JPH0519739A - 文字パターン生成装置 - Google Patents
文字パターン生成装置Info
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- JPH0519739A JPH0519739A JP3266429A JP26642991A JPH0519739A JP H0519739 A JPH0519739 A JP H0519739A JP 3266429 A JP3266429 A JP 3266429A JP 26642991 A JP26642991 A JP 26642991A JP H0519739 A JPH0519739 A JP H0519739A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アウトラインフォントからジャギーの少ない
階調をもったフォントを発生させるためのフィルタ処理
を、輪郭周辺のブロックのみ行うようにすることによっ
て、高速に階調を持ったフォントを発生させる。 【構成】 フォントメモリ2から文字の輪郭情報を読み
出し、フォント生成部3で文字の輪郭を所定の倍率で拡
大したビットマップフォントを2値フォントメモリ4に
展開し、この展開されたビットマップフォントを縮小し
整数化してフィルタマスクメモリ6に記憶させ、フィル
タ演算部5によりこの整数化されたビットマップフォン
トの画素とこの画素に対応する展開されたビットマップ
フォントの画素ブロックとを比較して画素ブロックの平
均値を演算し、フォント合成部7により画素ブロックの
平均値をこの画素ブロックに対応するフィルタマスクメ
モリ6に記憶されている整数化されたビットマップフォ
ントの画素の画素値に置き換える。
階調をもったフォントを発生させるためのフィルタ処理
を、輪郭周辺のブロックのみ行うようにすることによっ
て、高速に階調を持ったフォントを発生させる。 【構成】 フォントメモリ2から文字の輪郭情報を読み
出し、フォント生成部3で文字の輪郭を所定の倍率で拡
大したビットマップフォントを2値フォントメモリ4に
展開し、この展開されたビットマップフォントを縮小し
整数化してフィルタマスクメモリ6に記憶させ、フィル
タ演算部5によりこの整数化されたビットマップフォン
トの画素とこの画素に対応する展開されたビットマップ
フォントの画素ブロックとを比較して画素ブロックの平
均値を演算し、フォント合成部7により画素ブロックの
平均値をこの画素ブロックに対応するフィルタマスクメ
モリ6に記憶されている整数化されたビットマップフォ
ントの画素の画素値に置き換える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階調をもった画像を表
示または出力できる装置において使用される、文字のフ
ォントを生成する文字パターン生成装置に関するもので
ある。
示または出力できる装置において使用される、文字のフ
ォントを生成する文字パターン生成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年のDTP(desk top pu
blishing)で見られるように、コンピュータで
印刷並みの画質と編集機能を目指した装置が開発され始
めている。そのような装置の多くは、文字の輪郭を直線
および曲線で近似して圧縮するアウトラインフォントを
使用している。
blishing)で見られるように、コンピュータで
印刷並みの画質と編集機能を目指した装置が開発され始
めている。そのような装置の多くは、文字の輪郭を直線
および曲線で近似して圧縮するアウトラインフォントを
使用している。
【0003】アウトラインフォントを形成する際には、
先ず文字の輪郭を描き、その内部を塗り潰すという処理
を行う事により文字パターンを生成するが、従来の文字
パターン生成装置においては、輪郭の内部を一定の値で
描いていた。すなわち白あるいは黒の1階調で文字を形
成していた。しかしながら、本来プリンタが有している
高解像度に合わせて高い高解像度を有するアウトライン
フォントを、解像度が低いCRT(cathode r
ay tube)ディスプレイ等で表示する場合には、
画素が本来の位置とは異なった位置に表示されるため、
輪郭部分にジャギー(ぎざぎざ)が目立つ問題があっ
た。
先ず文字の輪郭を描き、その内部を塗り潰すという処理
を行う事により文字パターンを生成するが、従来の文字
パターン生成装置においては、輪郭の内部を一定の値で
描いていた。すなわち白あるいは黒の1階調で文字を形
成していた。しかしながら、本来プリンタが有している
高解像度に合わせて高い高解像度を有するアウトライン
フォントを、解像度が低いCRT(cathode r
ay tube)ディスプレイ等で表示する場合には、
画素が本来の位置とは異なった位置に表示されるため、
輪郭部分にジャギー(ぎざぎざ)が目立つ問題があっ
た。
【0004】この問題の解決法としては、特開昭62−
286753号公報に開示されるように、アウトライン
フォントからN倍に拡大したビットマップ画像を生成し
てN×N(Nは自然数)ブロックでその画像全体に平均
化フィルタを通し、階調をもたせる手法がある。
286753号公報に開示されるように、アウトライン
フォントからN倍に拡大したビットマップ画像を生成し
てN×N(Nは自然数)ブロックでその画像全体に平均
化フィルタを通し、階調をもたせる手法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の手法では、文字パターン全体に対してフィル
タ演算を行っているため、計算量が非常に多くなり、処
理時間が長くなるという問題があった。
報に記載の手法では、文字パターン全体に対してフィル
タ演算を行っているため、計算量が非常に多くなり、処
理時間が長くなるという問題があった。
【0006】本発明は、アウトラインフォントからジャ
ギーの少ない階調をもったフォントを発生させるための
フィルタ処理を、輪郭周辺のブロックのみ行うようにす
ることによって、高速に階調を持ったフォントを発生さ
せることを目的とする。
ギーの少ない階調をもったフォントを発生させるための
フィルタ処理を、輪郭周辺のブロックのみ行うようにす
ることによって、高速に階調を持ったフォントを発生さ
せることを目的とする。
【0007】また本発明は、水平/垂直線に関してはフ
ィルタ処理を行わないようにして、文字フォントの品質
を低下させることなく高速に階調を持ったフォントを発
生させることを目的とする。
ィルタ処理を行わないようにして、文字フォントの品質
を低下させることなく高速に階調を持ったフォントを発
生させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の文字パターン生
成装置は、前記目的を達成するため、文字の輪郭情報が
記憶されているフォント記憶手段と、該フォント記憶手
段に記憶されている文字の輪郭情報を読み出し、文字の
輪郭を所定の倍率で拡大してビットマップフォントに展
開するフォント生成手段と、展開されたビットマップフ
ォントを記憶するイメージ記憶手段と、前記フォント生
成手段に展開されたビットマップフォントを縮小し座標
値を整数化して記憶するフィルタマスク記憶手段と、該
フィルタマスク記憶手段に記憶されている整数化された
ビットマップフォントの画素と、この画素に位置的に対
応する前記イメージ記憶手段に記憶されているビットマ
ップフォントの画素ブロックとを対照し、各画素ブロッ
ク毎にその平均値を演算するフィルタ演算手段と、該フ
ィルタ演算手段によって演算された前記画素ブロックの
平均値を該画素ブロックに対応する前記フィルタマスク
記憶手段に記憶されている整数化されたビットマップフ
ォントの画素の画素値に置き換えるフォント合成手段と
を有することを特徴とする。
成装置は、前記目的を達成するため、文字の輪郭情報が
記憶されているフォント記憶手段と、該フォント記憶手
段に記憶されている文字の輪郭情報を読み出し、文字の
輪郭を所定の倍率で拡大してビットマップフォントに展
開するフォント生成手段と、展開されたビットマップフ
ォントを記憶するイメージ記憶手段と、前記フォント生
成手段に展開されたビットマップフォントを縮小し座標
値を整数化して記憶するフィルタマスク記憶手段と、該
フィルタマスク記憶手段に記憶されている整数化された
ビットマップフォントの画素と、この画素に位置的に対
応する前記イメージ記憶手段に記憶されているビットマ
ップフォントの画素ブロックとを対照し、各画素ブロッ
ク毎にその平均値を演算するフィルタ演算手段と、該フ
ィルタ演算手段によって演算された前記画素ブロックの
平均値を該画素ブロックに対応する前記フィルタマスク
記憶手段に記憶されている整数化されたビットマップフ
ォントの画素の画素値に置き換えるフォント合成手段と
を有することを特徴とする。
【0009】また、本発明の文字パターン生成装置は、
前記目的を達成するため、文字の輪郭情報が記憶されて
いるフォント記憶手段と、該フォント記憶手段に記憶さ
れている文字の輪郭情報を読み出し、文字の輪郭を所定
の倍率で拡大してビットマップフォントに展開するフォ
ント生成手段と、展開されたビットマップフォントを記
憶するイメージ記憶手段と、前記文字の輪郭に含まれる
水平/垂直線を抽出する手段と、前記水平/垂直線から
輪郭を挟む水平/垂直線のペアを決定する手段と、前記
水平/垂直線のペアの座標位置により該ペアにより形成
される輪郭を描くかどうか決定する手段と、前記フォン
ト生成手段に展開されたビットマップフォントを縮小し
座標値を整数化して記憶すると共に、水平/垂直線に関
しては前記決定する手段により決定された情報に応じた
値を記憶するフィルタマスク記憶手段と、前記イメージ
記憶手段に記憶されているビットマップフォントを画素
ブロック単位で取り出して、フィルタマスク記憶手段に
記憶されている対応する位置の画素の値に応じてブロッ
ク内平均を求めて出力するか、ブロック内の1画素を代
表値として出力するか、或いは輪郭を描くか否かの情報
を出力するかを決定する手段と、該決定する手段からの
出力に基づき多値イメージメモリに対して所定の値の書
き込みを行う手段とを有することを特徴とする。
前記目的を達成するため、文字の輪郭情報が記憶されて
いるフォント記憶手段と、該フォント記憶手段に記憶さ
れている文字の輪郭情報を読み出し、文字の輪郭を所定
の倍率で拡大してビットマップフォントに展開するフォ
ント生成手段と、展開されたビットマップフォントを記
憶するイメージ記憶手段と、前記文字の輪郭に含まれる
水平/垂直線を抽出する手段と、前記水平/垂直線から
輪郭を挟む水平/垂直線のペアを決定する手段と、前記
水平/垂直線のペアの座標位置により該ペアにより形成
される輪郭を描くかどうか決定する手段と、前記フォン
ト生成手段に展開されたビットマップフォントを縮小し
座標値を整数化して記憶すると共に、水平/垂直線に関
しては前記決定する手段により決定された情報に応じた
値を記憶するフィルタマスク記憶手段と、前記イメージ
記憶手段に記憶されているビットマップフォントを画素
ブロック単位で取り出して、フィルタマスク記憶手段に
記憶されている対応する位置の画素の値に応じてブロッ
ク内平均を求めて出力するか、ブロック内の1画素を代
表値として出力するか、或いは輪郭を描くか否かの情報
を出力するかを決定する手段と、該決定する手段からの
出力に基づき多値イメージメモリに対して所定の値の書
き込みを行う手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、輪郭情報から文字パターン
を生成するに際し、文字の輪郭が所定の倍率で拡大され
ビットマップフォントに展開され、イメージ記憶装置に
記憶される。次に、展開されたビットマップフォントは
同じ倍率で縮小され、座標が整数化されてフィルタマス
ク記憶手段に記憶される。フィルタマスク記憶手段の輪
郭が書き込まれている画素位置に関しては、イメージ記
憶装置内の対応するブロックの画素の平均値が求めら
れ、元の画素値と置き換えられる。これにより、文字の
輪郭の不連続部の濃度が中間濃度に変更され、視覚上輪
郭の不連続が目立たなくなる。
を生成するに際し、文字の輪郭が所定の倍率で拡大され
ビットマップフォントに展開され、イメージ記憶装置に
記憶される。次に、展開されたビットマップフォントは
同じ倍率で縮小され、座標が整数化されてフィルタマス
ク記憶手段に記憶される。フィルタマスク記憶手段の輪
郭が書き込まれている画素位置に関しては、イメージ記
憶装置内の対応するブロックの画素の平均値が求めら
れ、元の画素値と置き換えられる。これにより、文字の
輪郭の不連続部の濃度が中間濃度に変更され、視覚上輪
郭の不連続が目立たなくなる。
【0011】また、文字の輪郭に含まれる水平/垂直線
が抽出され、この水平/垂直線に関しては、画素ブロッ
ク内の水平/垂直線に位置に応じてフィルタ処理が選択
的に行われる。すなわち、水平/垂直線でない線に関し
ては、フィルタマスク記憶手段に輪郭が書き込まれてい
る画素に対応する画素ブロックに対してはブロック内平
均が出力され、輪郭が書き込まれている画素に対応する
画素ブロックに対してはブロック内の1画素を代表値と
して出力される。しかし、水平/垂直線に関しては、水
平/垂直線の状態に応じて輪郭が描かれたり描かれなか
ったりする。これにより、フィルタ処理による劣化は大
きな輪郭に対してはフィルタ処置が行われなくなり、文
字フォントの品質悪化が防止される。
が抽出され、この水平/垂直線に関しては、画素ブロッ
ク内の水平/垂直線に位置に応じてフィルタ処理が選択
的に行われる。すなわち、水平/垂直線でない線に関し
ては、フィルタマスク記憶手段に輪郭が書き込まれてい
る画素に対応する画素ブロックに対してはブロック内平
均が出力され、輪郭が書き込まれている画素に対応する
画素ブロックに対してはブロック内の1画素を代表値と
して出力される。しかし、水平/垂直線に関しては、水
平/垂直線の状態に応じて輪郭が描かれたり描かれなか
ったりする。これにより、フィルタ処理による劣化は大
きな輪郭に対してはフィルタ処置が行われなくなり、文
字フォントの品質悪化が防止される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら、実施例により本
発明の特徴を具体的に説明する。
発明の特徴を具体的に説明する。
【0013】先ず基本的な構成について、図1を参照し
て説明する。本発明の文字パターン生成装置において
は、図1に示すように、入力制御部1から文字のコード
(キャラクタコード)、書体コード、大きさ(ポイント
数)、色及び貼り付け位置(座標)を入力する。これら
のパラメータはパラメータレジスタ群2へ格納される。
また、フォントメモリ3は、文字の輪郭情報をデータと
して保存している。そして、フォント生成部4は、入力
制御部1により入力された文字コードと大きさ情報を基
に、フォントメモリ3の輪郭データから大きさ情報のN
倍の大きさでビットマップに展開し、2値イメージメモ
リ5へ書き込む。また、これと同時にフォント生成部4
は、ビットマップフォントの輪郭をN分の1画像として
保持するフィルタマスクメモリ7に対しての書き込みも
行う。なお、この画像の縮小の際には、座標値の端数は
切捨てられ整数化される。
て説明する。本発明の文字パターン生成装置において
は、図1に示すように、入力制御部1から文字のコード
(キャラクタコード)、書体コード、大きさ(ポイント
数)、色及び貼り付け位置(座標)を入力する。これら
のパラメータはパラメータレジスタ群2へ格納される。
また、フォントメモリ3は、文字の輪郭情報をデータと
して保存している。そして、フォント生成部4は、入力
制御部1により入力された文字コードと大きさ情報を基
に、フォントメモリ3の輪郭データから大きさ情報のN
倍の大きさでビットマップに展開し、2値イメージメモ
リ5へ書き込む。また、これと同時にフォント生成部4
は、ビットマップフォントの輪郭をN分の1画像として
保持するフィルタマスクメモリ7に対しての書き込みも
行う。なお、この画像の縮小の際には、座標値の端数は
切捨てられ整数化される。
【0014】フィルタ演算部6は、2値イメージメモリ
5をN×N(Nは自然数)のブロックに分割してフィル
タマスクメモリ7で表されたブロック位置に書き込みが
行われているか見て、書き込みが行われている場合はブ
ロックの平均を求め、行われていない場合はブロック内
の任意の画素値で置き換え、結果をフォント合成部8へ
送る。フォント合成部8は、入力制御部1で入力された
文字貼り付け位置に、フィルタ演算部6から入力された
処理結果の値に基づいた比率で、入力制御部1で入力さ
れた色データと多値イメージメモリ9内の輪郭データを
合成して、その結果を再び多値イメージメモリ9に書き
込む。これにより、文字の輪郭部においてのみフィルタ
処理が行われることになる。フィルタ処理が行われた多
値イメージメモリ9のデータは、階調を持った画像を出
力できる階調出力装置10に供給され、階調出画像が出
力される。したがって、ジャギーのない文字が出力され
ることになる。
5をN×N(Nは自然数)のブロックに分割してフィル
タマスクメモリ7で表されたブロック位置に書き込みが
行われているか見て、書き込みが行われている場合はブ
ロックの平均を求め、行われていない場合はブロック内
の任意の画素値で置き換え、結果をフォント合成部8へ
送る。フォント合成部8は、入力制御部1で入力された
文字貼り付け位置に、フィルタ演算部6から入力された
処理結果の値に基づいた比率で、入力制御部1で入力さ
れた色データと多値イメージメモリ9内の輪郭データを
合成して、その結果を再び多値イメージメモリ9に書き
込む。これにより、文字の輪郭部においてのみフィルタ
処理が行われることになる。フィルタ処理が行われた多
値イメージメモリ9のデータは、階調を持った画像を出
力できる階調出力装置10に供給され、階調出画像が出
力される。したがって、ジャギーのない文字が出力され
ることになる。
【0015】図2は、本発明の文字パターン生成装置の
第1の実施例を示すブロック図である。なお、図1に示
すブロック図と対応する部材等には同一符号を付してい
る。
第1の実施例を示すブロック図である。なお、図1に示
すブロック図と対応する部材等には同一符号を付してい
る。
【0016】入力制御部1により各パラメータの入力が
行われる。パラメータには、出力したい文字のキャラク
タコード、書体コード、ポイント数で表される文字の大
きさ、赤、緑及び青の濃度R,G,B等で表される文字
の色、および、文字をイメージに貼り付けるための座標
で示される位置情報がある。キャラクタコード及び書体
コードは直接輪郭描画部4aへ入力され、その他のパラ
メータは、パラメータレジスタ群2に含まれるポイント
レジスタ2a、文字色レジスタ2b、文字位置レジスタ
2cでそれぞれ保持される。
行われる。パラメータには、出力したい文字のキャラク
タコード、書体コード、ポイント数で表される文字の大
きさ、赤、緑及び青の濃度R,G,B等で表される文字
の色、および、文字をイメージに貼り付けるための座標
で示される位置情報がある。キャラクタコード及び書体
コードは直接輪郭描画部4aへ入力され、その他のパラ
メータは、パラメータレジスタ群2に含まれるポイント
レジスタ2a、文字色レジスタ2b、文字位置レジスタ
2cでそれぞれ保持される。
【0017】輪郭描画部4aではキャラクタコードと書
体コードに対応する文字のアウトラインデータをフォン
トメモリ3から読み込む。たとえば、文字の輪郭が、図
3に破線で示すような形状を有する場合、アウトライン
データは、輪郭の各頂点の座標(x0,y0),(x
1,y1),(x2,y2),(x3,y3),(x
4,y4)で表される。なお、本明細書においては、説
明を簡単にするため、説明に使用する文字の輪郭は実際
の文字の輪郭とは対応していない。輪郭描画部4aは、
これらのアウトラインデータに基づき、2値イメージメ
モリ5にポイントレジスタ2aに入力された値のN倍の
大きさに拡大して輪郭を値「1」で描き(図4参照)、
フィルタマスクメモリ7にはポイントレジスタ2aに入
力された値7のN倍の大きさに拡大したものをN分の1
に縮小して輪郭を値「1」で描く(図5参照)。この縮
小の際には、座標値の端数は切り捨てられ整数化され
る。なお、Nはフィルタ係数であり本実施例において
は、Nの値は2である。
体コードに対応する文字のアウトラインデータをフォン
トメモリ3から読み込む。たとえば、文字の輪郭が、図
3に破線で示すような形状を有する場合、アウトライン
データは、輪郭の各頂点の座標(x0,y0),(x
1,y1),(x2,y2),(x3,y3),(x
4,y4)で表される。なお、本明細書においては、説
明を簡単にするため、説明に使用する文字の輪郭は実際
の文字の輪郭とは対応していない。輪郭描画部4aは、
これらのアウトラインデータに基づき、2値イメージメ
モリ5にポイントレジスタ2aに入力された値のN倍の
大きさに拡大して輪郭を値「1」で描き(図4参照)、
フィルタマスクメモリ7にはポイントレジスタ2aに入
力された値7のN倍の大きさに拡大したものをN分の1
に縮小して輪郭を値「1」で描く(図5参照)。この縮
小の際には、座標値の端数は切り捨てられ整数化され
る。なお、Nはフィルタ係数であり本実施例において
は、Nの値は2である。
【0018】塗り潰し描画部4bでは2値イメージメモ
リ5の輪郭の内側を塗り潰す(図6参照)。ここまでの
描画は2値のビットマップで行われる。すなわち、背景
のビットが「0」、描画されたビットが「1」となる。
リ5の輪郭の内側を塗り潰す(図6参照)。ここまでの
描画は2値のビットマップで行われる。すなわち、背景
のビットが「0」、描画されたビットが「1」となる。
【0019】更に、フィルタ判定部4cではフィルタマ
スクメモリ7(図5参照)のビットマップを走査し各ビ
ットの「0」、「1」を判別し、フィルタマスクメモリ
7の値をフィルタ演算部6へ送る。
スクメモリ7(図5参照)のビットマップを走査し各ビ
ットの「0」、「1」を判別し、フィルタマスクメモリ
7の値をフィルタ演算部6へ送る。
【0020】フィルタ演算部6では、2値イメージメモ
リ5(図6参照)のビットマップ情報をN×Nのブロッ
クで扱う。フィルタ判定部4cから送られてきた値が
「1」である場合は、2値イメージメモリ5からN×N
のブロックで読み出し、画像の平均値をフォント合成部
8へ送る。図7(a)〜(d)は2×2のブロックのビ
ットの状態と画像の平均値との関係を示している。ま
た、図8(a)〜(d)に対応する濃度を示している。
なお、図8において、点のハッチングは平均値1/4に
対応する濃度を示し、斜線のハッチングは平均値1/2
に対応する濃度を示し、交差斜線のハッチングは平均値
3/4に対応する濃度を示している。たとえば、図5に
示されるフィルタマスクメモリ7に描かれた輪郭の座標
(xn,yn)の画素に着目すると、この画素に対応す
る2値イメージメモリ5上の2×2のブロック(図6に
おいて太線枠で示す)の平均値は1/4となる。
リ5(図6参照)のビットマップ情報をN×Nのブロッ
クで扱う。フィルタ判定部4cから送られてきた値が
「1」である場合は、2値イメージメモリ5からN×N
のブロックで読み出し、画像の平均値をフォント合成部
8へ送る。図7(a)〜(d)は2×2のブロックのビ
ットの状態と画像の平均値との関係を示している。ま
た、図8(a)〜(d)に対応する濃度を示している。
なお、図8において、点のハッチングは平均値1/4に
対応する濃度を示し、斜線のハッチングは平均値1/2
に対応する濃度を示し、交差斜線のハッチングは平均値
3/4に対応する濃度を示している。たとえば、図5に
示されるフィルタマスクメモリ7に描かれた輪郭の座標
(xn,yn)の画素に着目すると、この画素に対応す
る2値イメージメモリ5上の2×2のブロック(図6に
おいて太線枠で示す)の平均値は1/4となる。
【0021】フィルタ判定部4cから送られてきた値が
「0」である場合は、N×Nのブロックの或る1画素、
たとえば左上の1画素の値をフォント合成部8へ送る。
「0」である場合は、N×Nのブロックの或る1画素、
たとえば左上の1画素の値をフォント合成部8へ送る。
【0022】フォント合成部8ではフィルタ演算部6か
ら送られてきた演算結果から、文字色レジスタ2bに蓄
えられたR,G,Bの値と、文字位置レジスタ2cによ
って指定された位置、すなわち、文字を貼り付ける多値
イメージメモリ9上での座標値の位置に対応する多値イ
メージメモリ9の値を、以下に示す演算式に基づいて合
成し、多値イメージメモリ9の新たな値として書き込ん
でいく。これにより、多値イメージメモリ9には図9に
示すような状態で文字パターンが書き込まれる。但し、
図9に示す例においては、背景はクリア状態であるもの
とする。なお、各演算式の第1項は文字に関する重み付
けを表し、第2項は背景に関する重み付けを表わす。
ら送られてきた演算結果から、文字色レジスタ2bに蓄
えられたR,G,Bの値と、文字位置レジスタ2cによ
って指定された位置、すなわち、文字を貼り付ける多値
イメージメモリ9上での座標値の位置に対応する多値イ
メージメモリ9の値を、以下に示す演算式に基づいて合
成し、多値イメージメモリ9の新たな値として書き込ん
でいく。これにより、多値イメージメモリ9には図9に
示すような状態で文字パターンが書き込まれる。但し、
図9に示す例においては、背景はクリア状態であるもの
とする。なお、各演算式の第1項は文字に関する重み付
けを表し、第2項は背景に関する重み付けを表わす。
【0023】
R2BKG=演算結果×RCHR +(1−演算結果)×R1BKG
G2BKG=演算結果×GCHR +(1−演算結果)×G1BKG
B2BKG=演算結果×BCHR +(1−演算結果)×B1BKG
但し、
RCHR :文字の赤濃度
GCHR :文字の緑濃度
BCHR :文字の青濃度
R1BKG:合成前の背景の赤濃度
G1BKG:合成前の背景の緑濃度
B1BKG:合成前の背景の青濃度
R2BKG:合成後の背景の赤濃度
G2BKG:合成後の背景の緑濃度
B2BKG:合成後の背景の青濃度
なお、演算結果とは、フィルタ判定部4cからの出力が
「1」の場合は、N×Nのブロック内の画像の平均値で
あり、フィルタ判定部4cからの出力が「0」の場合
は、N×Nのブロックの或る1画素の値である。
「1」の場合は、N×Nのブロック内の画像の平均値で
あり、フィルタ判定部4cからの出力が「0」の場合
は、N×Nのブロックの或る1画素の値である。
【0024】図9から判るように、文字パターンの輪郭
にはフィルタ処理により得られた多値濃度画素が割当て
られているので、視覚上文字の輪郭は滑らかに知覚され
ジャギーが目立つ事はない。なお、図9においては、黒
画素をべた黒で描いている。また、ハッチングの種別は
図8で説明した濃度に対応している。
にはフィルタ処理により得られた多値濃度画素が割当て
られているので、視覚上文字の輪郭は滑らかに知覚され
ジャギーが目立つ事はない。なお、図9においては、黒
画素をべた黒で描いている。また、ハッチングの種別は
図8で説明した濃度に対応している。
【0025】次の文字が入力制御部1から入力されたと
きは、フィルタマスクメモリ7と2値イメージメモリ5
をクリアして上記動作を繰り返し行っていく。このよう
にして、多値イメージメモリ9には各文字が多値のビッ
トマップフォントとして順次書き込まれていく。多値イ
メージメモリ9の内容が階調出力装置10に供給され、
階調出力装置10からは、文字の輪郭に対してフィルタ
処理が施された文字パターンが出力される。したがっ
て、文字の輪郭のジャギーが防止されるとともに、フィ
ルタ処理を短時間で行うことができる。
きは、フィルタマスクメモリ7と2値イメージメモリ5
をクリアして上記動作を繰り返し行っていく。このよう
にして、多値イメージメモリ9には各文字が多値のビッ
トマップフォントとして順次書き込まれていく。多値イ
メージメモリ9の内容が階調出力装置10に供給され、
階調出力装置10からは、文字の輪郭に対してフィルタ
処理が施された文字パターンが出力される。したがっ
て、文字の輪郭のジャギーが防止されるとともに、フィ
ルタ処理を短時間で行うことができる。
【0026】上述の実施例においては、画像の輪郭だけ
にフィルタ処理を行うことにより高速処理が可能となる
が、この場合、本来はフィルタ処理を行わない方が望ま
しい水平線や垂直線に対してもフィルタが行われるた
め、この部分のボケが生じ若干画質が低下することがあ
る。
にフィルタ処理を行うことにより高速処理が可能となる
が、この場合、本来はフィルタ処理を行わない方が望ま
しい水平線や垂直線に対してもフィルタが行われるた
め、この部分のボケが生じ若干画質が低下することがあ
る。
【0027】そこで以下に説明する第2の実施例におい
ては、アウトラインフォントからジャギーの少ない階調
をもったフォントを発生させるためのフィルタ処理を、
実際に階調をもつ輪郭周辺のブロックでかつ水平/垂直
線に属さないブロックのみに行うことによって、高速に
かつぼけのない高品質な階調をもったフォントを生成す
るようにしている。
ては、アウトラインフォントからジャギーの少ない階調
をもったフォントを発生させるためのフィルタ処理を、
実際に階調をもつ輪郭周辺のブロックでかつ水平/垂直
線に属さないブロックのみに行うことによって、高速に
かつぼけのない高品質な階調をもったフォントを生成す
るようにしている。
【0028】図10は第2の実施例の原理的な構成を示
すブロックである。基本的な構成は図1に示すブロック
と同様であり、対応する部材等には同一符号を付し説明
は省略する。但し、フィルタマスクメモリ7としては、
4値を記憶可能なものを使用する。
すブロックである。基本的な構成は図1に示すブロック
と同様であり、対応する部材等には同一符号を付し説明
は省略する。但し、フィルタマスクメモリ7としては、
4値を記憶可能なものを使用する。
【0029】第2の実施例においては、フォントメモリ
3の出力及びパラメータレジスタ群2の出力が水平/垂
直検出処理部11に供給されている。水平/垂直検出処
理部11は、フォントデータの中から輪郭の水平/垂直
線を検出し、この部分に対しては線の状態に応じて後続
するフィルタ処理が選択的に行われるようにする。
3の出力及びパラメータレジスタ群2の出力が水平/垂
直検出処理部11に供給されている。水平/垂直検出処
理部11は、フォントデータの中から輪郭の水平/垂直
線を検出し、この部分に対しては線の状態に応じて後続
するフィルタ処理が選択的に行われるようにする。
【0030】入力制御部1は、文字のコード,書体コー
ド,大きさ,色,及び貼り付け位置などを入力し、それ
らの値をパラメータレジスタ群2へ格納し、またフォン
トメモリ3から文字コードと書体に対応するフォントデ
ータを読み出し、それを水平/垂直検出処理部11へ送
る。フォントメモリ3は、文字の輪郭情報をフォントデ
ータとして格納している。フォントデータを受け取った
水平/垂直検出処理部11では、フォントデータを解析
して、輪郭の水平/垂直線と輪郭のペアを抽出し、また
パラメータレジスタ群2から入力した文字の大きさのN
倍にした座標値を処理してその輪郭を描くかどうかを決
定し、それらの情報をフォントデータに付加してフォン
ト生成部4へ送る。フォントデータを受け取ったフォン
ト生成部4では、パラメータレジスタ群2から文字の大
きさを読み出し、大きさのN倍の大きさでビットマップ
に展開し2値イメージメモリ5へ書き込む。またフォン
ト生成部4は、2値イメージメモリ5への書き込みと並
行して、輪郭をN分の1画像(座標値は切捨て)とし通
常はそのまま、水平/垂直線の輪郭については描くかど
うかの情報で、フィルタマスクメモリ7に対しての書き
込みを行う。例えば、通常の輪郭については、描くか否
かを、「0」,「1」で表し、水平/垂直線の輪郭つい
ては、描くか否かを、「2」,「3」で表す。またフィ
ルタ演算部6は、フィルタマスクメモリ7の情報に応じ
て、2値イメージメモリ5をNxNのブロックに分割し
てブロックの平均を求めるか、ブロック内の任意の画素
値で置き換えるか、また輪郭を描くか描かないかを判断
し、ブロック内平均が必要な場合には更に平均を求める
演算を行い、その結果求められたを値をフォント合成部
8へ送る。フォント合成部8は、パラメータレジスタ群
2の色データと文字貼り付け位置を読み出し、フィルタ
演算部6から送られてきた値の割合で、色データと文字
貼り付け位置にあたるイメージメモリ内のデータを合成
し、その結果を再び多値イメージメモリ9へ書き込む。
階調出力装置10は、多値イメージメモリ9の内容を階
調をもって出力表示する。
ド,大きさ,色,及び貼り付け位置などを入力し、それ
らの値をパラメータレジスタ群2へ格納し、またフォン
トメモリ3から文字コードと書体に対応するフォントデ
ータを読み出し、それを水平/垂直検出処理部11へ送
る。フォントメモリ3は、文字の輪郭情報をフォントデ
ータとして格納している。フォントデータを受け取った
水平/垂直検出処理部11では、フォントデータを解析
して、輪郭の水平/垂直線と輪郭のペアを抽出し、また
パラメータレジスタ群2から入力した文字の大きさのN
倍にした座標値を処理してその輪郭を描くかどうかを決
定し、それらの情報をフォントデータに付加してフォン
ト生成部4へ送る。フォントデータを受け取ったフォン
ト生成部4では、パラメータレジスタ群2から文字の大
きさを読み出し、大きさのN倍の大きさでビットマップ
に展開し2値イメージメモリ5へ書き込む。またフォン
ト生成部4は、2値イメージメモリ5への書き込みと並
行して、輪郭をN分の1画像(座標値は切捨て)とし通
常はそのまま、水平/垂直線の輪郭については描くかど
うかの情報で、フィルタマスクメモリ7に対しての書き
込みを行う。例えば、通常の輪郭については、描くか否
かを、「0」,「1」で表し、水平/垂直線の輪郭つい
ては、描くか否かを、「2」,「3」で表す。またフィ
ルタ演算部6は、フィルタマスクメモリ7の情報に応じ
て、2値イメージメモリ5をNxNのブロックに分割し
てブロックの平均を求めるか、ブロック内の任意の画素
値で置き換えるか、また輪郭を描くか描かないかを判断
し、ブロック内平均が必要な場合には更に平均を求める
演算を行い、その結果求められたを値をフォント合成部
8へ送る。フォント合成部8は、パラメータレジスタ群
2の色データと文字貼り付け位置を読み出し、フィルタ
演算部6から送られてきた値の割合で、色データと文字
貼り付け位置にあたるイメージメモリ内のデータを合成
し、その結果を再び多値イメージメモリ9へ書き込む。
階調出力装置10は、多値イメージメモリ9の内容を階
調をもって出力表示する。
【0031】次に、本発明の第2の実施例について図1
1〜図18を参照して詳細に説明する。なおここでは、
フィルタ係数Nを2とし、フォントデータには付加情報
が与えられていない場合の実施例を示す。
1〜図18を参照して詳細に説明する。なおここでは、
フィルタ係数Nを2とし、フォントデータには付加情報
が与えられていない場合の実施例を示す。
【0032】図11は第2の実施例のブロック図であ
る。入力制御部1により各パラメータの入力が行われ
る。パラメータには、出力したい文字のキャラクタコー
ド、書体コード、ポイント数で表される文字の大きさ、
赤、緑及び青の濃度R,G,B等で表される文字の色、
および、文字をイメージに貼り付けるための座標で示さ
れる位置情報がある。キャラクタコード及び書体コード
は直接フォントメモリ3へ入力され、その他のパラメー
タは、パラメータレジスタ群2に含まれるポイントレジ
スタ2a、文字色レジスタ2b、文字位置レジスタ2c
でそれぞれ保持される。
る。入力制御部1により各パラメータの入力が行われ
る。パラメータには、出力したい文字のキャラクタコー
ド、書体コード、ポイント数で表される文字の大きさ、
赤、緑及び青の濃度R,G,B等で表される文字の色、
および、文字をイメージに貼り付けるための座標で示さ
れる位置情報がある。キャラクタコード及び書体コード
は直接フォントメモリ3へ入力され、その他のパラメー
タは、パラメータレジスタ群2に含まれるポイントレジ
スタ2a、文字色レジスタ2b、文字位置レジスタ2c
でそれぞれ保持される。
【0033】フォントメモリ3に蓄えられたフォントデ
ータは、図12に示すような文字の輪郭を直線および曲
線で補間したデータであり、輪郭を辿る方向が外側の閉
曲線から順番に反時計方向、時計方向、反時計方向・・
・となっているとする。このように輪郭を辿る方向を方
向を交互に反転させるのは、後続する処理において文字
のストロークに対して、輪郭線が上下左右のいずれにあ
るかを判別できるようにするためである。なお、(x
1,y1)〜(x17,y17)は、各セグメントの接
続点すなわち変曲点の座標である。
ータは、図12に示すような文字の輪郭を直線および曲
線で補間したデータであり、輪郭を辿る方向が外側の閉
曲線から順番に反時計方向、時計方向、反時計方向・・
・となっているとする。このように輪郭を辿る方向を方
向を交互に反転させるのは、後続する処理において文字
のストロークに対して、輪郭線が上下左右のいずれにあ
るかを判別できるようにするためである。なお、(x
1,y1)〜(x17,y17)は、各セグメントの接
続点すなわち変曲点の座標である。
【0034】フォントメモリ3からキャラクタコードと
書体コードに対応するフォントデータが水平/垂直線検
出部11aに入力されると、水平/垂直線検出部11a
では、各セグメントの座標値を下記の条件式1に照らし
合わせて水平/垂直のセグメントを抽出する。
書体コードに対応するフォントデータが水平/垂直線検
出部11aに入力されると、水平/垂直線検出部11a
では、各セグメントの座標値を下記の条件式1に照らし
合わせて水平/垂直のセグメントを抽出する。
【0035】条件式1
・始点Y座標=終点Y座標 かつ 直線 であれば 水
平線である。
平線である。
【0036】・始点X座標=終点X座標 かつ 直線
であれば 垂直線である。
であれば 垂直線である。
【0037】更に、そのうちの水平線では文字ストロー
クの上側か下側か、垂直線では右側か左側を下記の条件
式2に照らし合わせて求め、そのデータセグメントにそ
れらの識別データを与え水平/垂直ペア検出部11bへ
送る。
クの上側か下側か、垂直線では右側か左側を下記の条件
式2に照らし合わせて求め、そのデータセグメントにそ
れらの識別データを与え水平/垂直ペア検出部11bへ
送る。
【0038】条件式2
・水平線 かつ 始点X座標>終点X座標 であれば
ストロークの上側の水平線である。
ストロークの上側の水平線である。
【0039】・水平線 かつ 始点X座標<終点X座標
であれば ストロークの下側の水平線である。
であれば ストロークの下側の水平線である。
【0040】・垂直線 かつ 始点Y座標>終点Y座標
であれば ストロークの左側の垂直線である。
であれば ストロークの左側の垂直線である。
【0041】・垂直線 かつ 始点Y座標<終点Y座標
であれば ストロークの右側の垂直線である。
であれば ストロークの右側の垂直線である。
【0042】水平/垂直ペア検出部11bでは、抽出さ
れた水平/垂直線セグメントの識別データ(第1識別デ
ータ)と座標値を下記の条件式3に照らし合わせて文字
ストロークの水平/垂直線それぞれについて、セグメン
トのペアを求め水平/垂直描画決定部11cへ送る。
れた水平/垂直線セグメントの識別データ(第1識別デ
ータ)と座標値を下記の条件式3に照らし合わせて文字
ストロークの水平/垂直線それぞれについて、セグメン
トのペアを求め水平/垂直描画決定部11cへ送る。
【0043】条件式3
・下側水平線 かつ 上側水平線のY座標>下側水平線
のY座標 かつ (上側水平線の始点X座標>下側水平
線の始点X座標 かつ 上側水平線の終点X座標<下側
水平線の終点X座標) であれば ある上側水平線とペ
アである。
のY座標 かつ (上側水平線の始点X座標>下側水平
線の始点X座標 かつ 上側水平線の終点X座標<下側
水平線の終点X座標) であれば ある上側水平線とペ
アである。
【0044】・上側水平線 かつ 下側水平線のY座標
<上側水平線のY座標 かつ (下側水平線の始点X座
標<上側水平線の始点X座標 かつ 下側水平線の終点
X座標>上側水平線の終点X座標) であれば ある下
側水平線とペアである。
<上側水平線のY座標 かつ (下側水平線の始点X座
標<上側水平線の始点X座標 かつ 下側水平線の終点
X座標>上側水平線の終点X座標) であれば ある下
側水平線とペアである。
【0045】・右側垂直線 かつ 左側垂直線のX座標
<右側垂直線のX座標 かつ (左側垂直線の始点Y座
標>右側垂直線の始点Y座標 かつ 左側垂直線の終点
Y座標<右側垂直線の終点Y座標) であれば ある左
側垂直線とペアである。
<右側垂直線のX座標 かつ (左側垂直線の始点Y座
標>右側垂直線の始点Y座標 かつ 左側垂直線の終点
Y座標<右側垂直線の終点Y座標) であれば ある左
側垂直線とペアである。
【0046】・左側垂直線 かつ 右側垂直線のX座標
>左側垂直線のX座標 かつ (右側垂直線の始点Y座
標<左側垂直線の始点Y座標 かつ 右側垂直線の終点
Y座標>左側垂直線の終点Y座標) であれば ある右
側垂直線とペアである。
>左側垂直線のX座標 かつ (右側垂直線の始点Y座
標<左側垂直線の始点Y座標 かつ 右側垂直線の終点
Y座標>左側垂直線の終点Y座標) であれば ある右
側垂直線とペアである。
【0047】なお、セグメントのペアをより正確に求め
るためには、ペアとなる線の座標の差の大小だけでな
く、座標の差が予め決められた閾値(α×拡大率,α:
係数)より小さいことが必要である。たとえば、条件式
3の最初の式の中の 上側水平線のY座標>下側水平線のY座標 という条件は、より正確には、 0<(上側水平線のY座標−下側水平線のY座標)<閾
値 という条件になる。他の条件式に関しても同様である。
るためには、ペアとなる線の座標の差の大小だけでな
く、座標の差が予め決められた閾値(α×拡大率,α:
係数)より小さいことが必要である。たとえば、条件式
3の最初の式の中の 上側水平線のY座標>下側水平線のY座標 という条件は、より正確には、 0<(上側水平線のY座標−下側水平線のY座標)<閾
値 という条件になる。他の条件式に関しても同様である。
【0048】この場合ペアの相手がないものもあるが、
その場合はそのまでよい。水平/垂直描画決定部11c
では、ペアにされたセグメント毎、またペアでない水平
/垂直線は単独にそれぞれの座標値を、ポイントレジス
タ2aに入力された値の2倍の倍率で拡大し、その座標
値の値に応じて、セグメントそれぞれについて描画する
かどうかの識別データ(第2識別データ)を付加して輪
郭描画部4aへ送る。なお、座標値を2倍としたのはフ
ィルタ係数が2であるからである。
その場合はそのまでよい。水平/垂直描画決定部11c
では、ペアにされたセグメント毎、またペアでない水平
/垂直線は単独にそれぞれの座標値を、ポイントレジス
タ2aに入力された値の2倍の倍率で拡大し、その座標
値の値に応じて、セグメントそれぞれについて描画する
かどうかの識別データ(第2識別データ)を付加して輪
郭描画部4aへ送る。なお、座標値を2倍としたのはフ
ィルタ係数が2であるからである。
【0049】この識別処理について図13を参照して説
明する。同図(a1)〜(a3)はストロークの上側の
水平線の位置と2×2のブロック内でストロークにより
占められる面積(右下がりのハッチングで示す)との関
係を示し、同図(b1)〜(b3)は同じくストローク
の下側の水平線の位置とストロークにより占められる面
積(左下がりのハッチングで示す)との関係を示してい
る。ストロークの上下においてストロークにより占めら
れる面積Sの合計に応じて、下記の条件に基づいて塗り
潰すべき輪郭を決定する。
明する。同図(a1)〜(a3)はストロークの上側の
水平線の位置と2×2のブロック内でストロークにより
占められる面積(右下がりのハッチングで示す)との関
係を示し、同図(b1)〜(b3)は同じくストローク
の下側の水平線の位置とストロークにより占められる面
積(左下がりのハッチングで示す)との関係を示してい
る。ストロークの上下においてストロークにより占めら
れる面積Sの合計に応じて、下記の条件に基づいて塗り
潰すべき輪郭を決定する。
【0050】6<S・・・両方の輪郭共描く。
【0051】2≦S≦6・・・どちらか大きい面積の輪
郭のみ描く。面積が等しい場合には上側の輪郭のみ描
く。
郭のみ描く。面積が等しい場合には上側の輪郭のみ描
く。
【0052】S<2・・・両方の輪郭とも描かない。
【0053】なお、単独の場合には、S≧2のとき描
き、S<2のときには描かない。
き、S<2のときには描かない。
【0054】但し、拡大した座標値は中間的に保持する
のみで、この時点ではフォントデータとしての座標値に
変化はないとする。
のみで、この時点ではフォントデータとしての座標値に
変化はないとする。
【0055】図14は上述の輪郭処理の種類を示す情
報、すなわち、第1識別データ及び第2識別データが付
加されたフォントデータを示すテーブルであり、例え
ば、No.0のセグメントを示すフォントデータは、始
点のXY座標が(X0S,Y0S),終点の座標が(X0D,
Y0D)であって、水平線であり、この水平線は描くべき
であることを示している。ただしこの場合、Y0S=Y0D
である。
報、すなわち、第1識別データ及び第2識別データが付
加されたフォントデータを示すテーブルであり、例え
ば、No.0のセグメントを示すフォントデータは、始
点のXY座標が(X0S,Y0S),終点の座標が(X0D,
Y0D)であって、水平線であり、この水平線は描くべき
であることを示している。ただしこの場合、Y0S=Y0D
である。
【0056】そして輪郭描画部4aでは、これらの付加
情報を持つフォントデータ(図14及び図15(a)参
照)を、ポイントレジスタ2aに入力された値の2倍の
倍率で拡大して、2値イメージメモリ5に輪郭を描き
(図15(b)参照)、さらに4値のビットマップメモ
リであるフィルタマスクメモリ7には、ポイントレジス
タ2aに入力された値の2倍の倍率で拡大したものを2
分の1に縮小(座標値は切り捨て)して値「1」で輪郭
を描く。このとき水平/垂直線にかぎっては、描画され
ない場合は値「2」で、描画される場合は値「3」で描
く。図16はこの描画の状態を模式的に示したものであ
りベタ黒部分は値「1」、斜線部分は値「2」、交差線
部分は値「3」を示す。
情報を持つフォントデータ(図14及び図15(a)参
照)を、ポイントレジスタ2aに入力された値の2倍の
倍率で拡大して、2値イメージメモリ5に輪郭を描き
(図15(b)参照)、さらに4値のビットマップメモ
リであるフィルタマスクメモリ7には、ポイントレジス
タ2aに入力された値の2倍の倍率で拡大したものを2
分の1に縮小(座標値は切り捨て)して値「1」で輪郭
を描く。このとき水平/垂直線にかぎっては、描画され
ない場合は値「2」で、描画される場合は値「3」で描
く。図16はこの描画の状態を模式的に示したものであ
りベタ黒部分は値「1」、斜線部分は値「2」、交差線
部分は値「3」を示す。
【0057】塗り潰し描画部4bは、2値イメージメモ
リ5の輪郭の内側を塗り潰しを行う(図17参照)。フ
ィルタ演算部6では、フィルタマスクメモリ7の4値ビ
ットマップを走査し、その値が「1」である場合は、2
値イメージメモリから2x2のブロックで読み出し画像
の平均値をフォント合成部8へ送る(第1実施例の図
7,図8参照)。値が「0」である場合は、2x2のブ
ロックの任意の1画素の値をフォント合成部8へ送る。
また値が「2」である場合は値「0」を、値が「3」で
ある場合は値「1」をフォント合成部8へ送る。フォン
ト合成部8ではフィルタ演算部6から送られてきた演算
結果から、文字色レジスタ2b蓄えられたR,G,Bの
値と、文字位置レジスタ2cによって指定された位置に
対応する多値イメージメモリ9の値を、図2に示す実施
例と同様に下記の演算式で合成し、多値イメージメモリ
9の同じ位置に、新たな値として書き込んでいく(図1
8)。なお、各符号の意味については第1の実施例と同
じである。
リ5の輪郭の内側を塗り潰しを行う(図17参照)。フ
ィルタ演算部6では、フィルタマスクメモリ7の4値ビ
ットマップを走査し、その値が「1」である場合は、2
値イメージメモリから2x2のブロックで読み出し画像
の平均値をフォント合成部8へ送る(第1実施例の図
7,図8参照)。値が「0」である場合は、2x2のブ
ロックの任意の1画素の値をフォント合成部8へ送る。
また値が「2」である場合は値「0」を、値が「3」で
ある場合は値「1」をフォント合成部8へ送る。フォン
ト合成部8ではフィルタ演算部6から送られてきた演算
結果から、文字色レジスタ2b蓄えられたR,G,Bの
値と、文字位置レジスタ2cによって指定された位置に
対応する多値イメージメモリ9の値を、図2に示す実施
例と同様に下記の演算式で合成し、多値イメージメモリ
9の同じ位置に、新たな値として書き込んでいく(図1
8)。なお、各符号の意味については第1の実施例と同
じである。
【0058】
R2BKG=演算結果×RCHR +(1−演算結果)×R1BKG
G2BKG=演算結果×GCHR +(1−演算結果)×G1BKG
B2BKG=演算結果×BCHR +(1−演算結果)×B1BKG
次の文字が入力制御部1から入力されたときは、フィル
タマスクメモリ7と2値イメージメモリ5をクリアして
上記動作を繰り返し行っていく。このようにして、多値
イメージメモリ9には各文字が多値のビットマップフォ
ントとして順次書き込まれていく。多値イメージメモリ
9の内容が階調出力装置10に供給され、階調出力装置
10からは、文字の輪郭の水平/垂直線を除いた箇所に
に対してフィルタ処理が施された文字パターンが出力さ
れる。したがって、画質を低下させることなく文字の輪
郭のジャギーが防止されるとともに、フィルタ処理を短
時間で行うことができる。
タマスクメモリ7と2値イメージメモリ5をクリアして
上記動作を繰り返し行っていく。このようにして、多値
イメージメモリ9には各文字が多値のビットマップフォ
ントとして順次書き込まれていく。多値イメージメモリ
9の内容が階調出力装置10に供給され、階調出力装置
10からは、文字の輪郭の水平/垂直線を除いた箇所に
に対してフィルタ処理が施された文字パターンが出力さ
れる。したがって、画質を低下させることなく文字の輪
郭のジャギーが防止されるとともに、フィルタ処理を短
時間で行うことができる。
【0059】
【発明の効果】以上に述べたように、ジャギーを低減す
るための負荷の大きいフィルタ処理を、視覚上問題にな
る文字の輪郭部分のみに限定して行っているので、高品
質な多値フォントを高速に生成することが可能である。
また、水平/垂直線にはフィルタ処理を行わないので、
輪郭のぼけがなくなり、非常に高画質なフォントを表現
出来る。更に、フィルタ処理を輪郭のうち水平/垂直線
でないところのみ行うので処理が高速となる。
るための負荷の大きいフィルタ処理を、視覚上問題にな
る文字の輪郭部分のみに限定して行っているので、高品
質な多値フォントを高速に生成することが可能である。
また、水平/垂直線にはフィルタ処理を行わないので、
輪郭のぼけがなくなり、非常に高画質なフォントを表現
出来る。更に、フィルタ処理を輪郭のうち水平/垂直線
でないところのみ行うので処理が高速となる。
【図1】 本発明の第1の実施例の基本的な構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】 アウトラインデータの一例を示す説明図であ
る。
る。
【図4】 2値イメージメモリに描かれた輪郭を示す説
明図である。
明図である。
【図5】 フィルタマスクメモリに描かれた輪郭を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】 2値イメージメモリに描かれた画像を示す説
明図である。
明図である。
【図7】 2×2のブロックのビットの状態と画像の平
均値との関係を示す説明図である。
均値との関係を示す説明図である。
【図8】 平均値の異なる画素の濃度を示す説明図であ
る。
る。
【図9】 多値イメージメモリに描かれた最終画像図を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図10】 本発明の第2の実施例の基本的な構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図11】 本発明の第2の実施例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図12】 フォントデータの概念図である。
【図13】 水平/垂直描画決定部の処理を模式的に示
す説明図である。
す説明図である。
【図14】 識別データ付きフォントデータを模式的に
示す説明図である。
示す説明図である。
【図15】 2値イメージメモリに描かれた輪郭を示す
説明図である。
説明図である。
【図16】 フィルタマスクメモリに描かれた輪郭を示
す説明図である。
す説明図である。
【図17】 2値イメージメモリに描かれた画像を示す
説明図である。
説明図である。
【図18】 多値イメージメモリに描かれた最終画像を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 入力制御部、2 パラメータレジスタ群、2a ポ
イントレジスタ、2b文字色レジスタ、2c 文字位置
レジスタ、3 フォントメモリ、4 フォント生成部、
4a 輪郭描画部、4b 塗り潰し描画部、4c フィ
ルタ判定部、5 2値イメージメモリ、6 フィルタ演
算部、7 フィルタマスクメモリ、8フォント合成部、
9 多値イメージメモリ、10 階調出力装置、11
水平/垂直検出処理部、11a 水平/垂直線検出部、
11b 水平/垂直ペア検出部、11c 水平/垂直描
画部
イントレジスタ、2b文字色レジスタ、2c 文字位置
レジスタ、3 フォントメモリ、4 フォント生成部、
4a 輪郭描画部、4b 塗り潰し描画部、4c フィ
ルタ判定部、5 2値イメージメモリ、6 フィルタ演
算部、7 フィルタマスクメモリ、8フォント合成部、
9 多値イメージメモリ、10 階調出力装置、11
水平/垂直検出処理部、11a 水平/垂直線検出部、
11b 水平/垂直ペア検出部、11c 水平/垂直描
画部
Claims (2)
- 【請求項1】 文字の輪郭情報が記憶されているフォン
ト記憶手段と、 該フォント記憶手段に記憶されている文字の輪郭情報を
読み出し、文字の輪郭を所定の倍率で拡大してビットマ
ップフォントに展開するフォント生成手段と、 展開されたビットマップフォントを記憶するイメージ記
憶手段と、 前記フォント生成手段に展開されたビットマップフォン
トを縮小し座標値を整数化して記憶するフィルタマスク
記憶手段と、 該フィルタマスク記憶手段に記憶されている整数化され
たビットマップフォントの画素と、この画素に位置的に
対応する前記イメージ記憶手段に記憶されているビット
マップフォントの画素ブロックとを対照し、各画素ブロ
ック毎にその平均値を演算するフィルタ演算手段と、 該フィルタ演算手段によって演算された前記画素ブロッ
クの平均値を該画素ブロックに対応する前記フィルタマ
スク記憶手段に記憶されている整数化されたビットマッ
プフォントの画素の画素値に置き換えるフォント合成手
段とを有することを特徴とする文字パターン生成装置。 - 【請求項2】 文字の輪郭情報が記憶されているフォン
ト記憶手段と、 該フォント記憶手段に記憶されている文字の輪郭情報を
読み出し、文字の輪郭を所定の倍率で拡大してビットマ
ップフォントに展開するフォント生成手段と、 展開されたビットマップフォントを記憶するイメージ記
憶手段と、 前記文字の輪郭に含まれる水平/垂直線を抽出する手段
と、 前記水平/垂直線から輪郭を挟む水平/垂直線のペアを
決定する手段と、 前記水平/垂直線のペアの座標位置により該ペアにより
形成される輪郭を描くかどうか決定する手段と、 前記フォント生成手段に展開されたビットマップフォン
トを縮小し座標値を整数化して記憶すると共に、水平/
垂直線に関しては前記決定する手段により決定された情
報に応じた値を記憶するフィルタマスク記憶手段と、 前記イメージ記憶手段に記憶されているビットマップフ
ォントを画素ブロック単位で取り出して、フィルタマス
ク記憶手段に記憶されている対応する位置の画素の値に
応じてブロック内平均を求めて出力するか、ブロック内
の1画素を代表値として出力するか、或いは輪郭を描く
か否かの情報を出力するかを決定する手段と、 該決定する手段からの出力に基づき多値イメージメモリ
に対して所定の値の書き込みを行う手段とを有すること
を特徴とする文字パターン生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3266429A JP3006732B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-10-15 | 文字パターン生成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-100910 | 1991-05-02 | ||
JP10091091 | 1991-05-02 | ||
JP3266429A JP3006732B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-10-15 | 文字パターン生成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519739A true JPH0519739A (ja) | 1993-01-29 |
JP3006732B2 JP3006732B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=26441850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3266429A Expired - Fee Related JP3006732B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-10-15 | 文字パターン生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006732B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06259054A (ja) * | 1993-03-08 | 1994-09-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ビットマップフォント作成方法 |
US7339588B2 (en) | 2005-03-31 | 2008-03-04 | Fujitsu Limited | Character image generating system, storage medium storing character image generating program and method |
US7806412B2 (en) | 2004-07-09 | 2010-10-05 | Nok Corporation | Lip type end face sealing device |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP3266429A patent/JP3006732B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06259054A (ja) * | 1993-03-08 | 1994-09-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ビットマップフォント作成方法 |
US7806412B2 (en) | 2004-07-09 | 2010-10-05 | Nok Corporation | Lip type end face sealing device |
US8714562B2 (en) | 2004-07-09 | 2014-05-06 | Nok Corporation | Lip type end face sealing device |
US7339588B2 (en) | 2005-03-31 | 2008-03-04 | Fujitsu Limited | Character image generating system, storage medium storing character image generating program and method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3006732B2 (ja) | 2000-02-07 |
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