicals & Information Device Corporation | 多層配線基板及びその製造方法 |
JP2006165130A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Sony Chem Corp | 多層配線基板及びその製造方法 |
JP4509757B2 (ja) * | 2004-12-03 | 2010-07-21 | ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 | 多層配線基板の製造方法 |
JP2008150597A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-07-03 | Hitachi Chem Co Ltd | 導電性接着剤組成物、電子部品搭載基板及び半導体装置 |
JP5195760B2 (ja) * | 2007-10-03 | 2013-05-15 | 日立化成株式会社 | 接着剤組成物及びそれを用いた電子部品搭載基板並びに半導体装置 |
KR101334429B1 (ko) * | 2007-10-03 | 2013-11-29 | 히타치가세이가부시끼가이샤 | 접착제 조성물 및 그것을 이용한 전자부품 탑재 기판 및 반도체장치 |
JPWO2009044801A1 (ja) * | 2007-10-03 | 2011-02-10 | 日立化成工業株式会社 | 接着剤組成物及びそれを用いた電子部品搭載基板並びに半導体装置 |
US10504864B2 (en) | 2007-10-03 | 2019-12-10 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Adhesive composition, electronic-component-mounted substrate and semiconductor device using the adhesive composition |
US9247652B2 (en) | 2007-10-03 | 2016-01-26 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Adhesive composition, electronic-component-mounted substrate and semiconductor device using the adhesive composition |
KR101397891B1 (ko) * | 2007-10-03 | 2014-05-20 | 히타치가세이가부시끼가이샤 | 접착제 조성물 및 그것을 이용한 전자부품 탑재 기판 및 반도체장치 |
WO2009044801A1 (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-09 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | 接着剤組成物及びそれを用いた電子部品搭載基板並びに半導体装置 |
WO2011152423A1 (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | 三洋電機株式会社 | 金属の接合方法 |
WO2012060262A1 (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-10 | 株式会社日立製作所 | 焼結接合剤、その製造方法およびそれを用いた接合方法 |
JP2012161818A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Mitsubishi Materials Corp | 液相拡散接合用Agペースト、および、この液相拡散接合用Agペーストを用いたパワーモジュール用基板の製造方法 |
US8939348B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-01-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Metal bonded structure and metal bonding method |
WO2012117478A1 (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-07 | 三洋電機株式会社 | 金属接合構造および金属接合方法 |
US8814029B2 (en) | 2011-08-11 | 2014-08-26 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Metal bonding method and metal bonded structure |
WO2013021567A1 (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-14 | 三洋電機株式会社 | 金属の接合方法および金属接合構造 |
WO2013031202A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | 三洋電機株式会社 | 金属接合装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3345961B2 (ja) | 2002-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0576872B1 (en) | A new diffusion joining method | |
Gilleo | Assembly with conductive adhesives | |
KR102114626B1 (ko) | 이방성 도전 필름, 접속 방법, 및 접합체 | |
JP3345961B2 (ja) | 銅または銅合金の低温拡散接合方法およびそれを用いた導電ペーストおよび多層配線基板の製造方法 | |
AU2767892A (en) | Electrically conductive compositions and methods for the preparation and use thereof | |
JP2001110971A (ja) | 半導体パッケージ用リードフレーム及びその製造方法 | |
KR100617410B1 (ko) | 열경화성 전기전도성 접착 시트, 이를 이용한 연결 구조체및 연결 방법 | |
JPS62177877A (ja) | 異方導電性フイルムコネクタ | |
JP3542874B2 (ja) | 導電性微粒子 | |
US7299966B2 (en) | Initial ball forming method for wire bonding wire and wire bonding apparatus | |
JPH0628121B2 (ja) | 異方導電フイルム | |
JP2001052780A (ja) | 電気コネクタおよびその製造方法 | |
EP1415369A1 (en) | Batch electrically connecting sheet | |
JPH0931419A (ja) | 異方性導電接着フィルム | |
JPH09306231A (ja) | 導電性微粒子及び基板 | |
JP4645114B2 (ja) | 配線基板の製造方法 | |
JP2003223945A (ja) | Au−Ge系ろう材付リードピン | |
JP2000164270A (ja) | 電気コネクタ及びその製造方法 | |
Dreezen et al. | Solder Alternative Electrically Conductive Adhesives with Stable Contact Resistance in Combination with Non-Noble Metallisations for Automotive Electronic Assembly | |
JPH0677980B2 (ja) | 基板への貴金属箔の圧着方法 | |
JPH05243699A (ja) | モジュール用基板及びその製造方法 | |
JP2002069699A (ja) | 電子部品の電気めっき方法 | |
JP2004156145A (ja) | 導電性微粒子 | |
JP2005123598A (ja) | 配線基板 | |
JP2000160348A (ja) | 回路電極部の積層構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120906 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |