JPH0625122B2 - 杭不整脈薬 - Google Patents

杭不整脈薬

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JPH0625122B2
JPH0625122B2 JP63025537A JP2553788A JPH0625122B2 JP H0625122 B2 JPH0625122 B2 JP H0625122B2 JP 63025537 A JP63025537 A JP 63025537A JP 2553788 A JP2553788 A JP 2553788A JP H0625122 B2 JPH0625122 B2 JP H0625122B2
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ジョン・エドマンド・アロースミス
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は抗不整脈薬である特定のスルホンアミド類、お
よびそれらの中間体に関する。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の化合物は心筋および伝導組織の活動電位持続時
間を延長し、これにより期外刺激に対する不応性を高め
る。従つてこれらはボーン・ウイリアムズの分類に従え
ば分類IIIの抗不整脈薬である(“抗不整脈作用”、イ
ー・エム・ボーン・ウイリアムズ、アカデミツク・プレ
ス、1980年)。これらは心房、心室および伝導組織にお
いてインビトロおよびインビボの双方で有効であり、従
つて心房および心室細動を含む各種の心室性および上室
性不整脈の予防および治療に有用である。これらはイン
パルスが伝導される速度は変えないので、慣用されてい
る薬物(大部分は分類I)よりも不整脈を促進または悪
化させる傾向が少なく、また神経性副作用を生じること
も少ない。本発明化合物のうちある種のものは変力活性
が陽性であり、従つて心臓のポンプ機能に障害をもつ患
者に特に有益である。
(課題を解決するための手段) 従つて本発明は次式 (式中、Rは-NO2,-NH2または−NHSO(C−C
アルキル)であり; RはC−Cアルキルであり; そして“Het”は次式 の基であり、これらの式中RはH、CH3またはC2H5
あり;Rは-NO2、-NH2または-NHSO2(C−Cアル
キル)であり; そしてXはO、SまたはNR4であり、ここでRはHま
たはCH3であり; ただしRおよびRのうち一方が-NO2である場合、他方
は-NH2でない)の化合物、またはそれらの塩を提供す
る。
RおよびRが-NHSO2(C−Cアルキル)である式
(A)の化合物は抗不整脈薬としての活性をもつ。残りの
化合物は合成用中間体である。
従つて本発明は、次式 (式中、Rは-NHSO2(C−Cアルキル)であり; RはC−Cアルキルであり; そして“Het”は次式 の基であり、これらの式中、RはH、CH3またはC2H5
であり;Rは-NHSO2(C−Cアルキル)であり;
そしてXはO、SまたはNR4であり、ここでRはHま
たはCH3である)の抗不整脈薬またはそれらの薬剤学的
に受容できる塩を提供する。
化合物(I)において、Rは好ましくは-NHSO2CH3であり、
は好ましくはCH3またはC2H5であり、Rは好まし
くはHまたはCH3であり、Rは好ましくは-NHSO2CH3
あり、Xは好ましくはOまたはSである。
置換基Rは“Het”がキノリル基を含む場合は6位ま
たは7位にあり、他の場合(すなわちベンゼン環が5員
複素環に融合している場合)は5位または6位にあるこ
とが好ましい。
好ましい個々の化合物は次式の構造をもつ。
および 式(I)の化合物の薬剤学的に受容できる塩には、薬剤学
的に受容できる陰イオンを含む無毒性の酸付加塩を形成
する酸から形成される酸付加塩、たとえば下記のものが
含まれる。塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫
酸塩または硫化水素酸塩、リン酸塩またはリン酸水素
塩、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、乳酸塩、酒石
酸塩、クエン酸塩、グルコン酸、安息香酸塩、メタンス
ルホン酸塩、ベシレート(Besylate)ならびにp−トルエ
ンスルホン酸塩。これらの酸は常法により製造できる。
心房不応性についてこれらの化合物の効果を評価するた
めに、モルモツトの右片側心房を生理食塩液を入れた浴
中に固定し、一端をフオーストランスジユーサーに連結
する。組織をフイールド電極により1Hzで刺激する。8
回目毎の基礎刺激(S1)後に期外刺激(S2)を導入すること
により有効不応期間(effective refractory period,ER
P)を測定した。Sが再現性をもつて伝播性応答を引き
出すまで、徐々にS1S2カツプリング間隔を延長する。こ
れをERPと定義する。次いでERPを25%延長する
のに要する化合物の濃度(ED25)を判定する。ERP
は生理食塩液中でインキユベートされたモルモツト右乳
頭筋においても測定する。筋肉の一端を双極電極により
刺激し、伝播されたエレクトログラムを単極表面電極に
より反対側の末端において記録する。ERPは上記に従
つて期外刺激法により測定される。伝導時間はデイジタ
ル記憶オシロスコープから、刺激アーチフアクトとエレ
クトログラムのピークとの間隔(すなわちインパルスが
筋肉の長さに沿つて移動するのに必要な時間)を測定す
ることにより求められる。
心房および心室のERPを、麻酔した、または意識のあ
るイヌにおいても、心房または右心室が一定速度でペー
スをとつている状態で期外刺激法により測定する。
式(I)の化合物は単独で投与することもできるが、一般
には意図する投与経路および標準的調剤法に関して選ば
れた薬剤学的キヤリヤーと混合して投与されるであろ
う。これらは不整脈を伴う患者に、また不整脈を生じや
すい者に予防的に投与することができる。たとえばそれ
らは経口的に、デンプン、乳糖などの賦形剤を含有する
錠剤の形で、または単独で、もしくは賦形剤と混合した
カプセル剤として、または矯味矯臭剤もしくは着色剤を
含有するエリキシル剤もしくは懸濁剤の形で投与するこ
とができる。それらを非経口的に、たとえば静脈内、筋
肉内または皮下に注射することもできる。非経口投与の
ためには、それらは無菌水溶液の形で用いるのが最良で
あり、これらは他の溶質、たとえば溶液を等張にするの
に十分な塩類またはグルコースを含有してもよい。
心臓の状態、たとえば心室性および上室性不整脈、なら
びに心房および心室細動の治療処置または予防処置に際
しヒトに投与するためには、式(I)の化合物の経口用量
は平均的成人患者(70kg)につき2〜150mg/日
(1日につき4回までに分割して摂取される)であろ
う。静脈内投与のための用量は必要に応じ1回につき1.
0〜20mgであると予想される。重症の心臓性不整脈
は、速やかに正常なリズムに転換するために、静脈内投
与経路により治療することが好ましい。たとえば一般的
な成人患者個体につき、錠剤またはカプセル剤は2〜5
0mgの有効化合物を、薬剤学的に受容できる適切なビヒ
クルまたはキヤリヤー中に含むであろう。開業医に周知
のように、処置される対象者の体重および状態に応じて
変更することができる。
従つて本発明は前記式(I)の化合物またはそれらの薬剤
学的に受容できる塩、ならびに薬剤学的に受容できる希
釈剤またはキヤリヤーからなる薬剤組成物を提供する。
また本発明は、ヒトに有効量の式(I)の化合物もしくは
それらの薬剤学的に受容できる塩、または上記の薬剤組
成物を投与することよりなる、ヒトにおいて心臓性不整
脈を予防または軽減する方法をも提供する。
本発明はさらに、薬剤として用いられる、特に抗不整脈
薬として用いられる式(I)の化合物、またはそれらの薬
剤学的に受容できる塩を提供する。
本発明は、心臓性不整脈の予防または軽減に用いる薬剤
の調製に用いられる式(I)の化合物、またはそれらの薬
剤学的に受容できる塩をも提供する。
式(I)の化合物は下記の一般的経路により製造できる。
(1)第1経路は、式(A)の化合物(Rおよび/またはR
が-NH2である)の化合物をC−Cアルカンスルホニ
ルクロリドもしくはブロミド、またはC−Cアルカ
ンスルホン酸無水物によりアシル化することを伴う。R
およびRが双方とも-NH2である場合、明らかに少なく
とも2当量のアシル化剤が必要であり、もちろん最終生
成物においてRおよびRは同一であろう。
反応は一般に室温で、所望により酸受容体、たとえばピ
リジン、トリエチルアミン、炭酸カリウムまたは炭酸水
素ナトリウムの存在下に行われる。アルカンスルホニル
クロリドまたはブロミドを用いる場合、酸受容体の存在
は特に有用である。事実、ピリジン中でアルカンスルホ
ニルクロリドを用いて反応を行うことが特に好都合であ
る。次いで式(I)の生成物を単離し、常法により精製す
ることができる。
このアシル化反応に用いられる出発物質はたとえば下記
によつて容易に得られる。
(a) Rおよび“Het”は式(I)について定めたものであり、Q
は離脱基、たとえばクロル、ブロム、ヨードまたはメタ
ンスルホニルオキシである。
(b) R、HetおよびQは上記(a)において定めたものである。
(c)反応経路(a)および(b)は“Het”上の置換基RがC
−Cアルカンスルホンアミドの代わりにニトロであ
る出発物質を用いて行うこともできる。従つてこれによ
りジニトロ中間体が生成し、これを接触水素添加により
還元してジアミノ系出発物質、すなわちRおよびR
双方ともアミノである式(A)の出発物質となすことがで
きる。
(d) RはC−Cアルキルであり、“Het”は第1工程に
おいては式(A)につき定めたニトロ置換複素環残基であ
り、Qは前記(a)に定めた離脱基である。
方法(a)〜(d)に用いられる出発物質は既知の化合物であ
るか、または常法により、たとえば後記の製造例に示し
た方法により製造できる。
(2)化合物(I)への第2の経路は下記により示される。
または はC−Cアルキルであり、“Het”は式(I)につ
き定めたものであり、Qは離脱基、たとえばクロル、ブ
ロム、ヨード、C−Cアルカンスルホニルオキシ
(好ましくはメタンスルホニルオキシ)、ベンゼンスル
ホニルオキシまたはトルエンスルホニルオキシである。
この反応は一般に有機溶剤中で、還流温度までで行われ
る。反応を還流下に行うことが好ましい。酸受容体の存
在は任意であるが、QがCl、BrまたはIである場合に
はきわめて有用である。一般的な酸受容体はピリジン、
トリエチルアミン、炭酸カリウムおよび炭酸水素ナトリ
ウムである。上記の出発物質も既知の化合物であるか、
または容易に得られる。
以下の例(温度はすべて℃による)は式(I)の化合物の
製造につき説明する。
実施例1. N−メチル−N−(3−メチル−5−メタンスルホンア
ミドベンゾフル−2−イルメチル)−4−メタンスルホ
ンアミドフエネチルアミン メタンスルホニルクロリド(0.21g、1.85ミリモル)を
ピリジン(7ml)中のN−メチル−N−(3−メチル
−5−アミノベンゾフル−2−イルメチル)−4−メタ
ンスルホンアミドフエネチルアミン(製造例10B参照
−0.78g、1.68ミリモル)の溶液に滴加し、次いで溶液
を室温で60時間攪拌した。溶剤を蒸発させ、残渣をト
ルエンと共に摩砕した。トルエンをデカントし、残渣を
炭酸水素ナトリウム水溶液と共に攪拌し、沈殿を取
し、メタノールから再結晶して表題の化合物を得た。収
率0.38g、融点142〜143.5°。
元素分析% 実測値 C,54.4;H,5.8;N,9.1; 計算値 C21H27N3O5S2: C,54.2;H,5.85;N,9.0 実施例2. N−メチル−N−(5−メタンスルホンアミドベンゾフ
ル−2−イルメチル)−4−メタンスルホンアミドフエ
ネチルアミン メタンスルホニルクロリド(0.76g、6.6ミリモル)を
ピリジン(25ml)中のN−メチル−N−(5−アミ
ノベンゾフル−2−イルメチル)−4−アミノフエネチ
ルアミン(製造例3参照−0.9g、3.0ミリモル)の溶液
に滴加し、混合物を室温で18時間攪拌した。次いで溶
剤を蒸発させ、残渣を炭酸水素ナトリウムで希釈し、塩
化メチレンで3回抽出した。有機抽出液を合わせて乾燥
させ(MgSO4)、蒸発させ、残渣をシリカ上で酢酸エチル
により溶離するクロマトグラフイーによつて精製した。
生成物を含有する画分を合わせて蒸発させ、得られた固
体を酢酸エチル/メタノールから再結晶して表題の化合
物を得た。収量0.35g、融点177〜179°。
元素分析% 実測値 C,53.2;H,5.7;N,9.0; 計算値 C20H25N3O5S2: C,53.2;H,5.6;N,9.3 実施例3. N−メチル−N−(5−メタンスルホンアミドベンゾオ
キサゾール−2−イルメチル)−4−メタンスルホンア
ミドフエネチルアミン メタンスルホニルクロリド(0.38g、3.3ミリモル)お
よびN−メチル−N−(5−アミノベンゾオキサゾール
−2−イルメチル)−4−アミノフエネチルアミン(製
造例1C参照−0.45g、1.5ミリモル)をピリジン(2
0ml)中で実施例2の場合と同様な条件下に互いに反
応させたところ、表題の化合物が得られた。収量(エタ
ノールから)0.25g、融点174−176°。
元素分析% 実測値 C,50.4;H,5.1;N,12.4; 計算値 C19H24N4O5S2: C,50.4;H,5.35;N,12.4 実施例4. N−メチル−N−(6−メタンスルホンアミドベンゾフ
ル−2−イルメチル)−4−メタンスルホンアミドフエ
ネチルアミン メタンスルホニルクロリド(0.21g、1.8ミリモル)お
よびN−メチル−N−(6−アミノベンゾフル−2−イ
ルメチル)−4−アミノフエネチルアミン(製造例2参
照−0.24g、0.82ミリモル)をピリジン(3ml)中で実
施例2の場合と同様な条件下に互いに反応させたとこ
ろ、表題の化合物が油として得られた。収量0.18g。
元素分析% 実測値 C,53.0;H,5.7;N,9.1; 計算値 C20H25N3O5S2: C,53.2;H,5.6;N,9.3 実施例5. N−メチル−N−(6−メタンスルホンアミドキノリ−
2−イルメチル)−4−メタンスルフアミドフエネチル
アミン メタンスルホニルクロリド(0.15g、1.3ミリモル)お
よびN−メチル−N−(6−アミノキノリ−2−イルメ
チル)−4−アミノフエネチルアミン(製造例4参照−
0.17g、0.37ミリモル)をピリジン(20ml)中で実
施例2の場合と同様な条件下に互いに反応させたとこ
ろ、表題の化合物が得られた。収量0.70g(酢酸エチル
から)、融点163〜165°。
元素分析% 実測値 C,54.3;H,5.45;N,12.1; 計算値 C21H26N4O4S: C,54.5;H,5.7;N,12.1 実施例6. N−メチル−N−〔5−メタンスルホンアミド−2−ベ
ンゾ〔b〕チエニルメチル〕−4−メタンスルホンアミ
ドフエネチルアミン N−メチル−N−〔5−アミノ−2−ベンゾ〔b〕チエ
ニルメチル〕−4−アミノフエネチルアミン〕(0.26g
−製造例13参照)をピリジン中で実施例2の方法によ
りメタンスルホニルクロリド(0.23g)で処理したとこ
ろ、表題の化合物が得られた(0.167g)。融点175
〜177°。
元素分析% 実測値 C,50.99;H,5.39;N,8.93; 計算値 C20H25N3O4S3: C,51.37;H,5.39;N,8.99 実施例7. N−エチル−N−(6−メタンスルホンアミドキノリ−
2−イルメチル)−4−メタンスルホンアミドフエネチ
ルアミン塩酸塩 メタンスルホニルクロリド(0.1g、1.29ミリモル)と
N−エチル−N−(6−アミノキノリ−2−イルメチ
ル)−4−メタンスルホンアミドフエネチルアミン(製
造例11B参照−0.51g、1.23ミリモル)をピリジン中
で実施例2の方法と同様に反応させて、表題の化合物の
遊離塩基をゴム状物として得た。このゴム状物を酢酸エ
チルに溶解し、溶液をエーテル性塩化水素で希釈し、蒸
発乾固した。残渣をエーテルと共に摩砕して表題の化合
物を泡状物として得た。収量0.06g。融点96°。
元素分析% 実測値 C,50.2;H,5.5;N,10.0; 計算値 C22H28N4O4S2.HCl.H2O: C,49.75;H,5.9;N,10.5 実施例8. N−(6−メタンスルホンアミド−2−キノリルメチ
ル)−N−メチル−4−メタンスルホンアミドフエネチ
ルアミン 4−〔2−(メチルアミノ)エチル〕メタンスルホンア
ニリド(0.228g、1ミリモル−製造例14(B)参照)お
よび2−クロルメチル−6−メタンスルホンアミドキノ
リン(0.135g、0.5ミリモル−製造例12(D)参照)を
エタノール溶液(5ml)状で4時間加熱還流した。次
いで溶剤を真空中で蒸発させ、残渣を塩化メチレンに溶
解し、水洗し、乾燥させ(MgSO4)、過し、真空中で蒸
発させた。得られたゴム状物をシリカ上で、メタノール
(0%から1%まで)を含有する塩化メチレンにより溶
離するカラムクロマトグラフイーによつて精製した。生
成物を含有する画分を合わせて真空中で蒸発させ、泡状
物を得た。これをエタノールから結晶化した。表題の化
合物の収量0.45g、融点165〜166°。分光分析に
より実施例5の生成物と一致することが確認された。
以下の製造例(温度はすべて℃による)は新規な出発物
質の製造につき説明する。
製造例1. (A)2−クロルメチル−5−ニトロベンゾオキサゾール 2−アミノ−4−ニトロフエノール(10g、65ミリ
モル)およびクロルアセトイミド酸エチル塩酸塩(15.4
g、97.5ミリモル)をエタノール(100ml)中で還
流温度に18時間加熱した。次いで溶剤を真空中で蒸発
により除去し、残渣をエタノールから再結晶して、表題
の化合物を得た。収量9.0g、融点216〜217°。
元素分析% 実測値 C,45.15;H,2.3;N,13.25; 計算値 C3H5ClN2O3: C,45.2;H,2.4;N,13.2 (B)N−メチル−N−(5−ニトロベンゾオキサゾール
−2−イルメチル)−4−ニトロフエネチルアミン 2−クロルメチル−5−ニトロベンゾオキサゾール(2.
85g、13.4ミリモル)、N−メチル−4−ニトロフエネ
チルアミン(J.O.C.,〔1956〕、21、4
5)(2.2g、12.2ミリモル)、炭酸カリウム(1.85
g、13.4ミリモル)およびヨウ化ナトリウム(2.0g、1
3.4ミリモル)をアセトニトリル(50ml)中で3日
間加熱還流した。次いで溶剤を蒸発させ、残渣を水で希
釈し、塩化メチレンで3回抽出した。有機抽出液を合わ
せて水洗し、乾燥させ(MgSO4)、過し、蒸発乾固し
た。得られた油をエーテルで希釈し、上層液をデカント
し、蒸発乾固して橙色の固体を得た。これをイソプロパ
ノールから再結晶して表題の化合物を得た。収量0.80
g。1 H-N.m.r.(CDCl):δ=8.6(d,1H);8.3(dd,1
H);8.1(d,2H);7.6(d,1H);7.35(d,2H);3.95(s,2H);
2.95(q,2H);2.85(q,2H);2.5(s,3H)p.p.m. (C)−メチル−N−(5−アミノベンゾオキサゾール−
2−イルメチル)−4−アミノフエネチルアミン N−メチル−N−(5−ニトロベンゾオキサゾール−2
−イルメチル)−4−ニトロフエネチルアミン(0.78
g、2.2ミリモル)を、ラネーニツケル(0.1g)を含有
するエタノール(50ml)中で水素雰囲気下に(344.
7kPa=50psi)18時間攪拌した。この時間までに薄
層クロマトグラフイー分析はすべての出発物質が消費さ
れたことを示した〔塩化メチレン/メタノール(19:
1)を溶剤として用いるシリカクロマトグラフイー〕。
次いで反応混合物を過し、油を得た。これをトルエン
と共沸蒸留し、エーテルと共に摩砕した。デカントした
エーテルを蒸発させて表題の化合物を油として得た。こ
れをさらに精製することなくそのまま用いた。収量0.45
g。1 H-N.m.r.(CDCl):δ=7.25(d,1H);6.95(dd,3
H);6.65(dd,1H);6.6(d,2H);3.85(s,2H);2.7(s,4
H);2.4(s,3H) 製造例2〜4. 製造例2および3の化合物は製造例1(C)と同様に、対
応するジニトロ化合物(製造例6および5参照)をH
/ラネーNi/エタノール/344.7kPa(50psi)/室
温により、それぞれ4時間および17時間の反応時間で
還元することによつて製造された。製造例4の化合物は
製造例1(C)と同様にして、ただしH/pd/Cを用
いてエタノール中206.8kPa(30psi)において製造さ
れた。このジニトロ系出発物質は製造例8の目的物質で
ある。
製造例5. (A)4−(イソプロピリデンアミノオキシ)ニトロベン
ゼン 乾燥テトラヒドロフラン(300ml)中のプロパノン
オキシム(30g、0.4モル)の溶液を、乾燥テトラヒ
ドロフラン(50ml)中の水素化ナトリウム(10.8
g、0.45モル)の懸濁液に徐々に添加した。ガスの発生
が終了したのちジメチルスルホキシド(100ml)お
よび4−フルオルニトロベンゼン(57.85g、0.41モ
ル)を添加し、反応混合物を室温で2時間攪拌した。次
いで反応混合物を水に注入し、エーテルで3回抽出し
た。エーテル抽出液を合わせて水洗し、乾燥させ(MgS
O4)、蒸発させて表題の化合物を得た。これをヘキサン
中で顆粒化し、過した。収量67g。試料(7g)を
エタノールから再結晶した。収量5g、融点104〜1
06°。
元素分析% 実測値 C,55.6;H,5.05;N,14.35 計算値C9H10N2O3:C,55.7;H,52;N,14.4 (B)2−メチル−5−ニトロベンゾフラン 4−(イソプロピリデンアミノオキシ)ニトロベンゼン
(60g、0.309モル)を、塩化水素ガス(25g)を
含有する氷酢酸(530ml)に添加し、混合物を10
0°に18時間加熱した。溶剤を蒸発させ、残渣をシク
ロヘキサンと共沸蒸留して油を得た。これを水で希釈
し、塩化メチレンで3回抽出した。有機抽出液を合わせ
て10%水酸化ナトリウム水溶液および水で洗浄し、乾
燥させ(MgSO4)、蒸発させて、表題の化合物を得た。収
量46g。試料(5g)をイソプロパノールから再結晶
した。収量2.5g、融点93〜95°。
元素分析% 実測値 C,61.2;H,4.1;N,7.9 計算値C9H7NO3:C,61.0;H,4.0;N,7.9 (C)2−ブロムメチル−5−ニトロベンゾフラン N−ブロムスクシンイミド(1.1g、6.2ミリモル)を、
四塩化炭素(50ml)中の2−メチル−5−ニトロベ
ンゾフラン(1.0g、5.6ミリモル)および過酸化ベンゾ
イル(50mg)の溶液に少量ずつ添加し、反応混合物を
明かるい光のもとで還流温度に6時間加熱した。次いで
反応混合物を冷却し、過し、液を蒸発乾固させた。
残渣を石油エーテルから再結晶して表題の化合物を得
た。収量0.75、融点96〜98°。
元素分析% 実測値 C,41.7;H,2.4;N,5.3 計算値C9H6BrNO3:C,42.2;H,2.4;N,5.5 (D)N−メチル−N−(5−ニトロベンゾフル−2−イ
ルメチル)−4−ニトロフエネチルアミン N−メチル−4−ニトロフエネチルアミン(0.41g、2.
3ミリモル)、2−ブロムメチル−5−ニトロベンゾフ
ラン(0.66g、2.6ミリモル)、ヨウ化ナトリウム(0.3
9g、2.6ミリモル)および炭酸カリウム(0.36g、2.6
ミリモル)をアセトニトリル(50ml)中で還流温度
に8日間加熱した。次いで溶剤を蒸発させ、水を添加
し、混合物を塩化メチレンで3回抽出した。有機抽出液
を合わせて水洗し、乾燥させ(MgSO4)、蒸発させて反固
体を得た。これをイソプロパノールから再結晶して表題
の化合物を得た。収量380mg。1 H-N.m.r.(DMSO/TFA):δ=8.75(s,1H);8.3(d,1H);8.
2(d,2H);7.9(d,1H);7.6(d,2H);7.45(s,1H);4.75(t,
2H);3.2(t,2H);2.9(s,2H);2.5(s,3H)。 製造例6. (A)2−ブロムメチル−6−ニトロベンゾフラン N−ブロムスクシンイミド(“NBS”)(1.11g、6.2ミ
リモル)を、四塩化炭素中の2−メチル−6−ニトロベ
ンゾフラン(1.00g、5.65ミリモル)の溶液に添加し、
混合物を明かるい光のもとで還流温度に11/2時間加熱
した。次いで溶剤を蒸発させ、残渣を塩化メチレンに溶
解し、水洗し、乾燥させ(MgSO4)、蒸発乾固し、シリカ
上で塩化メチレン/ヘキサン(7:3)により溶離する
カラムクロマトグラフイーにより精製した。生成物を含
有する画分を合わせて蒸発させ、表題の化合物を得た。
収量1.43g。1H-N.m.r.は明らかに生成物が2−ジブロ
ムメチル−6−ニトロベンゾフラン20%を含むことを
示したが、これを除去する必要はないと考えられ、生成
物をさらに精製することなくそのまま用いた。
(B)N−メチル−N−(6−ニトロベンゾオキサゾール
−2−メチル)−4−ニトロフエネチルアミン N−メチル−4−ニトロフエネチルアミン(0.84g、4.
7ミリモル)、2−ブロムメチル−6−ニトロベンゾフ
ラン(1.2g、4.7ミリモル)、ヨウ化ナトリウム(0.7
g、4.7ミリモル)および炭酸カリウム(0.71g、5.2ミ
リモル)をアセトニトリル中で還流温度に18時間加熱
した。次いで冷却した反応混合物を過し、液を蒸発
乾固させ、シリカ上で塩化メチレン/ヘキサン(1:
1)、次いで塩化メチレン/メタノール(19:1)に
より溶離するクロマトグラフイーによつて精製した。生
成物を含有する画分を合わせて蒸発させ、残渣をエタノ
ール中で脱色用木炭により処理して油を得た。これは放
置すると固化した。この固体をエタノール/塩化メチレ
ンから再結晶して表題の化合物を得た。収量0.27g、融
点69〜69.5°。
元素分析% 実測値 :C,60.8;H,4.8;N,11.8; 計算値C18H17N3O5:C,60.8;H,4.8;N,11.81 H-n.m.r.(CDCl):δ=8.3(s,1H);8.15(dd,1
H);8.1(d,2H);7.55(d,1H);7.35(d,2H);6.65(s,1
H);3.8(s,2H);2.95(t,3H);2.75(t,3H);2.4(s,3H)。 製造例7. (A)2−ヒドロキシメチル−3−メチル−5−ニトロベ
ンゾフラン テトラヒドロフラン中の1Mジボラン(18.0ml、18.0
ミリモル)をテトラヒドロフラン中の3−メチル−5−
ニトロベンゾフラン−2−カルボン酸(1.1g、5ミリ
モル)の懸濁液に0°で滴加した。攪拌を0°で30分
間、次いで室温で18時間続け、この時点で第2部のジ
ボラン(5.0ml)を添加し、反応混合物を2.5時間、超
音波処理した。次いでメタノールを慎重に反応混合物に
添加し、溶剤を蒸発により除去した。残渣を酢酸エチル
に入れ、炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥させ
(MgSO4)、溶剤を真空中での蒸留により除去し、シリカ
上で塩化メチレンにより溶離するカラムクロマトグラフ
イーによつて精製した。生成物を含有する画分を合わせ
て蒸発させ、表題の化合物を得た。収量0.96g。試料を
酢酸エチルから再結晶した。融点149〜150°。
元素分析% 実測値 C,57.9;H,4.2;N,6.7; 計算値C10H9NO4:C,58.0;H,4.4;N,6.8. (B)2−クロルメチル−3−メチル−5−ニトロベンゾ
フラン 塩化チオニル(1.48g、12.4ミリモル)を塩化メチレン
(10ml)およびピリジン(2滴)中の2−ヒドロキ
シメチル−3−メチル−5−ニトロベンゾフラン(0.86
g、4.15ミリモル)の溶液に滴加し、混合物を室温で2
4時間攪拌した。次いで反応混合物を水で希釈し、有機
相を分離し、水相を塩化メチレンで再抽出した。有機相
を合わせて炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥さ
せ(Na2SO4)、溶剤を蒸発させたところ、表題の化合物が
残留した。0.93g。一部をエタノールから再結晶した。
融点141〜142°。
元素分析% 実測値 C,52.95;H,3.7;N,6.0; 計算値C10H8ClNO:C,53.2;H,3.6;N,6.2. 製造例8. N−メチル−N−(6−ニトロキノリ−2−イルメチ
ル)−4−ニトロフエネチルアミン N−メチル−4−ニトロフエネチルアミン(0.39g、2.
15ミリモル)および2−クロルメチル−6−ニトロキノ
リン(0.40g、2.1ミリモル)をエタノール(30m
l)中で還流温度に6時間加熱した。次いで溶剤を蒸発
させ、残渣を2M塩酸で希釈し、塩化メチレンで抽出し
た。水層を炭酸ナトリウム水溶液で塩基性となし(pH約
12)、塩化メチレンで3回抽出した。後者の有機抽出
液を合わせて乾燥させ(MgSO4)、蒸発させて油を得た。
これをシリカ上で、メタノール(0%から1%まで)を
含有する塩化メチレンにより溶離するカラムクロマトグ
ラフイーによつて精製した。生成物を含有する画分を合
わせて蒸発させ、固体を得た。これをエタノールから再
結晶して表題の化合物を得た。収量0.21g、融点104
〜105°。
元素分析% 実測値 :C,62.4;H,4.7;N,15.2; 計算値C19H18N4O4:C,62.3;H,4.95;N,15.3.1 H-n.m.r.(CDCl):δ=8.9(d,1H);8.5(dd,1
H);8.3-8.1(m,3H);7.6(d,1H);7.35(d,1H);3.95(s,2
H);3.0(t,2H);2.8(t,2H);2.4(s,3H)。 製造例9. (A)4−メタンスルホンアミドフエネチルメシラート メタンスルホニルクロリド(146.6g、1.28モル)をピ
リジン(700ml)中の4−アミノフエネチルアルコ
ール(82.3g、0.6モル)の溶液に滴加し、混合物を室
温で18時間攪拌した。次いで反応混合物を水(700
ml)に注入し、沈殿を取し、水洗し、乾燥させ、酢
酸エチルから再結晶して表題の化合物を得た。収量31
g、融点134〜136°。母液を真空中で濃縮するこ
とによりさらに14.5gの生成物を得た。
(B)N−ベンジル−N−エチル−4−メタンスルホンア
ミドフエネチルアミン 4−メタンスルホンアミドフエネチルメシラート(10
g、34ミリモル)およびN−エチルベンジルアミン
(10ml、67ミリモル)をエタノール(80ml)
中で還流温度に3時間加熱した。溶剤を蒸発させ、残渣
を2M塩酸に入れ、塩化メチレンで2回洗浄した。水層
を炭酸水素ナトリウムで塩基性となし(pH約12に)、
塩化メチレンで抽出した。この有機抽出液を乾燥させ(M
gSO4)、蒸発させて油を得た。これをジイソプロピルエ
ーテルと共に摩砕すると固化した。この固化を去し、
液を真空中で蒸発させて、表題の化合物を油として得
た。収量4.4g。1 H-N.m.r.(CDCl):δ=7.2(s,5H);7.05(s,4
H);3.6(s,2H);2.95(s,3H);2.70(s,4H);2.40(q,2
H);1.1(t,3H)。 (C)N−エチル−4−メタンスルホンアミドフエネチル
アミン N−ベンジル−N−エチル−4−メタンスルホンアミド
フエネチルアミン(4.3g、12.9ミリモル)を水素雰囲
気下に(344.7kPa=50psi)、10%pd/C(0.5
g)を含有するエタノール(50ml)中で5時間攪拌
した。次いで混合物を過し、蒸発させ、残渣をエーテ
ルと共に摩砕して表題の化合物を得た。収量2.6g、融
点125〜128°。
N.m.r.(CDCl/DMSO):δ=7.06(s,4H);4.
9(s,2H);2.86(s,2H);2.8(s,2H);2.65(q,2H);1.05
(t,3H)。 製造例10. (A)N−メチル−N−(3−メチル−5−ニトロベンゾ
フル−2−イルメチル)−4−メタンスルホンアミドフ
エネチルアミン N−メチル−4−メタンスルホンアミドフエネチルアミ
ン(1.66g、7.3ミリモル)および2−クロルメチル−
3−メチル−5−ニトロベンゾフラン(製造例7B参照
―0.82g、3.6ミリモル)をエタノール(20ml)中
で還流温度に3時間加熱した。次いで溶剤を蒸発させ、
残渣をシリカ上で塩化メチレン/ヘキサン(4:1)、
次いでメタノール(0%から5%まで)を含有する塩化
メチレンにより溶離するカラムクロマトグラフイーによ
つて精製した。生成物を含有する画分を合わせて蒸発さ
せ、残渣をエタノールから再結晶して表題の化合物を得
た。収量1.52g、融点124〜124.5°。
元素分析% 実測値 :C,57.7;H,5.65;N,10.0; 計算値C20H23N3O5S:C,57.5;H,5.55;N,10.1.1 H.n.m.r.(CDCl):δ=8.45(d,1H);8.25(dd,1
H);7.5(d,1H);7.2(q,4H);3.8(s,2H);3.05(s,3H);
2.9(t,2H);2.75(t,2H);2.4(s,3H);2.35(s,3H)。 (B)N−メチル−N−(3−メチル−5−アミノベンゾ
フル−2−イルメチル)−4−メタンスルホンアミドフ
エネチルアミン (A)部分の生成物(0.7g)を製造例1(C)の場合と同様
に反応時間4時間で接触水素添加して、表題の化合物
(0.65g)を得た。1 H-N.m.r.(CD3OD):δ=7.25(m,6H);6.9(d,1H);6.8(d
d,1H);3.8(s,2H);2.95(s,3H);2.9(m,2H);2.7(m,2
H);2.4(s,3H);2.35(s,3H)。 製造例11. (A)N−エチル−N−(6−ニトロキノリ−2−イルメ
チル)−4−メタンスルホンアミドフエネチルアミン N−エチル−4−メタンスルホンアミドフエネチルアミ
ン(製造例9(C)参照―1.7g、7.0ミリモル)および2
−クロルメチル−6−ニトロキノリン(0.78g、4.1ミ
リモル)をエタノール(50ml)中で還流温度に4時
間加熱した。次いで溶剤を蒸発させ、残渣を炭酸水素ナ
トリウムで希釈し、塩化メチレンで抽出した。有機層を
乾燥させ(MgSO4)、蒸発させ、残渣をシリカ上で塩化メ
チレンにより溶離するカラムクロマトグラフイーによつ
て精製した。生成物を含有する画分を合わせて蒸発さ
せ、表題の化合物を油として得た。収量0.56g。1 H-N.m.r.(CDCl):δ=8.6(d,1H);8.3-8.0(m,
2H);7.6(d,1H);7.1(s,1H);7.0(s,4H);3.9(s,2H);
2.9(s,2H);2.7(s,2H);2.65(q,2H);1.05(t,3H)。 (B)N−エチル−N−(6−アミノキノリ−2−イルメ
チル)−4−メタンスルホンアミドフエネチルアミン (A)部分の生成物(0.55g)を製造例1(C)と同様にし
て、ただしHを5%pd/C上で酢酸エチル中103.4k
Pa(15psi)において3時間、接触水素添加して、表
題の化合物(0.51g)を得た。1 H-N.m.r.(CDCl):δ=7.7(d,1H);7.5(d,1
H);7.15(d,1H);6.9(幅広いs,5H);6.65(d,1H);3.75
(s,2H);2.95(s,3H);2.6(s,4H);2.5(q,2H);0.95(t,3
H)。 製造例12. (A)6−アミノ−2−メチルキノリン 2−メチル−6−ニトロキノリン(18.8g)を水素雰囲
気下に206.8kPa(30psi)で2時間、5%pd/C
を含有するエタノール溶液中において攪拌した。次いで
接触を去し、液を真空中で小容量になるまで蒸発さ
せ、生じた沈殿を取し、エタノールおよびエーテルで
洗浄し、乾燥させて表題の化合物を得た。収量13.2g、
融点188〜189°。
元素分析% 実測値 :C,75.7;H,6.4;N,17.6; 計算値C10H10N2:C,75.9;H,6.4;N,17.7. (B)6−メタンスルホンアミド−2−メチルキノリン メタンスルホニルクロリド(6.2ml)をピリジン(1
00ml)中の6−アミノ−2−メチルキノリン(12.5
g)の溶液(5°に冷却)に攪拌下に滴加した。次いで
ピリジンを真空中での蒸発により除去し、残渣を炭酸水
素ナトリウム水溶液で希釈し、塩化メチレンで3回抽出
した。有機抽出液を合わせて乾燥させ(MgSO4)、真空中
で蒸発させて表題の化合物を得た。収量13.0g、融点1
51〜153°。
元素分析% 実測値 :C,55.4;H,5.2;N,11.6; 計算値C11H12N2O2S:C,55.9;H,5.1;N,11.9. (C)6−メタンスルホンアミド−2−メチルキノリン−
1−オキシド m−クロル過安息香酸(“MCPBA”)(5.2g)を塩化メ
チレン中の6−メタンスルンアミド−2−メチルキノリ
ン(6g)の溶液に少量ずつ添加し、17時間攪拌を続
けた。次いで反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液で
希釈し、有機層を分離した。水層を塩化メチレンで抽出
した。有機層を合わせて炭酸水素ナトリウム水溶液で洗
浄し、乾燥させ(MgSO4)、真空中で蒸発させて固体を得
た。これをエタノールから再結晶して表題の化合物を得
た。収量1.6g、融点241〜243°。
元素分析% 実測値 :C,52.5;H,4.95;N,11.0; 計算値C11H12N2O3S:C,52.4;H,4.8;N,11.1. (D)2−クロルメチル−6−メタンスルホンアミドキノ
リン 6−メタンスルホンアミド−2−メチルキノリン−1−
オキシド(1.65g)およびp−トルエンスルホニルクロ
リド(1.72g)を1,2−ジクロルエタン溶液中で1時
間加熱還流し、次いで反応混合物を室温に17時間放置
した。次いで反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液で
2回洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、真空中で蒸発させた。
残渣をシリカ上でメタノール(0%から1%まで)を含
有する塩化メチレンにより溶離するカラムクロマトグラ
フイーによつて精製した。生成物を含有する画分を合わ
せて蒸発させ、ゴム状物を得た。これはエーテルと共に
摩砕すると固化した。トルエンから再結晶して表題の化
合物を得た。収量0.75g、融点160〜162°。
元素分析% 実測値 :C,49.3;H,3.9;N,10.1; 計算値C11H11N2O2ClS:C,48.8;H,4.1;N,10.35. 製造例13. (A)2−クロルメチル−5−ニトロベンゾ〔b〕チオフエ
塩化チオニル(1.0ml)をクロルメタン(10ml)
中の5−ニトロベンゾ〔e〕チオフエン−2−メタノー
ル(1.0g)およびピリジン(2滴)の混合物に攪拌下
に滴加した。溶液を室温で4時間攪拌したのち水で、続
いて炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、次いで乾燥さ
せた(Na2SO4)。溶剤を蒸発させ、残渣をシリカゲル上で
クロマトグラフイー処理した。ジクロルメタンで溶離す
ることにより固体が得られ、これを酢酸エチルから結晶
化して表題の化合物(0.73g)を得た。融点110〜1
12°。これをそのまま次の段階に用いた。
(B)N−メチル−N−〔5−ニトロ−2−ベンゾ〔b〕チ
エニルメチル〕−4−ニトロフエネチルアミン 上記(A)部分の生成物(3.20g)、N−メチル−4−ニ
トロフエネチルアミン(2.52g)、無水炭酸カリウム
(4.0g)およびアセトニトリル(40ml)の混合物
を攪拌下に20時間加熱還流し、次いで冷却させ、過
した。残渣をアセトニトリルで洗浄し、液および洗液
を合わせて蒸発させ、油を得た。これをシリカゲル上で
クロマトグラフイー処理した。ジクロルメタンで溶離す
るとまず不純物が、次いで純粋な生成物が得られた。生
成物を含有する画分を蒸発させる表題の化合物(4.17
g)を得た。融点76〜78°(イソプロパノールか
ら)。
元素分析% 実測値 :C,57.8;H,4.4;N,11.1; 計算値C18H17N3O4S:C,58.2;H,4.6;N,11.3. (C)N−メチル−N−〔5−アミノ−2−ベンゾ〔b〕チ
エニルメチル〕−4−アミノフエネチルアミン エタノール(100ml)中の上記(B)の生成物(1.0
g)および塩化スズ(II)2水化物(6.07g)の混合物を
8時間加熱還流し、蒸発させた。過剰の20%水酸化ナ
トリウム水溶液を添加し、混合物をジクロルメタンで数
回抽出した。有機抽出液を合わせて水洗し、乾燥させ(N
a2SO4)、蒸発させて油を得た。これをシリカゲル上でク
ロマトグラフイー処理した。ジクロルメタン/メタノー
ル(99:1)で溶離すると不純物が得られ、さらにジ
クロルメタン/メタノール(98:2)で溶離し、適宜
な画分を採取し、蒸発させたのち、生成物が油(0.30
g)として得られた。これを直ちに実施例6の方法に用
いた。
製造例14. (A)4−〔2−(メタンスルホニルオキシ)エチル〕メ
タンスルホンアニリド メタンスルホニルクロリド(50ml)をピリジン(3
50ml)中の4−アミノフエネチルアルコール(41.1
5g)の溶液で0°で攪拌下に0.5時間にわたつて滴加し
た。混合物を室温にまで昇温させ、一夜攪拌した。次い
で混合物を水(700ml)に注入したところ、橙色の
固体が晶出した。過したのち固体を塩化メチレンに溶
解し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、過し、液を再
度蒸発させた。得られた固体を酢酸エチルから結晶化し
て表題の化合物を得た。45.5g、融点136〜137
°。
元素分析% 実測値 :C,40.6;H,5.2;N,4.9; 計算値C10H15NO5S2:C,40.9;H,5.15;N,4.8. (B)4−〔2−メチルアミノ)エチル〕メタンスルホン
アニリド エタノール(20ml)中の4−〔2−(メタンスルホ
ニルオキシ)エチル〕メタンスルホンアニリド(10.3
g)の溶液に、工業用メチル化スピリツト中のメチルア
ミンの溶液(33%溶液30ml)を添加した。混合物
を85°で耐圧容器内において17時間加熱攪拌した。
冷却後に得られた溶液を蒸発乾固させ、残渣を水に溶解
し、得られた溶液を水(12ml)中の水酸化ナトリウ
ム(1.4g)の添加により塩基性化した。蒸発により灰
白色の固体が得られ、これをシリカ〔“キーゼルゲル6
0”(Kieselgel60)―商標〕上で塩化メチレン/メ
タノール(3:1)により溶離するクロマトグラフイー
処理した。適切な画分を採取し、蒸発させて灰白色の固
体(4.8g)を得た。これを酢酸エチル/メタノールか
ら結晶化して表題の化合物を得た。1.8g、融点133
〜135°。
元素分析% 実測値 :C,52.5;H,7.1;N,12.2; 計算値C10H16N2O2S:C,52.6;H,7.1;N,12.3.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 263/56 307/81 333/58 (72)発明者 ロジャー・ピーター・ディッキンソン イギリス国ケント州ドーバー,リバー,キ ングストン・クローズ 6

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式 (式中、Rは−NHSO(C−Cアルキル)、−
    NHまたは−NOであり; RはC−Cアルキルであり; そして“Het”は次式 の基であり、これらの式中 RはH、CHまたはCであり; Rは−NHSO(C−Cアルキル)、−NH
    または−NOであり; ただしRおよびRのうち一方が−NOである場合、
    他方は−NHでない)の化合物またはそれらの塩。
  2. 【請求項2】Rが−NHSO(C−Cアルキル)
    であり、Rが−NHSO(C−Cアルキル)で
    ある、特許請求の範囲第1項に記載の化合物またはそれ
    らの薬剤学的に受容できる塩。
  3. 【請求項3】Rが−NHSOCHであり; RがCHまたはCであり; そして“Het”が次式 の基であり、これらの式中、 RはHまたはCHであり、 そして“Het”のaまたはbの位置に結合しているR
    は−NHSOCHである、特許請求の範囲第2項
    に記載の化合物。
  4. 【請求項4】次式 の構造を有する、特許請求の範囲第3項に記載の化合
    物。
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