JPH06252889A - 符号分割多元アクセス・システム用受信装置及びその方法 - Google Patents
符号分割多元アクセス・システム用受信装置及びその方法Info
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- JPH06252889A JPH06252889A JP6029133A JP2913394A JPH06252889A JP H06252889 A JPH06252889 A JP H06252889A JP 6029133 A JP6029133 A JP 6029133A JP 2913394 A JP2913394 A JP 2913394A JP H06252889 A JPH06252889 A JP H06252889A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 符号分割多元アクセス(CDMA)システム
受信機において、混信妨害のレベルが低いデータ復元技
術を提供する 【構成】 CDMAシステム受信機で使用する信号収集
器が、システム・ユーザに関連付けられた符号係数シー
ケンスの濾波されたレプリカと共に受信信号の各サンプ
ルを有する。各システム・ユーザに伝送されたシンボル
は、そのユーザの関連付けられた符号係数シーケンスの
濾波されたレプリカを使用して復元される。各システム
・ユーザの送信機と基地局との間の通信チャネルは帯域
制限される。従って、各ユーザの送信機中で、周波数特
性を持つフィルタ装置が、各符号化信号の周波数スペク
トルをその通信チャネルの帯域幅と同等以下の狭い所定
の帯域幅に制限するために使用される。本発明によれ
ば、各濾波されたレプリカはこの周波数特性を反映す
る。更に、通信チャネルもまた周波個数特性を持ち、且
つ、各濾波されたレプリカがなおこの周波数特性を反映
することができる。
受信機において、混信妨害のレベルが低いデータ復元技
術を提供する 【構成】 CDMAシステム受信機で使用する信号収集
器が、システム・ユーザに関連付けられた符号係数シー
ケンスの濾波されたレプリカと共に受信信号の各サンプ
ルを有する。各システム・ユーザに伝送されたシンボル
は、そのユーザの関連付けられた符号係数シーケンスの
濾波されたレプリカを使用して復元される。各システム
・ユーザの送信機と基地局との間の通信チャネルは帯域
制限される。従って、各ユーザの送信機中で、周波数特
性を持つフィルタ装置が、各符号化信号の周波数スペク
トルをその通信チャネルの帯域幅と同等以下の狭い所定
の帯域幅に制限するために使用される。本発明によれ
ば、各濾波されたレプリカはこの周波数特性を反映す
る。更に、通信チャネルもまた周波個数特性を持ち、且
つ、各濾波されたレプリカがなおこの周波数特性を反映
することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号分割多元アクセス
(Coded Division Multiple Access;CDMA)システ
ムの受信機における送信信号の復元に関し、特に、その
ようなシステムで使用される受信された拡散送信CDM
A信号を収集するため受信装置に関する。
(Coded Division Multiple Access;CDMA)システ
ムの受信機における送信信号の復元に関し、特に、その
ようなシステムで使用される受信された拡散送信CDM
A信号を収集するため受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMAシステムは、セルラ無線通信シ
ステムのような様々な種類の用途で使用される信号変調
技術である。そのようなシステムでは、多数のユーザが
随意に同一周波数帯域を通じて基地局と通信する。ま
た、各ユーザからは固有の符号化信号が伝送される。そ
の結果、基地局での受信信号は、多数の異なる符号化信
号の複合信号である。各符号化信号は、各一連のディジ
タル・シンボルに二以上の符号係数を乗算することによ
って形成される。各シンボルと一個の符号係数とで形成
される積は、「チップ」と呼ばれ、各チップは、チップ
区間として知られているビット区間の一部分に及ぶ。受
信機では、各ユーザの符号化ディジタル・シンボルが、
各ユーザによって使用されている符号係数を複製した形
態の符号係数を用いて、着信複合信号から復元される。
ステムのような様々な種類の用途で使用される信号変調
技術である。そのようなシステムでは、多数のユーザが
随意に同一周波数帯域を通じて基地局と通信する。ま
た、各ユーザからは固有の符号化信号が伝送される。そ
の結果、基地局での受信信号は、多数の異なる符号化信
号の複合信号である。各符号化信号は、各一連のディジ
タル・シンボルに二以上の符号係数を乗算することによ
って形成される。各シンボルと一個の符号係数とで形成
される積は、「チップ」と呼ばれ、各チップは、チップ
