JPH0625626B2 - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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JPH0625626B2
JPH0625626B2 JP61081595A JP8159586A JPH0625626B2 JP H0625626 B2 JPH0625626 B2 JP H0625626B2 JP 61081595 A JP61081595 A JP 61081595A JP 8159586 A JP8159586 A JP 8159586A JP H0625626 B2 JPH0625626 B2 JP H0625626B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B49/00Arrangement or mounting of control or safety devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は空気調和機の制御方法において、特に圧縮機の
保護に関するものである。
(ロ) 従来の技術 一般に従来の空気調和機の制御装置としては、特開昭6
0−126534号に記載されているようなものがあっ
た。この公報に記載されたものは、圧縮機に流れる電流
値を検出する手段を備え、この検出手段からの電流値信
号を所定周期毎にサンプリングし、このサンプリングに
よって得られた電流値信号の差分がある一定値以上にな
ると、一旦ファンに流れる電流値を抑制して圧縮機に過
負荷を防止するものであった。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 このように構成された従来の装置では、圧縮機に流れる
電流値の変化分から圧縮機の過負荷状態を検知していた
が、このような方法では圧縮機がロック状態となった
時、この状態を検出できず圧縮機が破損してしまうこと
があった。すなわち、圧縮機のロック時は過大な電流が
連続して流れるだけで電流変化分が現われにくく検出で
きないものであった。
斯かる問題点に鑑み、本発明は圧縮機のロック状態で
も、その異常を確実に検出できる空気調和機の制御方法
を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を有する空気
調和機の制御において、圧縮機に流れる電流値を検出す
る電流検出器を備え、この検出器の検出値が基準値を一
定時間にわたって越えた時、圧縮機の通電を所定時間停
止させた後に再度圧縮機の通電を行ない、前記検出値が
一定時間にわたって越える回数が予め設定した回数とな
った時に圧縮機の通電を停止するようにしたものであ
る。
(ホ) 作用 以上のような本発明の制御方法を用いると、圧縮機がロ
ック状態となった時には複数回の起動動作が行なわれ、
軽いロック状態ならばこの複数回の動作で圧縮機が起動
し、重いロック状態の時には圧縮機の保護動作が行なわ
れるものである。
(ヘ) 実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第1
図は本発明を用いる空気調和機の概略図である。図中1
は圧縮機、2は四方弁、3は室内側熱交換器、4、5は
減圧器、6は室外側熱交換器、7はアキュムレータであ
り、暖房運転時には四方弁2が図示の実線の状態にあ
り、圧縮機1の吐出口から吐出された高温高圧冷媒が四
方弁2、室内側熱交換器3、減圧器4、5、室外側熱交
換器6、四方弁2、アキュムレータ7を順次実線矢印の
方向に流れ圧縮機1の吸込口から吸入される。この時、
室内側熱交換器3が凝縮器として作用し室内の暖房を行
なう。
尚、室外側熱交換器6は蒸発器として作用している。冷
房運転時には四方弁2が図の点線の状態にあり、圧縮機
1の吐出口から吐出された高温高圧冷媒が四方弁2、室
外側熱交換器6、減圧器5、逆止弁8、室内側熱交換器
3、四方弁2、アキュムレータ7を順次点線矢印の方向
に流れ圧縮機1の吸込口から吸入される。この時、室内
側熱交換器3が蒸発器として作用し室内の冷房運転を行
なう。尚、室外側熱交換器6は凝縮器として作用してい
る。
また、逆止弁8を用いて減圧器4、5の抵抗値を変え、
暖房運転時と冷房運転時とで最適な減圧値が得られるよ
うにしている。
9は電磁式の開閉弁(以下電磁弁と称す)であり、減圧
器10及びアキュムレータ7を介して圧縮機1の吐出口
Dと吸込口Sとを接続している。従って、この電磁弁9
が開いている時は吐出口Dから吐出される冷媒の圧力が
下がり、圧縮機1の運転能力が低下する。11、12は
電気ヒータであり、室内側熱交換器3の二次側に設けら
れている。13は室内側のファンモータであり、風速を
弱風(L)、中風(M)、強風(H) の三段階に切換えることがで
きる。14は室外側のファンモータであり、風速を弱風
(L)、強風(H)の二段階に切換えることができる。
第2図は第1図に示した冷媒回路図に用いる電気回路図
である。図中の端子 間には交流電源15が接続されている。16はノイズ吸
収用のバリスタ、17は電流ヒューズである。
18、19は連動する切換接片(RFI2)であり、切換接片
(RFI2)18の常開接点、常閉接点は夫々ファンモータ1
3の弱風(L)端子及び強風(H)端子に接続され、切換接片
(RFI2)19の常開接点は夫々ファンモータ13の微弱風
(L.L) 端子に接続され、その常閉接点は開放状態にあ
る。20は切換接片(RFI1)であり、常開接点及び常閉接
点は夫々切換接片(RFI2)18及び切換接片(RFI2)19に
接続されている。
21は切換接片(RFO2)であり、常開接点、常閉接点を夫
々ファンモータ14の弱風(L)端子及び強風(H)端子に接
続している。22は切換接片(RFO2)に接続された常開接
片である。
23、24は常開接片(REV2)、常開接点(REV4)であり、
夫々電磁弁9、四方弁2の通電を行なう。25は常開接
片(RCM)であり、圧縮機1の通電を行なう。26は電流
トランスC、Tであり、圧縮機1に流れる電流を検出し
て端子 に出力する。27、28は常開接片(RHA)、常開接点(RH
B)であり、夫々電気ヒータ11、12の通電を行なう。
29、30、31、は夫々圧縮機1、ファンモータ3
0、31の運転用コンデンサである。
第3図は第2図に示した種々の切片を制御するための電
子回路図である。リレー(RFO1)32は常開接片(RFO1)2
2を有し、リレー(RFO2)33は切換接片(RFO2)21を有
し、リレー(RFI1)34は切換接片(RFI1)20を有し、リ
レー(RFI2)35は切換接片(RFI2)18及び切換接片(RFI
2)19を有し、リレー(RHB)36は常開接片(RHB)28を
有し、リレー(RHA)37は常開接片(RHA)27を有し、リ
レー(RCM)38は常開接片(RCM)25を有し、リレー(REV
2)39は常開接片(REV2)23を有し、リレー(REV4)40
は常開接片(REV4)24を有している。これ等のリレー3
2乃至40はマイクロプロセッサ41の端子R5乃至R
13に接続され、各端子がH(HIGH)レベル電圧となった
時にそれぞれ通電される。マイクロプロセッサ41の動
作は第9図乃至第15図のフローチャートに基づいて後
記する。42乃至50はマイクロプロセッサ41の出力
抵抗、51乃至59はインバータであり、Hレベル電圧
をL(LOW)レベル電圧に変換し、Lレベル電圧をHレベ
ル電圧に変換する。これらインバータの出力がLレベル
電圧(マイクロプロセッサの出力がHレベル電圧)の時
にリレーが通電される。
60は緊急暖房スイッチであり、このスイッチを手動で
閉じるとダイオード61乃至66によって、リレー(RFI
1)34、リレー(RHB)36、リレー(RHA)37が強制的に
通電され、同時にリレー(RCM)38の通電が強制的に遮
断される。従って、電気ヒータ11、12が通電されか
つ室内側のファンモータ13が強風もしくは中風で運転
される。
67は整流回路であり、ダイオードブリッジからなって
いる。68は平滑コンデンサであり、整流回路67の出
力を平滑している。69は定電圧回路であり、第4図に
示す回路からなり、マイクロプロセッサ41の端子VS
Sに正極電圧を、端子VASSに第1基準電圧を、端子
VREFに第2基準電圧を、端子RESETにはリセッ
ト出力を端子VDDには負極電圧を夫々出力するもので
ある。
70は水晶振動子であり、抵抗71、72、73及びコ
ンデンサ74、75を組み合せて発振回路を形成してい
る。この発振回路の発振出力はマイクロプロセッサ41
の端子OSC1とOSC2との間に接続されている。
76乃至79は温度検出用のセンサであり、夫々室温、
外気温、室内側熱交換器の温度、室外側熱交換器の温度
を検出できる位置に設けられている。このセンサ76乃
至79は夫々抵抗80乃至83を介して正極電圧VSS
と接地との間に接続されており、さらに夫々センサと抵
抗との接続点はマイクロプロセッサ41の端子A1乃至
A4に接続されている。この端子A1乃至A4はアナロ
グ電圧の入力端子であり、内部にA/D(アナログ/デジ
タル)変換部を有している。尚、このセンサ76乃至7
9としてはサーミスタを用いている。
84は5P(端子D乃至H)のコネクタであり、通常時
は図示するようにジャッパー線85で端子Dと端子Gを
短絡している。遠隔制御を行なう時は、このジャンパー
線85を外して、第5図に示す電子回路を接続する。8
