JPH06259379A - データ転送制御装置 - Google Patents

データ転送制御装置

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JPH06259379A
JPH06259379A JP6911993A JP6911993A JPH06259379A JP H06259379 A JPH06259379 A JP H06259379A JP 6911993 A JP6911993 A JP 6911993A JP 6911993 A JP6911993 A JP 6911993A JP H06259379 A JPH06259379 A JP H06259379A
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data
input
cpu
counter
timer
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JP6911993A
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Yasuto Tamada
康人 玉田
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パラレルインタフェースの不連続なデータ入力
に対してもBUSY期間がほとんど存在せず、ストロー
ブ周期も最小となり、ホスト側及び周辺機器側のCPU
の負担軽減を可能にしたデータ転送制御方式を提供する
事にある 【構成】 本発明は前記一時記憶バッファと連続データ
入力カウンタとともにCPUの割込み時間を決定するタ
イマを設け、前記パラレルデータの入力バイト数が前記
カウンタの設定値以下の場合でも前記割込み時間に達し
た時点で、CPU側に割込みを発生させ、前記一時記憶
バッファのバスラインをシステムバス側に切り換え、該
記憶バッファに記憶されているデータを読み出し可能に
構成した事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコンその他のホス
トコンピュータ(以下ホストという)とプリンタやプロ
ッタその他の周辺機器との間でデータの授受を行なう為
のデータ転送制御装置に係り、特にセントロニクス仕様
準拠のパラレルインターフェースを介してデータの授受
を行なう為のデータ転送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりホストと周辺機器間のデータ転
送方式には種々の方式があるが、その1つに例えば8ビ
ットづつデータをパラレル転送する、セントロニクス仕
様準拠のパラレルインターフェース(以下セントロニク
スインターフェースという)を用いたものが存在する。
【0003】かかる従来公知のセントロニクスインター
フェースを用いたデータ転送装置の構成を図5乃至図6
について説明するに、図5において、Aはホスト、Bは
周辺機器で、セントロニクスインターフェースCを介し
て接続されている。そしてホストA側にはデータバスに
接続されたデータ出力ポート3、周辺機器側にSTRO
B信号を出力する出力ポート4、周辺機器BよりのAC
K信号とBUSY信号とを入力する入力ポート5からな
るインターフェースが組込まれており、一方、周辺機器
B側にはデータ入力ポート6、STROB信号を入力す
る入力ポート7、ACK信号とBUSY信号とを出力す
る出力ポート8からなるインターフェースとともに、こ
れらの入出力を制御する制御装置10からなる。
【0004】図6はかかる制御装置の内部構成を示すブ
ロック図である。図中11は全体システムを制御するシ
ステムCPU、12はシステムアドレスバスをデコード
して、各I/Oのチップ選択を行なうデコーダ、13は
STROB信号に基づいて各I/Oから入力される割込
の優先順位を決定し、CPU11への割込入力を与える
割込制御回路14はデータ入力ポート6を介してホスト
A側よりの例えば8ビットのパラレル入力データをラッ
チするためのフリップフロップ(F/F)で、入力ポー
ト7を介して得られるSTROB信号に基づいてデータ
の入力を許容する。15はACK信号及びBUSY信号
の制御出力用のF/Fである。
【0005】かかるデータ転送装置の動作を図7のタイ
ミングチャート図に基づいて説明するに、ホストA側で
は周辺機器BよりのBUSY信号がLで周辺機器Bがデ
ータを受取可能な状態であり、且つ周辺機器BよりのA
CK信号がLoからHiに変化して以前のデータの受け
取りを終了している事を認知すると、8ビットのデータ
信号を出力する。データ信号を出力すると、前記ホスト
A側では一定時間後にSTROB信号(Lo)を出力す
る。一方周辺機器B側の制御装置では、入力ポート7を
介して得られた前記STROB信号をトリガとして、F
/F14により前記8ビットデータをラッチすると共
に、同時に該データの読み込む指示を与える為に前記S
TROB信号を割込み制御回路13に入力させ、CPU
11に割込み信号を出力させる。そしてCPU11はこ
の割込信号に応答して、F/F14が割り当てられてい
るI/Oアドレスを発生させ、8ビット(1バイト)の
パラレルデータがCPU11に読み込まれる。又、この
処理の間に次のデータが入力されて来るのを防止するた
めに、CPU11は制御出力F/FのI/Oアドレスを
発生し、BUSY信号をHiにする。そして前記CPU
11でデータの受け取りが終了し、次のデータの受け取
りが可能となると、CPU11より制御F/F15を介
して前記BUSY信号をLoとし、更にACK信号(L
o)を一定時間出力する。以下前記動作を繰り返す。
【0006】従ってかかる従来技術によれば、一バイト
のパラレルデータを入力させる毎に、割込を発生させ、
この応答によりCPU11が前記パラレルデータを読み
込むが、この割込が受付けられるためには、数μ〜数1
0μsec以上の時間は当然必要となる。この間はセン
トロニクスインターフェースはBUSY状態となり、ホ
ストよりのデータ転送を行なう事が出来ない。即ち前記
転送制御方式では1バイト(8ビット)毎に割込みを入
れながらデータ転送を行なうために、セントロニクスイ
ンターフェースの入力速度には限界がありホスト側から
してみれば、周辺機器BのBUSY状態が長く続くこと
でホストの負担は大きくなる欠点がある。一方周辺機器
B側も1バイト毎に割込処理せねばならずCPU11側
で連続的に集中した処理が不可能となり、CPU11の
負担増大につながる。
【0007】かかる欠点を解消するために、本出願人は
先にパラレルインターフェースを介してホストコンピュ
ータと周辺機器間でパラレルデータの転送を行なう為に
周辺機器側に組込まれるデータ転送制御装置において、
前記パラレルデータを例えばデータ入力ラッチ回路を介
して連続的に複数バイト数入力可能な一時記憶バッファ
と、CPUの制御により前記入力バイト数を設定する連
続データ入力カウンタとを設け、前記パラレルデータの
入力バイト数が前記カウンタ値に達した時点で、CPU
側に割込みを発生させ、前記一時記憶バッファのバスラ
インをシステムバス側に切り換え、該記憶バッファに記
憶されている複数バイトデータを連続的に読み出し可能
に構成した技術を提案している。(特願平4ー3287
31)
【0008】かかる先願技術によれば前記従来技術の様
に、CPUの制御により一バイト単位で転送及び読み出
しを行なう事なく、予め設定されたカウンタ値に基づい
て複数バイト単位で連続的に転送及び読み出しを行なう
為に、而も前記転送は前記カウンタ値を更新しながらハ
ード的に行なわれるものである為に、前記データ転送中
はCPUはフリーの状態にあるために、且つ転送は一バ
イト単位でなく複数バイト単位で行なわれる為にCPU
の負担が大幅に軽減する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかる技
術において、前記パラレルデータの入力バイト数が前記
カウンタ値に達しない場合はCPU側で割込みを発生さ
せる事が出来ず、言い換えれば前記一時記憶バッファの
バスラインをシステムバス側に切り換える事が出来ず、
データ入力が一時停止されCPUが、入力されたデータ
を読み込む事が出来ない。本発明は、かかる従来技術の
欠点に鑑み、パラレルインタフェースの不連続なデータ
入力に対してもパラレルインタフェースのBUSY期間
がほとんど存在せず、ストローブ周期も最小となり、ホ
スト側及び周辺機器側のCPUの負担軽減を可能にした
データ転送制御方式を提供する事にある。
【0010】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記一時記憶バッ
ファと連続データ入力カウンタとともにCPUの割込み
時間を決定するタイマを設け、前記パラレルデータの入
力バイト数が前記カウンタの設定値以下の場合でも前記
割込み時間に達した時点で、CPU側に割込みを発生さ
せ、前記一時記憶バッファのバスラインをシステムバス
側に切り換え、該記憶バッファに記憶されているデータ
を読み出し可能に構成した事を特徴とする。尚、前記タ
イマにより設定されるデータ入力時間は、前記カウンタ
が設定したバイト数に基づく{カウンタ値×クロック}
より大になるように該カウンタ値に応じてCPUにより
任意に設定できる。又本発明は前記カウンタ及びタイマ
と共に周辺機器の動作モード状態を把握するモードレジ
スタを有するインターフェース制御ロジックを設け、例
えば前記モードレジスタで把握した動作モード状態によ
り、前記カウンタ及びタイマの設定値を適宜可変可能に
構成するのがよい。
【0011】
【作用】かかる技術手段によれば、前記パラレルデータ
の入力バイト数が前記カウンタ値に達しない場合におい
てもCPU側で割込みを発生させる事が出来、言い換え
れば前記一時記憶バッファのバスラインをシステムバス
側に切り換える事が出来、従ってパラレルインタフェー
スのBUSY期間がほとんど存在せず、ストローブ周期
も最小となり、ホスト側及び周辺機器側のCPUの負担
を軽減する事が出来る。又CPUへの割込要求の要素
が、入力バッファRAMが満杯になった時に要求される
ものと、タイマのインターバル値によって要求されるも
のの2系統を有し、その調停回路により実際の割込信号
が出力される、而もモードレジスタの格納内容に基づい
てホストコンピュータに対し、データ転送周期の最適値
が得られるように、指示を与えそれにもとずいてカウン
タとインターバルタイマの値を設定する事も可能である
ため、一層の高速双方向パラレルインターフェースの実
現が可能である。而も本発明は前記従来技術の様に、C
PUの制御により一バイト単位で転送及び読み出しを行
なう事なく、予め設定されたカウンタ値若しくはタイマ
に基づいて複数バイト単位若しくは所定時間連続的に転
送及び読み出しを行なう為に、而も前記転送は前記カウ
ンタ値を更新しながら若しくはタイマにより設定された
時間ハード的に行なわれるものである為に、前記データ
転送中はCPUはフリーの状態にある事となり、且つ転
送は一バイト単位でなく複数バイト単位若しくは所定時
間単位で行なわれる為にCPUの負担が大幅に軽減す
る。
【0012】又前記転送はハード的に行なわれるため
に、データ転送の高速化につながる。更に前記カウンタ
値及びタイマの設定値はCPUの制御により任意に可変
可能であるために、転送されるデータ量及びモードに従
って最適なカウンタ値を設定する事が出来、これにより
割込みサイクルが最も効率的になる。特にモードレジス
タで把握した動作モード状態により、前記カウンタ及び
タイマの設定値を適宜可変する事により前記作用の実現
が一層容易になると共に、前記モードレジスタで、パラ
レルインターフェースのステータス信号をセンスする事
により、片方向、双方向どちらのホストコンピュータに
も容易に対応できる。又前記モードレジスタは動作モー
ド状態とともに前記カウンタ及びタイマの設定値及び割
込み状態が把握されているために、該モードレジスタに
基づいてホスト側に送信するステータス信号の内容を適
宜変更でき、一層緻密な制御が可能である。
【0013】又前記発明においては、パラレルデータを
複数バイト分一時格納する一次記憶バッファと、前記カ
ウンタ値若しくはタイマ値に基づいて前記データの転送
/読み込み切換えを行なう高速パラレルインタフェース
制御ロジック等を従来の制御装置内に加えるだけで、セ
ントロニクスインターフェース(パラレルインタフェー
ス)側の根本的なシステム構成を変える事なく追加ロジ
ックバッファRAMゲートの追加のみにて、高速データ
転送が実現できるために、その実用価値は極めて高い。
モードレジスタで把握した動作モード状態により、前記
カウンタ及びタイマの設定値を適宜可変な高速パラレル
