JPH1057377A - 超音波ドプラ診断装置 - Google Patents
超音波ドプラ診断装置Info
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- JPH1057377A JPH1057377A JP22271696A JP22271696A JPH1057377A JP H1057377 A JPH1057377 A JP H1057377A JP 22271696 A JP22271696 A JP 22271696A JP 22271696 A JP22271696 A JP 22271696A JP H1057377 A JPH1057377 A JP H1057377A
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Abstract
は微細な乱流を伴う心臓の疾病などの現象を正確に検出
する。 【解決手段】 乱流により増加する速度分散Tを超音波
画像上で強調して表示する。具体的には、Tの大きさに
応じて速度V、速度分散Tをランダムに遷移させる分散
強調処理を行う。例えば測定値B(T2 ,V2 )に対し
て、遷移後速度Vm 、遷移後速度分散Tm を点線の円内
の点により指定する。この円の半径はTに応じて大きく
なる。この処理によりTの大きい領域では、画素値であ
る色度の画素間でのばらつきが大きくなり視覚的に目立
つようになる。特に、分散強調処理を隣接複数画素から
なる小領域ごとに行うことにより、Tの大きい領域にモ
ザイク状の模様が表れ、視認性が向上する。
Description
装置、特に画像に計測領域内での運動の速度分散が明瞭
に表示される超音波診断装置に関する。
測定するために超音波ドプラ診断装置を用いることがで
きる。例えば、心臓等の臓器あるいは循環器及び血管内
の血流または体液流といった生体内の運動の様子を測定
するために、従来より超音波ドプラ診断装置が用いられ
ている。特公平2−16139号公報に記載された従来
の装置は、超音波パルスビームを送信し、生体内の運動
体からの反射エコーの周波数偏移によって運動速度を検
出するとともに、超音波パルス間の自己相関から運動速
度の分散を検出する。速度分散は、例えば血流の不規則
変動の度合いを表す。すなわち速度分散が小さいとき血
流は層流的であり、逆に大きいとき乱流的であることが
判断され、医療診断上の非常に有用な情報となる。
Bモード断層画像に、血流の方向、速度及び速度分散を
カラーで重ねて表示すること(カラーフローマッピン
グ)が行われている。図8はカラーフローマッピングの
原理を説明する色度図の概略図である。カラーフローマ
ッピングでは、通常、プローブに近づく流れが赤、遠ざ
かる流れが青の色相で区別され、速度の大きさ|V|は
それら赤または青の輝度の大小にて表されるとともに、
速度の分散Tに緑の色度が与えられる。つまり色度図上
に青から赤に向かうy軸と緑の度合いに応じたx軸を定
義し、この座標系を用いて速度−分散表示が行われる。
ある速度の値V、速度分散値Tの組に対して色度図上の
一点が対応し、その点で指定される色度が画素値として
定義され画像が形成される。例えば、同一のTに対して
は、Vが正の方向に大きくなるほど赤味がかった色とな
り、負の方向に大きくなるほど青味がかった色となる。
一方、同一のVに対しては、Tが大きくなるほど緑の成
分が強くなり、つまり分散が大きくなると例えば赤で表
される正の速度では黄味がかり、青で表される負の速度
では青緑色となる。このカラーで表された速度及びその
分散の分布画像をカラードプラ断層画像と称することと
する。なお、エコー強度は、輝度の明暗で表され、例え
ば静止している生体組織からの反射エコーは白で表示さ
れる。
造、血流の方向、速度及び速度分散が画像上に同時に表
示され、極めて高密度の診断情報を提供することができ
る。例えば、心臓の僧帽弁または肺動脈弁の閉鎖不全な
どの病変により血液の逆流が生じると速度分散が大きく
なる。これにより、その箇所のカラードプラ画像の色合
いが時間的に変化し、そのような異常が視覚的に検知さ
れる。
た心臓の弁の異常による血流異常では、心臓の収縮・拡
張により心血流の流速の経時変化が速いため、カラード
プラ画像の色合いの変化が一瞬であることもある。この
ように疾病が、短時間しか持続しない乱流現象や小さな
領域で起きる乱流現象を引き起こす場合、従来の装置で
はそれらを見落としやすく、病変を鋭敏に検出できない
という問題点があった。
れたもので、瞬間的な、または微細な乱流現象を画像上
で検知しやすくすることにより、より正確な診断を行う
ことができる超音波ドプラ診断装置を提供することを目
的とする。
ラ診断装置は、超音波の送受波により計測領域内の各点
での速度V及び速度分散Tを計測する計測手段と、前記
速度分散Tの大きさに従って当該速度分散Tを遷移させ
る分散変換を行い遷移後速度分散Tm を求める第1の分
散強調手段と、前記速度分散Tの大きさに従って前記速
度Vを遷移させる速度変換を行い遷移後速度Vm を求め
る第2の分散強調手段と、前記遷移後速度Vm 及び前記
遷移後速度分散Tm に基づいて画素値を決定し超音波画
像を形成する画像形成手段と、を含むことを特徴とす
る。
よる速度分散T、速度Vの遷移は、速度分散Tの大きさ
に従って行われる。ここで遷移は、ある始状態から他の
一つの終状態への一律な移動ではなく、複数の状態の中
からある規則に基づいて一つの終状態を選択し、始状態
からこの選択された終状態への移動を意味する。したが
って、例えば2つの画素が同一のTを有していても、こ
れら2つの画素に対するTの遷移量(Tm −T)または
Vの遷移量(Vm −V)は異なり得る。遷移を行う際の
ある規則とは、例えば、確率的な分布に従わせること
や、超音波画像上の部分領域単位について定義する遷移
の向きに従わせることなどをいう。前者の確率的な分布
に従わせる場合は、速度分散Tの大小に従って、確率的
な分布の幅またはその分布の分散の大小が定められる。
この場合、画素単位で確率的な処理を行ってもよいし、
複数画素を含む部分領域単位に確率的な処理を行っても
よい。また後者の遷移の向きを定義する場合は、速度分
散Tの大小に従って、遷移量の絶対値の大小を定め、定
義された向きにこの絶対値だけ移動させる。この場合、
部分領域内では同一の遷移の向きが定義されるが、部分
領域として画素を用いることもできる。第1、第2の分
散強調手段は、上述した分散変換、速度変換により、例
えば超音波画像上でTの大きい領域ほど、遷移後速度分
散Tm 、遷移後速度Vm の空間的な変動幅が大きくな
る。すなわち、Tm 、Vm の値のばらつきが大きくな
り、それらに基づく画素値のばらつきも大きくなって、
超音波画像上において画素値の空間的変動の大小として
Tの大小が強調表示され、視覚的に認識されやすくな
る。
形成手段は、前記遷移後速度Vm 及び前記遷移後速度分
散Tm の組み合わせに基づいて、前記画素値として色度
を決定することを特徴とする。本態様によれば、色度図
上の一方向の座標を遷移後速度Vm により定め、他方向
の座標を遷移後速度分散Tm により定め、これらVm、
Tm により指定された点の色度を画素値とする。これに
より、超音波画像には速度情報と速度分散情報とが同時
に表示されるが、本発明により、この多重情報画像に含
まれる速度分散情報の認識が容易となる。
第1の分散強調手段は、乱数的な第1の変換係数RT 及
び前記速度分散Tに関する単調増加関数F(T)とを用
い、次式、 Tm =T+F(T)×RT によって前記遷移後速度分散Tm を求め、前記第2の分
散強調手段は、乱数的な第2の変換係数RV 及び前記単
調増加関数F(T)とを用い、次式、 Vm =V+F(T)×RV によって前記遷移後速度Vm を求めることを特徴とす
る。
量(Tm −T)、(Vm −V)は単調増加関数F(T)
に比例するので、Tが大きくなるほどTm 、Vm のばら
つきが大きくなり、Tの大小が強調表示される。乱数的
な第1、第2の変換係数RT、RV は、例えば平均値0
のガウス分布に従う乱数でもよいし、ある範囲で一様に
発生する乱数であってもよい。また、RT 、RV の値は
連続的であっても離散的であってもよい。さらに、
RT 、RV の値は画素ごとに定義されてもよいし、複数
の画素のまとまりごとに定義されてもよい。
記第1の分散強調手段は、前記超音波画像を構成する各
小領域ごとに定義された乱数的な第1の変換係数RT に
基づいて前記分散変換を行い、前記第2の分散強調手段
は、前記各小領域ごとに定義された乱数的な第2の変換
係数RV に基づいて前記速度変換を行うことを特徴とす
る。また本発明の他の好適な態様においては、前記第1
の分散強調手段は、前記超音波画像を構成する走査線に
沿って不規則に変化する第1の不規則波形関数の前記各
画素ごとの値である第1の変換係数RT に基づいて前記
分散変換を行い、前記第2の分散強調手段は、前記走査
線に沿って不規則に変化する第2の不規則波形関数の前
記各画素ごとの値である第2の変換係数RV に基づいて
前記速度変換を行うことを特徴とする。
段は、小領域に含まれる画素の集合、または走査線上に
て不規則波形関数の波形幅に対応する画素の集合に対し
ては同一の傾向・程度のT、Vの遷移量を与え、この画
素の集合に隣接する他の画素の集合にはそれとは異なる
傾向・程度のT、Vの遷移量を与える。これにより、超
音波画像の画素値を、画素より大きな空間的な単位ごと
にばらつかせることができる。つまり、Tが大きな領域
に含まれる前記小領域等間では、その中での画素値の平
均的なレベルに差異が生じるので、Tの小さな領域では
滑らかな画質が得られるのに対し、Tが大きな領域では
前記小領域等を単位とした例えばモザイク状の模様が表
れ、視覚への訴求効果が一層向上する。
音波の送受波によって計測領域内の各点で測定された速
度分散Tの大きさに従い、当該速度分散Tを遷移させて
遷移後速度分散Tm を求める分散強調手段と、少なくと
も前記遷移後速度分散Tm に基づいて画素値を決定し超
音波画像を形成する画像形成手段とを含むことを特徴と
する。また、本発明に係る超音波ドプラ診断装置は、超
音波の送受波によって計測領域内の各点で測定された速
度分散Tの大きさに従い、当該速度Vを遷移させて遷移
後速度Vm を求める分散強調手段と、少なくとも前記遷
移後速度Vm に基づいて画素値を決定し超音波画像を形
成する画像形成手段と、を含むことを特徴とする。本発
明によれば、計測領域内での任意の測定量を表示する超
音波画像において、速度分散の情報を強調し重畳して表
示することができる。
照して説明する。図1は、本発明を実施した超音波カラ
ードプラ診断装置の主要部のブロック構成図である。こ
こでは、生体を計測対象として考える。探触子2は振動
子アレイを有する。この振動子アレイは送受信回路4で
生成されたパルス状の送信信号を供給されて励振され、
超音波パルスビームを計測領域である体内に送信する。
この超音波パルスビームの体内からの反射エコーは、探
触子2によって電気的な受信信号に変換され、送受信回
路4内の送受切換器を介して受信系統に取り込まれる。
ビームスキャンは、送信信号の位相差を振動子アレイ間
にて制御することにより超音波パルスビームの送信方向
を制御することにより行われ、これにより得られた反射
エコーを処理することにより、生体の断層像を得ること
ができる。本装置は、断層像として通常のBモード表示
とカラードプラ表示の両方を行うことができる構成であ
る。受信信号は送受信回路4にて増幅、振動子アレイ間
での受信信号の位相差を調整する受波整相処理等の処理
を行った後、その内部の分配器を介して、Bモード表示
処理の系統である受波整形検波回路6側とカラードプラ
表示処理の系統である直交位相検波回路8側との両方へ
出力される。
信号は受波整形検波回路6、アナログ・デジタル(A/
D)変換回路10を経て、デジタルスキャンコンバータ
(DSC)を用いた画像表示発生回路12に入力されB
モード断層画像のデータとして記憶される。
受信信号は直交位相検波回路8、A/D変換回路16、
クラッタ抑制回路18、血流情報計算回路20を経て、
画像表示発生回路12に入力されカラードプラ断層画像
のデータとして記憶される。ここで、直交位相検波回路
8は、生体内からの受信信号を互いに位相が90゜異な
る参照波で検波して複素ドプラ信号を生成する直交位相
検波処理を行う。この出力には、比較的動きの遅い心臓
壁や弁運動からの反射信号も含まれている。この低周波
のドプラ信号は、血流からの反射信号の例えば数百倍と
いう大きな振幅を有し、血流の測定に著しい妨害を与え
るもの(クラッタ)である。クラッタ抑制回路18はド
プラ信号における低周波成分を除去することによりこの
クラッタの除去を行う。
析を行う回路であり、自己相関法などにより、平均ドプ
ラ周波数から各点での平均血流速度を求める演算、速度
の広がりを求める分散演算、ドプラ信号のパワーを求め
るパワー演算といった処理を行う。これらの演算により
運動状態を表す変数値として求められた速度Vとその分
散Tとがそれぞれバッファメモリに速度画像、速度分散
画像として格納される。このメモリのX、Yアドレス
は、測定座標系に対応している。つまり直交座標系
(X,Y)にて測定された場合には、X、Yアドレスに
それぞれX座標、Y座標が対応する。よって直交座標系
の場合には、メモリにそれぞれ格納された速度画像、速
度分散画像は実際の計測領域のイメージに直接的に対応
するので、これをそのまま画像表示発生回路12に入力
すればよい。また極座標系(r,θ)にて測定された場
合には、X、Yアドレスにそれぞれθ座標、r座標が対
応する。ただし、極座標系の場合には、メモリにそれぞ
れ格納された速度画像、速度分散画像を直接的に表示器
14に表示すると、例えばセクタ型の実際の計測領域が
それとは異なる矩形に表示される。この場合、画像表示
発生回路12において、DSCを介してメモリ上での画
像イメージを実際の領域のイメージに変換するような処
理が行われている。本装置ではカラーフローマッピング
が行われており、上記メモリに格納された速度Vと分散
Tに基づいて、従来技術の説明にて述べたようにして色
度が決定され、それを画素値とする画像が生成される。
画像表示発生回路12は、この色度を画素値とするカラ
ードプラ表示のデータとBモード表示のデータとを入力
され、これらを重ね合わせた画像を形成し、表示器14
にて表示する。
た図であって、他の部分、例えば探触子2によるスキャ
ン動作と画像表示とのタイミングを合わせたりするため
の制御系については図示を省略している。
るが、本装置における特徴は血流情報計算回路20、ま
たは、画像表示発生回路12での処理にある。つまり、
従来の装置では測定された速度Vと速度分散Tとが同一
であれば、画素値に対応される色度は一意に決まるのに
対し、本装置では、次の(1)、(2)式で表されるよ
うに、計測手段により得られた速度分散T、速度Vを乱
数的な変換係数RT 、RV に基づいて遷移させて、遷移
後速度分散Tm 、遷移後速度Vm に変換し、これら
Tm 、Vm を用いて色度を決定する。
る乱数である。その分布は本装置では、平均値0のガウ
ス分布である。その他、RT 、RV はある範囲での一様
乱数であってもよいし、離散的な値をとる乱数であって
もよく、種々のものを用いることができる。RT 、RV
について本質的なことは、場合ごとに、特に画像の隣接
する領域で異なる値を取り得ることとし、速度分散の画
像上における明瞭な表示を可能とすることである。よっ
