JPH0625570U - 真空式下水道システムにおける集水タンク - Google Patents

真空式下水道システムにおける集水タンク

Info

Publication number
JPH0625570U
JPH0625570U JP6272692U JP6272692U JPH0625570U JP H0625570 U JPH0625570 U JP H0625570U JP 6272692 U JP6272692 U JP 6272692U JP 6272692 U JP6272692 U JP 6272692U JP H0625570 U JPH0625570 U JP H0625570U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
pipe
vacuum
discharge
water collecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6272692U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2577853Y2 (ja
Inventor
裕之 関
正信 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP1992062726U priority Critical patent/JP2577853Y2/ja
Publication of JPH0625570U publication Critical patent/JPH0625570U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2577853Y2 publication Critical patent/JP2577853Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】真空式下水道システムを停止させることなくメ
ンテナンスをすることができる集水タンクおよび圧送ポ
ンプによって汚水を排出する必要のない集水タンクを提
供することを目的としている。 【構成】真空汚水管2、減圧管3および排出管4が接続
された真空式下水道システム用の集水タンク1であっ
て、集水タンク1内をA槽とB槽とに仕切る仕切板11
と、真空汚水管2とA槽およびB槽とを接続する真空分
岐管12と、減圧管3とA槽およびB槽とを接続する減
圧分岐管13と、排出管4とA槽およびB槽とを接続す
る排出分岐管と、これら真空分岐管12、減圧分岐管1
3および排出分岐管14に設けられ、真空汚水管2、減
圧管3および排出管4と、A槽およびB槽とを個別に連
通および遮断する開閉バルブ15とを具備したものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、真空式下水道システムにおいて用いられる集水タンクに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
一般に、家庭や施設から排出される汚水の収集方法としては、特開平2−24 0338号公報に開示されている図10に示すような、真空式下水道システムa が利用されている。この真空式下水道システムaは、各家庭や施設で排出される 汚水bを、汚水管cを介して真空弁付汚水マスdに溜めるようになされている。 また、この真空弁付汚水マスdが所定の水位になると、真空弁付汚水マスd内に 設置されている水位センサーにより真空弁eが開き、該汚水マスd内の汚水bが 、該汚水bの1ないし4倍の量の空気とともに真空汚水管f内に吸い込まれるよ うになされている。そして、この真空汚水管fに吸い込まれた汚水bが、中継ポ ンプ場gの集水タンクhに集められるようになされている。
【0003】 従来より、この中継ポンプ場gの集水タンクhとしては、一槽式のものが用い られていた。そして、該集水タンクh内に設置されている水位センサーにより汚 水bが所定量になる毎に、圧送ポンプiを作動させて下水処理場などへ排出する ようになされていた。また、集水タンクhには、真空ポンプjが設けられ、この 真空ポンプjによって集水タンクh内を減圧にすることで、該集水タンクh内に 汚水bを吸引するようになされていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の集水タンクhは、一槽式であるため、集水タンクhの摩耗 や腐食により、該集水タンクhの補修が必要な場合、真空式下水道システムを完 全に停止させた後、集水タンクh内に入ってメンテナンスをしなければならない 。その結果、真空式下水道システムが停止している間、汚水bを収集することが できなくなってしまう。
【0005】 また、上記従来の集水タンクhは、汚水bを排出するのに圧送ポンプiを用い ているため、汚水b中の汚物が圧送ポンプiに詰まらないように、該圧送ポンプ iの定期的なメンテナンスが必要となる。また、圧送ポンプiに汚物が詰まって しまったような場合、真空式下水道システム全体を停止しなければならないとい った不都合を生じることとなる。そのため、通常は、集水タンクhに対して圧送 ポンプiが2機備えられているが、この場合、該圧送ポンプiの施工費用が嵩む こととなり、設備が大型化してしまう。
【0006】 本考案は、係る実情に鑑みてなされたもので、真空式下水道システムを停止さ せることなくメンテナンスをすることができる集水タンク、および圧送ポンプに よって汚水を排出する必要のない集水タンクを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の集水タンクは、真空汚水管、減圧管および 排出管が接続された真空式下水道システム用の集水タンクであって、集水タンク 内に設けられ、該集水タンク内を複数の槽に仕切るようになされた仕切板と、真 空汚水管に接続可能となされるとともに、前記仕切板によって仕切られた各槽に 接続するようになされた分岐部を有する真空分岐管と、減圧管に接続可能となさ れるとともに、前記仕切板によって仕切られた各槽に接続するようになされた分 岐部を有する減圧分岐管と、排出管に接続可能となされるとともに、前記仕切板 によって仕切られた各槽に接続するようになされた分岐部を有する排出分岐管と 、これら真空分岐管、減圧分岐管および排出分岐管の分岐部に設けられ、真空汚 水管、減圧管および排出管と各槽とを個別に連通および遮断するようになされた 開閉バルブとを具備したものである。
【0008】 また、真空汚水管、減圧管および排出管が接続された真空式下水道システム用 の集水タンクであって、集水タンク内に設けられ、該集水タンク内を、真空汚水 管および減圧管が連通する上槽部と排出管が連通する下槽部とに区切るようにな された仕切板と、この仕切板によって仕切られた上槽部と下槽部との間を連通お よび遮断するようになされた開閉手段と、下槽部の上方部に設けられ、減圧状態 の下槽部を大気圧状態に復帰させる吸気弁と、下槽部と排出管との間を連通およ び遮断するようになされた開閉バルブとを具備したものである。
【0009】
【作用】
請求項1記載の本考案によると、通常時には、分岐部に設けられた開閉バルブ を全て開き、仕切板によって区切られた集水タンク内の各槽と、真空汚水管、減 圧管および排出管とをそれぞれ連通させる。これにより、減圧管に接続された減 圧分岐管を介して、集水タンク内の各槽が減圧される。また、真空汚水管に接続 された真空分岐管を介して、これら各槽に汚水が収集される。さらに、各槽内の 汚水が所定量になると、排出管に接続された排出分岐管を介して、これら各槽の 汚水が外部に排出される。
【0010】 また、メンテナンス時には、分岐部に設けられた開閉バルブのうち、特定槽に 連通する開閉バルブのみを開き、仕切板によって区切られた集水タンク内の特定 槽と、真空汚水管、減圧管および排出管とをそれぞれ連通させ、この特定槽以外 の槽は、真空汚水管、減圧管および排出管から遮断する。これにより、減圧管に 接続された減圧分岐管を介して、集水タンク内の特定槽のみが減圧される。また 、真空汚水管に接続された真空分岐管を介して、この特定槽にのみ汚水が収集さ れる。さらに、特定槽内の汚水が所定量になると、排出管に接続された排出分岐 管を介して、この特定槽の汚水が外部に排出される。そして、この特定槽以外の 槽のメンテナンスを行うことができる。
【0011】 また、請求項2記載の本考案によると、開閉手段を開いて吸気弁および開閉バ ルブを閉めると、上槽部と下槽部とが連通することとなり、上槽部に接続された 減圧管を介して、集水タンク内全体が減圧される。また、上槽部に接続された真 空汚水管を介して、集水タンク内に汚水が収集される。この汚水は、開閉手段を 介して下槽部に収集される。
【0012】 また、下槽部に収集された汚水が所定量になったところで、開閉手段を閉じて 吸気弁および開閉バルブを開くと、上槽部と下槽部とが遮断され、真空汚水管か らの汚水が上槽部に収集される。また、下槽部は大気圧状態に開放されることと なり、該下槽部内の汚水が排出管を介して自然流下して外部に排出される。
【0013】 その後、吸気弁および開閉バルブを閉めて開閉手段を開くと、上槽部に収集さ れていた汚水が下槽部に流下するとともに、収集タンク内全体が再度減圧される こととなり、下槽部に汚水が収集されることとなる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0015】
【実施例1】 図1(a),(b)は真空式下水道システムにおける集水タンク1の全体構成 の概略を示している。
【0016】 すなわち、この集水タンク1は、仕切板11と、真空分岐管12と、減圧分岐 管13と、排出分岐管14と、開閉バルブ15とを具備している。
【0017】 仕切板11は、集水タンク1の中央部を縦断するように設けられ、該集水タン ク1内をA槽およびB槽に2分割するようになされている。また、この仕切板1 1のうち、汚水5の溜まる底部近傍の位置には、ゲート弁10が設けられており 、A槽とB槽との間を、連通および遮断可能となされている。そして、このゲー ト弁10を開くことによって、A槽とB槽との間の均圧を図るとともに、これら 両槽に収集される汚水5の収集レベルLを一致させるようになされている。
【0018】 真空分岐管12は、その一端に真空汚水管2が接続可能となされている。また 、この真空分岐管12の他端には、2つに分岐した分岐部12aおよび12bが 形成されており、それぞれA槽およびB槽に接続可能となされている。さらに、 この分岐部12aおよび12bには、それぞれ開閉バルブ15が設けられており 、真空汚水管2とA槽およびB槽とを個別に連通および遮断できるようになされ ている。そして、この開閉バルブ15の開閉により、真空汚水管2からの汚水5 をA槽およびB槽もしくはAB両槽に選択的に収集することができる。
【0019】 減圧分岐管13は、その一端に、真空ポンプ30から導出された減圧管3が接 続可能となされている。また、この減圧分岐管13の他端には、2つに分岐した 分岐部13aおよび13bが形成されており、それぞれA槽およびB槽の上面に 接続可能となされている。さらに、この分岐部13aおよび13bには、それぞ れ開閉バルブ15が設けられており、減圧管3とA槽およびB槽とを個別に連通 および遮断できるようになされている。そして、この開閉バルブ15の開閉によ り、真空ポンプ30による減圧を、A槽およびB槽もしくはAB両槽で選択的に 行うことができる。
【0020】 排出分岐管14は、その一端に、圧送ポンプ40から導出された排出管4が接 続可能となされている。また、この排出分岐管14の他端には、2つに分岐した 分岐部14aおよび14bが形成されており、それぞれA槽およびB槽の底面に 接続可能となされている。さらに、この分岐部14aおよび14bには、それぞ れ開閉バルブ15が設けられており、排出管4とA槽およびB槽とを個別に連通 および遮断できるようになされている。そして、この開閉バルブ15の開閉によ り、圧送ポンプ40による汚水5の排出を、A槽およびB槽もしくはAB両槽で 選択的に行うことができる。
【0021】 このようになる集水タンク1は、通常、圧力損失を考慮して地下もしくは半地 下に埋設状態で設置される。この集水タンク1の材質としては、成形可能で負圧 に耐えることのできるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、ス テンレス、樹脂を被覆したステンレスおよび樹脂を被覆した鉄などの金属材料、 セラミック材料、あるいはFRPなどの合成樹脂材料などを用いることができる 。
【0022】 次に、この集水タンク1の動作について説明する。
【0023】 まず、図2(a),(b),(c)に示すように、通常時には、ゲート弁10 と全ての開閉バルブ15とを開き、A槽およびB槽に、真空汚水管(図1参照) 2、減圧管3および排出管4が連通した状態とする。
【0024】 この状態で、真空ポンプ30を作動させると、減圧管3に接続された減圧分岐 管13を介して、A槽およびB槽の双方が減圧される。また、真空汚水管2に接 続された真空分岐管12を介して、これらA槽およびB槽に汚水5が収集される 。この際、ゲート弁10を開いているので、A槽とB槽との減圧状態は均等に保 たれるとともに、A槽およびB槽に収集される汚水5がいずれか一方の槽にかた よることもなく均等の量で収集される。そして、A槽およびB槽の汚水5が各槽 に設置されている水位センサー(図示省略)により所定量を検知すると、圧送ポ ンプ40が作動することとなり、排出管4に接続された排出分岐管14を介して 、A槽およびB槽の汚水5が外部に排出されることとなる。
【0025】 また、図3(a),(b),(c)に示すように、A槽を補修したいような場 合は、ゲート弁10とA槽に連通する開閉バルブ15を閉じ、B槽に連通する開 閉バルブ15のみを開いた状態としてB槽に、真空汚水管(図1参照)2、減圧 管3および排出管4が連通した状態とする。