区間として知られているビット区間の一部分に及ぶ。受
信機では、各ユーザの符号化ディジタル・シンボルが、
各ユーザによって使用されている符号係数を複製した形
態の符号係数を用いて、着信複合信号から復元される。
【0003】これまで、伝送中に各符号化信号へ他の符
号化信号からの干渉信号が相当量混入することがあり
(混信)、高度情報化通信のためにこの混信の補償が具
備されなければならない。この混信妨害を低減するため
に、これまで幾つかの異なる混信低減技術が案出されて
いる。一つの従来技術、例えば、1992年8月4日に
特許された「CDMA通信システムにおける無線受信機
の多元アクセス混信の影響を低減する方法及び装置(Me
thod and Apparatus for Reducing Effects of Multipl
e Access Interference in a Radio Receiver in a Cod
e Division Multiple Access Communication System)」
なる標題の米国特許第5,136,612号では、前も
って復元されている他のユーザのシンボルを使用して拡
散送信された信号を収集する収集器により出力された各
ユーザのシンボルを操作する装置が受信機中で使用され
る。
号化信号からの干渉信号が相当量混入することがあり
(混信)、高度情報化通信のためにこの混信の補償が具
備されなければならない。この混信妨害を低減するため
に、これまで幾つかの異なる混信低減技術が案出されて
いる。一つの従来技術、例えば、1992年8月4日に
特許された「CDMA通信システムにおける無線受信機
の多元アクセス混信の影響を低減する方法及び装置(Me
thod and Apparatus for Reducing Effects of Multipl
e Access Interference in a Radio Receiver in a Cod
e Division Multiple Access Communication System)」
なる標題の米国特許第5,136,612号では、前も
って復元されている他のユーザのシンボルを使用して拡
散送信された信号を収集する収集器により出力された各
ユーザのシンボルを操作する装置が受信機中で使用され
る。
【0004】別のクラスの従来技術システム、例えば、
1990年4月号に発行された「IEEE・通信部会会
報(I.E.E.E.Transaction on Communications)」38巻
4号中の、「非同期チャネルにおける多数のユーザ検出
器の近・遠抵抗(Near-Far Resistance of Multiuser D
etectors in Asynchronous Channels)」なる標題の論
文、及び、更に最近のもので本出願人に譲渡され199
2年11月24日に出願された「非同期CDMAシステ
ムに対するデータ復元技術(Data Recovery Technique
for Asynchronous CDMA Systems)」なる標題の米
国特許出願第07/982168号では、或る時間区間
に渡り、各ブロックにその時間区間に対応する各ユーザ
の符号係数が包含されている数ブロックの符号係数を使
用して、受信された複合信号を操作する手法が使用され
る。
1990年4月号に発行された「IEEE・通信部会会
報(I.E.E.E.Transaction on Communications)」38巻
4号中の、「非同期チャネルにおける多数のユーザ検出
器の近・遠抵抗(Near-Far Resistance of Multiuser D
etectors in Asynchronous Channels)」なる標題の論
文、及び、更に最近のもので本出願人に譲渡され199
2年11月24日に出願された「非同期CDMAシステ
ムに対するデータ復元技術(Data Recovery Technique
for Asynchronous CDMA Systems)」なる標題の米
国特許出願第07/982168号では、或る時間区間
に渡り、各ブロックにその時間区間に対応する各ユーザ
の符号係数が包含されている数ブロックの符号係数を使
用して、受信された複合信号を操作する手法が使用され
る。
【0005】更に別のクラスの従来技術システム、例え
ば、本出願人に譲渡され1992年12月16日に出願
された「CDMAシステムに対する拡散送信信号を収集
する技術(Despreading Technique for CDMA System
s)」なる標題の米国特許出願第07/991841号で
は、各ユーザの符号係数をそれぞれ生成するために各ユ
ーザによって使用されるものとは相違する符号係数シー
ケンスを使用して、受信された拡散送信信号を収集する
ことにより混信妨害を低減する。
ば、本出願人に譲渡され1992年12月16日に出願
された「CDMAシステムに対する拡散送信信号を収集
