JP2009534204A - 動力工具 - Google Patents
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Abstract
本発明は、加工部品の表面から処理の深さにわたって該加工部品を処理するための作動部材を用いる、くり抜き機などの手持ち式動力工具に関する。動力工具は、使用時に加工部品と隣接して位置取りできる基部と、作動部材を保持するための締結アセンブリであって、作動軸の周りを回転可能であり、基部に対して作動軸方向に動くことができる締結アセンブリとを備えている。動力工具は、締結アセンブリが作動軸の周りを回転するよう作動するモータを含む一次動力駆動手段と、締結アセンブリが基部に対して作動軸方向に動くよう作動するモータを含む二次動力駆動手段とをさらに備えている。さらに動力工具は、少なくとも二次動力駆動手段の作動を制御するための電気制御手段であって、連結されたユーザ制御部を有する電気制御手段と、動力工具を操作する間にユーザが保持する少なくとも一つのハンドルとを備えている。少なくとも一つのハンドルを保持する間にユーザが二次動力駆動手段を操作できるように、ユーザ制御部は少なくとも一つのハンドル上にある。
Description
〔背景技術〕
〔本発明の分野〕
本発明は、加工部品の表面を処理するための作動部材を備えた手持ち式動力工具に関する。動力工具は、使用時に加工部品に隣接して配置可能な基部、および、軸の周りを回転可能な作動部材を有する型である。加工部品を処理するために、作動部材が基部に対して軸方向にも運動し得る。本発明に適応される動力工具の一形態は、くり抜き機である。便宜上、以後はこの形態の動力工具を参照して本発明を説明する。しかし、当然のことながら、本発明は上記応用に限定されるものではなく他の形態の動力工具に応用し得る。
〔本発明の分野〕
本発明は、加工部品の表面を処理するための作動部材を備えた手持ち式動力工具に関する。動力工具は、使用時に加工部品に隣接して配置可能な基部、および、軸の周りを回転可能な作動部材を有する型である。加工部品を処理するために、作動部材が基部に対して軸方向にも運動し得る。本発明に適応される動力工具の一形態は、くり抜き機である。便宜上、以後はこの形態の動力工具を参照して本発明を説明する。しかし、当然のことながら、本発明は上記応用に限定されるものではなく他の形態の動力工具に応用し得る。
〔背景技術の説明〕
本発明の背景についての下記の説明は、本発明の理解を助けることを目的とする。しかし、当然のことながら、本説明によって、言及された材料が本発明に先立って公開されたか、または、公知の技術の一部であったと承認もしくは認定するものではない。
本発明の背景についての下記の説明は、本発明の理解を助けることを目的とする。しかし、当然のことながら、本説明によって、言及された材料が本発明に先立って公開されたか、または、公知の技術の一部であったと承認もしくは認定するものではない。
プランジ型くり抜き機(plunge type routers)は、木製、プラスチック製または金属製の加工部品内部に切り込んで成形するのに使用される動力工具の一形態である。これらの型のくり抜き機は、出力軸を有する電動機を備えており、出力軸上に、加工部品の表面を処理するための切削工具が接続されている。電動機は、概してハウジングに内包されており、ハウジングは実質的にくり抜き機の全ての制御部と構成部材とを含む。ハウジングは、1つ以上の支柱上に運動可能に設置されている。支柱は、加工部品上方のハウジングを支持する基板から延伸する。くり抜き機のハウジングに接続された1つ以上のハンドルを用いて、加工部品の表面に亘ってくり抜き機を動かし得る。
ユーザはハンドルを把持することによってくり抜き機を操作し、加工部品の目的箇所の上に基板を設置し、ハウジング上の制御部を用いてモータの電源をオンにする。そして、支柱に沿ってハウジングと切削工具とを下げ、基板を越えて加工部品内に作動部材を突き刺す。プランジの深さを選択した深さまでに制限するために、通常は支柱上に止め具が備えられている。
装置の位置取り、突き刺しおよび制御を一回の動作で正しく行うために、そのようなくり抜き機の操作には高度な技術が必要とされる。この点に関して、加工部品の表面、必要とされるプランジの深さを正しく認識すること、切削工具の速度を落とすこと、および止め具の位置を正しくセットすることは、手動では決め難いことがある。さらに、ハウジングおよびハンドルの形態によっては、作業者が作動中に加工部品およびくり抜き機を上方から見た場合、モータハウジング部分によって切削工具が見えないことがあり得る。これによって、水平面に切削工具を導くことが困難になり、切削工具が間違った位置に突き刺さることになり得る。
したがって、相対的に容易に使用できる動力工具の提供が求められる。工具の操作中に工具のプランジ動作の制御をより簡単に行えるように設計された動力工具が好ましい。また、使用中に作動部材がよりよく見えるように改良された動力工具も好ましい。
〔本発明の概要〕
本発明の第一の形態によれば、加工部品の表面から処理の深さにわたって該加工部品を処理するための作動部材を用いる手持ち式動力工具であって、
使用時に上記加工部品と隣接して位置取りできる基部と;
上記作動部材を保持するための締結アセンブリであって、作動軸の周りを回転可能であり、かつ、上記基部に対して上記作動軸方向に動くことができる締結アセンブリと;
上記締結アセンブリが上記作動軸の周りを回転するよう作動するモータを含む、一次動力駆動手段と;
上記締結アセンブリが上記基部に対して上記作動軸方向に動くよう作動するモータを含む、二次動力駆動手段と;
少なくとも上記二次動力駆動手段の作動を制御するための電気制御手段であって、連結されたユーザ制御部を有する電気制御手段と;
上記動力工具を操作する間にユーザが保持する少なくとも一つのハンドルと、を有しており、
上記少なくとも一つのハンドルを保持する間にユーザが上記二次動力駆動手段を操作できるように、上記ユーザ制御部が上記少なくとも一つのハンドル上にあることを特徴とする手持ち式動力工具が提供される。
本発明の第一の形態によれば、加工部品の表面から処理の深さにわたって該加工部品を処理するための作動部材を用いる手持ち式動力工具であって、
使用時に上記加工部品と隣接して位置取りできる基部と;
上記作動部材を保持するための締結アセンブリであって、作動軸の周りを回転可能であり、かつ、上記基部に対して上記作動軸方向に動くことができる締結アセンブリと;
上記締結アセンブリが上記作動軸の周りを回転するよう作動するモータを含む、一次動力駆動手段と;
上記締結アセンブリが上記基部に対して上記作動軸方向に動くよう作動するモータを含む、二次動力駆動手段と;
少なくとも上記二次動力駆動手段の作動を制御するための電気制御手段であって、連結されたユーザ制御部を有する電気制御手段と;
上記動力工具を操作する間にユーザが保持する少なくとも一つのハンドルと、を有しており、
上記少なくとも一つのハンドルを保持する間にユーザが上記二次動力駆動手段を操作できるように、上記ユーザ制御部が上記少なくとも一つのハンドル上にあることを特徴とする手持ち式動力工具が提供される。
本発明に係る動力工具は、運動のために電気的に制御された(二次)動力駆動を含む。くり抜き機の場合は、加工部品を処理するための作動部材を加工部品の表面から処理の深さにわたって突き刺すものである。作動部材の変位を制御する電気制御手段は、工具の操作時に作業者が把持する工具のハンドル上に位置するユーザ制御部を有する。この配置によって、操作の際に、ユーザは工具に対してより接近し易く、より安全で、より簡易で、ある場合はより人間工学に基づく制御が可能となる。さらに、工具のハンドル上にある制御部の操作によって調節が可能であるため、工具の操作中に作動部材の作動を修正または調節するためにハンドルから手を離す必要がない。
少なくとも一つのハンドル上にあるユーザ制御手段は、動力工具の他の機能を制御するための制御手段をさらに備え得る。これら制御手段は、電気制御手段に連結されていてもよいし、されていなくてもよい。
ある実施形態において、電気制御手段は、一次動力駆動手段の作動を制御するために少なくとも一つのハンドル上にあるユーザ制御手段も備えている。動力工具の少なくとも一つのハンドル内に工具の電力機能を制御するスイッチまたは制御手段が設置され得る。より好ましくは、少なくとも一つのハンドルが動力工具の電力をロックするスイッチを備える。
ある実施形態において、少なくとも一つのハンドル上に、作動軸に沿った作動手段の動きを微調整するための少なくとも一つのユーザ制御部が備えられている。好ましくは、作動手段の動きの微調整を行うためのユーザ制御手段は、電気制御手段に接続されている。この点について、少なくとも一つのハンドルが制御部を備えており、この制御部によって電気制御手段を介して二次動力制御手段の低速度化または微調整が可能となる。この特定の制御は、動力工具のゼロ面深度較正を変更するのに有効である。
ある実施形態において、少なくとも一つのハンドル上のユーザ制御部は、電気制御手段の調節モードを選択するための手段と、当該モードにおけるパラメータを調節するための調節制御部とを備える。調節モードは、二次動力駆動手段、一次動力駆動手段、作動部材の回転または作動部材のプランジ速度のうちの少なくとも一つから選択されることが好ましい。
一次動力駆動手段は、一定の回転速度で作動部材を回転させる。ある実施形態において、回転速度は電気制御手段によって、好ましくは少なくとも一つのハンドル上にあるユーザ制御部を介して制御され得る。作動部材および加工部品の特性に適合するように回転速度が調節可能であることが、さらに好ましい。
本発明に係る動力工具の操作中に作業者が保持するのに用いるハンドルの配置の数はいくつであってもよい。本発明は、2つ以上のハンドルを含み、電気制御手段のための1つ以上のユーザ制御部を1つ以上のハンドル上に含む。
ある実施形態において、ハンドルは一次動力手段に隣接して設置されている。しかし、少なくとも一つのハンドルが動力工具の基部から延伸することがより好ましい。好ましくは、各ハンドルが動力工具の基部と一体化して形成されている。
当然のことながら、ハンドルが基部上に位置することにより、工具上の別の場所からハンドルが延伸する場合と比較して、ユーザにとって安定性がより高くなり、工具に対する制御がより利くようになる。例えば、ある形態において、基部上方に変位可能に取り付けられたハウジングであって、工具の操作の間に作動軸に沿って変位するハウジングにハンドルを接続することができる。このような工具を操作する場合、加工部品を処理するのに必要とされる他のパラメータに加えて、ユーザは、作動軸に沿ったハンドルの軸移動を補正または制御する必要がある。対照的に、ハンドルが基部に接続された場合、ハンドルが作動軸に対して固定されており、加工部品を処理するときに工具の安定性がより高く、制御がよりよく利くようになっている。
あらゆる数のハンドルが基部から延伸し得る。ある実施形態において、2つ以上のハンドルが基部から延伸する。好ましくは、各ハンドルが工具の基部の周囲から離れて設けられている。より好ましくは、工具が2つのハンドルを備える場合に、各ハンドルは基部の略逆側の位置から延伸する。
二次動力駆動が提供する電力供給されたプランジ形態は、多数の形態をとり得る。ある実施形態において、手持ち式動力工具は一次動力駆動手段のモータから延伸する出力軸を備える。出力軸は、出力軸の遠位端に位置する締結アセンブリとともに、作動軸と同軸上に延伸する。そのような形態において、二次動力駆動手段の作動によって、一次動力駆動手段および締結アセンブリが基部に対して動くように、二次動力駆動手段が一次動力駆動手段と作動連結している。この連結は多数の形態をとり得る。
ある実施形態において、二次動力駆動手段は、ねじ伝動、および二次動力駆動のモータとねじ伝動との間の変速式連結部を備える。この変速式連結部は、好ましくは、二次動力駆動手段のモータの出力軸上に位置する駆動部材と、ねじ伝動に連結されている被駆動部材とを備えている。ねじ伝動は、概して、基部に対して定位置に固定されたねじ式軸を有している。被駆動部材は、被駆動部材の軸周りの回転によって被駆動部材に軸に沿った動きが生じるように、軸上に被駆動部材が位置するためのねじ孔を有している。
本発明のある実施形態において、動力工具は、一次動力駆動手段および二次動力駆動手段を内蔵するハウジングをさらに備えており、ハウジングは基部に対して作動軸方向に動き得る。そのような実施形態において、被駆動部材が軸に沿って動くことによって、一次駆動手段および締結アセンブリが基部に対して動く結果となる。この点において、動力工具は、被駆動部材が一次動力駆動手段と係合できるように構成されており、基部に対してそれとともに動く。被駆動部材は一次駆動手段に直接的または間接的に係合してもよい。
他の実施形態において、手持ち式動力工具は、一次動力駆動手段の上記モータから延伸し、かつ作動軸と平行に延伸する出力軸を備えている。駆動軸アセンブリは、一次動力駆動手段のモータにおける出力軸と平行に延伸し、かつ一次動力駆動手段を作動部材に作動結合させる。二次動力駆動手段とともに基部に対して締結アセンブリを動かすために、作動軸の方向に駆動軸アセンブリを調節でき、二次動力駆動手段は、二次動力駆動手段の作動によって駆動軸アセンブリが調節されるよう、駆動軸アセンブリに作動連結されている。
本発明のある実施形態において、駆動軸アセンブリは、駆動軸アセンブリを調節するために、作動軸の周りを回転し、かつ作動軸方向に互いに相対的に動く少なくとも2つの部材を備える。本実施形態において、駆動軸アセンブリは、被駆動部材と駆動係合する駆動部材と、その内部で駆動部材が回転するスリーブとを備えている。スリーブは、二次動力駆動手段の作動によってスリーブおよび被駆動部材が作動軸方向に動くように、二次動力駆動手段に接続されている。この点に関して、被駆動部材は、基部に対して締結アセンブリを動かすために二次動力駆動手段の作動によって駆動部材に対して被駆動部材が変位するように、締結アセンブリおよび二次動力駆動手段に作動連結されている。二次動力駆動手段の上記モータは、好ましくはねじ出力軸を駆動させ、ねじ孔を有する駆動部材がねじ出力軸上に設置されており、被駆動部材は、出力軸の回転によって被駆動部材がねじ式軸に沿って動くように、かつ駆動部材と締結部材とを備えるスリーブが基部に対して動くように、スリーブに連結されている。より好ましくは、一次動力駆動手段のモータからの出力軸は、出力軸の回転によって駆動部材が回転するように、駆動軸アセンブリの駆動部材と駆動係合している。