【0026】 この状態で、真空ポンプ30を作動させると、減圧管3に接続された減圧分岐 管13を介して、B槽のみが減圧される。また、真空汚水管2に接続された真空 分岐管12を介して、このB槽のみに汚水5が収集される。そして、B槽の汚水 5が所定量になると、B槽に設置されている水位センサー(図示省略)が検知し て圧送ポンプ40が作動することとなり、排出管4に接続された排出分岐管14 を介して、B槽の汚水5が外部に排出されることとなる。
【0027】 このようにA槽を使うことなく、B槽で汚水5の収集および排出を行うことが でき、真空式下水道システムを停止させることなくA槽のメンテナンスを行うこ とができる。
【0028】 B槽を補修したい場合も開閉バルブ15の開閉状態を変更することで容易に行 うことができる。
【0029】 なお、本実施例ではゲート弁10によってA槽とB槽との均圧を図っているが 、図4(a),(b)に示すように、A槽とB槽との底部近傍の位置に、開閉バ ルブ61を有するとともに、A槽およびB槽に連通するようになされた均圧管6 を設けてもよい。
【0030】 また、本実施例では集水タンク1内をA槽およびB槽の2槽に分割しているが 、このような2槽型のものに限定されるものではなく、複数の槽に分割されてい てもよい。例えば、図5(a),(b)に示すように、A槽およびB槽と、これ らの底部にゲート弁10を介して連通および遮断可能となされたC槽とからなる 3槽型の集水タンク1であってもよい。
【0031】
【実施例2】 本例を、図6ないし図9に示す。
【0032】 すなわち、この集水タンク1は、仕切板11と、ゲート弁10と、吸気弁16 と、開閉バルブ15とを具備している。
【0033】 集水タンク1は、縦長に形成され、その上部には、真空汚水管2が接続されて いる。また、この集水タンク1の上面には、該集水タンク1内を減圧する真空ポ ンプ30が減圧管3を介して接続されている。さらに、この集水タンク1の底面 には、該集水タンク1内に溜まった汚水5を外部に排出する排出管4が接続され ている。
【0034】 仕切板11は、集水タンク1を横断するように設けられ、該集水タンク1内を 上槽部17と下槽部18とに2分割するようになされている。また、この分割状 態で上槽部17に真空汚水管2および減圧管3が連通し、下槽部18に排出管4 が連通するようになされている。さらに、この分割状態で上槽部17の容量が、 下槽部18の容量の1/2以下となるように分割されている。
【0035】 この仕切板11は、すりばち状となされており、その最底部にゲート弁10が 設けられている。
【0036】 吸気弁16は、下槽部18のうち、汚水5の収集レベルLよりも上方の位置に 設けられている。そして、下槽部18と外部とを連通および遮断するようになさ れている。
【0037】 開閉バルブ15は、下槽部18と排出管4との間に設けられ、下槽部18と排 出管4との間を連通および遮断可能となされている。
【0038】 次に、この集水タンク1の動作について説明する。
【0039】 まず、図7(a),(b),(c),(d)に示すように、ゲート弁10を開 いて吸気弁16および開閉バルブ15を閉めて、上槽部17と下槽部18とを連 通した状態としておく。
【0040】 この状態で、真空ポンプ30を作動させると、上槽部17に接続された減圧管 3を介して、集水タンク1内全体が減圧される。また、上槽部17に接続された 真空汚水管2を介して、集水タンク1内に汚水5が収集される。この汚水5は、 ゲート弁10を介して下槽部18に収集される。
【0041】 また、下槽部18に収集された汚水5が下槽部18の側壁に設けられた水位セ ンサー(図示省略)により所定の収集レベルLになったところで、ゲート弁10 を閉じて吸気弁16および開閉バルブ15を開くと、上槽部17と下槽部18と が遮断され、真空汚水管2からの汚水が上槽部17に収集される。また、下槽部 18は大気圧状態に開放されることとなり、該下槽部18内の汚水5が排出管4 を介して自然流下して外部に排出される。これにより、圧送ポンプなしでの汚水 5の排出が可能となる。
【0042】 その後、吸気弁16および開閉バルブ15を閉めてゲート弁10を開くと、上 槽部17に収集されていた汚水5が下槽部18に流下するとともに、収集タンク 1内全体が再度減圧されることとなり、下槽部18に汚水が収集されることとな る。
【0043】 なお、本実施例ではゲート弁10によって上槽部17と下槽部18とを連通お よび遮断するように構成されているが、図8に示すように、上槽部17の底部と 下槽部18の上部との間に、開閉バルブ71を有するとともに、上槽部17およ び下槽部18に連通するようになされた接続管7を設けてもよい。
【0044】 また、本実施例では縦長の集水タンク1を示しているが、集水タンク1の形状 としては、特に縦長のものに限定されるものではなく、図9に示すように、横長 に形成された集水タンク1であってもよい。
【0045】 さらに、本実施例では集水タンク1内を上槽部17と下槽部18との2槽に分 割しているが、このような2槽型のものに限定されるものではなく、3槽以上の 複数槽に分割された集水タンク1であってもよい。
【0046】
【考案の効果】
以上述べたように、請求項1記載の本考案によると、集水タンク内に区切った 各槽で独立して汚水の収集および排出を行うことができるので、ある一部の槽を 休止させた状態であっても、他の槽を利用して真空式下水道システムの運転を行 うことができる。その結果、真空式下水道システムを停止させることなく集水タ ンク内のメンテナンスを行うことができる。
【0047】 また、請求項2記載の本考案によると、圧送ポンプを用いることなく集水タン ク内に収集した汚水を排出することができるので、圧送ポンプにかかる施工費用 や設置スペースを削減できるとともに、該圧送ポンプのメンテナンスが不必要に なる。また、圧送ポンプの詰まりによる真空式下水道システムの停止などを防止 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る集水タンクの全体構成の概略を
示す側断面図および平断面図である。
【図2】集水タンクの動作を説明するす工程図である。
【図3】集水タンクの他の動作を説明する工程図であ
る。
【図4】集水タンクの他の実施例を示す側断面図および
平断面図である。
【図5】集水タンクのさらに他の実施例を示す側断面図
および平断面図である。
【図6】実施例2に係る集水タンクの全体構成の概略を
示す側断面図である。
【図7】集水タンクの動作を説明するす工程図である。
【図8】集水タンクの他の他の実施例を示す側断面図で
ある。
【図9】集水タンクのさらに他の実施例を示す側断面図
である。
【図10】従来の真空式下水道システムの全体構成の概
略を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1 集水タンク 10 ゲート弁(開閉手段) 11 仕切板 12 真空分岐管 12a,12b 分岐部 13 減圧分岐管 13a,13b 分岐部 14 排出分岐管 14a,14b 分岐部 15 開閉バルブ 16 吸気弁 17 上槽部 18 下槽部 2 真空汚水管 3 減圧管 4 排出管 5 汚水

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空汚水管、減圧管および排出管が接続
    された真空式下水道システム用の集水タンクであって、 集水タンク内に設けられ、該集水タンク内を複数の槽に
    仕切るようになされた仕切板と、 真空汚水管に接続可能となされるとともに、前記仕切板
    によって仕切られた各槽に接続するようになされた分岐
    部を有する真空分岐管と、 減圧管に接続可能となされるとともに、前記仕切板によ
    って仕切られた各槽に接続するようになされた分岐部を
    有する減圧分岐管と、 排出管に接続可能となされるとともに、前記仕切板によ
    って仕切られた各槽に接続するようになされた分岐部を
    有する排出分岐管と、 これら真空分岐管、減圧分岐管および排出分岐管の分岐
    部に設けられ、真空汚水管、減圧管および排出管と各槽
    とを個別に連通および遮断するようになされた開閉バル
    ブとを具備したことを特徴とする集水タンク。
  2. 【請求項2】 真空汚水管、減圧管および排出管が接続
    された真空式下水道システム用の集水タンクであって、 集水タンク内に設けられ、該集水タンク内を、真空汚水
    管および減圧管が連通する上槽部と排出管が連通する下
    槽部とに区切るようになされた仕切板と、 この仕切板によって仕切られた上槽部と下槽部との間を
    連通および遮断するようになされた開閉手段と、 下槽部の上方部に設けられ、減圧状態の下槽部を大気圧
    状態に復帰させる吸気弁と、 下槽部と排出管との間を連通および遮断するようになさ
    れた開閉バルブとを具備したことを特徴とする集水タン
    ク。
JP1992062726U 1992-09-07 1992-09-07 真空式下水道システムにおける集水タンク Expired - Fee Related JP2577853Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992062726U JP2577853Y2 (ja) 1992-09-07 1992-09-07 真空式下水道システムにおける集水タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992062726U JP2577853Y2 (ja) 1992-09-07 1992-09-07 真空式下水道システムにおける集水タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0625570U true JPH0625570U (ja) 1994-04-08
JP2577853Y2 JP2577853Y2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=13208660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992062726U Expired - Fee Related JP2577853Y2 (ja) 1992-09-07 1992-09-07 真空式下水道システムにおける集水タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2577853Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527939A (en) * 1978-08-21 1980-02-28 Tokyo Shibaura Electric Co Nuclear fuel element

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527939A (en) * 1978-08-21 1980-02-28 Tokyo Shibaura Electric Co Nuclear fuel element

Also Published As

Publication number Publication date
JP2577853Y2 (ja) 1998-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2024577B1 (en) Waste water pumping device
JPH0387431A (ja) 真空式汚水収集装置用真空弁の開閉動力取出し構造
JPH0625570U (ja) 真空式下水道システムにおける集水タンク
CN203346120U (zh) 内置式全自动隔油提升一体化设备
JP4313497B2 (ja) 逆洗水自己保有型圧力濾過機
CN107587596B (zh) 污水排出用真空抽吸装置
CN108033582A (zh) 智能控制多重过滤生活污水净化装置
CN208049501U (zh) 污水自吸过滤装置
CN208395971U (zh) 一种防溢流的跨区域污水泵站
KR101995494B1 (ko) 여재층을 구비하여 유지관리가 용이한 우수처리장치
CN205206021U (zh) 一种污水一体化智能提升设备
CN103541423A (zh) 一种自洁式污水提升装置
CN205557804U (zh) 外式管路污水提升装置
CN213390421U (zh) 一种低压满管流管道放空清淤装置
CN215667188U (zh) 一种废水回收利用系统
JPH0618815U (ja) ドレン排水装置
CN210440983U (zh) 节能疏水装置
CN212024893U (zh) 一种具有自动反冲洗功能的mbr膜污水处理装置
CN214329218U (zh) 一种生活污水提升装置
CN213174045U (zh) 一种蒸压釜用全自动排水装置及蒸压釜排水系统
CN211665906U (zh) 一种一体化污水提升装置
CN213358883U (zh) 一种用于市政道路给排水装置
CN210049357U (zh) 一种组合式分布污水预处理系统
EP3988727A1 (en) A device and a method for emptying a sewer well, a sewer well and a receiver of a sewer pumping station
CN205590444U (zh) 二级分离式半自动隔油提升设备

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees