JPH0626023A - 組立水路ブロック - Google Patents

組立水路ブロック

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JPH0626023A
JPH0626023A JP9846292A JP9846292A JPH0626023A JP H0626023 A JPH0626023 A JP H0626023A JP 9846292 A JP9846292 A JP 9846292A JP 9846292 A JP9846292 A JP 9846292A JP H0626023 A JPH0626023 A JP H0626023A
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JP9846292A
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JPH07122250B2 (ja
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Takashi Tanahashi
棚橋  尚
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MARUEI CONCRETE KOGYO KK
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MARUEI CONCRETE KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 水路の長手方向に沿って所要間隔で設置され
るU字形の枠2と、該U字形の枠2間に、端部を支持し
てセットされる側壁パネル3と、底部敷パネル1とによ
って構成される組立水路ブロックにおいて、両側部を平
行にした受け部6を形成し、両側部の内側を立ち上げて
U字形の枠2を覆うように折り曲げてなる底部敷パネル
1の支持部材4を、前記U字形の枠2に載置し、この支
持部材4の両側部の受け部6に係合するように底部敷パ
ネル1を配設した組立水路ブロック。 【効果】 支持部材を利用して底部敷パネルを並べるの
で、水平並びに高さ調整が容易である。また、不等沈下
が起こらないので、土砂の堆積がなくなり、仮に土砂が
堆積しても底部敷パネルの上面が平なので容易に取り除
くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用水路、下水路及び排
水路、小河川等の水路用として使用する組立水路ブロッ
クに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種、組立水路ブロックとして、底部
敷パネルをU字形の枠(支柱)の上で、単に突合せて敷
設する工法が従来から採用されている。また、底板と左
右両側板とを底板の両側面に設けた側板支持立縁により
支持固定してなる水路ブロックにおいて、底板の側板支
持立縁はその上部を外方に突出させて段部を形成すると
共に下部に欠溝を形成し、側板はその内面下方を切り欠
いて前記側板支持立縁への載置面と前記段部への嵌合当
接面及び前記欠溝への嵌合縁とし、前記嵌合当接面を凹
側面と凸側面とで形成してなる水路ブロック(実公平1
−15717号公報参照)が従来から知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術における組立水路ブロックは、U字形の枠の上に
載置して単に突合せたもので、ずれ落ちたり、水路の底
が底部敷パネルの厚さ分、水深が浅くなる問題点があっ
た。さらに、ずれ落ちるのを防止するために、U字形の
枠の側部に単に突き合わせて、底部敷パネルをコンクリ
ート舗装した場合には、底部敷パネルを並べ据え付け、
高さの調整のために持ち上げようとすると、ぬかるんだ
地盤に吸い付いて、持ち上げるのが困難な状況であっ
た。また、持ち上げても底部敷パネルの裏面に土が付着
し、取り除かなければならなかった。さらに、ぬかるん
だ地盤のために底部敷パネルが不等沈下を起こし、その
上に土砂が堆積し、水路の機能を低下させていた。ま
た、実公平1−15717号公報で示されている従来技
術は、底板と左右両側板とを底板の両側面に設けた側板
支持立縁により支持固定して、水路ブロックを形成する
もので、両側板についての工夫はされているが、底板に
ついての工夫は何らされていない。それはU字形の枠と
U字形の枠の間の底部は、生コンクリートを打設してコ
ンクリート舗装をしていた。このため、コンクリートが
固まるまでに養生期間が必要となり、すぐに水が流せな
かった。また、地下水位の高い現場では、生コンクリー
トを打設してしまうと、底部から水が抜けなくなるた
め、水抜き孔を設けながら生コンクリートを打設しなけ
ればならない問題点があった。本発明は、以上の事情に
鑑み、水深が浅くならないように考慮し、底部敷パネル
を敷設する際、容易かつ正確に水平を維持できるように
した組立水路ブロックを提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図ったもので、水路の長手方向に沿って所要間隔で
設置されるU字形の枠と、該U字形の枠間に、端部を支
持してセットされる側壁パネルと、底部敷パネルとによ
って構成される組立水路ブロックにおいて、両側部を平
行にした受け部を形成し、両側部の内側を立ち上げてU
字形の枠を覆うように折り曲げてなる底部敷パネルの支
持部材を、前記U字形の枠に載置し、この支持部材の両
側部の受け部に係合するように底部敷パネルを配設する
という技術的手段を採用した。
【0005】
【作用】本発明は、以上の技術的手段を採用した結果、
水深が浅くなることがなく、必要流量の不足の恐れも少
なく、しかも、支持部材を設けたので簡単に底部敷パネ
ルの水平が確保され、底部敷パネルの下は土なので底部
敷パネルの重さは、土の部分に載った支持部材の受け部
で支える。従って受け部の強度は殆ど必要ないものにな
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に
説明する。図1に示す実施例は、本発明に係る一実施例
を示した組立水路ブロックの概略斜視図で、図中の1は
底部敷パネル、2はU字形の枠(両端に支柱を備えたも
の)、3は側壁パネル、4は支持部材をそれぞれ示し、
これが主要素となって組立水路ブロックを構成してい
る。なお、底部敷パネル1を並べたとき、各底部敷パネ
ル1間の隙間は2cm程度空けても良いし、空けずに並
べても良い。図2,図3は支持部材4の形状を示す側面
図と平面図である。長さについてはU字形の枠2の大き
さによって種々決定されるものである。そして、その形
状の一実施例は金属板により、U字形の枠2を跨ぐよう
にして、平面部5を形成し、この平面部5に連続して、
両側を折り下げ、さらに、相離反する方向に水平に折り
曲げ底部敷パネル1の受け部6,6を形成したもので、
一端部には、U字形の枠2の立ち上がり支柱部8(図1
を参照)を回避するように切り欠き部7を形成したもの
である。なお、この切り欠き部7は両立ち上がり支柱部
8の部分に位置する支持部材4だけに設けられているも
ので、中間に位置する支持部材4の場合は、切り欠き部
7は不要であるし、また、両立ち上がり支柱部8の部分
まで掛からないようにすれば、図4で示すように切り欠
き部7を形成しないもので良い。なお、この場合は受け
部6の長さが若干短くなるので、両サイドの底部敷パネ
ル1を支持する受け部6が少なくなるので、その分安定
性と幾分強度的には劣ることになるが、殆ど問題ない。
それは下が直接地面の土の部分に載置された状態になる
ためである。また、金属板のものについて説明したが、
材料としては、金属製に換えて、コンクリート製、強化
プラスチック製等種々採用できることはいうまでもな
い。ただし、コンクリート製の場合には、製作上、並び
に強度の点からある程度厚さを厚くせざるを得ないた
め、水深が浅くなり、必要流量が不足する恐れがある。
これも設計上考慮すれば解決できる。特に、強度上は、
受け部6の厚さは薄くても底部敷パネル1の下は土なの
で底部敷パネル1の重さは土の部分と受け部6で支える
ため、受け部6の強度は殆ど必要ない。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を採用した結果、
次の効果を得ることができる。 (1)支持部材を利用して底部敷パネルを並べることに
よって底部敷パネルの水平並びに高さ調整が容易であ
る。 (2)底部敷パネルの不等沈下が起こらないので、土砂
の堆積がなくなり、仮に土砂が堆積しても底部敷パネル
の上面が平なので、スコップ等で容易に土砂を取り除く
ことができ、水流の安定供給が保たれる。 (3)生コンクリートを使用しないので養生期間が不要
となり、すぐに水が流せる。 (4)生コンクリート打設により、コンクリート舗装を
すると水路底が完全密閉になるが、底部敷パネルを単に
敷設しただけなので、隙間から地下水が水路内に流れ、
地下水位を下げることができる。また、逆に洪水時など
では、水が地下に浸透する効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である支持部材を用いた組立
水路ブロックの組立概略斜視図である。
【図2】前記実施例における支持部材を示す側面図であ
る。
【図3】前記実施例における支持部材を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の支持部材の他の実施例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1‥‥底部敷パネル 2‥‥U字形の枠 3‥‥側壁パネル 4‥‥支持部材 5‥‥平面部 6‥‥受け部 7‥‥切り欠き部 8‥‥支柱部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路の長手方向に沿って所要間隔で設置
    されるU字形の枠と、該U字形の枠間に、端部を支持し
    てセットされる側壁パネルと、底部敷パネルとによって
    構成される組立水路ブロックにおいて、両側部を平行に
    した受け部を形成し、両側部の内側を立ち上げてU字形
    の枠を覆うように折り曲げてなる底部敷パネルの支持部
    材を、前記U字形の枠に載置し、この支持部材の両側部
    の受け部に係合するように底部敷パネルを配設したこと
    を特徴とする組立水路ブロック。
JP9846292A 1992-03-26 1992-03-26 組立水路ブロック Expired - Fee Related JPH07122250B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9846292A JPH07122250B2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 組立水路ブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9846292A JPH07122250B2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 組立水路ブロック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0626023A true JPH0626023A (ja) 1994-02-01
JPH07122250B2 JPH07122250B2 (ja) 1995-12-25

Family

ID=14220363

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9846292A Expired - Fee Related JPH07122250B2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 組立水路ブロック

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JP (1) JPH07122250B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002129639A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 Shinichiro Hayashi 水排出装置
US6698977B1 (en) * 2002-09-17 2004-03-02 James W. Charon Modular ditch liners
US6942424B2 (en) * 2003-06-09 2005-09-13 James W. Charon Width expandable modular ditch liners

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JP2002129639A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 Shinichiro Hayashi 水排出装置
US6698977B1 (en) * 2002-09-17 2004-03-02 James W. Charon Modular ditch liners
US6942424B2 (en) * 2003-06-09 2005-09-13 James W. Charon Width expandable modular ditch liners

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07122250B2 (ja) 1995-12-25

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