JPH06252935A - 状態表示機能付きアウトレット - Google Patents

状態表示機能付きアウトレット

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JPH06252935A
JPH06252935A JP5033733A JP3373393A JPH06252935A JP H06252935 A JPH06252935 A JP H06252935A JP 5033733 A JP5033733 A JP 5033733A JP 3373393 A JP3373393 A JP 3373393A JP H06252935 A JPH06252935 A JP H06252935A
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JP
Japan
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outlet
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test pulse
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JP5033733A
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Akira Matsuzaki
章 松崎
Junko Nakajima
純子 中島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネットワーク加入時における管理者の手間を省
き、誰もが簡単に信頼性の高いネットワークを利用でき
るような状態表示機能付きアウトレットを提供する。 【構成】CSMA/CD方式を用いたツイストペア線先
行配線型LANのアウトレット1において、ネットワー
ク側から端末側に送信される平衡信号又は端末側からネ
ットワーク側に送信される平衡信号を平衡−不平衡変換
手段16により不平衡信号に変換し、この不平衡信号か
らリンクテストパルス検出手段17によりリンクテスト
パルスを検出することにより、アウトレット1における
ネットワーク側と端末側の接続状態を検出でき、これを
表示手段10で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ツイストペア線を用い
た先行配線型ネットワークに用いられる状態表示機能付
きアウトレットに関するものであり、例えば、IEEE
802.3規格に準拠する10BASE−TのようなC
SMA/CD方式のツイストペア線LANに利用される
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ツイストペア線を用いた先行配線
システムが広く利用されている。この種の先行配線シス
テムにおいては、各フロア内のアウトレットの状態はパ
ッチダウンブロックで集中的に管理されている。このパ
ッチダウンブロックの個々の配線とフロア内の各アウト
レットは一対一に対応しており、パッチダウンブロック
の配線パターンを変えることで、フロア内の情報配線パ
ターンを変化させ、オフィスのレイアウト変更に対応で
きる。多くの場合、このパッチダウンブロックは、特定
の管理者により管理されている。したがって、ネットワ
ークが複雑になるにつれて、一般のユーザにはどのアウ
トレットがネットワークに接続されているのか分からな
くなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の先
行配線システムにおいて、アウトレットを使用する場合
には、そのアウトレットがネットワークに接続されてい
るか否を示す情報の表示がアウトレットには無く、ネッ
トワークへの接続の有無を確かめるためには、パッチダ
ウンブロックで管理者に確認してもらう必要があった。
管理者に確認できない場合には、未確認のまま接続し、
ネットワークに加入できないトラブルも生じていた。
【0004】本発明は、上述のような点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、ネットワーク
加入時における管理者の手間を省き、誰もが簡易に信頼
性の高いネットワークを利用できるようにした状態表示
機能付きアウトレットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の状態表示機能付
きアウトレットにあっては、上記の課題を解決するため
に、図1に示すように、ツイストペア線を伝送媒体と
し、CSMA/CD方式を用いたLANの先行配線シス
テムに使用されるアウトレット1において、ツイストペ
ア線上の平衡信号を不平衡信号に変換する平衡−不平衡
変換手段16と、平衡−不平衡変換手段から出力される
不平衡信号を入力してIEEE802.3規格に規定さ
れるリンクテストパルスを検出するリンクテストパルス
検出手段17と、リンクテストパルス検出手段による検