6は運転スイッチであり、ON端子をコネクタ84の端
子Dに接続、OFF端子をコネクタ84の端子Eに接続
している。87は常閉接片91を有するリレー(RY)であ
り、正極電源VSSとコネクタ84の端子Fとの間に接
続されている。88はダイオードである。89は常開接
片91を有するリレー(RX)であり、コネクタ84の端子
Gと接地間に接続されている。90はダイオードであ
る。従って、運転スイッチ86をON端子側にするとリ
レー(RX)89が通電されて常閉接片(RX)92が閉じる。
コネクタ84に第5図に示す回路のコネクタ93を接続
した場合端子Dには第2運転スイッチ94のON端子が
接続され、端子Eには第2運転スイッチ94のOFF端
子が接続され、端子Fと端子Hとの間には送風スイッチ
95が接続され、運転スイッチ94の端子Nは端子Gと
ランプ96を介して端子Hに接続されている。この第2
運転スイッチ94をOFF端子に切換えるとリレー(RX)
89の通電が遮断される。ランプ96はリレー(RX)89
が通電されている時、すなわち空気調和機の運転時に点
灯する。送風スイッチ95を閉じるとリレー(RY)87が
通電されて常閉接片91が開くものである。この第5図
に示す部品94、95、96は一般に空気調和機の本体
から分離して設置される。例えば空気調和機をホテルの
客室に設けた時は、これ等の部品をホテルのフロントな
どに設ければよいものである。
97乃至100は入力抵抗であり、夫々マイクロプロセ
ッサ41のスキャン入力端子K1、K2、K4、K8に
接続されている。これに対してマイクロプロセッサ41
の端子R0、R1、R3、O7はスキャン出力端子であ
る。端子R1と端子K1との間には常開接片(RX)92と
ダイオード101と抵抗97とが直列に接続され、端子
R1と端子K8との間には冷暖切換スイッチ102とダ
イオード103と抵抗100とが直列に接続されてい
る。端子O7と端子K1との間にはサーモレンジ切換ス
イッチ104と抵抗97とが直列に接続されている。
105、106のグレイコードスイッチであり、夫々室
内側のファンモータの風速を設定するもの及び室内の温
度設定値を設定するものであり、第6図及び第7図に示
すような配線となっている。107乃至113はダイオ
ードであり、スキャン出力の流れる方向を規制してい
る。
第4図は第3図に示した定電圧回路69の一例を示す電
子回路図である。114乃至116はバイアス用の抵
抗、117乃至119は平滑用のコンデンサ、120は
パワートランジスタであり、ツェナーダイオード121
の基準電圧に基づいて定電圧がエミッタ端子から出力さ
れる。122は差動増幅器であり、出力を反転入力端子
へ全帰還してバッファとして用いている。123、12
4は分圧抵抗であり、差動増幅器122の非反転入力端
子に分圧電圧を印加している。125はコンデンサであ
る。126はコンデンサであり、差動増幅器122の出
力を安定させている。この出力が第2基準電圧VREF
となる。127、128は分割抵抗で、この抵抗12
7、128の接続点の電圧が第1基準電圧VASSとな
る。129はリセット信号を出力する比較器であり、電
源投入時から抵抗130を介して電荷が充電されるコン
デンサ231の端子電圧が第1基準電圧VASSより高
くなると動作する。すなわち、比較器129の反転入力
端子に印加される電圧が非反転入力端子に印加される電
圧より高くなると、この比較器129の出力がHレベル
電圧からLレベル電圧に切換わる。尚、131は電源を
切り離した時にコンデンサ231の充電電荷を放電する
ダイオードである。132、133はノイズ吸収用のコ
ンデンサである。
第8図は電流検出の電子回路図であり、第2図の電流ト
ランスC.T26が検出する電流が所定値を越えると、
端子 に印加されるスキャン出力に応答して端子 の出力をHレベル電圧とするものである。この端子 は第3図の端子A、B、Cとつながるものである。図中
134は整流ブリッジであり、電流トランスC.T26
に誘起された交流電力を整流するものである。136は
平滑コンデンサであり、抵抗135、137と共に平滑
回路を構成している。138はツェナーダイオードであ
り、コンデンサ136の電圧が一定値以上とならないよ
うにしている。これによってコンデンサ136の充電電
圧は、電流トランス26の出力に応じて変化し、かつツ
ェナーダイオード138によって上限値が定められるも
のである。139は比較器であり、非反転入力端子には
ダイオード140、抵抗141を介してコンデンサ13
6の電圧が印加され、反転入力端子には抵抗142、1
43によって定まる基準電圧が印加されている。144
は正帰還抵抗であり、比較器139の動作にディファレ
ンシャルを与えている。145は比較器139の保護用
コンデンサである。146は比較器であり、非反転入力
端子にはダイオード147、抵抗148を介してコンデ
ンサ136の電圧が印加され、反転入力端子には抵抗1
49、150によって定まる基準電圧が印加されてい
る。151は正帰還抵抗であり、比較器146の動作に
ディファレンシャルを与えている。152は比較器14
6の保護用コンデンサである。これら比較器139、1
46の出力は電流トランスC.T26の出力が抵抗14
2、143で定まる基準値より小さければ両方ともLレ
ベル電圧であり、電流トランスC.T26の出力が抵抗
142、143で定まる基準値以上となると比較器13
9の出力がHレベル電圧となる。さらに電流トランス
C.T26の出力が増加し抵抗149、150で定まる
基準値以上となると比較器146の出力もHレベル電圧
となる。153、154はアンドゲートであり、端子C
を介して抵抗155にスキャン出力が印加された時に比
較器139、146の出力を通過させるものである。抵
抗156とコンデンサ157及び抵抗158とコンデン
サ159は夫々ノイズ吸収用の積分回路を構成してい
る。
第9図乃至第15図は第3図に示すマイクロプロセッサ
41の主な動作を示す要部フローチャートである。第9
図はメインフローチャートであり、マイクロプロセッサ
41の端子RESETにリセット信号が入ればスタート
する。ステップS1はイニシャライズであり、マイクロ
プロセッサの初期設定を行なう。ステップS2、S3で
3秒タイマ、3分タイマの計時を開始する。次にステッ
プS4で3秒タイマがタイムUPするまで遅延した後ス
テップS5でキースキャンを行なう。このキースキャン
で常開接片92(運転時に閉じる接片)の開閉状態、サ
ーモレンジ切換スイッチ104の開閉状態、冷暖切換ス
イッチ102の状態、室温設定値、風速設定値、アンド
ゲート153、154の出力がHレベル電圧かLレベル
電圧か、及びA/D変換を介して室温、外気温、室内側熱
交換器の温度、室外側熱交換器の温度をセンサ76乃至
79から入力する。この後、ステップS6で運転スイッ
チが閉じていれば運転を開始する。次に冷房運転(ステ
ップS8)か暖房運転(ステップS9)かをステップS
7で判断し、冷房運転の時はステップS10で送風機の
設定を行なった後、ステップS11の圧縮機の保護行な
った後に戻るものである。
また暖房運転時には除霜が必要か否をステップS12で
判断した後、除霜が不要ならば暖房運転を開始する。ま
た送風設定S13、ヒータAの制御S14、二方弁の制
御S15、圧縮機の保護S11を順次行なった後に戻
るものである。ステップS8乃至S15はサブルーチン
を表わしている。
第10図は冷房運転S8の動作を示すフローチャートで
ある。室温が設定値より高い時は圧縮機の運転を行な
い、室温が設定値以下となると圧縮機の運転を停止し、
室内ファンの風速を微弱運転にする。尚、圧縮機は3分
タイマによって最低3分間は停止状態が維持される。
第11図は風量設定S10の動作を示すフローチャート
である、“AUTO”モードに設定されていれば、室温
と設定値との差に基づいて、風速をH風速、L風速、
L、L風速に自動的に切換える。同時に外気温に基づい
て室外ファンの風速が強もしくは弱風速に設定されるも
のである。
第12図は暖房運転S9を動作を示すフローチャートで
ある。四方弁を暖房側に切換えて、室温が設定値より低
い時には圧縮機の運転を行なう。室温が設定値より高く
なると、圧縮機の運転を停止し、同時に室内ファンの風
速を微弱運転にする。尚、圧縮機は3分タイマによって
最低3分間は停止状態が維持される。
第13図は“ヒータAの制御”S14の動作を示すフロ
ーチャートである。外気温が45゜F以下となった時に
ヒータAの通電を行なう。このヒータAはこの後外気温
が46゜Fになるまでの間通電が維持される。
第14図は“二方弁の制御”S15の動作を示すフロー
チャートである。この二方弁は外気温が51゜Fより低
くなると二方弁を開状態にし、この後外気温が59゜F
まで上昇すると二方弁を閉状態とするものである。
第15図は“圧縮機の保護”S11の動作を示すフロー
チャートである。まず第8図に示すアンドゲート154
の出力がHレベル電圧か否かを判断し、アンドゲート1
54の出力がHレベル電圧で、かつアンドゲート153
の出力がHレベル電圧の時は、圧縮機が通常運転をして
いるものと判断する。アンドゲート154の出力がHレ
ベル電圧を3秒間維持すると、3分タイマを作動させて
た後、このサブルーチンをリターンさせる。これにより
“冷房運転”のサブルーチンで圧縮機が強制的に停止状
態にされる。3分経過すると圧縮機に再び通電を開始す
る。この時アンドゲート154の出力が再びHレベル電
圧を維持すると、再度圧縮機を停止状態にする。このよ
うな動作を4回繰り返すと、圧縮機がロック状態にある
ものと判断する。この時、圧縮機室外ファンの通電を停
止し、室内ファンを設定風速で運転させ、かつ暖房運転
ならばヒータBの通電を行なう。同時に異常を表示する
ものである。
以上のように構成された空気調和機の動作は、まず冷房
運転を行なう時は、冷暖切換スイッチ102を開放して
冷房運転にする。次に運転スイッチ86を運転側にすれ
ばよい。これによって、ステップS8、S10のフロー
チャートに基づいて冷房運転が行なわれる。このような
運転を行なっている時、又は起動時に圧縮機がロック状
態となって圧縮機に過電流が流れると、アンドゲート1
54の出力がHレベル電圧となる。これによってステッ
プS11“圧縮機の保護”のフローチャートが作動す
る。すなわち、アンドゲート153、154の出力が第
16図に示すように変化すると圧縮機の運転が異常であ
ると判断して、送風運転に切換わるものである。
次に暖房運転時には、冷暖切換スイッチ102を閉じて
暖房運転にすればよい。これによって、四方弁が切換っ
てステップS9、S13のフローチャートに基づいて暖
房運転が行なわれる。この時、ステップS14、S15
のフローチャートに基づいてヒータA及び二方弁が制御
される。すなわち、外気温が低くなれば二方弁を開いて
圧縮機の吐出冷媒を一部吸込み側に帰還させるものであ
る。これによって圧縮機の過負荷状態を防止している。
また外気温が低い時にはヒータAを通電して、圧縮機に
よるヒートポンプ運転の能力不足を補なっているもので
ある。
尚、上記実施例では、“除霜”のフローチャートは除霜
の必要時に四方弁を切換えて行なう通常のホットガス除
霜が適用できるので説明は省略する。
(ト) 発明の効果 本発明は圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を有する空気
調和機の制御において、圧縮機に流れる電流値を検出す
る電流検出器を備え、この検出器の検出値が基準値を一
定時間にわたって越えた時、圧縮機の通電を所定時間停
止させた後に再度圧縮機の通電を行ない、前記検出値が
一定時間にわたって越える回数が予め設定した回数とな
った時に圧縮機の通電を停止するので、圧縮機が軽いロ
ック状態となって過電流が流れた時には、複数回圧縮機
の再通電が行なわれて、このロック状態を解除し、通常
の運転に戻し、圧縮機が重いロック状態になった時にの
み圧縮機の運動を停止させることができ、不必要の保護
動作を抑制できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を用いる空気調和機の概略図、第2図は
第1図に示した機器を制御するための電気回路図、第3
図は第2図に示したリレー接片を制御するための電子回
路図、第4図は第3図に示した電子部品に電力を供給す
る電源回路図、第5図は第3図に示したコネクタに接続
される部品の接続図、第6図は第3図に示したところの
室内ファンの風速を設定するグレイコードスイッチの配
線図、第7図は第3図に示したところの室温を設定する
グレイコードスイッチの配線図、第8図は第1図に示し
た圧縮機に流れる電流を検出する電流検出回路、第9図
は第3図に示したマイクロプロセッサの主な動作を示す
メインフローチャート、第10図は第9図に示した“冷
房運転”の動作を示すフローチャート、第11図は第9
図に示した“送風設定”の動作を示すフローチャート、
第12図は第9図に示した“暖房運転”の動作を示すフ
ローチャート、第13図は第9図に示した“heate
rAの制御”の動作を示すフローチャート、第14図は
第9図に示した“二方弁の制御”の動作を示すフローチ
ャート、第15図は第9図に示した“圧縮機の保護”の
動作を示すフローチャート、第16図は圧縮機に流れる
電流に基づいた電流検出回路の出力を示す説明図であ
る。 1……圧縮機、2……四方弁、3……室内側熱交換器、
4、5……減圧器、6……室外側熱交換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を有する
    空気調和機の制御において、圧縮機に流れる電流値を検
    出する電流検出器を備え、この検出器の検出値が基準値
    を一定時間にわたって越えた時、圧縮機の通電を所定時
    間停止させた後に再度圧縮機の通電を行ない、前記検出
    値が一定時間にわたって基準値を超える回数が予め設定
    した回数となった時に圧縮機の通電を停止すると共に前
    記電流が正常の運転電流の範囲にあるときに前記回数を
    初期値に戻すことを特徴とする空気調和機の制御方法。
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