JPH0625785U - 多機能表示時計 - Google Patents
多機能表示時計Info
- Publication number
- JPH0625785U JPH0625785U JP3384791U JP3384791U JPH0625785U JP H0625785 U JPH0625785 U JP H0625785U JP 3384791 U JP3384791 U JP 3384791U JP 3384791 U JP3384791 U JP 3384791U JP H0625785 U JPH0625785 U JP H0625785U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- function
- hand
- display
- depth
- mode
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、多機能表示時計のモード表示方法
に関するものである。 【構成】 文字板12の円周部12aには水深度の目盛
を兼ねた分の目盛が刻まれており、該円周部12aの5
5分目盛位置から12時位置の間に通常時刻モードを示
す”EX”マーク12bと深度アラーム設定モードを示
す”AL”マーク12cと水深計測オーバーを示す表示
マーク12dが刻まれている。 【効果】 モード表示専用の指示針、輪列等が不用とな
る。
に関するものである。 【構成】 文字板12の円周部12aには水深度の目盛
を兼ねた分の目盛が刻まれており、該円周部12aの5
5分目盛位置から12時位置の間に通常時刻モードを示
す”EX”マーク12bと深度アラーム設定モードを示
す”AL”マーク12cと水深計測オーバーを示す表示
マーク12dが刻まれている。 【効果】 モード表示専用の指示針、輪列等が不用とな
る。
Description
【0001】
本考案は、多機能表示時計のモード表示方法に関するものである。
【0002】
近年、指針表示時計による多機能化が急速に進み、デジタル時計に匹敵するほ どの多機能を有した指針表示時計が商品化されつつある。しかし、指針表示時計 の多機能化においては、現在、どの機能のモードにあるのかを明示する手段が問 題となっている。
【0003】 図2は第1従来例を示す指針表示式多機能時計の表示部である。1は時針、2 は分針、3は秒針であり、通常時刻を表示している。4は副針4aによる機能量 表示部兼モード表示部である。機能はデュアルタイムとタイマーの二機能からな り、それぞれの機能量の表示を同一表示部の左右に振り分けて目盛を刻んでおり 、副針4aによつてモード表示と機能量表示を同時に行なっている。
【0004】 図3は第2従来例を示す指針表示式多機能時計の表示部である。5は時針、6 は分針、7は秒針であり、通常時刻を表示している。8は副針8aによるモード 表示部であり、現在時刻表示モード、デュアルタイムモード、タイマーモード、 アラームモードより成る。図3におけるタイムモードは現在時刻のモードを表示 している。9は各機能の機能量表示を行なう機能指示針である。
【0005】
第1従来例では、一つの表示部の中において複数の機能量表示を行なうため、 機能量の表示面積が小さくなり目盛が読み取りにくいという問題があった。更に は機能の数が多くなるほど表示面積が小さくなるため、ますます目盛が読み取り にくくなるという問題があった。
【0006】 第2従来例では、第1従来例でのかかる問題点を解消するために、モード表示 を専用の副針で行ない、機能量表示においては時計中心に備わる専用の機能指示 針一本で行なっている。どの機能の状態でも同一の機能指示針を用いるため、表 示部の面積が大きくなり、目盛が読み取り易くなっている。しかしながら、モー ド表示専用の副針を設けなければならないので、専用の輪列が必要となり、モジ ュールのスペースの制約に支障を与えていた。又、副針を用いるため針間隔が増 えてしまい、デザイン上でも制約を与えることとなっていた。
【0007】 本考案は以上の様な従来の問題点を解消し、小型・薄型化の達成を目的として いる。
上記目的を達成するために本考案は、時分等の通常時刻を表示する時刻表示部 と、該時刻表示部に配される通常時刻指示針と、通常時刻以外の他の機能を表示 する機能表示部と、該機能表示部に配される機能指示針とを有する機能表示時計 において、前記機能表示部には、前記機能の物理量を表示する機能量表示部の一 部に該機能量表示部とは別個の、通常時刻モードと機能モードとを表示するモー ド表示部を配したことを特徴としている。
【0008】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案を応用した水深計測機能付指針表示時計の外観図である。10はケ ース、11はリング上に分の表示目盛が刻まれたレジスタリングである。12は 文字板であり、該文字板12の円周部12aには分の表示目盛が刻まれている。 該表示目盛12aは水深度の目盛も兼ねており、水深度の表示単位は分の1目盛 当り1m表示となっており、水深度の表示は12時位置(0m目盛位置)から5 5分目盛位置(55m目盛位置)までが表示領域となっている。更に前記円周部 12aには、55分目盛位置から12時位置の間に通常時刻モードを示す”EX ”マーク12bと、深度アラーム設定モードを示す”AL”マーク12cと水深 計測オーバーを示す表示マーク12dが刻まれている。
【0009】 文字板12の中心部には時針13、分針14、秒針15の通常時刻表示針と深 度針16及びモード表示針を兼ねた最大深度針17が設けられている。18は小 文字板であり、円周部18aには水深度の表示目盛が0.1m単位で刻まれてお り、中心部に設けられている副深度針19は一周毎に1mを表示している。前記 時針13、分針14、秒針15と、前記深度針16、副深度針19と最大深度針 17とは各々別のモータで駆動される様に構成されている。20、21、22は 押しボタン、23はリューズであり、これらはいずれも修正用の外部操作部材を 構成するものである。
【0010】 押しボタン20は通常時刻モード、深度アラーム設定モード、水深計測モード に切り換え指定するボタンであり、該押しボタン20の操作により前記最大深度 針17が指定された位置に移動する。該最大深度針17が”EX”マーク12b の位置に待機している時は、深度針も0m目盛位置に待機して通常時刻モードで あることを示している。
【0011】 時刻モード状態で押しボタン22を操作することにより、最大深度のメモ呼び 出しが行なえ、前回潜水したときの最大深度の値を最大深度針17が指示し、押 しボタン21を操作することにより後述する深度アラームなどのサウンドモニタ ーが聞ける。
【0012】 該最大深度針17が”AL”マーク12cの位置に移動した時は、深度アラー ムが設定してあるならば深度針16は設定した深度まで移動する。
【0013】 該深度針16が0m目盛位置に待機したままの場合は、深度アラームが設定し ていない状態なので外部操作部材である押しボタン21、22を操作して深度を 設定することが可能である。
【0014】 前記最大深度針17が0m目盛位置に移動した場合は、深度針16も0m目盛 位置に待機しており、水深計測が可能状態となる。水深計測が開始されると、深 度針16と最大深度針17が移動して水深値を表示し、深度針16は潜水中の現 在深度を指示し、最大深度針17は潜水時における最大深度の位置を常時指示す る。(置き針と同じ動き)又、水深計測値が深度アラーム設定値を越えると深度 アラームが報知される。
【0015】 更には、水深計測の表示領域のMAX55mよりも更に深く潜降したときは、 深度針16と最大深度針17はモータが早送り駆動されて、ただちに水深計測オ ーバーを示す表示マーク12dの位置に両方の針が移動し、且つ深度アラームが 報知される。又、水深度が水深計測表示領域まで浮上してきたときには深度針1 6のみ現在深度を指示し、最大深度針17は表示マーク12dの位置を指示して いる。
【0016】
以上の様に本考案によれば、通常時刻以外の他の機能の機能量を表示する一部 にモード表示部を配したことにより、機能量の表示面積が大きくなるため、目盛 が読み取り易くなる。更には、機能指示針一本で機能量の表示とモード表示を行 なうため、モード表示専用の指示針、輪列等を設けないですむので小型化・薄型 化が可能となり、又、デザイン的にも優れるなど、実用上多大な効果を与えるも のである。
【図1】本考案を応用した水深計測機能付指針表示時計
の外観図である。
の外観図である。
【図2】第1従来例を示す指針表示式多機能時計の表示
部の図である。
部の図である。
【図3】第2従来例を示す指針表示式多機能時計の表示
部の図である。
部の図である。
1 時針 2 分針 3 秒針 4 副針 4a 機能量表示部兼モード表示部 5 時針 6 分針 7 秒針 8 モード表示部 8a 副針 9 機能指示針 10 ケース 11 レジスタリング 12 文字板 12a 円周部 12b ”EX”マーク 12c ”AL”マーク 12d 水深計測オーバー表示マーク 13 時針 14 分針 15 秒針 16 深度針 17 最大深度針 18 小文字板 18a 円周部 19 副深度針 20 押しボタン 21 押しボタン 22 押しボタン 23 リューズ
フロントページの続き (72)考案者 上原 伸幸 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 (72)考案者 鈴木 紀寿 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内
Claims (3)
- 【請求項1】 時分等の通常時刻を表示する時刻表示部
と、該時刻表示部に配される通常時刻指示針と、通常時
刻以外の他の機能を表示する機能表示部と、該機能表示
部に配される機能指示針とを有する機能表示時計におい
て、前記機能表示部には、前記機能の物理量を表示する
機能量表示部の一部に該機能量表示部とは別個の、通常
時刻モードと機能モードとを表示するモード表示部を配
したことを特徴とする多機能表示時計。 - 【請求項2】 前記機能は水深計測機能であり、機能針
は水深関連量を計測する水深関連針であることを特徴と
する請求項1記載の多機能表示時計。 - 【請求項3】 機能指示針は深度針と最大深度針の2つ
を有し、且つ機能モード表示は深度アラーム設定モード
であり、前記最大深度針にて深度アラーム設定モードを
指示すると共に、深度針にて深度量をセットすることを
特徴とする請求項1及び請求項2記載の多機能表示時
計。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3384791U JPH0625785U (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 多機能表示時計 |
US08/039,211 US6490230B1 (en) | 1991-04-16 | 1992-04-14 | Electronic watch with meter function and display means |
AU15809/92A AU655015B2 (en) | 1991-04-16 | 1992-04-14 | Electronic watch with meter function |
BR9205365A BR9205365A (pt) | 1991-04-16 | 1992-04-14 | Relogio eletronico com funcao de medidor |
PCT/JP1992/000466 WO1992018916A1 (en) | 1991-04-16 | 1992-04-14 | Electronic watch with meter function |
EP92908396A EP0581957B1 (en) | 1991-04-16 | 1992-04-14 | Electronic watch with meter function |
DE69207400T DE69207400T2 (de) | 1991-04-16 | 1992-04-14 | Elektronische uhr mit messfunktion |
HK164296A HK164296A (en) | 1991-04-16 | 1996-09-05 | Electronic watch with meter function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3384791U JPH0625785U (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 多機能表示時計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625785U true JPH0625785U (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=12397894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3384791U Pending JPH0625785U (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 多機能表示時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625785U (ja) |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP3384791U patent/JPH0625785U/ja active Pending
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