JPH06252511A - 半導体ダイオードレーザ及びその製造方法 - Google Patents

半導体ダイオードレーザ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH06252511A
JPH06252511A JP6022527A JP2252794A JPH06252511A JP H06252511 A JPH06252511 A JP H06252511A JP 6022527 A JP6022527 A JP 6022527A JP 2252794 A JP2252794 A JP 2252794A JP H06252511 A JPH06252511 A JP H06252511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
diode laser
semiconductor diode
semiconductor
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6022527A
Other languages
English (en)
Inventor
Josephus P Weterings
ペトラス ウェテリンフス ヨセフス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Electronics NV filed Critical Philips Electronics NV
Publication of JPH06252511A publication Critical patent/JPH06252511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/10Construction or shape of the optical resonator, e.g. extended or external cavity, coupled cavities, bent-guide, varying width, thickness or composition of the active region
    • H01S5/1082Construction or shape of the optical resonator, e.g. extended or external cavity, coupled cavities, bent-guide, varying width, thickness or composition of the active region with a special facet structure, e.g. structured, non planar, oblique
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/026Monolithically integrated components, e.g. waveguides, monitoring photo-detectors, drivers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/10Construction or shape of the optical resonator, e.g. extended or external cavity, coupled cavities, bent-guide, varying width, thickness or composition of the active region
    • H01S5/16Window-type lasers, i.e. with a region of non-absorbing material between the active region and the reflecting surface
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/20Structure or shape of the semiconductor body to guide the optical wave ; Confining structures perpendicular to the optical axis, e.g. index or gain guiding, stripe geometry, broad area lasers, gain tailoring, transverse or lateral reflectors, special cladding structures, MQW barrier reflection layers
    • H01S5/22Structure or shape of the semiconductor body to guide the optical wave ; Confining structures perpendicular to the optical axis, e.g. index or gain guiding, stripe geometry, broad area lasers, gain tailoring, transverse or lateral reflectors, special cladding structures, MQW barrier reflection layers having a ridge or stripe structure
    • H01S5/227Buried mesa structure ; Striped active layer
    • H01S5/2275Buried mesa structure ; Striped active layer mesa created by etching

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 活性領域の端面として湾曲面を用いた半導体
ダイオードレーザにおいて、始動電流の増大の原因とな
る散乱を防止する。 【構成】 湾曲された端面20を、細条状活性領域3A
の屈折率とは異なる屈折率を有する材料より成る被覆層
9で被覆し、この被覆層9の材料の屈折率と前記の端面
20の曲率半径とを、湾曲された前記の端面20で発生
される電磁放射の散乱が前記の所定のレンズ力で最小と
なるように選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1導電型の基板と、
この基板上に位置する半導体層構造体とを有する半導体
本体を具える半導体ダイオードレーザであって、前記の
半導体層構造体は2つのクラッド層間に配置した活性層
と、順バイアス方向の充分な電流強度が与えられた前記
活性層の細条状活性領域中に電磁放射を発生せしめうる
pn接合とを有し、前記の細条状活性領域の端面は所定
のレンズ力のレンズを形成するように湾曲されている当
該半導体ダイオードレーザに関するものである。本発明
は又、このような半導体ダイオードレーザの製造方法に
も関するものである。
【0002】このようなダイオードレーザは特に、レー
ザプリンタや、バーコード読取器や、CD(オーディ
オ)及びCDROM(データ)ディスクのような光記録
キャリア用読取及び/又は書込装置のような情報処理装
置の読取及び/又は書込ヘッドにおける素子として用い
られたり、光ディスクファイバ通信用システムにおける
送信機として用いられている。光グラスファイバ通信用
システムでは、半導体ダイオードレーザを増幅器として
構成することもできる。従って、本明細書において「レ
ーザ」とはレーザ増幅器をも含むものと理解すべきであ
る。
【0003】
【従来の技術】このようなダイオードレーザは特開平3
−119782号公報に開示されており既知である。レ
ンズ力(屈折力)Pは式P=Δn/Rにより決定され
る。ここにΔnは活性領域とその周囲の媒体、すなわち
空気との間の屈折率の差であり、Rは湾曲した端面の曲
率半径である。屈折率の前記の差は約2.5、すなわち
約3.5−1である。通常のレンズ力は実際に、約10
μmと約300μmとの間、しばしば20μmと50μ
mとの間にある曲率半径Rに対応する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】端面が湾曲した活性領
域を有するレーザを用いた場合、端面が平坦な同様なレ
ーザに比べて、始動電流がしばしば増大するという欠点
がある。このような始動電流の増大は不所望なことであ
ること明らかである。
【0005】本発明の目的は特に、上述した欠点を有さ
ない或いは著しく軽減させ、従って活性領域の端面とし
て湾曲した面を用いた場合に始動電流の増大を全く或い
は殆ど呈しないようにした半導体ダイオードレーザを提
供せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1導電型の
基板と、この基板上に位置する半導体層構造体とを有す
る半導体本体を具える半導体ダイオードレーザであっ
て、前記の半導体層構造体は2つのクラッド層間に配置
した活性層と、順バイアス方向の充分な電流強度が与え
られた前記活性層の細条状活性領域中に電磁放射を発生
せしめうるpn接合とを有し、前記の細条状活性領域の
端面は所定のレンズ力のレンズを形成するように湾曲さ
れている当該半導体ダイオードレーザにおいて、湾曲さ
れた前記の端面が、前記の細条状活性領域の屈折率とは
異なる屈折率を有する材料より成る被覆層で被覆され、
この被覆層の材料の屈折率と前記の端面の曲率半径と
は、湾曲された前記の端面で発生される電磁放射の散乱
が前記の所定のレンズ力で最小となるように選択されて
いることを特徴とする。
【0007】本発明は以下の認識を基に成したものであ
る。しばしばエッチングにより形成される湾曲した端面
は、通常劈開により形成される平坦な端面に比べわずか
にあらい端面となる。このあらさの為に、発生される放
射が湾曲端面で散乱し、この散乱が始動電流の増大の原
因となる。この散乱は、活性層の半導体材料とその周囲
(空気又は窒素)との間の屈折率の差が比較的大きい為
に比較的大きくなる。本発明によれば、活性領域の屈折
率に近い屈折率を有する被覆層を湾曲端面上に設けるこ
とにより散乱を抑圧する。又、レンズ力に対する前述し
た式に応じて本発明による半導体ダイオードレーザでの
レンズ力を所定の値にするように端面の曲率を定める。
被覆層と活性層との間の屈折率の差を比較的小さくする
ということは、湾曲端面の曲率半径が比較的小さくな
る、すなわちその曲率が大きくなるということを意味す
る。曲率としては凹状及び凸状の双方を用いうる。端面
の曲率は横方向(活性領域に対し平行な方向)及び縦方
向(活性領域に対し垂直な方向)のいずれに与えること
もできる。
【0008】主たる例では、端面を横方向に湾曲させ、
被覆層が活性領域の屈折率よりも小さな屈折率を有する
半導体層を具えているようにする。この場合、被覆層が
半導体材料を具えているという事実の為に半導体ダイオ
ードレーザの製造が比較的簡単になる。原理的には、被
覆層の屈折率を活性領域の屈折率よりも大きくすること
もできる。しかし、実際にはこのようにすると、被覆層
のエネルギーギャップが活性層のエネルギーギャップよ
りも小さくなり、その結果、発生される放射が被覆層中
に吸収され、このことがしばしば不所望となる。横方向
の曲率によれば、凹レンズ又は凸レンズのいずれかを得
ることができる。凹レンズの場合には、放出される放射
ビームがレンズが無い場合のように楕円(主軸は活性層
に対し垂直)とならずに円形になる。その結果、外部レ
ンズのような外部素子を簡単で廉価なものとしうる。凸
レンズの場合には、放出される放射ビームは最初レンズ
力が小さくなるにつれて一層楕円となる。その結果、例
えば直径が小さなファイバへの結合効率を大きくしう
る。レンズ力が大きくなると、凸レンズの場合にも、放
射ビームの形状はある程度遠い位置で一層円形にもな
る。従って、凸レンズの場合にも凹レンズにつき前述し
た利点がある。横方向の曲率は、マスクを用いた比較的
簡単なエッチングにより与えるのが有利である。
【0009】活性領域と被覆層との間の屈折率の差を2
よりも小さくし、曲率半径を10μmよりも小さく選択
することにより、既知の半導体ダイオードレーザに比べ
顕著な利点が得られる。活性領域と被覆層との間の屈折
率の差を1よりも小さくし、曲率半径を5μmよりも小
さく選択する場合にはより一層良好な結果が得られる。
活性領域と被覆層との間の屈折率の差を0.5よりも小
さくし、曲率半径を2.5μmよりも小さく、例えば約
1.5μmに選択する場合に最良の結果が得られる。
【0010】被覆層はあるクラッド層の半導体材料と同
じ半導体材料を有するようにするのが好ましい。このよ
うにすると製造が簡単となる。このようにするのは特
に、ダイオード(レーザ)をいわゆる“埋込みリッジ”
又は“埋込みヘテロ”型とする場合に好ましいことであ
る。この場合、活性層を細条状メサ領域内に存在させ、
この細条状メサ領域の両側に他の方向のクラッド層を存
在させる。被覆層がこの他の横方向のクラッド層と同じ
半導体材料を有する場合には、これらの双方の層(被覆
層及びクラッド層)を一回の処理工程で設けることがで
き、これにより製造費が廉価となる。特に好適な変形例
では、DFB(分布帰還)型のダイオードレーザを有
し、放射案内層を有し、InP/InGaAsP材料系
内に形成し、被覆層が、反射防止被膜で被覆された劈開
面を有するようにする。DFB(又はDBR:分布ブラ
ッグ反射)型のダイオードレーザ、特にレーザ増幅器の
場合には、FP(ファブリー・ペロー)モードを有効に
抑圧するために鏡面反射を著しく少なくする必要があ
る。反射防止被膜は湾曲面上よりも、平坦な鏡面上に、
より一層容易に且つより一層有効に設けることができ
る。このことが、本例でダイオード側とは反対側の被覆
層の面を劈開面を以って構成する理由である。
【0011】又、本発明は、2つのクラッド層間に位置
する活性層と、順バイアス方向で充分な電流強度が与え
られた前記の活性層の細条状活性領域中に電磁放射を発
生せしめうるpn接合とを有する半導体層構造体を第1
導電型の基板上に設け、前記の細条状活性領域の端面
を、所定のレンズ力を有するレンズを形成するように湾
曲させることにより、半導体ダイオードレーザを製造す
るに当り、湾曲された前記の端面を、前記の細条状活性
領域の屈折率とは異なる屈折率を有する材料より成る被
覆層で被覆し、この被覆層の材料の屈折率と前記の端面
の曲率半径とを、湾曲された前記の端面で発生される電
磁放射の散乱が前記の所定のレンズ力で最小となるよう
に選択することを特徴とする。この本発明方法によれ
ば、特に優れた本発明半導体ダイオードレーザが得られ
る。
【0012】本発明方法の好適例では、マスクを設けた
後のエッチングにより少なくとも上側クラッド層と活性
層とを有する細条状メサ領域を前記の半導体層構造体に
形成し、前記の端面をある曲率で形成した後、一回の堆
積工程で、前記の細条状メサ領域の両側に他のクラッド
層を設けるとともに湾曲された端面に対接させて前記の
被覆層を設け、劈開により最終的に別々の半導体ダイオ
ードを得、前記の被覆層の劈開により劈開面を形成す
る。この本発明方法によれば、実際に優れた埋込みヘテ
ロ型のレーザに極めて簡単な方法でレンズを形成しう
る。又、この方法によれば、マスクの対応部分を所望の
曲率すなわち所望の形状にすることにより、端面の所望
の曲率を簡単に得ることができる。すなわち、凸状又は
凹状の曲率を簡単に得ることができる。凸状の曲率の形
成に当っては、マスクの形状を適切にする、すなわち所
望の凸状よりも方形に近いマスクを選択することによ
り、メサ領域のエッチング中に生じるおそれのあるいか
なるアンダーエッチングをも簡単に予め考慮に入れてお
くことができる。その理由は、アンダーエッチングはマ
スクの隅部付近でより一層強く生じる為である。メサ領
域の形成中にアンダーエッチングが生じる場合、より一
層方形に近いマスクを用いる上述した方法は凹状の曲率
を得るのに適していない。この場合、例えば、以下に記
載する本発明方法の変形例を用いるのが有利である。
【0013】本発明の他の好適例では、第1のマスクを
設けた後のエッチングにより、上側クラッド層の厚さ方
向の少なくとも一部を有する細条状メサ領域を前記の半
導体層構造体に形成し、その後堆積工程で前記の細条状
メサ領域の両側に他のクラッド層を設け、次に第2のマ
スクを設けた後、前記の細条状メサ領域の区域で前記の
半導体層構造体に孔を腐食形成し、これにより少なくと
も上側クラッド層と活性層とを除去するとともに前記の
細条状メサ領域の端面をある曲率で形成し、その後他の
堆積工程により前記の被覆層を前記の端面に対接させて
設け、劈開により最終的に別々の半導体ダイオードを
得、前記の被覆層の劈開により劈開面を形成する。この
本発明の方法によれば、実際に極めて優れた埋込みリッ
ジ又は埋込みヘテロ型の半導体ダイオードレーザに簡単
にレンズを設けることができる。第2のマスクに適切な
孔をあけることにより、(横方向の)曲率を得ることが
でき、孔を横配置の砂時計型とすると、凸状湾曲が得ら
れる。孔を円形にすると凹状湾曲が得られる。特に後者
の場合、得られる凹状曲率は孔の直径がわずかに大きく
なるだけで比較的アンダーエッチングの影響を受けな
い。
【0014】他の変形例では、活性層の増幅分布領域内
で且つ細条状活性領域の長手方向で屈折率を周期的に変
