JPH0626204Y2 - 腕脇掛け付椅子 - Google Patents

腕脇掛け付椅子

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JPH0626204Y2
JPH0626204Y2 JP3153890U JP3153890U JPH0626204Y2 JP H0626204 Y2 JPH0626204 Y2 JP H0626204Y2 JP 3153890 U JP3153890 U JP 3153890U JP 3153890 U JP3153890 U JP 3153890U JP H0626204 Y2 JPH0626204 Y2 JP H0626204Y2
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JP
Japan
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chair
spring
lifting
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armrests
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JPH03122749U (ja
Inventor
福男 影山
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福男 影山
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、各種の背当脚管の有する椅子に腰痛の人の
ために腰掛けている時に上半身の荷重を腕脇掛けによつ
て掛持ち分散して腰の疲れ及び腰痛を極力軽減する事を
目的とした腕脇掛け付椅子に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の腕脇掛け付椅子は、散見されていない現
状である。それに変わる方法としては、椅子の肘掛けに
乗せる肘に力を入れて腰痛の部分を浮かせて腰掛けて軽
減するか、腰痛の部分でない腰に重心を掛けて椅子に座
ることが一般的である。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来で述べたものでは、腰痛を少しだけ柔らめるこ
とは出来るが、腕と肘の強い人でも一時的には腰痛を多
少軽減できるが、長時間に亘つて腰痛を軽減することは
大変に不可能であると云う問題点を有していた。
この考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、
その主たる目的とする所は、一般の肘掛位置にある腕脇
掛け本体を人の腕脇に合わせて昇降させ所定位置で固定
し腕脇を掛けることによつて少しでも楽に腰痛を支える
ようにした腕脇掛け付椅子を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案における腕脇掛け
付椅子は、椅子の背当脚管に相対する両方位置に昇降用
の縦溝を穿設する。この縦溝に各々隣接して縦方向に数
個の係止溝を各穿設してなる。次に、背当脚管の上方内
部には、昇降停止枠を移動する調整溝を形成する。該昇
降係止枠の下方には、腕脇掛け本体と一緒に上下する昇
降体を収納させると共に、昇降体に支軸を縦設し、その
外周にスプリングを捲着してある。また、スプリングの
下端には、スプリングを圧縮復元する調整摺動体(17)を
設けると共に、その外部に突出する調整金具を装設し、
この調整金具に該係止孔に係合する可動係止爪を形成し
てなるものである。
(作用) 上記のように構成された椅子本体を腰痛の人が使用する
場合には、座席に座つた状態で左右の腕脇掛け本体を脇
の下まで上昇させて用いる。この時に調整金具(15)の把
手部を手で持つて容易に可動係止爪を開放して上昇させ
ると内部のスプリングの弾発力によつて、昇降支持部も
上昇して腕脇掛け本体は脇の下まで上昇させ所要高さ位
置にて該可動係止爪を係止孔に挿入して所要高さで該昇
降支持部を停止する。そして、昇降支持部に乗せた脇下
の荷重は昇降支持具の復元力に対して脇下で適宜支持し
て腰に係る荷重を適宜軽減するものである。
(実施例) 次に、この考案の実施例を図面について説明すると、椅
子本体(1)は、脇下に掛けて用いる椅子であつて、(2)
は、後方の左右に位置する中空背当脚管であつて、その
背当脚管(2)には、外周の前後に体方向の縦溝(5)を穿設
してある。この縦溝(5)は、腕脇掛け本体(8)に設けた昇
降支持部(9)を上下に昇降案内する役目を果たすもので
ある。また、前記縦溝(5)に隣接した位置に縦方向に所
定間隔を設けて数個の係止孔(6)(6)……を穿設してあ
る。
また、背当脚管(2)(2)には、該縦溝(5)の上方に調整溝
(7)を縦設すると共に、その調整溝(7)に昇降する上下調
整螺子(12)を装設してある。この上下調整螺子(12)に
