JPH0625257Y2 - 雑巾払拭用の補助装置 - Google Patents

雑巾払拭用の補助装置

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JPH0625257Y2
JPH0625257Y2 JP1990108593U JP10859390U JPH0625257Y2 JP H0625257 Y2 JPH0625257 Y2 JP H0625257Y2 JP 1990108593 U JP1990108593 U JP 1990108593U JP 10859390 U JP10859390 U JP 10859390U JP H0625257 Y2 JPH0625257 Y2 JP H0625257Y2
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JP
Japan
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rag
auxiliary device
wiping
plate
handle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990108593U
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English (en)
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JPH0464350U (ja
Inventor
尚三 横川
Original Assignee
泉工材化工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、床板や壁板、あるいは天井板等の板面を雑巾
を用いて払拭するための雑巾払拭用の補助装置に関する
ものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 従来から、これら板面の清掃を、雑巾掛け作業による払
拭で行うことが通常的になされるが、この雑巾掛け作業
は、これが床板の払拭作業である場合には、いちいち腰
を降ろした姿勢で行わなければならない。しかるに腰を
降ろした払拭作業は身体に大変は負担をかけることにな
つて、特に老人や身体の悪い人には辛い作業を強いると
いう問題が有る。
そこで柄の先端に布体(あるいは紐体)を取付け、柄を
把持した立ち姿勢で板面の払拭作業ができるようにした
モツプが知られている。しかるにこのモツプは、柄先端
に取付けたブラケツトから布体が垂れ下がるように一体
的に取付けられているため、ブラケツトがどうしても邪
魔になつて、水が滴るように付いた布体を、雑巾のよう
にきちと搾つて用いることが難しく、水が殆ど滴る状態
のままで板面の払拭をせざるを得ないという実状に有
る。
これに対し、柄の先端に略四角形状の当て板材を設け、
該当て板材に、雑巾に食い込んで雑巾の位置ずれ規制を
する食い込み歯を設けることが従来において提唱されて
いるが、該従来のものは、当て板材の板面から食い込み
歯を突出させたものであるため、該食い込み歯の形状が
面倒かつ煩雑である許りでなく、食い込み歯の食い込み
方向が前後方向と一定であるため、左右方向に払拭した
場合の雑巾の位置ずれができないという問題が有る。
[課題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができる雑巾払拭用の補助装置を提供すること
を目的として創案されたものであつて、雑巾を用いて板
面の払拭をするための補助装置であつて、該補助装置
は、作業者が把持する柄と、該柄の先端に取付けられる
保持部材とからなり、さらに該保持部材は、雑巾表面に
当てがう略四角形状の当て板材と、該当て板材の当て面
から突出して雑巾に表面から食い込んで雑巾の位置ずれ
規制をする食い込み歯とで形成すると共に、該食い込み
歯は、当て板材の四周縁部に間隙を存して開設される開
口の周縁部に鋸歯状に折曲形成され、かつその方向は、
少なくとも前後および左右方向に向けて傾斜状に突出し
ていることを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、モツプの要領で雑
巾による前後左右の払拭作業ができるようにしたもので
ある。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は雑巾払拭用の補助装置であつて、該補
助装置1は、作業者が把持する柄2と、該柄2の先端に
取付けられる保持部材3とからなるものであるが、柄2
の先端にはブラケツト4が一体的に取付けられており、
このブラケツト4の下端部には、蝶ボルト5およびナツ
ト5aからなる緊締具を備えた挟持部4aが形成されて
いる。
一方、6は保持部材3を構成する当て板材であつて、雑
巾7の表面に当てがわれるものであるが、該当て板材6
は左右方向に長い長方形状をなしており、その中央部左
右にはブラケツト片6aが切起し形成されている。そし
てこのブラケツト片6a間には支軸8が抜止めされる状
態で貫通され、この支軸8に取付け辺9の円筒状に形成
される基端部が軸心周りに回動自在に軸支されている。
そしてこの取付け辺9の先端部を前記挟持部4aに挟み
込み、蝶ボルト5、ナツト5aで緊着することによつ
て、当て板材6は、支軸8の軸心周りと蝶ボルト5の軸
心周りとにそれぞれ回動自在に支持されるようになつて
いる。
そして前記当て板材6は雑巾7の表面に上から当てがわ
れることになるが、当て板材6には、d周縁部に複数の
開口6cが間隙を存して開設されており、該開口6cの
内周縁部に、前後方向または左右方向に向けて食い込み
歯6bが傾斜状に突出していて、雑巾7に対して表面か
ら押し付けることで食い込むように設定されている。つ
まり実施例において、食い込み歯6bは、前後および左
右方向に向けて傾斜状に突出していているが、その突出
量は、雑巾7の厚さに対して略1/2〜1/4程度、つ
まり雑巾7が10mm程度の厚さであれば、5〜2mm程度
の突出量であることが好ましく、さらには1/3程度で
あることが好ましい。これは食い込み歯6bが雑巾7を
突き破つて床面を傷付けてしまうことがないようにする
と共に、食い込みが足りず、雑巾7が簡単に外れないよ
うにするための配慮である。
叙述のごとく構成された本考案の実施例において、雑巾
7を床面に広げて置き、その上から当て板材6を当てが
うと、食い込み歯6bが雑巾7に食い込んで外れ規制さ
れた状態となり、この状態で把持した柄2を前後左右に
動かすことで、モツプのように立ち姿勢のままで雑巾7
を用いた板面の払拭掃除ができることになる。
この様に本考案が実施されたものにおいては、雑巾掛け
作業を立ち姿勢のままで行うことができることになつ
て、従来のように腰を降ろした辛い作業が強いられるこ
とが無い。しかもこのものは、モツプのようにブラケツ
トと布体とが一体的に取付けられているものではなく、
雑巾7は、柄を把持して当て板材6を持ち上げることに
よつて簡単に当て板材6側から分離することができ、従
つて雑巾7は、単独できちんと搾つたもの用いることが
できて、水が滴るびしやびしやな状態のままで板面の払
拭をしなければならないような不具合が無く、例えば畳
のように油付き布体による空拭きができず、しかも水が
滴るような状態での払拭もけいないような場所において
も安心して用いることができる。さらに、雑巾7を補助
装置1に装着するには、雑巾7の上から当て部材6を当
てがうだけという極めて簡単な操作で良いから、雑巾の
交換が何ら面倒なく直ぐにできて作業性に優れ便利であ
る。
そのうえ、雑巾7の位置ずれをする食い込み歯6bは、
当て板材6の四周縁部に形成の複数の開口6cの周縁部
に傾斜状に突出するよう形成されるので、傾斜鋸歯状の
食い込み歯6bの形成が、当て板材6に開口6cを打ち
抜き加工すると同時にできることとなつて、加工が極め
て簡単かつ容易になるうえ、食い込み歯6bが前後左右
方向を向いて鋸歯状に傾斜することになつて、雑巾7へ
の食い込み方向が前後左右の四方向となり、この結果、
当て板材6をどのような払拭方向に移動させても、雑巾
7が位置ずれを起こしてしまうことを効果的に回避でき
て、途中で雑巾7が外れたりする不具合のない払拭作業
を安心して行いうることになる。
尚、本実施例に上記実施例に限定されないことは勿論で
あつて、当て板材に形成される食い込み歯は、払拭作業
時に雑巾が当て板材から前後左右何れの方向から外れて
しまうのを規制すれば良いのであるから、前後左右方向
のものの他に、第3図に示す如く斜めの方向を向いたも
のや、円弧状に配設したもの等、種々の形態に形成する
ことができる。また、壁板や天井板を払拭するものにお
いては、第4図に示す如く、一端側がブラケツト4に係
止された弾機10の他端側を、当て板材6の外周縁から
はみ出た雑巾7の端部に係止(フツク状のものや挟持部
材によるもので係止)せしめるようにして、当て板材に
雑巾を常時的に保持できるように構成することができ、
このようにすることによつて雑巾の外れ防止をより確実
なものにできることにもなる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、雑巾を床面に広げて置き、その上から当て板材
を当てがうと、食い込み歯が雑巾に食い込んで位置ずれ
規制された状態となり、この状態で把持した柄を前後左
右に動かすことで、モツプのように立ち姿勢のままで雑
巾による板面の払拭掃除できることになつて、腰を降ろ
した辛い作業が強いられることが無く、老人や身体の悪
い人、あるいは広範囲を払拭掃除するような場合でも極
めて楽に雑巾掛け作業ができることになる。
しかもこのものは、モツプのようにブラケツトと布体と
が一体的に取付けられているものではなく、雑巾に当て
板材を当てがうだけのものであるから、きちんと搾つた
雑巾を用いることができる。この結果、モツプのように
水が滴るような状態のままで板面の払拭をせざるを得な
いというような不具合が無く、例えば畳のように油付き
布体による空拭きができず、しかも水が滴るような状態
での払拭もできないような場所において安心して用いる
ことができ、しかも何ら面倒なく簡単に雑巾を交換する
ことができて都合が良い。
そのうえ、鋸歯状の食い込み歯が前後左右方向を向いて
傾斜していて雑巾への食い込みが前後左右の四方向とな
り、この結果、当て板材をどのような払拭方向に移動さ
せても、雑巾が位置ずれを起こして外れてしまうことを
効果的に回避できて、途中で雑巾外れの不具合のない払
拭作業を確実に行いうることができる。しかもこの前後
左右方向を向く傾斜鋸歯状の食い込み歯は、当て板材の
四周縁部に形成の複数の開口の周縁部に傾斜状に突出す
るよう形成されるので、当て板材に開口を打ち抜き加工
することででき、加工が極めて簡単かつ容易になる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る雑巾払拭用の補助装置の実施例を
示したものであつて、第1図は補助装置の使用状態を示
す側面図、第2図A、B、C、D、E、Fは保持部材の
平面図、底面図、正面図、側面図、正面図のX−X断面
図、正面図のY−Y断面図、第3図A、B、Cは他例を
示す保持部材の平面図、第4図は弾機を設けた補助装置
の使用状態を示す側面図である。 図中、1は補助装置、2は柄、3は保持部材、6は当て
板材、6bは食い込み歯、6cは開口、7は雑巾であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雑巾を用いて板面の払拭をするための補助
    装置であつて、該補助装置は、作業者が把持する柄と、
    該柄の先端に取付けられる保持部材とからなり、さらに
    該保持部材は、雑巾表面に当てがう略四角形状の当て板
    材と、該当て板材の当て面から突出して雑巾に表面から
    食い込んで雑巾の位置ずれ規制をする食い込み歯とで形
    成すると共に、該食い込み歯は、当て板材の四周縁部に
    間隙を存して開設される開口の周縁部に鋸歯状に折曲形
    成され、かつその方向は、少なくとも前後および左右方
    向に向けて傾斜状に突出していることを特徴とする雑巾
    払拭用の補助装置。
JP1990108593U 1990-10-17 1990-10-17 雑巾払拭用の補助装置 Expired - Lifetime JPH0625257Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990108593U JPH0625257Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 雑巾払拭用の補助装置

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JP1990108593U JPH0625257Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 雑巾払拭用の補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0464350U JPH0464350U (ja) 1992-06-02
JPH0625257Y2 true JPH0625257Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=31855657

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990108593U Expired - Lifetime JPH0625257Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 雑巾払拭用の補助装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52112263U (ja) * 1976-02-21 1977-08-25
JPS5610287Y2 (ja) * 1978-10-28 1981-03-07
JPS633364U (ja) * 1986-06-20 1988-01-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0464350U (ja) 1992-06-02

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