化させる。これにより、DFB又はDBR型のレーザが
得られ、これらレーザはグラスファイバ通信シテスムに
用いて有利である。
【実施例】
【0015】図面は線図的なものであり、実際のものに
正比例して描いておらず、特に厚さ方向を明瞭のために
誇張して描いてある。
【0016】図1は本発明による半導体ダイオードレー
ザを線図的に示す斜視図である。図1のレーザをII−II
線上で断面で示すと図2の通りとなる。図1のレーザ
は、金属層(導電層)8が設けられた第1導電型、この
場合n導電型の基板1と、この基板上に存在する半導体
層構造体とを有する半導体本体10を具えており、半導
体層構造体は2つのクラッド層2,4間に配置された活
性層と、この場合第1導電型のクラッド層2及びこの第
1導電型とは反対の第2導電型、この場合p導電型のク
ラッド層4間のpn接合とを有する。順バイアス方向の
電流強度を充分な値にすると、活性層3の細条状活性領
域3A内のpn接合により、電磁放射を発生せしめるこ
とができる。細条状活性領域3Aの端面20の一方はあ
るレンズ力のレンズを形成するように湾曲させる。本発
明によれば、湾曲端面20を、活性層3の屈折率とは異
なる屈折率を有する材料の被覆層9で被覆し、一方、こ
の被覆層9の材料の屈折率及び端面20の曲率半径は、
湾曲端面20で発生される放射の散乱がレンズの所定の
レンズ力で最小となるように選択する。散乱が少なくな
る為、本発明によるダイオードの始動電流は全く増大し
ないか或いは被覆層が設けられていない既知のダイオー
ドに比べて少なくとも殆んど増大しない。被覆層9の屈
折率はこの場合活性層3の屈折率よりも低くし、端面2
0はこの場合横方向に湾曲させる。これにより、発生放
射が被覆層9で吸収されるのを防止でき、ダイオードか
ら生じる放射ビームの形状を多くの適用分野にとって極
めて有利な一層円形で対称的なものとするレンズが得ら
れる。活性層3と被覆層9との間の屈折率の差をほぼ2
よりも小さくすれば、散乱が著しく少なくなるというこ
とは既に確かめられている。この散乱の減少は、前記の
曲率半径を10μm以下にして実際に有効なレンズ力を
得ることにより達成される。屈折率の差を1よりも小さ
くし、曲率半径を5μmよりも小さくすると、更に良好
な結果が得られ、屈折率の差を0.5よりも小さくし、
曲率半径を2.5μmよりも小さくすると、なお一層良
好な結果が得られる。本例では、被覆層9の屈折率を約
3.2とし、活性層3の屈折率を約3.5とし、従って
屈折率の差を0.3とし、端面20の曲率半径を約1μ
mとする。
【0017】活性領域3Aの幅はメサ領域11Aの幅に
一致する約2μmとする。被覆層9は本例におけるよう
に半導体材料を有し、これによりダイオードの製造を簡
単に保つようにするのが好適である。この場合のダイオ
ードはいわゆる“埋込みヘテロ”型であり、被覆層9は
メサ領域11Aのいずれの側にも存在する他の横方向の
クラッド層5と同じ材料を有する。この場合、すべての
クラッド層2,4,5と被覆層9とがInPを有する。
クラッド層2及び4はそれぞれn導電型及びp導電型と
し、これらの厚さはそれぞれ1μmとし、本例では一回
の同じ処理工程で設けるのが有利な横方向のクラッド層
5及び被覆層9が高オーム抵抗のInPを有し、これら
の層5及び9の厚さをそれぞれ約3μmとする。層5及
び9を互いに異なる工程で設ける場合には、これらの層
の厚さを異ならせることもできる。後者の厚さは、クラ
ッド層2,4及び活性層3以外にn導電型のInPより
成る基板のうちの約1μmの厚さの部分をも有する細条
状メサ領域11Aの高さに一致する。活性層3の厚さは
約0.15μmであり、この活性層は約1.5μmの波
長の放射を生じるInGaAsPを有する。クラッド層
2の上側面には活性領域3Aに対し垂直に格子(図示せ
ず)を設け、本例のダイオードレーザをDFB(分布帰
還)型とする。このようなダイオードをSLM(Single
Longitudinal Mode:単一縦モード)で動作させるのが
極めて望ましい。従って、この場合、細条状活性領域3
Aをその縦方向での外部で画成する平面50及び60
を、例えば1/4λ酸化ハフニウムを有する反射防止被
膜51及び52でそれぞれ被覆し、格子(図示せず)の
中央にいわゆる1/4λ移相板を存在させる。平面50
及び60は被覆層9を通る劈開により形成する。
【0018】この場合、p型のInGaAsPより成る
接点層6(図1には図示せず)を細条状メサ領域11A
及び横方向のクラッド層5上に設ける。この上には、導
電層8のように、接続導体(図示せず)が設けられる導
電層7を配置し、これによりダイオードに電流を供給し
うるようにし、この電流を主として細条状活性領域3A
に集中させる。平面50から放出される放射を利用す
る。この放射を、例えば、光グラスファイバ通信用シス
テムにおけるグラスファイバに案内する。この放出放射
の横断面はほぼ円形で対称的となる為、この放射を凸レ
ンズのような比較的廉価な手段により容易にグラスファ
イバ内に導入しうる。
【0019】上述した半導体ダイオードレーザは本発明
による方法で以下のようにして製造する。この方法は、
厚さが約360μmで、配向が(100)で、ドーピン
グ濃度が例えば5×1018原子/cm3 であるn導電型
のInPより成る基板1から開始する。この基板は同時
にInP/InGaAsP材料系におけるクラッド層と
して作用させることができ、本例では基板1を同時に第
1クラッド層1とする。この基板1内には、約240n
mの格子定数を有する回折格子を腐食形成する。この目
的のために、約100nmの厚さのホトレジスト層を最
初に基板の上側面上に設ける。アルゴンレーザの36
3.8nm光線を用いたホログラフィー照射によりこの
ホトレジスト層にラスタパターンを形成する。このパタ
ーンをエッチング処理でマスクとして用い、このエッチ
ング処理で、例えばH2 O:HBr:Br2 =60:3
0:1の容量部の組成で臭化水素(HBr)と臭素(B
2)とを水に溶解させた溶液により基板の上側面を平
行溝のパターンに腐食形成する。ホトレジストを除去し
た後、本例では成長技術、例えばLPE(液相エピタキ
シ)により組成In0.72Ga0.28As0.600.40(λ=
1.3μm)を有する約0.15μmの厚さの層2を設
け、この層により基板1中の溝を完全に充填する。次
に、場合によっては放射案内層を先行させて、意図的に
ドーピングしないIn0.57Ga0.43As0.910.09(λ
=1.55μm)より成る約0.15μmの厚さの活性
層3と、第2クラッド層4、この場合5×1017Zn原
子/cm3のドーピング濃度を有する約0.10μmの
厚さのInP層4とを設ける。
【0020】装置を成長システムから除去した後、例え
ばスパッタリングにより二酸化珪素(SiO2 )のマス
ク層を設ける。次に、このマスク層の大部分を通常のよ
うにして除去し、幅が約2μmで、長さが約600μm
で、端部21の曲率半径が約1μmの細条状マスク11
を得る(図3参照)。次に、エッチング、この場合RI
E(反応性イオンエッチング)によりマスク11の外部
で半導体層構造体と基板1の薄肉部分、すなわち約1μ
mの厚さの部分とを除去し、メサ領域11A(図2参
照)を形成する。通常のように清浄処理した後、得られ
た構造体を本発明により再び成長システム内に入れ、マ
スク11を用いた1回の選択成長処理、この場合MOV
PE(金属有機気相エピタキシ)により、横方向のクラ
ッド層5及び被覆層9(この場合これら双方共高オーム
抵抗のInPを有する)を局部的に設ける。被覆層9の
屈折率は活性層3の屈折率よりもわずかに小さくし、被
覆層9の屈折率とメサ領域11Aの湾曲端面20の曲率
とは、メサ領域11Aの端面20における発生放射の散
乱が屈折率の差と曲率とによって決定される所定のレン
ズ力に対し最小となるように選択する。
【0021】装置を成長システムから除去し、マスク1
1を除去した後、この装置を(MOVPE)成長システ
ム内に再び配置し、ドーピング濃度を約1×1019原子
/cm3 としたp導電型のInGaAsPの約1μmの
厚さの導電性接点層6を上側表面全体に亘って設ける。
【0022】このようにして得た構造体を成長システム
から取出した後、上に電気接続ラインを形成しうる通常
の組成の金属層7及び8を半導体本体10の上側面及び
下側面に通常のようにして設ける。その後、図3にA−
A及びB−B線で示す位置で構造体を劈開し、得られた
細条に例えばスパッタリング又は蒸着により例えば酸化
ハフニウムより成る反射防止被膜51,61を設ける。
最後に、図3にC−C線で示す位置での劈開により個々
のダイオードを得る。
【0023】図4及び図5は図1のダイオードの変形例
を本発明方法の第2実施例の順次の製造工程で示す線図
的平面図である。前述した方法との第1の相違はマスク
11の選択に関することである。本例では、マスク11
として中断のない細条状マスク11を選択する(図4参
照)。細条状メサ領域11Aのエッチング後、得られた
構造体を本発明により再び成長システム内に配置し、マ
スク11を用いた(選択)堆積工程、この場合MOVP
Eで、この場合高オーム抵抗のInPを有するようにし
た横方向のクラッド層5を設ける。半導体層構造体を成
長システムから除去した後、この半導体層構造体上に他
のマスクを設ける。このマスクはメサ領域11Aの区域
に孔、この場合円形の孔31を有する。これらの孔31
を通して半導体層構造体中に孔を腐食形成し、これによ
り少なくとも上側のクラッド層4と活性層3とを除去
し、メサ領域の端面20に曲率、この場合凹面の曲率を
与える。孔31を有するマスクを除去した後、本発明の
第1の実施例につき前述したように他の製造工程を実行
する。この第2の実施例の方法は、埋込みリッジ型や埋
込みヘテロ型のレーザを含むあらゆる種類のレーザに適
しており、又、凹面や凸面の端面を得るのにも適してい
る。しかしこの方法は凹面状に湾曲した端面を有するダ
イオードを得るのに最も適している。その理由は、この
方法では、いかなるアンダーエッチング効果も端面の凹
面曲率に及ぼす悪影響が比較的少ない為である。
【0024】本発明は上述した実施例に限定されず、幾
多の変更を加えうること勿論である。例えば、厚さ、半
導体材料又はその組成を前述した実施例と異ならせるこ
とができる。特に本発明は、GaAs/AlGaAs及
びInGaP/InAlGaP材料系に適用することも
できることに注意すべきである。更に本発明は、前述し
たSIPBH(半絶縁プレーナ埋込みヘテロ)構造に適
用しうるばかりではなく、DCPBH(二重チャネルプ
レーナ埋込みヘテロ)構造にも適用しうることに注意す
べきである。又、本発明は、埋込まれているかいないか
にかかわらずリッジ型のレーザ構造に用いても極めて有
利である。活性領域は必ずしも、完全に或いは部分的に
メサ領域で形成する必要はない。本発明はいわゆる酸化
物細条レーザに用いて有利である。本発明による方法で
は、LPE及びMOVPEの代りにVPE(気相エピタ
キシ)又はMBE(分子ビームエピタキシ)のような他
の成長技術を用いることができる。前述した例における
ように異なる成長処理を組合せる代り、異なる堆積工程
に対し同じ成長処理を用いることもしばしば可能となる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体ダイオードレーザの一実施
例を示す線図的斜視図である。
【図2】図1のII−II線上を断面とする断面図である。
【図3】本発明方法の第1実施例による一製造工程で図
1の半導体ダイオードレーザを示す線図的平面図であ
る。
【図4】図1の半導体ダイオードレーザの変形例を本発
