JPH06254808A - ドリルプレス - Google Patents

ドリルプレス

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Publication number
JPH06254808A
JPH06254808A JP4388393A JP4388393A JPH06254808A JP H06254808 A JPH06254808 A JP H06254808A JP 4388393 A JP4388393 A JP 4388393A JP 4388393 A JP4388393 A JP 4388393A JP H06254808 A JPH06254808 A JP H06254808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
base
drill press
head
wood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4388393A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Kochiyama
勝利 河内山
Takeshi Shiotani
武志 塩谷
Mitsumasa Sato
光政 佐藤
Koichi Miyamoto
功一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP4388393A priority Critical patent/JPH06254808A/ja
Publication of JPH06254808A publication Critical patent/JPH06254808A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウッドレースとしても使用することのできる
ドリルプレスを提供することを目的とする。 【構成】 ベース1にはコラム2が立設されている。こ
のコラム2の先端にはウッドレース時にコラム2の一端
側を保持するキャップ20が取付けられている。また、
コラム2にはヘッド3がコラム2の長手方向に移動可能
に設けられている。ヘッド3内にはクイル4が軸方向に
移動可能に設けられ、このクイル4内に駆動モータ、歯
車等が収納されている。さらに、クイル4にチャック8
が接続されている。ベース1とヘッド3との間にはテー
ブルアーム12がコラム2の長手方向に移動可能に配設
されている。テーブルアーム12にはテーブル13が着
脱可能に設けられている。テーブルアーム12にはウッ
ドレース時に刃物のホルダを保持するボルト挿入用孔1
2bが穿設されている。ベース1にはウッドレース時に
芯押部を挿入するための芯押部挿入用孔1aが形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドリルプレスに係り、特
にウッドレースとしても使用することのできるドリルプ
レスに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ドリルを回転させて被加工材に
穿孔する装置としてドリルプレスが広く知られている。
このようなドリルプレスにあっては回転駆動装置を有す
るヘッドは固定式であり、コラムに対して移動すること
はできなかった。
【0003】一方、ウッドレースと呼ばれる木工旋盤も
また広く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来は一台
の駆動系でドリルプレスとウッドレースとを選択的に使
用することのできる装置は大型のものはあったが、ベン
チトップタイプの小型のものはなかった。そのため、ド
リルプレスとウッドレースとをそれぞれ別個に備えなけ
ればならず、スペースを要し、使用者にとっては費用が
嵩むといった問題点がある。
【0005】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、一台の駆動系でドリルプレスとウッド
レースとを選択的に使用することのできるドリルプレス
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベース1と、
このベース1に立設されたコラム2と、このコラム2の
長手方向に沿って昇降可能に設けられ、モータを有する
ヘッド3とからなる本体部Mと、前記ベース1と前記ヘ
ッド3との間に配設され、コラム2の長手方向に沿って
昇降可能に設けられたテーブルアーム12とを備えたド
リルプレスであって、前記本体部Mは前記ベースの一端
に設けられたピボットベース17を支点として揺動可能
であり、前記テーブルアーム12にはテーブル13また
は刃物ホルダ24が選択的に着脱可能に設けられたこ
と;前記ベース1の他端に、芯押部29を装着するため
の芯押部挿入孔1aを設けたこと;前記コラム2の先端
に、前記ピボットベース17を支点として揺動させるこ
とにより前記本体部Mを水平に配設したときに接地する
キャップ20を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1記載のものにおいて、ドリルプレスと
して使用する場合には、コラムを立設させた状態とし、
テーブルアームにテーブルを取付ける。このテーブル上
に被加工材を載置し、回転駆動装置を作動させ、被加工
材が穿孔される。また、ウッドレースとして使用する場
合には、ピボットベースを支点として本体部を揺動さ
せ、本体部を水平に配設する。テーブルアームに刃物ホ
ルダを取付ける。そして、ビットに被加工材を取付け
る。この状態で、被加工材を回転させ、刃物台で刃物を
保持しながら、刃物を被加工材に当てて、切削加工を施
こす。
【0008】請求項2記載のものにおいて、ウッドレー
スとして使用する場合には、ベースに形成された芯押部
挿入孔に芯押部を装着する。そして、芯押部とビットの
間に被加工材を挟持する。この状態で被加工材を回転さ
せ、刃物台で刃物を保持しながら、刃物を被加工材に当
てて、切削加工を施こす。
【0009】請求項3記載のものにおいて、ウッドレー
スとして使用する場合には、ピボットベースを支点とし
て本体部を揺動させ、キャップを接地し、本体部を水平