ある形態において、二次動力駆動は、処理の深さにわたる締結アセンブリの運動特性を制御する。運動特性は、プランジ速度および/またはプランジ力を含む。運動特性は、電気制御手段、変速機またはその両方によって制御可能なものであってもよい。プランジ力もまた、電気制御手段、変速機またはその両方によって制御可能なものであってもよい。変速機は、各運動特性設定をもたらすよう作動する複数のギアを備えていてもよい。変速機は、ギアおよびその各運動特性設定のうちの一つを機械的に選択するための手段を備えていてもよい。加えて、または、代わりに、動力工具は、ギアおよびその各運動特性設定のうちの一つを電気的に選択するための手段をさらに備えていてもよい。ギアのうちの一つを選択するための手段は、電動式ギア選択構造を含んでいてもよい。
手持ち式動力工具の好ましい形態はくり抜き機であって、作動部材の好ましい形態はくり抜き機用ビットである。
本発明の別の態様によれば、手持ち式動力工具に用いるためのマイクロコントローラが提供され、手持ち式動力工具は、加工部品の表面から処理の深さにわたって該加工部品を処理するための作動部材とともに用いられるものである。動力工具は、使用時に加工部品と隣接して配置可能な基部と;作動部材を保持するための締結アセンブリであって、作動軸の周りを回転可能であり、かつ、基部に対して作動軸方向に動くことができる締結アセンブリと;締結アセンブリが作動軸の周りを回転するよう作動するモータを含む、一次駆動手段と;締結アセンブリが基部に対して作動軸方向に動くよう作動するモータを含む、二次動力駆動手段と;動力工具を操作する間にユーザが保持する少なくとも一つのハンドルと;少なくとも一つのハンドルを保持する間にユーザが二次動力駆動手段を操作できるように少なくとも一つのハンドル上にあるユーザ制御部と、を備えている。マイクロコントローラは、処理ユニットと、制御論理(control logic)を保存するための関連記憶装置とを備えており、制御論理により、マイクロプロセッサがユーザ制御部からの制御入力を受信し、かつ制御入力に従って二次動力駆動手段の作動を制御する。
好ましくは、制御論理はさらに、マイクロプロセッサが制御入力に従って一次動力駆動手段の作動を制御するように、作動する。
一次動力駆動手段は、一定の回転速度で作動部材を回転させる。好ましくは、制御論理はさらに、マイクロプロセッサが制御入力に従って回転速度を制御するように、作動する。
制御入力は、調節モードについてのユーザの選択およびこのモードにおけるパラメータについてのユーザの選択を表示するものである。この場合、制御論理はさらに、マイクロプロセッサが二次動力駆動手段、一次動力駆動手段、作動部材の回転、または調節モードおよびパラメータについてのユーザの選択に応じた作動部材のプランジ速度のうちの少なくとも一つの作動を制御するように、作動してもよい。
制御論理はさらに、マイクロプロセッサが作動部材および加工部品の特性に適合するように回転速度を調節するように、作用してもよい。
二次動力駆動は、一定のプランジ速度で処理の深さにわたって締結アセンブリを動かしてもよい。この場合、制御論理はさらに、マイクロプロセッサが制御入力に従ってプランジ速度を制御するように、作動してもよい。
制御論理はさらに、マイクロプロセッサが作動部材および加工部品の特性に適合するようにプランジ速度を調節するように、作動してもよい。
二次動力駆動は、各プランジ速度設定をもたらすよう作動する複数のギアを有する変速機を備えており、動力工具は、ギアおよびその各プランジ速度設定のうちの一つを電気的に選択するための手段を備えている。この場合、制御入力は、マイクロプロセッサがギアの電気的選択を制御するように、作動する。
〔図面の簡単な説明〕
便宜上、本発明の2つの好ましい実施形態を示した添付の図面を参照して、本発明を下記に詳述する。図面の特殊な点、およびそれに関する詳細な説明は、前述の本発明の広範な説明についての概論より優先するものではないことを理解されたい。
便宜上、本発明の2つの好ましい実施形態を示した添付の図面を参照して、本発明を下記に詳述する。図面の特殊な点、およびそれに関する詳細な説明は、前述の本発明の広範な説明についての概論より優先するものではないことを理解されたい。
図1は、本発明に係る動力工具の第一の好ましい実施形態を示す斜視図である。
図2は、図1に示した動力工具の更なる斜視図であって、一次動力駆動手段、二次動力駆動手段、駆動軸アセンブリ、締結アセンブリおよび作動部材の位置を示すために、ハウジング部分を取り除いて示す。
図3は、図1に示した動力工具の正面図であって、動力工具の各ハンドルの切断側面図も示す。
図3aは、図3に示したくり抜き機の左手把持部を示す左側側面図である。
図3bは、図3に示したくり抜き機の右手把持部を示す右側側面図である。
図4は、図3に示した動力工具の各部材間の接続を示すブロック図である。
図5は、本発明に係る動力工具の第二の好ましい実施形態を示す正面図である。
図5aは、図5に示したくり抜き機の左手把持部を示す左側側面図である。
図6は、図5に示した動力工具の各部材間の接続を示すブロック図である。
図7は、図3および図5に示した動力工具の制御回路の一部を形成するプリント回路基板を示す概略図である。
図8は、図1に示した動力工具の二次動力駆動手段の代替的実施形態を示す正面図であって、二次動力駆動手段に接続されたハウジング部分および二段階変速機配列を示す。
図9は、図8に示した二次動力駆動手段の側断面図であり、二段階変速機を含む二次動力駆動手段の構成部材を示す。
図10は、図8に示した二次動力駆動手段の構成部材を示す側面図である。
図2は、図1に示した動力工具の更なる斜視図であって、一次動力駆動手段、二次動力駆動手段、駆動軸アセンブリ、締結アセンブリおよび作動部材の位置を示すために、ハウジング部分を取り除いて示す。
図3は、図1に示した動力工具の正面図であって、動力工具の各ハンドルの切断側面図も示す。
図3aは、図3に示したくり抜き機の左手把持部を示す左側側面図である。
図3bは、図3に示したくり抜き機の右手把持部を示す右側側面図である。
図4は、図3に示した動力工具の各部材間の接続を示すブロック図である。
図5は、本発明に係る動力工具の第二の好ましい実施形態を示す正面図である。
図5aは、図5に示したくり抜き機の左手把持部を示す左側側面図である。
図6は、図5に示した動力工具の各部材間の接続を示すブロック図である。
図7は、図3および図5に示した動力工具の制御回路の一部を形成するプリント回路基板を示す概略図である。
図8は、図1に示した動力工具の二次動力駆動手段の代替的実施形態を示す正面図であって、二次動力駆動手段に接続されたハウジング部分および二段階変速機配列を示す。
図9は、図8に示した二次動力駆動手段の側断面図であり、二段階変速機を含む二次動力駆動手段の構成部材を示す。
図10は、図8に示した二次動力駆動手段の構成部材を示す側面図である。
〔詳細な説明〕
図1には、本発明に係る動力工具の好ましい一形態が組み込まれている手持ち式くり抜き機1が示されている。くり抜き機1は、通常円形である基部2を備えており、この基部は、使用時に、1対のハンドル3、4を用いて木材板(不図示)などの加工中の部材に隣接して配置し得るものである。各ハンドル3、4は、台形型の延長部材3A、4A、および延長部材の遠位端に接続された通常長方形である把持部3B、4Bを有する。各延長部材3A、4Aは、基部2の円周の逆側から外側に向かって、基部2に対して上向きの角度で延伸する。接続している把持部3B、4Bの長さは、各延長部材3A、4Aの長さと垂直に延伸し、それによって、図1に示すように、くり抜き機1が通常の作動位置で使用されるときに垂直方向指向のグリップ部が提供される。各把持部3B、4Bは後に明細書中で詳述する制御部一式40、42、44、46を有する。
図1には、本発明に係る動力工具の好ましい一形態が組み込まれている手持ち式くり抜き機1が示されている。くり抜き機1は、通常円形である基部2を備えており、この基部は、使用時に、1対のハンドル3、4を用いて木材板(不図示)などの加工中の部材に隣接して配置し得るものである。各ハンドル3、4は、台形型の延長部材3A、4A、および延長部材の遠位端に接続された通常長方形である把持部3B、4Bを有する。各延長部材3A、4Aは、基部2の円周の逆側から外側に向かって、基部2に対して上向きの角度で延伸する。接続している把持部3B、4Bの長さは、各延長部材3A、4Aの長さと垂直に延伸し、それによって、図1に示すように、くり抜き機1が通常の作動位置で使用されるときに垂直方向指向のグリップ部が提供される。各把持部3B、4Bは後に明細書中で詳述する制御部一式40、42、44、46を有する。
1対の円筒支柱34、35は基部2の上面から、基部2の対辺から延伸しており、ハンドル3、4が基部2から延伸する位置に隣接している。ハウジング配列5は、円筒支柱34、35上で支持されており、基部2上方にある。ハウジング5は、くり抜き機1の作動部材を内蔵しており、(少なくとも図示された実施形態においては)基部2に対して円筒支柱34、35の近くで動き得る。しかし、当然のことながら、他の実施形態において、くり抜き機1は基部2に対して固定されたハウジング5が組み込まれた構成となり得ることは十分に理解されるべきである。円筒電力管10(power conduit)がハウジング5の上角から延伸する。承知のとおり、電力管10の全長は図示されておらず、通常はその自由端において電源プラグによって終結するコードの長さ分延伸する。
加工部品の表面を処理するための作動部材またはくり抜き機用ビット7が、ハウジング5と基部2との間の空間の位置に示されている。くり抜き機用ビット7は締結部分(不図示)を含んでおり、締結部分は締結アセンブリに、またはより具体的にはコレット8内部に締結され、かつ、それらによって保持されている。コレット8はハウジング5の基部から外に延伸する。スピンドル固定ボタン9の操作によって、くり抜き機用ビット7をコレット8内部に固定できるとともにコレット8から取りはずすことができる。スピンドル固定ボタン9はコレット8の内部ロック手段(不図示)に接続されている。作動の際に、一次動力駆動手段(図2における16)の稼動によってコレット8およびくり抜き機用ビット7が作動軸X−Xの周りを回転し、二次動力駆動手段(図2における27)の稼動によってそれらが作動軸X−Xの方向に動き得る。一次動力駆動手段16および二次動力駆動手段27はハウジング5にそれぞれ内蔵されている。
図2に最もよく示され、図3に概略が示された一次動力駆動手段16は、回転部(不図示)および固定子18を有する電動機を備えている。一次動力駆動手段16の出力軸(不図示)が回転部から延伸する。くり抜き機用ビット7を保持するために、出力軸の自由端にコレット8が位置している。回転部の回転によって出力軸が回転し、それによってくり抜き機用ビット7が作動軸X−Xの周りを回転する。承知のとおり、一次動力駆動手段16の速度を制御することによって、コレット8およびくり抜き機用ビット7の回転速度を制御できる。これは本明細書の後のほうで詳述するように、電力制御手段60(図4)、および、ハンドル3、4にあるユーザ制御部40、42、44、46の使用を介して達成される。
図2および図8から図10に示したとおり、二次動力駆動手段27の稼動によって、ハウジング5が基部2に対して変位し得る。図示された二次動力駆動手段27はハウジング28およびモータ26を有している。モータ26には出力軸29が設けられており、出力軸29の上にはギア式駆動輪36が設置されている。ハウジング5、一次動力駆動手段16、および接続されたコレット8は、被駆動スプロケット30の周りに取り付けられている。被駆動スプロケット30は、円筒支柱35の一つから延伸したねじ式軸37上に取り付けられている。被駆動スプロケット30はねじ孔70を有しており、それによって軸37の長さに沿って被駆動スプロケット30が動くことができ、それに応じてハウジング5およびその接続部材が動き得る。被駆動スプロケット30はギア式周囲部(geared perimeter)を有しており、ギア式周囲部はギア式駆動輪36の連結ギア式周囲部と一体化している。作動時に、ギア式駆動輪36が被駆動部材30と駆動しながら係合するため、ギア式駆動輪36の回転によって被駆動部材30がねじ式軸37に対して変位する。
二次動力駆動手段27のモータ26によって、その出力軸29の回転が正確に制御されることが好ましい。各回転の段階を測定するためにセンサ(不図示)が備えられていてもよい。回転あたり200増分の解像(resolution)が適している可能性がある。
図8から10に図示された二次動力駆動手段27の実施形態は、モータ26とギア式駆動輪36との間に設置された二段階変速機71を含む。本配置において、モータ26の出力軸29は二段階変速機27を介してギア式駆動輪36に間接的に連結されている。出力軸29は変速機71のための入力軸72に取り付けられている。変速機71は第一比歯車(first ratio gear)73を有しており、第一比歯車73は、選択されたときにモータ出力軸29の回転および変速機入力軸72の回転を変速機71の出力軸75の回転に伝えることができる。変速機出力軸75の回転によって駆動輪36の回転が生じるように駆動輪36に変速機出力軸75が取り付けられている。上述のとおり、駆動輪36の回転によって被駆動部材30の回転が起こり、被駆動部材30がねじ式軸37に対して変位する。第一比歯車73は、変速機出力軸75、駆動輪36および被駆動部材30の回転速度を相対的に遅くさせるように構成されている。したがって、モータ出力軸29の所定の回転速度のために、第一比歯車73は、被駆動部材30の動きをねじ式軸37に対して相対的に低速度とする。モータ出力軸29の所定の回転速度のために、被駆動部材30の動きをねじ式軸37に対して相対的に低速度とすることによって、コレット108および接続されたくり抜き機用ビット107のプランジ速度をより正確に制御することが求められるときに、第一比歯車73が選択に適している。例えば、くり抜き機用ビット107を相対的に壊れ易い加工部品の中に突き刺すときに、プランジ速度をより正確に制御できることが好ましい。当然のことながら、変速機出力軸75内の相対的により大きいトルク量に適合するようにも第一比歯車73は作動し得る。より大きいトルク量によって、コレット108および接続されたくり抜き機用ビット107に与えられるプランジ力がより強くなる。
同様に、変速機71は第二比歯車74を有する。第二比歯車74は、選択されたときに、モータ出力軸29の回転を変速機出力軸75および駆動輪36のより速い回転速度に伝えるように構成されている。続いて、被駆動部材30のより速い回転速度が生じる。次いで、より速く回転している被駆動部材30は、相対的に速い速度でねじ式軸37に対して変位する。したがって、第一比歯車73と比較すると、モータ出力軸29の所定の回転速度のために、第二比歯車74は、被駆動部材30の動きをねじ式軸37に対して相対的に高速度とする。モータ出力軸29の所定の回転速度のために、被駆動部材30の動きをねじ式軸37に対して相対的により高速度とすることによって、コレット108および接続されたくり抜き機用ビット107のプランジ速度をより正確に制御する必要がなく、代わりにより速いプランジ速度が要求されるときに、第二比歯車74を選択するのが適している。例えば、比較的に加工が進んでいる加工部品にくり抜き機用ビット107を突き刺すとき、ユーザがくり抜き機1の使用についてより経験を積んでいるとき、またはその他の理由のときには、プランジ速度がより正確に制御できることは適当または必要ではなく、より速いプランジ速度がより適当または有益である。当然のことながら、第二比歯車は、第一比歯車73と比較して変速機出力軸75において相対的に小さいトルク量を与えるようにも作動し得る。この大きいトルク量によって、コレット108および接続されたくり抜き機用ビット107に適用されるプランジ力も増大する。
図10に示したとおり、二段階変速機71はギア選択レバー76を備える。ギア選択レバー76は、二次動力駆動手段27におけるハウジング28内にある開口部77を介して接触可能である。レバー76は変速機71に取り付けられており、手動で操作されたときに、必要に応じて第一比歯車73か第二比歯車74かのいずれかを機械的に選択するように構成されている。しかし、当然のことながら、くり抜き機1は、第一比歯車73か第二比歯車74かのいずれかを選択するための電気制御手段を内蔵していてもよく、この電気制御手段は、くり抜き機1用の他の電気制御手段に内蔵されていてもよい。第一比歯車73または第二比歯車74を選択するための手段は、伝動のギア選択機構(不図示)を備えていてもよい。また、図8から10に示された変速機71の実施形態は2つの比歯車73、74のみを有するが、当然のことながら、例えば3つ、4つまたはそれ以上のあらゆる数の適した歯車が使用されてもよい。
二次動力駆動手段27の作動によって、ねじ式駆動軸37に対して被駆動部材30の運動が生じる。それによって、図1および2に示したとおり、くり抜き機用ビット7が基部2上方の位置から基部2の下方の位置へと変位する。さらに、一次動力駆動手段16の位置がハウジング5に対して固定されているため、二次動力駆動手段27の作動によって、基部2に対して作動軸X−Xの方向に、ハウジング5が対応して動くことになる。
図1から3を参照すると、くり抜き機1におけるハウジング5とハンドル3、4との上にあるユーザ制御部40、42、44、46の位置が示されている。図4に示したとおり、各ユーザ制御部40、42、44、46は電気制御部60に接続されており、続いて、本線電源62、一次動力駆動手段16および二次駆動手段27に接続されており、これらユーザ制御部40、42、44、46を操作することによって本線電源62、一次動力駆動手段16および二次駆動手段27を作動させる。
左側把持部3Bは、把持部3Bの遠位端または自由端に近いところに位置する回転スイッチ40を備える。この配置によって、ユーザの左手の親指または左手の一本の指を用いてユーザがスイッチ40を作動させ得る。回転スイッチ40は、電気制御部60における1つの制御設定を作動させるために上方に動かされ、かつ、電気制御部60における第二の制御設定を作動させるために下方に動かされるように設計されている。本実施形態において、回転スイッチ40は電気制御部60を介して第二動力駆動手段を作動させる。したがって、回転スイッチ40を上方に動かすことによって、第二動力駆動手段27を作動させ、コレット8およびくり抜き機用ビット7をX−X軸の方向に沿って上方向に変位させる。さらに、X−X軸方向に沿って下方向に回転スイッチ40を動かすことによって、第二動力駆動手段27が作動し、コレット8およびくり抜き機用ビット7が上方向に変位する。
図3aに示したとおり、左側把持部3Bはローラースイッチ42をも有し得る。ローラースイッチ42はユーザの左手の人差し指または中指によって動かされ得る。本実施形態において、ローラースイッチ42はあらかじめ選択された深さの幅の範囲内でくり抜き機用ビット7のプランジの深さを制御する。ローラースイッチ42は回転スイッチ40と併用され、一般的には70mmであるくり抜き機の深さ範囲内のあらゆる深さでくり抜き機用ビット7を下げる。
図3bに最もよく示されているように、右側把持部4Bは一次動力駆動手段16に電力を供給するための電力トリガー44(power trigger)を有する。電力トリガー44を押すことによって制御部60が作動し、一次動力駆動に電力が供給される。それによってモータに電力が供給され、コレット8およびくり抜き機用ビット7が回転する。電力トリガー44はユーザの右手の人差し指および/または中指によって作動させるのが好ましい。ある形態において、どの程度トリガー44を押し下げるかによって、電力トリガー44は一次動力駆動手段16に異なるレベルの電力を供給でき、その結果コレット8およびくり抜き機用ビット7の回転速度を制御する。
右側把持部4Bは電力ロックボタン46も備える。電力ロックボタン46が押し下げされると、電力ロックボタン46は一次動力駆動手段16に電力を供給している状態でロックする。そのあと、電力ロックボタン46を解除する電力トリガー44を押すことによって、または、もちろん、源(電源62、ソケットまたは同様のもの)の電力を落とすことによって、一次動力駆動手段16への電力はロックが解除のみされるか、または停止のみさせられる。一般的に、ユーザが長時間くり抜き機用ビット7の回転に電力を供給するように操作したい場合、および/または、電力トリガー44を押し続けるのに指が疲れてきた場合に、ユーザは電力ロックボタン46を使用する。ボタン46は、ユーザの右手の1本指か、または親指で作動させることができる。
図3を参照すると、ハウジング5は、ハウジング5の前面パネル(front facia)上に多数の制御部48、49を備える。
ハウジング5の前面の右上角に配置されているのは深さダイアル(depth dial)48である。深さダイアル48は、予め選択された深さの範囲内でくり抜き機用ビット7のプランジ深さを制御する。図示された実施形態については、深さの範囲は70mmである。深さダイアル48は0.5、1、2、3、4、5、6、8、10、15、20、25mmの増分設定を有する。上記深さの範囲内におけるあらゆる深さにくり抜き機用ビット7を下げるために、深さダイアル48と回転スイッチ40とを併用できる。
例えば、深さダイアルが10mmまたは15mmなどの高設定に設定されたとき、くり抜き機用ビット7はあらかじめ設定された深さの範囲内において10mmの幅で動かすことができる。他の極端な例として、深さダイアル48を1mmまたは0.5mmなどの低設定に設定することができる。したがって、選択された深さの範囲で非常に小さな幅だけ動かすことができる。さらに、選択された実施形態において、この設定にしたとき、回転スイッチ40によって作動するX−X軸に沿ったくり抜き機用ビット7の動きは、比較的小さい。
正確なゼロ面深度較正を行うときに、小さい深さダイアル48設定は有益である。この点について、くり抜き機用ビット7の上面が作業面に近づくまで左側ハンドル3上の回転スイッチ40を用いてくり抜き機用ビット7を下げることによって、調節を行うことができる。深さダイアル48を1mmまたは0.5mmの位置に設定し、それからくり抜き機用ビット7のゼロ面設定を正確に調節するために回転スイッチ40を用いることによって、調節を行うことができる。
引き続いて図3を参照すると、ハウジング5は、ハウジング5の前面パネル中央部に速度制御ダイアル49を有する。速度制御ダイアル49は、一次動力駆動手段16の速度を特定の設定または速度の範囲に設定する。図示された実施形態において、速度制御ダイアル49は一次動力駆動手段16の速度を10,000rpmから20,000rpmの間に調節する。したがって、トリガースイッチ44が押されたときに、速度制御ダイアル49の設定によって定められた設定速度範囲で、またはその範囲内で、くり抜き機用ビット7が回転する。
図4は、くり抜き機1の主要部材、およびこれら主要部材とプリント制御基板(PCB)60上に取り付けられたマイクロコントローラの形状の電気制御部との接続を示すブロック図である。一次駆動手段16、二次駆動手段27、本線電源62、深さダイアル48、速度制御ダイアル49、回転スイッチ40、ローラースイッチ42、電力トリガー44および電力ロックボタン46の各が、マイクロコントローラ60に接続されている。深さダイアル48、速度制御ダイアル49、回転スイッチ40、ローラースイッチ42、電力トリガー44および電力ロックボタン46のうちの一つ以上の作動によって、マイクロコントローラ60が起動し、続いて駆動手段16、二次駆動手段27、または本線電源62のいずれか一つにおいて適切な反応または作動が起こる。例えば、電力トリガー44が作動するときに、一次駆動手段16のモータを適切に始動することによってマイクロコントローラ60がこの作動に反応する。
くり抜き機1のハンドル3、4内に回転スイッチ40、ローラースイッチ42、電力トリガー44および電力ロックボタン46などの制御スイッチを備えるために、くり抜き機1にわたってハンドル3、4の各からハウジング5まで導線の明確な経路を作る必要がある。この点に関して、くり抜き機のほとんどの従来構成は、これらスイッチが接続され、かつ制御する部材と近接した位置にスイッチを保つため、ハウジング内に制御スイッチを備えていた。構成部材を近接させることで、スイッチと構成部材とのワイヤ接続が簡素化されもするが、そのような制御部へのアクセスが制限され、使いづらいことがあり得る。それに対して、図示された実施形態の制御スイッチ40、42、44、46は、くり抜き機1のハンドル3、4上という、はるかにアクセスし易い位置に配置されている。図4に概略的に示したとおり、本発明に係る図示された実施形態において、構成部材と制御部とスイッチとの間を接続させるために、支柱34を介して、かつ基部2および延長部材3A、4Aを介して、ハウジング5とハンドル3、4との間に特定の経路または導線を備える必要がある。
図5および6は、本発明の他の実施形態を内蔵するくり抜き機50を示す。くり抜き機50は前述のくり抜き機1と実質的にすべて同じ部材を備えているが、ハンドル103上に設置された制御手段152、およびハウジング105上のディスプレイ155、156の構成の点で異なる。この類似性のため、各同様の部材は同じ部材の番号に100を加えたものを付しており、くり抜き機1のこれら同様の部材に関する説明は、図5および6においてくり抜き機50に関して開示された部材にも同様に適用できることは理解されるきである。
図5aに示したとおり、くり抜き機50における左側把持部103Bは、ユーザの左手親指によって作動することができる上部モードスイッチ152を備える。調節モードを選択するのにモードスイッチ152を使用する。調節モードにおいて、1つ以上のパラメータを調節するために回転スイッチ140を用いる。図示されたくり抜き機50において、モードスイッチ152は図6におけるPCB160上に取り付けられたマイクロコントローラに接続されている。PCB160は一次動力駆動手段116、二次動力駆動手段127ならびにコレット108およびくり抜き機用ビット107の回転速度の各機能を制御し、コレット108および接続されたくり抜き機用ビット107のプランジ速度を制御する。図6を参照すると、モードスイッチ152の作動によって、マイクロコントローラ160が、例えば一次駆動手段116が加速するなどの特定のモードに設定されることもある。このモードはハウジング5上に配置されたLEDアレイ上に表示され、LCDディスプイスクリーン155上に表示される。スクリーン155上のグラフは、その特定のモードのパラメータを示すように変化する。それから、スクリーン155上に示されたパラメータを調節するために回転スイッチ140を使用し得る。二次動力駆動手段127(プランジ速度、深さ、ゼロ深さ較正など)を制御するために同様の調節が行われ得る。
メートル法/英国系単位換算(metric/imperial conversion)、言語または較正機能などのくり抜き機50の他の電気機能にアクセスするためのある実施形態において、ディスプレイスクリーン155および制御スイッチまたはボタン140、144、146、152が使用され得る。
当然のことながら、基部2、102に対してくり抜き機用ビット7、107を変位させるために、上述のくり抜き機1および50は、把持制御スイッチ40、140から制御される二次動力駆動手段27、127を利用する。これら特徴の併用によって、くり抜き機用ビット7、107をより簡単に目的の深さまで突き刺すことができ、操作者は既存のプランジくり抜き機よりもより正確に突き刺すことができる。当然のことながら、ハンドル3、4、103、104が基部2に接続されている本発明に係る実施形態によって、くり抜き機用ビット107がよく見えるようにもなる。本構成によって、ユーザはハウジング5に近接する、より上方の位置ではなく、基部2、102においてくり抜き機1、50を把持することができるからである。ハウジング5に近接する、より上方の位置の場合、くり抜き機についてのある構成においては、操作者のくり抜き機7、107への視野方向が部分的に遮られる。
図7は、図4および図6にそれぞれ示されたPCB60およびPCB160に取り付けられたマイクロコントローラ200の概略図である。マイクロコントローラ200は中央演算処理装置(CPU)201、非揮発性メモリ装置202、揮発性メモリ装置203、入力/出力(I/O)制御ユニット203およびクロックユニット204を有する。非揮発性メモリ装置202は、制御論理を保存してマイクロコントローラが本明細書に記載された機能を実行できるようにするものである。揮発性メモリ装置203は、データならびにCPUへ入力しCPUから出力される制御信号を一時的に保存するためのものである。
他の実施形態において、例えば特定用途向け集積回路(ASICs)などのハードウェアコンポーネントを用いたハードウェアにおいて本発明が主に実施されてもよい。当業者にとっては、本明細書に説明する機能を行うのに必要なハードウェアコンポーネントの実施は明白であろう。
他の実施形態においても、ハードウェアとソフトウェアの両方を併用して本発明を実施してもよい。
当業者であれば、本明細書に説明された発明に対して、具体的に説明されたものの他に様々な変形や修正が可能であることがわかるだろう。本発明は、本発明の本質および範囲内にあるそのような全ての変形および修正を含むことを理解されたい。
本発明を基礎として、または本発明に基づく優先権を主張して、オーストラリアまたは外国においてさらなる出願がなされる可能性がある。下記の添付の特許請求の範囲は例によってのみ提示され、そのようなさらなる出願において請求する範囲を限定する意図のものではないことを理解されたい。本発明をさらに定義するか、または定義しなおすために、後に、現行の請求項に特徴を付け加えてもよいし、または、特徴を削除してもよい。
Claims (40)
- 加工部品の表面から処理の深さにわたって該加工部品を処理するための作動部材を用いる、手持ち式動力工具であって、
使用時に上記加工部品と隣接して位置取りできる基部と;
上記作動部材を保持するための締結アセンブリであって、作動軸の周りを回転可能であり、かつ、上記基部に対して上記作動軸方向に動くことができる締結アセンブリと;
上記締結アセンブリが上記作動軸の周りを回転するよう作動するモータを含む、一次動力駆動手段と;
上記締結アセンブリが上記基部に対して上記作動軸方向に動くよう作動するモータを含む、二次動力駆動手段と;
少なくとも上記二次動力駆動手段の作動を制御するための電気制御手段であって、連結されたユーザ制御部を有する電気制御手段と;
上記動力工具を操作する間にユーザが保持する少なくとも一つのハンドルと、を備えており、
上記少なくとも一つのハンドルを保持する間にユーザが上記二次動力駆動手段を操作できるように、上記ユーザ制御部は上記少なくとも一つのハンドル上にあることを特徴とする手持ち式動力工具。 - 上記電気制御手段が一次動力駆動手段の作動も制御し、上記連結されたユーザ制御部が上記少なくとも一つのハンドル上に位置することを特徴とする請求項1に記載の手持ち式動力工具。
- 上記一次動力駆動手段が一定の回転速度で上記作動軸を回転させ、該回転速度は、上記少なくとも一つのハンドル上にあるユーザ制御部によって制御されていることを特徴とする請求項1または2に記載の手持ち式動力工具。
- 上記少なくとも一つのハンドル上にある上記ユーザ制御部は、上記二次動力手段の速度微調整または低速度制御をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 上記少なくとも一つのハンドル上にある上記ユーザ制御部は、上記電気制御手段の調節モードを選択するための手段と、当該モードにおけるパラメータを調節するための調節制御部とを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 上記調節モードが、上記二次動力駆動手段、一次動力駆動手段、上記作動部材の回転、または上記作動部材のプランジ速度のうちの少なくとも一つから選択されることを特徴とする請求項5に記載の手持ち式動力工具。
- 二つ以上のハンドルと、一つ以上の上記ハンドル上に位置する上記電気制御手段のための一つ以上の上記ユーザ制御部とを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 上記少なくとも一つのハンドルが上記動力工具の上記基部から延伸することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 上記少なくとも一つのハンドルが、上記動力工具の上記基部と一体化して形成されていることを特徴とする請求項8に記載の手持ち式動力工具。
- 二つ以上のハンドルを備えており、上記ハンドルは上記動力工具における上記基部の周囲から離れて設けられていることを特徴とする請求項8または9に記載の手持ち式動力工具。
- 一対のハンドルを備えており、各ハンドルが上記基部の略逆側の位置から延伸していることを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 上記二次動力駆動手段の作動によって、上記一次動力駆動手段および上記締結アセンブリが上記基部に対して動くように、上記二次動力駆動手段が上記一次動力駆動手段と作動連結していることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 上記二次動力駆動手段は、ねじ伝動、および上記二次動力駆動の上記モータと該ねじ伝動との間の変速式連結部を備えることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 上記変速式連結部は、上記二次動力駆動手段の上記モータの出力軸上に位置する駆動部材と、上記ねじ伝動に連結されている被駆動部材とを備えており、
上記ねじ伝動は、上記基部に対して定位置に固定されたねじ式軸を有しており、
上記被駆動部材は、上記被駆動部材の上記軸周りの回転によって上記被駆動部材に上記軸に沿った動きが生じるように、上記軸上に上記被駆動部材が位置するためのねじ孔を備えることを特徴とする請求項13に記載の手持ち式動力工具。 - 上記被駆動部材の上記軸に沿った動きによって、上記一次駆動手段および上記締結アセンブリが上記基部に対する動きが生じることを特徴とする請求項14に記載の手持ち式動力工具。
- 上記被駆動部材が上記一次駆動手段と係合することを特徴とする請求項15に記載の手持ち式動力工具。
- 上記一次動力駆動手段および上記二次動力駆動手段を内蔵するハウジングをさらに備えており、
該ハウジングは、上記基部に対して上記作動軸の方向に動き得ることを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。 - 上記一次動力駆動手段の上記モータから延伸し、かつ作動軸と平行に延伸する出力軸と、上記一次動力駆動手段の上記モータにおける該出力軸と平行に延伸する駆動軸アセンブリとを備えており、