する技術(Despreading Technique for CDMA System
s)」なる標題の米国特許出願第07/991841号で
は、各ユーザの符号係数をそれぞれ生成するために各ユ
ーザによって使用されるものとは相違する符号係数シー
ケンスを使用して、受信された拡散送信信号を収集する
ことにより混信妨害を低減する。
【0006】それら従来技術の構成の全てが、実質的に
標準CDMAシステムの特性を改善するものであるが、
それらの適用に際して相当なコスト増加を何ら招くこと
無く、より高い特性レベルを達成することが望まれてい
る。
標準CDMAシステムの特性を改善するものであるが、
それらの適用に際して相当なコスト増加を何ら招くこと
無く、より高い特性レベルを達成することが望まれてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来技術の構成を用いて得られるものよりも低いレ
ベルの混信しか有さない低コストのデータ復元技術をC
DMAシステムに適応しデータ復元技術を提供すること
である。
は、従来技術の構成を用いて得られるものよりも低いレ
ベルの混信しか有さない低コストのデータ復元技術をC
DMAシステムに適応しデータ復元技術を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、CDM
Aシステム内で拡散する信号が、各システム・ユーザに
よって使用される符号係数シーケンスの濾波されたレプ
リカを用いて受信信号を処理することによって供され
る。ここで開示される実施例では、各システム・ユーザ
の送信機と基地局との間の通信チャネルは帯域制限され
ており、関連周波数特性を持っている。各システム・ユ
ーザの送信機内では、関連付周波数特性を持つフィルタ
装置が、各符号化信号の周波数スペクトルをその通信チ
ャネルの帯域幅と同等以下の狭い所定の帯域幅に制限す
るために使用される。本発明によれば、各濾波されたレ
プリカは、上記送信機のフィルタ装置と上記通信チャネ
ルとの何れかまたは双方に関連付けられた周波数特性を
反映する。実施例では、各濾波されたレプリカに反映さ
れた濾波作用は、上記フィルタ装置の周波数特性と通信
チャネルの周波数特性とを組み合わせた周波数特性を有
する。本発明によれば、CDMAシステムの特性を改善
するために単独でするかまたは従来技術の混信低減技術
と組み合わせて使用することができる利点が有る。
Aシステム内で拡散する信号が、各システム・ユーザに
よって使用される符号係数シーケンスの濾波されたレプ
リカを用いて受信信号を処理することによって供され
る。ここで開示される実施例では、各システム・ユーザ
の送信機と基地局との間の通信チャネルは帯域制限され
ており、関連周波数特性を持っている。各システム・ユ
ーザの送信機内では、関連付周波数特性を持つフィルタ
装置が、各符号化信号の周波数スペクトルをその通信チ
ャネルの帯域幅と同等以下の狭い所定の帯域幅に制限す
るために使用される。本発明によれば、各濾波されたレ
プリカは、上記送信機のフィルタ装置と上記通信チャネ
ルとの何れかまたは双方に関連付けられた周波数特性を
反映する。実施例では、各濾波されたレプリカに反映さ
れた濾波作用は、上記フィルタ装置の周波数特性と通信
チャネルの周波数特性とを組み合わせた周波数特性を有
する。本発明によれば、CDMAシステムの特性を改善
するために単独でするかまたは従来技術の混信低減技術
と組み合わせて使用することができる利点が有る。
【0009】
【作用】上記手段により、CDMAシステムに対して、
従来技術の構成を用いて得られるものよりも低いレベル
の混信妨害を持つ低コストのデータ復元技術が得られ
る。
従来技術の構成を用いて得られるものよりも低いレベル
の混信妨害を持つ低コストのデータ復元技術が得られ
る。
【0010】
【実施例】本発明が適用されるシステムの一例では、音
声情報とデータ情報との何れかまたは双方を表わすビッ
トの通信が、複数のシステム・ユーザの各人と中央基地
局との間で行なわれる。個別のシステム・ユーザ及び基
地局からの通信は、非同期で行なわれ、各ユーザによる
送信は、他のユーザによる送信に対して任意な時間に到
達する。更に、そのような通信には、直交位相シフト・
キーイング(Quadrature Phase Shift Keying;QPS
K)変調が使用される。勿論、本発明はそのような変調
に制限されるものではなく、双位相シフト・キーイング
(Binary Phase Shift Keying;BPSK)変調技術或
いは他の様々な変調技術を使用するシステムを使用する
ことも可能である。
声情報とデータ情報との何れかまたは双方を表わすビッ
トの通信が、複数のシステム・ユーザの各人と中央基地
局との間で行なわれる。個別のシステム・ユーザ及び基
地局からの通信は、非同期で行なわれ、各ユーザによる
送信は、他のユーザによる送信に対して任意な時間に到
達する。更に、そのような通信には、直交位相シフト・
