JP2002543476A - 多フォーマットのパーソナル・ディジタル・オーディオ・プレーヤ - Google Patents

多フォーマットのパーソナル・ディジタル・オーディオ・プレーヤ

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Abstract

(57)【要約】 MP3およびReal Networks G2のような、複数の符号化フォーマットのうち1つを使用して符号化された音声データファイルを再生するための装置と方法。本発明は、特定の符号化フォーマットを使用して符号化された音声データファイルを、ユーザによる入力に応答して符号化された音声データファイルおよび関連するデコーダファイルをディジタル信号プロセッサに転送することにより、再生することのできる携帯用の音声再生装置である。ディジタル信号プロセッサは、関連するデコーダファイルにしたがって、符号化された音声データを復号化して、再生に適するデータファイルを供給する。この音声データファイルと、それに関連するデコーダファイルの両方を転送することにより、本発明による装置のユーザは、複数の符号化フォーマットをそれぞれ使用して符号化された複数の音声データファイルを再生することができる。有利なことに、音声データファイルとデコーダファイルは、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリカードのような、ソリッドステートのデータ蓄積媒体(メディア)に貯えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (産業上の利用分野) 本発明は、ディジタル的に符号化されたデータを処理する装置と方法に関し、
特に、複数の符号化/復号化フォーマットの中から選択された1つを使用してデ
ィジタル的に符号化された音声データを処理する携帯用の装置と方法に関する。
本発明はハンドヘルド・アプリケーション(携帯用の用途)に特に有利である。
【0002】 (発明の背景) ディジタル的に符号化されたデータを再生できる携帯用のオーディオ装置が普
及しつつある。特に、ソリッドステートの記憶装置(メモリ)に貯えられた、デ
ィジタル的に符号化された音声(オーディオ)データを処理できる比較的小型の
ハンドヘルド・デバイス(携帯用装置)が普及している。このような携帯用のオ
ーディオ装置には、符号化されあるいは圧縮され、そしてオーディオ・プレーヤ
内に備えられるメモリ・チップ上に、あるいはコンパクトフラッシュ(comp
act flash;登録商標)メモリカード(memory card)のよ
うな比較的小型の着脱可能な蓄積媒体上に貯えられる、ディジタル・データを再
生する装置も含まれる。ソリッドステート・メモリをベースとする装置は、体操
などで身体を動かしているときに使用すると特に有利である。何故なら、このよ
うな装置は動いているデータ蓄積媒体(例えば、CD)に伴うスキップなどの影
響を受けないからである。
【0003】 ソリッドステート(solid state)のメモリをベースとする装置で
は、例えば、インターネットからの、または別のディジタル・オーディオ・プレ
ーヤからのデータをダウンロードすることにより、ディジタル音声データは記憶
装置にロードされる。データは通常、圧縮されて、適正なソフトウェアがロード
されているパーソナルコンピュータを介して記憶装置にロードされる。記憶装置
の中にはプレロードされた音声データも入れられる。
【0004】 データは、記憶装置(メモリ)にロードする前に圧縮され、そして選択された
符号化フォーマットに従って再生中に復元される。音声データを圧縮し復元する
ために種々の符号化フォーマットが利用できる。以下に使用される、符号化フォ
ーマット(encoding format)という用語は、圧縮されたビット
ストリームのシンタックスとセマンティックスを指定する符号化/復号化スキー
ムであって、再生するためにビットストリームを復元する方法を指定する。この
ような符号化フォーマットとして、MP3およびリアルネットワークス(Rea
l Networks)のG2があるが、これだけに限定されない。また、新し
い符号化フォーマットが開発されつつあり、将来利用できることが期待される。
【0005】 しかしながら、ディジタル的に符号化された音声データを再生する現在の携帯
用オーディオ装置の欠点は、携帯用オーディオ装置の動作を種々の符号化フォー
マットに適応するようユーザが調節できないことである。現在の携帯用オーディ
オ装置、一般に、特にハンドヘルド装置は、予め選択された符号化フォーマット
で動作するよう設計・製作されている。従って、ユーザは、必要に応じて、異な
る符号化フォーマットを選択することができない。このような制限には問題があ
る。何故なら、異なる音声データファイルが異なる符号化フォーマットで符号化
されているかも知れず、種々の音声データファイルを再生できることが望ましい
からである。例えば、個人の収集には、種々異なる符号化フォーマットで符号化
されている種々の音声データファイルが含まれていることもあり、特定のレコー
ディングは特定の符号化フォーマットでのみ使用でき、新しい符号化フォーマッ
トが出現すると、現行の符号化フォーマットは望ましくない時代後れのものとな
るかもしれない。
【0006】 従って、複数の符号化フォーマットのうちの1つを使用して符号化されたデー
タファイル、特に音声データファイル、を再生する携帯用の再生装置および方法
を提供することが望ましい。複数の符号化フォーマットのうちの1つを使用して
符号化された音声データファイルを再生するハンドヘルド再生装置を提供するこ
とが特に望ましい。
【0007】 また、付加的な処理要素を追加せずに、以前から存在している符号化フォーマ
ット、または将来導入されるかもしれない符号化フォーマットを使用して符号化
されたデータファイル、特に音声データファイル、を再生する携帯用の再生装置
および方法を提供することが望ましい。それは、現存するデータ符号化フォーマ
ットおよび将来のデータ符号化フォーマットと互換性のある携帯用のプレーバッ
ク(playback、再生)装置および方法である。
【0008】 (発明の概要) 本発明は、将来利用できる新しいフォーマットを含む、複数の符号化フォーマ
ットのうち適正なものを使用してユーザが音声データファイルを再生できる携帯
用の音声再生装置を提供することにより、現在の携帯用オーディオ・プレーヤ、
特にハンドヘルド・オーディオ・プレーヤについて上述した制限を解決するもの
である。
【0009】 本発明によれば、デコーダファイルが音声データファイルと共に記憶装置に直
接ロードされる。デコーダファイルには、特定の符号化フォーマットに従って、
選択された音声データファイルをディジタル信号プロセッサに処理させるプログ
ラムが含まれている。ユーザが特定の音声データファイルを選択すると、本発明
による携帯用オーディオ・プレーヤは、選択された音声データファイルとそれに
関連するデコーダファイルをディジタル信号プロセッサに転送し、その後、ディ
ジタル信号プロセッサは、関連するデコーダファイルに従って、選択された音声
データファイルを復号化する。このようにして、本発明の携帯用オーディオ・プ
レーヤは、複数の符号化フォーマットのうちの適正なものを使用して種々の音声
データファイルを再生することができる。
【0010】 或る態様において、本発明は携帯用の音声再生システムであり、ユーザのコマ
ンドを受信するユーザ入力手段と;ディジタル・データを受信するデータ入力手
段と;データ入力手段に着脱可能に結合されるデータ蓄積装置と;ディジタル信
号プロセッサと;ユーザ入力手段、データ入力手段およびディジタル信号プロセ
ッサに結合され、ユーザによる入力に応答して、選択された音声データファイル
とデータ蓄積装置に貯えられた関連するデコーダファイルとを識別するマイクロ
コントローラと;から成り、マイクロコントローラは、選択された音声データフ
ァイルとそれに関連するデコーダファイルをディジタル信号プロセッサに転送し
、ディジタル信号プロセッサは関連するデコーダファイルに従って、選択された
音声データファイルを復号化する。
【0011】 別の態様において、本発明は、音声(オーディオ)データファイルを携帯用音
声再生装置で再生する方法であって、音声データファイルは複数の符号化フォー
マットのうちから選択された1つに従って符号化される。この方法は、ユーザに
よる入力に応答して、選択された音声データファイルを識別するステップと;選
択された音声データファイルに関連するデコーダファイルを識別するステップと
;選択された音声データファイルとそれに関連するデコータファイルをディジタ
ル信号プロセッサに転送するステップと;ディジタル信号プロセッサにおいてデ
コーダファイルに従って、選択された音声データファイルを復号化するステップ
と;そして復号化された音声データファイルを出力装置に供給するステップと;
から成る。
【0012】 更に別の態様において、本発明は音声データをコンパクトなデータ蓄積装置に
貯える方法であって、コンパクトな記憶装置はハンドヘルド音声再生装置に着脱
可能に結合される。本発明の方法は、選択された符号化フォーマットに従って音
声データを符号化し、符号化された音声データファイルを発生するステップと;
符号化された音声データファイルをコンパクトな記憶装置内に貯えるステップと
;デコーダファイルをコンパクトな記憶装置内に貯え、選択された符号化フォー
マットに従って符号化された音声データファイルを復号化するステップと;符号
化された音声データファイルとデコーダファイルとの間の対応を表示する識別子
ファイルをコンパクトな記憶装置内に貯えるステップと;から成る。
【0013】 (発明の実施の形態) 図1に、本発明による携帯用オーディオ装置10のブロック図を示す。種々の
要素の構成と動作を以下に説明する。しかしながら、オーディオ装置10の種々
の要素の詳細は当業者によく知られているので、ここでは説明しない。オーディ
オ装置10は、種々の要素を制御し且つオーディオ装置10の総合的動作(メモ
リカード32からディジタル信号プロセッサ(Digital Signal
Processor:DSP)12へのデータの転送を含む)を制御するマイク
ロコントローラ22を備える。マイクロコントローラ22は適量のメモリ(この
場合、48KBのROM)23を含み、このメモリには、オーディオ・プレーヤ
10の動作を制御するために種々のインストラクション・セット、解読プログラ
ム、キー(key)ファイルおよびセキュリティ・コードが貯えられている。適
合するマイクロコントローラとして、NEC製作のμPC78A4036も含ま
れるが、これだけに限定されない。
【0014】 携帯用オーディオ装置10には、選択された音声データファイルの再生中に種
々の信号処理機能を実行するようプログラムされるディジタル信号プロセッサ(
Digital Signal Processor:DSP)12も含まれる
。この場合、再生中にディジタル信号プロセッサ12が実行する機能には、セキ
ュリティ・コードを使用して解読プログラムを解読すること、第1のキーを使用
する解読プログラムでデコーダファイルを解読すること、およびメモリカード3
2に関連するユニークな識別子と第2のキーを使用する解読プログラムで音声デ
ータファイルを解読すること、およびデコーダファイルを使用して音声データフ
ァイルを復号化すること、が含まれるが、これだけに限定されない。他の機能と
して、音量調整、ディジタル・サウンド・エコライザ、サンプル変換などがある
。ディジタル信号プロセッサ12はオンボード・メモリ(64KWのRAM)1
1を備え、解読プログラム、キー(key)ファイル、セキュリティ・コード(
security code)、デコーダ(decoder)ファイル、および
音声データ(audio data)ファイル、その他の必要とされるデータが
再生中にロードされる。
【0015】 デコーダファイルはディジタル信号プロセッサ12の復号化動作を制御するプ
ログラムを含み、音声データファイルは音声内容に関連するデータを含む。音声
データファイルとデコーダファイルは何れも、暗号化された形式でメモリカード
32内に貯えられる。デコーダファイルはメモリカード32からディジタル信号
プロセッサ12のRAM11に転送され、更に以下に述べるように解読される。
ディジタル信号プロセッサ12として、テキサス州ダラスのテキサス インスツ
ルメント社(Texas Instruments,Inc.)製作のTMS3
20NC5410があるが、これだけに限定されない。
【0016】 選択された音声データファイルが復号化されると、ディジタル信号プロセッサ
12は復号化されたデータストリームをディジタル/アナログ変換器14に供給
する。D/A変換器14はディジタル信号プロセッサ12のディジタル出力をア
ナログ信号に変換し、そのアナログ信号をヘッドフォン増幅器16に供給する。
これらのアナログ信号は、オーディオ・プレーヤ10のハウジングに配置された
出力ジャクを介してヘッドフォン18に供給される。
【0017】 この実施例では、オーディオ・プレーヤ10はメモリカード32で動作する。
メモリカード32は、ソリッドステートのデータ蓄積装置であり、ディジタル信
号プロセッサ12の復号化動作を制御するために、符号化された音声データファ
イルおよびデコーダファイルなどの種々のデータファイルを貯えるために使用す
ることができる。メモリカード32はメモリカード・ポート38を介してオーデ
ィオ・プレーヤ10に着脱可能に結合され、多量のデータをデータ・バス33を
通ってメモリカード32からオーディオ・プレーヤ10に容易に転送できる。ソ
リッドステートのメモリカード32の性質により、多量のデータを、精密な可動
部分を必要とする媒体(例えば、CD)に伴うスキップおよび他の類似の欠点な
しに、オーディオ・プレーヤに転送することができる。適合するメモリカードと
してコンパクトフラッシュ協会(Compact Flash Associa
tion:CFA)標準のCompactFlash(登録商標)タイプ1およ
びタイプ2があるが、これに限定されない。また、ニューヨーク州アーモンクの
IBM社製作のマイクロドライブ(Microdrive;登録商標)のような
、ハード・ドライブ型のメディア(媒体)を使用することもできる。
【0018】 本発明を使用し、幾つかのデコーダファイルおよび比較的多量の音声データを
、現在入手できるフラッユ(flash)メモリカードに貯えることができる。
例えば、64MBのコンパクトフラッシュ(登録商標)カードで、128Kbp
sのMP3ビット・レートで音声データが約68分間供給される。この場合、デ
コーダのプログラムについて、約60−70KB必要とされ、毎分の音楽出力に
ついて、1MB必要とされる。
【0019】 音声データファイルおよび関連するデコーダファイルは、PCその他類似の装
置を使用して、音楽管理(music management)ソフトウェアが
ロードされているメモリカード32にロードされる。音楽管理ソフトウェアは関