は、背当脚管(2)(2)内を昇降する昇降体(18)の停止位置
を決定する停止枠(11)を連結してある。
次に、昇降支持部(9)の基部を取着した該昇降体(18)に
は、外周に復元力を利用するスプリング(14)を捲装した
支軸(13)を連結してある。該支軸(13)をの下端には、該
スプリング(14)を押圧して支軸(13)を昇降できる調整摺
動体(17)を収納してある。この調整摺動体(17)には、外
部に該縦溝(5)を上下移動できる把手の作用をする調整
金具(15)を突設してある。この該調整金具(15)には、該
調整金具(15)該昇降支持部(9)を昇降する時に操作する
可動係止爪(16)を該係止孔(6)(6)……に係脱自在に作用
するようになつている。符号(3)は、第2図に示す椅子
本体(1)の前方の前部脚体であつて、(4)は同じく椅子の
座席を示したものである。
(考案の効果) この考案は、上述のとおり構成されているので、腰痛の
病気で苦労している大勢の人々が容易な操作によつて腰
痛の部分を少しで浮かして重量を分散軽量化して腰の疲
れ及び腰痛を柔られることがてきる効果と、男女及び子
供でも腕脇掛け本体の上下操作によつて自由に高さ調節
ができる効果がある。そして、左右の相対する背当脚管
に設けた縦溝によつて、腕脇掛け本体の昇降支持部を確
実に上下に摺動できると共に、調節金具の昇降操作も容
易にできる効果がある。また、背当脚管の上部に設けた
調整溝においては、内部の停止枠の昇降を簡単確実に操
作できる。且つ該背当脚管の内部に設けた上部の昇降体
と下部の調整摺動体との間に支軸とその外周に設けたス
プリングとにおいては、調整摺動体は支軸に案内されて
正確に昇降し、スプリングの復元力を利用して昇降支持
を脇下の位置に弾性的に圧接するため怪我や危険等の憂
いがない効果がある。
また、該調整摺動体の外部に突出した調整金具は、座席
に座った状態で容易に調整金具を操作して腕脇掛け本体
を上下できると共に、スプリングによる強弱を自由に調
整できる効果がある。また、左右の相対する背当脚管に
設けた腕脇掛け本体は、それぞれ独自操作ができるの
で、身体が左右に傾いている人達には、片側を高低調整
することによつて姿勢に合わせたり、姿勢を良好とする
事ができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の全体即面図、第2図は同じく正面
図、第3図は同じく一方の背当脚管の内部を開示した一
部欠除した縦断側面図、第4図は同じく背当脚管の一部
分の正面図、第5図は同じく昇降支持部の横断面図であ
る。符号(1)は椅子本体、(2)は背当脚管、(4)は座席、
(5)は縦溝、(6)は係止孔、(7)は調整溝、(8)は腕脇掛け
本体、(9)は昇降支持部、(11)は停止枠、(12)は上下調
整螺子、(13)は支軸、(14)はスプリング、(15)は調整金
具、(16)は可動係止爪、(17)は調整摺動体、(18)は昇降
体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子本体(1)に相対する背当脚管(2)(2)を
    有する腕脇掛け付椅子において、前記背当脚管(2)(2)に
    は、相対する位置に昇降用の縦溝(5)(5)を穿設し、該縦
    溝(5)(5)に隣接して縦方向に数個の係止溝(6)(6)を穿設
    し、且つ該背当脚管(2)(2)の上方には、内部の昇降停止
    枠(11)(11)を移動せしめる調整溝(7)(7)を形成し、前記
    昇降停止枠(11)(11)の下方には、腕脇掛け本体(8)と一
    緒に上下する昇降体(18)を収納すると共に、該昇降体(1
    8)に支軸(13)を縦設し外周にスプリング(14)を提着し、
    該スプリング(14)の下端には、スプリング(14)を圧縮す
    る調整摺動体(17)を設けると共に、該調整摺動体(17)に
    は、外部に突出した調整金具(15)を装設し、該調整金具
    (15)には、前記係止孔(6)(6)に係合する可動係止爪(16)
    (16)を装設したことを特徴とする腕脇掛け付椅子。
JP3153890U 1990-03-27 1990-03-27 腕脇掛け付椅子 Expired - Fee Related JPH0626204Y2 (ja)

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JPH03122749U JPH03122749U (ja) 1991-12-13
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ID=31534323

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TWI762905B (zh) * 2020-04-14 2022-05-01 韋景川 人體懸吊概念椅

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