JPH06260092A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
プラズマディスプレイ装置Info
- Publication number
- JPH06260092A JPH06260092A JP3970993A JP3970993A JPH06260092A JP H06260092 A JPH06260092 A JP H06260092A JP 3970993 A JP3970993 A JP 3970993A JP 3970993 A JP3970993 A JP 3970993A JP H06260092 A JPH06260092 A JP H06260092A
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- JP
- Japan
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- electrodes
- substrate
- electrode
- sustain
- maintenance
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/34—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
- C03C17/3411—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions with at least two coatings of inorganic materials
- C03C17/3417—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions with at least two coatings of inorganic materials all coatings being oxide coatings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C15/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by etching
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造が簡略化され、容量増加と絶縁破壊を解
消するプラズマディスプレイ装置を提供する。 【構成】 互いに交差する方向に配置された電極の複数
個からなる電極群と、電極群の電極の交点近傍に形成さ
れたガス空間と、電極群及びガス空間を挾む一対の第１
及び第２基板からなるプラズマディスプレイ装置におい
て、第１基板は３本ずつ１組となるように配列された維
持電極群を同一平面上に有し、第２基板は維持電極群と
交差する方向に配置されたアドレス電極群を有する。
消するプラズマディスプレイ装置を提供する。 【構成】 互いに交差する方向に配置された電極の複数
個からなる電極群と、電極群の電極の交点近傍に形成さ
れたガス空間と、電極群及びガス空間を挾む一対の第１
及び第２基板からなるプラズマディスプレイ装置におい
て、第１基板は３本ずつ１組となるように配列された維
持電極群を同一平面上に有し、第２基板は維持電極群と
交差する方向に配置されたアドレス電極群を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＡＣ型マトリクスアドレ
ス方式プラズマディスプレイ装置に関する。
ス方式プラズマディスプレイ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネル（ＰＤＰ）
は、希ガスのプラズマ放電に伴うマトリクス電極交点で
の発光を利用したディスプレイ装置である。その基本的
構造は、行電極と列電極を設けた２枚のガラス基板から
構成された放電空間（約0.1mmの空間）にＮｅを主体と
する混合希ガスが数百Torrで封入されている。そして、
ＰＤＰは電極が放電空間に露出したＤＣ型（直接放電
型）と電極が誘電体層で覆われたＡＣ型（間接放電型）
に大別される。ＡＣ型プラズマディスプレイ装置の駆動
