JPH06257819A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH06257819A JPH06257819A JP5075169A JP7516993A JPH06257819A JP H06257819 A JPH06257819 A JP H06257819A JP 5075169 A JP5075169 A JP 5075169A JP 7516993 A JP7516993 A JP 7516993A JP H06257819 A JPH06257819 A JP H06257819A
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- JP
- Japan
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- temperature
- difference
- air conditioner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機のダッシュ運転（急速運転）にお
いて室温の環境状態に応じてダッシュ運転の継続時間を
可変することができ、また過冷房や過暖房を防止する。 【構成】 冷凍サイクルを構成する圧縮機の運転周波数
を可変可能とし、冷房運転あるいは暖房運転の開始時に
短時間で室温を下げ、あるいは室温を上げるための急速
運転を行う空気調和機において、室温検出手段１による
検出室温と設定温度との差を温度差算出部３で算出し、
その検出室温により室温の時間的変化率を室温時間的変
化率算出部５で算出するとともに、この算出温度差およ
び室温の時間的変化率を入力した制御部６によってダッ
シュ運転（急速運転）の継続時間の補正値を算出し、同
継続時間を補正する。
いて室温の環境状態に応じてダッシュ運転の継続時間を
可変することができ、また過冷房や過暖房を防止する。 【構成】 冷凍サイクルを構成する圧縮機の運転周波数
を可変可能とし、冷房運転あるいは暖房運転の開始時に
短時間で室温を下げ、あるいは室温を上げるための急速
運転を行う空気調和機において、室温検出手段１による
検出室温と設定温度との差を温度差算出部３で算出し、
その検出室温により室温の時間的変化率を室温時間的変
化率算出部５で算出するとともに、この算出温度差およ
び室温の時間的変化率を入力した制御部６によってダッ
シュ運転（急速運転）の継続時間の補正値を算出し、同
継続時間を補正する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は運転開始時に短時間の
間急速運転（ダッシュ運転）を行う空気調和機に関する
ものである。
間急速運転（ダッシュ運転）を行う空気調和機に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】この空気調和機は冷凍サイクルを構成す
る圧縮機の運転周波数を可変する周波数変換装置を備え
ており、例えば冷房運転あるいは暖房運転開始時におい
て短時間（一定時間）の間急速運転（ダッシュ運転）が
可能になっている。
る圧縮機の運転周波数を可変する周波数変換装置を備え
ており、例えば冷房運転あるいは暖房運転開始時におい
て短時間（一定時間）の間急速運転（ダッシュ運転）が
可能になっている。
【０００３】このダッシュ運転のモードは例えばリモコ
ンによって設定することができ、このモードが設定され
ると、圧縮機がリモコンの設定温度等に関係なく所定の
固定周波数値で一定時間運転される（このとき、室内フ
ァンや室外ファン等も駆動される）。これにより、冷房
運転時には室内の温度が急激に下がり、暖房運転時には
室内の温度が急激に上がるため、運転開始後すぐに室内
を快適環境とすることができ、また冷房運転中あるいは
暖房運転中にあっても室内を速やかに快適環境とするこ
とができる。
ンによって設定することができ、このモードが設定され
ると、圧縮機がリモコンの設定温度等に関係なく所定の
固定周波数値で一定時間運転される（このとき、室内フ
ァンや室外ファン等も駆動される）。これにより、冷房
運転時には室内の温度が急激に下がり、暖房運転時には
室内の温度が急激に上がるため、運転開始後すぐに室内
