JPH06259738A - ディスク装置の下ヘッド取付構造及び下ヘッド調整方法 - Google Patents

ディスク装置の下ヘッド取付構造及び下ヘッド調整方法

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JPH06259738A
JPH06259738A JP4690993A JP4690993A JPH06259738A JP H06259738 A JPH06259738 A JP H06259738A JP 4690993 A JP4690993 A JP 4690993A JP 4690993 A JP4690993 A JP 4690993A JP H06259738 A JPH06259738 A JP H06259738A
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JP
Japan
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head
lower head
carriage
gimbal
disk
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Application number
JP4690993A
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English (en)
Inventor
Hideya Yokouchi
秀弥 横内
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ヘッドのアライメント調整の高精度
化を目的とする。 【構成】下ヘッドを搭載したジンバルを下ヘッドスペー
サーに搭載し、下ヘッドスペーサーにフレキシブルプリ
ント基板の一部を固定するとともに、下ヘッドスペーサ
ーを治具によりアライメント調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク装置の下ヘッド
の搭載構造及び下ヘッドのアライメント調整方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク装置のヘッドの取付の代
表的な例は実開平1−71308号の公報に示される如
きの構造が知られており、より詳しくは図4、図5、及
び図6に示す。図4は従来のディスク装置の要部断面図
であり、図5は従来のディスク装置のキャリッジ部の要
部平面図であり、図6は従来のディスク装置のキャリッ
ジ部の要部断面図である。
【0003】図4に於いて、フレーム1の図中下部に配
置した主軸モーター2のローター3があり、該ローター
3に連結したスピンドル4がフレーム1を挿通してお
り、フレーム1を挟んで反対側に記録媒体である円盤状
のディスク5の中央部に固定したディスクハブ6を回転
駆動するチャッキングハブ7が固定してある。ローター
3で発生した回転トルクによって、スピンドル4を回転
駆動し、該スピンドル4に固定したチャッキングハブ7
も回転し、ハードジャケット9内に収納したディスクハ
ブ6とディスク5を回転駆動し、下キャリッジ10,上
キャリッジ11にそれぞれ搭載した下ヘッド12,上ヘ
ッド13とディスク5が接触摺動し、ディスク5に信号
を記録再生する事ができる構造である。また、前記キャ
リッジ10はガイド軸14にガイドされ図中左右方向
(ディスク5の半径方向)に移動可能に構成してあり、
図示してないステップモーターによって移動位置決めさ
れる構造である。
【0004】図5に於いて、下ヘッド12はジンバル構
造を持ち板バネで作られた下ジンバル15に接着固定し
てある。この時、下ヘッド12はスピンドル4とガイド
軸14に対して角度、位置共に調整しながら下キャリッ
ジ10に接着固定されている。この調整をヘッドのアラ
イメント調整と呼んでいる。なお、下ヘッド12のアラ
イメント調整はジンバル15に設けた孔15aに治具を
挿入して調整していた。さらに下ヘッド12と制御回路
基板17を接続するためにフレキシブルプリント基板1
6が設けてあり、下ヘッド12と電気信号の授受を行
い、図4で示すディスク5に信号の記録再生を行う構造
である。
【0005】フレキシブルプリント基板16はできる限
り剛性を低くし、板バネのジンバル15によって支持さ
れている下ヘッド12に機械的な力が加わり、下ヘッド
12の機械的な位置が変化しないように図6に示すごと
くたるみを持たせていた。また、フレキシブルプリント
基板16は極力幅と厚みを小さく構成してあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上前述した様に従来
の技術では、下キャリッジ10にジンバル15に搭載し
た下ヘッド12を搭載する場合、スピンドル4とガイド
軸14に対して位置調整して下キャリッジ10に下ヘッ
ド12を搭載するのであるが、下キャリッジ10の調整
後に下ヘッド12と回路基板17を接続するフレキシブ
ルプリント基板16を固定する事によりフレキシブルプ
リント基板16の剛性によりジンバル15のバネ性によ
り支持されている下ヘッド12の位置が微妙に変化して
しまい、ヘッドの位置決め精度が確保できないという問
題があった。また、ディスク5と下ヘッド12の高さを
出し、ディスク5と上下ヘッド12,13の接触信頼性
を確保するためには主軸モーター2とフレーム1とガイ
ド軸14下キャリッジ10の部品精度を高精度に作り込
む必要があり部品がコスト高になっていた。
【0007】そこで、本発明は上記の様な課題を解決す
るもので、その目的とするところは、アライメント調整
をしてもフレキシブルプリント基板の剛性の影響を受け
ないキャリッジ機構を提供する事にある。また、本発明
の他の目的は、アライメント調整の精度の向上である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置の
下ヘッド取付構造は、円盤状の記録媒体の半径方向にヘ
ッドを移動位置決めし、該ヘッドにより信号の記録再生
を行うディスク装置に於いて、下ヘッドを搭載しアライ
メント調整手段を有する下キャリッジ部材と、該下ヘッ
ドとディスク装置の制御回路基板間接続するフレキシブ
ルプリント基板とからなり、該下キャリッジ部材の一部
に該フレキシブルプリント基板の一部を保持したことを
特徴とする。また、下ヘッドのアライメント調整に於
て、下ヘッド及び、ジンバル及び、下ヘッドスペーサー
を一体化してアライメント調整を行う事を特徴とするデ
ィスク装置の下ヘッド調整方法。
【0009】
【作用】本発明の上記の構成によれば、下ヘッドと回路
基板を接続するフレキシブルプリント基板の剛性の影響
をジンバルに搭載した下ヘッドに与えることが無い。ま
た、下ヘッドスペーサーをディスクハブと下ヘッドの高
さに応じていくつかの厚みの部品を選択する事により、
正確な高さ関係を得る事ができるのである。このとき、
下ヘッドのアライメント調整は下ヘッドスペーサーとジ
ンバルが一体になった状態で行う。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいて、本発明を説明する。図
1は本発明のディスク装置の要部断面図である。フレー
ム101の上部にはディスク5を回転駆動する主軸モー
ター103が固定してある。この主軸モーター103の
ローター105にはディスク5の中心に固定したディス
クハブ6をチャッキングして回転駆動するチャッキング
ハブ104が構成してある。ローター105は直径42
mm以下で構成してあり、下キャリッジ106との干渉
を防止している。ローター105とフレーム101の間
には主軸モーター103の制御を行う基板107が装着
してある。また、ローター105が衝撃等で図中矢印1
08に抜ける事を防止するためにローター105には段
差105aが設けてあり、この段差部分にフレーム10
1に固定した飛び防止用のサブフレーム109が設けて
ある。このサブフレーム109はディスク5を収納した
ハードジャケット9の受け台も兼ねている。これによ
り、ハードジャケット9がローター105と擦れる事を
防止している。
【0011】また、フレーム101上にはディスク装置
の制御を行う回路基板110が装着されている。さらに
下キャリッジ106のガイドを行うガイド軸111がフ
レーム101に固定してある。ガイド軸111により下
キャリッジ106は図中左右方向(ディスク5の半径方
向)に移動自在にガイドされている。下キャリッジ10
6には下ヘッドスペーサー120が搭載してある。下ヘ
ッドスペーサー120には板バネによるジンバル構造を
持つ下ジンバル112に搭載し下ヘッド113を固定し
てある。さらにディスク5の反対面に記録再生を行うた
めの上ヘッド114を同じくジンバル構造を持つ上ジン
バル115を介して上キャリッジ116に固定してあ
り、上キャリッジ116は板バネのサスペンション11
7を介して下キャリッジ106に固定してある。
【0012】上キャリッジ116はハードジャケット9
を受け入れ挿入位置から記録再生位置へ移動可能に構成
してあるホルダー(図示せず)の移動に従い図中上下に
駆動され、サスペンション117の変形によって上キャ
リッジ116が図中矢印118方向に移動する。これに
より、下ヘッド113と上ヘッド114の隙間を開けて
ハードジャケット9を挿入する事ができる。ヘッドロー
ドバネ119は上キャリッジ116と下キャリッジ10
6の間に掛けてある。これにより、上キャリッジ116
はヘッドロードバネ119によって、一定方向に付勢さ
れ、上ヘッド114と下ヘッド113でディスク5を挟
み、ディスク5に信号の記録再生を行う構造である。
【0013】図2は下キャリッジの要部平面図であり、
図3は同じく下キャリッジの要部断面図である。図2に
於いて、前述の如く、下ヘッド113はジンバル構造を
持つ下ジンバル112に接着固定してある。さらに、下
ジンバル112は下ヘッドスペーサー120に接着され
ている。また、下ヘッド113と回路基板110を接続
するためのフレキシブルプリント基板121は下ヘッド
113から少し緩みを持たせて下ヘッドスペーサー12
0に固定部120aにて接着固定してある。この状態を
図3に示してある。
【0014】図3に於いて下ヘッド113のアライメン
トを行うには、下ヘッドスペーサー120に設けた2箇
所のV型溝120bに治具130(図2中一点鎖線で示
す)を挿入し、下ヘッド113のアライメント調整を行
う事ができる。なお、この調整は図1のフレーム101
の下面から行う事もできるし、逆に下キャリッジ111
の上面から行う事もできる。また、下ヘッドスペーサー
120と下キャリッジ106の固定は接着剤によって固
定する事もできるし、図2、図3の如く、ネジ122に
よって固定する事もできる。仮にネジ122によって下
ヘッドスペーサー120を下キャリッジ106に固定す
る場合はもし下ヘッド113が取付後に不良である事が
判明した場合に於いて、容易に交換修理する事が可能で
ある。また、出荷検査等でアライメント調整が不良であ
る事が判明した場合にも、容易に再調整ができるもので
ある。
【0015】図中では下ヘッドスペーサー120の上面
からネジ固定しているが逆に下キャリッジ106の下面
からネジ固定する事もできる。この場合アライメント測
定用のディスク5を挿入して下ヘッド113の調整を行
う場合に適している。
【0016】この様にフレキシブルプリント基板121
を下ヘッドスペーサー120に固定してあるため、アラ
イメント調整を行ってもフレキシブルプリント基板12
1が一緒に移動するためフレキシブルプリント基板12
1の剛性によって柔軟性のある板バネのジンバル112
上に固定した下ヘッド113の位置が狂う事がない。な
お、本願では、下ヘッドのシールド等は省いて説明して
いるが、外部からのノイズを少なくするためのヘッドシ
ールドを設ける例も多い。この時、ヘッドシールドを下
ヘッドスペーサーに設けることもできる。
【0017】また、スピンドルモーター103、フレー
ム101、ガイド軸111、下キャリッジ106の高さ
精度をそれほど高精度に作り込まなくても最終的に下ヘ
ッドスペーサー120の厚みを数段階に選別組み合わせ
を行う事により、ディスク5の中心に固定したディスク
ハブ6の受け面(チャッキングハブ104の上面)と下
ヘッド113の高さを作り込む事ができ、ディスク5と
上下ヘッド113,114の接触信頼性を向上でき、デ
ィスク装置の信頼性を飛躍的に高める事ができるのであ
る。
【0018】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、下ヘッ
ドスペーサーにヘッドを搭載したジンバルとフレキシブ
ルプリント基板を固定し、ヘッドのアライメント調整を
下ヘッドスペーサーのまま行う事によって、アライメン
ト調整によってヘッドが移動する事によりフレキシブル
プリント基板とヘッドの総体位置が変化し、フレキシブ
ルプリント基板の剛性が板バネのジンバルに取り付けた
ヘッドに影響する事を除くことができ、高精度なアライ
メント調整を実現できる物である。
【0019】さらに、アライメント調整を行う場合に
も、調整治具によって薄くて剛性の無いジンバルを調整
するより、強度のある下ヘッドスペーサーを調整して動
かすため、治具が作り易く、確実に下ヘッドスペーサー
を保持して調整する事ができ、調整の精度の向上が計れ
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のディスク装置の要部断面図である。
【図2】 本発明のディスク装置の下キャリッジの要部
平面図である。
【図3】 本発明のディスク装置の下キャリッジの要部
断面図である。
【図4】 従来のディスク装置の要部断面図である。
【図5】 従来のディスク装置のキャリッジ部の要部平
面図である。
【図6】 従来のディスク装置のキャリッジ部の要部断
面図である。
【符号の説明】
5 ディスク 6 ディスクハブ 104 チャッキングハブ 106 下キャリッジ 112 下ジンバル 113 下ヘッド 120 下ヘッドスペーサー 120a 固定部 121 フレキシブルプリント基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状の記録媒体の半径方向にヘッドを移
    動位置決めし、該ヘッドにより信号の記録再生を行うデ
    ィスク装置に於いて、下ヘッドを搭載しアライメント調
    整手段を有する下キャリッジ部材と、該下ヘッドとディ
    スク装置の制御回路基板間接続するフレキシブルプリン
    ト基板とからなり、該下キャリッジ部材の一部に該フレ
    キシブルプリント基板の一部を保持したことを特徴とす
    るディスク装置の下ヘッド取付構造。
  2. 【請求項2】該キャリッジ部材はキャリッジと下ヘッド
    スペーサーとからなり、該下ヘッドスペーサーは、ヘッ
    ドを搭載した板バネのジンバルを保持すると共に、該フ
    レキシブルプリント基板の一部をも保持し、該キャリッ
    ジに搭載したこと特徴とする請求項1記載のディスク装
    置の下ヘッド取付構造。
  3. 【請求項3】円盤状の記録媒体の半径方向にヘッドを移
    動位置決めし、該ヘッドにより信号の記録再生を行うデ
    ィスク装置に於いて、下ヘッド及び、ジンバル及び、下
    ヘッドスペーサーを一体化してアライメント調整を行う
    事を特徴とするディスク装置の下ヘッド調整方法。
JP4690993A 1993-03-08 1993-03-08 ディスク装置の下ヘッド取付構造及び下ヘッド調整方法 Pending JPH06259738A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6943971B2 (en) 2002-08-26 2005-09-13 Fujitsu Limited Slider tester

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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