JPH0625192Y2 - 食 器 - Google Patents

食 器

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JPH0625192Y2
JPH0625192Y2 JP10028290U JP10028290U JPH0625192Y2 JP H0625192 Y2 JPH0625192 Y2 JP H0625192Y2 JP 10028290 U JP10028290 U JP 10028290U JP 10028290 U JP10028290 U JP 10028290U JP H0625192 Y2 JPH0625192 Y2 JP H0625192Y2
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tableware
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俊夫 荘
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はレストラン、食堂等で利用したり、あるいはプ
レクックド食品等の包装に利用できる食器に関する。
〔従来の技術〕
従来、食堂とかファーストフードの店、又はプレクック
ド食品等の合成樹脂性のワンウェイ容器が多数使用され
ている。
然しながら、これらの使い捨ての容器は極めて便利では
あるが、貴重な資源を無駄にし大量のごみを発生するの
で問題とされている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、徐上の問題点を解決するためなされたもので
あり、その目的とするところは、貴重な資源を節約する
と共にごみの発生量を可能な限り少なくでき、且つ洗浄
等の必要のない便利な食器を提供しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
叙上の問題点は、回収の可能な食器本体にラミネートフ
ィルム或いはアルミホイール等によって被覆を行い、食
器を使用した後はこのラミネートフィルム等を取り外し
て処分できるように構成し、食器本体を繰り返し使用す
ることによって達成される。
〔作用〕
上記のように構成すると、食器本体は回収してリサイク
ルが可能であり、極少量のラミネートフィルムだけがご
みとして廃棄されるだけになるので、貴重な資源の節約
とごみの減量に極めて大きな効果がある。
〔実施例〕
以下図面により、本考案の詳細を具体的に説明する。
第1図は本考案に係る食器の構成を示す立体分解図、第
2図はセットリングの断面形状を示す断面図、第3図は
本考案に係る食器の構成を示す断面図、第4図はその部
分拡大断面図、第5図ないし第10図は本考案の係る食器
の製造工程を示す説明図、第11図は本考案に係る食器を
示す斜視図、第12図は本考案に係る食器の使用状態を示
す斜視図である。
而して、図中、1は適宜のプラスチックで製造される食
器本体、2は軟質のゴム或いは合成樹脂で製造されるセ
ットリング、3はセット台、4はアルミホイル、5は発
泡樹脂フィルム、6は押型、7は折返し成形型、8はリ
ングカッタ、9は切り裂き用の紐である。
本考案に係る食器は、第3に示されているような構造を
有する。
即ち、適宜の合成樹脂で製造される食器本体1は、その
底部の内面と内面及び外面にそれぞれ各一条の環状の溝
(10、11、12)を有し、そしてその底部の外側には糸底
が設けられ、その内面13はぎざぎざが設けられている。
この食器本体1の内面から外面の環状の溝12に至るまで
表面はアルミホイル4及び発泡樹脂フィルム5からなる
ラミネートフィルムで被覆されている。
このラミネートフィルムは、食器の底部内面に設けられ
た環状溝11及びその内面の適宜の位置に設けられた環状
溝10の中に折り畳まれて差し込まれ、食器本体1の内面
に密着せしめられている。
このラミネートフィルムは食器本体の縁から外方へ折り
返され、その外面に設けた環状溝12の中に挟み込まれ、
セットリング2によって固定されており、そして更にこ
の食器にはセット台3が取付けられている。
次にこの食器の製造方法について第5図ないし第10図を
参照して説明する。
先ず、食器本体1を伏せた状態で図示されていない装置
に固定する。
そして第5図に示されているように、押型6にあらかじ
めカップ状に成形したアルミホイル4、発泡樹脂フィル
ム5をかぶせ、これをステム60を押し上げて、食器本体
1の内面に密着させる。
そして、この状態では、これらのフィルムの環状溝10及
び11に対応する部分は、少し折り畳まれてそれらの溝の
内部に挿入され、これによりフイルムは食器本体の内面
に密着される。
而して、この状態で更に第6図に示されているように、
折り返し成形型を上昇させ、食器本体1の外にはみ出し
たアルミホイル4等を外側に折り返し、更に図示されて
いないローラー等によってフイルムを食器本体の外面に
密着させ、更に第7図に示されているようにセットリッ
グ2を環状溝12の中に押し込み、フイルムを固定し、次
いで第8図に示されているようなリングカッタを用い
て、余分なフィルムを切り取るものである。
そして更に必要に応じて、第9図に示されているよう
に、セット台3を取付け、第10図に示されている完成さ
れた食器を得るものである。
この食器には第12図に示されているような切り裂き用の
紐、或いは切れ目などの切り裂き装置を設けて置くこと
が推奨される。
このようにすると、例えば食堂、レストラン等によって
この食器を使用した後、この切り裂き用の紐9を引いて
ラミネートフィルムを切り裂き、食器本体から引き剥が
し、中に残存している食物の残り等と共に廃棄する。
そして、このセット台3及び食器本体1を回収し、再び
前に述べたような被覆を再度施して使用に供するもので
ある。
本考案の構成は、叙上の実施例に限定されるものではな
く、例えば、被覆に使用するフィルムには、使用の目的
に応じて、各種公知のものが広く利用できるものであ
り、又、セット台3は食器本体1と一体に形成されてい
てもよく、本考案の構成は叙上の説明から容易に想到で
きるあらゆる設計変更例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る食器の構成を示す立体分解図、第
2図はセットリングの断面形状を示す断面図、第3図は
本考案に係る食器の構成を示す断面図、第4図はその部
分拡大断面図、第5図ないし第10図は本考案に係る食器
の製造工程を示す説明図、第11図は本考案に係る食器を
示す斜視図、第12図は本考案に係る食器の使用状態を示
す斜視図である。 1……食器本体 2……セットリング 3……セット台 4……アルミホイル 5……発泡樹脂フィルム 6……押型 7……折り返し成形型 8……リングカッタ 9……切り裂き用紐

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部内面と、内面及び外面に各一条の環状
    の溝(10、11、12)を設けた食器本体(1)に、内面全体
    と外面に設けた環状溝(12)までの表面にフィルム(4、
    5)のを被覆し、内面に設けた環状溝(10、11)内にそ
    の一部を挟み込んで固定すると共に、フィルム(4、
    5)の縁辺を外側に折り返し、切裂き装置を設け、環状
    のセットリング(2)と共にその縁辺部を外面に設けた環
    状溝(12)内に挟み込んで固定して成る食器。
  2. 【請求項2】フィルムがアルミホイルである請求項1に
    記載の食器。
  3. 【請求項3】フィルムがラミネートフィルムである請求
    項1に記載の食器。
  4. 【請求項4】フィルムが発泡樹脂フィルムを含む請求項
    1に記載の食器。
JP10028290U 1990-09-27 1990-09-27 食 器 Expired - Lifetime JPH0625192Y2 (ja)

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JPH0458178U JPH0458178U (ja) 1992-05-19
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