連するデコーダファイルと共に、希望する音声データファイルをメモリカード3
2にロードするよう設計されている。音楽管理ソフトウェアはこの技術分野で知
られているプログラミング方法を使用して実行される。あるいは、必要とされる
データが、別のソースを介して、例えばインターネットまたは別のプレーヤを介
して、ダウンロードされる。ダウンロードされたデータの中には、希望する音声
データファイルおよびそれに関連するデコーダファイルが含まれる。
【0020】 キーボード26はオーディオ・プレーヤ10のハウジングに配列された複数の
キーから成り、これにより、ユーザは特定の音声データファイルを再生用に選択
し、且つ再生(プレイバック)の設定を制御することができる。LCD(Liqu
id Crystal Display)ディスプレイ・モジュール20はマイ
クロコントローラ22に結合され、メモリカード32で得られる選択のリストお
よびオーディオ・プレーヤ10に関するステータス情報を提供する。
【0021】 図2Aと図2Bは、オーディオ・プレーヤ10のハウジングに配置されたディ
スプレイおよびボタンを例示する。図2Aに示すように、オーディオ・プレーヤ
10は、メモリカード32に貯えられた音声データファイルおよびオーディオ・
プレーヤ10に関連する種々のステータス情報を表示するディスプレイ21を備
えている。PLAYボタン46により、ユーザは選択したデータファイルの再生
を開始することができる。STOP・OFFボタン42により、再生を停止しオ
ーディオ・プレーヤ10を「オフ」にすることができる。SKIP/FOR.ボ
タン44とSKIP/REV.ボタン43により、ディスプレイ21に表示され
る異なる音声データファイルをスクロールすることができる。MODEボタン4
5により、ユーザは特定の再生モード(例えば、ノーマル、リピート、プレイバ
ック、シャッフル)にすることができる。DSPボタン40により、ユーザは複
数のDSPモード(フラット、低音、ブースト、ロック、ポップ、ジャズ、EQ
)を選択することができる。図2Bはメモリカード32が挿入されているメモリ
カード・ポート38と、メモリカード32をメモリカード・ポート38から取り
出すためのイジェクタ・レバー47を示す。
【0022】 メモリカード32をオーディオ・プレーヤ10のメモリカード・ポート38に
挿入後、そして再生を開始する前に、マイクロコントローラ22は、メモリカー
ド32、特にその中に貯えられたコンフィギュレーション・ファイル(Conf
iguration file)、を読み取り、メモリカード32上に貯えられ
た音声データファイルオおよび関連する符号化フォーマットを識別して表示する
。ユーザが、特定の音声データファイルを再生のために選択すると、マイクロコ
ントローラ22は選択された音声データファイルおよび適正なデコーダファイル
をディジタル信号プロセッサ(Digital Signal Process
or:DSP)12のRAM11の中にロードし、DSP12はその音声データ
とデコーダファイルを解読し、そのデコーダファイルを使用して、選択された音
声データファイルを復号化する。従って、メモリカード32上のデコーダファイ
ルにより、オーディオ・プレーヤ10は、メモリカード32上に貯えられた音声
データファイルに関連する種々の符号化フォーマットを処理することができるよ
うになる。実際、ユーザがメモリカード32に貯えられた特定の音声データファ
イルを選択すると、メモリカード32に貯えられたデコーダファイルにより、携
帯用のオーディオ・プレーヤ10は、必要に応じて、ソフトウェアがグレードア
ップされる。オーディオ・プレーヤ10を使用してメモリカード32から選択さ
れた音声データファイルの処理に関連するステップは図3と図4のフローチャー
トに示されており、以下に説明される。
【0023】 図3と図4は、本発明による、選択された音声データファイルを処理するステ
ップを例示する。ステップ100で、パワーアップされる(電源が入れられる)と
、ステップ102で、オーディオ・プレーヤ10のマイクロコントローラ22は
フラッシュカード・ポート38内にメモリカード32が存在するか否かを調べる
。フラッシュカード・ポート38内にメモリカード32が検出されなければ、ス
テップ104で、オーディオ・プレーヤ10はパワーダウンする(電源が切られ
る)。メモリカード32が検出されると、ステップ106で、オーディオ・プレ
ーヤ10はメモリカード32の電源をオンにする。
【0024】 ステップ108で、マイクロコントローラ22はそのROM23に貯えられた
解読プログラムをDSP12のRAM11に転送する。ステップ110で、マイ
クロコントローラ22は、診断コマンドを発生し、それにより、メモリカード3
2は一組の自己診断を実行する。ステップ112で、メモリカード32が故障状
態にあると判定されると、ステップ114で、マイクロコントローラはエラー状
態の存在を表示し、メモリカード32をパワーダウンする(電源を切る)。
【0025】 メモリカードが満足な状態にあると判定されると、マイクロコントローラ22
はメモリカード32内に埋め込まれたユニークなID番号を読み取る。ステップ
116で、マイクロコントローラ22は、メモリカード32のユニークなID番
号、およびマイクロコントローラのROM23に貯えられたセキュリティ・コー
ドとプライベート・キー(key)ファイルをDSP12のRAM11に転送す
る。この転送に続いてステップ118で、DSP12は、セキュリティ・コード
を使用して解読プログラムを解読する。以下に述べるような後続の解読の間に使
用されるキーファイルから、希望するキーが貯えられているDSP12のRAM
11の記憶場所を指定するポインタを使用して、解読プログラムは特定のキーを
指定する。
【0026】 ステップ120で、マイクロコントローラ22はメモリカード32内にコンフ
ィギュレーション・ファイルが存在するかどうかを確かめる。ステップ122で
、コンフィギュレーション・ファイルが見つからなければ、マイクロコントロー
ラ22はディスプレイ21上にエラー表示を行い、メモリカード32をパワーダ
ウンする(電源を切る)。ステップ124で、もしコンフギュレーション・ファ
イルが存在すれば、マイクロコントローラ22はそのコンフギュレーション・フ
ァイルを読み取り、メモリカード32に貯えられたデータファイルについてサポ
ートする必要のある種々のファイル・フォーマットを識別する。コンフギュレー
ション・ファイルには、メモリカード32内に貯えられた特定のデコーダファイ
ルと音声データファイルの拡張(extension)を均等化(equate
)する情報も含まれる。ステップ126で、マイクロコントローラ22は、メモ
リカード32に貯えられたファイル属性表を読み取り、メモリカード32内に貯
えられたファイル/フォルダをディスプレイ21に表示させる。この時点で、ユ
ーザは、表示された音声データファイルまたは音楽トラックの中から希望する1
つを再生(プレイバック)用に選択する。
【0027】 ステップ128で音声データファイルが再生用に選択されると、マイクロコン
トローラ22とDSP12は、音声再生を行うために、同時発生のステップを含
む幾つかのステップを実行する。最初に、ステップ130で、マイクロコントロ
ーラ22は対応するデコーダファイルを識別し、それをメモリカード32からD
SP12のRAM11に転送する。例えば、もしユーザがMP3デコーダファイ
ルを選択すると、マイクロコントローラ22はそのMP3デコーダファイルをメ
モリカード32からDSP12のRAM11に転送する。この時点で、MP3デ
コーダファイルは暗号化されており、MP3デコーダファイルは、DSP12の
復号化動作の制御に使用することができるようになる前に、解読されなければな
らない。ステップ118で解読された解読プログラムおよびその解読プログラム
で指定されたキーファイル内の第1のキーを使用して、DSP12は、ステップ
131で、DSP12のRAM11内にロードされたデコーダファイルを解読す
る。
【0028】 ステップ134で、マイクロコントローラ22は選択された音声データファイ
ルをメモリカード32からDSP12に流し始める。ステップ132で、DSP
12は解読プログラムを使用して、流れている音声データファイルを解読する。
音声データファイルの解読に関して付加的なセキュリティ・レイヤ(secur
ity layer)が以下のように設けられる。解読プログラムで指定される
プライベート・キーファイルからの第2のキーおよびメモリカード32のユニー
クなID番号がファイナル(最終)キーを発生するために使用され、ファイナルキ
ーは、音声データファイルを解読するために解読プログラムで使用される。
【0029】 音声データファイルがメモリカード32内に貯えられているとき、音声データ
ファイルを暗号化するために、音楽管理ソフトウェアはメモリカード32のユニ
ークなID番号を使用するように設計されている。このようにして、ファイナル
キー発生のためにメモリカード32のユニークなID番号を使用することにより
、別のメモリカードからコピーされた音声データファイルをオーディオ・プレー
ヤがプレイ(再生)できないようにする。ステップ133で、DSP12は、解読
されたデコーダファイルを使用して、適正な符号化フォーマットに従って、解読
された音声データファイルを復号化する。復号化された音声データはD/A変換
器14とヘッドフォン・アンプ16に供給され、再生される。
【0030】 ステップ136で、選択された音声データファイル内のデータがすべてDSP
12のRAM11に転送されているかどうかを確認する。もしすべてのデータが
転送されていなければ、マイクロコントローラ22は、データをメモリカード3
2からDSP12のRAM11に流し続ける。データの転送が完了する(ステッ
プ136で確認される)と、マイクロコントローラ22は、ステップ140で、
次の音声データファイルが、前の音声データファイルと同じフォーマットで符号
化されているかどうか確認する。もし次の音声データファイルの符号化フォーマ
ットが前の符号化フォーマットと同じものであれば、マイクロコントローラ22
はステップ134に戻り、次の音声データファイルからデータを流し始める。こ
のデータはその後、前と同様にステップ132と133で解読され復号化される
【0031】 次の音声データファイルの符号化フォーマットが前の音声データファイルの符
号化フォーマットと異なれば、マイクロコントローラ22はステップ130に戻
る。この場合、次の音声データファイルに関連する新しいデコーダファイルがD
SP12のRAM11に転送されて、デコーダファイルを解読するステップ、音
声データファイルを流すステップ、データファイルを解読するステップ、そして
新しくロードされたデコーダファイルを使用してデータファイルを復号化するス
テップが、繰り返される。このようにして、選択された符号化フォーマットに関
連するデコーダファイルが利用でき且つDSP12のRAM11にダウンロード
できる限り、オーディオ・プレーヤ10は、複数の符号化フォーマットのうちの
1つを使用して符号化された音声データファイルを再生することができる。この
実施例では、必要なデコーダファイルは、音声データファイルと共にメモリカー
ド32内に貯えられる。このようにして、メモリカード32内の音声データファ
イルと共に貯えられているデコーダファイルを介してDSP12のソフトウェア
を更新することにより、異なる符号化フォーマットを再生するようにオーディオ
・プレーヤ10を更新することができる。従って、オーディオプレーヤ10は、
将来利用できるようになる符号化フォーマットなどの種々の符号化フォーマット
を使用して符号化されたデータファイルを再生することができる。
【0032】 本発明では、音楽管理(music management)ソフトウェアを
使用して、音声データファイルがメモリカード32にロードされる。音楽管理ソ
フトウェアは、選択された符号化フォーマット(例えば、MP3)に従って音声
データファイルを符号化し、符号化されたデータファイルを暗号化し、この符号
化され暗号化されたデータファイルを貯える。選択されたキー(key)を使用
して暗号化されたファイルを発生し、それからその選択されたキーを使用してそ
の暗号化されたファイルを解読するために、当業者に知られている種々の暗号化
方法および解読方法が使用される。本発明では、デコーダファイルは第1のキー
を使用して暗号化され、音声データファイルは、メモリカード32上のユニーク
な識別子を使用して発生される別のキーを使用して暗号化される。音楽管理ソフ
トウェアは、暗号化された音声データファイルおよび暗号化された適正なデコー
ダファイルをメモリカード32に貯える。また、音楽管理ソフトウェアは、コン
フィギュレーション・ファイルおよびファイル属性表を発生し、それを必要に応
じて変更して、メモリカード32に貯えられている種々のデータファイルおよび
デコーダファイルに関する情報を提供する。このコンフィギュレーション・ファ
イルとファイル属性表を使用して、オーディオ・プレーヤ10は各コンテント(
content;内容)ファイルについて正確なフォーマットを決定し、利用で
きるファイルをディスプレイ21に表示し、そしてユーザの選択に応答して各コ
ンテントファイルについて適正なデコーダファイルをダウンロードする。
【0033】 図5はDSP12のRAM11に関連するメモリ・マップであり、DSP12
のRAM11に転送される種々のデータファイルおよびそれらの間の相互作用を
示している。最初に、メモリカード32に関連するユニークなID番号がメモリ
部49に貯えられる。マイクロコントローラのROM23に貯えられるセキュリ
ティ・コードとプライベート・キーファイルは、DSP12のRAM11に転送
され、それぞれのメモリ部50と51に貯えられる。また、解読プログラムがマ
イクロコントローラのROM23からメモリ部52に読み込まれる。選択された
音声データファイルに関連するデコーダファイルはメモリ部54に貯えられ、そ
の音声データファイルはメモリ部56に貯えられる。種々のデータ・ブロックの
転送、およびDSP12のRAM11内でのデータ・ブロックの実際の配置は、
当業者に知られているプログラミング技術のうちの1つを使用して、希望通りに
プログラムされることが理解できる。
【0034】 上述のように、ブロック50内のセキュリティ・コードは、ブロック52内の
解読プログラムを解読するのに使用される。この解読プログラムは、ブロック5
4内のデコーダファイルおよびブロック56内の音声データファイルを解読する
のに使用される。この解読プログラムには、デコーダファイルの解読中に使用さ
れる第1のキーを指定するポインタが含まれる。また、解読プログラムで指定さ
れる第2のキーおよびブロック49内のメモリカード32のユニークなID番号
を使用して、ファイナル(最終)キーを発生し、ファイナルキーは選択された音声
データファイルを解読するために解読プログラムで使用される。デコーダファイ
ルは次に、解読された音声データファイルを復号化するのに使用される。プライ
ベート・キーファイルが貯えられている記憶場所のポインタを変更することによ
り、あるいはプライベート・キーファイルが貯えられている記憶場所を変更する
ことにより、プライベート・キーファイル内で異なるキーが選択されることが理
解できる。
【0035】 本発明は例示的な実施例に関して説明されてきたが、本発明の本質からはずれ
ることなく、ここに開示された実施例に変形と変更がなされることは当業者に明
白であろう。例えば、本発明はオーディオ・プレーヤ10に着脱可能に結合され
るメモリカードに関して説明されているが、本発明はオーディオ・プレーヤ10
の内部に固定して配置されるメモリ・チップを使用して実施することもでき、こ
の場合、デコーダのプログラムおよび音声データファイルは、音楽管理ソフトウ
ェアにより、固定されたメモリ・チップにロードされる。また、適正なデコーダ
のプログラムおよび音声データファイルをロードする本発明の特徴は、従来から
知られている幾つかのプログラミング方法の1つを使用して、または幾つかのプ
ログラミング方法を組み合わせて、音楽管理ソフトウェアで実施することもでき
る。また、上述した説明はオーディオ(音声)データ・プレーヤに関してなされ
ているが、本発明はあらゆる携帯用のデータ処理装置、例えば、ビデオ表示装置
にも拡張することができ、その場合、データは複数のデータ符号化フォーマット
の1つを使用して符号化される。また、音声データファイルおよびデコーダファ
イルは磁気的または光学的な媒体に貯えられそこから読み出される。従って、本
発明は特許請求の範囲に記載される全ての変更をカバーすることが理解できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による携帯用のオーディオ装置のブロック図である。
【図2A】 本発明によるハンドヘルド(携帯用)オーディオ装置を例示する。
【図2B】 本発明によるハンドヘルド・オーディオ装置を例示する。
【図3】 本発明による携帯用オーディオ装置を使用して音声トラックを再生するステッ
プを例示するフローチャートである。
【図4】 本発明による携帯用オーディオ装置を使用して音声トラックを再生するステッ
プを例示するフローチャードである。
【図5】 ディジタル信号プロセッサ(DSP)12の中にロードされ且つDSP12内
で処理される種々のデータ・ブロックを例示するメモリ・マップである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月28日(2001.5.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 シクサトカ,テイボー アメリカ合衆国 インデイアナ州 フイツ シヤーズ エラー・ロード 11595 (72)発明者 デイツク,ロバート ジエームズ シニア アメリカ合衆国 インデイアナ州 カーメ ル フアースト・アベニユー・ノースイー スト 105 Fターム(参考) 5B058 CA01 KA02 KA04 KA08 YA16 5B082 EA07 GA00 5D044 AB05 CC08 DE43 DE49 GK08 GK12 5D045 DB01 DB02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用の音声(オーディオ)再生装置において、複数の符号
    化フォーマット(encoding format)の中から選択された1つに
    従って符号化される音声データファイル(audio data file)を
    再生する方法であって、 ユーザによる入力に応答して、選択された音声データファイルを識別するステ
    ップと、 選択された音声データファイルに従ってデコーダ(decoder)ファイル
    を識別するステップと、 選択された音声データファイルおよび関連するデコーダファイルをディジタル
    信号プロセッサ(処理装置)に転送するステップと、 ディジタル信号プロセッサ内でデコーダファイルに従って、選択された音声デ
    ータファイルを復号化するステップと、 復号化された音声データファイルを出力装置に供給するステップと、から成る
    前記方法。
  2. 【請求項2】 複数の音声データファイルの各々を複数のデコーダファイル
    の特定の1つに関連づけるコンフィギュレーション・ファイルを読み取るステッ
    プをさらに含み、デコーダファイルを識別すステップで、コンフィギュレーショ
    ン・ファイルを使用してデコーダファイルを識別する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 転送するステップで、選択された音声データファイルをコン
    パクトなデータ蓄積装置からディジタル信号プロセッサに転送する、請求項1記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 コンパクトなデータ蓄積装置がソリッドステートのデータ蓄
    積装置である、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 コンパクトなデータ蓄積装置が、携帯用の音声再生装置に着
    脱可能に結合されるソリッドステートのデータ蓄積装置である、請求項3記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 ハンドヘルド(携帯用)音声再生装置に着脱可能に結合される
    コンパクトなデータ蓄積装置に音声データを貯える方法であって、 選択された符号化フォーマットに従って音声データを符号化し、符号化された
    音声データファイルを発生するステップと、 符号化された音声データファイルをコンパクトな記憶装置(メモリ)に貯える
    ステップと、 デコーダファイルをコンパクトな記憶装置に貯え、選択された符号化フォーマ
    ットに従って符号化された音声データファイルを復号化するステップと、 符号化された音声データファイルとデコーダファイルとの間の対応を表示する
    識別子ファイルをコンパクトな記憶装置に貯えるステップと、から成る前記方法
  7. 【請求項7】 複数の符号化フォーマットから選択された1つに従って音声
    データファイルを再生する携帯用の音声再生装置であって、 ユーザのコマンドを受信するユーザ入力手段と、 ディジタル・データを受信するデータ入力手段と、 ディジタル信号プロセッサと、 ユーザ入力手段、データ入力手段、出力手段およびディジタル信号プロセッサ
    に結合され、ユーザの選択した音声データファイルおよびユーザの選択した音声
    データファイルに関連するデコーダファイルを識別し、ユーザの選択した音声デ
    ータファイルおよび関連するデコーダファイルをユーザによる選択に応答してデ
    ィジタル信号プロセッサに転送するマイクロコントローラと、から成り、ディジ
    タル信号プロセッサはユーザの選択した音声データファイルを関連するデコーダ
    ファイルに従って復号化する、前記携帯用音声再生装置。
  8. 【請求項8】 マイクロコントローラに結合される、ソリッドステートのデ
    ータ蓄積装置をさらに含み、ユーザの選択した音声データファイルおよび関連す
    るデコーダファイルは前記ソリッドステートのデータ蓄積装置に貯えられる、請
    求項7記載の携帯用音声再生装置。
  9. 【請求項9】 ユーザのコマンドを受信する、ユーザ入力手段と、 ディジタル・データを受信するデータ入力手段と、 データ入力手段に着脱可能に結合されるデータ蓄積装置と、 ディジタル信号プロセッサと、 ユーザ入力手段、データ入力手段、およびディジタル信号プロセッサに結合さ
    れ、選択された音声データファイルおよびデータ蓄積装置に貯えられた関連する
    デコーダファイルをユーザによる入力に応答して識別し、選択された音声データ
    ファイルおよび関連するデコーダファイルをディジタル信号プロセッサに転送す
    るマイクロコントローラと、から成り、ディジタル信号プロセッサは選択された
    音声データファイルを関連するデコーダファイルに従って復号化する、携帯用の
    音声再生システム。
  10. 【請求項10】 データ蓄積装置がソリッドステートのデータ蓄積装置から
    成る、請求項9記載のシステム。
  11. 【請求項11】 データ蓄積装置がコンパクトフラッシュ(登録商標)メモ
    リカードである、請求項10記載のシステム。
  12. 【請求項12】 データ蓄積装置がコンフィギュレーション・ファイルを備
    え、複数の貯えられた音声データファイルおよび前記複数の貯えられた音声デー
    タファイルの各々に関連するデコーダファイルを識別する、請求項10記載のシ
    ステム。
  13. 【請求項13】 ハンドヘルド音声再生装置に結合されて、ディジタル・デ
    ータを貯えるコンパクトな記憶装置(メモリ)であって、 複数のメモリ・セルから成り、該メモリ・セルの中に、 コンパクトな記憶装置に関連するユニークな識別子と、 複数の符号化フォーマットから選択された1つに従って符号化された音声
    データを有する音声データファイルと、 複数の符号化フォーマットから選択された1つに関連し、ディジタル信号
    プロセッサに転送されて、複数の符号化フォーマットから選択された1つに従っ
    て音声データファイルをディジタル信号プロセッセに復号化させる、デコーダフ
    ァイルと、 音声データファイルと、関連するデコーダファイルとの間の対応を識別す
    る識別子データファイルと、が貯えられる、前記コンパクトな記憶装置。
  14. 【請求項14】 記憶装置をハンドヘルド音声再生装置に着脱可能に結合さ
    せるコネクタを更に含む、請求項13記載の記憶装置。
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