I/F制御LOGIC内にモードレジスタを持ち、パラ
レルインターフェースのステータス信号をセンスする事
により、片方向、双方向どちらのホストコンピュータに
も容易に対応できる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を例示
的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図3
は本発明が適用されるデータ転送装置の全体構成を示
す。ホストA側にはデータバスに接続されたデータ出力
ポート3とデータ入力ポート2を並列に、又周辺機器B
側にSTROB及びステータス信号を出力する出力ポー
ト4、周辺機器BよりのACK信号、BUSY信号、ス
テータス信号及び制御ライン35より双方向検知信号B
I−DIとを入力する入力ポート5からなるパラレルイ
ンタフェースA1とともに、これらの入出力を制御する
制御装置9からなる。一方、周辺機器B側はデータ入/
出力ポート1、STROB及びステータス信号を入力す
る入力ポート7、、BUSY信号、ステータス信号及び
双方向検知信号BI−DIとを出力する出力ポート8か
らなるパラレルインタフェースB1とともに、これらの
入出力を制御する制御装置10からなる。
【0015】図1は本発明の実施例にかかる前記周辺機
器B側の制御装置10の内部構成を示すブロック図を示
す。前記したように21は周辺機器コントローラとして
全体の制御を行なうシステムCPU、22は主に制御プ
ログラムが格納されるシステムROM、23はCPU2
1のワーキングエーリア及びデータ格納用RAMであ
る。24はシステムアドレスよりROM22、RAM2
3及び高速パラレルインタフェース制御ロジック(以下
インタフェース制御ロジックという)へのチップ選択信
号C/Sを生成するアドレスデコーダである。26、2
7はセントロニクスインターフェースよりデータ入/出
力ラッチ回路28及びバスバッファ30、29を介して
入力されたパラレルデータの一時記憶バッファ(以下入
力バッファRAMという)で、二段構成となっており、
前記データ入/出力ラッチ回路28でラッチされたデー
タはクロックに基づいて1バイト単位毎に前記バッファ
RAM26、27に入力される。即ち、前記入力バッフ
ァRAM26、27は並列に接続され、該一対の入力バ
ッファRAM26、27の一方がパラレルインターフェ
ースよりデータ転送を行なっている間に他方のバッファ
からデータが読み出され、CPU21によって解析され
る。
【0016】29及び30はデータ入/出力ラッチ回路
28にラッチされたデータをいずれの入力バッファRA
M26、27に選択入力させるかの方向制御用のバスバ
ッファ、33および34は前記入力バッファRAM2
6、27のREAD時とWRITE時のデータバスを制
御するバスバッファである。尚、29及び34のバスバ
ッファはRAM23若しくはCPU21がホスト側へ転
送するべきデータを入/出力ラッチ回路28を介してパ
ラレルインターフェース側に転送させる為に、双方向バ
スバッファとなっており、このデータ転送時に入/出力
ラッチ回路28は出力ラッチとして機能する。31、3
2は入力バッファRAM26、27のREADアドレス
としてシステムアドレスバスを選択するか、又WRIT
Eアドレスとしてバッファ制御ロジック27内の後記す
るカウンタ25A、25Bからの出力アドレスを選択す
るかを制御するアドレスマルチプレクサで、パラレルイ
ンターフェースからのデータ入力時は後記するインタフ
ェース制御ロジック25内の内部カウンタ25A、5B
からのカウンタアドレスを有効とし、CPU21からデ
ータを読み出すときはシステムアドレスを有効とする。
【0017】25はインタフェース制御ロジックで、図
2に示すように前記バスバッファ29、30、33、3
4を制御するバスバッファ制御回路25E、入力バッフ
ァRAM26、27を制御する入力バッファRAM制御
回路25F、パラレルインターフェースへ送/受信する
ステータス信号の制御を行うステータス信号制御回路25
G、前記入力バッファRAM26、27への割込みサイ
クルを決定する一対のカウンタ25A、25Bとインタ
ーバルタイマ25C、及び該カウンタ25A、25Bと
タイマ25Cより出力される割込み要求信号とモードレ
ジスタ25Hの内容に基づいてCPUへの割込み出力の
制御を行う割込み出力制御回路25Dとを内蔵する。前
記カウンタ25A、25B及びタイマ25CはCPU2
1の制御によりカウンタ値若しくはタイマ値を任意に設
定可能に構成すると共に、周辺機器Bの動作モード若し
くはホスト側より入力されるデータ種類若しくはデータ
量に応じて入力バッファRAM26、27へ入力される
データの連続データ入力バイト数に伴うカウンタ値若し
くはインタバルタイマ25Cの設定値を変化させる事に
より、CPU21の割込みサイクルの最適値を設定する
もので、これにより最も効率のよい転送を可能にする。
【0018】次にインタフェース制御ロジック25内の
各部の働きについて説明する。カウンタ25Aは入力バ
ッファRAM26の最大入力データバイト数が設定可能
なレジスタと、該バッファRAM26内に現在何バイト
のデータが入力されているかを示すカウンタ本体からな
り、該カウンタ25Aはカウンタアドレスを介して、バ
ッファRAM26の内容をCPU21が読み出す時のア
ドレス参照値としても利用される。又、入力バッファR
AM26へデータを書き込み時にそのデータバイト数
が、設定された最大入力データバイト数に達すると、こ
のカウンタ25Aより、割込出力制御回答25Dへ割込
要求信号を出力する。カウンタ25Bは、入力バッファ
RAM27に対し、上記同様の働きを行なうよう構成さ
れている。インターバルタイマ25Cは、入力バッファ
RAM26、27が、バッファ−フル(満杯)にならな
い状態で、データ入力がストップした場合、それまでに
入力されたデータをCPU21が読み出すために設けら
れたインターバルタイマであり、CPU21にてその設
定値を最適値に可変する事が出来る。このタイマが設定
値に達した場合も割込出力制御回路25Dへ割込要求信
号を出力する。割込出力制御回路25Dは、カウンタ2
5Aおよびカウンタ25Bより出力されたデータ入力フ
ル状態で出力された割込要求を有効にするか、インター
バルタイマ25Cより、タイマ値が設定値と一致した時
に出力された割込要求のどちらを有効にするかを調停す
る制御回路で、その時の状態とモードレジスタ25Hに
より設定された内容により、実際の割込出力が決定され
る。バスバッファ制御回路25Eは、パラレルインター
フェースA1、B1を経由して入力されるデータが入力
バッファRAM26或いは27に入り、CPU21がそ
の内容を読み込むまでの内部のバスバッファを制御する
ものである。入力バッファRAM制御回路25Fは入力
バッファRAM26及び27の各制御信号をコントロー
ルするものである。パラレルインターフェースステータ
ス信号制御回路25Gは、その時のインターフェース制
御ロジック25内部の状態により、直接パラレルインタ
ーフェースA1、B1のステータス信号の入、出力を制
御するもので、この周辺機器Bが、双方向能力を持つか
否かも示すBI−DI信号の出力制御、及びBUSY、
ACK信号制御もここで行なう。最後にモードレジスタ
25Hは、CPU21が割込を受付けた時、その割込が
カウンタ25A、25B若しくはインターバルタイマ2
5Cより出力されたものなのかを示すレジスタを持つと
共に、インターフェース制御ロジックの基本的機能を決
定するモードを設定することが出来る。そしてこのモー
ドレジスタの内容に応じてその時に適切なステータスを
ステータス信号としてホストA側に送信される。35は
周辺機器B側が双方向能力を持つか否かを表す制御ライ
ンで、このラインより送信される制御信号BI−DIを
ホストA側が検知する事により、周辺機器BとホストA
間での双方向通信の可否を判断する。
【0019】次に前記実施例の動作を図4に示すフロー
チャート図に従って説明する。先ずインタフェース制御
ロジック25より制御ライン35を通して制御信号BI
−DI周辺機器Bが双方向能力を有する事をホストA側
に知らせると共に、パラレルインターフェースA1、B
1の他のステータスラインを介してホストA側より得ら
れるステータス信号に基づいてホストA側が双方向能力
を持つか否かを検知する。ここで、もし、両者に双方向
通信能力があるとインターフェース制御ロジック25が
判断し、かつコマンド出力が必要である場合はインター
フェース制御ロジック25内部のモードレジスタ25H
が双方向モードに設定される。(STEP1)さらにパ
ラレルインターフェースA1、B1のステータス信号を
出力すると同時に双方向バスッバッファ29および34
と入/出力ラッチ回路28のバス方向制御の切換えを行
ない、(STEP2)CPU21が出力ラッチ回路28
へデータを書き込む。さらにインターフェース制御ロジ
ック25はパラレルインターフェースA1、B1のステ
ータス信号を制御しホストコンピュータへのデータ転送
を可能とする。(STEP3) 即ちより具体的に説明するに周辺機器B側よりホストA
側に出力すべきコマンドがある場合には、該ロジック2
5は双方向バスバッファ29と34夫々にイネーブル信
号を送信すると共に、DIR信号を入/出力ラッチ回路
28に送信してデータ出力方向の切換えを行なった後、
CPU21の制御に基づいてROM22若しくはRAM
23内に格納されたコマンドデータをシステムデータバ
スを介して入/出力ラッチ回路28にラッチさせ、同時
に、前記高速パラレルインタフェース制御ロジック25
は方向切換え信号を周辺機器B側のデータ入/出力ポー
ト1に送信する事により、コマンドデータをホストA側
の制御装置9に転送させる事が出来る。
【0020】次に、通常のデータ入力の転送動作を説明
する。CPU21がパラレルI/Fのデータ入力が可能
と判断した時はインターフェース制御ロジック25の内
部のテータス制御回路25GはBUSYを解除しデータ
入力可能な状態にする。又、初期値として、インターフ
ェース制御ロジック25内部のモードレジスタ25H、
カウンタ25A、カウンタ25Bおよびインターバルタ
イマ25Cに最適タイマ値を設定する。この値は初期の
プリンタモードにおける状況にて、CPU21が書き込
む。(STEP4) このカウンタ値はパラレルインターフェースA1、B1
よりデータ入/出力ラッチ回路28に転送されたパラレ
ルデータを入力バッファRAM26、27に何バイト入
力した後に、CPU21に対して割込を発生させるかを
決定する割込サイクル用カウンタ値である。尚、このカ
ウンタ値は前記初期設定時においてのみ決定するように
してもよく、CPU21側の負荷状態により前記カウン
タ値を可変可能に構成してもよい。又前記連続データ入
力カウンタ25A、25B夫々のカウンタ値は同一に設
定してもよく、又異ならす事も可能である。一方インタ
ーバルタイマ25Cの最適タイマ値は、前記カウンタが
設定した(カウンタ値×クロック)より大になるように
該カウンタ値に応じてCPU21が書き込む。(STE
P5)
【0021】そして図7に示すように前記BUSY信号
の解除と共にACK信号がHiに変化している事をホス
トA側で認知すると、ホスト側より一バイトのデータ信
号を出力するとともに、STROB信号を出力する。そ
してSTROB信号を検知したインターフェース制御ロ
ジック25は、該制御ロジック25よりバスバッファ3
0にイネーブル信号を、バスバッファ29にディセーブ
ル信号を夫々送信するとともに第一の入力バッファRA
M26へCS信号と共にWE信号を送信し、さらにマル
チプレクサ31にカウンタアドレス選択信号を夫々送信
する。この結果第一の入力バッファRAM26はWRI
TEサイクルに入り、該入力バッファRAM26に1バ
イトのデータが書き込まれる。(STEP6) そして一バイト入力毎にこの制御ロジック25内の先に
設定した連続データ入力カウンタ25Aのカウンタ値が
更新され、前記入力バッファRAM26へのデータ入力
サイクル数が先に設定したカウンタ値に達すると、割込
み出力制御回路25Dを介してCPU21へ割込を発生
させる。(STEP7)
【0022】CPU21が割込を受付けると入力バッフ
ァRAM26へ読み出し切換え信号OEを発生し、マル
チプレクサ32にカウンタアドレス選択信号を、又マル
チプレクサ31にシステムアドレスバスにバス切換信号
を夫々インタフェース制御ロジック25より送信し、更
にバスバッファ33にイネーブル信号を送信して、シス
テムデータバスと前記第一の入力バッファRAM26間
を開放する。更に高速パラレルインタフェース制御ロジ
ック25よりバスバッファ30にディセーブル信号を、
バスバッファ29にイネーブル信号を夫々送信してバス
の切換えを行なうとともに該高速パラレルインタフェー
ス制御ロジック25より第二の入力バッファRAM27
へCS信号と共にWEを送信する。この結果第一の入力
バッファRAM26はREADサイクルに入り、又第二
の入力バッファRAM27はWRITEサイクルに入
る。
【0023】即ちインタフェース制御ロジック25は第
一の入力バッファRAM26のデータをシステムバスラ
インを介してCPU21の制御によりRAMに転送可能
にすると共に、マルチプレクサ31にセレクト信号を送
信してシステムアドレスバスへの切換えを行ない、入力
バッファRAM26の内容を前記カウンタ25Aの設定
数値だけ読み出す。(STEP8)
【0024】そしてインタフェース制御ロジック25よ
りマルチプレクサを介して入力バッファRAM27にア
ドレス指定を行ないながら前記一バイトデータを該バッ
ファRAMの所定のアドレスにデータ入力を行ないなが
ら、一バイト入力毎にカウンタ25Bのカウンタ値が更
新され、前記入力バッファRAM27へのデータ入力サ
イクル数が先に設定したカウンタ値に達すると、インタ
フェース制御ロジック25はCPU21へ割込を発生さ
せる。 以下前記動作を繰り返す。しかし、データ入力
の状態によっては、前記入力バッファRAM26若しく
は27へのデータ入力サイクル数がカウンタ25A、2
5Bに設定したカウンタ設定値に達しないまま、データ
入力が一時停止される状態が考えられる。この場合でも
データ入力サイクル数がカウンタ値に達しない場合でも
連続データ入力時間がインターバルタイマのタイマ値を
越えた場合に、インタフェース制御ロジック25はCP
U21へ割込を発生させ、CPU21より入力バッファ
RAM26、27、マルチプレクサ31、32、及びバ
スバッファ29、30、33、34に夫々前記した切換
え信号を送信し、入力バッファRAM26、27のRE
AD/WRITEサイクルの切換えを行う。これにより
いかなるデータ入力の状況によっても、システムがロッ
クする事なく、READ/WRITEサイクルの切換え
を行う事が出来る。(STEP9)
【0025】尚、CPU21は前記夫々の入力バッファ
RAM26、27へのホストA側よりのデータ転送中に
ホストA側のデータの内容とその時のモードを考慮し、
高速パラレルインタフェース制御ロジック25内部の連
続データ入力カウンタ25A、25Bのカウンタ値及び
インターバルタイマ25Cのタイマ値を適宜可変し、最
適値を選ぶことにより、パラレルインターフェースA
1、B1のデータ入力速度は最高速となる。又かかる実
施例によればパラレルデータの入力バッファRAM2
6、27を二段持っている事から、一方のバッファRA
M26がCPU21に読み出されている間に他方のバッ
ファRAM27がホストA側よりのデータ転送を行なう
事が出来るから、ホストA側がBUSYになる期間がほ
とんどなく、又CPU21の割込み周期も適宜最適値に
保たれている為に、又必要に応じて双方向通信にてホス
トA側と周辺機器B側が情報を交換する事により、周辺
機器B内部のCPU21の負担軽減とホストAコンピュ
ータのBUSYによる待ち状態による負担を大きく軽減
でき、高効率のデータ転送が可能である。すなわち、図
7に示すタイミング的には、BUSY期間TBが極力ゼ
ロに近づき、ストローブ周期TSが限りなく小さくな
る。
【0026】
【効果】以上記載した如く本発明によれば、パラレルイ
ンタフェースの不連続なデータ入力に対しても、より具
体的には前記パラレルデータの入力バイト数が前記カウ
ンタ値に達しない場合においてもCPU側で割込みを発
生させる事が出来、これによりパラレルインタフェース
のBUSY期間がほとんど存在せず、ストローブ周期も
最小となり、ホスト側及び周辺機器側のCPUの負担軽
減を可能する事が出来る。又本発明によれば前記従来技
術の様に、CPUの制御により一バイト単位で転送及び
読み出しを行なう事なく、予め設定されたカウンタ値や
タイマ値に基づいて複数バイト単位で連続的に転送及び
読み出しを行なう為に、而も前記転送は前記カウンタ値
を更新しながらハード的に行なわれるものである為に、
CPUの負担軽減と共にデータ転送の高速化につなが
る。又前記カウンタ値やタイマ値はCPUの制御により
任意に可変可能であるために、転送されるデータ量及び
モードに従って最適なカウンタ値やタイマ値を設定する
事が出来、これにより割込みサイクルが最も効率的にな
る。又前記発明においては、パラレルデータを複数バイ
ト分一時格納するバッファRAMと、前記カウンタ値や
タイマ値に基づいて前記データの転送/読み込み切換え
を行なう高速パラレルインタフェース制御ロジック等を
従来の制御装置内に加えるだけで、パラレルインターフ
ェースA1、B1側を何等いじる事なく、高速データ転
送が実現できるために、その実用価値は極めて高い。等
の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる制御装置の内部構成を
示すブロック図を示す。
【図2】インタフェース制御ロジック内の内部構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明の実施例にかかるセントロニクスインタ
ーフェースを用いたデータ転送装置の構成を示す全体図
【図4】前記実施例の動作を示すフローチャート図を示
す。
【図5】従来公知のセントロニクスインターフェースを
用いたデータ転送装置の構成を示す全体図
【図6】図5の制御装置の内部構成を示すブロック図
【図7】図1及び図4の動作を示すタイムチャート図
【符号の説明】
21 CPU 26 入力バッファRAM 27 入力バッファRAM 28 データ入力ラッチ回路 25 バッファ制御ロジック 25A カウンタ 25B カウンタ 25C タイマ 25H モードレジスタ 31 マルチプレクサ 32 マルチプレクサ 30 バスバッファ 33 バスバッファ 29 双方向バスバッファ 34 双方向バスバッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラレルインターフェースを介してホス
    トコンピュータと周辺機器間でパラレルデータの転送を
    行なう為に周辺機器側に組込まれるデータ転送制御装置
    において、前記パラレルデータを連続的に複数バイト数
    入力可能な一時記憶バッファと、CPUの制御により前
    記データ入力バイト数を設定するカウンタと、前記CP
    Uの制御により前記データ入力時間を決定するタイマと
    を具え、前記パラレルデータの入力バイト数が前記カウ
    ンタの設定値以下の場合でも前記データ入力時間に達し
    た時点で、CPU側に割込みを発生させ、前記一時記憶
    バッファのバスラインをシステムバス側に切り換え、該
    記憶バッファに記憶されているデータを読み出し可能に
    構成した事を特徴とするデータ転送制御装置
  2. 【請求項2】 前記タイマにより設定されるデータ入力
    時間を、前記カウンタ値に対応するデータ入力時間より
    大に設定した事を特徴とする請求項1記載のデータ転送
    制御装置
  3. 【請求項3】 前記カウンタ及びタイマと共に周辺機器
    の動作モード状態を把握するモードレジスタを有するイ
    ンターフェース制御ロジックを設けてなる請求項1記載
    のデータ転送制御装置
  4. 【請求項4】 前記モードレジスタで把握した動作モー
    ド状態により、前記カウンタ及びタイマの設定値を適宜
    可変可能に構成した請求項1記載のデータ転送制御装置
JP6911993A 1993-03-05 1993-03-05 データ転送制御装置 Pending JPH06259379A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262663A (ja) * 2004-01-13 2010-11-18 Seiko Instruments Inc メモリインタフェース装置、メモリインタフェース方法、およびモデム装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262663A (ja) * 2004-01-13 2010-11-18 Seiko Instruments Inc メモリインタフェース装置、メモリインタフェース方法、およびモデム装置

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