JPH0625048A - 高純度ビスフエノールaの製造方法 - Google Patents
高純度ビスフエノールaの製造方法Info
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- JPH0625048A JPH0625048A JP5120436A JP12043693A JPH0625048A JP H0625048 A JPH0625048 A JP H0625048A JP 5120436 A JP5120436 A JP 5120436A JP 12043693 A JP12043693 A JP 12043693A JP H0625048 A JPH0625048 A JP H0625048A
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- Japan
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- phenol
- bisphenol
- adduct
- obtd
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C37/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
- C07C37/68—Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation
- C07C37/70—Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation by physical treatment
- C07C37/84—Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation by physical treatment by crystallisation
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 酸性触媒の存在下フェノールとアセトンから
公知方法で製造したビスフェノールの得られる反応溶液
を用い、この反応溶液を、ビスフェノールとフェノール
との1:1付加体の形態で該ビスフェノールが結晶化す
るまで冷却し、この付加体を分離すると同時に、除去し
たフェノール母液をこの工程に戻し、そしてその分離し
た付加体にフェノールを、全フェノール含有量が少なく
とも40重量%になるような量で加え、この得られる混
合物を、任意に不活性ガス雰囲気中で、分別溶融結晶化
することにより、高度に精製し、そして最後に、この得
られる付加体を蒸留することで、高純度のビスフェノー
ルAとフェノールに分離し、このフェノールをこの工程
に戻す、ことを特徴とする、高純度ビスフェノールAの
製造方法。 【効果】 本発明の方法は、ビスフェノールAを99.
9重量%以上の純度で与える。
公知方法で製造したビスフェノールの得られる反応溶液
を用い、この反応溶液を、ビスフェノールとフェノール
との1:1付加体の形態で該ビスフェノールが結晶化す
るまで冷却し、この付加体を分離すると同時に、除去し
たフェノール母液をこの工程に戻し、そしてその分離し
た付加体にフェノールを、全フェノール含有量が少なく
とも40重量%になるような量で加え、この得られる混
合物を、任意に不活性ガス雰囲気中で、分別溶融結晶化
することにより、高度に精製し、そして最後に、この得
られる付加体を蒸留することで、高純度のビスフェノー
ルAとフェノールに分離し、このフェノールをこの工程
に戻す、ことを特徴とする、高純度ビスフェノールAの
製造方法。 【効果】 本発明の方法は、ビスフェノールAを99.
9重量%以上の純度で与える。
Description
【0001】本発明は、酸性触媒存在下でアセトンとフ
ェノールから高純度のビスフェノールAを製造するため
の特別な方法に関する。
ェノールから高純度のビスフェノールAを製造するため
の特別な方法に関する。
【0002】酸性触媒存在下でフェノールとアセトンか
ら高純度のビスフェノールAを製造する方法は公知であ
る。例えば、過剰のフェノールを留出させた後、この残
存している粗ビスフェノールをトルエンなどの有機溶媒
から再結晶することでこれを精製することができる。ビ
スフェノールA/フェノールの付加体をその反応混合物
から晶析することも可能であり、そこに存在しているフ
ェノールを蒸留で除去し、そして残存しているビスフェ
ノールを、上述した如く再結晶することも可能である。
このような方法は、外部溶媒を用いる必要があると共に
それらを処理する必要があると言った欠点を有してい
る。
ら高純度のビスフェノールAを製造する方法は公知であ
る。例えば、過剰のフェノールを留出させた後、この残
存している粗ビスフェノールをトルエンなどの有機溶媒
から再結晶することでこれを精製することができる。ビ
スフェノールA/フェノールの付加体をその反応混合物
から晶析することも可能であり、そこに存在しているフ
ェノールを蒸留で除去し、そして残存しているビスフェ
ノールを、上述した如く再結晶することも可能である。
このような方法は、外部溶媒を用いる必要があると共に
それらを処理する必要があると言った欠点を有してい
る。
【0003】更に、該反応混合物から蒸留で該フェノー
ルの大部分を除去した後、このようにして得られるとこ
ろの、フェノールを10%未満、好適には3%未満含ん
でいる粗ビスフェノールを、例えばRittnerおよびStein
er著、Chem.-Ing.-Techn. 57(1985)、 91またはWellingh
offおよびWintermantel著、Chem.-Ing.-Techn. 63 (199
1)、881に記述されている種類の動的流下液膜式晶析装