キーイング(Quadrature Phase Shift Keying;QPS
K)変調が使用される。勿論、本発明はそのような変調
に制限されるものではなく、双位相シフト・キーイング
(Binary Phase Shift Keying;BPSK)変調技術或
いは他の様々な変調技術を使用するシステムを使用する
ことも可能である。
【0011】図1において、複数のシステム・ユーザの
うちユーザ1として表わされているユーザに対する従来
構成の送信機100が図示されている。他の各ユーザは
そのユーザが持つ関連情報信号を基地局へ伝送するため
に同様な構成の送信機を有する。リード101は、ユー
ザ1の情報信号を表わすビットを信号写像器102へ印
加する。この信号写像器102は、所定の写像関数に従
って、リード101上のK個の一連のビットをM個の関
連シンボルに変換する。上記数値K及びMは、M = 2
Kの関係によって律される前もって選定された整数であ
り、信号写像器102は、しばしば「Mに関する(M-ar
y)」シンボル写像器と称される。このようにして供さ
れる各シンボルは、乗算器103においてユーザ1に対
する疑似ランダム・ノイズ(pseudorandon noise;P
N)シーケンスと乗算される。このPNシーケンスは、
リード104を介して乗算器103へ印加される。この
PNシーケンス中の信号値の個数はmであり、そのよう
な乗算によって1シンボル毎にm個の「チップ」が供さ
れる。なお、mは所定の整数である。
うちユーザ1として表わされているユーザに対する従来
構成の送信機100が図示されている。他の各ユーザは
そのユーザが持つ関連情報信号を基地局へ伝送するため
に同様な構成の送信機を有する。リード101は、ユー
ザ1の情報信号を表わすビットを信号写像器102へ印
加する。この信号写像器102は、所定の写像関数に従
って、リード101上のK個の一連のビットをM個の関
連シンボルに変換する。上記数値K及びMは、M = 2
Kの関係によって律される前もって選定された整数であ
り、信号写像器102は、しばしば「Mに関する(M-ar
y)」シンボル写像器と称される。このようにして供さ
れる各シンボルは、乗算器103においてユーザ1に対
する疑似ランダム・ノイズ(pseudorandon noise;P
N)シーケンスと乗算される。このPNシーケンスは、
リード104を介して乗算器103へ印加される。この
PNシーケンス中の信号値の個数はmであり、そのよう
な乗算によって1シンボル毎にm個の「チップ」が供さ
れる。なお、mは所定の整数である。
【0012】周知のように、この乗算により、各シンボ
ルの周波数スペクトルが拡散する。乗算器103によっ
て供される各チップは、各チップを、それぞれIチャネ
ルPNシーケンス及びQチャネルPNシーケンスに乗算
する乗算器105及び106へ印加する。IチャネルP
Nシーケンス及びQチャネルPNシーケンスは、互いに
相違しており、従来のPNシーケンス発生器(図示せ
ず)によって供される。この情況において、乗算器10
5及び106によって供される上記チップは、同一の情
報信号を表わし、従ってこの構成のQPSK変調技術に
より信号冗長性及びダイバシティ保護がもたらされる。
なお、乗算器103を乗算器105及び106と組み合
わせて使用することが、そのような組み合わせ乗算によ
って各シンボルの周波数領域が更に拡散されるので好ま
しいが、乗算器103の使用は省略することができる。
ルの周波数スペクトルが拡散する。乗算器103によっ
て供される各チップは、各チップを、それぞれIチャネ
ルPNシーケンス及びQチャネルPNシーケンスに乗算
する乗算器105及び106へ印加する。IチャネルP
Nシーケンス及びQチャネルPNシーケンスは、互いに
相違しており、従来のPNシーケンス発生器(図示せ
ず)によって供される。この情況において、乗算器10
5及び106によって供される上記チップは、同一の情
報信号を表わし、従ってこの構成のQPSK変調技術に
より信号冗長性及びダイバシティ保護がもたらされる。
なお、乗算器103を乗算器105及び106と組み合
わせて使用することが、そのような組み合わせ乗算によ
って各シンボルの周波数領域が更に拡散されるので好ま
しいが、乗算器103の使用は省略することができる。
【0013】低域通過フィルタ(以下LPFと言う)1
07及び108は、H(f)として表わされた伝達関数を
有し、それぞれ乗算器105及び106の出力を濾波し
て、帯域制限チャネルを介する通信用に、チップの周波
数スペクトルを制限する。これらLPF107及び10
8の出力における帯域制限されたチップのストリーム
は、続いてRF変調器109及び110においてそれぞ
れ余弦関数cosωt及び正弦関数sinωtによる変
調を受ける。これら変調された信号は、続いて加算器1
11で加算され、その和がC(f)として表わされた伝達
関数を持つチャネル112へ印加される。
07及び108は、H(f)として表わされた伝達関数を
有し、それぞれ乗算器105及び106の出力を濾波し
て、帯域制限チャネルを介する通信用に、チップの周波
数スペクトルを制限する。これらLPF107及び10
8の出力における帯域制限されたチップのストリーム
は、続いてRF変調器109及び110においてそれぞ
れ余弦関数cosωt及び正弦関数sinωtによる変
調を受ける。これら変調された信号は、続いて加算器1
11で加算され、その和がC(f)として表わされた伝達
関数を持つチャネル112へ印加される。
【0014】図2に、ユーザ1に対する基地局中の受信
機が図示されている。他の各ユーザに対する受信機は、
図2に示されるものと同様である。チャネル112から
の信号は、ユーザ1の受信機200へ印加され、この受
信機200内では乗算器201及び202により、それ
ぞれ受信信号に余弦関数cosωt及び正弦関数sin
ωtを乗算することにより、リード203及び204へ
Iチャネル復調信号及びQチャネル復調信号が供され
る。Iチャネル及びQチャネル拡散送信信号を収集する
収集器(despreader 以下Iチャネル及びQチャネル信
号収集器と言う)205は、各ユーザから伝送されたシ
ンボルのM個の推定値をIチャネルに供し、同じく各ユ
ーザから伝送されたシンボルのM個の推定値をQチャネ
ルに供する。Iチャネルの上記M個の推定値は、EI iと
して表わすことができ、Qチャネルの上記M個の推定値
は、EQ iとして表わすことができる。なお、iは1 ≦
i≦ Mの範囲の値を持つインデックスである。
機が図示されている。他の各ユーザに対する受信機は、
図2に示されるものと同様である。チャネル112から
の信号は、ユーザ1の受信機200へ印加され、この受
信機200内では乗算器201及び202により、それ
ぞれ受信信号に余弦関数cosωt及び正弦関数sin
ωtを乗算することにより、リード203及び204へ
Iチャネル復調信号及びQチャネル復調信号が供され
る。Iチャネル及びQチャネル拡散送信信号を収集する
収集器(despreader 以下Iチャネル及びQチャネル信
号収集器と言う)205は、各ユーザから伝送されたシ
ンボルのM個の推定値をIチャネルに供し、同じく各ユ
ーザから伝送されたシンボルのM個の推定値をQチャネ
ルに供する。Iチャネルの上記M個の推定値は、EI iと
して表わすことができ、Qチャネルの上記M個の推定値
は、EQ iとして表わすことができる。なお、iは1 ≦
i≦ Mの範囲の値を持つインデックスである。
【0015】EI i及びEQ iは、それぞれバス206及び
207を介して絶対値回路208及び209へ印加され
る。これらバス206及び207の各リードは、異なる
推定値を伝達し、これらバス206及び207の対応す
る各リードは、同一のインデックスを持つ推定値を印加
する。Iチャネル及びQチャネル信号収集器205によ
って供される各推定値には、振幅情報及び位相情報が包
含されている。位相情報は、絶対値回路208及び20
9がそれらでのM個の受信シンボルの各推定値の絶対値
を出力するので、各絶対値回路208及び209では無
視される。加算器210は、絶対値回路208によって
供される上記M個の絶対値を各々絶対値回路208によ
って供される上記M個の絶対値のうちの対応する各絶対
値を加算し、Siとして表わされるそれら和を最大値セ
レクタ211へ印加する。最大値セレクタ211は、加
算器210から供される最大の和を選択し、その選択さ
れた最大値を上記M個のシンボルのうちその対応するシ
ンボルに写像する。この対応するシンボルはリード21
2へ印加される。
207を介して絶対値回路208及び209へ印加され
る。これらバス206及び207の各リードは、異なる
推定値を伝達し、これらバス206及び207の対応す
る各リードは、同一のインデックスを持つ推定値を印加
する。Iチャネル及びQチャネル信号収集器205によ
って供される各推定値には、振幅情報及び位相情報が包
含されている。位相情報は、絶対値回路208及び20
9がそれらでのM個の受信シンボルの各推定値の絶対値
を出力するので、各絶対値回路208及び209では無
視される。加算器210は、絶対値回路208によって
供される上記M個の絶対値を各々絶対値回路208によ
って供される上記M個の絶対値のうちの対応する各絶対
値を加算し、Siとして表わされるそれら和を最大値セ
レクタ211へ印加する。最大値セレクタ211は、加
算器210から供される最大の和を選択し、その選択さ
れた最大値を上記M個のシンボルのうちその対応するシ
ンボルに写像する。この対応するシンボルはリード21
2へ印加される。
【0016】図3において、Iチャネル及びQチャネル
信号収集器205は、従来技術の収集器(despresder)
と異なり、その受信機200中のチャネル112と10
7及び108によって供される伝達関数に整合する伝達
関数を具備するフィルタを組み入れている。Iチャネル
及びQチャネル信号収集器205は、図1中の信号写像
器102によって出力される上記M個の起こり得る各シ
ンボルを供するM個のシンボルの発生器301を包含し
ている。図3中にS1,S2・・・SMとして表わされて
いるそれらM個のシンボルは、それぞれリード302-
1,302-2・・・302-Mを介して各シンボル推定
器303-1,303-2・・・303-Mへ供される。
これらシンボル推定器303-1,303-2・・・30
3-Mは互いに同等であり、図3にはシンボル推定器3
03-1内の回路が図示されている。
信号収集器205は、従来技術の収集器(despresder)
と異なり、その受信機200中のチャネル112と10
7及び108によって供される伝達関数に整合する伝達
関数を具備するフィルタを組み入れている。Iチャネル
及びQチャネル信号収集器205は、図1中の信号写像
器102によって出力される上記M個の起こり得る各シ
ンボルを供するM個のシンボルの発生器301を包含し
ている。図3中にS1,S2・・・SMとして表わされて
いるそれらM個のシンボルは、それぞれリード302-
1,302-2・・・302-Mを介して各シンボル推定
器303-1,303-2・・・303-Mへ供される。
これらシンボル推定器303-1,303-2・・・30
3-Mは互いに同等であり、図3にはシンボル推定器3
03-1内の回路が図示されている。
【0017】図3に図示されているように、シンボルS
1は、乗算器304によりユーザ1に対する前記PNシ
ーケンスと乗算される。続いて、乗算器304から供さ
れるその積は、乗算器305及び306において上記各
PNシーケンスと乗算され、その後LPF307及び3
08へ印加される。これらLPF307及び308は、
各々、伝達関数H(f)C(f)を持っており、その結果、各
フィルタは、この送信機及び通信チャネルを介して印加
されるシンボルに供されている周波数整形を具備する。
1は、乗算器304によりユーザ1に対する前記PNシ
ーケンスと乗算される。続いて、乗算器304から供さ
れるその積は、乗算器305及び306において上記各
PNシーケンスと乗算され、その後LPF307及び3
08へ印加される。これらLPF307及び308は、
各々、伝達関数H(f)C(f)を持っており、その結果、各
フィルタは、この送信機及び通信チャネルを介して印加
されるシンボルに供されている周波数整形を具備する。
【0018】この情況においては、図2中の乗算器20
1及び202に具備される上記余弦(cos)関数及び
正弦(sin)関数は、図1の送信機100で使用され
ている余弦関数及び正弦関数には位相ロックがされない
ので、I伝送チャネル・シンボルとQ伝送チャネル・シ
ンボルとの交差結合が存在し、その結果、上記Iチャネ
ル復調信号には、上記I伝送チャネル・シンボルと上記
Q伝送チャネル・シンボルの一部とが包含される。同様
に、上記Qチャネル復調信号には、上記Q伝送チャネル
・シンボルと上記I伝送チャネル・シンボルの一部とが
包含される。乗算器309は、LPF307の出力に上
記Iチャネル復調信号を乗算して、そのIチャネル復調
信号中のI伝送チャネル・シンボルの推定値を算出し、
乗算器310は、LPF307の出力に上記Qチャネル
復調信号を乗算して、そのQチャネル復調信号中のI伝
送チャネル・シンボルの推定値を算出する。同様に、乗
算器311は、LPF308の出力に上記Iチャネル復
調信号を乗算して、そのIチャネル復調信号中のQ伝送
チャネル・シンボルの一部の推定値を算出し、乗算器3
12は。LPF308の出力に上記Qチャネル復調信号
を乗算して、そのQチャネル復調信号中のQ伝送チャネ
ル・シンボルの推定値を算出する。続いて、それら4個
の推定値は、それぞれ積分器313乃至316により各
シンボル区間に渡って積分される。
1及び202に具備される上記余弦(cos)関数及び
正弦(sin)関数は、図1の送信機100で使用され
ている余弦関数及び正弦関数には位相ロックがされない
ので、I伝送チャネル・シンボルとQ伝送チャネル・シ
ンボルとの交差結合が存在し、その結果、上記Iチャネ
ル復調信号には、上記I伝送チャネル・シンボルと上記
Q伝送チャネル・シンボルの一部とが包含される。同様
に、上記Qチャネル復調信号には、上記Q伝送チャネル
・シンボルと上記I伝送チャネル・シンボルの一部とが
包含される。乗算器309は、LPF307の出力に上
記Iチャネル復調信号を乗算して、そのIチャネル復調
信号中のI伝送チャネル・シンボルの推定値を算出し、
乗算器310は、LPF307の出力に上記Qチャネル
復調信号を乗算して、そのQチャネル復調信号中のI伝
送チャネル・シンボルの推定値を算出する。同様に、乗
算器311は、LPF308の出力に上記Iチャネル復
調信号を乗算して、そのIチャネル復調信号中のQ伝送
チャネル・シンボルの一部の推定値を算出し、乗算器3
12は。LPF308の出力に上記Qチャネル復調信号
を乗算して、そのQチャネル復調信号中のQ伝送チャネ
ル・シンボルの推定値を算出する。続いて、それら4個
の推定値は、それぞれ積分器313乃至316により各
シンボル区間に渡って積分される。
【0019】乗算器309乃至312によって供される
上記推定値は同位相であり、且つ、ここで開示されてい
る実施例におけるI伝送チャネル・シンボル及びQ伝送
チャネル・シンボルが冗長性を有するので、乗算器30
9及び312の出力を加算器318で加算することが望
ましい。同様に、乗算器310及び311の出力は、同
位相であり、減算器317によってそれらの代数差を算
出することが望ましい。リード326-1及び327-1
は、減算器317及び加算器318の出力をバス206
及び207のリードへ印加する。同様にバス206は、
他のシンボル推定器303-2乃至303-M内の減算器
317の出力を各々、リード326-2乃至326-Mを
介して印加する。同様に、シンボル推定器303-2乃
至303-M内の加算器318の出力は、リード327-
2乃至327-Mによりバス207へ供される。
上記推定値は同位相であり、且つ、ここで開示されてい
る実施例におけるI伝送チャネル・シンボル及びQ伝送
チャネル・シンボルが冗長性を有するので、乗算器30
9及び312の出力を加算器318で加算することが望
ましい。同様に、乗算器310及び311の出力は、同
位相であり、減算器317によってそれらの代数差を算
出することが望ましい。リード326-1及び327-1
は、減算器317及び加算器318の出力をバス206
及び207のリードへ印加する。同様にバス206は、
他のシンボル推定器303-2乃至303-M内の減算器
317の出力を各々、リード326-2乃至326-Mを
介して印加する。同様に、シンボル推定器303-2乃
至303-M内の加算器318の出力は、リード327-
2乃至327-Mによりバス207へ供される。
【0020】勿論、本発明は図示の実施例に関して説明
しているが、他の構成も当業者によって明白であろう。
例えば、本発明は、QPSK変調構成に関して説明して
いるが、本発明はまた信号の冗長性が必要ではないベー
スバンド変調フォーマットに適用することができる。そ
のような用途では、信号写像器102、乗算器103、
乗算器106、LPF108、RF変調器110、及び
加算器111は不要である。上記基地局では、収集器
が、各ユーザの符号係数シーケンスの濾波されたレプリ
カを使用して、受信信号の各サンプルを処理することと
なる。そのような各濾波されたレプリカにおける濾波作
用は、各ユーザの送信機単独でか、或いは各ユーザと基
地局との間の通信チャネルの周波数特性と組み合わせて
供される濾波作用を反映する。最後に、本発明の何れの
用途でも、その通信チャネルの周波数特性C(f)が定常
値即ち情報を通信する周波数帯域に渡って特別な形態を
持つことができる。
しているが、他の構成も当業者によって明白であろう。
例えば、本発明は、QPSK変調構成に関して説明して
いるが、本発明はまた信号の冗長性が必要ではないベー
スバンド変調フォーマットに適用することができる。そ
のような用途では、信号写像器102、乗算器103、
乗算器106、LPF108、RF変調器110、及び
加算器111は不要である。上記基地局では、収集器
が、各ユーザの符号係数シーケンスの濾波されたレプリ
カを使用して、受信信号の各サンプルを処理することと
なる。そのような各濾波されたレプリカにおける濾波作
用は、各ユーザの送信機単独でか、或いは各ユーザと基
地局との間の通信チャネルの周波数特性と組み合わせて
供される濾波作用を反映する。最後に、本発明の何れの
用途でも、その通信チャネルの周波数特性C(f)が定常
値即ち情報を通信する周波数帯域に渡って特別な形態を
持つことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、CDM
Aシステムに対して、従来技術の構成を用いて得られる
ものよりも低いレベルの混信妨害を持つ低コストのデー
タ復元技術を提供することができる。
Aシステムに対して、従来技術の構成を用いて得られる
ものよりも低いレベルの混信妨害を持つ低コストのデー
タ復元技術を提供することができる。
【図1】本発明を適用しているCDMAシステムの一例
に対する従来の送信機のブロック・ダイヤグラムであ
る。
に対する従来の送信機のブロック・ダイヤグラムであ
る。
【図2】図1の例のCDMAシステムにおいて本発明を
適用している受信機のブロック・ダイヤグラムである。
適用している受信機のブロック・ダイヤグラムである。
【図3】図2中のIチャネル及びQチャネル信号収集器
のブロック・ダイヤグラムである。
のブロック・ダイヤグラムである。
100 送信機 101 信号リード 102 信号写像器 103 乗算器 104 リード 105 乗算器 106 乗算器 107 LPF 108 LPF 109 RF変調器 110 RF変調器 111 加算器 112 チャネル 200 受信機 201 乗算器 202 乗算器 203 リード 204 リード 205 Iチャネル及びQチャネル信号収集器 206 バス 207 バス 208 絶対値回路 209 絶対値回路 210 加算器 211 最大値セレクタ 212 リード 301 M個のシンボルの発生器 302 リード 303 シンボル推定器 304 乗算器 305 乗算器 306 乗算器 307 LPF 308 LPF 309 乗算器 310 乗算器 311 乗算器 312 乗算器 313 積分器 314 積分器 315 積分器 316 積分器 317 減算器 318 加算器 326 リード 327 リード
Claims (10)
- 【請求項1】 関連符号係数シーケンスを用いて、ユー
ザのシンボルを処理して各符号化ユーザ信号が形成さ
れ、受信信号に全符号化信号の複合信号を包含する、各
符号化ユーザ信号を帯域制限チャネルを介して多数のユ
ーザ゛へそれぞれ伝送する符号分割多元アクセス・シス
テムの受信装置において、 前記受信信号の各サンプルを受信する手段と、 前記受信信号に応答し、且つ、このユーザの関連符号係
数シーケンスの濾波されたレプリカに応答して、ユーザ
のシンボルを推定する手段とを有することを特徴とする
受信装置。 - 【請求項2】 前記濾波されたレプリカを形成する手段
を更に有することを特徴とする請求項1に記載の受信装
置。 - 【請求項3】 各符号化ユーザ信号を形成するための処
理は、第一の伝達関数が使用され、この第一の伝達関数
が、前記推定手段に使用されることを特徴とする請求項
2に記載の受信装置。 - 【請求項4】 前記帯域制限チャネルが第二の伝達関数
に関連付けられており、この第二の伝達関数が前記推定
手段に使用されることを特徴とする請求項2に記載の受
信装置。 - 【請求項5】 前記推定手段が、前記第一の伝達関数と
第二の伝達関数との積に等しい第三の伝達関数に関連付
けられていることを特徴とする請求項4に記載の受信装
置。 - 【請求項6】 前記帯域制限チャネルが第二の伝達関数
に関連付けられ、この第二の伝達関数が前記推定手段に
使用されることを特徴とする請求項1に記載の受信装
置。 - 【請求項7】 各関連符号係数シーケンスが、疑似ラン
ダム・ノイズ・シーケンスであることを特徴とする、請
求項1に記載の受信装置。 - 【請求項8】 各符号化信号が信号値の有限集合を持
ち、 前記推定手段には、前記信号値の有限集合を生成する手
段と前記信号値の有限集合を処理する手段とが包含さ
れ、 前記処理手段が、前記受信信号の各サンプルと前記濾波
されたレプリカとに応答することを特徴とする請求項1
に記載の受信装置。 - 【請求項9】 前記処理手段が、処理された信号値の有
限集合を出力し、 前記推定手段は、前記処理された信号値の有限集合から
一つの信号値を選択する手段を更に有することをを特徴
とする、請求項8に記載の受信装置。 - 【請求項10】 関連付けられた符号係数シーケンスを
使用しているユーザのシンボルを処理することによって
各符号化ユーザ信号が形成され、且つ、受信信号に全符
号化信号の複合信号を包含する各符号化ユーザ信号を帯
域制限チャネルを介して多数のユーザ゛の各人に伝送す
る符号分割多元アクセス・システムにおいて、 前記受信信号の各サンプルを受信するステップと、 ユーザのシンボルを、前記受信信号に応答し、且つ、こ
のユーザの関連付けられた符号係数シーケンスの濾波さ
れたレプリカに応答して推定するステップ、 とを有することを特徴とする受信方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US012870 | 1993-02-03 | ||
US08/012,870 US5353302A (en) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | Signal despreader for CDMA systems |
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JP2781333B2 JP2781333B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=21757134
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US (1) | US5353302A (ja) |
EP (1) | EP0610023B1 (ja) |
JP (1) | JP2781333B2 (ja) |
KR (1) | KR100314336B1 (ja) |
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