JPH06257210A - 配管内堆積物回収装置 - Google Patents

配管内堆積物回収装置

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JPH06257210A
JPH06257210A JP5044122A JP4412293A JPH06257210A JP H06257210 A JPH06257210 A JP H06257210A JP 5044122 A JP5044122 A JP 5044122A JP 4412293 A JP4412293 A JP 4412293A JP H06257210 A JPH06257210 A JP H06257210A
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JP
Japan
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pipe
suction
main traveling
traveling wheels
wheels
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Application number
JP5044122A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Ishikawa
川 佳 延 石
Hidetake Shiire
入 英 武 仕
Ryoji Takahashi
橋 亮 治 高
Tadashi Munakata
像 正 宗
Akira Okada
田 晃 岡
Yasukazu Tsusaka
坂 康 和 津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 四つの走行車輪で前進後退およびその場旋回
だけでなく横行を行なうことにより作業地点を横にずら
すことができ、また非磁性配管内面でも吸着走行可能な
配管内堆積物回収装置を得ること。 【構成】 先端に吸口部8bを設けたサクションホース
6を装着した台車1に、それぞれ独自に回転駆動される
四つの走行車輪3a,3b,3c,3dを、その回転軸
線が台車1の中央部側で収斂するように装着する。その
主走行車輪の接地面外周にはその全周にわたって主走行
車輪の回転方向と異なる方向に自由に回転する複数の従
車輪4を設ける。台車1には横方向には撓むが縦方向に
は撓まない複数の撓み機構30aの先端にそれぞれ配管
内壁面に吸着する吸着パッド29a,29bを取付けた
配管内面吸着装置25を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管内に堆積した管内
付着物等を回収する回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電所における海水管、公共設備として
の下水道管、化学プラントにおける輸送管等において
は、管内を搬送する物質に応じて長期間の使用により様
々な付着物が堆積される。そして、このような堆積物が
多くなると、これらの付着物により管路抵抗が増大し搬
送効率が悪くなったり、管の腐蝕等が引き起こされる等
の問題がある。
【0003】そこで、各配管に応じて定期的な堆積物の
除去及び清掃作業を行なう必要がある。この配管内の清
掃方法としては、一般に管内面に付着した付着物を掻き
落し、除去されて溜った物を数個所にまとめて集め、そ
こにサクションホースを挿入して吸引回収を行なうこと
が行なわれている。
【0004】従来、上記作業は人手により行なわれてき
たが、配管内は暗くて滑り易く、また作業足場を組む必
要がある場合もあり、その作業も困難を極め、しかも配
管内での作業中に酸欠や付着物等による有毒ガスの発生
もあり、非常に危険性の高い作業である。
【0005】そこで、この種の装置として最近では作業
者の安全性を考え、特公平4−20672号公報に示す
ように配管内での除去を自動化する配管内清掃ロボット
や、特開平4−11853号公報に示すように配管内に
集められた付着物を吸引回収する回収ロボット等が提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記配管内
清掃ロボットは配管内の清掃作業を自動化できてもその
回収作業までは行なうことができず、その後の回収作業
は人手による作業に頼らざるを得ない等の問題がある。
【0007】また、前記回収ロボットは駆動用として各
車輪の転動面に磁石を有する8輪走行機構を有している
が、垂直管内面では壁面に沿って管軸方向に、また水平
管においては管周方向にも走行するために、磁石による
吸着方式ではコンクリート等の非磁性配管或は重防飾ラ
イニング鋼管等には吸着することができず、このような
管への適用には難点がある。
【0008】また、車輪数が8個と多く駆動伝達機構が
複雑なため重量が大であり、垂直管を自力で走行でき
ず、クレーン等の補助昇降手段が必要となる等の問題が
ある。
【0009】本発明はこのような点に鑑み、四つの走行
車輪で前進後退、その場旋回だけでなく横行を行なうこ
とにより作業地点を横にずらすことができ、また管内壁
面への吸着装置による真空吸着により非磁性配管内面で
も走行車輪への抗力を失うことなく前進後退、横行及び
その場旋回ができ、エビ管のような前後方向に曲率のあ
る傾斜した配管内でも十分な吸着力を得ながら吸着走行
できる回収装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、先端に吸口部
を設けたサクションホースを装着した台車に、それぞれ
独自に回転駆動される主走行車輪を、その各主走行車輪
の回転軸線が上記台車の中央部側で収斂するように装着
するとともに、各主走行車輪の接地面外周には、その全
周にわたって主走行車輪の回転方向と異なる方向に自由
に回転する複数の従車輪を設け、上記台車には、横方向
には撓むが縦方向には撓まない複数の撓み機構の先端に
それぞれ配管内壁面に吸着する吸着パッドを取り付けた
配管内面吸着装置を設けたことを特徴とする。
【0011】また、第2の発明は、サクションホースの
先端部を上下左右に揺動する差動機構からなるホース揺
動機構を具備している。
【0012】第3の発明は、前部主走行車輪間及び後部
主走行車輪間には、それぞれ各先端部に斜面案内車輪を
有する少なくとも前後一対のパッド取付けフレームが、
四辺形リンク機構によってそれぞれ台車に対してその台
車の長手軸線に直行する軸線回りに揺動可能に配設さ
れ、前後の各パッド取付けフレームにそれぞれ配管内面
吸着装置が装着されている。
【0013】さらに第4の発明は、台車は、前部主走行
車輪が設けられた前部台車と後部主走行車輪が設けられ
た後部台車とからなり、両台車は台車の長手軸線回りに
相対的に揺動可能に連結されていることを特徴とする。
【0014】
【作用】配管内に上記回収装置を挿入し、主走行車輪を
駆動するとともに、配管内面吸着装置を選択的に作動さ
せることによって、台車が配管内面に沿って吸着走行さ
れ、所定位置での堆積物の掻き落し及び吸引回収が行な
われる。しかも、各パッド取付けフレームを互いに揺動
可能としたものにおいては、エビ管のような前後方向に
曲率のある傾斜した配管内部においても吸着パッドが確
実に配管内面に吸着され、前後進、横進、旋回等の動作
が可能である。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。
【0016】図1は本発明の配管内堆積物回収装置の概
略構成を示す平面図であり、図2はその側面図である。
図中符号1は台車であって、その台車1の四隅にはそれ
ぞれ走行車輪駆動機構2a,2b,2c,2dによって
個別に回転駆動される主走行車輪3a,3b,3c,3
dが装着されている。
【0017】上記台車1は図3に示すように前部台車1
a及び後部台車1bによって構成されており、両台車1
a,1bは互いにその長手軸線(前後軸線)周りに回動
自在に軸1cによって連結され、上記前部台車1aの左
右に前部主走行車輪3a,3bが取り付けられ、後部台
車1bの左右に後部主走行車輪3c,3dが取り付けら
れている。上記各主走行車輪3a,3b,3c,3dの
回転軸線は、上記台車1の長手軸線に対して傾斜せしめ
