JPH06259984A - Eepromアレイ - Google Patents

Eepromアレイ

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JPH06259984A
JPH06259984A JP25152392A JP25152392A JPH06259984A JP H06259984 A JPH06259984 A JP H06259984A JP 25152392 A JP25152392 A JP 25152392A JP 25152392 A JP25152392 A JP 25152392A JP H06259984 A JPH06259984 A JP H06259984A
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gate
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エフ.スクレック ジョン
David J Mcelroy
ジェイ.マックエルロイ デビッド
Pradeep L Shah
エル.シャー プラディープ
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    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • G11C16/16Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits for erasing blocks, e.g. arrays, words, groups

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不揮発性メモリにおいて、製造時の位置合わ
せのずれのために生ずるしきい値電圧の変動を補償する
方法を得る。 【構成】 本不揮発性メモリはセル10の複数個の対を
有し、各セル10は制御ゲート14、浮遊ゲート13、
そしてソース/ドレイン拡散11/12を含んでいる。
対の各々のうちの第1のセル10は浮遊ゲート13と拡
散11/12の間の容量の1つの値を有するように作製
でき、第2のセルは前記第1の値と異なる浮遊ゲート1
3と拡散11/12の間の容量の第2の値を有するよう
に作製できる。メモリは前記対の第1のセル10のうち
の制御ゲート14と拡散11/12へ第1の消去パルス
を供給するための第1の回路と、対の第2のセル10の
うちの制御ゲート14と拡散11/12へ第2の消去パ
ルスを供給するための第2の回路とを含んでいる。(図
9参照)第1の消去パルスは、消去されたしきい値電圧
のマージンを狭めて、それによって位置合わせずれを補
償するために、第2の消去パルスと異なる大きさを有す
るように調節できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連特許へのクロスリファレンス】以下の同時譲渡さ
れた特許出願をここに参考のために引用する:1991
年6月28日付けの米国特許出願第07/723,01
0号。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に消去可能で電
気的にプログラム可能な読み出し専用メモリ(EEPR
OM)のような不揮発性の集積回路メモリアレイに関す
るものであり、更に詳細にはメモリセルがファウラ・ノ
ルトハイム(Fowler−Nordheim)トンネ
リングによって消去されるようなったEEPROMアレ
イに関するものである。
【0003】
【従来の技術】単一トランジスタのメモリセルを採用し
て、プログラミングのためにホットキャリア注入を用
い、消去のためにファウラ・ノルトハイムトンネリング
を用いるEEPROMについては:(a)1985年の
IEDM(頁616−619)に発表されたS.ムクヘ
ルジー(Mukherjee)等による“単一トランジ
スタEEPROMと512k CMOS EEPROM
への組み込み(A Single Transisto
r EEPROM cell and its imp
lementation in a 512k CMO
S EEPROM)”と、(b)1989年のISSC
C(頁140−141)に発表された、V.カイネット
(Kynett)等による“90ナノ秒で消去/プログ
ラム・サイクル100kのメガビット・フラッシュメモ
リ(A 90ns 100k Erase/Progr
am Cycle Megabit Flash Me
mory)”に述べられている。文献(a)については
米国特許第4,698,787号にも述べられている。
【0004】セルの消去時には、適当な消去電圧が制御
ゲート/ワードラインへ供給され、ソースラインが浮遊
ゲートからの選ばれた電荷の除去を許容する。通常は、
フラッシュEEPROMの消去動作の間にはすべての制
御ゲートはアースへつながれるか、あるいはすべての制
御ゲートには同一の負の電圧が供給される。
【0005】フラッシュEEPROMの消去電圧しきい
値Vt のウインドウ(値の範囲)は、例えばソース側の
浮遊ゲートの下積み(underlap)になっている
ソース/ドレイン拡散の大きさによって影響される。フ
ィールド酸化物の丸み付け(rounding)の結
果、フィールド酸化物の角を丸められた端部上にどれだ
けゲートが存在しているかに依存して、下積みの量は変
化してくる。上に挙げた参考文献に述べられた方法によ
って作製されたセルでは、位置合わせのずれのためにセ
ルの行毎に下積みの量は異なってくる。もしセル行すべ
ての消去を同一の消去パルスで行おうとすると、それな
りの幅のマージンを持った電圧しきい値Vt の双峰(b
imodal)分布が生ずる。この双峰分布は不揮発性
メモリの読み出しおよびプログラム動作に良くない影響
を持つ。
【0006】従って、位置合わせずれを持つ交番セル行
における異なる下積みの程度によって引き起こされる電
圧しきい値特性の双峰分布のマージンを修正もしくは狭
めることが回路に要求される。
【0007】
【発明の概要】本発明の回路は、フィールド酸化物の丸
み付けと交番行での下積みの変動とによる良くない効果
を修正する。本回路は位置合わせずれのために細長くな
ったり、幅広くなったフラッシュEEPROMの消去電
圧しきい値Vt のウインドウ(Vt の値の範囲)の大き
さを縮小する。用いられる方法は、消去動作の間に交番
行(例えば奇数番目の行または偶数番目の行)に対して
異なるワードライン消去電圧を供給して、位置合わせの
結果生じた浮遊ゲート電界領域へのソース拡散を補償す
るものである。
【0008】本発明の不揮発性メモリは対になったセル
を含み、その中で各セルは制御ゲート、浮遊ゲート、そ
してソース/ドレイン拡散を含んでいる。対の各々の中
の第1のセルは、浮遊ゲートと拡散との間の容量の1つ
の値を有するように作製することができる。対の各々の
中の第2のセルは前記第1の値とは異なる第2の値の浮
遊ゲート・拡散間の容量を有するように作製することが
できる。本メモリは、対のうちの第1のセルの拡散と制
御ゲートとへ第1の消去パルスを供給するための第1の
回路手段と、対のうちの第2のセルの拡散と制御ゲート
とへ第2の消去パルスを供給するための第2の回路手段
とを含んでいる。消去されたしきい値電圧のマージンを
狭めるために、前記第1の消去パルスは前記第2の消去
パルスと異なる大きさを有するように調節することがで
きる。
【0009】
【実施例】図1を参照すると、本発明の回路の使用例を
示す目的で、メモリチップの集積された一部分であるメ
モリセルのアレイ例が示されている。各セルはソース1
1、ドレイン12、浮遊ゲート13、制御ゲート14、
そしてゲート酸化物28を有する浮遊ゲートトランジス
タ10である。セル10の1つの行中の制御ゲート14
は各々ワードライン15へつながれ、ワードライン15
はそれぞれワードラインデコーダ16へつながれてい
る。セル10の1つの行中のソース電極11の各々はソ
ースライン17へつながれている。セル10の1つの列
中のドレイン電極12は各々ドレイン列ライン18へつ
ながれている。ソースライン17の各々は列ライン17
aによって列デコーダ19へつながれ、ドレイン列ライ
ン18の各々は列デコーダ19へつながれている。
【0010】書き込みまたはプログラムモードにおい
て、ワードラインデコーダ16はライン20r上のワー
ドライン番地信号と読み出し/書き込み/消去制御回路
21(またはマイクロプロセッサ21)からの信号とに
応答して機能し、予め選ばれた第1のプログラム電圧V
rw(約+12ボルト)を、選ばれた制御ゲート導体14
を含む選ばれたワードライン15へ供給する。列デコー
ダ19もまた、第2のプログラム電圧Vpp(約+5ボル
トないし+10ボルト)を選ばれたドレイン−列ライン
18上へ、従って選ばれたセル10のドレイン領域12
へ供給するように機能する。ソースライン17は基準電
位Vssへつながれる。選ばれなかったドレイン−列ライ
ン18はすべて基準電位Vssへつながれるか、あるいは
浮遊状態におかれる。これらのプログラム電圧は選ばれ
たメモリセル10のチャネル中に(ドレイン12からソ
ース11への)高電流状態を作りだし、その結果ドレイ
ン−チャネル接合付近にチャネルホット電子と電子なだ
れ降伏電子を生成し、それらはチャネル酸化物を通して
選ばれたセル10の浮遊ゲート13へ注入される。プロ
グラム時間は、チャネル領域に対して約−2ボルトから
−6ボルトの負のプログラム電荷でもって浮遊ゲート1
3をプログラムできるように十分長く選ばれる。好適実
施例に従って作製されるメモリセル10に関して、制御
ゲート14/ワードライン15と浮遊ゲート13との間
の結合係数は約0.6である。従って、例えば、選ばれ
た制御ゲート14を含む選ばれたワードライン15上の
12ボルトのプログラム電圧Vrwは、約+7.2ボルト
の電圧を、選ばれた浮遊ゲート13上へ与える。浮遊ゲ
ート13(約+7.2ボルトにある)とアース(約0ボ
ルト)されたソースライン17との間の電位差は、選ば
れたセル10または選ばれなかったセル10の浮遊ゲー
ト13を充電するために、ソース11と浮遊ゲート13
との間にゲート酸化物28を横切ってファウラ・ノルト
ハイムトンネリング電流を発生させるには不十分であ
る。選ばれたセル10の浮遊ゲート13はプログラミン
グの間に注入されたホット電子で充電され、その電子は
選ばれたセル10の浮遊ゲート13の下のソース−ドレ
イン経路を非導通状態にし、その状態は“0”ビットと
して読み出される。選ばれなかったセル10は浮遊ゲー