置(falling-film crystallizer)を用いた分別溶融結
晶化で精製することにより、高純度のビスフェノールA
を製造することが可能なことも公知である。この方法
は、非常に多量のフェノールを最初に蒸留で除去する必
要があり、その結果としてコスト高をもたらすと共に、
このビスフェノールAと第二生成物が熱に益々長く暴露
される、と言った欠点を有している。他方、この得られ
る粗ビスフェノールは、一般に、非常に純度が低く、こ
れは引き続いて、必要とされる高純度が達成されるまで
多数段階に渡る溶融結晶化を行うことを必要としてい
る。
ルの大部分を除去した後、このようにして得られるとこ
ろの、フェノールを10%未満、好適には3%未満含ん
でいる粗ビスフェノールを、例えばRittnerおよびStein
er著、Chem.-Ing.-Techn. 57(1985)、 91またはWellingh
offおよびWintermantel著、Chem.-Ing.-Techn. 63 (199
1)、881に記述されている種類の動的流下液膜式晶析装
置(falling-film crystallizer)を用いた分別溶融結
晶化で精製することにより、高純度のビスフェノールA
を製造することが可能なことも公知である。この方法
は、非常に多量のフェノールを最初に蒸留で除去する必
要があり、その結果としてコスト高をもたらすと共に、
このビスフェノールAと第二生成物が熱に益々長く暴露
される、と言った欠点を有している。他方、この得られ
る粗ビスフェノールは、一般に、非常に純度が低く、こ
れは引き続いて、必要とされる高純度が達成されるまで
多数段階に渡る溶融結晶化を行うことを必要としてい
る。
【0004】上述した如何なる欠点も有していない、高
純度のビスフェノールAを製造するための新規な方法を
ここに見い出した。
純度のビスフェノールAを製造するための新規な方法を
ここに見い出した。
【0005】従って、本発明は、酸性触媒の存在下フェ
ノールとアセトンから公知方法で製造したビスフェノー
ルの得られる反応溶液を用い、この反応溶液を、ビスフ
ェノールとフェノールとの1:1付加体の形態で該ビス
フェノールが結晶化するまで冷却し、この付加体を分離
すると同時に、除去したフェノール母液をこの工程に戻
し、そしてその分離した付加体にフェノールを、全フェ
ノール含有量が少なくとも40重量%になるような量で
加え、この得られる混合物を、分別溶融結晶化で高度に
精製し、そして最後に、この得られる付加体を蒸留する
ことで、高純度のビスフェノールA(>99重量%)と
フェノールに分離し、このフェノールをこの工程に戻
す、ことを特徴とする、高純度ビスフェノールAの製造
方法に関する。
ノールとアセトンから公知方法で製造したビスフェノー
ルの得られる反応溶液を用い、この反応溶液を、ビスフ
ェノールとフェノールとの1:1付加体の形態で該ビス
フェノールが結晶化するまで冷却し、この付加体を分離
すると同時に、除去したフェノール母液をこの工程に戻
し、そしてその分離した付加体にフェノールを、全フェ
ノール含有量が少なくとも40重量%になるような量で
加え、この得られる混合物を、分別溶融結晶化で高度に
精製し、そして最後に、この得られる付加体を蒸留する
ことで、高純度のビスフェノールA(>99重量%)と
フェノールに分離し、このフェノールをこの工程に戻
す、ことを特徴とする、高純度ビスフェノールAの製造
方法に関する。
【0006】本発明に従う方法は、ビスフェノールAを
99.9重量%以上の純度で与える。これは下記の特別
な利点を有している:過剰フェノールの大部分を濾過で
除去することが可能であり、そして残存するフェノール
は、蒸留すべきビスフェノール1モルにつき1モルのみ
である。更に、本発明に従う方法で用いる開始材料は、
p,p−ビスフェノール含有量が少なくとも99.0重
量%の、高度に前精製された材料であり、その結果とし
て、該溶融結晶化段階に伴う段階数が大きく減少する。
最後に、この熱に不安定な材料の溶融結晶化工程を、該
ビスフェノールA/フェノール付加体が有する比較的低
い溶融温度(フェノール無しのビスフェノール結晶化の
場合の160から170℃に対して100から120
℃)で行うことが可能である。
99.9重量%以上の純度で与える。これは下記の特別
な利点を有している:過剰フェノールの大部分を濾過で
除去することが可能であり、そして残存するフェノール
は、蒸留すべきビスフェノール1モルにつき1モルのみ
である。更に、本発明に従う方法で用いる開始材料は、
p,p−ビスフェノール含有量が少なくとも99.0重
量%の、高度に前精製された材料であり、その結果とし
て、該溶融結晶化段階に伴う段階数が大きく減少する。
最後に、この熱に不安定な材料の溶融結晶化工程を、該
ビスフェノールA/フェノール付加体が有する比較的低
い溶融温度(フェノール無しのビスフェノール結晶化の
場合の160から170℃に対して100から120
℃)で行うことが可能である。
【0007】この溶融結晶化は、例えば商業的に入手可
能な流下液膜式晶析装置中で行われ得る。
能な流下液膜式晶析装置中で行われ得る。
【0008】本発明に従う方法は、任意に不活性ガス雰
囲気(例えば、窒素、希ガスなど)中で行われ得る。
囲気(例えば、窒素、希ガスなど)中で行われ得る。
【0009】
【実施例】触媒としての酸性イオン交換体上でアセトン
と過剰のフェノールとを反応させることによる公知の方
法で、粗ビスフェノールの溶液(o,p−ビスフェノー
ル、インダン類、クロマン類およびトリスフェノール類
などの如き第二生成物を含んでいるp,p−ビスフェノ
ール)を製造する。この反応溶液を、冷却用晶析装置の
中で45℃に冷却し、既に比較的純粋なp,p−ビスフ
ェノールとフェノールの1:1付加体を結晶化させる。
この結晶化する付加体を濾別し、フェノールで洗浄した
後、この濾液を集めてこの反応に再利用した。
と過剰のフェノールとを反応させることによる公知の方
法で、粗ビスフェノールの溶液(o,p−ビスフェノー
ル、インダン類、クロマン類およびトリスフェノール類
などの如き第二生成物を含んでいるp,p−ビスフェノ
ール)を製造する。この反応溶液を、冷却用晶析装置の
中で45℃に冷却し、既に比較的純粋なp,p−ビスフ
ェノールとフェノールの1:1付加体を結晶化させる。
この結晶化する付加体を濾別し、フェノールで洗浄した
後、この濾液を集めてこの反応に再利用した。
【0010】濾別した付加体は、62重量%のビスフェ
ノールと38重量%のフェノールから成っており(p,
p−ビスフェノール含有量99.70重量%)、そして
下記の第二生成物を含んでいた: o,p−ビスフェノール 1390ppm インダン類 40ppm クロマン類 300ppm トリスフェノールI 200ppm トリスフェノールII 800ppm 未知物 270ppm。
ノールと38重量%のフェノールから成っており(p,
p−ビスフェノール含有量99.70重量%)、そして
下記の第二生成物を含んでいた: o,p−ビスフェノール 1390ppm インダン類 40ppm クロマン類 300ppm トリスフェノールI 200ppm トリスフェノールII 800ppm 未知物 270ppm。
【0011】44.2重量%のフェノールと55.8重
量%のビスフェノールとから成る混合物が生じるような
量で、上記付加体にフェノールを加えた。この混合物
に、Sulzer流下液膜式晶析装置(管の長さ12m、管の
直径70mm)を用いた2段階の溶融結晶化を受けさせ
た。この分別溶融結晶化では、結晶化を100℃の温度
で行い、染みだし(sweating)を100から120℃で
行い、そしてこの高度に精製された付加体の溶融を12
0から130℃で行った。
量%のビスフェノールとから成る混合物が生じるような
量で、上記付加体にフェノールを加えた。この混合物
に、Sulzer流下液膜式晶析装置(管の長さ12m、管の
直径70mm)を用いた2段階の溶融結晶化を受けさせ
た。この分別溶融結晶化では、結晶化を100℃の温度
で行い、染みだし(sweating)を100から120℃で
行い、そしてこの高度に精製された付加体の溶融を12
0から130℃で行った。
【0012】最後に、この高度に精製された付加体から
蒸留でフェノールを除去した後、これをこの反応に戻し
た。この得られる高純度のビスフェノールは、99.9
1%の純度を有しており、そして第二生成物の量は下記
の如く減少していた: o,p−ビスフェノール 230ppm インダン類 0ppm クロマン類 140ppm トリスフェノールI 50ppm トリスフェノールII 330ppm 未知物 150ppm。
蒸留でフェノールを除去した後、これをこの反応に戻し
た。この得られる高純度のビスフェノールは、99.9
1%の純度を有しており、そして第二生成物の量は下記
の如く減少していた: o,p−ビスフェノール 230ppm インダン類 0ppm クロマン類 140ppm トリスフェノールI 50ppm トリスフェノールII 330ppm 未知物 150ppm。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス・ブルフ ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエル ト・リヒヤルト−シユトラウス−シユトラ ーセ21 (72)発明者 アルフレート・アイテル ドイツ連邦共和国デー4047ドルマーゲン・ バーンホフシユトラーセ15
Claims (1)
- 【請求項1】 酸性触媒の存在下フェノールとアセトン
から公知方法で製造したビスフェノールの得られる反応
溶液を用い、この反応溶液を、ビスフェノールとフェノ
ールとの1:1付加体の形態で該ビスフェノールが結晶
化するまで冷却し、この付加体を分離すると同時に、除
去したフェノール母液をこの工程に戻し、そしてその分
離した付加体にフェノールを、全フェノール含有量が少
なくとも40重量%になるような量で加え、この得られ
る混合物を、任意に不活性ガス雰囲気中で、分別溶融結
晶化することにより、高度に精製し、そして最後に、こ
の得られる付加体を蒸留することで、高純度のビスフェ
ノールAとフェノールに分離し、このフェノールをこの
工程に戻す、ことを特徴とする、高純度ビスフェノール
Aの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4213872.8 | 1992-04-28 | ||
DE4213872A DE4213872A1 (de) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | Verfahren zur herstellung von hochreinem bisphenol-a |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625048A true JPH0625048A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=6457614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5120436A Pending JPH0625048A (ja) | 1992-04-28 | 1993-04-26 | 高純度ビスフエノールaの製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5300700A (ja) |
EP (1) | EP0567855A1 (ja) |
JP (1) | JPH0625048A (ja) |
