JPH06254094A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH06254094A
JPH06254094A JP4681493A JP4681493A JPH06254094A JP H06254094 A JPH06254094 A JP H06254094A JP 4681493 A JP4681493 A JP 4681493A JP 4681493 A JP4681493 A JP 4681493A JP H06254094 A JPH06254094 A JP H06254094A
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JP
Japan
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signal
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rgb
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JP4681493A
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English (en)
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Masami Takahashi
正美 高橋
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】超音波エコー信号に基づいて生成した画像信号
による画像と、診断関連情報とを正確かつ容易に識別す
る。 【構成】超音波エコー信号に基づいて生成した画像信号
による画像に、グラフィックデータや生体信号などの診
断関連情報を重畳してTVモニタ15上に表示させる。
画像信号及び診断関連情報の内、いずれか一方を選択し
てTVモニタ15に出力する選択部14と、画像信号と
診断関連情報とによりTVモニタ15上に表示される色
がしきい値内で互いに近似しているか否かをピクセル間
で判断する判断部12と、この判断部12により互いの
色が近似していると判断されたとき、診断関連情報の画
像データを所定のしきい値を超える他の色の画像データ
に変換するRGB変換部11及びコントロール信号出力
部13とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用の超音波診断装
置に係り、特に、超音波エコー信号から生成した白黒デ
ータ(Bモードデータ)やドップラデータ(CFMデー
タ)などの画像信号に、グラフィックデータや生体信号
などの診断に関連する情報(以下、診断関連情報とい
う)を重畳して、モニタ上に表示させる超音波診断装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置において、カラードプラ
断層法を用いた生体内の血流診断が近年注目されてい
る。この血流診断は、超音波ビームにより、生体内の診
断部位をスキャンして得られたBモードデータによる断
層像に、その診断部位におけるあるサンプリングゲート
のドプラ効果に拠り得られたCFMデータによる血流像
を、所定の変換則に基づいた色相及び輝度(以下、この
両方の概念を合わせて単に色という)を持ったカラー血
流像としてモニタ上に重畳表示して行なわれる。
【0003】また、このモニタでは通常、アノテーショ
ン、マーカー等のグラフィックデータや心臓音等の生体
信号などの診断関連情報が所定変換則に基づいた色を持
った画像として、断層像やカラー血流像を背景に重畳表
示される。これにより、総合的な診断効率が高められて
いる。その具体的な構成例を図5に示す。すなわち、カ
ラーテーブル100によりカラーデータに変換されたC
FMデータと別途供給されたBモードデータとがマルチ
プレクサ101により選択されてイメージデータとな
り、もう一方のマルチプレクサ102に入る。また、グ
ラフィックデータと生体信号がキャラクタテーブル10
3により診断関連情報のカラーデータに変換された後、
上記マルチプレクサ102に入る。マルチプレクサ10
2では、イメージデータと診断関連情報のデータとがピ
クセル毎に選択され、D/A変換器104を介してTV
モニタ105に送られる。これにより、イメージデータ
に診断関連情報が重畳して表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
超音波診断装置において、背景となる断層像及びカラー
血流像の色相や輝度が、診断関連情報のそれと近似ある
いは同じ場合、一見しただけでは区別がつきにくかっ
た。そのため、オペレータはアノテーション、マーカ
ー、生体信号波形等を読み取ることに時間がかかった
り、また誤読、誤診の原因にもなり得る等、スムーズな
診断を妨げる恐れがあった。さらに、オペレータや読影
者の疲労も大であった。
【0005】本発明は上述したような事情に鑑みてなさ
れたもので、白黒断層像やカラー血流像などの超音波像
にアノテーションやマーカーなどの診断関連情報を重畳
表示させるとき、両者の色相や輝度が近似あるいは同じ
場合、診断関連情報を正確かつ容易に識別できる超音波
診断装置を提供することを目的とする
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した超音波診断装置は、超音波エコー信
号に基づいて生成した画像信号による画像に、グラフィ
ックデータや生体信号などの診断関連情報を重畳してモ
ニタ上に表示させる。
【0007】そして、前記画像信号及び診断関連情報の
内、いずれか一方を選択して上記モニタに出力する選択
手段と、上記画像信号と上記診断関連情報とによりモニ
タ上に表示される色がしきい値内で互いに近似している
か否かをピクセル間で判断する判断手段と、この判断手
段により互いの色が近似していると判断されたとき、上
記診断関連情報画像データを上記所定のしきい値を超え
る他の色の画像データに変換する変換手段とを備えてい
る。
【0008】
【作用】本発明の超音波ドプラ診断装置は、超音波エコ
ー信号に基づいて生成した画像信号による画像に、グラ
フィックデータや生体信号などの診断関連情報を重畳し
てモニタ上に表示させる際、判断手段によって常に両方
の画像データのモニタに表示される色が互いに近似して
いるか否かを判断している。判断手段は、判断基準とし
て予め設定されたしきい値を持ち、両方の画像データの
色がしきい値以内であるか否かをピクセル間で判断す
る。
【0009】この判断の結果、似ていないと判断された
場合は、両方の画像データの色が異なっているので、そ
のまま選択手段に送られ、また似ていると判断された場
合は、変換手段によって診断関連情報の画像データは所
定のしきい値を超える他の色の画像データに変換され、
その後選択手段に送られる。選択手段は、モニタ上に優
先させて表示したいほうの画像データを選択してモニタ
に出力するので、モニタ上には、診断関連情報の色が、
背景となる超音波エコー信号に基づいて生成した画像信
号による画像の色と常に異なって表示される。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例について、図1
〜図3を参照して説明する。
【0011】本実施例における超音波診断装置のブロッ
ク図を図1に示す。
【0012】図1に示した超音波診断装置は、電圧信号
と超音波信号を双方向に変換可能な超音波プローブ1
と、この超音波プローブ1を励振して超音波ビームを放
射させると共に、超音波プローブ1で受信された超音波
エコー信号を受信処理する電子走査部2と、この電子走
査部2から出力される超音波エコー信号のうち、一方を
検波(輝度変調)してBモード画像信号に変換する検波
部3と、他方を位相検波(位相変調)して2次元の超音
波エコー信号に変換する位相検波部4とを備えている。
【0013】また、超音波診断装置は、検波部3から出
力されるBモード画像信号をA/D変換器5を介してT
V走査型のBモードデータBに変換するデジタルスキャ
ンコンバータ(DSC)6aと、位相検波部4から出力
される2次元の超音波エコー信号を2次元のドプラ信号
に変換するMTI演算部7と、このMTI演算部7から
出力されるドプラ信号をTV走査型のカラーデータCF
M1に変換するDSC6bとを備え、DSC6aによっ
て変換されたBモードデータB及び、DSC6bによっ
て変換されたCFMデータCFM1は、それぞれ後述す
るRGB信号変換ユニット8に出力される。
【0014】一方、超音波診断装置は、生体Hからの心
音等の生体信号を受信して生体信号FとしてRGB信号
変換ユニット8に出力する生体信号送受信部9と、所定
のマーカー等のグラフィックデータGRをRGB信号変
換ユニット8に出力するグラフィックデータ生成部10
とを備えている。
【0015】RGB信号変換ユニット8は、入力された
ドプラ信号D1及びキャラクタ信号GRをそれぞれRG
B信号に変換するRGB変換部11と、RGB変換部1
1で変換されたそれぞれのRGB信号の色が所定の範囲
内で互いに近似しているか否かをピクセル間で判断する
判断手段である判断部12と、この判断部12の判断結
果に対応してRGB変換部11にコントロール信号を出
力するコントロール信号出力部13と、RGB変換部1
1からの出力信号のうち、優先的にモニタする信号を選
択する選択手段である選択部14とから構成されてい
る。なお、RGB変換部11とコントロール信号出力部
13とで変換手段を構成する。また、RGB信号選択部
14からの出力信号を画像表示するモニタであるTVモ
ニタ15が備えられている。
【0016】電子走査部2は、超音波プローブ1に送信
パルスを印加して、プローブ1から超音波ビームを放射
させると共に、診断部位で反射された超音波エコー信号
を受信する送受信回路、超音波ビームを診断部位でスキ
ャンさせると共に、診断部位にフォーカスさせるための
ディレイライン及びAND回路を備えている。
【0017】DSC6a,6bは、少なくとも1画面分
のデータを収納するフレームメモリと、このフレームメ
モリの各ピクセルに対するデータの書き込み・読み出し
を制御する制御部とを備え、入力された信号をフレーム
メモリの所定のピクセル毎に書き込み、定期的に読み出
すことができる。
【0018】MTI演算部7は、不要な反射波成分を除
去するMTIフィルタと、自己相関法等により血流のド
プラ周波数を検出する自己相関器と、自己相関器での検
出結果を基にして、血流の方向、速度(ドプラ周波
数)、分散等のドプラ信号をリアルタイムで算出する演
算部とを備え、入力された超音波エコー信号を2次元の
ドプラ信号に変換させる。
【0019】さらに、グラフィック信号生成部10は、
グラフィックメモリを有し、図示しない外部入力装置か
らの所定のグラフィックデータ(アノテーション、マー
カー等の表示位置及び表示記号)が指定されると、対応
するグラフィックデータGRをRGB信号変換ユニット
8に出力するようになっている。
【0020】一方、RGB変換部11は、例えば、図2
に示すように、R、G、Bの3系統のデータを格納した
メモリテーブルであるカラーテーブル16及びキャラク
タテーブル17と、データセレクト手段であるマルチプ
レクサ18aと、変換部全体を制御する制御部19と、
キャラクタテーブル17への入力を制御するAND回路
20とから構成される。カラーテーブル16及びキャラ
クタテーブル17は、入力されたデータをR信号、G信
号、B信号の3系統のデータを持ったデジタルデータに
変換する。
【0021】判断部12は、例えば、図3に示すよう
に、R信号,G信号,B信号の3系統毎にR信号比較部
21a、G信号比較部21b、B信号比較部21cが備
えられ、この比較部21a〜21cはそれぞれ、所定の
演算を行なう演算部22a、22b、22cと、この演
算部22a〜22cで用いられる処理に必要なデータ等
を予め記憶したメモリ23a、23b、23cとを有し
ている。
【0022】また、コントロール信号出力部13は、例
えば図3に示すように、判断部12の演算部22a、2
2b、22cからの出力信号を受け、この出力信号の値
がすべてハイ(H)レベルのとき、所定のコントロール
信号COを出力するAND回路24を有する。そのコン
トロール信号COは、RGB変換部11の制御部19に
出力される。
【0023】さらに、選択部14は、例えば図2に示さ
れるように、データセレクト手段であるマルチプレクサ
18bと、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/
A変換器25とから構成されている。
【0024】なお、制御部19は、内部に保持されたデ
ータやコントロール信号COなどに基づいて所定の処理
を行ない、セレクト信号S1並びにS2、制御信号C1
並びにC2、オン・オフ信号Oを出力する。
【0025】次に全体動作を述べる。
【0026】電子走査部2によって超音波プローブ1か
ら放射される超音波ビームが被検体の診断部位を走査す
ることによって得られた超音波エコー信号は、電気信号
に変換された後、一方は検波部3、A/D変換器5、及
びDSC6aを介してBモードデータBに変換されてR
GB変換部11のマルチプレクサ18aに入力される。
【0027】一方、超音波エコー信号の内、他方は位相
検波器4、MTI演算部7及びDSC6bを介してTV
モニタ15のピクセル毎のカラーデータカラー1に変換
されRGB変換部11のカラーテーブル16に入力され
る。カラーテーブル16は、制御部19からの制御信号
C1により、入力されたカラーデータCFM1を所定の
色のカラーデータCFM2に変換してマルチプレクサ1
8aに出力する。マルチプレクサ18aは、制御部19
からのセレクト信号S1を受けて、BモードデータBと
カラーデータCFM2の内、優先されるデータ(TVモ
ニタ上に表示したい方のデータ)をセレクトして、この
セレクトされたデータ(以下、イメージデータIとす
る)をもう一つのマルチプレクサ18bと判断部12に
出力する。
【0028】また、心臓音等の生体信号は、生体信号送
受信部9で受信され、生体信号Fとして、RGB変換部
11のキャラクタテーブル17に入力される。
【0029】さらに、TVモニタ15上に、アノテーシ
ョン、マーカー等のグラフィック表示をしたい場合、グ
ラフィック信号生成部10内の所定のグラフィックデー
タが指定され、グラフィック信号生成部10は指定され
たグラフィックデータGRをAND回路20に出力す
る。また、グラフィック信号生成部10へのグラフィッ
クデータの指定と共に、制御部19からはオン信号Oが
AND回路20に出力される。この結果、グラフィック
データGRは、TVモニタ15上のピクセル毎にキャラ
クタテーブル17に入力される。キャラクタテーブル1
7は、制御部19からの制御信号C2により、生体信号
F及びグラフィックデータGRを所定の色のカラーデー
タ(以下、キャラクタデータCHとする)に変換して、
このキャラクタデータCHを最初、判断部12に出力す
る。
【0030】判断部12は、イメージデータI,キャラ
クタデータCHのそれぞれの色相を比較する。本実施例
の場合、判断部12内の演算部22a、22b、22c
が、イメージデータI,キャラクタデータCHのそれぞ
れのR信号、G信号、B信号に対応したビット毎に減算
を行なう。この減算結果はメモリ23a、23b、23
cに記憶されている、予め設定されたしきい値以内かど
うかの判断に付され、その判断結果はコントロール信号
出力部13であるAND回路24に送される。すなわ
ち、本実施例では、演算部22a、22b、22cの演
算結果が、しきい値以上であったならば、AND回路2
4に”L”(LOW)の信号を送り、しきい値以下であ
ったならば、AND回路24に”H”(HIGH)の信
号を送るように設定しているとする。
【0031】これにより、演算部22a、22b、22
cの内、少なくとも一つの演算部の減算結果がしきい値
以上であったならば、AND回路24の入力の少なくと
も一つの値は”L”(LOW)なので、AND回路24
からはコントロール信号COが出力されない。したがっ
てイメージデータIの色相とキャラクタデータCHの色
相は似ていないと判断されて、制御信号C2の制御によ
り、キャラクタデータCHがそのままキャラクタテーブ
ル17からマルチプレクサ18bに出力される。
【0032】マルチプレクサ18bは、制御部19から
のセレクト信号S2によって、入力されたイメージデー
タIとキャラクタデータCHとの内、TVモニタ15上
に優先させて表示したい方の信号を選択して、この選択
されたデータ(以下画像データMとする)をD/A変換
器25を介してTVモニタ15に送る。この結果TVモ
ニタ上には、断層像及びカラー血流像を背景にして、生
体信号及びグラフィックデータなどの診断関連情報が重
畳して表示される。しかし、この場合、生体信号やグラ
フィックデータ等の表示色は、背景色とは最初から異な
っているので、それらの情報を容易に識別できる。
【0033】一方、全ての演算部22a、22b、22
cの減算の結果がしきい値以下であったならば、イメー
ジデータIの色相とキャラクタデータCHの色相は近
似、もしくは同一なので、AND回路24への入力信号
が全て”H”(HIGH)となり、AND回路24から
RGB変換部11の制御部19に向かってコントロール
信号COが出力される。
【0034】制御部19は、AND回路24からのコン
トロール信号COを受けると、制御信号C2を制御して
キャラクタテーブル17から出力されるキャラクタデー
タCHの色相を予め決めた別の色相(例えばイメージデ
ータIの色相と補色の関係になる色相)に変換させる。
この結果、TVモニタ15上において、生体信号やグラ
フィックデータは背景像とは異なった色相(例えば背景
色と補色の関係)で重畳表示される。
【0035】この重畳表示の一例を図4に示す。図4
は、心突部からの左室流入血流の診断像を示すもので、
例えば赤色で表された血流像Yを背景像として、アノテ
ーション(グラフィック信号)LAが表示されている場
合、LAは例えば青系統の色などの赤色とは異なった色
相で表示される。
【0036】したがって、従来においては、背景像と生
体信号やグラフィック信号が近似もしくは同一の色であ
るため、識別しにくくなる場合でも、本実施例によれ
ば、生体信号やグラフィック信号が常に背景像とは異な
った色(例えば背景色と補色の関係)でモニタ上に表示
されるため、それらを簡単に識別することができる。
【0037】なお、本実施例において判断部12は演算
部22a、22b、22c及びメモリ23a、23b、
23cを備え、演算部22a、22b、22cで減算を
行なうことによってイメージデータIとキャラクタデー
タCHとを比較したが本発明はこれに限定されるもので
はない。また、コントロール信号出力部13としてAN
D回路24を用いたが本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0038】さらに、イメージデータIをBモード断層
像及び血流ドプラ情報から得られた信号としたが、これ
にAモード信号(診断部位からの超音波エコー信号の反
射強度信号)を加えることもできる。こうすることによ
って、より多様な診断を行なうことができる。
【0039】なお、本実施例では変換手段において、キ
ャラクタデータCHの色相を変えたが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば輝度、あるいは色相と
輝度の両方を変えることもできる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る超音波診
断装置によれば、超音波エコー信号に基づいて生成した
画像による画像と、グラフィックデータや生体信号など
の診断関連情報を信号を基にした情報信号を重畳してモ
ニタ上に表示させる際、画像信号と診断関連情報とによ
りモニタに表示される色が近似もしくは同じ場合、画像
信号と診断関連情報との色がしきい値内で互いに近似し
ているか否かをピクセル間で判断し、この判断結果に対
応して診断関連情報の画像データの色を所定のしきい値
を超える他の色の画像データに変換するようにしたた
め、診断関連情報が、背景にある超音波エコー信号を基
にした画像信号による画像とはっきり区別され、オペレ
ータが診断関連情報を正確かつ容易に識別でき、診断速
度及び診断精度が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波診断装置の実施例の構成を
示すブロック図。
【図2】本発明に係る超音波診断装置の実施例のRGB
変換ユニットを構成を示すブロック図。
【図3】本発明に係る超音波診断装置の実施例の判断部
の構成を示す回路図。
【図4】モニタ上の重畳表示の一例を表す図。
【図5】本発明に係る超音波診断装置の従来例の概略構
成を表すブロック図。
【符号の説明】
1 超音波プローブ 2 電子走査部 3 検波部 4 位相検波部 5 A/D変換器 6a,6b DSC 7 MTI演算部 8 RGB信号変換ユニット 9 生体信号受信部 10 グラフィックデータ生成部 11 RGB変換部 12 判断部 13 コントロール信号出力部 14 選択部 15 TVモニタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波エコー信号に基づいて生成した画
    像信号による画像に、グラフィックデータや生体信号な
    どの診断関連情報を重畳してモニタ上に表示させる超音
    波診断装置において、前記画像信号及び診断関連情報の
    内、いずれか一方を選択して上記モニタに出力する選択
    手段と、上記画像信号と上記診断関連情報とによりモニ
    タ上に表示される色がしきい値内で互いに近似している
    か否かをピクセル間で判断する判断手段と、この判断手
    段により互いの色が近似していると判断されたとき、上
    記診断関連情報の画像データを上記所定のしきい値を超
    える他の色の画像データに変換する変換手段とを備えた
    ことを特徴とする超音波診断装置。
JP4681493A 1993-03-08 1993-03-08 超音波診断装置 Pending JPH06254094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4681493A JPH06254094A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 超音波診断装置

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JP4681493A JPH06254094A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 超音波診断装置

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JPH06254094A true JPH06254094A (ja) 1994-09-13

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JP4681493A Pending JPH06254094A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 超音波診断装置

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JP (1) JPH06254094A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160269A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Toshiba Corp 画像診断装置、画像表示装置、及び印刷装置
JP2020146204A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム

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