JPH06254713A - 管体切断機および管体切断溝切機 - Google Patents

管体切断機および管体切断溝切機

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JPH06254713A
JPH06254713A JP6762193A JP6762193A JPH06254713A JP H06254713 A JPH06254713 A JP H06254713A JP 6762193 A JP6762193 A JP 6762193A JP 6762193 A JP6762193 A JP 6762193A JP H06254713 A JPH06254713 A JP H06254713A
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JP
Japan
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spindle
gear
cylindrical surface
eccentric
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6762193A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hara
裕 原
Masaya Kinugawa
雅也 衣川
Toru Morita
徹 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Cosmo Koki Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Cosmo Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯車手段の使用を必要最小限に抑えて、高精
度かつ静粛なバイト送りを実現する。 【構成】 歯車12及び差動歯車13の回転によって、
それぞれスピンドル5及びスライド板16が従動して回
転せしめられる。この場合、歯車12と差動歯車13の
回転数差に基づいて、スライド板16はスピンドル5の
偏心円筒面S′上を徐々に回転変位する。この回転変位
は、スライド板16と一体的に連結されたバイト14、
20の半径方向位置をも変化せしめる。したがってバイ
ト14、20は、高速回転しつつ徐々に管体に向かって
移動し、やがて管体を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定された管体に対し
てほぼ同心的に回転するバイトを備えた管体切断機およ
び管体切断溝切機に関する。
【0002】
【従来の技術】実公昭42−711号公報に開示された
従来の管体切断機は、図8に示すような構成を備えてい
る。この場合、プーリ104を一端に固定した伝動歯車
105が機枠103に架設されており、この機枠103
の側面突起部には、伝動歯車105と噛み合う歯車10
8が遊嵌されており、この歯車108には、歯車117
を備える本体115がボルト116によって固定されて
いる。この本体115には、縦孔111内に嵌装された
バイト送り出し駒110と、軸114を介して一体の歯
車112、113が備えられており、この歯車112、
113は、それぞれ、バイト送り出し駒110のラック
部及び歯車117の内歯と噛み合っている。
【0003】機枠103には、空室120を貫通するよ
うに、軸121が架設されており、この軸121には、
空室120内において、クラッチ124を備えた摺動体
125がキーを介して相対回転不可に取り付けられてい
る。この摺動体125は、ばね123によって一方へ付
勢されるとともに、その外周溝には、ハンドル126と
一体のカム127が係合している。また、軸121の外
端部には、歯車117の外歯と噛み合う差動歯車107
が一体的に固定されるとともに、歯車108と噛み合う
歯車106が回動可能に嵌装されており、歯車106
は、摺動体125のクラッチ124と係合可能なクラッ
チ122を一体に備えている。この場合、差動歯車10
7の歯数は、歯車106の歯数よりも僅かに多くなって
いる。
【0004】なお、102は、管体101を取り付ける
ための取付ボルト、118は、歯車117を遊嵌するた
めの本体115の突起、そして109は、バイト送り出
し駒110に取り付けたバイトである。
【0005】この管体切断機は、以下のように作用す
る。
【0006】まず、管体101を取付ボルト102を介
して機枠103に固定した後、プーリ104を原動機に
よって回転駆動すると、プーリ104の回転は、歯車1
05、歯車108及び歯車106に伝達される。歯車1
08が回転すると、それと一体の本体115も回転し、
したがって歯車117及び歯車107も本体115に追
従して自由に回転することになる。
【0007】次に、ハンドル126を操作して、カム1
27を回動させると、摺動体125は、ばね123によ
って、図8において、左方へ移動する。これによって、
摺動体125のクラッチ124は、歯車106のクラッ
チ122と係合するので、歯車106の回転は、摺動体
125を介して軸121に伝達され、さらには軸121
に固定されている差動歯車107にも伝達される。差動
歯車107は、これに噛み合っている歯車117を、歯
車108及び本体115と比較して僅かに異なる回転数
で回転させるために、歯車117は、本体115に対し
て相対的に極めて小さな速度で回転変位する。
【0008】この歯車117の相対的な回転変位に基づ
いて、バイト送り出し駒110は、歯車113及び11
2を介して、半径方向内側へ徐々に移動せしめられる。
したがって、バイト送り出し駒110と一体のバイト1
09は、管体101の回りを回転しながら、管体101
を徐々に切断する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この公知の構
造では、バイト送りが、多数の歯車手段117、11
3、112、110を介して行われているので、歯列の
噛み合い、並びに歯列の不可避的な製作誤差に基因し
て、必然的に送り動作にがたつきが生じ、結果的に、バ
イトの破損、切断精度の低下、さらには騒音発生を招い
ていた。
【0010】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、歯車手段の使用を必要最小限に抑えて、
高精度かつ静粛なバイト送りを実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は、切断すべき管体を固定的に保持す
る本体に、環状のスピンドルが、管体に対して同心的に
回動可能に支承されており、スピンドルの周囲には、ス
ピンドルの回転軸線に対して同心的な同心円筒面と、ス
ピンドルの回転軸線に対して偏心した偏心円筒面が形成
されていて、同心円筒面には、スピンドルに対して不動
の歯車と、スピンドルに対して回動可能な差動歯車とが
互いに隣接して嵌装されており、偏心円筒面には、バイ
トを保持する切断ユニットと一体のスライド板が嵌装さ
れており、スライド板と差動歯車は、直径方向に沿って
延びるキー手段を介して互いに相対回動不可に連結され
ており、偏心円筒面に摺接するスライド板の内周面は、
キー手段を通過する直径方向に短軸を有する楕円形もし
くは長円を成していて、この短軸は、偏心円筒面の直径
にほぼ等しく、前記長軸は、偏心円筒面の直径よりも少
なくとも偏心距離の2倍分長くなっており、駆動に際し
ては、歯車及び差動歯車が、互いに僅かな回転数差をも
って回転せしめられることを特徴としている。
【0012】
【作用】歯車及び差動歯車の回転によって、それぞれス
ピンドル及びスライド板が従動して回転せしめられる。
この場合、歯車と差動歯車の回転数差に基づいて、スラ
イド板は、スピンドルの偏心円筒面上を徐々に回転変位
する。この回転変位は、スライド板と一体的に連結され
たバイトの半径方向位置をも変化せしめる。したがっ
て、バイトは、高速回転しつつ、徐々に管体に向かって
移動し、やがて管体を切断する(請求項1)。
【0013】切断ユニットのバイトに対して直径方向で
向い合う位置の僅かに内側に溝切バイトを取り付けるよ
うにすると、バイトで管体を切断した後もしくはその前
に、スライド板の回転により、切断された管体の内側周
縁に溝が形成される(請求項4)。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1には、管体切断機の縦断面が示されて
おり、図4には、管体切断機の主要部の構成が示されて
いる。管体固定具1を備える本体2には、切断すべき管
体3を通過させるための通過孔4を有する環状のスピン
ドル5が、固定された管体3に対して同心的に回動可能
に支承されている。この場合、管体固定具1は、環状ス
クリュー6と、半径方向に移動可能な締付け部材7とか
ら構成されている。スピンドル5の周囲には、スピンド
