JPH0625206Y2 - 整髪用櫛 - Google Patents
整髪用櫛Info
- Publication number
- JPH0625206Y2 JPH0625206Y2 JP1989060549U JP6054989U JPH0625206Y2 JP H0625206 Y2 JPH0625206 Y2 JP H0625206Y2 JP 1989060549 U JP1989060549 U JP 1989060549U JP 6054989 U JP6054989 U JP 6054989U JP H0625206 Y2 JPH0625206 Y2 JP H0625206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comb
- hair
- comb tooth
- comb teeth
- teeth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Brushes (AREA)
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
- Scissors And Nippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は髪の流れを整えながら整髪することのできる
整髪用櫛に関する。
整髪用櫛に関する。
(ロ)従来の技術 従来、整髪に使用される櫛は、一般的に櫛歯の間隔が広
く取られており、髪の通りがスムーズになるように構成
されている。
く取られており、髪の通りがスムーズになるように構成
されている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかしながらこの種の櫛では、櫛歯先端部の間隙、櫛歯
根元の間隔がそれぞれ等しい間隔に構成されているもの
の、櫛歯の間を通る髪の毛の本数は一定せず、また櫛歯
根元部において髪が通りにくくなるため、結果として髪
がもつれることが多く、とりわけ髪の毛の多い人にとっ
ては整髪作業がスムーズにできないという問題があっ
た。
根元の間隔がそれぞれ等しい間隔に構成されているもの
の、櫛歯の間を通る髪の毛の本数は一定せず、また櫛歯
根元部において髪が通りにくくなるため、結果として髪
がもつれることが多く、とりわけ髪の毛の多い人にとっ
ては整髪作業がスムーズにできないという問題があっ
た。
この考案は以上の事情を考慮してなされたもので、整髪
に適した束に髪の毛をまとめ、髪の流れを整えながら整
髪をすることのできる整髪用櫛を提供する。
に適した束に髪の毛をまとめ、髪の流れを整えながら整
髪をすることのできる整髪用櫛を提供する。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案は、多数の櫛歯と該櫛歯を一列に配列固定する
櫛歯固定部と握り部とを有し、櫛歯の先端部分から櫛歯
根元部分に向けて櫛歯隙間を一本のみの直線状に狭くす
る傾斜部を各櫛歯に形成し、さらに櫛歯先端部同志の間
隔と略等しい長さの直径からなる丸穴を、櫛歯間の櫛歯
根元部分に設け、かつ櫛歯とその固定部とを静電気帯電
防止用樹脂で形成したことを特徴とする整髪用櫛であ
る。
櫛歯固定部と握り部とを有し、櫛歯の先端部分から櫛歯
根元部分に向けて櫛歯隙間を一本のみの直線状に狭くす
る傾斜部を各櫛歯に形成し、さらに櫛歯先端部同志の間
隔と略等しい長さの直径からなる丸穴を、櫛歯間の櫛歯
根元部分に設け、かつ櫛歯とその固定部とを静電気帯電
防止用樹脂で形成したことを特徴とする整髪用櫛であ
る。
この考案において、略V字状となる傾斜部の角度は5°
に形成することが好ましいが、この傾斜部の角度は、櫛
歯の間隔または櫛歯の太さによって適宜変更してもよ
い。また、丸穴は直径6mmに形成することが好ましい
が、整髪に適した量の髪の毛を束ねることができる丸穴
であれば、6mmより若干大きくまたは小さく、具体的に
は4mm〜8mmに形成してもよい。また、各櫛歯における
根元部分の間隔は、2〜3mmにすることが好ましい。
に形成することが好ましいが、この傾斜部の角度は、櫛
歯の間隔または櫛歯の太さによって適宜変更してもよ
い。また、丸穴は直径6mmに形成することが好ましい
が、整髪に適した量の髪の毛を束ねることができる丸穴
であれば、6mmより若干大きくまたは小さく、具体的に
は4mm〜8mmに形成してもよい。また、各櫛歯における
根元部分の間隔は、2〜3mmにすることが好ましい。
(ホ)作用 この考案によれば、整髪を行うと、櫛歯の隙間を通る髪
は、櫛歯に形成された傾斜部によるくさびの効果によ
り、櫛歯根元部分に設けられた丸穴に案内され、次いで
丸穴は髪の毛を所定の量ずつ丸く束ね、整髪に適した量
に揃える。さらにこの丸穴は、整髪用櫛で髪を梳く際
に、髪の毛の流れの方向を束縛せず、髪の毛をのもつれ
をなくすよう作用する。
は、櫛歯に形成された傾斜部によるくさびの効果によ
り、櫛歯根元部分に設けられた丸穴に案内され、次いで
丸穴は髪の毛を所定の量ずつ丸く束ね、整髪に適した量
に揃える。さらにこの丸穴は、整髪用櫛で髪を梳く際
に、髪の毛の流れの方向を束縛せず、髪の毛をのもつれ
をなくすよう作用する。
(ヘ)実施例 以下第1図に示す実施例に基づいてこの考案を詳述す
る。なお、これによってこの考案は限定されるものでは
ない。
る。なお、これによってこの考案は限定されるものでは
ない。
この考案の整髪用櫛は、主として女性のヘアースタイル
を整えるのに適した櫛であり、特に髪の毛の量の多い女
性の整髪に最適な櫛である。
を整えるのに適した櫛であり、特に髪の毛の量の多い女
性の整髪に最適な櫛である。
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す正面図であ
る。同図において1は整髪用櫛であり、材質はABC樹
脂系の永久制電性樹脂静電気帯電防止用樹脂からなり、
具体的には例えば東レ株式会社製の製品名“トヨラック
パレル”を使用することができる。そしてこの整髪用櫛
1は、多数の櫛歯2と、この櫛歯を一列に配列して固定
する櫛歯固定部3と、握り部4とから構成される。
る。同図において1は整髪用櫛であり、材質はABC樹
脂系の永久制電性樹脂静電気帯電防止用樹脂からなり、
具体的には例えば東レ株式会社製の製品名“トヨラック
パレル”を使用することができる。そしてこの整髪用櫛
1は、多数の櫛歯2と、この櫛歯を一列に配列して固定
する櫛歯固定部3と、握り部4とから構成される。
櫛歯2は略円形の断面を有し(第2図のB矢視図参
照)、櫛歯2の先端部分から櫛歯2根元部分に向けて直
線状に太くなるように形成されている。この太さの増加
は、櫛歯2同志の隙間を櫛歯固定部3に向けて直線状に
狭くする略V字状の傾斜部5を形成する結果となる。そ
して櫛歯2の間に挟まれる傾斜角は5°であることが好
ましい。第3図は第1図に示すA−A断面を示し、この
断面方向においても櫛歯2には傾斜6が形成されてい
る。なお整髪用櫛1の厚みDは5mmである。
照)、櫛歯2の先端部分から櫛歯2根元部分に向けて直
線状に太くなるように形成されている。この太さの増加
は、櫛歯2同志の隙間を櫛歯固定部3に向けて直線状に
狭くする略V字状の傾斜部5を形成する結果となる。そ
して櫛歯2の間に挟まれる傾斜角は5°であることが好
ましい。第3図は第1図に示すA−A断面を示し、この
断面方向においても櫛歯2には傾斜6が形成されてい
る。なお整髪用櫛1の厚みDは5mmである。
また、7は櫛歯2間の櫛歯根元部分3に設けられた丸穴
であり、この丸穴7は、櫛歯2先端部分同志の間隔Cと
略等しい長さの直径すなわち6mmに形成されている。な
お、櫛歯2における根元部分の間隔Eは2.5mmであ
る。
であり、この丸穴7は、櫛歯2先端部分同志の間隔Cと
略等しい長さの直径すなわち6mmに形成されている。な
お、櫛歯2における根元部分の間隔Eは2.5mmであ
る。
次にこの整髪用櫛1の使用方法について説明する。髪に
この整髪用櫛1を当て髪を梳くと、櫛歯2の間を通る髪
が、櫛歯2に形成された傾斜部5によって生じるくさび
の効果により、丸穴7内にに案内される。そして丸穴7
は髪の毛を所定の量ずつ丸く束ねていく。このとき、上
記した直径にて形成された丸穴7は、髪の毛を整髪に最
も適した量に揃える。このとき丸穴7の開口(間隔E)
が狭いため、揃えた髪の束は丸穴7内に保持される。さ
らに整髪用櫛1で髪を梳く動作を行うと、丸穴7は、髪
の束の回転を含めて髪の毛の流れの方向を束縛しないた
め、髪の毛を束ねた状態のまま、もつれを生じることな
くスムーズに整髪を行うことができる。また、ヘアース
プレーを振りかけた後に、この整髪用櫛1を用いて整髪
を行うと、意識的にヘアースタイルに線を入れたり、ふ
くらみを持たすことができる。
この整髪用櫛1を当て髪を梳くと、櫛歯2の間を通る髪
が、櫛歯2に形成された傾斜部5によって生じるくさび
の効果により、丸穴7内にに案内される。そして丸穴7
は髪の毛を所定の量ずつ丸く束ねていく。このとき、上
記した直径にて形成された丸穴7は、髪の毛を整髪に最
も適した量に揃える。このとき丸穴7の開口(間隔E)
が狭いため、揃えた髪の束は丸穴7内に保持される。さ
らに整髪用櫛1で髪を梳く動作を行うと、丸穴7は、髪
の束の回転を含めて髪の毛の流れの方向を束縛しないた
め、髪の毛を束ねた状態のまま、もつれを生じることな
くスムーズに整髪を行うことができる。また、ヘアース
プレーを振りかけた後に、この整髪用櫛1を用いて整髪
を行うと、意識的にヘアースタイルに線を入れたり、ふ
くらみを持たすことができる。
なおこの整髪用櫛1は、前述したように静電気帯電防止
効果が永久的に持続する樹脂を使用しているので、コー
ミングにより発生する静電気を完全になくすことができ
る。したがって静電気による髪のもつれがなくなり、ス
ムーズにコーミングが行える。また、静電気帯電防止効
果によって整髪用櫛1に埃等が付着しないため、整髪用
櫛1を清潔に保つことができる。またコーミング時に枝
毛や切れ毛の発生を防ぐため、髪を保護することができ
る。
効果が永久的に持続する樹脂を使用しているので、コー
ミングにより発生する静電気を完全になくすことができ
る。したがって静電気による髪のもつれがなくなり、ス
ムーズにコーミングが行える。また、静電気帯電防止効
果によって整髪用櫛1に埃等が付着しないため、整髪用
櫛1を清潔に保つことができる。またコーミング時に枝
毛や切れ毛の発生を防ぐため、髪を保護することができ
る。
さらに、櫛歯の先端部分には鈍角に丸く形成されている
ため、髪を梳くと、櫛歯の先端部分が地肌に心地良くあ
たり快適な使用感が得られる。
ため、髪を梳くと、櫛歯の先端部分が地肌に心地良くあ
たり快適な使用感が得られる。
この実施例においては、握り部を有する櫛を用いて説明
したが、握り部がなく櫛歯と櫛歯固定部のみから構成さ
れる櫛についてもこの発明を適用できることは言うまで
もない。
したが、握り部がなく櫛歯と櫛歯固定部のみから構成さ
れる櫛についてもこの発明を適用できることは言うまで
もない。
(ト)考案の効果 この考案によれは、櫛歯根元部分に設けられた丸穴内
に、整髪しやすい適性量の髪が定量的に丸く束ねられる
ため、スムーズな整髪を行うことができ、美しいウェー
ビーヘアを作ることができる。髪の毛を梳く際に、丸穴
は髪の流れの方向を束縛しないため髪のもつれがなくな
り、これにより整髪時に髪を痛めることがなくなり、髪
を保護することができ、これらの効果が材料の静電気帯
電防止効果により保証される。
に、整髪しやすい適性量の髪が定量的に丸く束ねられる
ため、スムーズな整髪を行うことができ、美しいウェー
ビーヘアを作ることができる。髪の毛を梳く際に、丸穴
は髪の流れの方向を束縛しないため髪のもつれがなくな
り、これにより整髪時に髪を痛めることがなくなり、髪
を保護することができ、これらの効果が材料の静電気帯
電防止効果により保証される。
第1図はこの考案の一実施例の整髪用櫛の正面図、第2
図は第1図のB矢視図、第3図は第1図のA−A断面図
である。 1……整髪用櫛、2……櫛歯、 3……櫛歯固定部、4……握り部、 5……傾斜部、7……丸穴。
図は第1図のB矢視図、第3図は第1図のA−A断面図
である。 1……整髪用櫛、2……櫛歯、 3……櫛歯固定部、4……握り部、 5……傾斜部、7……丸穴。
Claims (1)
- 【請求項1】多数の櫛歯と該櫛歯を一列に配列固定する
櫛歯固定部とを有し、櫛歯の先端部分から櫛歯根元部分
に向けて櫛歯隙間を一本のみの直線状に狭くする傾斜部
を各櫛歯に形成し、さらに櫛歯先端部同志の間隔と略等
しい長さの直径からなる丸穴を、櫛歯間の櫛歯根元部分
に設け、かつ櫛歯とその固定部とを静電気帯電防止用樹
脂で形成したことを特徴とする整髪用櫛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989060549U JPH0625206Y2 (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 整髪用櫛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989060549U JPH0625206Y2 (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 整髪用櫛 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03908U JPH03908U (ja) | 1991-01-08 |
JPH0625206Y2 true JPH0625206Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31588008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989060549U Expired - Lifetime JPH0625206Y2 (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 整髪用櫛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625206Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09131215A (ja) * | 1995-11-07 | 1997-05-20 | Paakuuei:Kk | 櫛 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50132275U (ja) * | 1974-04-12 | 1975-10-30 | ||
JPS5150141U (ja) * | 1974-10-11 | 1976-04-16 |
-
1989
- 1989-05-25 JP JP1989060549U patent/JPH0625206Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03908U (ja) | 1991-01-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |