JPH06254673A - 非接触式ハンダ付け装置 - Google Patents

非接触式ハンダ付け装置

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JPH06254673A
JPH06254673A JP5046348A JP4634893A JPH06254673A JP H06254673 A JPH06254673 A JP H06254673A JP 5046348 A JP5046348 A JP 5046348A JP 4634893 A JP4634893 A JP 4634893A JP H06254673 A JPH06254673 A JP H06254673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soldering device
light emitting
soldering
halogen lamp
lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP5046348A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Fukuda
省吾 福田
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Hakko Corp
Hakko Co Ltd
Original Assignee
Hakko Corp
Hakko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hakko Corp, Hakko Co Ltd filed Critical Hakko Corp
Priority to JP5046348A priority Critical patent/JPH06254673A/ja
Publication of JPH06254673A publication Critical patent/JPH06254673A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性の良い非接触式ハンダ付け装置を提供
する。 【構成】 非接触式ハンダ付け装置のこて部10はハロ
ゲンビームの照射方向断面が円形のハロゲンランプ21
を熱源として含む。ハロゲンランプ21、反射鏡22お
よびファン23は一直線上に並べられ、ハウジング11
内に収納される。ハウジング11の下方にはオペレータ
がこて部10を保持するためのグリップ13が設けら
れ、オペレータはグリップ13に設けられたスイッチ2
4を操作することによってハロゲンランプ21のON/
OFFが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は非接触式ハンダ付け装
置に関し、特に操作性のよい非接触式ハンダ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この発明に興味のあるハンダ付けの熱源
ランプがたとえば特開平1−202363号公報に開示
されている。図6は同公報に開示された熱源ランプの使
用状態を示す模式図である。
【0003】図6を参照して、従来の非接触式ハンダ付
け装置の熱源ランプは、1対の熱源ランプを互いに他と
対向させて使用する。熱源ランプ50は熱源となるハロ
ゲンランプ51と、ハロゲンランプ51からの光を反射
するための反射面52とを含み、それぞれが熱源ランプ
取付用アーム53を介して装置本体54に取付けられて
いる。加工材58が加工されるときは、加工材58が押
え部材55で押えられ、その状態でハロゲンランプ51
からのヒートビーム57が加工部56に照射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の非接触式ハンダ
付け装置の熱源ランプは上記のように構成されていたた
め、使用時においては図6に示すように装置本体54に
保持されて使用される必要があった。その結果、装置が
大型化し、ハンダ付け装置の操作性が悪かった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、オペレータが手で持って操作が
可能な、操作性の良い非接触式ハンダ付け装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る非接触式ハンダ付け装置は、こて部と、こて部とは別
に設けられた制御部とを含み、こて部はハンダ付け用ビ
ームを放射するランプを有する発光手段を含み、発光手
段はランプの光軸方向に設けられた楕円球状の反射鏡か
らなる集光手段を含み、こて部はさらに発光手段を冷却
する冷却手段と、こて部全体を保持する保持部を有する
発光手段および冷却手段を一体化したハウジング手段と
を含む。
【0007】請求項2に係るハンダ付け装置は、請求項
1のハンダ付け装置において、制御部はビームの強度を
複数の所望のレベルに設定する手段と、ビーム強度のレ
ベルを切換える手段とを含む。
【0008】請求項3に係るハンダ付け装置は請求項1
のハンダ付け装置において発光手段の光軸方向端部には
ビームを透過する遮蔽手段が設けられている。
【0009】
【作用】ハロゲンランプのビーム照射方向断面が楕円球
状にされたため、集光手段、冷却手段がコンパクトに一
直線状にハウジング手段に含まれ得る。コンパクトにな
ったハウジング手段にはオペレータがこて部全体を保持
するための保持部が設けられるため、オペレータはこて
部を手で持ってハンダ付け作業が可能になる。
【0010】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1はこの発明に係る非接触式ハンダ付け装置の
全体を示す斜視図である。
【0011】図1を参照して、こて部10にはハロゲン
ランプ等を内蔵するハウジング11とこて部10全体を
オペレータが保持するためのグリップ13とが設けら
れ、こて部10と制御ユニット40との間は接続コード
12で接続されている。制御ユニット40の前面は操作
面になっており、そこには装置のON/OFFを行なう
電源スイッチ41と、ハロゲンビームのON/OFFを
行なうビームスイッチ42と、ハロゲンビームの強度を
切換えるためのH.M.L切替スイッチ43と、ハロゲ
ンビームの強度を設定するH.M.L設定スイッチ44
と装置の異常を表示するためのアラーム表示47とが設
けられている。接続コード12は制御ユニット40に設
けられたレセプタクル46にネジロック式のプラグ45
を用いて接続される。
【0012】次に図2を参照してこて部10の構造につ
いて説明する。図2はこて部10の概略断面図である。
図2を参照して、こて部10には熱源として超小型のハ
ロゲンランプ21が設けられている。ハロゲンランプの
寸法は直径が約8mmでフィラメント径は1.5mmで
ある。ハロゲンランプ21は楕円形の反射鏡22の一方
の焦点面に位置するよう配置されている。このように配
置することによってハロゲンランプ21からのハロゲン
ビームは反射鏡22を構成する楕円形の他方の焦点面に
集光され、その点にハンダ付けを行なう部分を設けるこ
とによってハンダ付けが行なわれる。
【0013】ハロゲンランプ21の光軸上で反射鏡22
の反対側にはハロゲンランプ21を冷却するためのファ
ン23が設けられている。ハロゲンランプ21からのハ
ロゲンビームの出射端には保護ガラス25が設けられて
いる。保護ガラス25の外周部には開口部26が設けら
れ、ファン23が回転されることにより開口部20から
空気が図中矢印のようにこて部10に導入されかつ排出
される。
【0014】ハンダこてを用いてハンダを溶かすとプラ
ックスが焼けて煙が発生する。この煙が直接反射鏡22
に付着するとその反射率が低下する。そこでこの発明に
係るハンダ付け装置においては、ハロゲンランプ21の
光軸方向前方に保護ガラス25を設けてそのような問題
が発生するのを防いでいる。
【0015】こて部10のハウジング11の下方にはオ
ペレータがこて部10を保持するためのグリップ13が
設けられている。グリップ13にはグリップ13をオペ
レータが片手で保持した状態でハロゲンランプ21から
のハロゲンビームをON/OFFするためのスイッチ2
4が設けられている。
【0016】次に図1および図2を参照してハンダ付け
装置の動作について説明する。制御ユニット40を図示
のない電源に接続し、電源スイッチ41をONすること
により、こて部10に内蔵されたファン23が回転す
る。次にグリップ13を用いてこて部10を保持し、上
記したように被加工物を反射鏡22が構成する楕円の一
方の焦点の位置に置く。この状態でスイッチ24を操作
することによりハロゲンランプ21がON/OFFさ
れ、所望のハロゲンビームを得ることができる。ハンダ
付けポイントを視覚判断するため、図示のないレーザ光
によるパイロットマーカーで指示を行なってもよい。
【0017】なお、制御ユニット40のビームスイッチ
42は予めONされているものとする。またハロゲンビ
ームの強度はH.M.L切替スイッチ43で予め設定さ
れているものとする。なおここでHは“High”,M
は“Middle”,Lは“Low”をそれぞれ表わす
ものとし、その強度をH.M.L設定スイッチ44によ
って設定されるものとする。H.M.L設定スイッチ4
4によってハロゲンビームの強度を所望の値に設定する
ことにより、ビームによるハンダ付け条件や予備加熱の
条件を設定できる。このように照射される光エネルギが
自由に調節、設定できるため、加工物に応じた理想的な
ハンダ付けが可能である。
【0018】なお、アラーム47はハロゲンランプ21
が切れた場合や、ファン23に異常が生じた場合に点灯
する。
【0019】次にこの発明に係るハンダ付け装置のこて
部の他の実施例について説明する。図3はこて部10の
他の実施例を示す斜視図である。図3を参照して、この
例においはオペレータがこて部10を保持するためのグ
リップ13はハウジング11に設けられている。この場
合にもスイッチ24はグリップ13上に設けられる。
【0020】図4は図3に示した実施例におけるこて部
10の断面図である。第1の実施例の図2に対応するも
のであり、対応する箇所には同一の参照符号を付してあ
る。この場合にも基本的な構成は第1の実施例の場合と
同じであるのでその説明は省略する。
【0021】図5はこて部の第3の実施例を示す概略断
面図である。この場合はこて部はロボット式ハンダ付け
装置のヘッドになっており、図示のないロボットのCP
Uに接続され、プロセス上でハロゲンビームの強度の切
替が行なわれる。この図においても同一部分には同一の
参照符号を付してその説明は省略する。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ハロゲ
ンランプのビーム照射方向断面が円形にされたため、集
光手段、冷却手段がコンパクトに一直線上にハウジング
に含まれ得る。ハウジングオペレータがこて部を保持す
るための保持部が設けられるため、オペレータはこて部
を手で持ってハンダ付け作業が可能になる。その結果、
操作性の良い非接触式ハンダ付け装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る非接触式ハンダ付け装置の全体
を示す斜視図である。
【図2】第1の実施例に係るこて部の概略断面図であ
る。
【図3】第2の実施例に係るこて部の斜視図である。
【図4】第2の実施例に係るこて部の概略断面図であ
る。
【図5】第3の実施例に係るこて部の概略断面図であ
る。
【図6】従来の非接触式ハンダ付け装置の使用状態を示
す模式図である。
【符号の説明】
10 こて部 11 ハウジング 12 接続コード 13 グリップ 21 ハロゲンランプ 22 反射鏡 23 ファン 24 スイッチ 25 保護ガラス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 こて部と、こて部とは別に設けられた制
    御部とを含む非接触式ハンダ付け装置であって、 前記こて部は、ハンダ付け用ビームを放射するランプを
    有する発光手段を含み、前記発光手段は前記ランプの光
    軸方向に設けられた楕円球状の反射鏡からなる集光手段
    を含み、 前記発光手段を冷却する冷却手段と、 前記こて部全体を保持する保持部を有し、前記発光手段
    および冷却手段を一体化したハウジング手段とを含む、
    非接触式ハンダ付け装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は前記ビームの強度を複数の
    所望のレベルに設定する手段と、前記ビーム強度のレベ
    ルを切換える手段とを含む、請求項1に記載のハンダ付
    け装置。
  3. 【請求項3】 前記発光手段の前記ビームの光軸方向端
    部には前記ビームを透過可能な遮蔽手段が設けられてい
    る、請求項1に記載のハンダ付け装置。
JP5046348A 1993-03-08 1993-03-08 非接触式ハンダ付け装置 Pending JPH06254673A (ja)

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