JPH06256396A - アクレモニウム・クリソゲナムからのβ−チューブリン、その製造および使用 - Google Patents

アクレモニウム・クリソゲナムからのβ−チューブリン、その製造および使用

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JPH06256396A
JPH06256396A JP6036386A JP3638694A JPH06256396A JP H06256396 A JPH06256396 A JP H06256396A JP 6036386 A JP6036386 A JP 6036386A JP 3638694 A JP3638694 A JP 3638694A JP H06256396 A JPH06256396 A JP H06256396A
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chrysogenum
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tubulin
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JP6036386A
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Ulrich Dr Kueck
ウルリツヒ・キユク
Claudia Nowak
クラウデイア・ノーヴアク
Markus Dr Walz
マルクス・ヴアルツ
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Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 Acremonium chrysogenum(A. chrysogenum)
からのβ−チューブリン遺伝子、そのアミノ酸配列、お
よびその遺伝子のA. chrysogenumの形質転換のための使
用。 【効果】 β−チューブリン遺伝子とくにその変異体
を、任意の所望の異種遺伝子とともに同時形質転換する
ことにより、その異種遺伝子の安定かつ安全な発現が可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、アクレモニウム・クリソゲナム
〔Acremonium chrysogenum(A. chrysogenum)〕からの
β−チューブリン、その遺伝子配列およびアミノ酸配列
ならびにA. chrysogenumの形質転換のための使用に関す
る。
【0002】真核生物には、3つの異なる型のチューブ
リン遺伝子が存在する。すなわち、α−、β−およびγ
−チューブリンの遺伝子である。チューブリンの遺伝子
は、真核生物の細胞サイクルに重要な役割を果たす一群
のチューブリン蛋白質をコードする。したがって、たと
えば、チューブリンポリペプチドにおける変異は、微小
管の形成に影響する可能性がある。この変異はまた、チ
ューブリンインヒビターに対する感受性を変化させるこ
とができる。したがって、強力な抗真菌剤であるベノミ
ールはβ−チューブリンに特異的に作用する。
【0003】β−チューブリン遺伝子の分子分析および
ベノミール抵抗性変異体の検討から、β−チューブリン
の遺伝子にはいずれも置換である4つの異なる点変異が
あって、抗真菌剤、ベノミールに対する抵抗性をまで得
ることが明らかにされている[要約:Osmani & Oakley
(1991) Cell Cycle and Tubulin Mutations in Filamen
tous Fungi, J.W. Bennett & L.L. Lasure (編) "More
Gene Manipulations in Fungi", pp.107-122, Academic
Press, San Diego]。最初の変異β−チューブリン遺
伝子は、ベノミ−ルに対して抵抗性を示すAspergillus
nidulans株から単離された。ある場合には、変異β−チ
ューブリン遺伝子は、たとえばNeurospora crassa[Orb
ach M.J., Porro E.B., Yanofsky C.(1986) Mol. Cell.
Biol. 6:231-243]またはAspergillus nidulans[May
G.S.ら(1987) Gene 55:231-343]の形質転換にも使用さ
れた。
【0004】Neurospora crassaからの変異β−チュー
ブリン遺伝子の同種内での形質転換への効果的な使用さ
れるのと同様に、それは他の真菌の形質転換にも効果的
に使用することが可能であった[Osmani & Oakley (199
1) Cell Cycle and TubulinMutations in Filamentous
Fungi, J.W. Bennett & L.L. Lasure(編) "More Gene M
anipulations in Fungi", pp.107-122, Academic Pres
s, San Diego]。対照株と異なり、形質転換された真菌
は、それらのベノミールに対する抵抗性によって認識で
きる。
【0005】A. chrysogenumについてはこれまで、一つ
の同種形質転換系が報告されているのみである。この系
を用い、ナイトレートリダクターゼをコードする遺伝子
niaDが挿入される。しかしながら、形質転換が効果的に
実施できるためには、レシピエント株がniaD変異体でな
ければならない。
【0006】したがって、所期の目的は、レシピエント
株に限定されないA. chrysogenumの形質転換系を見出す
ことであった。
【0007】驚くべきことに、A. chrysogenumからのβ
−チューブリン遺伝子は、それらがその野生型株であれ
変異体であれ、所望のA. chrysogenum株のいずれを形質
転換するのにも適していることが見出されたのである。
【0008】本発明の主題の一つは、したがって、A. c
hrysogenumからの、とくに第2表AおよびBによるアミ
ノ酸配列を有するβ−チューブリンである。
【0009】本発明の他の主題はβ−チューブリンをコ
ードするDNA、またはその部分、とくに第2表Aおよ
びBによるDNA配列、とりわけβ−チューブリンの蛋
白質のコード部分をコードするDNAをもつDNAであ
る。
【0010】本発明の他の主題は、第2表AおよびBに
よるDNA配列の蛋白質コード領域またはその部分に、
緊縮条件下において、とくに6×SSC緩衝液(NaCl
−クエン酸塩緩衝液)中68℃で、ハイブリダイズする
DNAである。とくに、本発明の主題は、第2表Aによ
るアミノ酸配列の位置167にチロシンをコードし、した
がって人工的変異体に該当するDNAである。この人工
的変異体は、A. chrysogenumを形質転換する場合にとく
に有利であることが証明された。
【0011】さらに、β−チューブリンをコードするD
NA、またはその部分を含有するベクターおよび宿主細
胞が本発明の主題である。ベクターpAUL1も包含され
る。このベクターは、発現した場合にセファロスポリン
の生成を低下させることができるβ−ラクタマーゼ遺伝
子を含有しないので、セファロスポリンの生合成にとく
に有利である。
【0012】β−チューブリンの製造方法およびA. chr
ysogenumを形質転換する方法も、本発明のさらに他の主
題である。
【0013】β−チューブリンを製造するための組換え
DNA法は、本技術分野の熟練者には一般的に知られて
いる方法によって行われる。発現ベクターとしては、任
意の既知のベクターが適当であり、宿主細胞としては、
真菌を含む任意の原核生物および真核生物宿主細胞たと
えば大腸菌、CHO−もしくはBHK−細胞、または酵
母が、適当である。
【0014】A. chrysogenumの形質転換に際しては、本
技術分野の熟練者には一般的に知られている方法によ
り、最初に、A. chrysognumからプロトプラストを調製
し、これらのプロトプラストをついでβ−チューブリン
をコードするDNA、またはこのDNAのためのベクタ
ーと接触させ、ついで適当な培地中で再生させることが
好ましい。この場合、驚くべきことに、11〜50重量
%、とくに11〜30重量%、とりわけ15〜25重量
%のスクロース濃度を有する培地を使用することによっ
て、プロトプラストの再生率を有意に上昇させることが
可能であることが見出された。
【0015】本発明による形質転換方法はまた、任意の
所望の異種遺伝子を含有する他のベクターと同時形質転
換する場合にとくに有利に使用できる。この理由から、
A. chrysogenumは、任意の所望の異種蛋白質、たとえば
セファロスポリンの生合成に使用されるグルタリルアシ
ラーゼの製造のための宿主細胞として、とくに有利に使
用できる。本発明によるA. chrysogenumの同種形質転換
系は、様々な国で組換えDNA作業に課せられた制限に
関連した生物学的安全性の予防策としての役目も果たす
ものである。
【0016】本発明を以下に、図面および実施例を用い
てさらに詳細に説明するが、これらは本発明を限定する
ものではない。実施例によって説明される実験工程は次
の通である。 1) A. chrysogenumからのβ−チューブリン遺伝子の
単離 2) β−チューブリン遺伝子のDNA配列の決定 3) β−チューブリン遺伝子のインビトロ変異誘発 4) 変異β−チューブリン遺伝子によるA. chrysogen
umの形質転換 5) β−ラクタマーゼ遺伝子を含まない形質転換ベク
ター、pAUL1の構築 6) 突然変異β−チューブリン遺伝子を用いるA. chr
ysogenumの同時形質転換
【0017】表および図面について以下に説明する。 第1表:DNA配列決定およびインビトロ変異誘発に用
いられるオリゴヌクレオチドの配列。インビトロ変異誘
発にはオリゴヌクレオチドNo.375、PCR法によるD
NAフラグメントの増幅にはオリゴヌクレオチドNo.34
1、375および376が用いられた。その他のオリゴヌクレ
オチドはすべて、DNA配列決定におけるスターター分
子として使用された。
【0018】第2表:A部およびB部:β−チューブリ
ン遺伝子領域のDNA配列。エクソンの誘導されたアミ
ノ酸配列を表示する。真菌性真核生物に典型的なコンセ
ンサス配列にはイントロン中に下線を付した。
【0019】第3表:各種真菌遺伝子のイントロンコン
センサス配列の比較。 略号:IVS1〜4,イントロン1〜4;N.c.,Neurosp
ora crassa;A.n., Aspergillus nidulans;S.c.,Sacc
haromyces cerevisiae;h.e.,高級真核生物
【0020】第4表:各種真核生物のβ−チューブリン
配列の比較。相同性値(%)は、A.chrysogenum配列に
関するものである。使用した配列に対する引用文献: 1) 本研究 2) Orbach M.J.ら(1986) 3) May G.S.ら(1987) 4) Neff N.F.ら(1983) Cell 33:211-219 5) Youngblom J.ら(1984) Mol. Cell. Biol. 4:268
6-2696 6) Silflow C.D.ら(1987) Devel. Genet. 8:435-46
0 7) Valenzuela P.ら(1981) Nature 289:650-655
【0021】第5表:インビトロ変異誘発に用いられた
オリゴヌクレオチド375の配列、およびそれから誘導さ
れたアミノ酸配列。比較のために野生型配列を示す。
【0022】図1:A. chrysogenumのβ−チューブリン
遺伝子(斜線部)を有する組換え体クロ−ンL−T6の
制限酵素地図。矢印はβ−チューブリン遺伝子の転写の
方向を示す。配列決定部分は拡大して表示し、エクソン
(黒)およびイントロン(白)領域を指示する。矢印は
決定された部分配列を表示し、配列決定の戦略を提供す
る。 略号:B,BamHI;Ba,BalI;E,EcoRI;
H,Hinf III;K,KpnI;M,MluI;Ms,Mst
I;N,NcoI;P,Pvu II;S,SalI;Sn,Sna
I;Sp,SphI;St,StuI;X,XbaI;Xm,Xma
III
【0023】図2:Acremonium chrysogenumの形質転換
に適当なベクターpCN3の制限酵素地図。TのAへの
ヌクレオチド置換(T→A)により、野生型β−チュー
ブリン遺伝子(斜線部)のアミノ酸ヌクレオチドをイン
ビトロ突然変異に付した。β−ラクタマーゼの細菌遺伝
子(AmpR)およびβ−ガラクトシダーゼの遺伝子(Lac
Z)もプラスミド上に含有される。さらに、β−チュー
ブリン遺伝子内の以下のエンドヌクレアーゼの代表的制
限切断部位も指示した。 BalI,Ba;EcoRI,E;PvuI;SacI;Sph
I,Sp;XbaI,X Acremonium chrysogenumから誘導されるプラスミドの部
分は酵素EcoRIおよびXbaIの切断部位の間に配置さ
れ、二重線で指示された。
【0024】図3:PCR−増幅β−チューブリン遺伝
子フラグメントを直接的に配列決定したDNA配列決定
実験における代表的なオートラジオグラム。形質転換体
(T)の配列を、レシピエント株(WT)の場合と比較
して示した。2つの配列は、β−チューブリン遺伝子の
コドン167におけるTのAへの置換により識別できる。
【0025】図4:様々な真菌のβ−チューブリン遺伝
子の遺伝子構成の比較。
【0026】図5:ベクターpAUL1の構築。このベ
クター分子の構築には2つの出発プラスミドを使用し
た。細菌プラスミドpACYC184のクロラムフェニコ
ール抵抗性遺伝子を細菌中での選択を可能にするために
用いた。最後に、pcbC遺伝子のプロモーターと融合
するハイグロマイシン遺伝子をベクターpMW1から誘
導する。 略号:ori、細菌性複製の起源;A,Ata II;B,Bam
HI;E,EcoRI;Hc,Hinc II;Hd,Hind II
I;N,NcoI;S,Sa II
【0027】優先権の根拠となるドイツ出願、P 43 04
312.7号の内容はまた、本出願の開示内容の部分とみな
されるべきである。
【0028】実施例 1.A. chrysogenumのβ−チューブリン遺伝子の単離 Acremonium chrysogenumゲノムDNAからのラムダ遺伝
子バンクの構築:Kueckら(1989)によってAppl. Microbi
ol. Biotechnol. 31:358-365に記載されたA. chrysoge
numH780株遺伝子バンクをβ−チューブリン遺伝子の単
離に使用した。遺伝子バンクの製造は、特許出願 DE 39
12822 A1に詳細に記載されている。ラムダクローンか
ら、Frischaufら(1983) J. Mol. Biol. 170:827-842の
方法を改良してDNAを単離した。プラスミドは大腸菌
からアルカリ溶解、ついでBirnboim & Doly(1979) Nuc
l. Acids Res. 7:1513-1522の方法によるCsCl−エチ
ジウムブロミド密度勾配遠心分離によって、単離した。
【0029】β−チューブリン遺伝子を含有する組換え
体ラムダファージの同定のためのハイブリダイゼーショ
ン実験:β−チューブリン遺伝子を繋留するそれらの組
換え体ラムダファージの同定のためのハイブリダイゼー
ションプローブとしては、組換え体プラスミドpβ5を
用いた。このプラスミドは、Aspergillus nidulansのβ
−チューブリン遺伝子を有する。5×103の組換え体
ファージを調べて、プラスミドpβ5と明らかな相同性
をもつ2つの独立した構造的に異なるラムダクローンが
得られた。この2つのラムダクローンは、L−T6およ
びL−C5と命名された。
【0030】以下に述べる以後の検討は、クローンL−
T6を用いて行われた。その制限酵素地図を図1に再現
する。様々な制限酵素を使用して、酵素XbaI、EcoR
IおよびBamHIについて方向性のある制限酵素地図を
構築することが可能であった(図1)。ハイブリダイゼ
ーションの結果は、β−チューブリン遺伝子はこのクロ
ーンL−T6の4.7kb−サイズのEcoRI-XbaIフラ
グメント上に配置されていることを示した。この4.7k
b制限フラグメントをついで、EcoRI−XbaI−制限
ベクター、pBluescript II KS+(Stratagene, Heidelb
erg)にクローン化した。相当する組換え体プラスミド
は、7.7kbのサイズを有し、pCN1と命名されている
(同じく図1参照)。
【0031】方法:サザンブロットおよびDNA/DN
Aハイブリダイゼーション。変性および中和後、アガロ
ースゲル中で電気泳動によって分離されたDNAをニト
ロセルロースフィルターもしくは Hybond N ナイロン膜
に移した[Southern(1975) J. Mol. Biol. 98:503-51
7]。
【0032】コロニーフィルターハイブリダイゼーショ
ンは Grundstein & Hogness (1975)Proc. Natl. Acad.
Sci. USA 72:3961-3965の方法によって実施した。つい
でDNAを、Stratalinker(Stratagene)中でUV照射
により膜に固定した。フィルターを、5×SSPE、
0.2%SDS、100μg/mlのニシン精子DNAおよ
び50%ホルムアミド中37℃で1〜2時間プレハイブ
リダイズしたのち、Feinberg & Vogelstein (1983) Ana
l. Biochem. 132:6-13の方法により(α-32P)ATP
でのオリゴ標識で放射能標識したDNAプローブを、プ
レハイブリダイズした緩衝液に添加して、ハイブリダイ
ゼーションを行った。37℃で16時間インキュベート
したのち、非特異的に結合したDNAは、5×SSP
E、0.2%SDS中でフィルターを洗浄して除去し
た。次に、フィルターを、−20℃で5時間〜7日間、
Fuji RX X-線フィルムおよびKodak X-Omatic Regular増
感スクリーンを用いて露出した。
【0033】方法:プラスミドpCN1の大腸菌クロ−
ニングおよび構築。クローンL−T6の4.7kb EcoR
I−XbaIフラグメントは、1%濃度のアガロースゲル
から、プレパラティブ溶出[Silhavyら(1984) Experime
nts with gene fusions. Cold Spring Harbour Laborat
ory Press, New York pp.164-165]によって得た。5μ
gのL−T6フラグメントDNAおよび1μgのXbaI−
EcoRI消化 pBluescript II KS+(Stratagene, Heid
elberg)DNAをT4−DNAリガーゼ(Boehringer,
Mannheim)5酵素単位の存在下で40μl容量の1×リ
ゲーション緩衝液中で、14℃において一夜リゲートし
た。ついで、リゲーション混合物の1/20容量を大腸菌
XL1 blue株[Bullockら(1987) Biotechniques 5:37
6-379]への形質転換に使用した。コンピテント細胞の
調製およびエレクトロポレーションはBioradエレクトロ
ポレーション装置(Gene Pulser TM, キャパシタンス増
強装置、パルスコントローラー)を用い製造業者の説明
書に従って行った。
【0034】大腸菌XL1 blue株(Bullockら、1987)
は5μg/mlのテトラサイクリンを含有するLB培地
(1%Bacto−Tryptone、0.5%酵母エキス、0.5%
NaCl、pH7.2)中、培養液を270rpmで振盪しな
がら37℃で増殖させる。選択培地にはさらに、80μ
g/mlのアンピシリンを含有させる。
【0035】2.A. chrysogenumからのβ−チューブリ
ン遺伝子のDNA配列決定 β−チューブリン遺伝子の同一性を正確に決定するた
め、A. chrysogenumからのβ−チューブリン遺伝子の全
配列決定を実施した。二重鎖DNAは、個々に合成され
たプライマー(=オリゴヌクレオチド)をもっぱら用い
て配列決定を行った。出発配列はいわゆるM13配列決定
プライマーを用いて決定された。これらのオリゴヌクレ
オチドはクローニングベクターのβ−ガラクトシダーゼ
遺伝子と相同性を有する。このDNA配列決定の相当す
る戦略およびそれから得られた詳細な制限酵素地図は第
1表(下記)から明らかである。配列決定の結果(2206
bp)は第2表のA部およびB部に示す。一本鎖の配列
は、それから誘導される相当するアミノ酸配列への翻訳
である配列を与える。A. chrysogenumの中では、他の叢
生菌真菌の場合と同様に、アミノ酸コード配列(エクソ
ン)は数個のイントロンで中断されていることが明らか
である。この分析から、A. chrysogenumのβ−チューブ
リン遺伝子は447アミノ酸をコードしていると結論でき
る。イントロン配列に関する限りは、いわゆる典型的な
コンセンサス配列がすべてのイントロンの5′および
3′末端に確認できることは注目すべきことである(第
3表)。
【0036】遺伝子の同一性は異なる生物体からのβ−
チューブリン遺伝子のアミノ酸配列との比較結果からも
明らかにされた。6種の異なる配列を持つA. chrysogen
umのアミノ酸配列の比較を第4表に示す。配列の類似性
から本発明者らはA. chrysogenumのβ−チューブリン遺
伝子を単離したことが明瞭であると結論できる。
【0037】最後に、本発明者らは、β−チューブリン
遺伝子のイントロンを他の真菌からのイントロンの、い
わゆるコンセンサス配列と比較した(第3表)。これに
よれば、他の真核生物にも同様に見出される典型的なコ
ンセンサス配列がアクレモニウム属のイントロンの5′
末端に検出できる。4つのA. chrysogenumイントロンの
β−チューブリン遺伝子中における分布も興味がある
(図4)。他の真菌と比べると、これらイントロンの位
置は極めて保存性で、イントロンはたとえば Neurospor
a crassa(N.c.)またはAspergillus nidulans(A.n.)
でも、同様に、同一の位置に見出される。類似のイント
ロンの分布はまた、分裂酵母Schizosaccharomyces pomb
e(S.p.)にも認められる。β−チューブリン遺伝子中
にイントロンがないのは、パン酵母Saccharomyces cere
visiae(S.c.)のみである。
【0038】方法:DNAの配列決定 配列決定実験はT7−ポリメラーゼTM配列決定キットま
たはDeaza G/AシーケンシングTMミックス(Pharmaci
a, Freiburg)を用いて実施された。サンプルの電気泳
動による分離は、Bigginら(1983) Proc. Natl. Acad. S
ci. USA 80:3963-3965の方法に従い、6%アクリルア
ミド−尿素イオン勾配ゲルを用いて行われた。
【0039】 3.β−チューブリン遺伝子のインビトロ突然変異 野生型配列中の1つのヌクレオチドを、1つのオリゴヌ
クレオチド中に塩基置換を含有しついでPCR(ポリメ
ラーゼ連鎖反応)による野生型配列の増幅に使用された
オリゴヌクレオチド対を構築することにより交換した。
得られたフラグメントを次に制限酵素処理ついでリゲー
ションにより、野生型遺伝子中にクローン化した。
【0040】以下の3つの制限フラグメントのその後の
リゲーションにより、完全な、インビトロ突然変異β−
チューブリン遺伝子を得ることができた。得られたプラ
スミドは「pCN3」と命名されている。 a) 塩基置換を含みPCR増幅によって発生させた15
5bp BalI−SphIフラグメント。β−チューブリン
遺伝子の155bpフラグメントはオリゴヌクレオチド対
375×376を用いて増幅された。アミノ酸167のコ
ドンはこのフラグメント中に存在する。野生型配列と比
較した場合の塩基置換は、オリゴヌクレオチド375の合
成時に挿入された。この置換の結果、コドン167は増幅
過程で突然変異を起こす(第5表)。155bpフラグメ
ントは、そのそれぞれの末端に、ついでインビトロ組換
えを可能にするBalIおよびSphI制限部位を含有す
る。 b) 野生型β−チューブリン遺伝子の3′末端および大
腸菌ベクターpBluescript II KS+(Stratagene, Heide
lberg)の全原核生物配列を含む5.0kb SphI−Bal
I制限フラグメント。 c) 野生型β−チューブリン遺伝子の5′領域を含有す
る2.0kb BalI制限フラグメント。
【0041】組換え体プラスミドpCN3はインビトロ
組換えで発生させた。このプラスミドは、7.16kbの
サイズを有し、ベクターpBluescript KS II+のEcoR
I−XbaI制限切断部位に突然変異β−チューブリン遺
伝子(4.2kb EcoRI−XbaIフラグメント上)が挿
入されている。
【0042】プラスミドpCN3の制限酵素地図は図2
に再現する。制限エンドヌクレアーゼの代表的な切断部
位はその旨指示した。
【0043】インビトロ組換えの過程で配列に変化が起
こらなかったことをチェックするために、突然変異β−
チューブリン遺伝子を完全に配列決定した。配列は、第
1表に掲げたオリゴヌクレオチドプライマーを用いてチ
ェックした。配列は第2表のデータの通りである。
【0044】方法:インビトロ変異誘発 0.3μgのオリゴヌクレオチドDNA、1×Replitherm
緩衝液(Biozym, Hameln)、0.33mM dNPSおよび
2酵素単位のReplitherm(Biozym,Hameln)を、各場合
とも、10ngのプラスミドDNAに添加した。増幅は、
各場合とも1分92℃、2分60℃および0.5分72
℃で、40サイクル実施した[Saikiら(1985) Science
230:1350-1354の方法を改良]。
【0045】4.変異β−チューブリン遺伝子によるA.
chrysogenumの形質転換 A. chrysogenumA3/2株の形質転換に関連して、様々
の濃度のスクロースを含むCCM培地上で、プロトプラ
ストの再生率を測定した。これから、高濃度のスクロー
スを含有する培地を用いた場合、再生する能力が明らか
に増強することがわかった。20%スクロースを用いる
場合には、再生率は1%を超える。すなわち再生する能
力は、以前用いられた10.8%スクロース含有CCM
S培地に比べて約10倍大きいことになる。プロトプラ
ストが再生する能力は形質転換率に必須の前提条件であ
ることから、上記培地の開発はA. chrysogenumA3/2
株の効率的な形質転換を保証するものとなった。
【0046】本発明者らは、精製された変異β−チュー
ブリン遺伝子および組換え体プラスミドpCN3で形質
転換された両アクレモニウム属形質転換体を使用した。
形質転換の過程では、プロトプラストは最初は非選択培
地上で平板培養し、プロトプラストを1日再生させたの
ち、ついでプレートを選択寒天培地(15μgベノミー
ル/mlの重層培地)で覆う。一般に、推定される形質転
換体は5〜8日後に肉眼で認識できるようになる。次の
移植工程において、真菌コロニーは再度選択培地に移
し、ついで適当な再生後に分子分析に使用した。効率的
なDNA形質転換の実現は、生理的テスト(選択培地上
での増殖試験)および分子分析(サザンハイブリダイゼ
ーション)によって証明された。出発株に比べて、ベノ
ミール抵抗性形質転換体は明らかに異なる生育挙動を示
す。出発株に比べて、すべての形質転換体において、増
殖は明白に証明される。出発株は、培地中のベノミール
の濃度が3μgでも、きわめて低速度でしか増殖しな
い。
【0047】さらに、形質転換体については配列分析に
よって分子的特性を調べた。この目的では、β−チュー
ブリン遺伝子のフラグメントをPCR増幅技術によって
合成した。このためには、Acremonium chrysogenum形質
転換体のDNAを単離し、ついでオリゴヌクレオチドス
ターター分子No.341および376を用い(第1表)、PC
R増幅で増幅した。最後に、直接DNA配列決定を、い
わゆる連鎖停止反応を用いて実施した。対照として、Ac
remonium chrysogenumのレシピエント株のDNAを平行
して配列決定した。図3に代表的な結果を示す。コンポ
ーネント配列中において、形質転換体(T)β−チュー
ブリン遺伝子内の塩基置換をレシピエント株(WT)の
場合と比較して示す。
【0048】方法:PCR増幅DNAフラグメントの直
接DNA配列決定 真菌株(レシピエント株およびベノミール抵抗性形質転
換体)の総DNAを既述のようにして単離した。これに
続いてβ−チューブリン遺伝子のコンポーネントフラグ
メントを、オリゴヌクレオチドNo.341および376を用い
て増幅した[Saikiら(1985) Science 230:1350-135
4]。DNAフラグメントをついでエタノールで沈殿さ
せ、緩衝溶液中に取ったのち、連鎖停止反応法[Sanger
ら(1977)、Proc. Natl. Acad. Sci. USA 74:5463-546
7]による直接配列決定に使用した。配列決定反応生成
物を次に変性ポリアクリルアミドゲル上で分離し、つい
でオートラジオグラフィーに用いた。
【0049】方法:A. chrysogenumの形質転換 Skatrudら(1987) Curr. Genet. 12:337-348の方法の改
良。A. chrysogenum(ATCC14553)を27℃で培養す
る。液体培養物をCCM培地(0.3%スクロース、0.
05%NaCl、0.05%K2HPO4、0.05%MgS
4・7H2O、0.001%FeSO4・7H2O、0.5%
トリプティック・ソイ・ブロス、0.1%酵母エキス、
0.1%肉エキス、0.15%デキストリン、pH7.0)
中200rpmで振盪した。それぞれ100mlのCCMを
含む2つの500mlエルレンマイヤーフラスコに4〜6
日齢の菌糸体を接種する。36〜48時間培養したの
ち、菌糸体を濾過し、0.8M KClで洗浄する。50m
M DTT含有プロトプラスト緩衝液(PB)20ml中
で、約3gの菌糸体を、27℃で15分間インキュベー
トする。10分間15,000rpmで遠心分離後(SS3
4)、ペレットをNovozyme 10mg/mlを含有するPB
20ml中に再懸濁し、27℃、100rpmで45〜60
分間インキュベートする。プロトプラストをガラスフリ
ット(孔径2、Schott)を通して菌糸体から分離し、2
500rpmで3分間ペレット化し、10mlのPBで洗浄
し、もう一度遠心分離し、プロトプラストタイターを1
×109/ml形質転換緩衝液(TB)に調整する。20
μg(約10〜20μl)のプラスミドDNAを1×10
8のプロトプラストと混合し、氷上で10分間インキュ
ベートする。200μlのPEG(TB中25%PE
G)を加え、バッチを混合し室温で20分間インキュベ
ートする。バッチの半分を5mlの上層寒天(0.8%寒
天含有CCMS、約50℃)に加えて混合後、CCMS
平板上に重層する。水またはPBを用いるDNAを含ま
ない対照の希釈は胞子数および再生率の測定に役立つ。
24〜48時間インキュベートしたのち、平板を5mlの
選択寒天(0.8M NaCl、0.8%寒天、15μg/ml
のベノミール)で覆う。形質転換体は5〜12日後に現
れる。形質転換体は選択培地(CCMS+10μg/ml
のベノミール)上で培養した。形質転換体DNAのサザ
ンハイブリダイゼーションは1の項の記載と同様に、放
射能標識プローブを用いて行った。
【0050】5.β−ラクタマーゼ遺伝子を含有しない
形質転換ベクターpAUL1の構築 β−ラクタマーゼ遺伝子を含まないベクターは、A. chr
ysogenumを形質転換する場合に興味がある。これは、セ
ファロスポリンの生合成に形質転換によって影響を与え
ようとする場合にとくに重要である。細菌性β−ラクタ
マーゼが必ず発現するとはいえないが、真核生物A. chr
ysogenum中での原核生物遺伝子の発現が最低であったと
してもセファロスポリンの分解を招くことは十分考えら
れる。
【0051】既知のベクターpMW1から出発して、本
発明者らはβ−ラクタマーゼ遺伝子を含まないベクター
を構築した。この目的においては、大腸菌内での選択の
ための遺伝子としてクロラムフェニコール遺伝子を含有
するベクターpAUL1を構築した(図5)。図5の制
限酵素地図から明らかなように、ベクターpAUL1は
細菌プラスミドpACYC184をベースに構築した。ベ
クターpAUL1はさらに、pcbCプロモーターの制
御下にあって、A. chrysogenum中で選択に必要なハイグ
ロマイシン抵抗性遺伝子を含有する。A. chrysogenumプ
ロトプラストは、pAUL1構築体で形質転換し、つい
でハイグロマイシン培地上で選択した。本発明者らは、
実際、ベクターpMW1の場合と同様に、5に記載の方
法を用いて、A. chrysogenum形質転換体を単離できた。
しかしながら、形質転換頻度はベクターpMW1で得ら
れた値よりファクターで10低い。サザンハイブリダイ
ゼーション法を用いて、すべてのアクレモニウム属形質
転換体がベクターDNAを含有したことを、オートラジ
オグラフ上に示すことができた。pMW1について既に
示したように、複雑なハイブリダイゼーションパターン
が得られた。この結果は、ベクターの組換えおよび増幅
が形質転換体内で起こったことを指示する。ほとんどす
べての形質転換体において、3.5kbフラグメントがオ
ートラジオグラム中に明瞭に認めることができる。この
フラグメントは、ハイブリダイゼーションプローブとし
てプラスミドpMW1を用いた場合に期待通り検出でき
る内因性pcbC遺伝子コピーを含有する。
【0052】方法:プラスミドの構築およびアクレモニ
ウム属の形質転換 ベクターpAUL1の構築には以下の2つの出発プラス
ミド、すなわち、1.pACYC184[Chang & Cohen(1
976) J. Bacteriol. 143:1141-1156]および2.pM
W1(Kueckら、1989)を用いた。1のプラスミド5μg
を、酵素SalIおよびBamHIを用いて加水分解した。
この制限の結果、5′pcbCプロモーターとともにh
ph遺伝子を含む1.5kb BamHI−SalI制限フラグ
メントが得られえる。フラグメントをゲル電気泳動で精
製し、標品として単離した。ついで、フラグメントをB
amHI−+SalI−制限ベクターpACYC184にリゲ
ートした。組換え体プラスミドの同定のための続く大腸
菌形質転換およびコロニーフィルターハイブリダイゼー
ションは、1に記載の方法に従って実施する。ベクター
pAUL1は図5に示す。
【0053】6.突然変異β−チューブリン遺伝子を用
いるA. chrysogenumの同時形質転換 A. chrysogenumの同時形質転換においては、ベクターp
CN3を、ベクターpMW1またはpAUL1とともに
A. chrysogenumに形質転換した。ついで、ベノミールま
たはハイグロマイシンを含む選択培地上での分析ならび
にそれに続くサザンハイブリダイゼーションにより、7
0〜80%の形質転換体は両DNA分子を取り込んだこ
とを明瞭に示している。これは、ベクターpCN3が、
同時形質転換における使用に適していることの証明する
ものである。また、任意の所望のDNAが、ベクターp
CN3を用いてA. chrysogenumに形質転換できることを
示している。
【0054】同時形質転換の方法:4に記載したA. chr
ysogenumを形質転換する方法を、DNA形質転換に使用
した。このためには、pCN3プラスミドDNAをプラ
スミドpMW1またはpAUL1と1:1の重量比で混
合した。ついで、ベノミール含有選択培地上で、選択を
行った。次に、ハイグロマイシンBを添加したハイグロ
マイシン含有培地上で、生理的テストを続けた。分子分
析は放射能標識ベクタープローブを用いるサザンハイブ
リダイゼーションによって実施した。4に記載の方法を
用いた。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【表3】
【0058】
【表4】
【0059】
【表5】
【0060】
【表6】
【0061】
【表7】
【0062】
【表8】
【0063】
【表9】
【0064】
【表10】
【0065】
【配列表】 配列番号:1 配列の長さ:23塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: CTCGTTGAAG TAGACGCTCA TGC
【0066】配列番号:2 配列の長さ:24塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: GCCAAGGGCC ACTACACTGA GGGT
【0067】配列番号:3 配列の長さ:22塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: CAGGAATGTT GTTGCTCGAC GC
【0068】配列番号:4 配列の長さ:21塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: TACGACATCT GCATGCGTAC C
【0069】配列番号:5 配列の長さ:20塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: TGACCTGCTC TGCCATCTTG
【0070】配列番号:6 配列の長さ:20塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: GGAGTAGGTG GCCATCATGC
【0071】配列番号:7 配列の長さ:20塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: GATGGCCACC TACTCCGTCG
【0072】配列番号:8 配列の長さ:20塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: GGGTACGCAT GCAGATGTCG
【0073】配列番号:9 配列の長さ:20塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: TGAGGGCATG GACGAGATGG
【0074】配列番号:10 配列の長さ:19塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: TGATGGAGAA GAGTGTGTG
【0075】配列番号:11 配列の長さ:19塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: CCACCACACA CTCTTCTCC
【0076】配列番号:12 配列の長さ:20塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: CCATCTCGTC CATGCCCTCA
【0077】配列番号:13 配列の長さ:17塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: ATCATCAGCC AGATTGG
【0078】配列番号:14 配列の長さ:18塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: GGAACAAGAC AATAGAGC
【0079】配列番号:15 配列の長さ:21塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: CGTTCTATTT ATTTCAATTC G
【0080】配列番号:16 配列の長さ:17塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源:合成 配列: GTAAAACGAC GGCCAGT
【0081】配列番号:17 配列の長さ:2206塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源: ライブラリー:ゲノム 配列の特徴:β−チューブリン遺伝子 配列: 1 CGCAATTTGT CCCACATCAT CAGCCCATTG GTCATCACCC CCCCTCAGGTA 51 52 CCAACCAGTGA ACACCTTACTG TAAAGGCTCC CGCTGTCAGG CCCAGCAGCA 103 104 GCTCCAGCAC TCACCGCAAG AGGCCGGGGTC CCGTGGCGGTG AGGACGGGACC 156 157 AATTTCCATC CAGCACCTCA CCCACCTCTC CCCCAGCAAA AATCCAACCA 206 207 TCCACCACACA CTCTTCTCCAT CACTCACACCC GACCACCCCC CATCTCCACG 259 260 GAACTCAAGC TCTGTTGCTC AGCACAGCTC TCGAGGCCCTC GCTCTAGCTAC 311 312 CGATCACGTCC TTTTCCCTTC AATAATCCTC AAA ATG CGT GAG ATT 357 MET Arg Glu Ile 1 358 gtgagtcctc caacggacgc ccaacgcgtc cctcgcggtgc ccctgatttac c 410 411 ccgccgacgg gcgtcgagca acaacattcc tgcccgacac actacccaca 460 461 gttcgagatg gatcaagaac gtgctgacca tgg accttttttt tgttcttgtg 513 514 atatag GTT CAC CTC CAG ACC GGC CAG TGC gtaagttact 553 Val His Leu Gln Thr Gly Gln Cys 10 554 tctttccgga cacg tttgcggtgt gggaggacac agctgatgga 597 598 cgtgatggaa tag GGC AAC CAG ATT GGT GCT GCT TTC TGG CAG ACC 643 Gly Asn Gln Ile Gly Ala Ala Phe Trp Gln Thr 20 644 ATC TCT GGC GAG CAT GGC CTC GAC AGC AAC GGT GTC TAC AAC 685 Ile Ser Gly Glu His Gly Leu Asp Ser Asn Gly Val Tyr Asn 30 686 GGC AGC TCT GAG CTC CAA CTC GAG CGC ATG AGC GTC TAC TTC 727 Gly Ser Ser Glu Leu Gln Leu Glu Arg MET Ser Val Tyr Phe 40 50 728 AAC GAC gtacgtggatgaactagctaca actgtactgctcgagcagtca 776 Asn Glu 777 atgctagtgt gggtcctaac aagctgtgca g GCC TCT GGC AAC AAG TAT 825 Ala Ser Gly Asn Lys Tyr 826 GTC CCT CGC GCC GTC CTC GTC GAT CTT GAG CCC GGT ACC ATG 867 Val Pro Arg Ala Val Leu Val Asp Leu Glu Pro Gly Thr MET 60 70 868 GAC GCT GTT CGT GCG GGT CCT TTC GGC CAG CTC TTC CGC CCC 909 Asp Ala Val Arg Ala Gly Pro Phe Gly Gln Leu Phe Arg Pro 80 910 GAC AAC TTC GTC TTC GGC CAG TCC GGT GCT GGC AAC AAC TGG 951 Asp Asn Phe Val Phe Gly Gln Ser Gly Ala Gly Asn Asn Trp 90 100 952 GCC AAG GGC CAC TAC ATC GAG GGT GCC GAG CTC GTC GAC AAC 993 Ala Lys Gly His Tyr Thr Glu Gly Ala Glu Leu Val Asp Asn 110 994 GTC CTC GAT GTC GTC CGC CGC GAG GCC GAG GGC TGC GAC TGC 1035 Val Leu Asp Val Val Arg Arg Glu Ala Glu Gly Cys Asp Cys 120 1036 CTC CAG GGC TTC CAG ATC ACC CAC TCC CTG GGT GGT GGC ACT 1077 Leu Gln Gly Phe Gln Ile Thr His Ser Leu Gly Gly Gly Thr 130 140 1078 GGT GCC GGT ATG GGC ACC CTG CTC ATC TCC AAG ATC CGC GAG 1119 Gly Ala Gly MET Gly Thr Leu Leu Ile Ser Lys Ile Arg Glu 150 1120 GAG TTC CCC GAC CGC ATG ATG GCC ACC TTC TCC GTC GTC CCC 1161 Glu Phe Pro Asp Arg MET MET Ala Thr Phe Ser Val Val Pro 160 170 1162 TCC CCC AAG GTC TCC GAT ACC GTC GTC GAG CCC TAC AAC GCC 1203 Ser Pro Lys Val Ser Asp Thr Val Val Glu Pro Tyr Asn Ala 180 1204 ACC CTC TCC GTG CAC CAG CTC GTT GAG CAC TCC GAC GAG ACC 1245 Thr Leu Ser Val His Gln Leu Val Glu His Ser Asp Glu Thr 190 1246 TTC TGT ATC GAC AAC GAG GCC CTC TAC GAC ATC TGC ATG CGT 1287 Phe Cys Ile Asp Asn Glu Ala Leu Tyr Asp Ile Cys MET Arg 200 210 1288 ACC CTC AAG CTG TCT AAC CCC TCC TAC GGC GAC CTG AAC TAC 1329 Thr Leu Lys Leu Ser Asn Pro Ser Tyr Gly Asp Leu Asn Tyr 220 1330 CTC GTC TCC GCT GTC ATG TCT GGT GTC ACC ACC TGC CTC CGC 1371 Leu Val Ser Ala Val MET Ser Gly Val Thr Thr Cys Leu Arg 230 240 1372 TTC CCC GGT CAG CTG AAC TCT GAC CTG CGC AAG CTG GCT GTC 1413 Phe Pro Gly Gln Leu Asn Ser Asp Leu Arg Lys Leu Ala Val 250 1414 AAC ATG GTT CCC TTC CCT CGT CTG CAC TTC TTC ATG GTC GGC 1455 Asn MET Val Pro Phe Pro Arg Leu His Phe Phe MET Val Gly 260 1456 TTC GCC CCC CTG ACC AGC CGT GGT GCC CAC TCC TTC CGC GCC 1497 Phe Ala Pro Leu Thr Ser Arg Gly Ala His Ser Phe Arg Ala 270 280 1498 GTC AGC GTC CCC GAG CTC ACC CAG CAG ATG TTC GAC CCC AAG 1539 Val Ser Val Pro Glu Leu Thr Gln Gln MET Phe Asp Pro Lys 290 1540 AAC ATG ATG GCT GCC TCC GAC TTC CGC AAC GGC CGC TAC CTG 1581 Asn MET MET Ala Ala Ser Asp Phe Arg Asn Gly Arg Tyr Leu 300 310 1582 ACC TGC TCT GCC ATC TTC CGT GGC AAG GTC GCC gta agttataaag 1627 Thr Cys Ser Ala Ile Phe Arg Gly Lys Val Ala 320 1628 atacgccgag ctctattgtc ttgttccatc tgaagctaac atggaaacag 1677 1678 ATG AAG GAG GTC GAG GAC CAG ATG CGC AAC GTC CAG 1713 MET Lys Glu Val Glu Asp Gln MET Arg Asn Val Gln 330 1714 AGC AAG AAC TCG TCC TAC TTC GTC GAG TGG ATC CCC AAC AAC 1755 Ser Lys Asn Ser Ser Tyr Phe Val Glu Trp Ile Pro Asn Asn 340 1756 ATC CAG ACC GCT CTC TGC GCC ATT CCT CCC CGT GGC CTC AAG 1797 Ile Gln Thr Ala Leu Cys Ala Ile Pro Pro Arg Gly Leu Lys 350 360 1798 ATG TCC TCC ACC TTC ATC GGC AAC TCC ACC TCC ATC CAG GAG 1839 MET Ser Ser Thr Phe Ile Gly Asn Ser Thr Ser Ile Gln Glu 370 1840 CTG TTC AAG CGT GTC GGT GAG CAG TTC ACT GCC ATG TTC CGT 1881 Leu Phe Lys Arg Val Gly Glu Gln Phe Thr Ala MET Phe Arg 380 390 1882 CGC AAG GCT TTC CTG CAT TGG TAC ACT GGT GAG GGC ATG GAC 1923 Arg Lys Ala Phe Leu His Trp Tyr Thr Gly Glu Gly MET Asp 400 1924 GAG ATG GAG TTT ACC GAG GCC GAG TCC AAC ATG AAC GAC CTC 1965 Glu MET Glu Phe Thr Glu Ala Glu Ser Asn MET Asn Asp Leu 410 1966 GTC TCC GAG TAC CAG CAG TAC CAG GAT GCT GGC ATC GAC GAG 2007 Val Ser Glu Tyr Gln Gln Tyr Gln Asp Ala Gly Ile Asp Glu 420 430 2008 GAG GAG GAG GAA TAC GAG GAG GAG CTC CCC CTC GAG GGT GAG 2049 Glu Glu Glu Glu Tyr Glu Glu Glu Leu Pro Leu Glu Gly Glu 440 2050 GAA TAA AAAAAAAAGC TCGCCACCAG AGGCTTGCCG TATACACGGT 2095 Glu TER 2096 CCGGCGCGTC GTTCCCGCCA ACTGTGGTAA CCTTTTGAAG TTT GCAGCCTGTT 2148 2149 GCGTTCTATT TATTTCAATT CGGGGTTGTG GAGGTAATTG TGAGAATGGG 2198 2199 GTTCTAGA 2206
【0082】配列番号:18 配列の長さ:20塩基 配列の型:コード領域にアミノ酸をもつ核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 起源: 生物名:Acremonium chrysogenum 直接の起源: ライブラリー:ゲノム 配列の特徴:配列番号7との比較のための野生型配列
【図面の簡単な説明】
【図1】A. chrysogenumのβ−チューブリン遺伝子(斜
線部)を有する組換えクローンL−T6の制限酵素地
図。
【図2】Acremonium chrysogenumの形質転換に適当なベ
クターpCN3の制限酵素地図。
【図3】PCR−増幅β−チューブリン遺伝子フラグメ
ントの直接配列決定によるDNA配列決定実験における
代表的なオートラジオグラム。
【図4】様々な真菌のβ−チューブリン遺伝子の遺伝子
構成の比較図。
【図5】ベクターpAUL1の構築図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:645) (C12N 15/31 C12R 1:645) (C12P 21/02 C12R 1:645)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Acremonium chrysogenum(A. chrysogen
    um)からのβ−チューブリン。
  2. 【請求項2】 第2表AおよびBによるアミノ酸配列を
    有する請求項1に記載のβ−チューブリン。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の一つに記載のβ−チ
    ューブリンをコードするDNAまたはその部分。
  4. 【請求項4】 第2表AおよびBによる核酸配列を有す
    る請求項3に記載のDNA。
  5. 【請求項5】 第2表AおよびBによる蛋白質コード領
    域からなる請求項4に記載のDNA。
  6. 【請求項6】 第2表AおよびBによるDNA配列の蛋
    白質コード領域に緊縮条件下においてハイブリダイズす
    るβ−チューブリンもしくはその部分をコードするDN
    Aまたはその部分。
  7. 【請求項7】 アミノ酸番号167はチロシンである請
    求項3に記載のDNA。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7の少なくとも一つに記載の
    DNAを含有するベクター。
  9. 【請求項9】 図5によるベクターpAUL1である請求
    項8に記載のベクター。
  10. 【請求項10】 請求項3〜7の少なくとも一つに記載
    のDNAもしくは請求項8または9に記載のベクターを
    含有する宿主細胞。
  11. 【請求項11】 請求項1または2に記載のβ−チュー
    ブリンを製造する方法において、a)請求項10に記載
    の宿主細胞を培養し、ついでb)β−チューブリンを単
    離する方法。
  12. 【請求項12】 請求項3〜7の少なくとも一つに記載
    のDNAもしくは請求項8または9の一つに記載のベク
    ターをA. chrysogenumに接触させるA. chrysogenumを形
    質転換する方法。
  13. 【請求項13】 形質転換の前にA. chrysogenumのプロ
    トプラストを調製し、形質転換されたプロトプラストを
    適当な培地中で再生させる請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 培地は11〜50重量%のスクロース
    を含有する請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 請求項3〜7の少なくとも一つに記載
    のDNAもしくは請求項8または9の一つに記載のベク
    ターを、同時形質転換すべきDNAとともにA. chrysog
    enumに接触させるA. chrysogenumを同時形質転換する方
    法。
  16. 【請求項16】 使用されるDNAまたはベクターはも
    っぱらA. chrysogenumに相同なDNA配列から構成され
    る請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 請求項3〜7の少なくとも一つに記載
    のDNAもしくは請求項8または9の一つに記載のベク
    ターと、所望の異種蛋白質をコードするDNAを同時形
    質転換したA. chrysogenumを使用する、A. chrysogenum
    において異種蛋白質を製造する方法。
  18. 【請求項18】 請求項3〜7の少なくとも一つに記載
    のDNAもしくは請求項8または9の一つに記載のベク
    ターの、A. chrysogenumを形質転換するための使用。
JP6036386A 1993-02-12 1994-02-10 アクレモニウム・クリソゲナムからのβ−チューブリン、その製造および使用 Pending JPH06256396A (ja)

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