て、本装置の分散強調手段としては、RT 、RV に乱数
でないものを用いた構成も可能であり、例えば、画像上
の位置に応じ市松模様状に交互に1、−1となるように
定義してもよい。またF(T) は速度分散Tの単調増加関
数であり、例えば(3)式に表される関数である。
数である。図2は、(3)式で表されるF(T) の例であ
り、n=1.5 と2の場合を示す。このほか、F(T) は単
調増加関数であれば何でもよいが、経験的に(3)式に
示す関数は、速度分散Tを明瞭に表示するという目的に
対して良好な結果を示す。なお、F(T)を(1)式と
(2)式において異なる関数、例えば(3)式において
異なるnを有する関数としてもよい。またF(T) に代え
て、TとVの2つの引数で定義される関数F(T,V) を用
いることもできる。
をそれらを中心としてランダムにばらつかせたものであ
る。Tm 、Vm はランダムにばらつくので、T、Vの組
が互いに同一となる点があったとしても必ずしもそれら
に対するTm 、Vm の組は同一とはならず、よってこれ
らの点に対しては異なる色度が定義されることとなる。
このTm 、Vm それぞれのばらつき度合いは単調増加関
数F(T)により速度分散Tが大きいほど大きい。すな
わち、(1)、(2)式による処理により分散強調が行
われる。本装置は、上記変換処理に基づくカラードプラ
画像における分散強調手段を有している点で、従来の装
置と相違している。速度分散Tに応じて色度のばらつき
を大きくすることにより、視覚上、速度分散Tが大きい
箇所はざらついた感じを与える画像が得られ、色度の違
い、すなわち色度の緑成分の強さだけにより速度分散T
の情報を表現する従来装置よりも速度分散の知覚が容易
となる。
視覚への訴求効果を向上させるため、画像領域を小領域
(窓)に分割し、各窓内の画素には、乱数値RT 、RV
の組として同じものを用いる。窓は例えば画像を水平方
向に3画素ごと、垂直方向に2画素ごとに分割して得ら
れる、3×2画素の領域である。このように小領域を用
いることにより、画像はモザイク状に表される。分散強
調の空間的単位を画素ではなく、ある程度の大きさの領
域とすることにより、より視覚上目立つようになる。但
し、その領域の大きさをあまり大きくすると、分散の大
きな箇所、例えば血流の乱れがどこに生じたかを特定し
にくくなるので、窓の大きさは、例えば乱流の発生の有
無の認識の容易さと乱流の発生位置の検出に要求される
精度との兼ね合いから定められる。このとき画像の解像
度、つまりX、Yアドレスの最大値(それぞれ画像の水
平画素数、走査線数に対応)も関係することはいうまで
もない。なお、窓内の画素間では乱数を共通に定義した
だけであるので、画素間での元のT、Vのそれぞれの大
小関係は保存されている。よって窓内で画素値は一般に
均一とはならず、解像度の劣化とはならない。以下、詳
細を説明する。
及び速度分散画像に分散強調処理を行う血流情報変換器
の大まかなブロック構成図である。これら画像メモリは
血流情報計算回路20の中にあっても、画像表示発生回
路12のDSCの前または後にあってもよい。また、直
交座標系であっても、極座標系であってもよい。便宜
上、直交座標系(X,Y)を用いて説明する。血流情報
変換器40は、速度画像を格納した速度用メモリ42か
ら速度Vが、そして速度分散画像を格納した速度分散用
メモリ44から速度分散Tが入力される。入力される
V、Tのメモリ42、44でのX、Yアドレスは画像ア
ドレス発生器46により指定される。この画像アドレス
発生器46から出力されるX、Yアドレスは血流情報変
換器40にも入力される。血流情報変換器40は、乱数
番号発生器50と3つのROM(ReadOnly Memory)5
2、54、56を含み、入力されたV、Tに(1)、
(2)式で表される変換を行い、Vm 、Tm を生成し出
力する。
対応づけられるインデックスiを、画像領域の各窓に割
り当てるテーブルである。図4は、乱数番号発生器50
に格納されているテーブルのイメージ図である。本装置
では、窓は水平3画素、垂直2画素の大きさとしてお
り、全画像領域、例えば512×512画素の領域が窓
の大きさに分割される。乱数番号発生器50は、X、Y
アドレスにより指定される各画素ごとにインデックスi
を格納しているが、そのインデックスiには同一の窓に
含まれる画素については同じ値が設定されている。イン
デックスは、例えばi=0〜63の整数であり、これを
画像領域内の窓間においてランダムかつ均一に分布させ
る。
パラメータに1つの値を対応させる2次元変換テーブル
を格納している。ROM52には、速度分散Tとインデ
ックスiの組(T,i)に対応するTm の値が、(1)
式に基づいてあらかじめ計算されて格納されている。こ
の計算において変換係数RT にはインデックスiに対応
づけられる乱数値RT (i) が用いられる。また、変換後
の処理も施されている。例えば、速度分散Tm には0≦
Tm ≦TM という条件を課し、(1)式の値がTm <0
となる(T,i)に対しては、ROM52にTm =0を
格納し、(1)式の値がTm >TM となる(T,i)に
対しては、ROM52にTm =TM を格納する。
M54とROM56を用いて行われる。ROM54に
は、(2)式の右辺第2項の値が組(T,i)に対応し
てあらかじめ計算されて格納される。すなわち、インデ
ックスiに対応づけられる乱数値RV (i) を用いて計算
された[F(T) ・RV (i) ]が格納される。ROM56
は、速度VとROM54から出力された[F(T) ・RV
(i) ]とを2つのパラメータとして、これら2つのパラ
メータに対し、これらを互いに加算した値、すなわち
(2)式の値をあらかじめ計算して格納している。ま
た、ROM56の内容は、(2)式に基づく変換を行っ
た後の処理も反映している。つまり、例えばROM56
には、(2)式の計算により|Vm |>最大流速VM と
なる場合には折り返し処理を行った値(Vm −2VM ま
たはVm +2VM )が格納されている。
とにより、これらに対応するTm が決定され、一方RO
M54、56にT、V、iを与えることにより、これら
に対応するVm が決定され、血流情報変換器40からT
m 、Vm が出力される。従来は変換前のT、Vを用いて
カラーフローマッピング、及び表示器14への表示を行
っていた。それと比較すると本装置では、ランダムにば
らつかせて求めたTm、Vm をT、Vに代えて用いる点
が異なる。カラーフローマッピングの処理や表示器14
へのカラードプラ画像の表示処理は従来の回路をそのま
ま用いて行うことができる。なお、本装置で用いた乱数
RT (i) 、RV (i) は、例えば平均値0で−1〜1の範
囲で発生されるガウス型の乱数関数に基づくものである
が、代わりに他の乱数関数を用いてもよい。
ピングの原理を説明する色度図の概略図であり、速度
V、速度分散Tと色度図上の点との対応付けを説明する
図である。座標軸の設定は図8と同様である。例えば、
速度Vと分散Tを座標系とする3つの測定点A(T1 ,
V1 )、B(T2 ,V2 )、C(T3 ,V3 )を考え
る。測定点A、B、Cをそれぞれ中心とする点線の円
は、各測定点に対応する点(Tm ,Vm )の分布範囲を
表す。血流情報変換器40は、各測定点に対して、それ
ぞれの分布範囲内から乱数RT 、RV に基づいてランダ
ムに選択された一点を対応させる働きを有する。選択さ
れた一点(Tm ,Vm )により色度図上において指定さ
れる色度が、カラードプラ画像の画素値として決定され
る。
3 は(3)式により定まる。例えばr1 =F(T1 ) 、r
2 =F(T2 ) である。T1 <T2 とするとr1 <r2 で
あり、速度分散Tの測定値が大きいほど、Tm 、Vm の
ばらつき形が大きくなる。そのため疾病等によって血流
が異常となり速度分散Tが大きくなると、その領域は、
一つには同一の窓内での色度の変化が強調されること、
もう一つには隣接する窓間で色度のギャップが大きくな
りモザイク状の模様が鮮明に表れることによって、視覚
的に目立ちやすくなる。
く、そのため円で示される分布範囲が色度図の定義域か
ら一部はみ出す。血流情報変換器40は、このはみ出す
斜線領域80内の点(Tm ,V'm )を、速度軸(色度図
のy軸)上の反対側の斜線領域82内の点、正確には
(Tm ,V'm −2VM )なる点に対応させるように、R
OM56の変換テーブルを定義されている。これが折り
返し処理である。
にそれぞれ格納された速度画像、速度分散画像が極座標
系(r,θ)で表される例えば、セクタ画像に対応した
ものである場合でも、上述したのと同様の処理により変
換が行われる。そして、この場合、実際のイメージであ
るセクタ画像にて表示器14に表示するためには、画像
表示発生回路12にてDSCにより座標変換が行われ
る。また、極座標系の速度画像、速度分散画像をDSC
により、一旦、直交座標系の画像に変換した後、上述し
たのと同様の処理を行ってもよい。
段に速度用メモリ42、速度分散用メモリ44に格納さ
れた速度画像、速度分散画像があるものとしたが、ここ
に画像イメージでデータが蓄積されることは必須ではな
い。例えば、測定により得られる各点の速度V、速度分
散Tを逐次、血流情報変換器にてVm 、Tm に変換し、
変換されたデータを画像表示発生回路12にて蓄積して
画像を形成するようにしてもよい。
Mなどに格納されたテーブルを用いた変換により実現し
た。このテーブルには折り返し処理などの各種例外的処
理をあらかじめ含んだ形で定義しておくことができる。
そのため、演算器ならば条件判断処理を必要とし処理時
間が増加するような場合でも、本装置で用いたテーブル
による方法ならば安価かつ単純な構成で高速に変換を行
うことができる。むろん、演算器を用いて上記血流情報
変換器の機能を実現し、本発明を実施することも可能で
ある。
める際、変換係数である乱数RT 、RV はインデックス
iのみに依存させて定めた。すなわち乱数はRT (i) 、
RV(i) という形で表されるものとした。しかし、例え
ば速度分散Tにも依存するRT (i,T) 、RV (i,T) とい
う形の乱数を用いてROM52、54の内容を定めても
よい。このときの引数Tとしては、例えば窓内の平均の
速度分散を用いることができる。さらに、速度V、速度
分散Tが変化しなくても、ばらつき自体を経時的に変化
させることにより、より視覚に訴えるようにすること
も、病変の検知をより鋭敏に行うために有効である。こ
のような経時的な変化を実現する具体的構成例の一つ
は、ROM52、54に、(T,i)に対応するテーブ
ルとして異なる内容を有するものをそれぞれ複数格納し
ておき、これら複数のテーブルから画像のフレームごと
に異なるものを選択して用いるというものである。
ラ診断装置であるが、本発明は他の被検体を測定する超
音波ドプラ診断装置にも適用することができる。
て図面を参照して説明する。図1に示す構成は、本装置
においても同様であるので、以下の説明に同図を援用す
る。本装置と上記実施形態に係わる装置とは、血流情報
計算回路20または画像表示発生回路12の中の血流情
報変換器が異なる。本装置の血流情報変換器は、そのブ
ロック構成としては上記実施形態の図3と同じであるの
で同図を援用する。但し、各構成要素は互いに差異を有
するため、以下の説明では、血流情報変換器及びその構
成要素の符号は、図3の符号に100を加えたものを用
いて区別する。具体的には、本装置の血流情報変換器1
40は、RT 、RV として実施形態1のような無相関の
乱数ではなく、不規則波形を各走査線に対応させ
(1)、(2)式に示す変換を行う。図6(a)、
(b)はそれぞれRT (i) 、RV (i) に対する不規則波
形関数の一例を示すグラフである。RT 、RV が実施形
態1と異なるものであるため、ROM152、154、
156の記憶しているテーブルの内容はROM52、5
4、56と異なる。また乱数番号発生器150も、図7
に示すブロック構成を有する点で上記実施形態の乱数番
号発生器50と異なる。以下、詳細を説明する。なお、
速度用メモリ42、速度分散用メモリ44に蓄積される
速度V、速度分散Tは、直交座標系(X,Y)により測
定されたものでも、極座標系(r,θ)により測定され
たものでもよい。
同様、画像アドレス発生器46から出力されるX、Yア
ドレスと、速度用メモリ42、速度分散用メモリ44か
ら前記X、Yアドレスに対応して読み出される速度V、
速度分散Tとが入力される。速度V、速度分散Tの読み
出しは、Xアドレス方向を走査線方向とした順次走査に
より行われる。
を入力されて、インデックスiを出力する回路であり、
まずカウンタ170はYアドレス信号パルスを2分周し
てカウントアップを行う。すなわち、カウンタ170の
出力カウント値をWとすると、Y=0、1、2、3、
4、5、…というYのシーケンスに対応して、W=0、
0、1、1、2、2、…を順次出力する。ROM172
は、Wをインデックスとして正数の乱数aを格納してお
り、入力されたWに対応する乱数aを出力する。aは0
≦a≦Nであり、ここでNは速度用メモリ42、速度分
散用メモリ44のXアドレスの最大値である。
同期して動作する。カウンタ174はYアドレスをロー
ドして、その下位ビットに基づいて、乱数aのリセット
を行う。例えば、ここではYアドレスが2増加するごと
にaが変更されるので、カウンタ174は、2進数で表
されたYアドレスの下位1ビットが“0”となるとaを
取り込む。カウンタ174はaを初期値としてXアドレ
ス信号パルスごとにカウントアップを行い、そのカウン
ト値をiとして出力する。具体的にはi=a,a+1,
a+2,…,N,0,1,2,…,a−1と順次カウン
トする。
分散Tとインデックスiの組(T,i)に対応するTm
の値が(1)式に基づいてあらかじめ計算されて格納さ
れているが、この計算においてRT にはインデックスi
に対応づけられる不規則波形関数値RT (i) が用いられ
る点が上記実施形態と異なる。このROM152が第1
の分散強調手段であり、遷移後速度分散Tm を出力す
る。ROM152に格納される値において、遷移後速度
分散Tm の範囲制限(0≦Tm ≦TM )が考慮されてい
る点は上記実施形態と同じである。
形態1同様、第2の分散強調手段であり、遷移後速度V
m を出力する。実施形態1との違いは、ROM154に
組(T,i)に対応して格納される(2)式の右辺第2
項の値の計算において、RVとして不規則波形関数値R
V (i) を用いる点にある。ROM156に格納される値
において、遷移後速度分散Vm の折り返し処理が考慮さ
れている点は上記実施形態と同じである。
えば、連続する引数iの間で相関を有する不規則波形で
ある。これは、例えば、無相関の乱数列の値を引数iの
所定幅Lにて移動平均することにより生成することがで
きる。幅Lの選定により不規則波形の平均周期や変化の
度合いが調整される。ここでは、その平均周期は、例え
ば数画素程度となるように設定される。また、不規則波
形関数は、aで与えられる走査線上でのスタート位置が
2走査線ごとにランダムに変更される。
りXアドレス方向)には不規則波形関数の変動に応じて
空間的に不規則な周期で変調され、一方、Yアドレス方
向には2画素という大きさの変調の周期を有する。よっ
て本装置では、速度分散Tが、画素値を速度分散Tに応
じたばらつき量で画素ごとに遷移させることによって、
画像上で強調されるのとは別に、2次元的に分布した粒
状の模様によっても画像上、強調される。つまり実施形
態1で述べた窓ごとに乱数を定義して得られたモザイク
状の模様と同様の視認性向上の効果が本装置においても
実現される。なお、実施形態1の窓を用いた場合には、
画素値の空間的変化の周期は一定、例えば3画素ごとで
あったが、これに対し不規則波形関数を用いると周期が
不規則となり、この点で実施形態1と異なる。
関して、例えば乱流の発生の有無の認識の容易さと乱流
の発生位置の検出に要求される精度との兼ね合いから定
められる点は実施形態1と同様である。本装置では、粒
径は走査線方向に関しては、例えば不規則波形関数を生
成する際の上記移動平均幅Lにより調整され、一方、Y
アドレス方向には、カウンタ170の分周比を変え、こ
れに対応させてカウンタ174のaのロードタイミング
を変えることにより調整される。
り血流情報変換器の機能をROMなどのテーブルを用い
た変換により実現したが、これを演算器の用いて実現し
てもよい。また、乱数番号発生器150は、X、Y座標
が指定されると各画素に対応する不規則波形関数の引数
iを出力するようなテーブルを格納したROMで構成す
ることもできる。この場合にはX、Yアドレスの順序に
関係なく(1)、(2)式による変換を行うことができ
るので、速度用メモリ42、速度分散用メモリ44を省
くこともできる。さらに、速度V、速度分散Tが変化し
なくても、ばらつき自体が経時的に変化するように、例
えば、ROM152、154に、異なる不規則波形関数
に対応するテーブルを複数格納しておき、これら複数の
テーブルから画像のフレームごとに異なるものを選択し
て用いてもよい。
ば、速度V、速度分散Tに基づいて画素値が定められる
超音波画像において、速度分散Tが大きいほど空間的に
遷移後速度Vm 、遷移後速度分散Tm が大きな振幅で変
動するようにこれらVm 、Tm が定められ、よって、速
度分散Tの大小が画素値のばらつきとして画像に強調さ
れて表現される。これにより乱流を生じ速度分散が大き
くなる現象をたとえその現象が瞬間的、または微細であ
っても容易に検知することができるという効果が得ら
れ、例えば、上記現象を伴う心臓の疾病などをより正確
に検出できるようになる。
値を、画素より大きな空間的な単位ごとにTの大きさに
応じてばらつかせることにより、Tの小さな領域では滑
らかな画質が得られるのに対し、Tが大きな領域では前
記小領域等を単位とした例えばモザイク状の模様が表れ
る。これにより、速度分散Tの大小の視覚への訴求効果
が一層向上し、速度分散Tが大きくなる現象をさらに正
確に検出できるという効果が得られる。
意の測定量を表示する超音波画像において、各画素値を
その各画素に対応する速度分散Tの大きさに応じてばら
つかせることにより、超音波画像に速度分散Tの情報を
検知容易な形で重畳して表示することができるという効
果が得られる。
置の主要部のブロック構成図。
(T)の一例を示すグラフ。
ているテーブルのイメージ図。
散強調処理の作用を説明するための模式的な色度図。
RV (i) の波形例を示すグラフ。
構成図。
式的な色度図。
8 直交位相検波回路、10,16 A/D変換回路、
12 画像表示発生回路、14 表示器、18クラッタ
抑制回路、20 血流情報計算回路、40,140 血
流情報変換器、42 速度用メモリ、44 速度分散用
メモリ、46 画像アドレス発生器、50,150 乱
数番号発生器、52,54,56,152,154,1
56,172 ROM、170,174 カウンタ。
Claims (7)
- 【請求項1】 超音波の送受波により計測領域内の各点
での速度V及び速度分散Tを計測する計測手段と、 前記速度分散Tの大きさに従って当該速度分散Tを遷移
させる分散変換を行い、遷移後速度分散Tm を求める第
1の分散強調手段と、 前記速度分散Tの大きさに従って前記速度Vを遷移させ
る速度変換を行い、遷移後速度Vm を求める第2の分散
強調手段と、 前記遷移後速度Vm 及び前記遷移後速度分散Tm に基づ
いて画素値を決定し超音波画像を形成する画像形成手段
と、を含むことを特徴とする超音波ドプラ診断装置。 - 【請求項2】 前記画像形成手段は、前記遷移後速度V
m 及び前記遷移後速度分散Tm の組み合わせに基づい
て、前記画素値として色度を決定することを特徴とする
請求項1記載の超音波ドプラ診断装置。 - 【請求項3】 前記第1の分散強調手段は、乱数的な第
1の変換係数RT 及び前記速度分散Tに関する単調増加
関数F(T)とを用い、次式、 Tm =T+F(T)×RT によって前記遷移後速度分散Tm を求め、 前記第2の分散強調手段は、乱数的な第2の変換係数R
V 及び前記単調増加関数F(T)とを用い、次式、 Vm =V+F(T)×RV によって前記遷移後速度Vm を求めること、を特徴とす
る請求項1記載の超音波ドプラ診断装置。 - 【請求項4】 前記第1の分散強調手段は、前記超音波
画像を構成する各小領域ごとに定義された乱数的な第1
の変換係数RT に基づいて前記分散変換を行い、 前記第2の分散強調手段は、前記各小領域ごとに定義さ
れた乱数的な第2の変換係数RV に基づいて前記速度変
換を行うこと、を特徴とする請求項1記載の超音波ドプ
ラ診断装置。 - 【請求項5】 前記第1の分散強調手段は、前記超音波
画像を構成する走査線に沿って不規則に変化する第1の
不規則波形関数の前記各画素ごとの値である第1の変換
係数RT に基づいて前記分散変換を行い、 前記第2の分散強調手段は、前記走査線に沿って不規則
に変化する第2の不規則波形関数の前記各画素ごとの値
である第2の変換係数RV に基づいて前記速度変換を行
うこと、を特徴とする請求項1記載の超音波ドプラ診断
装置。 - 【請求項6】 超音波の送受波によって計測領域内の各
点で測定された速度分散Tの大きさに従い、当該速度分
散Tを遷移させて遷移後速度分散Tm を求める分散強調
手段と、 少なくとも前記遷移後速度分散Tm に基づいて画素値を
決定し超音波画像を形成する画像形成手段と、を含むこ
とを特徴とする超音波ドプラ診断装置。 - 【請求項7】 超音波の送受波によって計測領域内の各
点で測定された速度分散Tの大きさに従い、当該速度V
を遷移させて遷移後速度Vm を求める分散強調手段と、 少なくとも前記遷移後速度Vm に基づいて画素値を決定
し超音波画像を形成する画像形成手段と、を含むことを
特徴とする超音波ドプラ診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22271696A JP2987109B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 超音波ドプラ診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP22271696A JP2987109B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 超音波ドプラ診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1057377A true JPH1057377A (ja) | 1998-03-03 |
JP2987109B2 JP2987109B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=16786795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22271696A Expired - Fee Related JP2987109B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 超音波ドプラ診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2987109B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11309146A (ja) * | 1998-03-26 | 1999-11-09 | General Electric Co <Ge> | 超音波散乱体の流れをイメ―ジングするシステムおよび方法 |
JP2009153919A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Toshiba Corp | 超音波診断装置、超音波画像処理装置及び超音波画像処理プログラム |
WO2013172101A1 (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-21 | シャープ株式会社 | 表示装置、表示装置の制御方法、テレビジョン受像機、制御プログラム、および記録媒体 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP22271696A patent/JP2987109B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11309146A (ja) * | 1998-03-26 | 1999-11-09 | General Electric Co <Ge> | 超音波散乱体の流れをイメ―ジングするシステムおよび方法 |
JP2009153919A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Toshiba Corp | 超音波診断装置、超音波画像処理装置及び超音波画像処理プログラム |
WO2013172101A1 (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-21 | シャープ株式会社 | 表示装置、表示装置の制御方法、テレビジョン受像機、制御プログラム、および記録媒体 |
JP2013258684A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-12-26 | Sharp Corp | 表示装置、表示装置の制御方法、テレビジョン受像機、制御プログラム、および記録媒体 |
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JP2987109B2 (ja) | 1999-12-06 |
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