上記駆動軸アセンブリは、上記一次動力駆動手段を上記作動軸に作動結合させ、
上記二次動力駆動手段は、上記二次動力駆動手段の作動によって上記駆動軸アセンブリが調節されるように、上記駆動軸アセンブリに作動連結されていることを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。 - 上記駆動軸アセンブリは、被駆動部材と駆動係合する駆動部材と、該駆動部材が内部で回転するスリーブとを備えており、
上記スリーブは、上記二次動力駆動手段の作動によって上記スリーブおよび上記被駆動部材が上記作動軸方向に動くように、上記二次動力駆動手段に接続されていることを特徴する請求項18に記載の手持ち式動力工具。 - 上記二次動力駆動手段の上記モータは、ねじ出力軸を駆動させ、ねじ孔を有する被駆動部材が該軸上に設置されており、
上記被駆動部材は、上記出力軸の回転によって上記被駆動部材が上記ねじ式軸に沿って動くように、かつ上記被駆動部材と締結アセンブリとを備える上記スリーブが上記基部に対して動くように、上記スリーブに連結されていることを特徴とする請求項19に記載の手持ち式動力工具。 - 上記一次動力駆動手段の上記モータからの上記出力軸は、上記出力軸の回転によって上記駆動部材が回転するように、上記駆動軸アセンブリの上記駆動部材と駆動係合していることを特徴とする請求項20に記載の手持ち式動力工具。
- 上記回転速度は、上記作動部材と上記加工部品の特性に適合するように調節可能であることを特徴とする請求項21に記載の手持ち式動力工具。
- 上記二次動力駆動は、上記処理の深さにわたる上記締結アセンブリの運動特性を制御することを特徴とする請求項1から22のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 上記運動特性はプランジ速度を含むことを特徴とする請求項23に記載の手持ち式動力工具。
- 上記運動特性はプランジ力を含むことを特徴とする請求項23または24に記載の手持ち式動力工具。
- 上記運動特性は上記電気制御手段によって制御可能であることを特徴とする請求項23から25のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 上記運動特性は変速機によって制御可能であることを特徴とする請求項23から26のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 上記変速機は、各プランジ運動特性設定をもたらすよう作動する複数のギアを備えることを特徴とする請求項27に記載の手持ち式動力工具。
- 上記変速機が、上記ギアおよびその各運動特性設定のうちの一つを機械的に選択するための手段を備えることを特徴とする請求項27または28に記載の手持ち式動力工具。
- 上記動力工具が、上記ギアおよびその各運動特性設定のうちの一つを電気的に選択するための手段を備えることを特徴とする請求項27から29のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 上記ギアのうちの一つを選択するための上記手段は、電動式ギア選択構造を有していてもよいことを特徴とする請求項29または30に記載の手持ち式動力工具。
- 上記動力工具がくり抜き機であって、上記作動部材がくり抜き機用ビットであることを特徴とする請求項1から31のいずれか一項に記載の手持ち式動力工具。
- 加工部品の表面から処理の深さにわたって該加工部品を処理するための作動部材とともに用いる手持ち式動力工具に用いるマイクロコントローラであって、
上記動力工具は、使用時に上記加工部品と隣接して配置可能な基部と;
上記作動部材を保持するための締結アセンブリであって、作動軸の周りを回転可能であり、かつ、上記基部に対して上記作動軸方向に動くことができる締結アセンブリと;
上記締結アセンブリが上記作動軸の周りを回転するように作動するモータを含む、一次動力駆動手段と;
上記締結アセンブリが上記基部に対して上記作動軸方向に動くよう作動するモータを含む、二次動力駆動手段と;
上記動力工具を操作する間にユーザが保持する少なくとも一つのハンドルと;
上記少なくとも一つのハンドルを保持する間にユーザが上記二次動力駆動手段を操作できるように上記少なくとも一つのハンドル上にあるユーザ制御部と、を備えており、
処理ユニットと、制御論理を保存するための関連記憶装置とを備えており、
上記制御論理により、上記マイクロプロセッサが上記ユーザ制御部からの制御入力を受信し、かつ該制御入力に従って上記二次動力駆動手段の作動を制御することを特徴とするマイクロコントローラ。 - 上記制御論理はさらに、上記マイクロプロセッサが上記制御入力に従って一次動力駆動手段の作動を制御するように、作動することを特徴とする請求項33に記載のマイクロコントローラ。
- 上記一次動力駆動手段は、上記作動部材を一定の回転速度で回転させ、
上記制御論理はさらに、上記マイクロプロセッサが上記入力信号に従って上記回転速度を制御するように、作動することを特徴とする請求項33または34に記載のマイクロコントローラ。 - 上記制御入力は、上記調節モードについてのユーザの選択および該モードにおけるパラメータについてのユーザの選択を表示するものであり、
上記制御論理はさらに、上記マイクロプロセッサが上記二次動力駆動手段、一次動力駆動手段、上記作動部材の回転、または上記調節モードおよびパラメータについてのユーザの選択に応じた上記作動部材のプランジ速度のうちの少なくとも一つの作動を制御するように、作動することを特徴とする請求項33から35のいずれか一項に記載のマイクロコントローラ。 - 上記制御論理はさらに、上記マイクロプロセッサが上記作動部材および上記加工部品の特性に適合するように上記回転速度を調節するように、作動することを特徴とする請求項35に記載のマイクロコントローラ。
- 上記二次動力駆動手段は、一定のプランジ速度で上記処理の深さにわたって上記締結アセンブリを動かし、
上記制御論理はさらに、上記マイクロプロセッサが上記制御入力に従って上記プランジ速度を制御するように、作動することを特徴とする請求項33から36のいずれか一項に記載のマイクロコントローラ。 - 上記制御論理はさらに、上記マイクロプロセッサが上記作動部材および上記加工部品の特性に適合するように上記プランジ速度を調節するように、作動することを特徴とする請求項38に記載のマイクロコントローラ。
- 上記二次動力駆動は、各プランジ速度設定をもたらすよう作動する複数のギアを有する変速機を備えており、
上記動力工具は、上記ギアおよびその各プランジ速度設定のうちの一つを電気的に選択するための手段を備えており、
上記制御入力は、上記マイクロプロセッサが上記ギアの電気的選択を制御するように、作動することを特徴とする請求項38または39に記載のマイクロコントローラ。
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