を快適環境とすることができ、また冷房運転中あるいは
暖房運転中にあっても室内を速やかに快適環境とするこ
とができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記空気調
和機において、例えば通常運転時に室温がなかなか設定
温度に達しないことから、上記ダッシュ運転を利用する
場合があるが、同ダッシュ運転が一定時間継続するた
め、室温が下がり過ぎたり、あるいは上がり過ぎたり、
つまり過冷房や過暖房の状態が生じるという不具合があ
った。また、室内環境が極めて悪い場合、上記ダッシュ
運転の時間不足により室温が十分に下がらず、あるいは
十分に上がらないという不具合があった。
和機において、例えば通常運転時に室温がなかなか設定
温度に達しないことから、上記ダッシュ運転を利用する
場合があるが、同ダッシュ運転が一定時間継続するた
め、室温が下がり過ぎたり、あるいは上がり過ぎたり、
つまり過冷房や過暖房の状態が生じるという不具合があ
った。また、室内環境が極めて悪い場合、上記ダッシュ
運転の時間不足により室温が十分に下がらず、あるいは
十分に上がらないという不具合があった。
【０００５】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は室内の快適状態に応じてダッシュ運転
（急速運転）の時間を可変し、室内を速やかに快適環境
とすることができ、またダッシュ運転による過冷房や過
暖房を防止することができるようにした空気調和機を提
供することにある。
あり、その目的は室内の快適状態に応じてダッシュ運転
（急速運転）の時間を可変し、室内を速やかに快適環境
とすることができ、またダッシュ運転による過冷房や過
暖房を防止することができるようにした空気調和機を提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は少なくとも冷凍サイクルを構成する圧縮
機の運転周波数を可変可能とし、冷房運転あるいは暖房
運転の開始時に短時間で室温を下げ、あるいは室温を上
げるための急速運転を行う空気調和機において、室温と
設定温度との差を算出する温度差演算手段と、室温の時
間的変化率を算出する室温変化率演算手段と、上記温度
差演算手段による算出温度差および室温変化率演算手段
による算出変化率を入力して所定制御ルールにしたがっ
て上記急速運転の継続時間の補正値をを算出し、同継続
時間を補正する制御手段とを備え、上記急速運転の継続
時間を室内の環境状態に応じて可変可能としたことを要
旨とする。
に、この発明は少なくとも冷凍サイクルを構成する圧縮
機の運転周波数を可変可能とし、冷房運転あるいは暖房
運転の開始時に短時間で室温を下げ、あるいは室温を上
げるための急速運転を行う空気調和機において、室温と
設定温度との差を算出する温度差演算手段と、室温の時
間的変化率を算出する室温変化率演算手段と、上記温度
差演算手段による算出温度差および室温変化率演算手段
による算出変化率を入力して所定制御ルールにしたがっ
て上記急速運転の継続時間の補正値をを算出し、同継続
時間を補正する制御手段とを備え、上記急速運転の継続
時間を室内の環境状態に応じて可変可能としたことを要
旨とする。
【０００７】
【作用】上記構成としたので、当該空気調和機の急速運
転（ダッシュ運転）が設定されると、上記温度差算出手
段によって検出室温と設定温度との差が算出され、上記
室温時間的変化率算出手段によって今回検出の室温と前
回検出の室温とにより室温の時間的変化率が算出され
る。
転（ダッシュ運転）が設定されると、上記温度差算出手
段によって検出室温と設定温度との差が算出され、上記
室温時間的変化率算出手段によって今回検出の室温と前
回検出の室温とにより室温の時間的変化率が算出され
る。
【０００８】そして、上記算出された温度差および室温
の時間的変化率が上記制御手段に入力されるが、同制御
手段においては所定制御ルールにしたがってダッシュ運
転の継続時間の補正値が算出され、この補正値による時
間が当該ダッシュ運転の継続時間にされる。上記所定制
御ルールが室内の環境状態を考慮したものになっている
ため、ダッシュ運転の継続時間は室内の環境が悪いほ
ど、例えば冷房運転時に室温が設定温度より極めて高い
場合、あるいは暖房運転時に室温が設定温度より極めて
低い場合にはその継続時間が長く補正される。これによ
り、室温が速やかに下げられ、あるいは上げられ、室内
を速やかに快適環境にすることがでできる。
の時間的変化率が上記制御手段に入力されるが、同制御
手段においては所定制御ルールにしたがってダッシュ運
転の継続時間の補正値が算出され、この補正値による時
間が当該ダッシュ運転の継続時間にされる。上記所定制
御ルールが室内の環境状態を考慮したものになっている
ため、ダッシュ運転の継続時間は室内の環境が悪いほ
ど、例えば冷房運転時に室温が設定温度より極めて高い
場合、あるいは暖房運転時に室温が設定温度より極めて
低い場合にはその継続時間が長く補正される。これによ
り、室温が速やかに下げられ、あるいは上げられ、室内
を速やかに快適環境にすることがでできる。
【０００９】また、室内の環境がそれほど悪くなく、冷
房運転時や暖房運転時に室温が設定温度に近い場合には
ダッシュ運転の継続時間が短く補正されるため、過冷房
や過暖房がなくなる。
房運転時や暖房運転時に室温が設定温度に近い場合には
ダッシュ運転の継続時間が短く補正されるため、過冷房
や過暖房がなくなる。
【００１０】
【実施例】この発明の空気調和機は、室内の温度（室
温）と設定温度との差を算出し、室温により室温の時間
的変化率を算出するとともに、この算出温度差および室
温の時間的変化率により急速運転（ダッシュ運転）の継
続時間を可変する。
温）と設定温度との差を算出し、室温により室温の時間
的変化率を算出するとともに、この算出温度差および室
温の時間的変化率により急速運転（ダッシュ運転）の継
続時間を可変する。
【００１１】そのため、図１に示すように、この発明の
空気調和機は、室内の温度（室温）を検出する室温検出
手段（例えば温度センサ）１と、室内の温度を設定する
室温設定手段（例えばリモコンの）２と、この室温検出
手段１によって検出された室温（Ｔｒ）と室温設定手段
２によって設定された設定温度（Ｔｓ）との温度差を算
出する温度差算出部３と、上記室温検出手段１によって
検出された室温（Ｔｒ）を一定時間毎（同室温の一定サ
ンプリング毎）に記憶する一時記憶手段（例えばレジス
タ）４と、今回検出された室温（Ｔｒ１）および一時記
憶手段４に記憶されている室温（前回検出された室温；
Ｔｒ０）により室温の時間的変化率（ΔＴｒ）を算出す
る室温変化率算出部５と、上記温度差（Ｔｒ−Ｔｓ＝Δ
Ｔ）および室温時間的変化率（ΔＴｒ）を入力し、下記
表１あるいは表２の制御ルールにしたがってダッシュ運
転の継続時間の補正値を算出し、同継続時間Ｔｃを補正
する制御部（ＭＰＵ）６とを備えている。
空気調和機は、室内の温度（室温）を検出する室温検出
手段（例えば温度センサ）１と、室内の温度を設定する
室温設定手段（例えばリモコンの）２と、この室温検出
手段１によって検出された室温（Ｔｒ）と室温設定手段
２によって設定された設定温度（Ｔｓ）との温度差を算
出する温度差算出部３と、上記室温検出手段１によって
検出された室温（Ｔｒ）を一定時間毎（同室温の一定サ
ンプリング毎）に記憶する一時記憶手段（例えばレジス
タ）４と、今回検出された室温（Ｔｒ１）および一時記
憶手段４に記憶されている室温（前回検出された室温；
Ｔｒ０）により室温の時間的変化率（ΔＴｒ）を算出す
る室温変化率算出部５と、上記温度差（Ｔｒ−Ｔｓ＝Δ
Ｔ）および室温時間的変化率（ΔＴｒ）を入力し、下記
表１あるいは表２の制御ルールにしたがってダッシュ運
転の継続時間の補正値を算出し、同継続時間Ｔｃを補正
する制御部（ＭＰＵ）６とを備えている。
【００１２】
【表１】
【００１３】
【表２】
【００１４】なお、当該空気調和機の冷房運転時には表
１が用いられ、暖房運転時には表２が用いられ、同表１
あるいは表２の制御ルールにしたがってダッシュ運転の
継続時間の変化値Ｔｃ算出する際、一例としてはｉｆ
ΔＴ＝ＰＳ ａｎｄ ΔＴｒ＝ＮＢ ｔｈｅｎ Ｔｃ＝
Ｎｓの式が用いられる。また、表１および表２におい
て、ＰＢは正に大きい、ＰＭは正に中程度、ＰＳは正に
小さい、ＺＯは零（変化なし）、ＮＳは負に小さい、Ｎ
Ｍは負に中程度、ＮＢは負に大きいを意味している。さ
らに、図示しないが、上記空気調和機は、室内ファン、
室外ファンおよび冷凍サイクルを構成する圧縮機等を備
えている。
１が用いられ、暖房運転時には表２が用いられ、同表１
あるいは表２の制御ルールにしたがってダッシュ運転の
継続時間の変化値Ｔｃ算出する際、一例としてはｉｆ
ΔＴ＝ＰＳ ａｎｄ ΔＴｒ＝ＮＢ ｔｈｅｎ Ｔｃ＝
Ｎｓの式が用いられる。また、表１および表２におい
て、ＰＢは正に大きい、ＰＭは正に中程度、ＰＳは正に
小さい、ＺＯは零（変化なし）、ＮＳは負に小さい、Ｎ
Ｍは負に中程度、ＮＢは負に大きいを意味している。さ
らに、図示しないが、上記空気調和機は、室内ファン、
室外ファンおよび冷凍サイクルを構成する圧縮機等を備
えている。
【００１５】次に、上記構成の空気調和機の動作を詳し
く説明すると、まず当該リモコンによってダッシュ運転
が設定されたものとする。すると、上記温度差算出部３
によって検出室温（Ｔｒ）と設定温度（Ｔｓ）との温度
差（Ｔｒ−Ｔｓ＝ΔＴ）が算出されるとともに、上記室
温変化率算出部５によって室温の時間的変化率（ΔＴ
ｒ）が算出される。
く説明すると、まず当該リモコンによってダッシュ運転
が設定されたものとする。すると、上記温度差算出部３
によって検出室温（Ｔｒ）と設定温度（Ｔｓ）との温度
差（Ｔｒ−Ｔｓ＝ΔＴ）が算出されるとともに、上記室
温変化率算出部５によって室温の時間的変化率（ΔＴ
ｒ）が算出される。
【００１６】これら算出された温度差（ΔＴ）および時
間的変化率（ΔＴｒ）が制御部６に入力され、同制御部
６によってダッシュ運転の継続時間の補正値Ｔｃが算出
される。しかも、上記一時記憶手段４には室温検出手段
１における一定サンプリング毎の検出室温値が記憶され
るため、上記室温変化率算出部５ではその一定サンプリ
ングに同期して今回検出の室温と前回検出の室温とが比
較され、この比較結果により室温の時間的変化率が算出
される。
間的変化率（ΔＴｒ）が制御部６に入力され、同制御部
６によってダッシュ運転の継続時間の補正値Ｔｃが算出
される。しかも、上記一時記憶手段４には室温検出手段
１における一定サンプリング毎の検出室温値が記憶され
るため、上記室温変化率算出部５ではその一定サンプリ
ングに同期して今回検出の室温と前回検出の室温とが比
較され、この比較結果により室温の時間的変化率が算出
される。
【００１７】例えば冷房運転時の場合、室温（Ｔｒ）と
設定温度（Ｔｓ）との温度差（ΔＴ）が正に大きく（表
１に示すＰＢ）、室温の時間的変化率（ΔＴｒ）が正に
大きいと（表１に示すＰＢ）、ｉｆ ΔＴ＝ＰＢ ａｎ
ｄ ΔＴｒ＝ＰＢ ｔｈｅｎＴｃ＝ＰＢの演算が実行さ
れる（表１参照）。これにより、室温が設定温度より大
きく、しかも室温の時間的変化率が正に大きい場合、ダ
ッシュ運転の継続時間が正規（通常の場合）より長い値
に補正される。すなわち、同ダッシュ運転の継続時間が
長くないと、室温が所望の値まで下がらないからであ
る。
設定温度（Ｔｓ）との温度差（ΔＴ）が正に大きく（表
１に示すＰＢ）、室温の時間的変化率（ΔＴｒ）が正に
大きいと（表１に示すＰＢ）、ｉｆ ΔＴ＝ＰＢ ａｎ
ｄ ΔＴｒ＝ＰＢ ｔｈｅｎＴｃ＝ＰＢの演算が実行さ
れる（表１参照）。これにより、室温が設定温度より大
きく、しかも室温の時間的変化率が正に大きい場合、ダ
ッシュ運転の継続時間が正規（通常の場合）より長い値
に補正される。すなわち、同ダッシュ運転の継続時間が
長くないと、室温が所望の値まで下がらないからであ
る。
【００１８】また、暖房運転時の場合、室温（Ｔｒ）と
設定温度（Ｔｓ）との温度差（ΔＴ）が負に大きく（表
２に示すＮＢ）、室温の時間的変化率（ΔＴｒ）がほぼ
零であると（表２に示すＺＯ）、ｉｆ ΔＴ＝ＮＢ ａ
ｎｄ ΔＴｒ＝ＺＯ ｔｈｅｎ Ｔｃ＝ＰＢの演算が実
行される（表２参照）。これにより、室温が設定温度よ
り負の方向に大きく、しかも室温の時間的変化率が零で
ある場合、ダッシュ運転の継続時間が正規（通常の場
合）より長い値Ｔｃに補正される。すなわち、同ダッシ
ュ運転の継続時間が長くないと、室温が所望の値まで上
がらないからである。
設定温度（Ｔｓ）との温度差（ΔＴ）が負に大きく（表
２に示すＮＢ）、室温の時間的変化率（ΔＴｒ）がほぼ
零であると（表２に示すＺＯ）、ｉｆ ΔＴ＝ＮＢ ａ
ｎｄ ΔＴｒ＝ＺＯ ｔｈｅｎ Ｔｃ＝ＰＢの演算が実
行される（表２参照）。これにより、室温が設定温度よ
り負の方向に大きく、しかも室温の時間的変化率が零で
ある場合、ダッシュ運転の継続時間が正規（通常の場
合）より長い値Ｔｃに補正される。すなわち、同ダッシ
ュ運転の継続時間が長くないと、室温が所望の値まで上
がらないからである。
【００１９】このように、室温の環境状態に応じてダッ
シュ運転の継続時間の補正値を可変して継続時間Ｔｃを
得るようにしたので、例えば冷房運転時に室温が設定温
度より極めて高い場合、あるいは暖房運転時に室温が設
定温度より極めて低い場合にはその継続時間Ｔｃが長く
補正されることから、室温を下げ、あるいは上げること
ができ、室内を速やかに快適環境とすることができる。
シュ運転の継続時間の補正値を可変して継続時間Ｔｃを
得るようにしたので、例えば冷房運転時に室温が設定温
度より極めて高い場合、あるいは暖房運転時に室温が設
定温度より極めて低い場合にはその継続時間Ｔｃが長く
補正されることから、室温を下げ、あるいは上げること
ができ、室内を速やかに快適環境とすることができる。
【００２０】また、室内の環境がそれほど悪くなく、冷
房運転時や暖房運転時に室温が設定温度に近い場合には
ダッシュ運転の継続時間Ｔｃが短く補正されることか
ら、過冷房や過暖房を防止することができる。
房運転時や暖房運転時に室温が設定温度に近い場合には
ダッシュ運転の継続時間Ｔｃが短く補正されることか
ら、過冷房や過暖房を防止することができる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の空気調
和機によれば、室内の温度（室温）と設定温度との差を
算出し、室温により室温の時間的変化率を算出するとと
もに、この算出温度差および室温の時間的変化率により
ダッシュ運転（急速運転）の時間を可変するようにした
ので、室内の環境状態に応じてダッシュ運転の継続時間
を長く、あるいは短く補正することができ、これにより
室内を速やかに快適環境とすることができ、またダッシ
ュ運転による過冷房や過暖房を防止することができると
いう効果がある。
和機によれば、室内の温度（室温）と設定温度との差を
算出し、室温により室温の時間的変化率を算出するとと
もに、この算出温度差および室温の時間的変化率により
ダッシュ運転（急速運転）の時間を可変するようにした
ので、室内の環境状態に応じてダッシュ運転の継続時間
を長く、あるいは短く補正することができ、これにより
室内を速やかに快適環境とすることができ、またダッシ
ュ運転による過冷房や過暖房を防止することができると
いう効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示す空気調和機の概略的
部分ブロック線図である。
部分ブロック線図である。
１ 室温検出手段（室温センサ） ２ 室温設定手段 ３ 温度差算出部 ４ 一時記憶手段 ５ 室温変化率算出部 ６ 演算部（ＭＰＵ）
Claims (3)
- 【請求項１】 少なくとも冷凍サイクルを構成する圧縮
機の運転周波数を可変可能とし、冷房運転あるいは暖房
運転の開始時に短時間で室温を下げ、あるいは室温を上
げるための急速運転を行う空気調和機において、 室温と設定温度との差を算出する温度差演算手段と、 室温の時間的変化率を算出する室温変化率演算手段と、 前記温度差演算手段による算出温度差および室温変化率
演算手段による算出変化率を入力して所定制御ルールに
したがって前記急速運転の継続時間の補正値を算出し、
同継続時間を補正する制御手段とを備え、 前記急速運転の継続時間を室内の環境状態に応じて可変
可能としたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 前記制御手段の所定制御ルールは、冷房
運転時にあっては前記算出された室温と設定温度との差
が正に大きく、前記算出変化率が正に大きいほど急速運
転の時間を長くし、暖房運転時にあっては前記算出され
た室温と設定温度との差が負に大きく、前記算出された
時間的変化率が負に大きいほど急速運転の時間を長くす
るように決定されている請求項１記載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記制御手段の所定制御ルールは、冷房
運転時にあっては前記算出された室温と設定温度との差
が正に小さくほど急速運転の時間を短くし、暖房運転時
にあっては前記算出された室温と設定温度との差が負に
小さいほど急速運転の時間を短くするように決定されて
いる請求項１記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5075169A JPH06257819A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5075169A JPH06257819A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06257819A true JPH06257819A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=13568435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5075169A Withdrawn JPH06257819A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06257819A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006322624A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 空気調和機 |
| WO2015128899A1 (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-03 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
| US20210088231A1 (en) * | 2019-09-23 | 2021-03-25 | Warmboard, Inc. | Response slope based hydronic control system and method |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP5075169A patent/JPH06257819A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006322624A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 空気調和機 |
| WO2015128899A1 (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-03 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
| GB2537525A (en) * | 2014-02-28 | 2016-10-19 | Mitsubishi Electric Corp | Air conditioner device |
| JP6042024B2 (ja) * | 2014-02-28 | 2016-12-14 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
| GB2537525B (en) * | 2014-02-28 | 2019-12-04 | Mitsubishi Electric Corp | Air conditioning apparatus |
| US20210088231A1 (en) * | 2019-09-23 | 2021-03-25 | Warmboard, Inc. | Response slope based hydronic control system and method |
| US11885508B2 (en) * | 2019-09-23 | 2024-01-30 | Warmboard, Inc. | Response slope based hydronic control system and method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |