JPH06250700A - データ記録及び/又は再生装置、データ記録及び/又は再生方法、並びにデータ記録媒体 - Google Patents

データ記録及び/又は再生装置、データ記録及び/又は再生方法、並びにデータ記録媒体

Info

Publication number
JPH06250700A
JPH06250700A JP5063382A JP6338293A JPH06250700A JP H06250700 A JPH06250700 A JP H06250700A JP 5063382 A JP5063382 A JP 5063382A JP 6338293 A JP6338293 A JP 6338293A JP H06250700 A JPH06250700 A JP H06250700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
information
recording medium
recording
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5063382A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Oikawa
芳明 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5063382A priority Critical patent/JPH06250700A/ja
Priority to US08/178,825 priority patent/US5563719A/en
Publication of JPH06250700A publication Critical patent/JPH06250700A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 データを記録メディア199上に記録するた
めの記録方法に関する情報(エンコード/デコードイン
ストラクションのデータ)を記録メディア199上にデ
ータと共に記録し、記録メディア199上のエンコード
/デコードインストラクション(具体的にはデコードイ
ンストラクション)を用いて、DSP102が記録メデ
ィア199上のデータを復元する。 【効果】 他の方式や過去の方式で処理されたデータで
あっても、容易かつ安価な構成で復元できるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体上にデータを
記録及び/又はその記録されたデータを再生するデータ
記録及び/又は再生装置、並びにこのデータ記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、記録媒体上にデータを記録し、
その記録されたデータを再生するデータ記録再生装置の
例を図12に示す。なお、この図12の例では音楽信号
をディジタルデータに変換し、圧縮伸張処理をして録音
再生を行う装置を示している。
【0003】この図12に示す従来のデータ記録再生装
置200において、CPU(CentralProcessing Unit)
101は、当該装置200のシステム全体をコントロー
ルするものであり、また、システム用RAM(Random Ac
cess Memory)104及びシステム用ROM(Read Only M
emory)103は、当該CPU101におけるシステム処
理用のRAM及びROMである。
【0004】さらに、DSP(Degital Signal Processe
r)102は、信号処理演算を行うものであり、信号処理
用ROM105及び信号処理用RAM106は、当該D
SP102における信号処理演算用のROM及びRAM
である。この信号処理用ROM105には、エンコード
(符号化)するためのインストラクションのデータと、
デコード(復号化)するためのインストラクションのデ
ータが予め記録されている。
【0005】また、このデータ記録再生装置200のデ
ータリード/ライト部107では記録メディア199と
の間のデータの書き込み及び読み出しを行い、D/A変
換部110はディジタル音楽データをディジタルからア
ナログ音楽信号に変換してオーディオ出力部108へ出
力し、A/D変換部111はオーディオ入力部109か
ら入力されたアナログ音楽信号をディジタル音楽データ
へ変換する。
【0006】なお、使用者と当該データ記録再生装置2
00とのインターフェースは、表示部112、指示入力
部113により行われる。
【0007】このような装置において、音楽信号の録音
/再生は以下のようにして行われている。
【0008】先ず、録音は、オーディオ入力部109か
ら入力されたアナログ音楽信号をA/D変換部111で
ディジタル音楽データに変換し、信号処理用ROM10
5に書き込まれている上記予め決められたエンコードイ
ンストラクションのデータにそって、DSP102で圧
縮符号化処理をして、その後データリード/ライト部1
07を介して記録メディア199へ記録することにより
行われる。
【0009】次に、再生は、上記圧縮符号化処理された
データが記録された記録メディア199から、圧縮符号
化処理されたデータをデータリード/ライト部107か
ら読み込み、信号処理用ROM105に書き込まれてい
る上記予め決められたデコードインストラクションのデ
ータにそって、上記DSP102が復号化処理をし、そ
の後、上記D/A変換部110でアナログ信号に変換し
てオーディオ出力部108より音楽信号を再生する。
【0010】このように、従来は、上述した予めシステ
ムが持っているエンコードインストラクションでしかデ
ィジタル音楽データを処理できず、また、そのディジタ
ル音楽データを再生できるデコードインストラクション
を備えたシステムのみにおいて再生できることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、例え装置
のハードウェア性能が、異なるエンコードインストラク
ション又はデコードインストラクションを実行するのに
十分な性能を持つものであっても、当該装置に予め備え
てあるエンコードインストラクションでしか録音でき
ず、他のデコードインストラクションで処理されたデー
タは、たとえデータを読み込めたとしても再生すること
はできない。すなわち、装置に予め備えてあるソフトウ
ェアでのみしか、エンコード/デコードができない。
【0012】ここで、現状は他の方式の装置や、新しい
装置に対応して記録メディア自体が大きく異なったり、
また、ハードウェアが専用化している状況であり、それ
ぞれ互換性は元々ないものとされているため、他の方式
の装置や過去の古い装置で記録されたものが、新しい装
置で再生できなくとも大きな問題になっていない。
【0013】このような状況は、魅力あるデータが記録
されているメディアを発売したり、高性能や多機能な方
式を用いた製品を発売する上では、他の従来のものに較
べて差別化が図れるというメリットがある。
【0014】しかしながら、複数の処理方式での魅力あ
る音楽ソースを入手しようとした場合などには、装置自
体の性能(ハードウェア)は他の処理や新しい処理方式
を実現するのに問題が無い場合であっても、ソフトウェ
アが対応できず、わざわざ複数の方式にそれぞれ対応し
た装置を購入しなければならないことになってしまう。
【0015】また、近年は、記録メディアとして、IC
カードなどのように、記録されているデータを読み出す
ための手続きが比較的簡単な記録メディアが主流になっ
てきている。この場合も、装置内部での処理がDSPを
中心としたプログラム主体の装置になってきた昨今の状
況を考慮すると、記録されているデータが読み書きでき
て、性能的には録音/再生処理ができる性能を持ってい
るのに、処理方式が異なるためだけの理由で録音/再生
することができないということが発生してしまうことに
なる。
【0016】このような状況を解決するために、例え
ば、他の方式や以前の古い方式のエンコードインストラ
クションやデコードインストラクションを新しい装置に
も備えておくことや、他の方式や過去の方式で録音され
たデータを新しい方式に変換したりすることが考えられ
るが、上記他の方式や過去のエンコードインストラクシ
ョンやデコードインストラクションを持つ場合には、装
置として冗長度が大きくなってしまう欠点があり、ま
た、過去に録音したデータを新しい方式に変換する場合
には、煩雑な手続きを行なわなければならなかったり、
音質が劣化したりしてしまうようなことが生じるすると
いう欠点を持つことになる。
【0017】そこで、本発明はかかる点を鑑み、他の方
式や過去の方式で処理されたデータであっても、容易か
つ安価な構成で復元して記録媒体に記録し再生すること
を可能とするデータ記録及び/又は再生装置、並びにこ
れに対応するデータ記録媒体を提供することを目的とす
るものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために提案されたものであり、記録媒体上に
データを記録し、又その記録されたデータを再生するデ
ータ記録及び/又は再生装置であって、上記データを記
録媒体上に記録するための記録方法に関する情報を上記
記録媒体上に上記データと共に記録し、上記記録媒体上
の記録方法に関する情報により上記記録媒体上のデータ
を復元するようにしたものである。
【0019】また、本発明のデータ記録装置は、データ
に対して所定の処理を施すための処理方法に関する情報
及び所定の処理が施されたデータを復元するための復元
方法に関する情報を予め記録してなる記録媒体が接続さ
れ、当該データ記録装置自身が、データに対して所定の
処理を施すための処理方法に関する情報(エンコードイ
ンストラクションのデータ)及び処理されたデータを復
元するための復元方法に関する情報(デコードインスト
ラクションのデータ)を有さない場合には、上記接続さ
れた記録媒体から上記処理方法に関する情報及び復元方
法に関する情報を読み込み、この記録媒体から読み込ん
だ上記処理方法に関する情報に従ってデータを処理し、
この処理方法に関する情報によって処理されたデータと
共に上記処理方法に関する情報及び復元方法に関する情
報を記録媒体に記録するようにしている。
【0020】また、本発明のデータ記録装置は、当該デ
ータ記録装置自身が、データに対して所定の処理を施す
ための処理方法に関する情報(エンコードインストラク
ションのデータ)及び所定の処理が施されたデータを復
元するための復元方法に関する情報(デコードインスト
ラクションのデータ)を保持する場合には、当該保持し
ている上記処理方法に関する情報に従ってデータを処理
し、この記処理方法に関する情報によって処理されたデ
ータと共に上記保持している上記処理方法に関する情報
及び復元方法に関する情報を記録媒体に記録するように
する。
【0021】さらに、本発明のデータ記録装置は、デー
タに対して所定の処理を施すための処理方法に関する情
報(エンコードインストラクションのデータ)及び所定
の処理が施されたデータを復元するための復元方法に関
する情報(デコードインストラクションのデータ)を予
め記録してなる記録媒体が接続され、当該データ記録装
置自身が、データに対して所定の処理を施すための処理
方法に関する情報及び所定の処理が施されたデータを復
元するための復元方法に関する情報を保持している場合
には、上記接続された記録媒体から上記処理方法に関す
る情報及び復元方法に関する情報を読み込み、上記保持
している処理方法に関する情報か或いは上記記録媒体か
ら読み込んだ処理方法に関する情報の何れかを選択し、
当該選択した処理方法に関する情報に従ってデータを処
理し、上記選択した処理方法に関する情報によって処理
されたデータと共に上記選択した処理方法に関する情報
及び当該選択した処理方法に関する情報に対応する復元
方法に関する情報を記録媒体に記録するようにする。
【0022】次に、本発明のデータ記録媒体は、データ
に対して所定の処理を施すための処理方法に関する情報
(エンコードインストラクションのデータ)及び上記所
定の処理が施されたデータを復元するための復元方法に
関する情報(デコードインストラクションのデータ)を
記録してなるものである。
【0023】また、本発明のデータ記録媒体は、所定の
処理が施されたデータと共に、データに対して上記所定
の処理を施すための処理方法に関する情報(エンコード
インストラクションのデータ)及び上記所定の処理が施
されたデータを復元するための復元方法に関する情報
(デコードインストラクションのデータ)を記録してな
るものである。
【0024】さらに、本発明のデータ記録媒体は、所定
の処理が施されたデータと共に、上記所定の処理が施さ
れたデータを復元するめたの復元方法に関する情報(デ
コードインストラクションのデータ)を記録してなるも
のである。
【0025】次に、本発明のデータ再生装置は、所定の
処理が施されたデータと共に所定の処理が施されたデー
タを復元するための復元方法に関する情報が記録された
記録媒体が接続され、当該データ再生装置自身は所定の
処理が施されたデータを復元するめたの復元方法に関す
る情報を有さない場合には、上記接続された記録媒体か
ら上記復元方法に関する情報を読み込み、上記記録媒体
から読み込んだ上記復元方法に関する情報に従って、上
記記録媒体から取り出した所定の処理が施されたデータ
を復元するようにする。
【0026】また、本発明のデータ再生装置は、所定の
処理が施されたデータと共に所定の処理が施されたデー
タを復元するための復元方法に関する情報が記録された
記録媒体が接続され、当該データ再生装置自身で所定の
処理が施されたデータを復元するための復元方法に関す
る情報を保持している場合において、上記保持している
上記復元方法に関する情報によって、上記記録媒体から
取り出した所定の処理が施されたデータを復元可能なら
ば、上記保持している上記復元方法に関する情報に従っ
て、上記記録媒体から取り出した所定の処理が施された
データを復元するようにする。
【0027】さらに、本発明のデータ再生装置は、所定
の処理が施されたデータと共に所定の処理が施されたデ
ータを復元するための復元方法に関する情報が記録され
た記録媒体が接続され、当該データ再生装置自身で所定
の処理が施されたデータを復元するための復元方法に関
する情報を保持している場合において、上記保持してい
る上記復元方法に関する情報によって、上記記録媒体か
ら取り出した所定の処理が施されたデータの復元が不可
能ならば、上記記録媒体から読み出した復元方法に関す
る情報に従って、当該記録媒体から取り出した所定の処
理が施されたデータを復元するようにする。
【0028】
【作用】本発明によれば、データを記録媒体上に記録す
るめたの記録方法に関する情報を記録媒体上にデータと
共に記録することで、この記録媒体の再生の際には、こ
の記録媒体から読み出した記録方法に関する情報を用い
て、記録媒体から読み出したデータを復元することがで
きる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明を行う。
【0030】本発明実施例のデータ記録及び/又は再生
装置は、図1,図4,図5に示すように、記録媒体とし
ての記録メディア199上にデータを記録し、又その記
録されたデータを再生するデータ記録再生装置100で
あって、上記データを記録メディア199上に記録する
ための記録方法に関する情報(エンコード/デコードイ
ンストラクションのデータ)を上記記録メディア199
上に上記データと共に記録し、上記記録メディア199
上のエンコード/デコードインストラクション(具体的
にはデコードインストラクション)を用いて、DSP1
02が上記記録メディア199上のデータを復元するよ
うにしたものである。
【0031】ここで、本実施例装置の具体的な構成の説
明に先立ち、本発明の成立原理について説明する。
【0032】すなわち、本発明は、データを処理する装
置のハードウェアが、近年DSPを中心としたプログラ
ミング主体の装置になってきたこと、また、記録メディ
アとして比較的データの読み出し書き込みが容易なIC
カードが主流になるであろうということに着目してい
る。
【0033】このような装置におけるデータの処理内容
はプログラムで決められており、そのプログラムを変更
することにより、異なった処理を施すことが可能とな
る。
【0034】したがって、プログラムの実行ファイルを
他の処理を施すプログラムの実行ファイルに変え、これ
により実行することができれば同じハードウェアで異な
った処理を施すことができることになる。
【0035】例えば、録音/再生装置の場合に、録音す
るためのエンコードインストラクション、再生するため
のデコードインストラクションがそれぞれ処理手続きを
示すプログラムであり、これらを異なる方式の処理内容
に変更することができれば、異なる方式での録音/再生
が可能となるわけである。
【0036】そこで、本発明では、これらの録音/再生
の処理方法を指示するエンコードインストラクション、
デコードインストラクションを記録媒体に処理されたデ
ータとともに記録しておき、本発明装置は記録媒体に記
録されているエンコードインストラクション、デコード
インストラクションを読み込み、本発明装置が本来持っ
ているエンコードインストラクション、デコードインス
トラクションの代わりにこの読み込んだインストラクシ
ョンにより、処理を実行することで、異なる方式での録
音/再生を可能とするものである。
【0037】また、本発明の装置自身にはエンコードイ
ンストラクション、デコードインストラクションを持た
せずに、記録媒体から読み込んで実行するという形態を
とり、より汎用性を持たせた装置とすることもできる。
【0038】なお、本発明装置では、記録媒体には処理
されたデータと再生のためのデータを復元する処理内容
とを書き込むことにより、異なる方式で書き込まれたデ
ータを再生することは可能だが、異なる方式で録音する
ことは不可能にしておくこともできる。
【0039】また、上記のように記録媒体に処理された
データ、データの復元方法とともに、データの処理方法
を記録するようにしてもよい。
【0040】更に、読み込んで実行するインストラクシ
ョンを録音/再生装置としての機能以外のものとするこ
とで、録音/再生装置以外の機能を実現する装置とする
ことができる。
【0041】以下、本実施例装置の具体的な内容につい
て説明する。図1は本発明実施例装置の具体的な構成を
示している。本実施例において、ハードウェア構成は、
前記図12に示した従来の装置と略同じ構成であり、し
たがって、この図1で前記従来構成と同じ機能のところ
は同じ指示符号を付している。以下、説明を簡略化する
ため、前記図12と同じ機能については説明を省略し、
異なる構成についてのみ説明する。
【0042】すなわち、この図1において、前記図12
の構成と異なる点は、エンコード/デコードインストラ
クションを予め本実施例装置100が持つものを用いる
かどうかを指示するスイッチ215と、記録メディア1
99から信号処理用RAM106に読み込んだエンコー
ド/デコードインストラクションをリセットするスイッ
チ216と、録音する際に、エンコードインストラクシ
ョンも記録するかどうかの指示を与えるスイッチ217
とが追加され、さらにこれらのスイッチ215〜217
の状態を読み取る指示入力部214が付加されているこ
とである。
【0043】ここで、上記スイッチ215が、ONのと
き装置100が予め持つインストラクションを使用し、
OFFのとき外部の(記録メディア199からの)イン
ストラクションを使用する。また、上記スイッチ216
が、ONのとき信号処理用RAM106に読み込まれて
いるインストラクションを消去し、OFFのとき信号処
理用RAM106に読み込まれているインストラクショ
ンを使用する。上記スイッチ217がONのときエンコ
ードインストラクションを記録メディア199に記録
し、OFFのときエンコードインストラクションを記録
メディア199に記録しないようにする。
【0044】図2は、本実施例装置における録音を行う
場合の処理の流れを示している。
【0045】この図2において、ステップS1では、記
録メディア199が装置100に接続される。次のステ
ップS2では、装置100が予め持っている(ROM1
05が保持している)エンコードインストラクションで
録音するかどうかをスイッチ215の状態を見ることで
判断する。当該ステップS2でスイッチ215が上記R
OM105内のエンコードインストラクションを使用す
る状態(ON)となっている場合(Yes)には、ステ
ップS7へ進み、Noの場合にはステップS3に進む。
【0046】ステップS3では、上記信号処理用RAM
106に既に装置100が持つものと異なるエンコード
インストラクション及びデコードインストラクションが
読み込まれているかどうか確認する。当該ステップS3
で既に読み込まれていると判断した場合(Yes)に
は、ステップS4に進み、Noと判断した場合にはステ
ップS5に進む。
【0047】ステップS4では、当該そのインストラク
ションを使って録音するかどうかをスイッチ216の状
態から読み取る。当該ステップS4で使用すると判断し
た場合(Yes)は、ステップS7に進み、Noと判断
した場合にはステップS5に進む。
【0048】ステップS5では、上記信号処理用RAM
106上のインストラクションをリセットし、記録メデ
ィア199上に装置100と異なる実行可能なエンコー
ドインストラクション及びデコードインストラクション
があるかどうかを確認する。当該ステップS5で、ある
と判断した場合(Yes)には、ステップS6に進み、
当該ステップS6で信号処理用RAM106上にエンコ
ード/デコードインストラクションを読み込み、ステッ
プS1に戻る。また、上記ステップS5で、ないと判断
した場合(No)はステップS1に戻る。
【0049】一方、上記ステップS7では、データを記
録する際にエンコードインストラクションのデータを記
録するかどうかをスイッチ217の状態からから読み取
り、従来装置と同じ手続きで処理するデータを入力し、
エンコードインストラクションで処理し、さらに、当該
ステップS7でエンコードインストラクションのデータ
を記録すると判断した場合(Yes)には、処理された
データと共にエンコードインストラクション及びデコー
ドインストラクションのデータを記録し、記録しない場
合には、処理されたデータおよびデコードインストラク
ションのデータを記録する。
【0050】次に、図3には、本実施例装置における再
生の際の処理の流れを示す。
【0051】この図3において、ステップS10では、
記録メディア199が装置100に接続される。ステッ
プS11では、装置100のデコードインストラクショ
ンと、記録メディア199のデコードインストラクショ
ンが同じものであるか確認する。当該ステップS11で
同じものであると判断した場合(Yes)は、ステップ
S13に進み、異なると判断した場合(No)はステッ
プS12に進む。
【0052】ステップS13では、装置100のデコー
ドインストラクションを用いて、記録メディア199の
データを復元し、以下従来装置と同じ手続きでアナログ
音楽信号として再生する。
【0053】これに対し、ステップS12では、記録メ
ディア199上のデコードインストラクションが実行可
能かどうか確認する。当該ステップS12で実行可能で
あると判断した場合(Yes)にはステップS14に進
み、そうでなければステップS10に戻る。
【0054】ステップS14では、記録メディア199
のデコードインストラクションを、上記信号処理用RA
M106上に読み込み、記録メディア199のデータを
復元し、以下従来装置と同じ手続きでアナログ音楽信号
として再生する。
【0055】以上の処理により、当該装置100が持つ
以外の処理方式で録音したり、他の処理方式で処理した
データを再生することが可能となる。
【0056】ここで、図4には、本実施例装置100に
おいて、記録メディア199に記録されているエンコー
ドインストラクション#2及びデコードインストラクシ
ョン#2が、当該装置100が予め持っているエンコー
ドインストラクション#1及びデコードインストラクシ
ョン#1と異なるものを用いて録音/再生する場合の状
態を示している。
【0057】また、図5には、本実施例装置100にお
いて、記録メディア199に記録されているデータは、
当該装置100が予め持っているデコードインストラク
ション#1とは異なるデコードインストラクション#2
で再生される場合であって、当該装置100に記録メデ
ィア199からデコードインストラクション#2のデー
タを読み込んで再生する場合の状態を示している。
【0058】次に、図6〜図10は、エンコード/デコ
ードインストラクションが2種類(#1,#2)存在す
る場合を例として、記録メディア199、装置100内
の信号処理用ROM105、RAM106の状態を模式
的に示している。図6〜図10において、図中Aは録音
前の記録メディア199の状態を、図中Bは装置100
の信号処理用ROM105,RAM106の状態を示
し、図6,図8において、図中Cには録音後の記録メデ
ィア199の状態を模式的に示している。
【0059】すなわち、図6には装置100が持ってい
るエンコードインストラクション#1を使って録音する
場合の状態を、図7には記録メディア199のエンコー
ドインストラクション#2を読み込む場合の状態を、図
8には記録メディア199から読み込んだエンコードイ
ンストラクション#1又は#2を使って録音する場合の
状態を、図9には装置100が持っているデコードイン
ストラクション#1で再生する場合の状態を、図19に
は記録メディア199から読み込んだデコードインスト
ラクション#2を使って再生する場合の状態を示してい
る。
【0060】最後に、図11に、本発明の装置が記録/
再生装置以外の用途に応用可能であるという例を示す。
【0061】この図11の例では、音声合成装置(規則
音声合成装置)として応用した場合について示すが、本
発明装置は同様な概念を用いることにより、前述した実
施例に限らず、様々な処理を行うことができる。
【0062】なお、この図11においても、前記図1と
同じ構成には同じ指示符号を付してその詳細な説明につ
いては省略している。
【0063】この図11において、記録メディア199
には、規則音声合成装置の入力である記号列,音声合成
インストラクション,素片データが記録されている。
【0064】この記録メディア199が本実施例装置3
00に接続されると、データリード/ライト部107に
よって上記記録メディア199に記録されているデータ
が読み込まれる。その際、前述同様に、その音声合成イ
ンストラクションが実行可能かどうか確認する。
【0065】この音声合成インストラクションが本実施
例装置300で実行可能であることが確認できた場合、
先ず、音声合成インストラクションと素片データが信号
処理用RAM106に読み込まれ、これに基づいてDS
P102で音声合成プログラムが実行される。引き続
き、本実施例装置300は、記録メディア199から記
号列を読み込み、音声合成処理をして音声データを作成
し、D/A変換部110でディジタルからアナログの音
声信号に変換され、オーディオ出力部108より合成音
声が出力される。
【0066】上述したようなことから、本発明の各実施
例装置においては、処理されたデータの復元処理を行う
ことができる能力を持っているため、方式の如何を問わ
ずデータを再現することができる。また、処理されたデ
ータと、データの復元方法を常にペアとすることによ
り、処理方式の内容変更などのバージョンの違いによる
互換性を考慮する必要がなくなるため、過去の方式に影
響されずに最新の処理方式で処理されたデータを復元で
きる。さらに、記録媒体には復元処理するための処理内
容と処理されたデータだけを記録しておくことにより、
その処理方式でデータを処理することはできないので、
処理方式の優位性などを保つことができる。また、装置
はそのデータ処理方法を読み込み実行することにより、
異なる方式でデータを処理できる。また、エンコードイ
ンストラクションもデコードインストラクションととも
に記録することにより、装置が持っているエンコードイ
ンストラクション以外の処理方法でデータを処理するこ
とも可能となる。更に、記録/再生装置としてだけでな
く、装置が持っている性能機能を使用して実現すること
ができる機能を提供する装置、例えば音声合成装置など
になることができる。
【0067】
【発明の効果】本発明においては、データを記録媒体上
に記録するめたの記録方法に関する情報を記録媒体上に
データと共に記録することで、この記録媒体の再生の際
には、この記録媒体から読み出した記録方法に関する情
報を用いて、記録媒体から読み出したデータを復元する
ことができるようになる。すなわち、本発明によれば、
他の方式や過去の方式で処理されたデータであっても、
容易かつ安価な構成で復元して記録媒体に記録し再生す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のデータ記録再生装置の具体的構
成を示すブロック回路図である。
【図2】本実施例装置の録音時の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図3】本実施例装置の再生時の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図4】本実施例のデータ記録再生装置において記録メ
ディアに記録されているエンコード/デコードインスト
ラクション#2を使って録音再生する場合の状態を説明
するためのブロック回路図である。
【図5】本実施例のデータ記録再生装置において記録メ
ディアに記録されているデコードインストラクションを
使って再生する場合の状態を説明するためのブロック回
路図である。
【図6】本実施例装置が持っているエンコードインスト
ラクションを使って録音する場合の状態を説明するため
の図である。
【図7】本実施例の記録メディアのエンコードインスト
ラクションを読み込む場合の状態を説明するための図で
ある。
【図8】本実施例の記録メディアから読み込んだエンコ
ードインストラクションを使って録音する場合の状態を
説明するための図である。
【図9】本実施例装置が持っているデコードインストラ
クションを使って再生する場合の状態を説明するための
図である。
【図10】本実施例の記録メディアから読み込んだデコ
ードインストラクションを使って再生する場合の状態を
説明するための図である。
【図11】音声合成装置として使用した場合の具体的構
成を示すブロック回路図である。
【図12】従来例装置の具体的構成を示すブロック回路
図である。
【符号の説明】
100・・・・・データ記録再生装置 101・・・・・CPU 102・・・・・DSP 103・・・・・システム用ROM 104・・・・・システム用RAM 105・・・・・信号処理用ROM 106・・・・・信号処理用RAM 107・・・・・データリード/ライト部 108・・・・・オーディオ出力部 109・・・・・オーディオ入力部 110・・・・・D/A変換部 111・・・・・A/D変換部 112・・・・・表示部 113,214・・・・指示入力部 199・・・・・記録メディア 215〜217・・・・スイッチ 300・・・・・音声合成装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 データ記録及び/又は再生装置、デー
タ記録及び/又は再生方法、並びにデータ記録媒体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体上にデータを
記録及び/又はその記録されたデータを再生するデータ
記録及び/又は再生装置、データ記録及び/又は再生方
法、並びにデータ記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、記録媒体上にデータを記録し、
その記録されたデータを再生するデータ記録再生装置の
例を図12に示す。なお、この図12の例では音楽信号
をディジタルデータに変換し、圧縮伸張処理をして録音
再生を行う装置を示している。
【0003】この図12に示す従来のデータ記録再生装
置200において、CPU(CentralProcessing Unit)
101は、当該装置200のシステム全体をコントロー
ルするものであり、また、システム用RAM(Random Ac
cess Memory)104及びシステム用ROM(Read Only M
emory)103は、当該CPU101におけるシステム処
理用のRAM及びROMである。
【0004】さらに、DSP(Degital Signal Processe
r)102は、信号処理演算を行うものであり、信号処理
用ROM105及び信号処理用RAM106は、当該D
SP102における信号処理演算用のROM及びRAM
である。この信号処理用ROM105には、エンコード
(符号化)するためのインストラクションのデータと、
デコード(復号化)するためのインストラクションのデ
ータが予め記録されている。
【0005】また、このデータ記録再生装置200のデ
ータリード/ライト部107では記録メディア199と
の間のデータの書き込み及び読み出しを行い、D/A変
換部110はディジタル音楽データをディジタルからア
ナログ音楽信号に変換してオーディオ出力部108へ出
力し、A/D変換部111はオーディオ入力部109か
ら入力されたアナログ音楽信号をディジタル音楽データ
へ変換する。
【0006】なお、使用者と当該データ記録再生装置2
00とのインターフェースは、表示部112、指示入力
部113により行われる。
【0007】このような装置において、音楽信号の録音
/再生は以下のようにして行われている。
【0008】先ず、録音は、オーディオ入力部109か
ら入力されたアナログ音楽信号をA/D変換部111で
ディジタル音楽データに変換し、信号処理用ROM10
5に書き込まれている上記予め決められたエンコードイ
ンストラクションのデータにそって、DSP102で圧
縮符号化処理をして、その後データリード/ライト部1
07を介して記録メディア199へ記録することにより
行われる。
【0009】次に、再生は、上記圧縮符号化処理された
データが記録された記録メディア199から、圧縮符号
化処理されたデータをデータリード/ライト部107か
ら読み込み、信号処理用ROM105に書き込まれてい
る上記予め決められたデコードインストラクションのデ
ータにそって、上記DSP102が復号化処理をし、そ
の後、上記D/A変換部110でアナログ信号に変換し
てオーディオ出力部108より音楽信号を再生する。
【0010】このように、従来は、上述した予めシステ
ムが持っているエンコードインストラクションでしかデ
ィジタル音楽データを処理できず、また、そのディジタ
ル音楽データを再生できるデコードインストラクション
を備えたシステムのみにおいて再生できることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、例え装置
のハードウェア性能が、異なるエンコードインストラク
ション又はデコードインストラクションを実行するのに
十分な性能を持つものであっても、当該装置に予め備え
てあるエンコードインストラクションでしか録音でき
ず、他のデコードインストラクションで処理されたデー
タは、たとえデータを読み込めたとしても再生すること
はできない。すなわち、装置に予め備えてあるソフトウ
ェアでのみしか、エンコード/デコードができない。
【0012】ここで、現状は他の方式の装置や、新しい
装置に対応して記録メディア自体が大きく異なったり、
また、ハードウェアが専用化している状況であり、それ
ぞれ互換性は元々ないものとされているため、他の方式
の装置や過去の古い装置で記録されたものが、新しい装
置で再生できなくとも大きな問題になっていない。
【0013】このような状況は、魅力あるデータが記録
されているメディアを発売したり、高性能や多機能な方
式を用いた製品を発売する上では、他の従来のものに較
べて差別化が図れるというメリットがある。
【0014】しかしながら、複数の処理方式での魅力あ
る音楽ソースを入手しようとした場合などには、装置自
体の性能(ハードウェア)は他の処理や新しい処理方式
を実現するのに問題が無い場合であっても、ソフトウェ
アが対応できず、わざわざ複数の方式にそれぞれ対応し
た装置を購入しなければならないことになってしまう。
【0015】また、近年は、記録メディアとして、IC
カードなどのように、記録されているデータを読み出す
ための手続きが比較的簡単な記録メディアが主流になっ
てきている。この場合も、装置内部での処理がDSPを
中心としたプログラム主体の装置になってきた昨今の状
況を考慮すると、記録されているデータが読み書きでき
て、性能的には録音/再生処理ができる性能を持ってい
るのに、処理方式が異なるためだけの理由で録音/再生
することができないということが発生してしまうことに
なる。
【0016】このような状況を解決するために、例え
ば、他の方式や以前の古い方式のエンコードインストラ
クションやデコードインストラクションを新しい装置に
も備えておくことや、他の方式や過去の方式で録音され
たデータを新しい方式に変換したりすることが考えられ
るが、上記他の方式や過去のエンコードインストラクシ
ョンやデコードインストラクションを持つ場合には、装
置として冗長度が大きくなってしまう欠点があり、ま
た、過去に録音したデータを新しい方式に変換する場合
には、煩雑な手続きを行なわなければならなかったり、
音質が劣化したりしてしまうようなことが生じるすると
いう欠点を持つことになる。
【0017】そこで、本発明はかかる点を鑑み、他の方
式や過去の方式で処理されたデータであっても、容易か
つ安価な構成で復元して記録媒体に記録し再生すること
を可能とするデータ記録及び/又は再生装置、データ記
録及び/又は再生方法、並びにこれに対応するデータ記
録媒体を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために提案されたものであり、記録媒体上に
データを記録し、又その記録されたデータを再生するデ
ータ記録及び/又は再生装置であって、上記データを記
録媒体上に記録するための記録方法に関する情報を上記
記録媒体上に上記データと共に記録し、上記記録媒体上
の記録方法に関する情報により上記記録媒体上のデータ
を復元するようにしたものである。
【0019】また、本発明のデータ記録装置は、データ
に対して所定の処理を施すための処理方法に関する情報
及び所定の処理が施されたデータを復元するための復元
方法に関する情報を予め記録してなる記録媒体が接続さ
れ、当該データ記録装置自身が、データに対して所定の
処理を施すための処理方法に関する情報(エンコードイ
ンストラクションのデータ)及び処理されたデータを復
元するための復元方法に関する情報(デコードインスト
ラクションのデータ)を有さない場合には、上記接続さ
れた記録媒体から上記処理方法に関する情報及び復元方
法に関する情報を読み込み、この記録媒体から読み込ん
だ上記処理方法に関する情報に従ってデータを処理し、
この処理方法に関する情報によって処理されたデータと
共に上記処理方法に関する情報及び復元方法に関する情
報を記録媒体に記録するようにしている。
【0020】また、本発明のデータ記録装置は、当該デ
ータ記録装置自身が、データに対して所定の処理を施す
ための処理方法に関する情報(エンコードインストラク
ションのデータ)及び所定の処理が施されたデータを復
元するための復元方法に関する情報(デコードインスト
ラクションのデータ)を保持する場合には、当該保持し
ている上記処理方法に関する情報に従ってデータを処理
し、この記処理方法に関する情報によって処理されたデ
ータと共に上記保持している上記処理方法に関する情報
及び復元方法に関する情報を記録媒体に記録するように
する。
【0021】さらに、本発明のデータ記録装置は、デー
タに対して所定の処理を施すための処理方法に関する情
報(エンコードインストラクションのデータ)及び所定
の処理が施されたデータを復元するための復元方法に関
する情報(デコードインストラクションのデータ)を予
め記録してなる記録媒体が接続され、当該データ記録装
置自身が、データに対して所定の処理を施すための処理
方法に関する情報及び所定の処理が施されたデータを復
元するための復元方法に関する情報を保持している場合
には、上記接続された記録媒体から上記処理方法に関す
る情報及び復元方法に関する情報を読み込み、上記保持
している処理方法に関する情報か或いは上記記録媒体か
ら読み込んだ処理方法に関する情報の何れかを選択し、
当該選択した処理方法に関する情報に従ってデータを処
理し、上記選択した処理方法に関する情報によって処理
されたデータと共に上記選択した処理方法に関する情報
及び当該選択した処理方法に関する情報に対応する復元
方法に関する情報を記録媒体に記録するようにする。
【0022】次に、本発明のデータ記録媒体は、データ
に対して所定の処理を施すための処理方法に関する情報
(エンコードインストラクションのデータ)及び上記所
定の処理が施されたデータを復元するための復元方法に
関する情報(デコードインストラクションのデータ)を
記録してなるものである。
【0023】また、本発明のデータ記録媒体は、所定の
処理が施されたデータと共に、データに対して上記所定
の処理を施すための処理方法に関する情報(エンコード
インストラクションのデータ)及び上記所定の処理が施
されたデータを復元するための復元方法に関する情報
(デコードインストラクションのデータ)を記録してな
るものである。
【0024】さらに、本発明のデータ記録媒体は、所定
の処理が施されたデータと共に、上記所定の処理が施さ
れたデータを復元するめたの復元方法に関する情報(デ
コードインストラクションのデータ)を記録してなるも
のである。
【0025】次に、本発明のデータ再生装置は、所定の
処理が施されたデータと共に所定の処理が施されたデー
タを復元するための復元方法に関する情報が記録された
記録媒体が接続され、当該データ再生装置自身は所定の
処理が施されたデータを復元するめたの復元方法に関す
る情報を有さない場合には、上記接続された記録媒体か
ら上記復元方法に関する情報を読み込み、上記記録媒体
から読み込んだ上記復元方法に関する情報に従って、上
記記録媒体から取り出した所定の処理が施されたデータ
を復元するようにする。
【0026】また、本発明のデータ再生装置は、所定の
処理が施されたデータと共に所定の処理が施されたデー
タを復元するための復元方法に関する情報が記録された
記録媒体が接続され、当該データ再生装置自身で所定の
処理が施されたデータを復元するための復元方法に関す
る情報を保持している場合において、上記保持している
上記復元方法に関する情報によって、上記記録媒体から
取り出した所定の処理が施されたデータを復元可能なら
ば、上記保持している上記復元方法に関する情報に従っ
て、上記記録媒体から取り出した所定の処理が施された
データを復元するようにする。
【0027】さらに、本発明のデータ再生装置は、所定
の処理が施されたデータと共に所定の処理が施されたデ
ータを復元するための復元方法に関する情報が記録され
た記録媒体が接続され、当該データ再生装置自身で所定
の処理が施されたデータを復元するための復元方法に関
する情報を保持している場合において、上記保持してい
る上記復元方法に関する情報によって、上記記録媒体か
ら取り出した所定の処理が施されたデータの復元が不可
能ならば、上記記録媒体から読み出した復元方法に関す
る情報に従って、当該記録媒体から取り出した所定の処
理が施されたデータを復元するようにする。
【0028】またさらに、本発明のデータ記録及び/又
は再生方法は、記録媒体上にデータを記録し、又その記
録されたデータを再生するデータ記録及び/又は再生方
法であって、上記データを記録媒体上に記録するための
記録方法に関する情報を上記記録媒体上に上記データと
共に記録し、上記記録媒体上の記録方法に関する情報に
より上記記録媒体上のデータを復元するようにしたもの
である。
【0029】
【作用】本発明によれば、データを記録媒体上に記録す
るめたの記録方法に関する情報を記録媒体上にデータと
共に記録することで、この記録媒体の再生の際には、こ
の記録媒体から読み出した記録方法に関する情報を用い
て、記録媒体から読み出したデータを復元することがで
きる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明を行う。
【0031】本発明実施例のデータ記録及び/又は再生
方法を実現するデータ記録及び/又は再生装置は、図
1,図4,図5に示すように、記録媒体としての記録メ
ディア199上にデータを記録し、又その記録されたデ
ータを再生するデータ記録再生装置100であって、上
記データを記録メディア199上に記録するための記録
方法に関する情報(エンコード/デコードインストラク
ションのデータ)を上記記録メディア199上に上記デ
ータと共に記録し、上記記録メディア199上のエンコ
ード/デコードインストラクション(具体的にはデコー
ドインストラクション)を用いて、DSP102が上記
記録メディア199上のデータを復元するようにしたも
のである。
【0032】ここで、本実施例装置の具体的な構成の説
明に先立ち、本発明の成立原理について説明する。
【0033】すなわち、本発明は、データを処理する装
置のハードウェアが、近年DSPを中心としたプログラ
ミング主体の装置になってきたこと、また、記録メディ
アとして比較的データの読み出し書き込みが容易なIC
カードが主流になるであろうということに着目してい
る。
【0034】このような装置におけるデータの処理内容
はプログラムで決められており、そのプログラムを変更
することにより、異なった処理を施すことが可能とな
る。
【0035】したがって、プログラムの実行ファイルを
他の処理を施すプログラムの実行ファイルに変え、これ
により実行することができれば同じハードウェアで異な
った処理を施すことができることになる。
【0036】例えば、録音/再生装置の場合に、録音す
るためのエンコードインストラクション、再生するため
のデコードインストラクションがそれぞれ処理手続きを
示すプログラムであり、これらを異なる方式の処理内容
に変更することができれば、異なる方式での録音/再生
が可能となるわけである。
【0037】そこで、本発明では、これらの録音/再生
の処理方法を指示するエンコードインストラクション、
デコードインストラクションを記録媒体に処理されたデ
ータとともに記録しておき、本発明装置は記録媒体に記
録されているエンコードインストラクション、デコード
インストラクションを読み込み、本発明装置が本来持っ
ているエンコードインストラクション、デコードインス
トラクションの代わりにこの読み込んだインストラクシ
ョンにより、処理を実行することで、異なる方式での録
音/再生を可能とするものである。
【0038】また、本発明の装置自身にはエンコードイ
ンストラクション、デコードインストラクションを持た
せずに、記録媒体から読み込んで実行するという形態を
とり、より汎用性を持たせた装置とすることもできる。
【0039】なお、本発明装置では、記録媒体には処理
されたデータと再生のためのデータを復元する処理内容
とを書き込むことにより、異なる方式で書き込まれたデ
ータを再生することは可能だが、異なる方式で録音する
ことは不可能にしておくこともできる。
【0040】また、上記のように記録媒体に処理された
データ、データの復元方法とともに、データの処理方法
を記録するようにしてもよい。
【0041】更に、読み込んで実行するインストラクシ
ョンを録音/再生装置としての機能以外のものとするこ
とで、録音/再生装置以外の機能を実現する装置とする
ことができる。
【0042】以下、本実施例装置の具体的な内容につい
て説明する。図1は本発明実施例装置の具体的な構成を
示している。本実施例において、ハードウェア構成は、
前記図12に示した従来の装置と略同じ構成であり、し
たがって、この図1で前記従来構成と同じ機能のところ
は同じ指示符号を付している。以下、説明を簡略化する
ため、前記図12と同じ機能については説明を省略し、
異なる構成についてのみ説明する。
【0043】すなわち、この図1において、前記図12
の構成と異なる点は、エンコード/デコードインストラ
クションを予め本実施例装置100が持つものを用いる
かどうかを指示するスイッチ215と、記録メディア1
99から信号処理用RAM106に読み込んだエンコー
ド/デコードインストラクションをリセットするスイッ
チ216と、録音する際に、エンコードインストラクシ
ョンも記録するかどうかの指示を与えるスイッチ217
とが追加され、さらにこれらのスイッチ215〜217
の状態を読み取る指示入力部214が付加されているこ
とである。
【0044】ここで、上記スイッチ215が、ONのと
き装置100が予め持つインストラクションを使用し、
OFFのとき外部の(記録メディア199からの)イン
ストラクションを使用する。また、上記スイッチ216
が、ONのとき信号処理用RAM106に読み込まれて
いるインストラクションを消去し、OFFのとき信号処
理用RAM106に読み込まれているインストラクショ
ンを使用する。上記スイッチ217がONのときエンコ
ードインストラクションを記録メディア199に記録
し、OFFのときエンコードインストラクションを記録
メディア199に記録しないようにする。
【0045】図2は、本実施例装置における録音を行う
場合の処理の流れを示している。
【0046】この図2において、ステップS1では、記
録メディア199が装置100に接続される。次のステ
ップS2では、装置100が予め持っている(ROM1
05が保持している)エンコードインストラクションで
録音するかどうかをスイッチ215の状態を見ることで
判断する。当該ステップS2でスイッチ215が上記R
OM105内のエンコードインストラクションを使用す
る状態(ON)となっている場合(Yes)には、ステ
ップS7へ進み、Noの場合にはステップS3に進む。
【0047】ステップS3では、上記信号処理用RAM
106に既に装置100が持つものと異なるエンコード
インストラクション及びデコードインストラクションが
読み込まれているかどうか確認する。当該ステップS3
で既に読み込まれていると判断した場合(Yes)に
は、ステップS4に進み、Noと判断した場合にはステ
ップS5に進む。
【0048】ステップS4では、当該そのインストラク
ションを使って録音するかどうかをスイッチ216の状
態から読み取る。当該ステップS4で使用すると判断し
た場合(Yes)は、ステップS7に進み、Noと判断
した場合にはステップS5に進む。
【0049】ステップS5では、上記信号処理用RAM
106上のインストラクションをリセットし、記録メデ
ィア199上に装置100と異なる実行可能なエンコー
ドインストラクション及びデコードインストラクション
があるかどうかを確認する。当該ステップS5で、ある
と判断した場合(Yes)には、ステップS6に進み、
当該ステップS6で信号処理用RAM106上にエンコ
ード/デコードインストラクションを読み込み、ステッ
プS1に戻る。また、上記ステップS5で、ないと判断
した場合(No)はステップS1に戻る。
【0050】一方、上記ステップS7では、データを記
録する際にエンコードインストラクションのデータを記
録するかどうかをスイッチ217の状態からから読み取
り、従来装置と同じ手続きで処理するデータを入力し、
エンコードインストラクションで処理し、さらに、当該
ステップS7でエンコードインストラクションのデータ
を記録すると判断した場合(Yes)には、処理された
データと共にエンコードインストラクション及びデコー
ドインストラクションのデータを記録し、記録しない場
合には、処理されたデータおよびデコードインストラク
ションのデータを記録する。
【0051】次に、図3には、本実施例装置における再
生の際の処理の流れを示す。
【0052】この図3において、ステップS10では、
記録メディア199が装置100に接続される。ステッ
プS11では、装置100のデコードインストラクショ
ンと、記録メディア199のデコードインストラクショ
ンが同じものであるか確認する。当該ステップS11で
同じものであると判断した場合(Yes)は、ステップ
S13に進み、異なると判断した場合(No)はステッ
プS12に進む。
【0053】ステップS13では、装置100のデコー
ドインストラクションを用いて、記録メディア199の
データを復元し、以下従来装置と同じ手続きでアナログ
音楽信号として再生する。
【0054】これに対し、ステップS12では、記録メ
ディア199上のデコードインストラクションが実行可
能かどうか確認する。当該ステップS12で実行可能で
あると判断した場合(Yes)にはステップS14に進
み、そうでなければステップS10に戻る。
【0055】ステップS14では、記録メディア199
のデコードインストラクションを、上記信号処理用RA
M106上に読み込み、記録メディア199のデータを
復元し、以下従来装置と同じ手続きでアナログ音楽信号
として再生する。
【0056】以上の処理により、当該装置100が持つ
以外の処理方式で録音したり、他の処理方式で処理した
データを再生することが可能となる。
【0057】ここで、図4には、本実施例装置100に
おいて、記録メディア199に記録されているエンコー
ドインストラクション#2及びデコードインストラクシ
ョン#2が、当該装置100が予め持っているエンコー
ドインストラクション#1及びデコードインストラクシ
ョン#1と異なるものを用いて録音/再生する場合の状
態を示している。
【0058】また、図5には、本実施例装置100にお
いて、記録メディア199に記録されているデータは、
当該装置100が予め持っているデコードインストラク
ション#1とは異なるデコードインストラクション#2
で再生される場合であって、当該装置100に記録メデ
ィア199からデコードインストラクション#2のデー
タを読み込んで再生する場合の状態を示している。
【0059】次に、図6〜図10は、エンコード/デコ
ードインストラクションが2種類(#1,#2)存在す
る場合を例として、記録メディア199、装置100内
の信号処理用ROM105、RAM106の状態を模式
的に示している。図6〜図10において、図中Aは録音
前の記録メディア199の状態を、図中Bは装置100
の信号処理用ROM105,RAM106の状態を示
し、図6,図8において、図中Cには録音後の記録メデ
ィア199の状態を模式的に示している。
【0060】すなわち、図6には装置100が持ってい
るエンコードインストラクション#1を使って録音する
場合の状態を、図7には記録メディア199のエンコー
ドインストラクション#2を読み込む場合の状態を、図
8には記録メディア199から読み込んだエンコードイ
ンストラクション#1又は#2を使って録音する場合の
状態を、図9には装置100が持っているデコードイン
ストラクション#1で再生する場合の状態を、図19に
は記録メディア199から読み込んだデコードインスト
ラクション#2を使って再生する場合の状態を示してい
る。
【0061】最後に、図11に、本発明の装置が記録/
再生装置以外の用途に応用可能であるという例を示す。
【0062】この図11の例では、音声合成装置(規則
音声合成装置)として応用した場合について示すが、本
発明装置は同様な概念を用いることにより、前述した実
施例に限らず、様々な処理を行うことができる。
【0063】なお、この図11においても、前記図1と
同じ構成には同じ指示符号を付してその詳細な説明につ
いては省略している。
【0064】この図11において、記録メディア199
には、規則音声合成装置の入力である記号列,音声合成
インストラクション,素片データが記録されている。
【0065】この記録メディア199が本実施例装置3
00に接続されると、データリード/ライト部107に
よって上記記録メディア199に記録されているデータ
が読み込まれる。その際、前述同様に、その音声合成イ
ンストラクションが実行可能かどうか確認する。
【0066】この音声合成インストラクションが本実施
例装置300で実行可能であることが確認できた場合、
先ず、音声合成インストラクションと素片データが信号
処理用RAM106に読み込まれ、これに基づいてDS
P102で音声合成プログラムが実行される。引き続
き、本実施例装置300は、記録メディア199から記
号列を読み込み、音声合成処理をして音声データを作成
し、D/A変換部110でディジタルからアナログの音
声信号に変換され、オーディオ出力部108より合成音
声が出力される。
【0067】上述したようなことから、本発明の各実施
例装置においては、処理されたデータの復元処理を行う
ことができる能力を持っているため、方式の如何を問わ
ずデータを再現することができる。また、処理されたデ
ータと、データの復元方法を常にペアとすることによ
り、処理方式の内容変更などのバージョンの違いによる
互換性を考慮する必要がなくなるため、過去の方式に影
響されずに最新の処理方式で処理されたデータを復元で
きる。さらに、記録媒体には復元処理するための処理内
容と処理されたデータだけを記録しておくことにより、
その処理方式でデータを処理することはできないので、
処理方式の優位性などを保つことができる。また、装置
はそのデータ処理方法を読み込み実行することにより、
異なる方式でデータを処理できる。また、エンコードイ
ンストラクションもデコードインストラクションととも
に記録することにより、装置が持っているエンコードイ
ンストラクション以外の処理方法でデータを処理するこ
とも可能となる。更に、記録/再生装置としてだけでな
く、装置が持っている性能機能を使用して実現すること
ができる機能を提供する装置、例えば音声合成装置など
になることができる。
【0068】
【発明の効果】本発明においては、データを記録媒体上
に記録するめたの記録方法に関する情報を記録媒体上に
データと共に記録することで、この記録媒体の再生の際
には、この記録媒体から読み出した記録方法に関する情
報を用いて、記録媒体から読み出したデータを復元する
ことができるようになる。すなわち、本発明によれば、
他の方式や過去の方式で処理されたデータであっても、
容易かつ安価な構成で復元して記録媒体に記録し再生す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のデータ記録再生装置の具体的構
成を示すブロック回路図である。
【図2】本実施例装置の録音時の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図3】本実施例装置の再生時の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図4】本実施例のデータ記録再生装置において記録メ
ディアに記録されているエンコード/デコードインスト
ラクション#2を使って録音再生する場合の状態を説明
するためのブロック回路図である。
【図5】本実施例のデータ記録再生装置において記録メ
ディアに記録されているデコードインストラクションを
使って再生する場合の状態を説明するためのブロック回
路図である。
【図6】本実施例装置が持っているエンコードインスト
ラクションを使って録音する場合の状態を説明するため
の図である。
【図7】本実施例の記録メディアのエンコードインスト
ラクションを読み込む場合の状態を説明するための図で
ある。
【図8】本実施例の記録メディアから読み込んだエンコ
ードインストラクションを使って録音する場合の状態を
説明するための図である。
【図9】本実施例装置が持っているデコードインストラ
クションを使って再生する場合の状態を説明するための
図である。
【図10】本実施例の記録メディアから読み込んだデコ
ードインストラクションを使って再生する場合の状態を
説明するための図である。
【図11】音声合成装置として使用した場合の具体的構
成を示すブロック回路図である。
【図12】従来例装置の具体的構成を示すブロック回路
図である。
【符号の説明】 100・・・・・データ記録再生装置 101・・・・・CPU 102・・・・・DSP 103・・・・・システム用ROM 104・・・・・システム用RAM 105・・・・・信号処理用ROM 106・・・・・信号処理用RAM 107・・・・・データリード/ライト部 108・・・・・オーディオ出力部 109・・・・・オーディオ入力部 110・・・・・D/A変換部 111・・・・・A/D変換部 112・・・・・表示部 113,214・・・・指示入力部 199・・・・・記録メディア 215〜217・・・・スイッチ 300・・・・・音声合成装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上にデータを記録し、又その記
    録されたデータを再生するデータ記録及び/又は再生装
    置において、 上記データを記録媒体上に記録するための記録方法に関
    する情報を上記記録媒体上に上記データと共に記録し、
    上記記録媒体上の記録方法に関する情報により上記記録
    媒体上のデータを復元することを特徴とするデータ記録
    及び/又は再生装置。
  2. 【請求項2】 データに対して所定の処理を施すための
    処理方法に関する情報及び処理されたデータを復元する
    ための復元方法に関する情報を有さず、データに対して
    所定の処理を施すための処理方法に関する情報及び所定
    の処理が施されたデータを復元するための復元方法に関
    する情報を予め記録してなる記録媒体が接続され、当該
    記録媒体に対してデータの記録を行うデータ記録装置で
    あって、 上記接続された記録媒体から上記処理方法に関する情報
    及び復元方法に関する情報を読み込む方法情報読み込み
    手段と、 上記方法情報読み込み手段によって記録媒体から読み込
    んだ上記処理方法に関する情報に従ってデータを処理す
    るデータ処理手段と、 上記処理方法に関する情報によって処理されたデータと
    共に、上記処理方法に関する情報及び復元方法に関する
    情報を記録媒体に記録する記録手段とを有することを特
    徴とするデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に対してデータの記録を行うデ
    ータ記録装置において、 データに対して所定の処理を施すための処理方法に関す
    る情報及び所定の処理が施されたデータを復元するため
    の復元方法に関する情報を保持する方法情報保持手段
    と、 上記方法情報保持手段に保持している上記処理方法に関
    する情報に従ってデータを処理するデータ処理手段と、 上記処理方法に関する情報によって処理されたデータと
    共に、上記方法情報保持手段の上記処理方法に関する情
    報及び復元方法に関する情報を記録媒体に記録する記録
    手段とを有することを特徴とするデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 データに対して所定の処理を施すための
    処理方法に関する情報及び所定の処理が施されたデータ
    を復元するための復元方法に関する情報を予め記録して
    なる記録媒体が接続され、当該記録媒体に対してデータ
    の記録を行うデータ記録装置であって、 データに対して所定の処理を施すための処理方法に関す
    る情報及び所定の処理が施されたデータを復元するため
    の復元方法に関する情報を保持する方法情報保持手段
    と、 上記接続された記録媒体から上記処理方法に関する情報
    及び復元方法に関する情報を読み込む方法情報読み込み
    手段と、 上記方法情報保持手段に保持している処理方法に関する
    情報か或いは上記方法情報読み込み手段によって上記記
    録媒体から読み込んだ処理方法に関する情報の何れかを
    選択し、当該選択した処理方法に関する情報に従ってデ
    ータを処理するデータ処理手段と、 上記選択した処理方法に関する情報によって処理された
    データと共に、上記選択した処理方法に関する情報及び
    当該選択した処理方法に関する情報に対応する復元方法
    に関する情報を記録媒体に記録する記録手段とを有する
    ことを特徴とするデータ記録装置。
  5. 【請求項5】 データに対して所定の処理を施すための
    処理方法に関する情報及び上記所定の処理が施されたデ
    ータを復元するための復元方法に関する情報を記録して
    なることを特徴とするデータ記録媒体。
  6. 【請求項6】 所定の処理が施されたデータと共に、デ
    ータに対して上記所定の処理を施すための処理方法に関
    する情報及び上記所定の処理が施されたデータを復元す
    るための復元方法に関する情報を記録してなることを特
    徴とするデータ記録媒体。
  7. 【請求項7】 所定の処理が施されたデータと共に、上
    記所定の処理が施されたデータを復元するめたの復元方
    法に関する情報を記録してなることを特徴とするデータ
    記録媒体。
  8. 【請求項8】 所定の処理が施されたデータを復元する
    めたの復元方法に関する情報を有さず、所定の処理が施
    されたデータと共に所定の処理が施されたデータを復元
    するための復元方法に関する情報が記録された記録媒体
    が接続され、当該記録媒体から上記所定の処理が施され
    たデータを読み出して、上記所定の処理が施されたデー
    タを復元するデータ再生装置であって、 上記接続された記録媒体から上記復元方法に関する情報
    を読み込む方法情報読み込み手段と、 上記方法情報読み込み手段によって記録媒体から読み込
    んだ上記復元方法に関する情報に従って、上記記録媒体
    から取り出した所定の処理が施されたデータを復元する
    データ復元手段とを有することを特徴とするデータ再生
    装置。
  9. 【請求項9】 所定の処理が施されたデータと共に所定
    の処理が施されたデータを復元するための復元方法に関
    する情報が記録された記録媒体が接続され、当該記録媒
    体から上記所定の処理が施されたデータを読み出して、
    上記所定の処理が施されたデータを復元するデータ再生
    装置であって、 所定の処理が施されたデータを復元するための復元方法
    に関する情報を保持する方法情報保持手段と、 上記方法情報保持手段に保持している上記復元方法に関
    する情報によって、上記記録媒体から取り出した所定の
    処理が施されたデータを復元可能な場合に、上記方法情
    報保持手段に保持している上記復元方法に関する情報に
    従って、上記記録媒体から取り出した所定の処理が施さ
    れたデータを復元するデータ復元手段とを有することを
    特徴とするデータ再生装置。
  10. 【請求項10】 所定の処理が施されたデータと共に所
    定の処理が施されたデータを復元するための復元方法に
    関する情報が記録された記録媒体が接続され、当該記録
    媒体から上記所定の処理が施されたデータを読み出し
    て、上記所定の処理が施されたデータを復元するデータ
    再生装置であって、 所定の処理が施されたデータを復元するための復元方法
    に関する情報を保持する方法情報保持手段と、 上記方法情報保持手段に保持している上記復元方法に関
    する情報によって、上記記録媒体から取り出した所定の
    処理が施されたデータの復元が不可能な場合に、上記記
    録媒体から読み出した復元方法に関する情報に従って、
    当該記録媒体から取り出した所定の処理が施されたデー
    タを復元するデータ復元手段とを有することを特徴とす
    るデータ再生装置。
JP5063382A 1993-02-26 1993-02-26 データ記録及び/又は再生装置、データ記録及び/又は再生方法、並びにデータ記録媒体 Pending JPH06250700A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063382A JPH06250700A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 データ記録及び/又は再生装置、データ記録及び/又は再生方法、並びにデータ記録媒体
US08/178,825 US5563719A (en) 1993-02-26 1994-01-07 Data recording/replay device and data recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063382A JPH06250700A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 データ記録及び/又は再生装置、データ記録及び/又は再生方法、並びにデータ記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06250700A true JPH06250700A (ja) 1994-09-09

Family

ID=13227698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5063382A Pending JPH06250700A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 データ記録及び/又は再生装置、データ記録及び/又は再生方法、並びにデータ記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5563719A (ja)
JP (1) JPH06250700A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002543476A (ja) * 1999-04-30 2002-12-17 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 多フォーマットのパーソナル・ディジタル・オーディオ・プレーヤ
US7103431B1 (en) 1999-08-25 2006-09-05 Sanyo Electric Co., Ltd. Audio player

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3994014A (en) * 1975-12-10 1976-11-23 Corning Glass Works Circuit for rewriting blocks of phase encoded data
JPH0719330B2 (ja) * 1985-12-18 1995-03-06 松下電器産業株式会社 映像信号記録再生装置
JPS62298280A (ja) * 1986-06-18 1987-12-25 Ricoh Co Ltd 画像符号化方法
JP2778169B2 (ja) * 1989-12-30 1998-07-23 ソニー株式会社 デイジタル信号処理回路
US5247591A (en) * 1990-10-10 1993-09-21 Interfax, Inc. Method and apparatus for the primary and secondary routing of fax mesages using hand printed characters
JPH05161022A (ja) * 1991-06-21 1993-06-25 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002543476A (ja) * 1999-04-30 2002-12-17 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 多フォーマットのパーソナル・ディジタル・オーディオ・プレーヤ
US7103431B1 (en) 1999-08-25 2006-09-05 Sanyo Electric Co., Ltd. Audio player

Also Published As

Publication number Publication date
US5563719A (en) 1996-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970002860A (ko) Cd 플레이어 및 이것에 이용하는 cd-rom 디코더
JP4372829B2 (ja) 映像音声再生装置
WO2006018933A1 (ja) 映像再生装置および方法、記録媒体、映像再生プログラム
JP2005346747A (ja) 情報再生装置
KR20010069858A (ko) 멀티미디어 파일 재생 시스템 및 방법
JP2001210007A (ja) 記録装置および記録再生装置
JPH06250700A (ja) データ記録及び/又は再生装置、データ記録及び/又は再生方法、並びにデータ記録媒体
JP2004093729A (ja) 音楽データの記録装置及び再生装置
JP4230346B2 (ja) 車載ミュージックサーバ回路および車載情報端末
US20040025012A1 (en) System for processing coded content and associated decoding instructions on a removable storage medium
JP2001092602A (ja) 情報再生システム
JP5141425B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理プログラム
JP3874021B2 (ja) 記録装置
JP3887890B2 (ja) 映像信号再生方法および映像信号再生装置
JP3796749B2 (ja) マルチ再生装置
JP2005317107A (ja) データ処理プログラム
JPS59214389A (ja) ビデオフオ−マツト信号の記録再生方式
KR100785206B1 (ko) 디빅스 재생 장치에서의 자막 언어 표시 장치 및 그 방법
JP2005339746A (ja) 圧縮データファイルの付加情報読込方法およびその方法を実行するプログラム
JPH0927189A (ja) 音声情報再生方式
JPH0877729A (ja) ディスク再生装置
KR100785181B1 (ko) 동영상 플레이어와 그 데이터 포맷 변환 방법
KR20080047830A (ko) 언어추정을 통한 파일 정보 제공방법 및 이를 적용한 파일재생장치
JP2007178646A (ja) 車載用再生システム
JP2007294057A (ja) 再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020604