JPH06251908A - 半導体抵抗素子の製造方法及びこの半導体抵抗素子を用いた赤外線検出装置 - Google Patents

半導体抵抗素子の製造方法及びこの半導体抵抗素子を用いた赤外線検出装置

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JPH06251908A
JPH06251908A JP5038757A JP3875793A JPH06251908A JP H06251908 A JPH06251908 A JP H06251908A JP 5038757 A JP5038757 A JP 5038757A JP 3875793 A JP3875793 A JP 3875793A JP H06251908 A JPH06251908 A JP H06251908A
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JP
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semiconductor
resistance
fiber
resistance element
infrared
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JP5038757A
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English (en)
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Norihisa Mori
憲寿 森
Sadajiro Kajiwara
貞次郎 梶原
Norio Muto
範雄 武藤
Hiroaki Yanagida
博明 柳田
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Sohgo Security Services Co Ltd
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Sohgo Security Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は赤外線等による温度変化により抵抗
値が変化する半導体抵抗素子の製造方法及びこの半導体
抵抗素子を用いた赤外線検出装置に関し、半導体繊維上
に微少間隔で低抵抗部分を形成すると共に、高感度な赤
外線の検出を可能とすることを目的とする。 【構成】 赤外線で生じる温度により抵抗値が変化する
半導体繊維33a上に一対の電極で高電圧を印加して、
間隔dの低抵抗領域である電導部33b,33cを形成
することにより、半導体抵抗素子としてのハイブリッド
繊維32Aを形成する。このハイブリッド繊維32Aを
支持電極14a,14bに導電性ペースト13a,13
bにより接続して赤外線検出装置31Aを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線等による温度変
化により抵抗値が変化する半導体抵抗素子の製造方法及
びこの半導体抵抗素子を用いた赤外線検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、赤外線検出装置(赤外線検出素
子)として、焦電効果を利用した焦電素子や熱電対を集
積したサーモパイル、及び金属酸化物を用いたサーミス
タボロメータ等が知られている。これらの赤外線検出素
子は高度の応答速度が要求される用途には応答速度の点
で難点があり、また被検出赤外線源の位置検出への利用
にも限界があり、かつ価格の点でも不利であった。
【0003】そこで、本発明者らは先に、上記した従来
の赤外線検出装置の欠点を解消し得るものとして、赤外
線照射により電気抵抗が変化する半導体抵抗素子として
半導体繊維を用いた赤外線検出装置を提案した(特開平
2−71121号)。
【0004】ここで、図8に、従来の半導体抵抗素子を
用いた赤外線検出装置の構成図を示す。図8(A)に示
す赤外線検出装置が特開平2−71121号に示すもの
である。図8(A)の赤外線検出装置11において、1
2は長さL、断面積Sの半導体抵抗素子としての半導体
繊維であり、SiC繊維、Si−Ti−C−O繊維、炭
素繊維等を、主に焼成処理により形成される。
【0005】この半導体繊維12の両端には導電性ペー
スト13a,13bを介して電極14a,14bを接着
する。15a,15bは電極14a,14bと赤外線検
出回路(図示せず)を接続するリード線である。図8
(A)の赤外線検出装置11が赤外線検出回路に接続さ
れた状態で、半導体繊維12に赤外線が照射されると、
半導体繊維12の温度は上昇し、温度に応じて抵抗が変
化する。従って、この抵抗変化を赤外線検出回路で検出
することにより、照射された赤外線のエネルギー量を検
出することができる。
【0006】ところで、上記半導体繊維12を用いた赤
外線検出装置11の赤外線検出感度は、半導体繊維12
のサーミスタ定数に依存する。サーミスタ定数とは温度
変化に対する抵抗変化の大きさを表す定数であり、半導
体繊維12の材料によって決まり、その値が大きいほど
高感度といえる。
【0007】また、サーミスタ定数は半導体繊維12の
抵抗率に比例して直線的に増加するという特性を有し、
高抵抗率の半導体繊維12ほど高い値を示す(参考文
献:「機能性半導体繊維を用いた赤外線センサと人体検
出への応用」電子情報通信学会論文誌C−II Vol.
J74−C−11No.5 PP.458−466 1
991年5月)。従って、赤外線検出装置11の感度を
大きくするためには、サーミスタ定数の大きな半導体繊
維12、即ち高抵抗率の半導体繊維12を用いればよ
い。
【0008】ここで、半導体繊維12の抵抗値Rは、R
=ρ・L/Sで定まり、ρ,L,Sはそれぞれ半導体繊
維12の抵抗率、長さ、断面積である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の赤外
線検出装置11の感度を大きくするために抵抗率ρを大
きくすると、赤外線検出素子の抵抗値Rも大きくなり、
熱雑音の増加、耐雑音性の低下、信号処理回路の複雑化
等の問題が生じる。
【0010】そこで本発明者らは、抵抗率ρの大きい半
導体繊維12を用いても抵抗値Rが大きくならない構造
の半導体抵抗素子を用いた赤外線検出装置を提案した
(特願平4−216648号)。その赤外線検出装置が
図8(B)に示される。
【0011】図8(B)に示す赤外線検出装置21は、
長さL、断面積sの半導体繊維12上に間隔dをおいて
互いに対向するよう一対の導体からなる電導部22a,
22bを形成する。本発明においては、半導体繊維12
上に形成された電導部22a,22bの抵抗値は零に近
く、半導体抵抗素子としての抵抗値Rは一対の電導部間
隔dで決まるため、R=ρ・d/sとなる。従って、赤
外線検出装置21の感度を上げるために半導体繊維12
の抵抗率ρを大きくしても、電導部22a,22bの間
隔dを小さくすれば抵抗値Rを小さくすることができ
る。
【0012】この半導体繊維12上の電導部22a,2
2bの形成は共に蒸着法により行われる。この方法によ
れば、電導部22a,22bの間隔dはマスクの幅によ
って決まり、間隔dを小さくするためには、できるだけ
小さな幅のマスクを使用すればよいが、マスク幅が小さ
くなるに従い蒸着による金属原子の回り込みの影響が大
きくなり、数百μm程度が限界である。
【0013】しかし、赤外線検出素子の感度をより向上
させるため繊維の抵抗率ρを大きくすればするほど電導
部の間隔dを小さくする必要があり、数μm単位で制御
可能な微細加工技術を確立する必要がある。
【0014】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、半導体繊維上に微小間隔で低抵抗部分を形成す
ると共に、高感度な赤外線の検出を可能とする半導体抵
抗素子の製造方法及びこの半導体抵抗素子を用いた赤外
線検出装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題は、温度により
抵抗値が変化する高抵抗率の半導体材料の所定部分間
に、少くとも一対の電極を当接させる工程と、該一対の
電極間に高電圧を印加して該半導体材料の所定部分に低
抵抗領域を形成する工程と、を含む工程で半導体抵抗素
子を製造することにより解決される。
【0016】また、赤外線で生じる温度により抵抗値が
変化する高抵抗率の半導体材料の所定部分に、両端から
所定間隔で離隔された対の低抵抗領域が所定組形成され
た半導体抵抗素子と、該半導体抵抗素子の両端で、該低
抵抗領域とそれぞれ接続される各支持電極と、を含んで
赤外線検出装置を構成することにより解決される。
【0017】
【作用】上述のように、半導体抵抗素子を、高抵抗率の
半導体材料に高電圧を印加して低抵抗領域を形成してい
る。これにより、低抵抗領域を電導部として微小間隔で
形成することが可能となることから、全体として抵抗値
を大きくせずに高抵抗率の半導体抵抗素子を得ることが
可能となる。
【0018】また、このようにして製造した半導体抵抗
素子を赤外線検出装置に用いることにより、耐ノイズ性
が向上して高感度な赤外線の検出を行うことが可能とな
るものである。
【0019】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例の構成図を示
す。なお、図8と同一の構成部分には同一の符号を付
す。
【0020】図1において、赤外線検出装置31Aは、
半導体抵抗素子としてのハイブリッド繊維32aが長さ
Lで架設されるように、その両端を銀ペースト等の導電
性ペースト13a,13bにより金、銀等の良導体から
なる支持電極14a,14bに固着される。このハイブ
リッド繊維32Aは1本又は複数本設けられる。そし
て、支持電極14a,14bよりリード線15a,15
bが接続される。リード線15a,15bは、図示しな
いが赤外線検出回路に接続される。
【0021】ハイブリッド繊維32aは、SiC繊維、
Si−Ti−C−O繊維、炭素繊維等からなる温度によ
り電気抵抗が変化する半導体繊維33a上に、長手方向
に間隔dで隔離された電導部33b,33cが形成され
る。この電導部33b,33cの一端はそれぞれ各支持
電極14a,14bと導通されており、対向する部分の
長さがhとされる。
【0022】ここで、図2に、図1のハイブリッド繊維
製造の説明図を示す。図2に示すように、まず、高電圧
印加装置41が高電圧発生部42と一対の電極43a,
43bにより構成される。
【0023】高電圧発生部42は、低電圧の直流電源4
4と、この直流電源から発生する直流電圧をパルス状の
信号に変換するパルス電圧発生回路45と、このパルス
電圧発生回路からのパルス電圧を昇圧し、パルス状高電
圧を発生するための昇圧回路46で構成されている。電
極43a,43bは先端が数μmのタングステン等の金
属針で、高電圧発生部42に接続されており、半導体繊
維33aの抵抗を低下させたい部分に接触させ、高電圧
発生部42で発生したパルス状高電圧を印加することに
よって半導体繊維33aの抵抗を部分的に低下させるも
のである。
【0024】すなわち、半導体繊維33aに高電圧を所
定の時間印加することにより抵抗を低下させることがで
き、しかも高電圧を印加した部分のみの抵抗が低下する
ため、半導体繊維33aの任意部分に任意形状の低抵抗
部分を容易に形成することができる。
【0025】また、一対の電極43a,43bである金
属針径を小さくすればするほど、微小部分の抵抗を低下
させることができるため、繊維径が数十μという微小な
半導体繊維33a上に数μm単位で低抵抗部分、すなわ
ち電導部33b,33cを形成することができる。な
お、半導体繊維ばかりでなく、薄膜やバルク状の半導体
にも適用できる。
【0026】この場合、ハイブリッド繊維32Aの抵抗
値Rは、互いに対向する電導部33b,33cの間隔
d、及び長さhで定まる。
【0027】そこで、図3に、図1のハイブリッド繊維
の抵抗分布の説明図を示す。図3(A)は、半導体繊維
33a上に電導部33b,33cを形成する前の抵抗分
布の等価回路であり、図3(B)は半導体繊維33aの
長手方向(軸方向)に電導部33b,33cを形成した
ときの間隔dの直列抵抗分布を示した等価回路である。
また、図3(C)は、対向する電導部33b,33cの
長さhで定まる直並列抵抗分布の等価回路である。
【0028】図3(A)に示すように、電導部33b,
33cが形成される前では、長さ全体の直列抵抗として
示すことができ、図3(B)に示すように、電導部33
b,33cが形成された場合の間隔dにおいてn個の直
列抵抗として示すことができる。
【0029】また、図3(C)に示すように、互いに対
向した電導部33b,33cの長さhはm個の並列抵抗
で表すことができ、半導体繊維33aの抵抗値Rは、R
=ρn/mとなる。ただし、ρは半導体繊維33aの抵
抗率である。従って、赤外線検出装置の感度を上げるた
め半導体繊維33aの抵抗率ρを大きくした場合でも、
n個の直列抵抗、即ち電導部の間隔dを小さくし、m個
並列抵抗、即ち互いに対向した電導部33b,33cの
長さhを大きくすることにより、抵抗値Rを小さくする
ことが出来る。すなわち、高抵抗率半導体繊維を低抵抗
で使用することができるものである。
【0030】次に、図4に、本発明の使用例の構成図を
示す。図4において、赤外線検出装置31Aが基板47
に形成された開口部内に固定されたものである。基板4
7は例えばアルミナ板であり、ハイブリッド繊維32A
の有効長さLは3mmである。
【0031】また、ハイブリッド繊維32Aは、半導体
繊維33aが、直径60μm、常温抵抗率約350Ω・
cm、サーミスタ定数約1400Kのピッチ系炭素繊維
からなり、上述のように、間隔dを数μmで電導部33
b,33cが形成されたものである。この場合、室温2
5℃において、電導部33b,33cを形成する前の抵
抗値は約3.5MΩ、電導部33b,33c形成後は約
100KΩとなっており、抵抗値が約1/35に低下し
た。
【0032】そして、支持電極14a,14bの背面よ
り、検出対象から放射される赤外線(IR)が入射する
ものである。
【0033】そこで、図5に、赤外線検出特性測定の説
明図を示す。図5において、赤外線検出回路として、ホ
イーストンブリッジ回路を用いたもので、Rsは赤外線
検出装置31A、R1,R2及びRrは固定抵抗、Eb
は直流電源、Eoutは出力端子を示す。固定抵抗R
1,R2,Rrは赤外線検出抵抗Rsの抵抗値と同じ値
とし、電源Ebの電圧を例えば8Vとする。また、赤外
線源には273℃の黒体炉を用い、この黒体炉から11
cm離して赤外線検出素子Rsを設置し、室温25℃で
赤外線を照射して出力端子Eoutの電圧変化を測定し
たものである。
【0034】その結果、電導部33b,33cを形成す
る前、及び形成後の両者共、出力電圧が約800mV
(40dB増幅後)、応答速度が約100msとなっ
た。これは、高電圧印加によって赤外線検出装置31A
の感度、応答速度に全く影響を与えずに、抵抗値Rのみ
を制御することが可能であることを示しているものであ
る。
【0035】このように、高電圧印加により、半導体繊
維33aを容易に低抵抗化でき、しかも半導体繊維33
a上の任意の場所に任意の形状で低抵抗部分を形成する
ことができると共に、後述するように、任意形状の電導
部33b,33cを形成することにより、赤外線検出装
置31Aの赤外線検出特性に影響を及ぼすことなく、抵
抗値のみを飛躍的に低下させることができる。そのた
め、抵抗率の高い半導体繊維、すなわち高抵抗率の半導
体繊維33aを低抵抗で使用することができ、高感度な
赤外線検出装置31Aを得ることが出来る。
【0036】次に、図6に、本発明の第2実施例の構成
図を示す。図6(A)は平面図、図6(B)はハイブリ
ッド繊維の断面図である。図6(A),(B)に示す赤
外線検出装置31Bは、長さL部分でハイブリッド繊維
32Bを、半導体繊維33aの断面円周上で、電導部3
3b1 〜33b3 ,33c1 〜33c3 を、互いに間隔
dで離隔させ、かつ長さh部分で対向させて交互に配設
するように形成したもであり、他の構成は図1と同様で
ある。これによれば、図1の赤外線検出装置31Aと同
様の効果を奏するものであると共に、半導体繊維33a
をさらに低抵抗にすることができるものである。
【0037】また、図7に、本発明の第3実施例の構成
図を示す。図7(A)は平面図、図7(B)は斜視図を
示している。図7(A),(B)の赤外線検出装置31
Cは、長さL部分でハイブリッド繊維31Cを、半導体
繊維33a上において各支持電極14a,14bから電
導部33d,33eを間隔dで隔離し、かつ対向させて
螺旋状に形成したもので、他の構成は図1と同様であ
る。これによっても、図1の赤外線検出装置31Aと同
様の効果を奏するものであると共に、半導体繊維33a
をさらに低抵抗にすることがてきる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、半導体抵
抗素子を、高抵抗率の半導体材料に高電圧を印加して低
抵抗領域を形成することにより、低抵抗領域を電導部と
して微小間隔で形成することができ、全体として抵抗値
を大きくせずに高抵抗率の半導体抵抗素子を得ることが
できる。
【0039】また、このようにして製造した半導体抵抗
素子を赤外線検出装置に用いることにより、耐ノイズ性
が向上して高感度な赤外線の検出を行うことができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】図1のハイブリッド繊維製造の説明図である。
【図3】図1のハイブリッド繊維の抵抗分布の説明図で
ある。
【図4】本発明の使用例の構成図である。
【図5】図1の赤外線検出特性測定の説明図である。
【図6】本発明の第2実施例の構成図である。
【図7】本発明の第3実施例の構成図である。
【図8】従来の半導体抵抗素子を用いた赤外線検出装置
の構成図である。
【符号の説明】
13a,13b 導電性ペースト 14a,14b 支持電極 15a,15b リード線 31A〜31C 赤外線検出装置 32a〜32C ハイブリッド繊維(半導体抵抗素子) 33a 半導体繊維 33b〜33e 電導部 41 高電圧印加装置 42 高電圧発生部 43a,43b 電極 44 直流電源 45 パルス電圧発生回路 46 昇圧回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武藤 範雄 東京都港区元赤坂1丁目6番6号 綜合警 備保障株式会社内 (72)発明者 柳田 博明 東京都調布市佐須町1−3−19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度により抵抗値が変化する高抵抗率の
    半導体材料の所定部分間に、少くとも一対の電極を当接
    させる工程と、 該一対の電極間に高電圧を印加して該半導体材料の所定
    部分に低抵抗領域を形成する工程と、 を含むことを特徴とする半導体抵抗素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記電極の先端を尖頭形状に形成して、
    前記半導体材料に高電圧を印加することを特徴とする請
    求項1記載の半導体抵抗素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体材料に形成される低抵抗領域
    は、該半導体材料の両端から周縁の軸方向に、互いに所
    定間隔で離隔された対の所定形状の領域として所定組形
    成されることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体
    抵抗素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記所定形状は、少くとも直線形状、螺
    旋形状、又は互いに整合されて対向するくし歯形状に形
    成されることを特徴とする請求項3記載の半導体抵抗素
    子の製造方法。
  5. 【請求項5】 赤外線で生じる温度により抵抗値が変化
    する高抵抗率の半導体材料の所定部分に、両端から所定
    間隔で離隔された対の低抵抗領域が所定組形成された半
    導体抵抗素子と、 該半導体抵抗素子の両端で、該低抵抗領域とそれぞれ接
    続される各支持電極と、 を含むことを特徴とする赤外線検出装置。
JP5038757A 1993-02-26 1993-02-26 半導体抵抗素子の製造方法及びこの半導体抵抗素子を用いた赤外線検出装置 Pending JPH06251908A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104132733A (zh) * 2014-07-04 2014-11-05 国家电网公司 组合式红外热像仪及其温度检测方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104132733A (zh) * 2014-07-04 2014-11-05 国家电网公司 组合式红外热像仪及其温度检测方法
CN104132733B (zh) * 2014-07-04 2017-03-08 国家电网公司 组合式红外热像仪及其温度检测方法

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