に配設する。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明におけるドリルプレス
の側面図、図2は正面図である。図1において、図中符
号1はベースであり、このベース1にコラム2が立設さ
れている。このコラム2にはヘッド3がコラム2の長手
方向に移動可能に設けられている。ここで、このベース
1と、コラム2と、ヘッド3とによって本体部Mが構成
される。このヘッド3内にはクイル4がリンク5,6を
介して昇降レバー7(図2)の操作により図1中上下方
向に移動される。上記クイル4内にモータ、歯車等(共
に図示せず)が収納され、チャック8に接続されてい
る。また、図2において、ヘッド3には歯車収納部3a
が形成されており、この歯車収納部3a内にコラム2に
形成されたラック2aに噛合するウォームホイール9お
よびこのウォームホイール9に噛合するウォームホイー
ル10が収納され、ハンドル11の操作によりウォーム
ホイール9,10が回動し、ヘッド3が図中上下動す
る。
【0011】一方、コラム2のベース1とヘッド3との
間にはテーブルアーム12の一端側がコラム2の長手方
向に移動可能に設けられている。そして、このテーブル
アーム12の他端側にテーブル13が着脱可能に設けら
れている。また、テーブルアーム12には歯車収納部1
2aが形成されており、この歯車収納部12a内にコラ
ム2のラック2aに噛合するウォームホイール14およ
びこのウォームホイール14に噛合するウォームホイー
ル15が収納され、ハンドル16の操作によりウォーム
ホイール14,15が回動し、テーブルアーム12が上
下動する。なお、図1においてテーブルアーム12には
ボルト挿入用穴12bが穿設されている。
【0012】図3はベース1を示した図である。このベ
ース1にはピボットベース17がボルト18およびナッ
ト19によって揺動可能に設けられている。また、ベー
ス1には芯押部挿入用穴1aが開口されている。さら
に、ピボットベース17には穴17a,17aが穿設さ
れ、この穴17a,17aにねじ22(図1)を挿入
し、作業台(図示せず)等に固定しうるように構成され
ている。
【0013】なお、図1においてコラム2の先端部はキ
ャップ20が設けられている。このキャップ20は後述
するようにコラム2を水平に保持し、ウッドレースとし
て作用させる際のコラム2の支持部材として作用しうる
ものである。
【0014】このように構成されたドリルプレスの作用
について以下に説明する。ヘッド3およびテーブルアー
ム12の高さ位置をコラム2に対して移動させることに
より調節する。このとき、ヘッド3およびテーブルアー
ム12の高さを変更することができるので、作業者の体
格、作業台の高さに関わらず、最適な位置での作業が可
能となる。その後、テーブル13の上に被加工材21を
載置する。そして、駆動モータを作動させ、ドリルを回
転させ、昇降レバー7を回動させる。この昇降レバー7
の回動により、リンク6、リンク5を介してクイル4が
図1中下方に移動する。ドリルが被加工材21に当接
し、穿孔作業が行なわれる。
【0015】次に、本装置をウッドレースとして使用す
る場合について説明する。この場合には、テーブル13
をテーブルアーム12から外し、ピボットベース17の
ボルト18を緩め、本体部Mを図1において矢印A方向
に回動させる。そして、図4に示す如く、コラム2を水
平状態とし、このコラム2の先端側(図中左側)をキャ
ップ20を接地させることにより保持する。そして、テ
ーブルアーム12のボルト挿入用穴12b(図1参照)
にボルト23を図4中下方より挿入し、さらに、このボ
ルト23をホルダ24のスリット24a(図5参照)に
挿入し、ナット25を螺着させる。図5は刃物台取付構
造を示す図である。図5(a)に示すようにホルダ24
には図中左右方向に長いスリット24aが形成されてい
る。また、ナット25を覆うようにしてレバー26が設
けられ、このレバー26の操作によりナット25を回動
しうる。ホルダ24には図5(b)に示すように図中上
下方向に刃物台挿入孔24bが穿設されている。この刃
物台挿入孔24b内に刃物台27を挿入し、ノブボルト
28によって所望の高さ位置で固定しうるように構成さ
れている。また、図4において、ベース1の芯押部挿入
用孔1aに芯押部29が挿着されている。
【0016】図6はこの芯押部29の機構を示す部分拡
大図である。ベース1の芯押部挿入用孔1aの図中左端
には切欠き1bが形成されており、この切欠き1bにハ
ウジング30の突起30aを係合させる。これにより、
ハウジング30がベース1に固定される。このハウジン
グ30は図中左右端が開口された中空形状を呈してお
り、ハウジング30の図中右側よりシャフト31が挿入
されている。そして、このシャフト31の図中右端部に
ハンドル32がボルト33によって固定されている。ま
た、シャフト31には雄ねじ部31aが形成されてお
り、この雄ねじ部31aに筒34の雌ねじ部34aが螺
合されている。この筒34の中空部の図中左側はスリー
ブ形状を呈しており、ここへ円錐形状を呈するビット3
5が挿入されている。また、筒34の外周部には軸線方
向に長い溝34bが形成されている。さらに、ハウジン
グ30の外周部には半径方向にねじ穴30bが形成さ
れ、このねじ穴30bにボルト36が螺着されている。
このボルト36の先端が溝34bに係合し、ハウジング
30の回転止め、および軸方向への移動を規制してい
る。ボルト36にはレバー37が取付けられ、ボルト3
6の回動を容易になしうるように構成されている。
【0017】このような構成において、図1のドリルプ
レスの状態から、テーブル13を取外し、コラム2を図
1中矢印A方向に揺動させ、キャップ20とピボットベ
ース17とによりコラム2を図4に示す如く、水平に保
持する。そして、テーブルアーム12にホルダ24を介
して刃物台27を取付け、ベース1の芯押部挿入用穴1
aに芯押部29を挿着する。これにより、ウッドレース
が構成されている。
【0018】次に、このウッドレースとしての作用につ
いて以下に説明する。図4において、ハンドル11を回
転させ、ヘッド3を図中左右方向に移動させ、所望の位
置に位置せしめる。そして、チャック8(図1参照)に
取付けられたビット38と、芯押部29のビット35と
の間に被加工材を位置させる。そして、図6において、
レバー37を操作してボルト36を緩めておいて、ハン
ドル32を回転せしめる。これにより、シャフト31も
回転する。このとき、シャフト31と螺合する筒34は
回転が規制されていることから、軸方向に移動する。こ
の筒34が図中左方に移動すると、スリーブ形状を呈す
ることよりビット35も図中左方に移動する。これによ
り、被加工材をビット35とビット38との間に挟持す
ることができる。
【0019】次に、図5を参照して、刃物台27の位置
調節について説明する。刃物台27を図中左右方向に移
動させる場合にはレバー26によりナット25とボルト
23(図4)との締結を緩め、ホルダ24を図中左右方
向に移動させ、所望の位置でレバー26を操作し、ナッ
ト25を締付けることにより、ホルダ24の図5中左右
方向位置が決められる。また、ノブボルト28を緩めて
おいて、刃物台27を図中上下に移動させ、所望の位置
でノブボルト28を締付けることにより、刃物台27の
高さ位置が決定される。また、刃物台27の図4中左右
方向の位置調節はハンドル16を回転させることにより
テーブルアーム12が移動し、これによりなされる。
【0020】この状態で、ヘッド3内のモータ(図示せ
ず)を作動させ、ビット38を回転させ被加工材を回転
させる。そして、刃物台27に刃物(図示せず)を当
て、さらに刃物を被加工材に当てることにより切削作業
が行なわれる。
【0021】なお、上述実施例においてはウッドレース
としての作用説明時に芯押部29をベース1に取付け
て、ビット38とビット35に被加工材を挟持するよう
にした場合について説明したが、必ずしも芯押部29を
取付ける必要はなく、例えばお盆の加工を施すような場
合に、ビット38に被加工材を取付けるようにしてもウ
ッドレースとして使用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したことによ
り、1つの装置で、ドリルプレスとウッドレースとの2
つの機能を持たせることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドリルプレスの側面図である。
【図2】本発明のドリルプレスの正面図である。
【図3】本発明のドリルプレスのベースを示す図であ
る。
【図4】本発明のドリルプレスをウッドレースとして使
用する際の状態を示す図である。
【図5】本発明のドリルプレスをウッドレースとして使
用する際に用いられる刃物台を示す図である。
【図6】本発明のドリルプレスをウッドレースとして使
用する際に用いられる芯押部を示す図である。
【符号の説明】
1…ベース 1a…芯押部挿入孔 2…コラム 3…ヘッド 12…テーブルアーム 13…テーブル 17…ピボットベース 20…キャップ 24…ホルダ(刃物ホルダ) 29…芯押部 M…本体部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 功一 東京都千代田区外神田3丁目15番1号 リ ョービ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、このベースに立設されたコラ
    ムと、このコラムの長手方向に沿って昇降可能に設けら
    れ、モータを有するヘッドとからなる本体部と、 前記ベースと前記ヘッドとの間に配設され、コラムの長
    手方向に沿って昇降可能に設けられたテーブルアームと
    を備えたドリルプレスであって、 前記本体部は前記ベースの一端に設けられたピボットベ
    ースを支点として揺動可能であり、前記テーブルアーム
    にはテーブルまたは刃物ホルダが選択的に着脱可能に設
    けられたことを特徴とするドリルプレス。
  2. 【請求項2】 前記ベースの他端に、芯押部を装着する
    ための芯押部挿入孔を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のドリルプレス。
  3. 【請求項3】 前記コラムの先端に、前記ピボットベー
    スを支点として揺動させることにより前記本体部を水平
    に配設したときに接地するキャップを設けたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のドリルプレス。
JP4388393A 1993-03-04 1993-03-04 ドリルプレス Pending JPH06254808A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4388393A JPH06254808A (ja) 1993-03-04 1993-03-04 ドリルプレス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4388393A JPH06254808A (ja) 1993-03-04 1993-03-04 ドリルプレス

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JPH06254808A true JPH06254808A (ja) 1994-09-13

Family

ID=12676113

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4388393A Pending JPH06254808A (ja) 1993-03-04 1993-03-04 ドリルプレス

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JP (1) JPH06254808A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103707367A (zh) * 2013-12-20 2014-04-09 宁波市镇海捷登应用技术研究所 一种木车床夹具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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