られており、その各回転軸線が台車1の中央部側で収斂
するようにしてある(図1)。
【0018】ところで、上記各主走行車輪3a,3b,
3c,3dには、その接地面全周にわたって多数の従車
輪4が埋めつくすように装着されている。上記従車輪4
は、図4(a)に示すようにその回転軸線が主走行車輪
3a,…の回転軸線に対して傾斜せしめられており、す
なわち、主走行車輪の走行方向に対して異なる方向に回
動するように装着してあり、また図4の(b)に示すよ
うに、各従車輪4にはその転動方向以外には滑らないよ
うにその外周面に周方向の溝4aが形成してあり、さら
にその外面は主走行車輪3a,…の表面が凹凸にならな
いように主走行車輪3a,…の表面の曲率に沿うような
形状としてある。そして、その従車輪4はその転動方向
が所定方向になるように締結手段5により主走行車輪3
a,…にそれぞれ取り付けられている。
【0019】一方、図1及び図2に示すように、台車1
上には堆積物回収用のサクションホース6がその長手軸
線方向に載置装着されており、前部台車1aに装着され
ているホース揺動装置7のアーム7aの先端に上記サク
ションホース6の先端部6aが支持されており、そのサ
クションホース6の先端には吸引部8が接続されてい
る。上記吸引部8は、上記ホース揺動装置7のアーム7
aの先端中空軸7a1 に回転自在に支持されており、上
記アーム7aの先端に設けられた吸引部駆動機構9によ
り駆動されるようにしてあり、さらに上記吸引部8の付
け根部分にはウレタンゴム製の多数の棒形状の突起8a
が放射状に突設されている。吸引部8には吸口部8bが
軸8c回りに傾動自在に支持されており、その吸口部8
bの上部にはスコップ8dが取り付けられている。
【0020】また、後部台車1bには前記サクションホ
ース6を延設した連結アーム9の先端部がその連結アー
ム9の軸線に対して直交する軸10により揺動可能に装
着されている。上記連結アーム9の後端に設けられたフ
ランジ部9aには、配管内堆積物回収装置を動作するの
に必要なエアホース11a、電源線信号線11b及びサ
クションホース6が連結されている。また上記フランジ
部9aには、配管内堆積物回収装置をマンホールなどで
上から吊り下げる時のために、揚重機に撃ぐワイヤ12
を取り付け可能としてある。
【0021】さらに、前記台車1には、四辺形リンクか
らなるリンク揺動機構13の先端に監視装置としての小
型カメラ14が取り付けられており、上記リンク揺動機
構13の揺動によって、図2に点線で示すように上記小
型カメラ14を所定位置に移動し得るようにしてある。
なお、台車1には図示しない周辺照明装置が取り付けら
れている。
【0022】図5は前記ホース揺動装置7の部分斜視
図、図6はその模式図であって、前部台車1aには、そ
の前部台車1aに対する垂直軸線回りに旋回可能にアー
ムベース15が設けられている。上記アームベース15
は底壁15a及び左右両側壁15bからなり、そのアー
ムベース15にはその両側壁15bに、前記前部台車1
aに対する垂直軸線に直交する軸線回りに前記アーム7
aの基端部が揺動可能に装着してある。
【0023】上記アームベース15にアーム7aの基端
部を揺動可能に装着する水平軸16a,16bの外端部
にはそれぞれ部分傘歯車17a,17bが固着してあ
り、その部分傘歯車17a,17bはそれぞれ前部台車
1aに固着された固定傘歯車18に噛合されている。ま
た、上記水平軸16a,16bの内端にはそれぞれレバ
ー19a,19bが固着されており、そのレバー19
a,19bの先端にそれぞれ揺動可能に連結さされたリ
ンク20a,20bの先端が、前記アーム7aに装着さ
れたモータ21a,21bによってそれぞれ揺動される
レバー22a,22bに連結されている。
【0024】しかして、上記モータ21a,21bを互
いに逆方向に回転駆動すると、レバー22a,22b、
リンク20a,20b及びレバー19a,19bを介し
て部分傘歯車17a,17bが互いに逆方向に揺動す
る。したがって、上記部分傘歯車17a,17bと固定
傘歯車18との噛合によってアームベース15が旋回
し、アーム7aが前部台車1aに対して水平面内で左右
に旋回させられる。
【0025】一方、両モータ21a,21bを同方向に
回転駆動すると、部分傘歯車17a,17bがともに固
定傘歯車18に噛合しており両部分傘歯車17a,17
bの揺動が阻止され、その反力によってアーム7aが水
平軸16a,16bの回りに揺動される。すなわちアー
ム7aの上下揺動が行なわれる。
【0026】しかして、モータ21a,21bの動作方
向及び動作速度を選択的に選ぶことで、二つの部分傘歯
車17a,17bと固定傘歯車18による差動機構によ
り、アーム7aが左右、上下に揺動され、そのアーム7
aの先端に設けられている吸口部8bの位置を選定する
ことができる。
【0027】ところで、前部台車1a及び後部台車1b
の下方には、図2に示すようにれぞれ主走行車輪3a,
3b間及び3c,3d間に互いに同一構成からなる複数
の管内面への吸着装置25が配設されている。
【0028】図7は前部台車1aに取り付けられた吸着
装置25の側面図であり、図8は上面図、図9は一部斜
視図である。上記管内面への各吸着装置25は、前後一
対のパッド取付けフレーム26a,26bを有し、その
パッド取付けフレーム26a,26bから前方或は後方
に延設された腕27a,27bには斜面案内車輪28
a,28bが取り付けられている。また、上記前後のパ
ッド取付けフレーム26a,26bの下面には、各々2
個づつの吸着パッド29a,29bがそれぞれ横方向に
撓むが縦方向には撓まない撓み機構30a,30bを介
して装着してある。
【0029】前後の各パッド取付けフレーム26a,2
6bには、図8に示すように、互いに対向する部分の一
側にフレーム方向に突出する突起部26a1 ,26b1
が一体的にに形成されており、両フレームの突起部26
1 ,26b1 が互いに左右に位置するように配設さ
れ、前方のパッド取付けフレーム26aの突起部26a
1 の下面には、互いに前後に配設され、左右方向に延び
る軸31a,31bに長さが等しいリンク32a,32
bの頂端部が揺動可能に装着されている。同様に後方の
パッド取付けフレーム26bの突起部26b1 の下面に
も、上記軸31a,31bと同一軸線上にある軸33
a,33bにリンク34a,34bの頂端部が揺動可能
に装着されている。
【0030】一方、前部台車1aからはベースシャフト
35が吊設されており、そのベースシャフト35の下端
部において前後方向に突出された固定腕36の先端部に
設けられた左右方向に延びる軸37a,37bに、前記
リンク32a,32b及び34a,34bの下端が枢着
されている。図10に、上記リンク32a,32b等の
機構の働きによりパッド取付けフレーム26a,26b
が上下に揺動する様子を表わす概念図を示す。主走行車
輪3a,3bの回転中心の垂直軸Lに対して軸31aと
31b,33aと33b及び軸37aと37bが対称な
位置に配設され、軸37a,37b間の距離が軸31a
と31b及び33aと33b間の距離よりも大きくして
あり、リンク32a,32b及びリンク34a,34b
により下辺の方が長い等脚台形リンク機構が構成されて
いる。ここで、軸31aと31b間及び軸33aと33
b間はパッド取付けフレーム26a或は26bの一部に
より構成された仮想的なリンク38a,38bにより結
ばれている。
【0031】そこで、パッド取付けフレーム26bが斜
面案内車輪28bにより腕27bとともに上方に揺動し
た場合(点線)、主走行車輪3aの外周に接する接面Y
と軸33aと33bを結ぶリンク38bが互いに平行に
なった時に、点線で示す上記リンク38bから接面Yま
での距離が常に略一定で、実線で示すリンク38bから
接面Xまでの距離に略等しくなるように軸33a,33
b及び軸37a,37bが配置されている。したがっ
て、リンク38bと一体であるパッド取付けフレーム2
6bに、吸着パッド29bが常に主走行車輪3aの外周
に接する接面Yに接するように、上記吸着パッド29b
及び斜面案内車輪28bを取り付けることができる。な
お、この時点線で示すリンク38bから接面Yまでの距
離が接面Yの傾きにより若干変動しても、吸着パッド2
9b自身の撓みによりその誤差は補うことができる。
【0032】リンク34a,34b、及びリンク38b
は等脚台形リンク機構を構成するので、パッド取付けフ
レーム26bが下方向に揺動した時(一点鎖線)も同様
に吸着パッド29bは主走行車輪3aの外周に接する接
面Zに常に接する。また、これと対になる吸着パッド2
9aのリンク機構も同様に構成され、同様な作動を行な
う。
【0033】ところで、各吸着パッド29a,29bは
各々に対応した真空発生装置に配管接続されており、そ
の真空発生装置は空気を吐き出す真空破壊機能を有して
いる。
【0034】図11は、上述の如く構成された配管内堆
積物回収装置を用いた回収システム全体の構成図であっ
て、図中、符号6,11a,11b,12はサクション
ホース、エアホース、電源線・信号線及びワイヤであ
り、地上に設けたサクションホース巻取装置40、エア
ホース巻取装置41、電源線・信号線巻取装置42及び
ワイヤ巻取装置43に接続されている。このうち、サク
ションホース6は、サクションホース巻取装置40を介
して真空発生装置44に接続され、エアホース11aは
エアホース巻取装置41を介して圧縮空気供給装置45
に接続されている。そして、地上にはさらに配管内堆積
物回収装置と地上に設置した各機器装置類を遠隔で運転
制御するための操作盤46が設置されている。
【0035】しかして、図1に示す本発明の配管内堆積
物回収装置は、四つの主走行車輪3a,3b,3c,3
dの駆動方向を図12の(a),(b),(c)のよう
に選択的に選ぶことによって前進後退、横行、及びその
場旋回を行なうことができる。前進後退方向及び横行方
向に対して、主走行車輪3a,3b,3c,3dの転が
る方向は傾いているが、上記主走行車輪にそれぞれ設け
た従車輪4の転がりによって主走行車輪3a,3b,3
c,3dの横滑りを可能とする。ただし、従車輪4が設
けられているので、従車輪4の横滑りは許されず、主走
行車輪が転がる時の推力は従車輪の転がりの直角方向に
は滑らずに伝わる。
【0036】主走行車輪3a,3b,3c,3dを駆動
した場合の進行方向の増速比NX と横方向の増速比NY
は下記(1)式及び(2)式で示される。これらの増速
比は従車輪4の溝4aが効いて従車輪4が横方向へ全て
滑らずに管内面を転がった場合の理論的な近似値であ
る。
【0037】 NX =sinθ+cosθ/tanψ (1) NY =cosθ+sinθ・tanψ (2) ただし、θは走行車輪の進行方向に対する取り付け角
度、ψは接地面における進行方向に対する従車輪の転が
り角度である。
【0038】図13は上記θ、ψを様々に変化させた時
の進行方向の増速比NX と横行方向の増速比NY を示す
図であり、(a)はθ=ψ=90°、(b)はθ=ψ=
60°、(c)はθ=60°、ψ=45°、(d)はθ
=ψ=90°、(e)はθ=90、ψ=45°の場合を
示す。
【0039】(d)の場合、従車輪を主走行車輪に直角
にしておくと、横行方向の増速比NY が無限大となり、
主走行車輪を駆動しても横行方向には進まない。この場
合、横行方向には従車輪の転がりにより自在に動いてし
まうので操従性が失われる。
【0040】(e)の場合には、増速比NY =1.0と
なる。ただし全ての走行車輪に対して従車輪を円周状に
傾けると、従車輪の転がりによりその場旋回方向に自在
に動いてしまい操従性が失われるので、図1に示すよう
に全主走行車輪の従車輪が放射状になるように傾斜させ
る必要がある。
【0041】ところで管内面への吸着装置における吸着
パッド29a,29bは真空発生装置により管内面に真
空吸着する。その吸着力は撓み機構30a,30b、パ
ッド取付けフレーム26a,26b、リンク32a,3
2b,34a,34b、ベースシャフト35等を介して
台車1に伝わり、主走行車輪3a,3b,3c,3dへ
の抗力となる。前後一組の吸着パッド29a,29bに
よって台車1に加えられる抗力は、それぞれのパッド取
付けフレーム26a,26bから台車1に加えられる力
の和となる。
【0042】図7に示すように、斜面案内車輪28aが
接地している点から吸着パッド29aの中心までの距離
をA、吸着パッド29aの中心から台車1に設けられて
いるベースシャフト35までの距離すなわち等脚台リン
クの中心までの距離をBとすると、ベースシャフト35
を伝わり台車1に加えられる力はパッド取付けフレーム
26aに取付けられている吸着パッド29aにより得ら
れる吸着力のA/(A+B)倍の力である。したがっ
て、Bに比べてAを大きくとることにより吸着パッド2
9aにより得られる吸着力に略等しい力を得ることがで
き、吸着走行に必要な十分な吸着力を確保することがで
きる。
【0043】主走行車輪3a,3b,3c,3dで前進
後退、横行、及びその場旋回を行なう場合、例えば吸着
パッド29aの管内面への吸着状態が完全であると、そ
の吸着パッド29aはその場に残るので、図14に点線
で示すように撓み機構30aが横方向に撓む。このよう
にして撓み機構30aが許容たわみまで達した時に、真
空発生装置の真空破壊機能で空気を吐き出すと、その吸
着力がなくなるので、撓み機構30a自身の復元力によ
り吸着パッド29aが実線で示す中央に戻る。したがっ
て、この真空破壊を複数の吸着パッドに対して時間をず
らして順次循環させることによって、前進後退、横行、
及びその場旋回中において吸着装置による吸着力を常に
確保することができる。
【0044】なお、前進後退、横行、及びその場旋回の
速度を十分確保するには、撓み機構の許容撓みを大きく
するのと、吸着パッドの吸着と真空破壊の切り換え時間
を短くすることが効果的であり、切り換え時間を短くす
るためには、真空発生装置を配管内堆積物回収装置に搭
載して配管を短くすることが好ましい。
【0045】図15及び図16は、配管内堆積物回収装
置がエビ管のような前後方向に曲率のある床面の傾斜部
分を移動する時の概念図を示す図であり、配管内が進行
方向に対して上方に傾斜している場合、図15の(a)
に示すように配管内堆積物回収装置が平坦面を進行して
いくと、まず傾斜案内車輪28aが斜面に接触する。
【0046】そこで上記斜面案内車輪28aが進行する
につれてパッド取り付けフレーム26aが徐々に上が
り、吸着パッド29aが管内面から剥がれようとする。
この場合、斜面案内車輪28aの位置において、吸着パ
ッド29aを剥がすのに必要な垂直方向の力は、パッド
取り付けフレーム26aに取り付けられている吸着パッ
ド29aにより得られる吸着力のB/(A+B)倍の力
であり、Bに比べてAが大きくとってあるためその力は
小さく、斜面案内車輪28aが斜面から受ける反力すな
わち配管堆積物回収装置の走行推力の抵抗も小さい。
【0047】このようにして主走行車輪3aが斜面と接
触するまでは、図15(b)に示すように、吸着パッド
29aは完全に管内面から剥がれており吸着力は得られ
ない。しかしこの場合対となる後方の吸着パッド29b
が管内面に接触しており吸着力が確保される。そして、
主走行車輪3aが斜面に接触した後は、吸着パッド29
bは徐々に管内面から剥がれてゆき吸着力を失うが、リ
ンク34a、34b等の等脚台形リンク機構の働きによ
り吸着パッド28aが主走行車輪3aの接面である斜面
に倣って吸着走行が可能となる(図15(c))。
【0048】この時、後方の主走行車輪3c,3d間の
後部台車1bに取り付けられている吸着装置25は配管
内堆積物回収装置が斜面に従って徐々に傾いていっても
等脚台形リンク機構によって管内面に倣い吸着パッド2
9a,29bがともに吸着しながら走行することができ
る。
【0049】斜面案内車輪28bが斜面に接触してから
後方の吸着装置25における斜面案内車輪28aが斜面
に接するまでは全ての吸着パッドにより吸着走行し(図
15(d))、その後は前方の主走行車輪間の吸着装置
と同様の動きが後方の主走行車輪間の吸着装置で行わ
れ、吸着走行が行なわれる(図15(e)、(f)、
(g))。
【0050】図16は配管内堆積物回収装置の進行に従
って管内面が下方に傾斜している場合を示す図であり、
斜面案内車輪28aが下り斜面にかかった時パッド取り
付けフレーム26aが下方に傾いていくが、吸着パッド
29aの近くに設けられた図示しないパッド潰れ防止板
によって吸着パッド29aが過渡に潰れるのが防止さ
れ、上り斜面の場合と同様に等脚台形リンクの働きによ
って吸着パッド29a,29bが順次斜面に倣い、十分
な吸着力を得ながら傾斜を下っていくことができる
(a)〜(g))。
【0051】一方、図3に示すように台車1が前部主走
行車輪3a,3b側の前部台車1aと、後部主走行車輪
3c,3d側の後部台車1bとが互いに空間的にねじれ
ることができるので、複雑な曲率のある配管内面にも前
部主走行車輪3a,3bと後部主走行車輪3c,3dが
全て接地する。したがって、前部主走行車輪3a,3b
と後部主走行車輪3c,3dの車輪間にある各吸着パッ
ドも管内面の傾斜に倣うことができる。
【0052】しかして、配管内堆積物回収装置が配管内
にワイヤ12により吊り降ろされた後、配管内の堆積物
回収作業を行なうが、その場合配管内堆積物回収装置の
先端が配管内面まで達したときに、吸口部8bで配管内
面を吸引し、吸引部8を回すことによって、その反力に
よって逆に台車1を旋回させ、吸着装置25が配管内面
に対向するようにすることができる。そこで、上記配管
内面堆積物回収装置を配管内に走行させ、配管内面堆積
物回収装置が配管内の所定位置に移動すると、ホース揺
動装置7のアーム7aの左右上下方向の揺動によって、
その先端部に設けられている吸引部8が左右上下に揺動
され、回転する棒形状の突起8aやスコップ8d等によ
り、或は吸着装置25からの大量の排気等により堆積物
が崩され、その崩された堆積物がサクションホース6に
よって地上に吸引回収される。この場合、吸口部8bは
軸8cを中心に傾動可能であるため、その吸口部8bを
堆積物の表面に倣わせることができ様々な状態の堆積物
を吸引することができる。
【0053】また、リンク揺動機構13によって小型カ
メラ14を常に前方に向けながら揺動することができ、
その小型カメラによって常に作業状態を監視することが
できる。しかも、マンホールから配管内堆積物回収装置
を挿入する時には小型カメラ14を図2で点線で示すよ
うに前方に倒し邪魔にならないように収納し、また作業
全体を監視するときは小型カメラを後方側にし、視野を
広くすることができる。
【0054】さらに、上記実施例においては後部台車1
bに連結アーム9が揺動可能に連結されているので、そ
の連結アーム9の揺動によってサクションホース6を配
管内堆積物回収装置の内部で大きな曲率でもって曲げる
こともできる。
【0055】このようにして、配管内堆積物回収装置の
作用と地上に配置した各機器装置類の作用によって配管
内に堆積した堆積物を切り崩しながらサクションホース
により地上に回収することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、先端に
吸口部を設けたサクションホースを装着した台車に、そ
れぞれ独自に回転駆動される四つの主走行車輪を、その
各主走行車輪の回転軸線が上記台車の中央部側で収斂す
るように装着するとともに、各主走行車輪の接地面外周
には、その全周にわたって主走行車輪の回転方向と異な
る方向に自由に回転する複数の従車輪を設けたので、上
記四つの主走行車輪で前進後退、その場旋回だけでな
く、横行を行なうことができ、作業地点を横にずらすこ
とができる。しかも、主走行車輪の進行方向に対する取
り付け角度及び従車輪の進行方向に対する転がり角度を
調整することによって、前進後退方向と横行方向の推進
力のバランスを調整でき、作業に応じた走行推進力を得
ることができる。さらに、上記台車には、横方向には撓
むが縦方向には撓まない複数の撓み機構の先端にそれぞ
れ配管内壁面に吸着する吸着パッドを取り付けた配管内
面吸着装置を設けたので、その吸着パッドによる真空吸
着により非磁性配管内面でも、走行車輪への抗力を失う
ことなく前進後退、横行、及びその場旋回を行なうこと
ができる。
【0057】また、前部主走行車輪間及び後部主走行車
輪間に、それぞれ各先端部に斜面案内車輪を有する少な
くとも前後一対のパッド取付けフレームを、四辺形リン
ク機構によってそれぞれ台車に対してその台車の長手軸
線に直交する軸線回りに揺動可能に配設し、前後の各パ
ッド取付けフレームにそれぞれ配管内面吸着装置を装着
した場合には、エビ管のような前後方向に曲率のある傾
斜した配管内でも十分な吸着力を得ながら吸着走行する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管内堆積物回収装置の一部切欠平面
図。
【図2】本発明の配管内堆積物回収装置の一部切欠側面
図。
【図3】台車の平面図。
【図4】(a)は主走行車輪の概略構成を示す平面図、
(b)は従車輪取付部の説明図。
【図5】ホース揺動装置の概略を示す斜視図。
【図6】図5の模式図。
【図7】管内面吸着装置の側面図。
【図8】管内面吸着装置の平面図。
【図9】管内面吸着装置の斜視図。
【図10】管内面吸着装置におけるリンク機構概略図。
【図11】回収システム全体の構成図。
【図12】(a)、(b)、(c)はそれぞれ走行状態
説明図。
【図13】(a)〜(e)はそれぞれ主走行車輪の増速
比を示す説明図。
【図14】吸着装置の作動説明図。
【図15】(a)〜(g)は傾斜部走行時の状態説明
図。
【図16】(a)〜(g)は傾斜部走行時の状態説明
図。
【符号の説明】
1 台車 1a 前部台車 1b 後部台車 2a,2b,2c,2d 走行車輪駆動機構 3a,3b,3c,3d 主走行車輪 4 従車輪 6 サクションホース 7 ホース揺動装置 7a アーム 8 吸引部 8b 吸口部 9 連結アーム 11a エアホース 11b 電源・信号線 12 ワイヤ 14 小型カメラ 15 アームベース 25 吸着装置 26a,26b パレッド取付けフレーム 28a,28b 斜面案内車輪 29a,29b 吸着パッド 30a,30b 撓み機構 32a,32b,32c,34b リンク 35 ベースシャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 57/024 (72)発明者 宗 像 正 東京都府中市東芝町1 株式会社東芝府中 工場内 (72)発明者 岡 田 晃 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 津 坂 康 和 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に吸口部を設けたサクションホースを
    装着した台車に、それぞれ独自に回転駆動される四つの
    主走行車輪を、その各主走行車輪の回転軸線が上記台車
    の中央部側で収斂するように装着するとともに、各主走
    行車輪の接地面外周には、その全周にわたって主走行車
    輪の回転方向と異なる方向に自由に回転する複数の従車
    輪を設け、上記台車には、横方向には撓むが縦方向には
    撓まない複数の撓み機構の先端にそれぞれ配管内壁面に
    吸着する吸着パッドを取り付けた配管内面吸着装置を設
    けたことを特徴とする、配管内堆積物回収装置。
  2. 【請求項2】サクションホースの先端部を上下左右に揺
    動する差動機構からなるホース揺動機構を具備すること
    を特徴とする、請求項1記載の配管内堆積物回収装置。
  3. 【請求項3】前部主走行車輪間及び後部主走行車輪間に
    は、それぞれ各先端部に斜面案内車輪を有する少なくと
    も前後一対のパッド取付けフレームが、四辺形リンク機
    構によってそれぞれ台車に対してその台車の長手軸線に
    直行する軸線回りに揺動可能に配設され、前後の各パッ
    ド取付けフレームにそれぞれ配管内面吸着装置が装着さ
    れていることを特徴とする、請求項1記載の配管内堆積
    物回収装置。
  4. 【請求項4】台車は、前部主走行車輪が設けられた前部
    台車と後部主走行車輪が設けられた後部台車とからな
    り、両台車は台車の長手軸線回りに相対的に揺動可能に
    連結されていることを特徴とする、請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の配管内堆積物回収装置。
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