方法においては、リフレッシュ方式、マトリクスアドレ
ス方式、セルフシフト方式などがある。
は、希ガスのプラズマ放電に伴うマトリクス電極交点で
の発光を利用したディスプレイ装置である。その基本的
構造は、行電極と列電極を設けた２枚のガラス基板から
構成された放電空間（約0.1mmの空間）にＮｅを主体と
する混合希ガスが数百Torrで封入されている。そして、
ＰＤＰは電極が放電空間に露出したＤＣ型（直接放電
型）と電極が誘電体層で覆われたＡＣ型（間接放電型）
に大別される。ＡＣ型プラズマディスプレイ装置の駆動
方法においては、リフレッシュ方式、マトリクスアドレ
ス方式、セルフシフト方式などがある。
【０００３】従来のマトリクスアドレス方式の基本的な
三相駆動ＡＣ型ＰＤＰは、図１に示すような互いに平行
に対向する前面基板１および背面基板２の間に、絶縁性
バリアリブ３によってガス空間４を画定する構造を有し
ている。背面基板２は、背面ガラス板２１上に複数のア
ドレス電極Ｗが平行に形成され、その上に誘電体層２３
が形成され、その上に、複数のアドレス電極Ｗと交差す
るように、複数の一対の維持電極ＳA，ＳBが形成され、
更に、その上に誘電体層２３，ＭｇＯ層２４が形成さ
れ、バリアリブ３を印刷などで形成して成る。前面基板
１は、前面ガラス板１０上に蛍光体層１１が設けられて
成る。そして、基板を合わせて、ガス空間４に希ガスを
封入し、このＭｇＯ層２４の上にガス空間４（画素セ
ル）が形成されて、プラズマディスプレイ装置が形成さ
れる。
三相駆動ＡＣ型ＰＤＰは、図１に示すような互いに平行
に対向する前面基板１および背面基板２の間に、絶縁性
バリアリブ３によってガス空間４を画定する構造を有し
ている。背面基板２は、背面ガラス板２１上に複数のア
ドレス電極Ｗが平行に形成され、その上に誘電体層２３
が形成され、その上に、複数のアドレス電極Ｗと交差す
るように、複数の一対の維持電極ＳA，ＳBが形成され、
更に、その上に誘電体層２３，ＭｇＯ層２４が形成さ
れ、バリアリブ３を印刷などで形成して成る。前面基板
１は、前面ガラス板１０上に蛍光体層１１が設けられて
成る。そして、基板を合わせて、ガス空間４に希ガスを
封入し、このＭｇＯ層２４の上にガス空間４（画素セ
ル）が形成されて、プラズマディスプレイ装置が形成さ
れる。
【０００４】プラズマディスプレイ装置の動作は、アド
レス電極Ｗより維持電極ＳA，ＳBとの間に所定電圧が印
加されると、各電極が位置する背面基板２の上部に放電
領域が生じ、放電領域から放射された紫外線により蛍光
体層１１が励起されて発光し、画素セルに発光領域が生
じる。この放電は、アドレス電極Ｗと維持電極ＳA，ＳB
との間に印加されている維持電圧によって維持され、ア
ドレス電極Ｗに印加された消去パルスにより消滅する。
レス電極Ｗより維持電極ＳA，ＳBとの間に所定電圧が印
加されると、各電極が位置する背面基板２の上部に放電
領域が生じ、放電領域から放射された紫外線により蛍光
体層１１が励起されて発光し、画素セルに発光領域が生
じる。この放電は、アドレス電極Ｗと維持電極ＳA，ＳB
との間に印加されている維持電圧によって維持され、ア
ドレス電極Ｗに印加された消去パルスにより消滅する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記三相駆動ＡＣ型Ｐ
ＤＰ構造では、１つの画素セルに一対の維持電極ＳA，
ＳBが存在するだけなので、放電領域は、維持電極の間
上を中心として不均一に前面基板１に向けて大きく広が
って生じる。従って、放電により生じた発光領域は、放
電領域に最も近接する部分が非常に高輝度となる。蛍光
体層１１をイオン衝撃から保護するために、バリアリブ
の高さを高くしてガス空間４の間隙を広くする必要があ
る。
ＤＰ構造では、１つの画素セルに一対の維持電極ＳA，
ＳBが存在するだけなので、放電領域は、維持電極の間
上を中心として不均一に前面基板１に向けて大きく広が
って生じる。従って、放電により生じた発光領域は、放
電領域に最も近接する部分が非常に高輝度となる。蛍光
体層１１をイオン衝撃から保護するために、バリアリブ
の高さを高くしてガス空間４の間隙を広くする必要があ
る。
【０００６】また、アドレス電極Ｗ及び維持電極ＳA，
ＳB電極がすべて同じ背面基板２に支持されるので、背
面基板を製造するのが難しい。すなわち、背面基板２
は、下部のアドレス電極Ｗを蒸着、フォリソグラフィ及
びエッチング処理をして形成し、次に下部の誘電体層２
３を成膜し、次に維持電極ＳA，ＳBを蒸着、フォリソグ
ラフィ及びエッチング処理をして形成し、次に上部の誘
電体層２３及びＭｇＯ層２４を成膜して作成されので、
背面基板製造が煩雑になる。さらに、同じ背面基板上に
２段の電極Ｗ及びＳA，ＳBを設ける必要があるため、望
ましからぬ容量増加、絶縁破壊などの問題がある。各電
極群の電極を覆う上下の誘電層の厚さの差に関する問題
もある。すなわち、構造上、上段の誘電層は下段の誘電
層よりも薄い層で被覆されるため、この下段の誘電層は
絶縁破壊が発生しやすく、背面基板構造は電気的に弱い
ものとなる。
ＳB電極がすべて同じ背面基板２に支持されるので、背
面基板を製造するのが難しい。すなわち、背面基板２
は、下部のアドレス電極Ｗを蒸着、フォリソグラフィ及
びエッチング処理をして形成し、次に下部の誘電体層２
３を成膜し、次に維持電極ＳA，ＳBを蒸着、フォリソグ
ラフィ及びエッチング処理をして形成し、次に上部の誘
電体層２３及びＭｇＯ層２４を成膜して作成されので、
背面基板製造が煩雑になる。さらに、同じ背面基板上に
２段の電極Ｗ及びＳA，ＳBを設ける必要があるため、望
ましからぬ容量増加、絶縁破壊などの問題がある。各電
極群の電極を覆う上下の誘電層の厚さの差に関する問題
もある。すなわち、構造上、上段の誘電層は下段の誘電
層よりも薄い層で被覆されるため、この下段の誘電層は
絶縁破壊が発生しやすく、背面基板構造は電気的に弱い
ものとなる。
【０００７】さらに、近年のプラズマディスプレイ装置
の画面大型化の要望に応じて、大量かつ微小の画素セ
ル、アドレス電極及び維持電極を形成しなければならな
くなっており、大型フラットパネルを組立てる場合、画
素セル又は電極交点数が多大なので、ディスプレイ装置
の製造上、コスト高、歩留が悪くなる。本発明は、製造
工程を簡略化できるプラズマディスプレイ装置を提供す
ることを目的とする。
の画面大型化の要望に応じて、大量かつ微小の画素セ
ル、アドレス電極及び維持電極を形成しなければならな
くなっており、大型フラットパネルを組立てる場合、画
素セル又は電極交点数が多大なので、ディスプレイ装置
の製造上、コスト高、歩留が悪くなる。本発明は、製造
工程を簡略化できるプラズマディスプレイ装置を提供す
ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマディス
プレイ装置は、互いに交差する方向に配置された電極の
複数個からなる電極群と、前記電極群の電極の交点近傍
に形成されたガス空間と、前記電極群及びガス空間を挾
む一対の第１及び第２基板からなるディスプレイ装置で
あって、前記第１基板は３本ずつ１組となるように配列
された維持電極群を同一平面上に有し、前記第２基板は
前記維持電極群と交差する方向に配置されたアドレス電
極群を有することを特徴とする。
プレイ装置は、互いに交差する方向に配置された電極の
複数個からなる電極群と、前記電極群の電極の交点近傍
に形成されたガス空間と、前記電極群及びガス空間を挾
む一対の第１及び第２基板からなるディスプレイ装置で
あって、前記第１基板は３本ずつ１組となるように配列
された維持電極群を同一平面上に有し、前記第２基板は
前記維持電極群と交差する方向に配置されたアドレス電
極群を有することを特徴とする。
【０００９】
【作用】本発明のプラズマディスプレイ装置によれば、
高輝度で高速駆動できる三相駆動構造の長所を活かし、
かつ製造工程を簡略化できる。
高輝度で高速駆動できる三相駆動構造の長所を活かし、
かつ製造工程を簡略化できる。
【００１０】
【実施例】以下に、本発明による実施例を図面を参照し
つつ説明する。図２に示すように、本実施例のマトリク
スアドレス方式の三相駆動ＡＣ型ＰＤＰは、第１基板す
なわち背面基板２上の一対の維持電極ＳA，ＳB間に配置
された中間維持電極ＳCと、第２基板すなわち前面基板
１上の維持電極及び中間維持電極と交差する方向に配置
されたアドレス電極Ｗと、誘電体層２３及びＭｇＯ層２
４と、を設けた以外は、図１に示す素子構造と同一の構
造を有している。図１及び２における同一参照符合は同
じ部材を示す。
つつ説明する。図２に示すように、本実施例のマトリク
スアドレス方式の三相駆動ＡＣ型ＰＤＰは、第１基板す
なわち背面基板２上の一対の維持電極ＳA，ＳB間に配置
された中間維持電極ＳCと、第２基板すなわち前面基板
１上の維持電極及び中間維持電極と交差する方向に配置
されたアドレス電極Ｗと、誘電体層２３及びＭｇＯ層２
４と、を設けた以外は、図１に示す素子構造と同一の構
造を有している。図１及び２における同一参照符合は同
じ部材を示す。
【００１１】本実施例のＰＤＰにおいては、背面基板２
の同一平面上に２本の平行維持電極ＳA，ＳBおよびその
平行電極の真ん中に３本目の中間維持電極ＳCが同一方
向に並んでいる。この３本で従来の三相駆動と同一方法
で駆動する。さらに、表示駆動においてアドレス（セル
の選択）はできないので、反対側の前面基板１にアドレ
ス電極Ｗが上記３本の電極と直交するように形成されて
いる。
の同一平面上に２本の平行維持電極ＳA，ＳBおよびその
平行電極の真ん中に３本目の中間維持電極ＳCが同一方
向に並んでいる。この３本で従来の三相駆動と同一方法
で駆動する。さらに、表示駆動においてアドレス（セル
の選択）はできないので、反対側の前面基板１にアドレ
ス電極Ｗが上記３本の電極と直交するように形成されて
いる。
【００１２】背面基板２は、ガラス基板上に３本の維持
電極ＳA，ＳBおよび中間維持電極Ｓ Cを蒸着、フォリソ
グラフィ、エッチングにより同時形成し、その上に１層
の誘電体層２３を形成して、ＭｇＯ層２４の蒸着をなせ
ば形成できる。前面基板１は、前面ガラス板１０上にア
ドレス電極Ｗ、誘電体層２３、ＭｇＯ層２４及び蛍光体
層１１を順に成膜して形成される。
電極ＳA，ＳBおよび中間維持電極Ｓ Cを蒸着、フォリソ
グラフィ、エッチングにより同時形成し、その上に１層
の誘電体層２３を形成して、ＭｇＯ層２４の蒸着をなせ
ば形成できる。前面基板１は、前面ガラス板１０上にア
ドレス電極Ｗ、誘電体層２３、ＭｇＯ層２４及び蛍光体
層１１を順に成膜して形成される。
【００１３】本実施例によれば、背面基板作成におい
て、従来の電極及び誘電層の形成がそれぞれ１回で済
み、製作プロセスが簡略化され、しかも得られたＰＤＰ
には三相駆動法による面放電形ＡＣ型ＰＤＰにおける高
輝度かつ高発光効率で高速駆動できる長所が活かせる。
さらに、電極容量を軽減できるため、より高速駆動が可
能となる。また、空間電荷が隣接電極に広がらず誤放電
が起こりにくく安定した動作が可能である。図３及び図
４に示すように本実施例による画素セルをマトリクス方
式の三相駆動法で駆動すれば、画像のための制御信号に
応じてアドレスパルス（書き込みパルス及び消去パル
ス）をアドレス電極Ｗ１，Ｗ２・・・の群へ供給する書
き込み回路５０と、維持電極ＳA１，ＳB１，ＳC１，ＳA
２，ＳB２，ＳC２，・・・の群へ維持パルスを供給する
維持回路６０とを独立に構成できるので、クロストーク
が減少する。すなわち、図４に示すようにプラズマディ
スプレイ装置の動作は、表示されない場合は、中間維持
電極ＳCと維持電極ＳAまたはＳBとの間に印加されてい
る維持電圧−ＶSのパルスに維持されている。表示され
る場合は、アドレス電極Ｗより維持電極ＳAまたはＳBと
の間に所定電圧の書き込みパルスが印加されると、中間
維持電極ＳC及び維持電極ＳA間または中間維持電極ＳC
及び維持電極ＳB間の交互に各電極が位置する背面基板
２の上部において放電領域が生じ、放電領域から放射さ
れた紫外線により蛍光体層１１が励起されて発光し、画
素セルに発光領域が生じる。この発光は、維持電圧−Ｖ
Sの維持パルスによって維持され、アドレス電極Ｗに印
加された幅の狭い消去パルスにより消滅する。なお、ア
ドレス電極Ｗに幅の狭い消去パルスを印加する代わり
に、維持電極ＳAまたはＳBに印加される維持パルス間に
消去パルスを加えてもよい。
て、従来の電極及び誘電層の形成がそれぞれ１回で済
み、製作プロセスが簡略化され、しかも得られたＰＤＰ
には三相駆動法による面放電形ＡＣ型ＰＤＰにおける高
輝度かつ高発光効率で高速駆動できる長所が活かせる。
さらに、電極容量を軽減できるため、より高速駆動が可
能となる。また、空間電荷が隣接電極に広がらず誤放電
が起こりにくく安定した動作が可能である。図３及び図
４に示すように本実施例による画素セルをマトリクス方
式の三相駆動法で駆動すれば、画像のための制御信号に
応じてアドレスパルス（書き込みパルス及び消去パル
ス）をアドレス電極Ｗ１，Ｗ２・・・の群へ供給する書
き込み回路５０と、維持電極ＳA１，ＳB１，ＳC１，ＳA
２，ＳB２，ＳC２，・・・の群へ維持パルスを供給する
維持回路６０とを独立に構成できるので、クロストーク
が減少する。すなわち、図４に示すようにプラズマディ
スプレイ装置の動作は、表示されない場合は、中間維持
電極ＳCと維持電極ＳAまたはＳBとの間に印加されてい
る維持電圧−ＶSのパルスに維持されている。表示され
る場合は、アドレス電極Ｗより維持電極ＳAまたはＳBと
の間に所定電圧の書き込みパルスが印加されると、中間
維持電極ＳC及び維持電極ＳA間または中間維持電極ＳC
及び維持電極ＳB間の交互に各電極が位置する背面基板
２の上部において放電領域が生じ、放電領域から放射さ
れた紫外線により蛍光体層１１が励起されて発光し、画
素セルに発光領域が生じる。この発光は、維持電圧−Ｖ
Sの維持パルスによって維持され、アドレス電極Ｗに印
加された幅の狭い消去パルスにより消滅する。なお、ア
ドレス電極Ｗに幅の狭い消去パルスを印加する代わり
に、維持電極ＳAまたはＳBに印加される維持パルス間に
消去パルスを加えてもよい。
【００１４】図５は画素セルごとのＳA，ＳB維持電極と
中間維持電極ＳCとの配置例を示す。図５（ａ）の如
く、中間維持電極に島状部Ｉを設けてもよく、図５
（ｂ）の如く中間維持電極ＳCの突出部Ｐに対向して
ＳA，ＳB維持電極に対向突出部Ｃを設けてもよく、さら
に、図５（ｃ）の如くＳA，ＳB維持電極のみに対向突出
部Ｃを設けてもよい。
中間維持電極ＳCとの配置例を示す。図５（ａ）の如
く、中間維持電極に島状部Ｉを設けてもよく、図５
（ｂ）の如く中間維持電極ＳCの突出部Ｐに対向して
ＳA，ＳB維持電極に対向突出部Ｃを設けてもよく、さら
に、図５（ｃ）の如くＳA，ＳB維持電極のみに対向突出
部Ｃを設けてもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、互いに
交差する方向に配置された電極の複数個からなる電極群
と、電極群の電極の交点近傍に形成されたガス空間と、
電極群及びガス空間を挾む一対の第１及び第２基板から
なるディスプレイ装置において、第１基板は３本ずつ１
組となるように配列された維持電極群を同一平面上に有
し、第２基板は維持電極群と交差する方向に配置された
アドレス電極群を有するので、製造が簡略化され、維持
放電は維持電極が設けられている第１基板の近くで均一
に起こるために発光体層には影響を与えない。薄い誘電
体層を介した維持電極及びアドレス電極の交差がなくな
り、容量増加と絶縁破壊に関する問題が解消される。
交差する方向に配置された電極の複数個からなる電極群
と、電極群の電極の交点近傍に形成されたガス空間と、
電極群及びガス空間を挾む一対の第１及び第２基板から
なるディスプレイ装置において、第１基板は３本ずつ１
組となるように配列された維持電極群を同一平面上に有
し、第２基板は維持電極群と交差する方向に配置された
アドレス電極群を有するので、製造が簡略化され、維持
放電は維持電極が設けられている第１基板の近くで均一
に起こるために発光体層には影響を与えない。薄い誘電
体層を介した維持電極及びアドレス電極の交差がなくな
り、容量増加と絶縁破壊に関する問題が解消される。
【図１】従来のプラズマディスプレイパネルの断面図で
ある。
ある。
【図２】本実施例のプラズマディスプレイパネルの断面
図である。
図である。
【図３】本実施例のプラズマディスプレイ装置の維持電
極群及びアドレス電極群へ電気パルスを印加する駆動回
路のブロック図である。
極群及びアドレス電極群へ電気パルスを印加する駆動回
路のブロック図である。
【図４】１つの画素セルにおける維持電極及びアドレス
電極へ印加される電気パルスと画素セルの光量との関係
を示すタイミングチャートである。
電極へ印加される電気パルスと画素セルの光量との関係
を示すタイミングチャートである。
【図５】第１基板上の画素セルごとのＳA，ＳB維持電極
及び中間維持電極ＳCの平面図である。
及び中間維持電極ＳCの平面図である。
１ 前面基板 ２ 背面基板 ３ バリアリブ ４ ガス空間 １０ 前面ガラス板 １１ 蛍光体層 ２１ 背面ガラス板 ２３ 誘電体層 ２４ ＭｇＯ層 ＳA，ＳB 維持電極 ＳC 中間維持電極 Ｗ アドレス電極
Claims (1)
- 【請求項１】 互いに交差する方向に配置された電極の
複数個からなる電極群と、前記電極群の電極の交点近傍
に形成されたガス空間と、前記電極群及びガス空間を挾
む一対の第１及び第２基板からなるディスプレイ装置で
あって、前記第１基板は３本ずつ１組となるように配列
された維持電極群を同一平面上に有し、前記第２基板は
前記維持電極群と交差する方向に配置されたアドレス電
極群を有することを特徴とするプラズマディスプレイ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3970993A JP3437596B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | プラズマディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3970993A JP3437596B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | プラズマディスプレイ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06260092A true JPH06260092A (ja) | 1994-09-16 |
| JP3437596B2 JP3437596B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=12560526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3970993A Expired - Fee Related JP3437596B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | プラズマディスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3437596B2 (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000005740A1 (fr) * | 1998-07-21 | 2000-02-03 | Hitachi, Ltd. | Tube a decharge pour afficheur et procede de commande d'un tel tube |
| KR20010004091A (ko) * | 1999-06-28 | 2001-01-15 | 김영환 | 양광주 방전 영역을 증가시킬 수 있는 유지전극 구조를 갖는플라즈마 디스플레이 패널 |
| US6504519B1 (en) | 1998-11-16 | 2003-01-07 | Lg Electronics, Inc. | Plasma display panel and apparatus and method of driving the same |
| KR100404080B1 (ko) * | 2001-03-02 | 2003-11-03 | 엘지전자 주식회사 | 하이브리드 플라즈마 디스플레이 패널 소자의 구조 |
| US6781308B2 (en) * | 2001-01-10 | 2004-08-24 | Nec Corporation | Plasma display panel having a fluorescent layer made of mono-crystal particles |
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