JPH06259054A - ビットマップフォント作成方法 - Google Patents

ビットマップフォント作成方法

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JPH06259054A
JPH06259054A JP5045603A JP4560393A JPH06259054A JP H06259054 A JPH06259054 A JP H06259054A JP 5045603 A JP5045603 A JP 5045603A JP 4560393 A JP4560393 A JP 4560393A JP H06259054 A JPH06259054 A JP H06259054A
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Tsuneko Kura
恒子 倉
Shigekazu Kawano
繁一 川野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 字画数の多い漢字などを含むアウトラインフ
ォントから読み易いビットマップフォントを作成する。 【構成】 アウトラインフォントデータ格納部51に
は、アウトラインフォントデータベース3から読み出し
た変換対象のアウトラインフォントデータが格納され、
パラメータ格納部52には、入力装置1から入力された
作成すべきビットマップフォントの寸法、階調数、フィ
ルタの帯域データが格納される。フィルタ制御部53
は、指示された帯域のフィルタを生成する。ビットマッ
プフォント作成処理部5は、アウトラインフォントデー
タに対し、生成されたフィルタと指示された寸法に基づ
き、複数階調の明度からなるビットマップフォントを作
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアウトラインフォントか
らビットマップフォントを作成する方法に係り、詳しく
は低解像度かつ多階調表示可能なディスプレイなどの図
形出力装置に文字・記号等を表示するのに最適なビット
マップフォント作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアウトラインフォントからビット
マップフォントを作成する方法の主なものとしては、次
の二つの方法が挙げられる。第一の方法は、アウトライ
ンフォントから1ドットに占める面積の割合に応じた白
黒2値でビットマップフォントを作成する方法である。
第二の方法は、アウトラインフォントから1ドットに占
める黒い部分の面積の割合に応じた複数階調の明度情報
でビットマップフォントを作成する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、第一の方法は、明度情報が白または黒の2種しかな
いため、文字の線の欠落、あるいは文字の潰れが生じや
すいという欠点があった。第二の方法は、これを改善し
たものであるが、例えば図2のAの部分のように、アウ
トラインフォントの各々の線分が複数のドットにまたが
る場合には、複数階調の明度情報を付けても、図3
(a)にBで示すように、線と線の間のドットと線を表
すドットとの明度の差分が小さい場合、作成されたビッ
トマップフォントの文字が潰れるという欠点があった。
図3(b)は階調の具体例で、ここでは1ドットに占め
る黒の割合が0〜33%では白、34〜67%では灰
色、68〜100%では黒としている。
【0004】すなわち、従来の第一および第二の方法の
いずれにおいても、日本語の文章に用いられる漢字等
の、字画数が多く、文字を構成する線と線との間隔が狭
い文字や記号に対する処理が考慮されておらず、ビット
マップフォントを構成する1ドットに占めるアウトライ
ンフォントの黒い部分の面積のみの情報では、白い部分
が欠落してしまうという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記従来の方法の欠点を
除去し、字画数の多い漢字などを含むアウトラインフォ
ントから読み易いビットマップフォントを作成する方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、アウトラインフォントから各ドットに占
める黒い部分の面積の割合に応じた複数階調の明度情報
でビットマップフォントを作成する際に、帯域可変なフ
ィルタを用いて、該作成するビットマップフォントの各
ドットの複数階調の明度情報を決定するようにしたこと
である。
【0007】
【作用】本発明では、ビットマップフォントを構成する
各ドットに占められるアウトラインフォントの黒い部分
の面積と、指定された帯域を持つフィルタの値とを計算
することにより、各ドットの明度を求め、階調を決定す
る。これにより、文字の線と線との空白を強調するこ
と、あるいは肉太のビットマップフォントを作成するこ
とが可能となり、読みやすい文字を作成することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面により
説明する。
【0009】図1は本発明のビットマップフォント作成
方法を適用した装置構成の一実施例を示すブロック図で
ある。図において、1はキーポードなどの入力装置、2
はディスプレィなどの出力装置、3はアウトラインフォ
ントデータが格納されるアウトラインフォントデータベ
ース、4はアウトラインフォントデータベース3の読出
し制御を司どるアウトラインフォントデータ読み出し
部、5は本発明の中心であるビットマップフォント作成
処理部、6はビットマップフォントデータベース7の書
き込み制御を司どるビットマップフォントデータ格納処
理部、7は作成されたビットマップフォントデータが格
納されるビットマップフォントデータベースである。ビ
ットマップフォント作成処理部5は、変換対象のアウト
ラインフォントデータが格納されるアウトラインフォン
トデータ格納部51、寸法や階調数やフィルタの帯域等
のパラメータが格納されるパラメータ格納部52、指示
された帯域のフィルタを作成するフィルタ制御部53を
有している。
【0010】作業者によって、入力装置1から変換対象
となるアウトラインフォントが指示されると、ビットマ
ップフォント作成処理部5は、アウトラインフォントデ
ータ読み出し部4を通じて、アウトラインフォントデー
タベース3からアウトラインフォントデータを読み出
し、アウトラインフォントデータ格納部51に格納す
る。また、ビットマップフォント作成処理部5は、入力
装置1から入力された、作成するビットマップフォント
の大きさ(寸法)、階調数およびフィルタの帯域等のパ
ラメータデータをパラメータ格納部52に格納する。
【0011】ここで、色とは、赤(R)・緑(G)・青
(B)の3要素の値によって決まるものであり、各々の
値は0から255までの範囲内に存在する。R、G、B
の値がすべて同じとすると、R=G=B=0のときの色
は黒、R=G=B=255のときの色は白を表すことに
なる。従って、R=G=B=cということは、色がc/
255だけ黒から白に近づいたということである。階調
数とは、0(黒)から255(白)の値を分割する数の
ことを表す。先の図3(b)は階調数が3の場合であ
り、cに着目すると、0〜255を3等分し、それぞれ
黒、灰色、白に割り当てることを意味している。
【0012】アウトラインフォントデータ格納部51と
パラメータ格納部52にデータが揃うと、ビットマップ
フォント作成処理部5は、フィルタ制御部53にフィル
タ作成を依頼する。フィルタ制御部53は、パラメータ
格納部52の帯域パラメータに基づき、指示された帯域
を持つフィルタを作成する。その後、ビットマップフォ
ント作成処理部5は、アウトラインフォントデータ格納
部51のアウトラインフォントデータについて、フィル
タ制御部53で作成されたフィルタとパラメータ格納部
52内のビットマップフォントの寸法、階調数に基づ
き、複数階調の明度情報を用いたビットマップフォント
を作成する。この作成されたビットマップフォントは、
出力装置2に出力され、また、ビットマップフォントデ
ータ格納部6を通じて、ビットマップフォントデータベ
ース7に格納される。
【0013】次に、ビットマップフォント作成処理部5
での処理について具体的に説明する。
【0014】図4(a)はアウトラインフォントを示し
たもので、一辺の長さはLで与えられている。図4
(b)は、作成する一辺のビットマップフォントのドッ
ト数nとして図4(a)を分割したものである。このと
き、Lはnよりも十分大きな値を取るように、Lを適当
な単位に置き換えて値を調整する。ここでは、処理を簡
単にするために整数値で計算することとし、図4(c)
に示すように、n×n等分された1ドットにおける長さ
を[L/n]にする。ここで、[m]は、mを超えない
最大整数値を表す記号である。
【0015】図5(a)はフィルタの一例を示したもの
である。ここでは、
【数1】 の関数を用いている。図5(b)は図5(a)を2次元
に数値化し、([L/n]−1)分割したときの各々の
分割点における関数
【数2】 の値を計算した結果である。図5(b)のフィルタの大
きさは、図4(c)の1ドットの大きさに対応する。
【0016】以下に、図5(a)、(b)のフィルタに
ついて、帯域を狭くした場合と広くした場合の具体的処
理例を示す。
【0017】〈フィルタの帯域を狭くする例〉図6
(a)は、図5(a)のフィルタの帯域をk倍(0<k
<1)したものである。ここでは、
【数3】 の関数を用いている。図6(b)は、図6(a)を2次
元に数値化し、([k・[L/n]]−1)分割したと
きの各々の分割における関数
【数4】 の値を計算した結果である。
【0018】ビットマップフォント作成処理部5は、フ
ィルタの帯域をk倍したものと、図4(b)に示す各ド
ットにおける黒い部分の面積とを計算し、各ドットの明
度を求める。そして、それらの値を0から255に割り
当てて各ドットにおける階調を決定する。図7は、フィ
ルタの帯域を70%(k=0.7)にしたときの、一辺
が16ドットのビットマップフォントを作成した例であ
る。なお、階調数は3で、図3(b)にしたがってい
る。
【0019】図7に示すように、文字を構成する線と線
との間隔が狭い文字に対して、フィルタの帯域を狭くす
る(k倍する)ことによって、間隔を強調した文字を作
成できる。
【0020】〈フィルタの帯域を広くする例〉図8
(a)は、図5(a)のフィルタの帯域をh倍(h>
1)したものである。ここでは、
【数5】 の関数を用いている。図8(b)は図8(a)を2次元
に数値化し、([h・[L/n]]−1)分割したとき
の各々の分割点における関数
【数6】 の値を計算した結果である。
【0021】このフィルタの適用領域は、1ドットの一
辺に相当する長さ[L/n]よりも長いため、各ドット
の中心に合わせてフィルタを置いたときに、図8(c)
に示すように、隣りのドットと重なる部分が生じる。
【0022】ビットマップフォント作成処理部5は、図
8(c)の斜線で示した領域と、そのドットと隣りのド
ットの黒い部分の面積との計算結果をあわせて、そのド
ットの明度を決定する。図9(a)は、フィルタの帯域
を100%(h=1)にしたときの、一辺が48ドット
のビットマップフォントを作成した例、図10(b)は
図9(a)においてフィルタの帯域を150%(h=
1.5)にしたときのビットマップフォントである。な
お、階調数は3で、図3(b)にしたがっている。
【0023】図9及び図10に示すように、フィルタの
帯域を広くしたものを用いることによって,対象とする
アウトラインフォントが細い場合であっても、肉太のビ
ットマップフォントを作成することが可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ビッ
トマップフォントを構成する各ドットに占めるアウトラ
インフォントの黒い部分の面積と、指定した帯域を持つ
フィルタとの値を計算することにより、複数階調の明度
情報を用いたビットマップフォントを作成するため、文
字の線と線との空白を強調すること、あるいは肉太のビ
ットマップフォントを作成することが可能となり、読み
やすい文字を作成することができるという利点がある。
この文字は、低解像度で多階調表示が可能であり、画面
の大きさが小さいテレビ電話等に出力することができる
など、利用価値は高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビットマップフォント作成方法を適用
する装置構成の一実施例のブロック図である。
【図2】アウトラインフォントの一例を示す図である。
【図3】図2のアウトラインフォントについて従来方法
で作成したビットマップフォントの一例、及び、その階
調の定義を示す図である。
【図4】アウトラインフォントと作成するビットマップ
フォントのドット分割の関係を示す図である。
【図5】フィルタの一例を示す図である。
【図6】帯域を狭くしたときのフィルタの一例である。
【図7】フィルタの帯域を狭くして作成したビットマッ
プフォントの一例を示す図である。
【図8】帯域を広くしたときのフィルタの一例、及び、
そのときの参照ドットとの関係を示す図である。
【図9】フィルタの帯域を広くして作成したビットマッ
プフォントの一例を示す図である。
【図10】フィルタの帯域を広くして作成したビットマ
ップフォントの他の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 出力装置 3 アウトラインフォントデータベース 4 アウトラインフォントデータ読み出し部 5 ビットマップフォント作成処理部 6 ビットマップフォントデータ格納処理部 7 ビットマップフォントデータベース 51 アウトラインフォントデータ格納部 52 パラメータ格納部 53 フィルタ制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウトラインフォントから、階調数の明
    度のビットマップフォントを作成する方法において、作
    成するビットマップフォントの各ドットの明度を帯域可
    変のフィルタを用いて求め、該求まった明度を複数階調
    の一つに割り当てることを特徴とするビットマップフォ
    ント作成方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61223887A (ja) * 1985-03-29 1986-10-04 松下電器産業株式会社 図形発生装置
JPH0519739A (ja) * 1991-05-02 1993-01-29 Fuji Xerox Co Ltd 文字パターン生成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61223887A (ja) * 1985-03-29 1986-10-04 松下電器産業株式会社 図形発生装置
JPH0519739A (ja) * 1991-05-02 1993-01-29 Fuji Xerox Co Ltd 文字パターン生成装置

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