明方法の第2実施例の一製造工程で示す線図的平面図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例の他の一製造工程を示す線
図的平面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板(クラッド層) 2,4,5 クラッド層 3 活性層 3A 活性領域 6 接点層 7,8 導電層 9 被覆層 10 半導体本体 11 細条状マスク 11A メサ領域 20 端面 51,52 反射防止被膜

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の基板(1)と、この基板上
    に位置する半導体層構造体とを有する半導体本体(1
    0)を具える半導体ダイオードレーザであって、前記の
    半導体層構造体は2つのクラッド層(1,4)間に配置
    した活性層(3)と、順バイアス方向の充分な電流強度
    が与えられた前記活性層(3)の細条状活性領域(3
    A)中に電磁放射を発生せしめうるpn接合とを有し、
    前記の細条状活性領域(3A)の端面(20)は所定の
    レンズ力のレンズを形成するように湾曲されている当該
    半導体ダイオードレーザにおいて、 湾曲された前記の端面(20)が、前記の細条状活性領
    域(3A)の屈折率とは異なる屈折率を有する材料より
    成る被覆層(9)で被覆され、この被覆層(9)の材料
    の屈折率と前記の端面(20)の曲率半径とは、湾曲さ
    れた前記の端面(20)で発生される電磁放射の散乱が
    前記の所定のレンズ力で最小となるように選択されてい
    ることを特徴とする半導体ダイオードレーザ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体ダイオードレー
    ザにおいて、前記の端面は横方向に湾曲され、前記の被
    覆層(9)は前記の細条状活性領域(3A)の屈折率よ
    りも小さな屈折率を有する半導体材料を有していること
    を特徴とする半導体ダイオードレーザ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の半導体ダイオー
    ドレーザにおいて、前記の細条状活性領域(3A)と前
    記の被覆層(9)との間の屈折率の差が2よりも低く、
    湾曲された前記の端面(20)の曲率半径が10μmよ
    りも小さいことを特徴とする半導体ダイオードレーザ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の半
    導体ダイオードレーザにおいて、前記の細条状活性領域
    (3A)と前記の被覆層(9)との間の屈折率の差が1
    よりも小さく、湾曲された前記の端面(20)の曲率半
    径が5μmよりも小さいことを特徴とする半導体ダイオ
    ードレーザ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の半
    導体ダイオードレーザにおいて、前記の細条状活性領域
    (3A)と前記の被覆層(9)との間の屈折率の差が
    0.5よりも小さく、湾曲された前記の端面(20)の
    曲率半径が2.5μmよりも小さいことを特徴とする半
    導体ダイオードレーザ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の半
    導体ダイオードレーザにおいて、半導体ダイオードレー
    ザが埋込みのための横方向のクラッド層(5)を有する
    埋込みリッジ型又は埋込みヘテロ型であり、前記の被覆
    層(9)の材料が横方向のクラッド層(5)の材料と同
    じであることを特徴とする半導体ダイオードレーザ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項に記載の半
    導体ダイオードレーザにおいて、半導体ダイオードレー
    ザが前記の活性層(3)と前記の2つのクラッド層
    (1,4)のうちの一方のクラッド層との間に放射案内
    層(2)を有する分布帰還型であり、前記の活性層
    (3)及び放射案内層(2)がInGaAsPを有し、
    前記のクラッド層(1,4,5)及び前記の被覆層
    (9)がInPを有し、前記の被覆層(9)が半導体ダ
    イオード側とは反対側で劈開面(50)によって画成さ
    れ、この劈開面に反射防止被膜(51)が設けられてい
    ることを特徴とする半導体ダイオードレーザ。
  8. 【請求項8】 2つのクラッド層(1,4)間に位置す
    る活性層(3)と、順バイアス方向で充分な電流強度が
    与えられた前記の活性層(3)の細条状活性領域(3
    A)中に電磁放射を発生せしめうるpn接合とを有する
    半導体層構造体を第1導電型の基板(1)上に設け、前
    記の細条状活性領域(3A)の端面(20)を、所定の
    レンズ力を有するレンズを形成するように湾曲させるこ
    とにより、半導体ダイオードレーザを製造するに当り、 湾曲された前記の端面(20)を、前記の細条状活性領
    域(3A)の屈折率とは異なる屈折率を有する材料より
    成る被覆層(9)で被覆し、この被覆層(9)の材料の
    屈折率と前記の端面(20)の曲率半径とを、湾曲され
    た前記の端面(20)で発生される電磁放射の散乱が前
    記の所定のレンズ力で最小となるように選択することを
    特徴とする半導体ダイオードレーザの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の半導体ダイオードレー
    ザの製造方法において、マスク(11)を設けた後のエ
    ッチングにより少なくとも上側クラッド層(4)と活性
    層(3)とを有する細条状メサ領域(11A)を前記の
    半導体層構造体に形成し、前記の端面(20)をある曲
    率で形成した後、一回の堆積工程で、前記の細条状メサ
    領域(11A)の両側に他のクラッド層(5)を設ける
    とともに湾曲された端面(20)に対接させて前記の被
    覆層(9)を設け、劈開(A−A,B−B)により最終
    的に別々の半導体ダイオードを得、前記の被覆層の劈開
    (B−B)により劈開面(50)を形成することを特徴
    とする半導体ダイオードレーザの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の半導体ダイオードレ
    ーザの製造方法において、第1のマスク(11)を設け
    た後のエッチングにより、上側クラッド層(4)の厚さ
    方向の少なくとも一部を有する細条状メサ領域(11
    A)を前記の半導体層構造体に形成し、その後堆積工程
    で前記の細条状メサ領域(11A)の両側に他のクラッ
    ド層(5)を設け、次に第2のマスクを設けた後、前記
    の細条状メサ領域(11A)の区域で前記の半導体層構
    造体に孔を腐食形成し、これにより少なくとも上側クラ
    ッド層(4)と活性層(3)とを除去するとともに前記
    の細条状メサ領域の端面(20)をある曲率で形成し、
    その後他の堆積工程により前記の被覆層を前記の端面
    (20)に対接させて設け、劈開(A−A,B−B)に
    より最終的に別々の半導体ダイオードを得、前記の被覆
    層の劈開(B−B)により劈開面(50)を形成するこ
    とを特徴とする半導体ダイオードレーザの製造方法。
JP6022527A 1993-02-22 1994-02-21 半導体ダイオードレーザ及びその製造方法 Pending JPH06252511A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP93200496 1993-02-22
NL93200496:3 1993-02-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06252511A true JPH06252511A (ja) 1994-09-09

Family

ID=8213660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6022527A Pending JPH06252511A (ja) 1993-02-22 1994-02-21 半導体ダイオードレーザ及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5430751A (ja)
EP (1) EP0613222B1 (ja)
JP (1) JPH06252511A (ja)
DE (1) DE69400237T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008294426A (ja) * 2007-04-26 2008-12-04 Sharp Corp 半導体レーザ素子及び電磁界発生素子

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0766879A2 (en) * 1995-04-19 1997-04-09 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of manufacturing an optoelectronic semiconductor device, in particular a semiconductor diode laser
US5724376A (en) * 1995-11-30 1998-03-03 Hewlett-Packard Company Transparent substrate vertical cavity surface emitting lasers fabricated by semiconductor wafer bonding
US6214178B1 (en) 1998-12-22 2001-04-10 Lucent Technologies, Inc. Focused ion beam formation of angled optoelectronic devices
JP4665240B2 (ja) * 2001-06-25 2011-04-06 富士通株式会社 光伝送装置
GB0124845D0 (en) * 2001-10-16 2001-12-05 Denselight Semiconductors Pte Facet profiling for reflectivity control
WO2017129221A1 (en) * 2016-01-25 2017-08-03 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Method for producing an optical semiconductor component and optical semiconductor component
WO2019099688A1 (en) * 2017-11-15 2019-05-23 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. Techniques for providing curved facet semiconductor lasers

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55143092A (en) * 1979-04-26 1980-11-08 Nec Corp Semiconductor laser
JPS61253881A (ja) * 1985-05-07 1986-11-11 Hitachi Ltd 分布帰還型半導体レ−ザ
JPS6226884A (ja) * 1985-07-26 1987-02-04 Nec Corp 半導体レ−ザ
JPS63227091A (ja) * 1987-03-17 1988-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体レ−ザ装置およびその製造方法
US4815084A (en) * 1987-05-20 1989-03-21 Spectra Diode Laboratories, Inc. Semiconductor laser with integrated optical elements
JPH02260679A (ja) * 1989-03-31 1990-10-23 Toshiba Corp 半導体レーザ装置
US4935939A (en) * 1989-05-24 1990-06-19 Liau Zong Long Surface emitting laser with monolithic integrated lens
JPH03119782A (ja) * 1989-10-02 1991-05-22 Fujitsu Ltd 光半導体装置
JPH04253387A (ja) * 1991-01-28 1992-09-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体レーザ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008294426A (ja) * 2007-04-26 2008-12-04 Sharp Corp 半導体レーザ素子及び電磁界発生素子

Also Published As

Publication number Publication date
EP0613222A1 (en) 1994-08-31
DE69400237D1 (de) 1996-07-18
EP0613222B1 (en) 1996-06-12
DE69400237T2 (de) 1996-12-05
US5430751A (en) 1995-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4594718A (en) Combination index/gain guided semiconductor lasers
US5574743A (en) Semiconductor diode laser having improved performance and method of manufacturing same
US6465269B2 (en) Semiconductor optical device and method of manufacturing the same
US5088099A (en) Apparatus comprising a laser adapted for emission of single mode radiation having low transverse divergence
US8249122B2 (en) Spatial filters
US20050213626A1 (en) High performance vertically emitting lasers
US5208183A (en) Method of making a semiconductor laser
JP2008113041A (ja) 導波管
JPH0669111B2 (ja) 自己整合性リブ導波路高出力レーザー
US4903274A (en) Semiconductor laser array device
US5373173A (en) Apparatus for semiconductor laser
JPH06252511A (ja) 半導体ダイオードレーザ及びその製造方法
US5065406A (en) Semiconductor laser chip and method of making the same
US6259718B1 (en) Distributed feedback laser device high in coupling efficiency with optical fiber
US4821278A (en) Inverted channel substrate planar semiconductor laser
JP2002076510A (ja) 半導体レーザおよびその製造方法
US4878223A (en) Semiconductor laser array device
US6865207B1 (en) Semiconductor laser device withspot-size converter and method for fabricating the same
JP3208860B2 (ja) 半導体レーザ装置
EP0674373B1 (en) Semiconductor diode laser and method of manufacturing same
JPH10512720A (ja) レーザ増幅器として使用可能な半導体ダイオードレーザ及びその製造方法
JP2516953B2 (ja) 半導体レ―ザ装置の製造方法
US6674783B1 (en) Distributed feedback type semiconductor laser device and method of manufacturing the same
JP2953449B2 (ja) 光半導体素子及びその製造方法
JP3063684B2 (ja) 半導体レーザ及びその製造方法