出結果に応じてアウトレットにおけるネットワークと端
末の接続状態を表示する表示手段10とを備えることを
特徴とするものである。また、前記アウトレット1に接
続されるツイストペア線は、端末側からネットワーク側
に平衡信号を送信するための信号線対13と、ネットワ
ーク側から端末側に平衡信号を送信するための信号線対
14のほかに、少なくとも1対の空き信号線対15を備
え、図3に示すように、ネットワーク側のツイストペア
線を複数のアウトレット1に分配するための分配装置2
の内部に、図2に示すように、前記空き信号線対に直流
電流を供給する直流電源回路24を設け、前記アウトレ
ット1における動作電源は前記空き信号線対15から供
給することが好ましい。
【0006】
【作用】本発明によれば、CSMA/CD方式を用いた
ツイストペア線先行配線型LANのアウトレット1にお
いて、ネットワーク側から端末側に送信される平衡信号
又は端末側からネットワーク側に送信される平衡信号を
平衡−不平衡変換手段16により不平衡信号に変換し、
この不平衡信号からリンクテストパルス検出手段17に
よりリンクテストパルスを検出することにより、アウト
レット1におけるネットワーク側と端末側の接続状態を
検出でき、これを表示手段10で表示することにより、
一般ユーザはネットワーク管理者に問い合わせなくて
も、そのアウトレット1がネットワークに接続されてい
るか否を確認することができる。また、アウトレット1
がリンクテストパルスの検出や接続状態の表示のために
消費する電力は、ツイストペア線の空き信号線対を用い
て供給すれば、アウトレット1には電源回路を設ける必
要は無くなり、電源回路を分配装置2に設けることによ
り、複数のアウトレットについて1つの電源回路を共有
することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1は本発明による状態表示機能付きア
ウトレット1の内部構成を示している。図中、10は表
示手段であり、例えば、緑色と黄色の表示を行えるよう
に、色の異なる2つのLEDを備えている。11は端末
側のツイストペアポートであり、例えば、8ピンのモジ
ュラージャックコネクタよりなり、端末側のツイストペ
ア線にモジュラープラグを用いて接続できるように構成
されている。12はネットワーク側のアウトレットであ
り、ネットワーク側の先行配線されたツイストペア線に
接続されるように構成されている。13は端末側からネ
ットワーク側に送信される平衡信号が伝送される信号線
対であり、14はネットワーク側から端末側に送信され
る平衡信号が伝送される信号線対である。また、15は
空き信号線対であり、本実施例では、直流電源線とその
グランド線として使用されている。16は平衡−不平衡
変換手段であり、前記各信号線対13、14を伝送され
る平衡信号を取り込んで、不平衡信号に変換して出力す
る機能を有している。この平衡−不平衡変換手段16
は、トランスを用いたパッシブな変換回路で構成しても
良いし、差動増幅器を用いたアクティブな変換回路で構
成しても良い。差動増幅器を用いる場合には、空き信号
線対15を用いた直流電源線とそのグランド線から動作
電源を供給するものである。次に、17はリンクテスト
パルス検出手段であり、前記平衡−不平衡変換手段16
から出力される不平衡信号からIEEE802.3規格
に規定されているリンクテストパルスを検出すると、キ
ャリア信号18を出力し、一定時間以上リンクテストパ
ルスが無かった場合には、キァリア信号18の出力を停
止する。表示手段10では、リンクテストパルス検出手
段17から出力されるキャリア信号の組み合わせを利用
してアウトレットにおけるネットワークの接続状態を表
示するものである。なお、19は直流電源線とそのグラ
ンド線として利用されている空き信号線対15のグラン
ド線である。
【0008】図2は本発明の状態表示機能付きアウトレ
ットに対する電源供給手段の一例を示したものである。
この例では、ネットワーク側からのツイストペア線を各
アウトレットに分配するための分配装置2に電源供給ア
ダプタとしての機能を持たせている。図中、21はMD
Fコネクタであり、MDFケーブル3が接続されてい
る。MDFケーブル3には、パッチダウンブロックを経
てマルチポートリピータが接続されている。22はIE
EE802.3で規定される2対の平衡信号が伝送され
る信号線を表している。23はツイストペアポートであ
り、この先にツイストペア線を経て本発明の状態表示機
能付きアウトレットが接続されている。24は直流電源
回路であり、AC100Vの商用電源線25から供給さ
れた交流電圧から直流の定電圧を出力して、直流電源線
26に供給するものである。2対の平衡信号が伝送され
る信号線22はアウトレットの信号線対13及び14に
接続されており、直流電源線26はアウトレット内の空
き信号線15に接続されている。
【0009】これらの手段を用いた全体のネットワーク
システムの構成例を図3に示す。図中、1は本発明の状
態表示機能付きアウトレット、2は本発明の電源供給ア
ダプタ、3はMDFケーブル、4はパッチダウンブロッ
ク、5はマルチポートリピータ、6はツイストペア線で
ある。本発明の状態表示機能付きアウトレット1は情報
コンセントとして壁や床などに埋め込まれており、ツイ
ストペア線6は予め先行配線されている。このシステム
を用いれば、パッチダウンブロック4の接続状態を状態
表示機能付きのアウトレットで知ることができ、更に、
自己の端末との接続を確認することができる。例えば、
表示手段10におけるLEDの表示例として、そのアウ
トレット1がパッチダウンブロック4を経て、マルチポ
ートリピータ5に接続されていなければ無点灯状態、接
続されていればネットワーク側のリンクテストパルスの
検出により黄色、更に端末を接続すれば、ネットワーク
側と端末側の両方のリンクテストパルスの検出により緑
色となることで、パッチダウンブロック4の接続の有
無、自己の端末の接続の有無をLEDの色によって確認
することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、CSMA/CD方式を
用いたツイストペア線先行配線型LANのアウトレット
において、ネットワーク側又は端末側から送信される平
衡信号を不平衡信号に変換し、リンクテストパルスを検
出して、その検出結果を表示するようにしたので、アウ
トレットがネットワークに接続されているか否か、ある
いはアウトレットを介してネットワークと利用者の端末
との接続が正常になされているか否かを、個々のアウト
レットについて一般ユーザが容易に認識できるため、ネ
ットワーク構築を容易に行うことができ、その信頼性も
向上するという効果がある。また、アウトレットにおけ
るリンクテストパルスの検出や接続状態の表示のための
動作電源は、ツイストペア線の空き信号線を介して供給
すれば、外部の電源回路から複数のアウトレットに電源
供給を行うことができ、個々のアウトレットに電源回路
を内蔵する必要がなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアウトレットの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に用いる電源アダプタの内部構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明によるネットワークの構成例を示す説明
図である。
【符号の説明】 1 アウトレット 10 表示手段 11 端末側のツイストペアポート 12 ネットワーク側のツイストペアポート 13 ネットワーク側への送信信号線対 14 端末側への送信信号線対 15 空き信号線対 16 平衡−不平衡変換手段 17 リンクテストパルス検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツイストペア線を伝送媒体とし、CS
    MA/CD方式を用いたLANの先行配線システムに使
    用されるアウトレットにおいて、ツイストペア線上の平
    衡信号を不平衡信号に変換する平衡−不平衡変換手段
    と、平衡−不平衡変換手段から出力される不平衡信号を
    入力してIEEE802.3規格に規定されるリンクテ
    ストパルスを検出するリンクテストパルス検出手段と、
    リンクテストパルス検出手段による検出結果に応じてア
    ウトレットにおけるネットワークと端末の接続状態を表
    示する表示手段とを備えることを特徴とする状態表示機
    能付きアウトレット。
  2. 【請求項2】 前記アウトレットに接続されるツイス
    トペア線は、端末側からネットワーク側に平衡信号を送
    信するための信号線対と、ネットワーク側から端末側に
    平衡信号を送信するための信号線対のほかに、少なくと
    も1対の空き信号線対を備え、ネットワーク側のツイス
    トペア線を複数のアウトレットに分配するための分配装
    置に、前記空き信号線対に直流電流を供給する直流電源
    回路を設け、前記アウトレットにおける動作電源は前記
    空き信号線対から供給されることを特徴とする請求項1
    記載の状態表示機能付きアウトレット。
JP5033733A 1993-02-23 1993-02-23 状態表示機能付きアウトレット Expired - Lifetime JP2854770B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213340U (ja) * 1988-07-06 1990-01-26
JPH0514359A (ja) * 1991-07-03 1993-01-22 Ricoh Co Ltd Lanアダプタ及びその給電制御方法

Patent Citations (2)

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JPH0213340U (ja) * 1988-07-06 1990-01-26
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