JPH0625412B2 - 除塵機 - Google Patents

除塵機

Info

Publication number
JPH0625412B2
JPH0625412B2 JP63036343A JP3634388A JPH0625412B2 JP H0625412 B2 JPH0625412 B2 JP H0625412B2 JP 63036343 A JP63036343 A JP 63036343A JP 3634388 A JP3634388 A JP 3634388A JP H0625412 B2 JPH0625412 B2 JP H0625412B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rake
dust remover
guide rail
arm
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63036343A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01210516A (ja
Inventor
巌 藤井
敦夫 平井
栄一 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kiden Kogyo Ltd filed Critical Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Priority to JP63036343A priority Critical patent/JPH0625412B2/ja
Publication of JPH01210516A publication Critical patent/JPH01210516A/ja
Publication of JPH0625412B2 publication Critical patent/JPH0625412B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は適用水路幅が比較的小なる場合に好適で、かつ
スクリーン下部に土砂等の堆積物があったり、スクリー
ンとレーキ間に異物が噛み込んだ場合でも、除塵機を損
傷することなく除塵機の運転もしくは停止を行なうよう
になした除塵機に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の除塵機としては実公昭58-45288号公報に開示さ
れたものがある。
この装置においてレーキをスクリーン側に押圧する力は
レーキの自重とこのレーキに付設したばね圧との総和に
より定まるようにしている。特にレーキのトルクはこの
ばね圧によって定まっている。
〔発明が解決しようとする課題〕 この方式においてはレーキとスクリーン間に異物が噛み
込んだ場合、レーキ自重にて逃げるようにしている。し
かしスクリーン下部に沈砂等の堆積物があるとレーキ先
端はその降下時、堆積物に当たってレーキに過大な力が
作用し、除塵機を損傷するおそれがあった。
本発明は、上記従来の方式の除塵機の問題点に鑑み、ス
クリーン下部に土砂等の堆積物があったり、スクリーン
とレーキ間に異物が噛み込んだ場合でも、除塵機を損傷
することなく除塵機の運転し、さらにレーキに過大な力
が作用した場合には除塵機の停止を行なうとともに堆積
物又は異物等を除去すれば速やかに運転を開始すること
が可能な除塵機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の除塵機は、L字形の
レーキアームと、該レーキアームに軸で揺動自在に軸着
した補助アームと、前記レーキアームにピニオン軸で揺
動自在に軸着するとともに前記補助アームにばねを介し
て連接したレーキフレームと、偏平ループ状の第1ガイ
ドレールと、直線状の第2ガイドレールと、前記第1ガ
イドレールに沿って移動するピニオン軸に配設したガイ
ドローラと、第2ガイドレールに沿って移動する補助ア
ームに配設したガイドローラと、前記ばねの伸長量を検
出し、該伸長量が所定値に達したとき除塵機の運転停止
信号を発するセンサとからなることを要旨とする。
〔実施例〕
以下本発明除塵機を図示の実施例に基づいて説明する。
図において1は本発明除塵機の本体で、この除塵機1は
水路Wの幅方向にてしかも傾斜状に配設されたスクリー
ン2の上方上流側に設置されている。そしてこのスクリ
ーン2の上方延長線上にエプロン3を配設し、スクリー
ン2にて捕捉された篩渣を除塵機,のレーキにて掻き取
り、エプロン3を経て、水路上方に設けた流出トラフ4
上へ排出するようになす。
上記除塵機1は水路上方に設けた支持桁5.5にて支持
されるレーキガイドフレーム6と、このレーキガイドフ
レーム6に沿って昇降動作をするレーキ装置7とより構
成される。
レーキガイドフレーム6は水路Wの幅の両横位置でスク
リーン2の傾斜各にそって、しかも水路上方位置に設け
られ、スクリーン2の両横位置で二本平行とたレーキガ
イドフレーム片6a,6b間をレーキ装置7が昇降する
ようになす。このレーキガイドフレーム片6a,6bに
は第1図に示す如く偏平なループ状をした第1のガイド
レール61とこの第1のガイドレール61のスクリーン
側外側面直線部と平行とした直線状の第2のガイドレー
ル62とをそれぞれ備えると共に、第1のガイドレール
61の全長に亘る中央部に中央ガイドレール63を配
し、かつこの中央ガイドレール63にピンラック64を
設ける。
前記レーキ装置7は先端にレーキ71を、他端にピニオ
ン73をそれぞれ設けたL字形をしたレーキアーム72
と、このレーキアーム72の一部に軸74にて屈曲可能
に軸着し、かつ前記直線状ガイドレール62に嵌合され
るガイドローラ75を備えた補助アーム76と、ブレー
キ付モータ77を備え、かつピニオン軸90及び軸81
にてばね79を介し補助アーム76と連接されたレーキ
フレーム78とより構成される。
また、補助アーム76とレーキフレーム78間に設けた
ばね79により、設定された以上のトルクを受けない限
り補助アーム76とレーキアーム72とはこのばね79
の作用にて直線となるようにする。したがって、レーキ
アーム72と補助アーム76との枢軸はこのレーキアー
ムと補助アームの中心線より少し離れた位置で、すなわ
ちレーキアーム72の屈曲位置より少しピニオン側に寄
った位置でレーキアームよりブラケット72Bを突設
し、このブラケット72Bと、補助アームの先端側方に
突設したブラケット76Bとを合わせ、この両ブラケッ
ト72B,76B間を軸74にて屈伸可能に軸着せしめ
る。
そして補助アーム76のガイドローラ軸82とレーキフ
レームに設けたピン軸81間に前記ばね79を張架す
る。
なお、70Sはレーキフレーム78に設けたストッパー
で、レーキアーム72がレーキフレーム78の動きに連
動するようその位置を規制するものである。
また、ピニオン軸90には、ピニオン73とガイドロー
ラ80とを設け、このガイドローラ80を偏平ループ状
のガイドレール61とガイドレール63間に嵌合する。
さらに、ばね79にはセンサー(図示省略)を内蔵す
る。このセンサーは、ばね79の伸長量を検出し、伸長
量が所定値に達したとき除塵機の運転停止信号を発する
ようにする。
以上のとおり構成することにより、レーキ71に設定以
上のトルクがかかったとき、ばね79の張力に抗してレ
ーキフレーム78はピニオン軸90を中心として第5図
に示す矢符方向に、補助アーム76及びレーキアーム7
2は第6図に示す矢符方向にそれぞれ揺動して設定以上
のトルクを吸収するようになすとともに、さらにレーキ
71に過大な力が作用しばね79の伸長量が所定値に達
したときは除塵機の停止を行なうようにする。
次に本発明除塵機の作動について説明する。モータ77
を駆動するとこれにてピニオン73が回動する。このピ
ニオン73は偏平ループ状のガイドレール61の長手方
向に配設したピンラック64に噛合され、かつガイドロ
ーラ80は第1のガイドレール61に嵌合されている。
ピニオン.モータを備えたレーキフレーム78、レーキ
アーム72、補助アーム76よりなる。レーキ装置7は
ガイドレール61に沿って移動する。このレーキ装置7
が降下するとき、ガイドローラ80は第1のガイドレー
ル61の反スクリーン側に嵌合支持されているので、こ
のガイドローラ80と第2のガイドレール62に嵌合さ
れているガイドローラ75との関係により、レーキアー
ム先端のレーキ71はスクリーン2より離間した状態
で、かつレーキアーム及びレーキはスクリーンとガイド
レール62との間を降下する。そしてピニオン73がピ
ンラック64の最下端に達すると、ピニオン73はピン
ラックの背面側に移り、ガイドローラ80は第1ガイド
レール61のスクリーン側に移動する。
これによりレーキ装置7はガイドローラ軸82を中心と
して揺動してレーキアーム先端のレーキ71はスクリー
ン2に接するようになる。このとき第1図に示すように
スクリーン下部に堆積物がないならばスクリーン下部に
レーキは当接し、かつレーキアーム及び補助アームはば
ねの作用にて直線状となっている。
この状態でさらにピニオンが回動するとレーキ装置はス
クリーンにそって上昇し、スクリーンにて捕捉された渣
滓をレーキして掻き揚げエプロン3を経て流出トラフ4
へ排出せしめる。この渣滓の正常な掻揚状態を第4図に
示す。
しかし、レーキの降下時スクリーン下部に堆積物がある
と、第5図に示すように、レーキはこの堆積物に当接
し、それ以上の降下動作は阻止される。すなわちこの位
置でレーキ降下は停止するがモータは駆動されているの
でモータの回転トルクにてレーキフレーム78をピニオ
ン軸90の中心として第5図矢符方向に揺動させる。こ
れによってばね79は伸長されるが、このばねの緩衝作
用によりレーキ71を堆積物から回避させながら除塵機
の運転を継続する。このとき、ばねの緩衝作用によって
は回避不可能な堆積物がある場合は、ばねの伸長量が所
定値に達したことをばねに組み込んだセンサで検知し、
除塵機の運転を停止させ、除塵機の破損を防止する。す
なわちばねの緩衝作用によって過負荷を回避し、負荷が
許容範囲のときは除塵機の運転を続行し、許容範囲以上
のときは停止するようにする。
また、レーキの降下から上昇への移行時又はレーキの上
昇時、レーキとスクリーン間に異物を噛み込むと、第6
図に示すように、レーキは停止するがモータは駆動され
ているのでモータの回転トルクにてレーキフレーム78
をピニオン軸90を中心として第6図矢符方向に揺動さ
せる。これによってばね79は伸長されるが、このばね
の緩衝作用によりレーキ71を異物から回避させながら
除塵機の運転を継続する。このとき、ばねの緩衝作用に
よっては回避不可能な異物がある場合は、ばねの伸長量
が所定値に達したことをばねに組み込んだセンサで検知
し、除塵機の運転を停止させ、除塵機の破損を防止す
る。すなわちばねの緩衝作用によって過負荷を回避し、
負荷が許容範囲のときは除塵機の運転を続行し、許容範
囲以上のときは停止するようにする。
なお、上記いずれの場合も、運転停止の原因となった堆
積物又は異物等を除去すれば除塵機の補修等を必要とせ
ず速やかに除塵機の運転を開始することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スクリーン下部に堆積物があったり、
スクリーンとレーキ間に異物が噛み込んだ場合でも、ば
ねの緩衝作用によりレーキを堆積物又は異物から回避さ
せながら除塵機を損傷することなく運転を継続すること
ができる。
また、このばねの緩衝作用によっては回避不可能な堆積
物又は異物がある場合には、これによる過負荷をばねに
組み込んだセンサで検知して除塵機の運転を停止するこ
とができるとともに、除塵機が一旦停止した場合でも運
転停止の原因となった堆積物又は異物等を除去すれば除
塵機の補修等を必要とせず速やかに除塵機の運転を開始
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面図、第2図は正面図、第3図は平面図、第
4図は正常作動時の掻揚状態を示す説明図、第5図はレ
ーキ下降時障害物のある場合の説明図、第6図はレーキ
上昇時障害物のある状態の説明図、第7図はピニオン軸
部の説明図である。 61は第1ガイドレール、62は第2ガイドレール、7
2はレーキアーム、76は補助アーム、74は軸、7
5,80はガイドローラ、78はレーキフレーム、79
はばね、90はピニオン軸。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−73710(JP,A) 実開 昭57−184122(JP,U) 実公 昭60−35621(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】L字形のレーキアーム(72)と、該レー
    キアームに軸(74)で揺動自在に軸着した補助アーム
    (76)と、前記レーキアーム(72)にピニオン軸
    (90)で揺動自在に軸着するとともに前記補助アーム
    (76)にばね(79)を介して連接したレーキフレー
    ム(78)と、偏平ループ状の第1ガイドレール(6
    1)と、直線状の第2ガイドレール(62)と、前記第
    1ガイドレール(61)に沿って移動するピニオン軸
    (90)に配設したガイドローラ(80)と、第2ガイ
    ドレール(62)に沿って移動する補助アーム(76)
    に配設したガイドローラ(75)と、前記ばね(79)
    の伸張量を検出し、該伸張量が所定値に達したとき除塵
    機の運転停止信号を発するセンサとからなることを特徴
    とする除塵機。
JP63036343A 1988-02-18 1988-02-18 除塵機 Expired - Lifetime JPH0625412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63036343A JPH0625412B2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 除塵機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63036343A JPH0625412B2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 除塵機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01210516A JPH01210516A (ja) 1989-08-24
JPH0625412B2 true JPH0625412B2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=12467188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63036343A Expired - Lifetime JPH0625412B2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 除塵機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0625412B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138548A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Maezawa Ind Inc 除塵機
JP4595009B2 (ja) * 2008-08-29 2010-12-08 間機設工業株式会社 モノレーキ除塵機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5673710A (en) * 1979-11-16 1981-06-18 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd Dust remover
JPS57184122U (ja) * 1981-05-19 1982-11-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01210516A (ja) 1989-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0625412B2 (ja) 除塵機
JP2000273846A (ja) 除塵装置
JP3352942B2 (ja) 除塵装置
JPH08509277A (ja) 流出液から粒状物を除去するストレーナ
KR100709343B1 (ko) 강제 하강식 제진기
JP2002273107A (ja) 除塵機
JPH0444662Y2 (ja)
JP3663548B2 (ja) 往復式除塵機
JPH05263410A (ja) 自動除塵機
US4725366A (en) Rake movement speed control
JPS6038731Y2 (ja) 除塵機
JP2548322Y2 (ja) 過負荷回避レーキ除塵装置
JPH0534724Y2 (ja)
JPS5925045B2 (ja) 除塵装置
JPH0721275Y2 (ja) スカム除去装置
JPH0647958Y2 (ja) 除麈機
JPS6035619Y2 (ja) 除塵機
JPS6111306Y2 (ja)
JPS6035621Y2 (ja) 除塵機
JPS625062Y2 (ja)
JPS5934586Y2 (ja) 除塵機
JPS5923779Y2 (ja) 間欠式除塵機
JPS602267Y2 (ja) 反転型レ−キ引揚式除塵機
JPH0514041B2 (ja)
JPS5925043B2 (ja) 自動除塵機

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080406

Year of fee payment: 14

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term