JPH06257454A - 自動車用ターボチャージャのコンプレッサケース - Google Patents
自動車用ターボチャージャのコンプレッサケースInfo
- Publication number
- JPH06257454A JPH06257454A JP4900993A JP4900993A JPH06257454A JP H06257454 A JPH06257454 A JP H06257454A JP 4900993 A JP4900993 A JP 4900993A JP 4900993 A JP4900993 A JP 4900993A JP H06257454 A JPH06257454 A JP H06257454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- impeller
- turbocharger
- automobile
- compressor case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】低コスト、且つ、簡単な構造でしかも性能を大
幅に向上させる自動車用ターボチャージャのコンプレッ
サケースを提供すること。 【構成】自動車用ターボチャージャのコンプレッサケー
スにおけるインペラの先端と対向する部分に、ケースと
別体式の樹脂製スリーブを挿入する。 【効果】コンプレッサインペラとの隙間を簡単に調節で
き、皮膜溶射などの工程が省けるので製作コストを低く
抑えることができる。
幅に向上させる自動車用ターボチャージャのコンプレッ
サケースを提供すること。 【構成】自動車用ターボチャージャのコンプレッサケー
スにおけるインペラの先端と対向する部分に、ケースと
別体式の樹脂製スリーブを挿入する。 【効果】コンプレッサインペラとの隙間を簡単に調節で
き、皮膜溶射などの工程が省けるので製作コストを低く
抑えることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ターボチャー
ジャに係り、特にコンプレッサケースに関する。
ジャに係り、特にコンプレッサケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のターボチャージャは、特
開昭64−73197 号公報に記載のように、コンプレッサケ
ースにおけるインペラの先端と対向する部分の壁面に、
金属と樹脂もしくは、グラファイトが混在する溶射皮膜
が形成されていたが、設備や品質の面で配慮がなされて
いなかった。
開昭64−73197 号公報に記載のように、コンプレッサケ
ースにおけるインペラの先端と対向する部分の壁面に、
金属と樹脂もしくは、グラファイトが混在する溶射皮膜
が形成されていたが、設備や品質の面で配慮がなされて
いなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、製造
方法やコストの面で配慮されていない。
方法やコストの面で配慮されていない。
【0004】溶射皮膜を形成するためには、特殊な装置
が必要となり製造・管理も含めコスト高となる。
が必要となり製造・管理も含めコスト高となる。
【0005】本発明の目的は、低コスト、且つ、簡単な
構造でしかも性能を大幅に向上させる自動車用ターボチ
ャージャのコンプレッサケースを提供することにある。
構造でしかも性能を大幅に向上させる自動車用ターボチ
ャージャのコンプレッサケースを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、コンプレッサケースにおける、インペラの先端と対
向する部分に、別体式の樹脂製スリーブを挿入する構造
としたものである。
に、コンプレッサケースにおける、インペラの先端と対
向する部分に、別体式の樹脂製スリーブを挿入する構造
としたものである。
【0007】
【作用】コンプレッサケースにおいて、インペラの先端
と対向する部分に、別体式の樹脂製スリーブを挿入す
る。スリーブは円筒形であるので加工は容易である。ま
た、圧入式ではないので取付けも容易で、ねじにて数ヶ
所固定すれば良い。また、インペラとの間隙は0に近い
微小間隙とする。スリーブは樹脂製なので、アルミ製の
インペラが回転時に削って隙間を調整するのでコンプレ
ッサは効率良く仕事をし、よって低コスト、且つ、簡単
な構造で性能を大幅に向上するコンプレッサを提供する
ことができる。
と対向する部分に、別体式の樹脂製スリーブを挿入す
る。スリーブは円筒形であるので加工は容易である。ま
た、圧入式ではないので取付けも容易で、ねじにて数ヶ
所固定すれば良い。また、インペラとの間隙は0に近い
微小間隙とする。スリーブは樹脂製なので、アルミ製の
インペラが回転時に削って隙間を調整するのでコンプレ
ッサは効率良く仕事をし、よって低コスト、且つ、簡単
な構造で性能を大幅に向上するコンプレッサを提供する
ことができる。
【0008】
【実施例】エンジンにより駆動されるタービンインペラ
と同一軸上にコンプレッサインペラを備え、コンプレッ
サインペラはコンプレッサケース内に設けられる。
と同一軸上にコンプレッサインペラを備え、コンプレッ
サインペラはコンプレッサケース内に設けられる。
【0009】コンプレッサケースにおける、従来コンプ
レッサインペラの先端と対向したR形状部分は、スリー
ブが挿入できるような構造とし、その部分に樹脂製スリ
ーブを挿入する。樹脂製スリーブの形状は、その内径側
をコンプレッサインペラ先端のR形状と一致するように
し、コンプレッサインペラとの間隙は、0に近い微小間
隙とする。樹脂製スリーブ挿入の後、コンプレッサケー
スにねじで固定する。タービンインペラが駆動されると
同時にコンプレッサインペラも回転するが、タービンと
コンプレッサを連結するシャフトと軸受間には、隙間が
あるのでコンプレッサインペラは振れ回る。しかし、ア
ルミ製のコンプレッサインペラが樹脂製スリーブを回転
時に削って隙間を調整するので最適な隙間で効率良く運
転することができる。
レッサインペラの先端と対向したR形状部分は、スリー
ブが挿入できるような構造とし、その部分に樹脂製スリ
ーブを挿入する。樹脂製スリーブの形状は、その内径側
をコンプレッサインペラ先端のR形状と一致するように
し、コンプレッサインペラとの間隙は、0に近い微小間
隙とする。樹脂製スリーブ挿入の後、コンプレッサケー
スにねじで固定する。タービンインペラが駆動されると
同時にコンプレッサインペラも回転するが、タービンと
コンプレッサを連結するシャフトと軸受間には、隙間が
あるのでコンプレッサインペラは振れ回る。しかし、ア
ルミ製のコンプレッサインペラが樹脂製スリーブを回転
時に削って隙間を調整するので最適な隙間で効率良く運
転することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、コンプレッサインペラ
との隙間を簡単に調節でき、皮膜溶射などの工程が省け
るので、製作コストを低く抑えることができる。
との隙間を簡単に調節でき、皮膜溶射などの工程が省け
るので、製作コストを低く抑えることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
1…コンプレッサケース、2…樹脂製スリーブ。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車用ターボチャージャのコンプレッサ
ケースにおけるインペラの先端と対向する部分に、ケー
スと別体式の樹脂製スリーブを挿入することを特徴とす
る自動車用ターボチャージャのコンプレッサケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4900993A JPH06257454A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 自動車用ターボチャージャのコンプレッサケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4900993A JPH06257454A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 自動車用ターボチャージャのコンプレッサケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06257454A true JPH06257454A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12819161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4900993A Pending JPH06257454A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 自動車用ターボチャージャのコンプレッサケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06257454A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998048157A1 (fr) * | 1997-04-22 | 1998-10-29 | Kyoritsu Corp. | Turbocompresseur equipe d'un element coulissant |
EP0982502A2 (en) * | 1998-08-21 | 2000-03-01 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Centrifugal compressor |
JP2011163239A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Toyota Motor Corp | 過給機用コンプレッサハウジング |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP4900993A patent/JPH06257454A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998048157A1 (fr) * | 1997-04-22 | 1998-10-29 | Kyoritsu Corp. | Turbocompresseur equipe d'un element coulissant |
EP0982502A2 (en) * | 1998-08-21 | 2000-03-01 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Centrifugal compressor |
EP0982502A3 (en) * | 1998-08-21 | 2000-11-29 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Centrifugal compressor |
JP2011163239A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Toyota Motor Corp | 過給機用コンプレッサハウジング |
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