JPH06259857A - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
- Publication number
- JPH06259857A JPH06259857A JP5043498A JP4349893A JPH06259857A JP H06259857 A JPH06259857 A JP H06259857A JP 5043498 A JP5043498 A JP 5043498A JP 4349893 A JP4349893 A JP 4349893A JP H06259857 A JPH06259857 A JP H06259857A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor frame
- clamp magnet
- spindle motor
- magnet
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランプマグネットのはずれる懸念のない信
頼性の高い光ディスク駆動用スピンドルモータを提供す
る。 【構成】 ロータフレーム２の上部にクランプマグネッ
ト１１を配置し、さらに、内周部にクランプマグネット
をロータフレームに固定するための段差部３ａを有した
スピンドルハブ３を、クランプマグネットの外側に配置
する。ここで、スピンドルハブをビス締めおよびカシメ
等によりロータフレームに固定することにより、クラン
プマグネットをロータフレームに固定させる。両面着磁
されているクランプマグネットは、ディスク吸引面に強
磁性体が接しても、ロータフレームからはずれる心配は
ない。また、不安定要素のある接着を併用する必要もな
く、信頼性の高いスピンドルモータを提供することがで
きる。
頼性の高い光ディスク駆動用スピンドルモータを提供す
る。 【構成】 ロータフレーム２の上部にクランプマグネッ
ト１１を配置し、さらに、内周部にクランプマグネット
をロータフレームに固定するための段差部３ａを有した
スピンドルハブ３を、クランプマグネットの外側に配置
する。ここで、スピンドルハブをビス締めおよびカシメ
等によりロータフレームに固定することにより、クラン
プマグネットをロータフレームに固定させる。両面着磁
されているクランプマグネットは、ディスク吸引面に強
磁性体が接しても、ロータフレームからはずれる心配は
ない。また、不安定要素のある接着を併用する必要もな
く、信頼性の高いスピンドルモータを提供することがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク駆動用スピ
ンドルモータに関する。
ンドルモータに関する。
【０００２】
【従来の技術】以下に、従来のスピンドルモータについ
て説明する。
て説明する。
【０００３】図３は従来のスピンドルモータの構成断面
図である。図３において１はロータマグネットで、ロー
タフレーム２の内径側に接着固定されている。３はアル
ミ系または銅系の合金等を円環状に切削加工してつくら
れた金属製スピンドルハブで、ロータフレーム２の上部
に接着または圧入にて固定されている。１０ａは信号情
報が記録されたディスクで、磁性体でつくられているク
ランプ板１０ｂと一体に成形され、ロータフレーム２に
圧入固定されたロータシャフト４にてセンタリングさ
れ、着磁されたクランプマグネット１１が磁気吸引し、
スピンドルハブ３に密着・固定されている。また、クラ
ンプマグネット１１はロータフレーム２に自身の磁力で
固定されている。
図である。図３において１はロータマグネットで、ロー
タフレーム２の内径側に接着固定されている。３はアル
ミ系または銅系の合金等を円環状に切削加工してつくら
れた金属製スピンドルハブで、ロータフレーム２の上部
に接着または圧入にて固定されている。１０ａは信号情
報が記録されたディスクで、磁性体でつくられているク
ランプ板１０ｂと一体に成形され、ロータフレーム２に
圧入固定されたロータシャフト４にてセンタリングさ
れ、着磁されたクランプマグネット１１が磁気吸引し、
スピンドルハブ３に密着・固定されている。また、クラ
ンプマグネット１１はロータフレーム２に自身の磁力で
固定されている。
【０００４】５ａ，５ｂはベアリングでロータシャフト
４を支持している。６は電機子巻き線でステータコア７
とでステータを形成し、ロータマグネット１に回転力を
与える。１２はモータハウジングで、ベアリング５ａ，
５ｂ、およびステータを保持・固定している。８はホー
ル素子で、ロータマグネット１の端面に対向し、かつス
テータコア７のスロット間に一定の位相をおいて複数個
がステータ基板９に配置されている。ステータ基板９は
取付ビス１３にてモータハウジング１２に固定されてい
る。
４を支持している。６は電機子巻き線でステータコア７
とでステータを形成し、ロータマグネット１に回転力を
与える。１２はモータハウジングで、ベアリング５ａ，
５ｂ、およびステータを保持・固定している。８はホー
ル素子で、ロータマグネット１の端面に対向し、かつス
テータコア７のスロット間に一定の位相をおいて複数個
がステータ基板９に配置されている。ステータ基板９は
取付ビス１３にてモータハウジング１２に固定されてい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成においてクランプマグネットはディスクを確実に吸引
し、またロータフレームに自身の磁力で確実に固定され
るために両面とも同時に着磁を行っており、磁力として
も両面ともほぼ同じである。
成においてクランプマグネットはディスクを確実に吸引
し、またロータフレームに自身の磁力で確実に固定され
るために両面とも同時に着磁を行っており、磁力として
も両面ともほぼ同じである。
【０００６】そのために、クランプマグネットのディス
ク吸引面側に強磁性体が接した場合、この磁気吸引力が
ロータフレームとの吸引力よりも大きくなり、クランプ
マグネットがロータフレームよりはずれるという品質面
の心配がある。
ク吸引面側に強磁性体が接した場合、この磁気吸引力が
ロータフレームとの吸引力よりも大きくなり、クランプ
マグネットがロータフレームよりはずれるという品質面
の心配がある。
【０００７】また、より確実に固定させるためには接着
を併用することも考えられるが、不安定要素があり万全
な対策とは言えない。
を併用することも考えられるが、不安定要素があり万全
な対策とは言えない。
【０００８】本発明は上記問題点を解決し、信頼性の高
いスピンドルモータを提供することを目的とする。
いスピンドルモータを提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のスピンドルモータは、ロータフレームの上部
にクランプマグネットとスピンドルハブを配置し、クラ
ンプマグネットはスピンドルハブの内周部に設けた段差
部により、ロータフレームに固定した構成を有する。
に本発明のスピンドルモータは、ロータフレームの上部
にクランプマグネットとスピンドルハブを配置し、クラ
ンプマグネットはスピンドルハブの内周部に設けた段差
部により、ロータフレームに固定した構成を有する。
【００１０】
【作用】この構成によれば、ディスクを密着固定するた
めのスピンドルハブの内周部に段差部を設けるだけで、
クランプマグネットを確実にロータフレームに固定でき
ることとなる。
めのスピンドルハブの内周部に段差部を設けるだけで、
クランプマグネットを確実にロータフレームに固定でき
ることとなる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１２】図１および図２は、本発明の実施例の断面
図である。図１に基づき、本発明による光ディスク駆動
用スピンドルモータの構成を説明する。
図である。図１に基づき、本発明による光ディスク駆動
用スピンドルモータの構成を説明する。
【００１３】まずロータシャフト４にロータフレーム２
を圧入固定する。さらにロータフレーム２の上部に、着
磁されたクランプマグネット１１を仮固定する。
を圧入固定する。さらにロータフレーム２の上部に、着
磁されたクランプマグネット１１を仮固定する。
【００１４】次に、内周部にクランプマグネット１１を
ロータフレーム２に固定するための段差部３ａを有した
スピンドルハブ３をクランプマグネット１１の外側に配
置する。
ロータフレーム２に固定するための段差部３ａを有した
スピンドルハブ３をクランプマグネット１１の外側に配
置する。
【００１５】ここで、スピンドルハブ３のロータフレー
ム２との接触面側に複数個のタップをほどこしておき、
ロータフレーム２と固定用ビス１４にて固定する。この
時、クランプマグネット１１はロータフレーム２に確実
に固定される。
ム２との接触面側に複数個のタップをほどこしておき、
ロータフレーム２と固定用ビス１４にて固定する。この
時、クランプマグネット１１はロータフレーム２に確実
に固定される。
【００１６】この時、図２の他の実施例のようにスピン
ドルハブ３を金属または樹脂の成形品で行えば、ダボ３
ｂを出しカシメ付でクランプマグネット１１をロータフ
レーム２に固定することも可能である。
ドルハブ３を金属または樹脂の成形品で行えば、ダボ３
ｂを出しカシメ付でクランプマグネット１１をロータフ
レーム２に固定することも可能である。
【００１７】また、寸法上の制約からクランプマグネッ
ト１１を図２の実施例のように段付にし、固定すること
も可能である。
ト１１を図２の実施例のように段付にし、固定すること
も可能である。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロータフ
レームの上部にクランプマグネットとスピンドルハブを
配置し、クランプマグネットはスピンドルハブの内周部
に設けた段差部によりロータフレームに固定されている
ため、ディスク吸引面に強磁性体が接してもはずれる心
配はない。
レームの上部にクランプマグネットとスピンドルハブを
配置し、クランプマグネットはスピンドルハブの内周部
に設けた段差部によりロータフレームに固定されている
ため、ディスク吸引面に強磁性体が接してもはずれる心
配はない。
【００１９】また、不安定要素のある接着を併用する必
要もなく、信頼性の高いスピンドルモータを提供するこ
とができる。
要もなく、信頼性の高いスピンドルモータを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例における光ディスク駆動用ス
ピンドルモータの断面図
ピンドルモータの断面図
【図２】本発明の他の実施例における光ディスク駆動用
スピンドルモータの断面図
スピンドルモータの断面図
【図３】従来の光ディスク駆動用スピンドルモータの断
面図
面図
１ ロータマグネット ２ ロータフレーム ３ スピンドルハブ ３ａ クランプマグネット固定用段差部 ３ｂ カシメ用ダボ ４ ロータシャフト ５ａ，５ｂ ベアリング ６ 電機子巻き線 ７ ステータコア ８ ホール素子 ９ ステータ基板 １０ａ ディスク １０ｂ クランプ板 １１ クランプマグネット １２ モータハウジング １３ 取付ビス １４ 固定用ビス
Claims (1)
- 【請求項１】 ロータフレームの上部に、クランプマグ
ネットと、スピンドルハブとを配置し、前記スピンドル
ハブの内周部または前記クランプマグネットに段差部を
設け、前記クランプマグネットを前記段差部に係止して
前記ロータフレームに固定したことを特徴とするスピン
ドルモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5043498A JPH06259857A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | スピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5043498A JPH06259857A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | スピンドルモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06259857A true JPH06259857A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12665386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5043498A Pending JPH06259857A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | スピンドルモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06259857A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100396396B1 (ko) * | 2000-11-21 | 2003-09-02 | 엘지이노텍 주식회사 | 광 디스크 구동용 스핀들 모터 |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP5043498A patent/JPH06259857A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100396396B1 (ko) * | 2000-11-21 | 2003-09-02 | 엘지이노텍 주식회사 | 광 디스크 구동용 스핀들 모터 |
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