ト13下のソース−ドレイン経路を導通状態に保たれ、
それらのセル10は“1”ビットとして読み出される。
【0011】フラッシュ消去モードでは、列デコーダ1
9はすべてのドレイン−列ライン18を浮遊状態のまま
にしておくように機能してもよい。ワードラインデコー
ダ16はすべてのワードライン15を基準電位Vssへつ
なぐように機能する。列デコーダ19はまた、すべての
ソースライン17へ(約+10ボルトないし+15ボル
トの)正の高電圧Veeを供給するように機能する。これ
らの消去電圧は、ファウラ・ノルトハイムトンネリング
電流を発生させるのに十分な電界強度をゲート酸化物領
域を横切って生じ、それによって浮遊ゲート13からの
電荷転送を引き起こし、そのメモリセル10を消去す
る。ワードライン15上の電位は0ボルトであるので、
セル10は消去の間非導通状態に留まり、従ってチャネ
ルホットキャリアは発生しない。ソースライン接合のフ
ィールドプレート降伏電圧はホットキャリア注入を禁止
するのに十分高いものとされている。更に、消去動作の
間にソース接合はバンド間のトンネリングを最小化する
ように最適化されるべきである。
【0012】読み出しモードでは、ワードラインデコー
ダ16はライン20r上のワードライン番地信号および
読み出し/書き込み/消去制御回路21からの信号に応
答して、選ばれたワードライン15へ(約+5ボルト
の)予め選ばれた正の電圧Vccを供給し、また選ばれな
かったワードライン15へ(アースの、またはVssの)
低電圧を供給するように機能する。列デコーダ19は、
少なくとも選ばれたドレイン−列ライン18へ(約+1
ボルトの)予め選ばれた正の電圧Vsen を供給し、また
ソースライン17へ(0ボルトの)低電圧を供給するよ
うに機能する。列デコーダ19はまた、番地ライン20
d上の信号に応答して、選ばれたセル10の選ばれたド
レイン−列ライン18をデータ出力端子へつなぐように
機能する。選ばれたドレイン−列ライン18および選ば
れたワードライン15へつながれたセル10の導通状態
または非導通状態はデータ出力端子へつながれたセンス
増幅器(図示されていない)によって検出される。メモ
リアレイへ供給される読み出し電圧は選ばれたセル10
に関するチャネルインピーダンスを決定するためには十
分であるが、任意の浮遊ゲート13の電荷状態を乱すよ
うなホットキャリア注入やファウラ・ノルトハイムトン
ネリングを生ずるには不十分である。
【0013】便宜上、表1に読み出し、書き込み、そし
て消去の電圧を与えておいた。
【表1】 読み出し 書き込み フラッシュ消去 選ばれたワードライン 5ボルト 12ボルト 0ボルト(すべて) 選ばれなかったワードライン 0ボルト 0ボルト −−−− 選ばれたドレインライン 1.0 ボルト 5-10ボルト 浮遊(すべて) 選ばれなかったドレインライン 浮遊 浮遊 −−−− ソースライン 0ボルト 約0ボルト 10-15 ボルト (すべて)
【0014】図2、図3、図4を参照すると、文献
(a)や(b)に述べられた従来技術のメモリセルで
は、隣接するセル間に分離機能を提供することに加え
て、制御ゲートと浮遊ゲートとの間の容量結合エリアを
増大させることによって制御ゲート(ポリ2)と浮遊ゲ
ート(ポリ1)との間の容量性結合を改善するために、
フィールド酸化物分離領域25が用いられている。ソー
スライン17(拡散N+)は本質的にワードライン15
と平行に走っており、ワードライン15対の間のフィー
ルド酸化物領域25を分離している。ドレイン領域12
はワードライン15の各対で共用されている。1つの列
中のドレイン12は金属の列ライン17a(図2には示
されていない)によってつながれている。金属ライン1
8を備えた各ドレインコンタクト12aは隣接するコン
タクトからフィールド酸化物領域25によって分離され
ている。
【0015】このように、フィールド酸化物領域25は
隣接するセル間の分離を与えると共に、優れた制御ゲー
ト/浮遊ゲート間の容量性結合を提供している。連続し
たソースライン17によって分離されたフィールド酸化
物領域25の存在はソース11にコンタクトする金属ラ
インの必要性を排除し、貴重なシリコン財を節約してい
る。これらのフィールド酸化物領域25は図3に示され
たような直線で構成されるマスクを用いて設計、製作さ
れる。しかし、フォトリソグラフィ処理とLOCOS工
程の後に、フィールド酸化物領域25は図5および図7
に示されたように丸みを帯びたものとなる。これについ
ては後述する。この形状の理由は、角におけるフォトリ
ソグラフィに関する丸み付けと狭い領域と広い領域とで
フィールド酸化物の成長速度が異なることとに関連して
いる。言い替えると、フィールド酸化物領域25の形状
は、他の出版物で述べられているような“犬の骨(do
gbone)”形状をしている。
【0016】それぞれがメモリセルの1つの行を構成す
る複数の導電性ワードライン15が基板22の表面上に
形成される。N+ソースライン17はメモリセルのソー
ス領域11を含んでいる。ソースライン17には、コン
タクトのために必要とされるチップ面積を節約するため
に、8、16、または32セル毎に金属の導体(図示さ
れていない)がコンタクトしている。
【0017】ワードライン15は、そのワードライン1
5の行中のメモリセルのための制御ゲート導体14を含
んでいる。浮遊ゲート導体13は、ソース11とドレイ
ン12間のチャネルChを覆って、メモリセル10を横
切って(各々のワードライン/制御ゲートと揃って)広
がっている。ワードライン15は実際には浮遊ゲート導
体13と揃っている。図3、図5および図7に示された
わずかなオフセットは分かりやすくするためのものであ
る。
【0018】各メモリセルに関してワードライン15は
制御ゲート導体14を含んでいる。下層の浮遊ゲート導
体13は中間レベルの誘電体の絶縁体(例えば酸化物−
窒化物−酸化物)層27によって制御ゲート導体14か
ら絶縁され、またゲート絶縁体(例えば酸化物)層28
によってチャネル領域Chから絶縁されている。
【0019】浮遊ゲート13は比較的薄いゲート絶縁体
28(約80−150オングストロームの酸化物)を介
してチャネル領域Chと容量結合している。制御ゲート
14と浮遊ゲート13との間の容量性結合は、隣接のセ
ル分離用の厚いフィールド絶縁体25の一部を覆う制御
ゲート14と浮遊ゲート13の延長部によって強化され
ている。
【0020】それぞれ消去とプログラミングの効率を最
適化するために、ソース/ドレイン拡散11、12の接
合を所望のものに作製するために各種の打ち込みプロセ
スを施すことが可能である。プログラミングの効率化の
ためには、ドレイン−チャネル接合はホットキャリアの
注入を容易にする急峻な分布を示すように作製される。
ゲートダイオードが降伏しない消去動作のためには、ソ
ース−チャネル接合は勾配を持った(傾斜した)分布を
示すものに作製される。
【0021】図示された実施例のメモリセル対の構成は
本発明に特徴的なものではなく、日常的な設計段階での
選択の問題である。消去のためのファウラ・ノルトハイ
ムトンネリングや電子なだれ注入効率を高めるためのチ
ャネルおよび接合の分布等を含む本発明の各種の態様を
利用するために、別のメモリセル構成を採用することも
できる。
【0022】フラッシュEEPROMはファウラ・ノル
トハイムトンネリングによってメモリセル10の浮遊ゲ
ート13から電子を取り去ることによって消去される。
このことは、ドレイン12を浮遊させながら、各セル1
0のソース11の電圧を高電圧(10ないし15ボル
ト)に高め、そのセルの制御ゲート14をアース電位に
保つことで行われる。別の方法は制御ゲート14を負の
電位へつなぎ、ソース11の電圧を5ボルト付近の値に
増加させることである。これらの方法はいずれも、ソー
ス11拡散と浮遊ゲート13との間に大きい電界を生じ
させ、浮遊ゲート13がソース11の電位よりも低電位
になるようにする。このことは図2に示され、そこには
電界を“E”で示してある。
【0023】電界EFSは数多くのパラメータで影響され
る。パラメータのうちの3つはd=誘電体厚さ、ld
ドレイン拡散の下積み距離、そしてls =ソース拡散の
下積み距離である。
【0024】電界EFSはまた、制御ゲート14によって
覆われた浮遊ゲート13エリアの、チャネルChを覆う
浮遊ゲート13エリアに対する比によっても影響され
る。後者のエリアはフィールド酸化物25を覆う浮遊ゲ
ート13エリアは含まない。
【0025】図4の距離“d”は図1のと同じ誘電体厚
さである。図3は設計者の図面を表しており、例えば、
計算機支援設計システムでの一対のセル10のためのマ
スクを表している。実際には、セル10の対は製造プロ
セスが完了した後では異なって見える。図5は図3のよ
うなマスクを使用して作製された後のセル10の対を示
している。フィールド酸化物の端部はフィールド酸化物
のエンクローチメント(encroachment)と
リソグラフィとによって丸まっている。
【0026】図5の適正な位置合わせをされた例では、
ソース11側のチャネルChがドレイン12側よりも広
いように示されている。更に、チャネルエリアChは設
計時に意図されたものよりも大きいものであるように描
かれている。もしフィールド酸化物25の丸み付けがチ
ャネルCh中へ広がらなければ、ソース11とドレイン
12の寸法は違わず、チャネルChは意図したものより
大きくならない。
【0027】図6を参照すると、ソース11と浮遊ゲー
ト13との間の電界EFSに影響する各種の成分容量が示
されている。すべての容量値は規格化されている。
【0028】既に述べたように、特定の型のフラッシュ
EEPROMは、ソース11とドレイン12とが異なる
ようにドープされ、その結果ソース11拡散がドレイン
12拡散よりも遠くまで浮遊ゲート13の下へ広がって
いるという事実によって特徴付けられる。このため、図
6の回路のソース11とドレイン12とで関係する容量
値は異なってくる。もし、例えばすべてのキャパシタが
すべてのノードと共に初期に0ボルトにあって、ソース
11が12ボルトへランプ状に立ち上がったとすると、
浮遊ゲート13の電圧はランプ状に〔.15/(.05
+.15+.2+.6)〕×12ボルト=1.8ボルト
へ上昇する。このことはもし、(ソース11を除いて)
すべての他のノードがVssすなわち0ボルトに保たれて
いれば正しい。もし、ゲート誘電体28が100オング
ストロームの厚さであれば、ソース11と浮遊ゲート1
3との間の電界EFSはcm当たり(12−1.8)/1
00オングストローム=10.2メガボルトとなる。
【0029】しかしもし、例えば、ソース11容量が.
15Cから.3Cへ変わると、電界EFSはcm当たり
(12−3.6)/100オングストローム=8.4メ
ガボルトとなる。この電界の差は、もし同じ消去パルス
の幅またはパルス長を用いるとすれば、消去動作の後に
異なる浮遊ゲート13電位をもたらすことになる。ファ
ウラ・ノルトハイムトンネリングの間、浮遊ゲート13
の電位が基板に対して負でないようになって、それによ
って電界EFSがトンネリングの起こらない、十分低い値
になるまで、浮遊ゲート13から電子が排除される。
【0030】図7は制御ゲート13とフィールド酸化物
25との間の位置合わせずれがどのようにメモリアレイ
に関する双峰的消去電圧しきい値をもたらすかを示して
いる。消去電圧しきい値Vtはメモリチップがメモリセ
ルが消去されたことを検出する(論理“1”レベルを検
出する)最も高い制御ゲート電圧、または上限として定
義される。
【0031】図7の制御ゲート14はフィールド酸化物
25端部に相対的に紙面の下の方向へずれている。90
度になるように設計されたフィールド酸化物25端部の
丸み付けのために、長さl1 は長さl2 よりも長い。長
さl1 とl2 はソース11拡散を覆っている部分の浮遊
ゲート13に沿っての距離を表している。既に述べたよ
うに、距離l1 とl2 の違いは、長さl1 を有するメモ
リセルと長さl2 を有するメモリセル10との間の電界
FSに大きな違いをもたらす。長さの大きな違いは、図
2のソース11拡散下積み距離ls が図6で述べた全容
量へ大きく共重合体するために生ずる。
【0032】位置合わせへの敏感さを軽減する1つの方
法はソース11拡散に共通で制御ゲート14に平行なフ
ィールド酸化物25端部と制御ゲート14との間隔を大
きくすることである。この方法の1つの明らかな欠点は
エリアが占有されることである。
【0033】上の制御ゲートと下の制御ゲート14とへ
異なる電位を使用することによって、各セル(上側対下
側、あるいはそれらが順番付けされていれば奇数対偶
数)に関する電界EFSは一致するようにできる。そのよ
うにすることで、もし位置合わせずれが大きくてソース
11と浮遊ゲート13との間に別の容量項をもたらすよ
うな場合でも、各セル10の消去された電圧しきい値V
tは一致もしくは同程度のものとなる。
【0034】ここで図8を参照すると、例として規格化
された容量値が示されており、この規格化された値は図
7に示された位置合わせずれから生ずる典型的なもので
ある。
【0035】再び、図7と図8の上側のセル10がすべ
てのノードを0ボルトに初期化されていると仮定する。
もし、ソース11が12ボルトへランプ状に上昇する
と、他のノードがアースされていれば、結果の浮遊ゲー
ト13電圧は既に述べたように1.8ボルトとなる。同
じ電圧条件に対して、下側のセルの浮遊ゲート13は.
2(12)=2.4ボルトである。2.4−1.8=.
6ボルトの差が上側と下側のセル10の浮遊ゲート13
間に存在する。補償するためには、上側のセル10の制
御ゲート14上の電圧を増大させる。必要な増大分は.
6ボルト/〔.6C/(.6C+.05C+.15C
+.2C)〕=1ボルトである。この必要とされるオフ
セットは、図3を一部とするアレイ全体に亘って不変で
あり、首尾一貫している。
【0036】交番行の制御ゲート電圧の組み込み例が図
9に示されている。図9で、論理信号が奇数デコード端
子と偶数デコード端子へ供給される。ワードライン番地
信号20rの少なくとも1つのビット、多分再下位ビッ
トは偶数および奇数のワードラインに対応しており、そ
のビットは奇数デコード端子と偶数デコード端子へ供給
される信号をデコードするために用いられる。トランジ
スタT1は分離の働きを持ち、比較的高電圧であるVpp
が奇数デコード端子と偶数デコード端子へ到達するのを
妨げている。トランジスタT2は負荷トランジスタであ
る。トランジスタT3とT4はインバータを構成してい
る。Vss’ODDとVss’EVENの両端子上の電圧
は、それらの電圧が、同じワードライン15上のセルと
ドライバ(奇数)とにそれの直下または直上のドライバ
(偶数)とワードライン15の上のセルと同じ電界EFS
を持たせるような電位に設定される場合には、消去の間
を除いて電圧Vssにある。
【0037】上の例で、図9の回路は図1のワードライ
ンデコーダ16のワードラインドライバ回路に含まれて
いる。
【0038】製造時の試験段階において、そして上に述
べた手続きによって、必要とされるオフセットが決定さ
れ、後の動作のために装置中へプログラムされる。メモ
リの製造バッチの間に位置合わせが変更される毎に、こ
のオフセットが測定され、永久的にメモリ中へプログラ
ムされる。
【0039】上で述べた測定と永久的なプログラミング
は、2つの経路で消去を行う図9の回路を用いることに
よって避けることができる。2つの経路の各経路は一連
の着実に増加していく消去パルスを含んでいる。1つの
経路では、例えば、奇数行がVssに等しい制御ゲート電
圧によって消去され、一方偶数行は過剰消去を避けるた
めに十分高い値の制御ゲート電圧でもって消去される。
各消去サイクルの後にセルのチェックが行われ、完全な
消去が行われたかが決定される。第2の経路ではこのプ
ロセスが逆方向に行われる。すなわち、Vssに等しい制
御ゲート電圧でもって偶数行が消去され、奇数行は過剰
消去を避けるために十分高い制御ゲート電圧でもって消
去される。過剰消去は、セル10が選ばれなかった状態
において非導通状態であると仮定して、浮遊ゲート13
からセル10導通させるに十分な電子を取り除いた場合
に発生する。
【0040】本発明はまた、仮想アース型のアレイでの
場合に見られるように、x方向の位置合わせずれが異な
るEFSをもたらすようなアレイにも適用できる。位置合
わせずれがセル10の交番列間でドレイン12から浮遊
ゲート13への容量性結合に影響する場合には、ワード
ライン15よりもむしろ列ラインへ、ビットライン電圧
の同様な奇数・偶数の組み合わせを供給する。そのよう
なアレイではドレイン12は通常浮遊状態に残される。
しかし、x方向の位置合わせずれの補償は、有効なフィ
ールドを奇数列ラインと偶数列ラインとで同じにする値
へドレイン12を1つ置きに駆動することで行われる。
図9の回路に類似した回路が列デコーダ中に含まれてお
り、その列デコーダは図1の列デコーダ19と同様のも
のであるが仮想アースアレイ用に設計されたものであ
る。
【0041】本発明は特定の実施例に関して説明してき
たが、この説明は限定的な意図のものではない。本明細
書の説明を参照することで、本発明の別の実施例と共
に、本実施例についての各種の修正が可能であることは
当業者に明かであろう。従って、本発明の特許請求の範
囲は、そのような修正や実施例を本発明の範囲に含まれ
るものとして包含すると解釈されるべきである。
【0042】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)セルの複数個の対を含む不揮発性メモリであっ
て、各セルが制御ゲート、浮遊ゲート、そしてソース/
ドレイン拡散を有し、前記対の各対の第1のセルが浮遊
ゲートと拡散の間の第1の容量値を有するように作製で
き、前記対の各対の第2のセルが前記第1の値と異な
る、浮遊ゲートと拡散の間の第2の容量値を有するよう
に作製でき:前記対のうちの前記第1のセルの前記制御
ゲートと前記拡散の各々へ第1の消去パルスを供給する
第1の回路手段、前記対のうちの前記第2のセルの前記
制御ゲートと前記拡散の各々へ第2の消去パルスを供給
する第2の回路手段、を含み、前記第1の消去パルスが
前記第2の消去パルスと異なる大きさを有するように調
節可能である、メモリ。
【0043】(2)第1項記載のメモリであって、前記
第1と第2のセルがそれらの生産時の位置合わせずれの
ために生じた、浮遊ゲートと拡散の間の異なる容量を有
し、前記第1と第2の消去パルスの前記大きさが、消去
されたしきい値電圧の狭いマージンを与えるように調節
できるメモリ。
【0044】(3)第1項記載のメモリであって、前記
対のうちの前記第1と第2のセルが別々のセル行中にあ
るメモリ。
【0045】(4)第1項記載のメモリであって、前記
対のうちの前記第1と第2のセルが、別々のセル列中に
あるメモリ。
【0046】(5)第1項記載のメモリであって、前記
第1のセルの各セルのうちの前記拡散が前記第1のセル
の各セルのうちの前記浮遊ゲートの下積みになっている
メモリ。
【0047】(6)第1項記載のメモリであって、前記
第1と第2の回路手段のうち少なくとも1つが前記制御
ゲートと前記拡散のうちの1つへ供給される基準電位を
変化させるための入力を含んでいるメモリ。
【0048】(7)第1項記載のメモリであって、前記
第1と第2の回路手段の各々が各前記対の各セルをデコ
ードするための入力を含んでいるメモリ。
【0049】(8)第1項記載のメモリであって、前記
第1と第2の回路手段の各々が前記第1と第2の消去パ
ルスを供給するためのインバータを含んでいるメモリ。
【0050】(9)第1項記載のメモリであって、前記
第1と第2の回路手段の各々が前記対の各セルをデコー
ドするための入力を含み、前記第1と第2の回路手段の
各々が前記デコード入力を前記第1と第2の消去パルス
から分離するための少なくとも1つの分離トランジスタ
を含んでいるメモリ。
【0051】(10)セルの複数個の対を含む不揮発性
メモリであって、各セルが制御ゲート、浮遊ゲート、そ
してソース/ドレイン拡散を有し、前記対の各対の第1
のセルが浮遊ゲートと拡散の間の第1の容量値を有する
ように作製でき、前記対の各対の第2のセルが前記第1
の値と異なる、浮遊ゲートと拡散の間の第2の容量値を
有するように作製でき:前記対の前記各々の前記1つの
前記セルの前記制御ゲートと前記拡散の各々へ第1の消
去パルスを供給する第1の回路手段、前記対の各対の前
記他方のうちの前記セルの前記制御ゲートと前記拡散の
各々へ第2の消去パルスを提供する第2の回路手段、を
含み、前記第1の消去パルスが前記第2の消去パルスと
異なる大きさを有するように調節可能であり、前記第1
と第2のセルがそれらの生産時の位置合わせずれのため
に生じた、浮遊ゲートと拡散の間の異なる容量を有し、
また第1と第2の消去パルスの前記大きさが、消去され
たしきい値電圧の狭いマージンを与えるように調節で
き、前記対の前記第1のセルと第2のセルとが別々のセ
ル行中にあり、前記第1のセルの各セルのうちの前記拡
散が前記第1のセルの各セルのうちの前記浮遊ゲートの
下積みになっており、前記第1と第2の回路手段の少な
くとも1つが、前記制御ゲートと前記拡散の1つへ供給
される基準電位を変化させるための入力を含んでおり、
前記第1と第2の回路手段の各々が各前記対の各セルを
デコードするための入力を含んでおり、前記第1と第2
の回路手段の各々が前記第1と第2の消去パルスを供給
するためのインバータ回路を含んでおり、前記第1と第
2の回路手段の各々が前記デコード入力を前記第1と第
2の消去パルスの1つから分離するための少なくとも1
つの分離トランジスタを含んでいる、メモリ。
【0052】(11)セルの複数個の対を有する不揮発
性メモリ中で電圧しきい値の狭いマージンを得るための
方法であって、前記セルの各々が制御ゲート、浮遊ゲー
ト、そしてソース/ドレイン拡散を有し、前記対の各対
のうちの第1のセルが浮遊ゲートと拡散の間の1つの容
量値を有するように作製でき、前記対の各対のうちの第
2のセルが前記第1の容量値と異なる、浮遊ゲートと拡
散の間の第2の容量値を有するように作製でき:前記対
の前記第1のセルのうちの前記制御ゲートと前記拡散の
各々へ第1の消去パルスを供給すること、前記対の前記
第2のセルのうちの前記制御ゲートと前記拡散の各々へ
第2の消去パルスを提供すること、前記第1の消去パル
スと前記第2の消去パルスの大きさを調節して、消去さ
れたしきい値電圧の狭いマージンを得ること、を含む方
法。
【0053】(12)第11項記載の方法であって、前
記第1と第2のセルが、それらの生産時に位置合わせず
れによって生じた浮遊ゲートと拡散の間の、互いに異な
る容量を有する方法。
【0054】(13)第11項記載の方法であって、前
記対の前記第1と第2のセルが別々のセル行中にある方
法。
【0055】(14)第11項記載の方法であって、前
記対の前記第1と第2のセルが別々のセル列中にある方
法。
【0056】(15)第11項記載の方法であって、前
記第1のセルの各セルのうちの前記拡散が前記第1のセ
ルの各セルのうちの前記浮遊ゲートの下積みになってい
る方法。
【0057】(16)第11項記載の方法であって、前
記第1のセルの各セルのうちの前記制御ゲートへ供給さ
れる基準電位が前記第2のセルの各セルのうちの前記制
御ゲートへ供給される基準電位と違っているために、前
記大きさが異なることになる方法。
【0058】(17)第11項記載の方法であって、前
記第1と第2の消去パルスが、各前記対の各セルをデコ
ードするための入力を含む回路によって発せられる方
法。
【0059】(18)第11項記載の方法であって、前
記第1と第2の消去パルスが、前記第1と第2の消去パ
ルスを供給するためのインバータを含む回路によって発
生られる方法。
【0060】(19)第11項記載の方法であって、前
記第1と第2の消去パルスが、各前記対の各セルをデコ
ードするための入力を含む回路によって発せられ、前記
回路が前記デコード入力を前記第1と第2の消去パルス
から分離するための分離トランジスタを含んでいる方
法。
【0061】(20)不揮発性メモリはセル10の複数
個の対を有し、各セル10は制御ゲート14、浮遊ゲー
ト13、そしてソース/ドレイン拡散11/12を含ん
でいる。対の各々のうちの第1のセル10は浮遊ゲート
13と拡散11/12の間の容量の1つの値を有するよ
うに作製できる。対の各々のうちの第2のセルは前記第
1の値と異なる浮遊ゲート13と拡散11/12の間の
容量の第2の値を有するように作製できる。メモリは前
記対の第1のセル10のうちの制御ゲート14と拡散1
1/12へ第1の消去パルスを供給するための第1の回
路と、対の第2のセル10のうちの制御ゲート14と拡
散11/12へ第2の消去パルスを供給するための第2
の回路とを含んでいる。(図9参照)第1の消去パルス
は、消去されたしきい値電圧のマージンを狭めて、それ
によって位置合わせずれを補償するために、第2の消去
パルスと異なる大きさを有するように調節できる。
【0062】
【注意】
(C)著作権、テキサスインスツルメンツ社1991
年。本特許ドキュメンツの開示部分には著作権保護の対
象となる材料が含まれている。テキサスインスツルメン
ツ社は、発行された特許または特許開示が特許および商
標事務所における特許書類または記録として複写される
ことに関しては異議を唱えるものではないが、それ以外
に関してはすべての著作権を保有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリセルアレイの、部分的にブロック図で示
した電気回路図。
【図2】浮遊ゲートメモリセルの断面図。
【図3】本発明の浮遊ゲートメモリセルの平面設計図。
【図4】図3のB−Bに沿っての断面図。
【図5】フィールド酸化物エンクローチメントによるフ
ィールド酸化物丸み付けを示す、製造後の図3のセル設
計。
【図6】ソース拡散と浮遊ゲートとの間の電界EFSに影
響する各成分。
【図7】制御ゲートとフィールド酸化物との間の位置合
わせずれのために生ずるメモリセルの消去電圧しきい値
の双峰分布。
【図8】図7の位置合わせずれの図6の回路への影響。
【図9】図7の位置合わせずれを補償する、行毎に交番
する制御ゲート電圧の供給例。
【符号の説明】
10 メモリセル(浮遊ゲートトランジスタ) 11 ソース 12 ドレイン 12a ドレインコンタクト 13 浮遊ゲート 14 制御ゲート 15 ワードライン 16 ワードラインデコーダ 17 ソースライン 17a 金属列ライン 18 列ライン 19 列デコーダ 20d 番地ライン 20r ワードライン番地信号ライン 21 読み出し/書き込み/消去制御回路 22 基板 25 フィールド酸化物分離領域 27 中間レベル絶縁体層 28 ゲート酸化物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 プラディープ エル.シャー アメリカ合衆国テキサス州ダラス,フォー トソン 18803

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルの複数個の対を含む不揮発性メモリ
    であって、各セルが制御ゲート、浮遊ゲート、そしてソ
    ース/ドレイン拡散を有し、前記対の各対の第1のセル
    が浮遊ゲートと拡散の間の第1の容量値を有するように
    作製でき、前記対の各対の第2のセルが前記第1の値と
    異なる、浮遊ゲートと拡散の間の第2の容量値を有する
    ように作製でき:前記対のうちの前記第1のセルの前記
    制御ゲートと前記拡散の各々へ第1の消去パルスを供給
    する第1の回路手段、 前記対のうちの前記第2のセルの前記制御ゲートと前記
    拡散の各々へ第2の消去パルスを供給する第2の回路手
    段、を含み、 前記第1の消去パルスが前記第2の消去パルスと異なる
    大きさを有するように調節可能である、メモリ。
  2. 【請求項2】 セルの複数個の対を有する不揮発性メモ
    リ中で電圧しきい値の狭いマージンを得るための方法で
    あって、前記セルの各々が制御ゲート、浮遊ゲート、そ
    してソース/ドレイン拡散を有し、前記対の各対のうち
    の第1のセルが浮遊ゲートと拡散の間の1つの容量値を
    有するように作製でき、前記対の各対のうちの第2のセ
    ルが前記第1の容量値と異なる、浮遊ゲートと拡散の間
    の第2の容量値を有するように作製でき:前記対の前記
    第1のセルのうちの前記制御ゲートと前記拡散の各々へ
    第1の消去パルスを供給すること、 前記対の前記第2のセルのうちの前記制御ゲートと前記
    拡散の各々へ第2の消去パルスを供給すること、 前記第1の消去パルスと前記第2の消去パルスの大きさ
    を調節して、消去されたしきい値電圧の狭いマージンを
    得ること、を含む方法。
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