ル5の回転軸線Oに対して同心的な同心円筒面Sと、ス
ピンドル5の回転軸線Oに対して偏心距離eだけ偏心し
た偏心円筒面S′(その中心軸線を符号O′で示す。)
が形成されている。このスピンドル5は、例えば図3に
示すように、互いに嵌合する基本円管8と偏心円管9と
をロックピン10で結合することによって製作すること
ができる。
【0016】スピンドル5の同心円筒面Sには、ロック
ピン11を介して一体的に結合された環状の歯車12
と、スピンドル5並びに歯車12に対して相対回動可能
な環状の差動歯車13とが互いに隣接して配置されてい
る。この差動歯車13の歯数と歯車12の歯数は同一で
はなく、この実施例の場合、例えば、差動歯車13の歯
数は、歯車12の歯数よりも1つだけ多い。
【0017】スピンドル5の偏心円筒面S′には、切断
バイト14を保持する切断ユニット15と一体のスライ
ド板16が嵌装されている。スライド板16と差動歯車
13は、直径方向に沿って延びる2つのキー17及びキ
ー溝18から成るキー手段を介して互いに相対回動不可
に連結されている。スピンドル5の偏心円筒面S′に滑
らかに摺接するスライド板16の内周面Tは、図2に示
すように、2つのキー溝18を通過する直径方向に短軸
を有する楕円形もしくは長円を成している。この楕円形
の短軸は、偏心円筒面S′の直径にほぼ等しく、楕円形
の長軸は、偏心円筒面S′の直径よりも、少なくとも偏
心円筒面S′の偏心距離eの2倍程度長くなっている。
なお、スライド板16の脱落を防止するために、スピン
ドル5の端部には、抜け止めフランジ19が突設されて
いる。
【0018】切断ユニット15には、好ましくは、切断
バイト14に対して直径方向で向かい合う位置に、溝切
バイト20が、溝切ユニット21を介して、半径方向に
沿って移動可能に取り付けられている。この溝切バイト
20は、切断バイト14に対して回転軸線O方向に沿っ
て若干ずらして内側に配置されている(図1参照)。溝
切ユニット21に支承された倣いローラ22は、それが
管体3の表面に当接した際に、溝切ユニット21のそれ
以上の半径方向の移動を阻止して、溝切バイト20によ
る適正な切削を保証するためのものである。このような
構成によれば、管体3の切断と同時に、溝切加工を実施
することができる。
【0019】切断バイト14及び溝切バイト20は、好
ましくは、2つのキー手段とスピンドル5の回転軸線O
とを含む平面内に配置されている。この構成によれば、
各バイト14、20の半径方向の移動は、後述するよう
に、常にスピンドル5の回転軸線O、即ち管体3の中心
軸線を含む平面内で行われる。なぜなら、2つのキー手
段は、管体3の中心軸線を常に指向しているからであ
る。
【0020】なお、歯車12及び差動歯車13には、そ
れぞれ第1及び第2ピニオン23、24が噛み合ってお
り、第1ピニオン23は、駆動ケーシング25に支承さ
れた駆動軸26に一体的に固着されており、第2ピニオ
ン24は、駆動軸26に相対回動可能に支承されてい
る。この第2ピニオン24は、駆動軸26の端部に軸方
向に移動可能であるが相対回動不可に装着された始動ク
ラッチ27を介して、駆動軸26と任意に結合可能であ
る。また、駆動軸26は、駆動ケーシング25内におい
て、ウオーム28と噛み合うウオーム歯車29を相対回
動可能に支承するとともに、始動クラッチ27とほぼ同
様のクラッチ30を備えている。
【0021】管体3を切断する際の作業工程は、以下の
通りである。
【0022】まず、管体固定具1を備える本体2内に管
体3を挿通した後に、環状スクリュー6のハンドル挿入
孔31にハンドル(図示せず)を差し込んで、環状スク
リュー6を回すと、締付け部材7が、半径方向内側へ移
動して、管体3を締付け固定する。
【0023】次に、例えば電動機によりウオーム28を
高速回転させた後に、クラッチ30を連結させると、ウ
オーム歯車29及び駆動軸26を介して第1ピニオン2
3が回転せしめられ、これによって、第1ピニオン23
と噛合する歯車12及び歯車12と一体のスピンドル5
が高速で回転する。この場合、差動歯車13と噛み合っ
ている第2ピニオン24は、なんら拘束されることなく
自由に空転し得るので、差動歯車13、スライド板16
及び切断ユニット15は、摩擦力に基づいて、スピンド
ル5及び歯車12に従動して同速度で回転する。したが
って、スピンドル5とスライド板16との間には、相対
回転が生じないので、切断バイト14と溝切バイト20
は、単にスピンドル5の回転軸線Oの回りで回転するの
みで、半径方向に変位することはない。
【0024】次に、始動クラッチ27を図1において右
側へ移動させて、第2ピニオン24と駆動軸26をクラ
ッチ板32、33の係合を介して連結すると、第1ピニ
オン23と第2ピニオン24は互いに同じ速度で回転す
る。しかし、第2ピニオン24と噛み合っている差動歯
車13の歯数は、歯車12の歯数よりも僅かに多い〓
(この場合1つ)ので、この差動歯車13は、歯車12
よりもほんの少しだけ遅い速度で回転することになる。
こうして、差動歯車13にキー手段を介して結合された
スライド板16は、スピンドル5の偏心円筒面S′の回
りを非常に遅い速度で回転することになる。
【0025】図5、6、7には、スライド板16とスピ
ンドル5の種々の位置関係が明瞭に示されている。この
場合、各図において、スピンドル5はスライド板16に
対して相対的に静止している。
【0026】図5に示した初期位置において、スライド
板16の楕円形内周面Tの短軸は、スピンドル5の同心
円筒面Sに対する偏心円筒面S′の偏心方向(即ち、回
転軸線Oと中心軸線O′を結ぶ直線の方向)に沿って延
びており、したがってキー手段を構成するキー溝18、
切断バイト14及び溝切バイト20も、同様に偏心方向
に沿って整列している。また、スライド板16の楕円形
内周面Tの長軸は、前記偏心方向に対して直角に延びて
いる。この場合、切断バイト14は、管体5の表面から
最も離れており、溝切バイト20は管体5の表面とに若
干食い込んだ状態で接触している。それゆえ、この初期
位置においては、溝切バイト20による溝切り切削加工
だけが行われている。
【0027】次に、図6に示すように、スライド板16
がスピンドル5に対して90°回転変位すると、スライ
ド板16の楕円形内周面Tの短軸は、前記偏心方向に対
して直角に位置する。図6の回転位置においては、切断
バイト14は、図5と比較して、偏心距離eだけ管体3
に接近しており、溝切バイト20は、同様に管体3の表
面に当接している。それゆえ、この状態では、切断バイ
ト14と溝切バイト20が、同時に管体3に切削加工を
施している。
【0028】図7に示すように、スライド板16がスピ
ンドル5に対して更に90°回転変位すると、スライド
板16の楕円形内周面Tの短軸は、再び前記偏心方向と
整合する。図7の回転位置において、切断バイト14
は、図6と比較して、更に偏心距離eだけ管体に接近し
ている。この場合、切断バイト14の先端は、すでに管
体3の壁部を貫通しており、それゆえ、管体3は切断さ
れている。ただし、この状態において、溝切バイト20
による管体3の切削をなお継続するか否かは、管体切断
機の使用者にとって任意である。
【0029】ここで示された実施例では、まず溝切バイ
ト20で管3の溝切りが実行され、その後に管3の切断
が行われるタイプを示したが、管3の切断後に溝切りを
実行することも可能である。その場合、図5の状態より
例えば55.7度傾けた状態すなわち、溝切バイト20
もバイト14も管3に接していない状態から差動歯車1
3を始動すればよい。
【0030】スピンドル5に対するスライド板16のい
ずれの回転位置においても、スライド板16の短軸は、
スピンドル5の回転軸線Oを通過して延びている。なぜ
なら、スライド板16のキー溝18は、スピンドル5の
同心円筒面Sの回りを回転する差動歯車13のキー17
との係合によって、常にスピンドル5の回転軸線Oを指
向しているからである。それゆえ、スライド板16と一
体に配置された切断バイト14及び溝切バイト20も、
スピンドル5の回転軸線O、つまりは管体3の中心軸線
を指向している。
【0031】以上、実施例を図面により説明したが、具
体的な構成は実施例に限られるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があっても
本発明に含まれる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、管体切断機のバイト送
り構造に、従来の歯車手段に代えて、スピンドルの偏心
円筒面に滑らかに摺接するスライド板の構成を適用して
いるために、歯車の噛合に基因するがたつきや騒音が解
消されて、極めて静粛かつ円滑なバイト送りが実現され
る。それゆえ、バイトによる溝切り切削加工も極めて高
精度に行われ、バイトの破損も十分に回避される。ま
た、差動歯車の歯数の変更によりバイトの送り速度も自
由に選択でき、管の切断と溝切り切削加工とが一連の工
程で一気に達成される。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による管体切断機の実施例の縦断面図で
ある。
【図2】本発明の管体切断機に使用されるスライド板と
切断ユニットの正面図である。
【図3】本発明の管体切断機に使用されるスピンドルの
正面図である。
【図4】本発明による管体切断機の主要部の斜視図であ
る。
【図5】スピンドルに対するスライド板の回転位置を説
明する概略図である。
【図6】スピンドルに対するスライド板の回転位置を説
明する概略図である。
【図7】スピンドルに対するスライド板の回転位置を説
明する概略図である。
【図8】従来の管体切断機の縦断面図である。
【符号の説明】
1 管固定具 2 本体 3 管体 4 通過孔 5 スピンドル 6 環状ス
クリュー 7 締付け部材 8 基本円
管 9 偏心円管 10 ロック
ピン 11 ロックピン 12 歯車 13 差動歯車 14 切断
バイト 15 切断ユニット 16 スラ
イド板 17 キー 18 キー
溝 19 抜け止めフランジ 20 溝切
バイト 21 溝切ユニット 22 倣い
ローラ 23 第1ピニオン 24 第2
ピニオン 25 駆動ケーシング 26 駆動
軸 27 始動クラッチ 28 ウオ
ーム 29 ウオーム歯車 30 クラ
ッチ 31 ハンドル挿入孔 32 クラ
ッチ板 33 クラッチ板
フロントページの続き (72)発明者 衣川 雅也 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 森田 徹 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断すべき管体を固定的に保持する本体
    に、環状のスピンドルが、管体に対して同心的に回動可
    能に支承されており、スピンドルの周囲には、スピンド
    ルの回転軸線に対して同心的な同心円筒面と、スピンド
    ルの回転軸線に対して偏心した偏心円筒面が形成されて
    いて、同心円筒面には、スピンドルに対して不動の歯車
    と、スピンドルに対して回動可能な差動歯車とが互いに
    隣接して嵌装されており、偏心円筒面には、バイトを保
    持する切断ユニットと一体のスライド板が嵌装されてお
    り、スライド板と差動歯車は、直径方向に沿って延びる
    キー手段を介して互いに相対回動不可に連結されてお
    り、偏心円筒面に摺接するスライド板の内周面は、前記
    キー手段を通過する直径方向の短軸とそれと略直角方向
    の長軸を有する楕円形もしくは長円を成していて、この
    短軸は、偏心円筒面の直径にほぼ等しく、前記長軸は、
    偏心円筒面の直径よりも少なくとも偏心距離の2倍分長
    くなっており、駆動に際しては、歯車及び差動歯車が、
    互いに僅かな回転数差をもって回転せしめられることを
    特徴とする管体切断機。
  2. 【請求項2】 前記バイトは、前記キー手段と前記スピ
    ンドルの回転軸線を含む平面内に配置されている請求項
    1に記載の管体切断機。
  3. 【請求項3】 前記スピンドルは、基本円管と、基本円
    管に嵌着された偏心円管とによって構成されている請求
    項1又は2に記載の管体切断機。
  4. 【請求項4】 前記切断ユニットには、前記バイトに対
    して直径方向で向かい合う位置の僅かに内側に溝切バイ
    トが取り付けられている請求項1又は2又は3に記載の
    管体切断溝切機。
JP6762193A 1993-03-03 1993-03-03 管体切断機および管体切断溝切機 Pending JPH06254713A (ja)

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JP (1) JPH06254713A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09123013A (ja) * 1995-10-31 1997-05-13 D Art:Kk パイプカッタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09123013A (ja) * 1995-10-31 1997-05-13 D Art:Kk パイプカッタ

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