DE (1) | DE4213872A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4408008A1 (de) * | 1994-03-10 | 1995-09-14 | Bayer Ag | Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von hochreinem Bisphenol-A |
DE4413396A1 (de) * | 1994-04-18 | 1995-10-19 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von ultrareinem Bisphenol-A und dessen Verwendung |
US5434316A (en) * | 1994-07-28 | 1995-07-18 | General Electric Company | Purification of bisphenol-A |
EP0720976B2 (en) * | 1994-12-09 | 2005-05-18 | The Dow Chemical Company | Process for preparing an adduct of a bisphenol with a phenolic compound |
US5783733A (en) * | 1996-06-13 | 1998-07-21 | General Electric Company | Process for manufacture of bisphenol |
DE19640710A1 (de) * | 1996-10-02 | 1998-04-09 | Phenolchemie Gmbh | Verfahren zum Transport und zur Lagerung von Phenol |
US5862513A (en) * | 1996-11-01 | 1999-01-19 | Western Atlas International, Inc. | Systems and methods for forward modeling of well logging tool responses |
US6703530B2 (en) * | 2002-02-28 | 2004-03-09 | General Electric Company | Chemical reactor system and process |
US6960697B2 (en) | 2002-03-13 | 2005-11-01 | Mitsubishi Chemical Corporation | System and method of producing bisphenol-A (BPA) |
US20050075520A1 (en) * | 2002-03-13 | 2005-04-07 | O'young Drow Lionel | System and method of producing bisphenol-A (BPA) using two stage crystallization |
US6858759B2 (en) * | 2002-12-20 | 2005-02-22 | General Electric Company | Process for manufacture of bisphenols |
US7371902B2 (en) | 2004-09-29 | 2008-05-13 | General Electric Company | Methods for purifying p,p-bisphenol-A |
CN117801197B (zh) * | 2024-02-27 | 2024-05-17 | 安徽觅拓材料科技有限公司 | 一种苯酚抗结晶剂的制备方法及应用 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4408087A (en) * | 1979-10-29 | 1983-10-04 | General Electric Company | Purification of bisphenol-A |
US4354046A (en) * | 1981-05-26 | 1982-10-12 | The Dow Chemical Company | Process for obtaining high purity bisphenol A |
US4517387A (en) * | 1982-09-30 | 1985-05-14 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Process for production of 2,2-bis(4-hydroxyphenyl) propane |
US4487979A (en) * | 1983-04-18 | 1984-12-11 | Phillips Petroleum Company | Purification |
US4529823A (en) * | 1984-04-02 | 1985-07-16 | General Electric Company | Purification of bisphenol-A |
US4950806A (en) * | 1988-02-22 | 1990-08-21 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Process for crystallizing adduct of bisphenol A with phenol |
US4954661A (en) * | 1988-03-11 | 1990-09-04 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Process for preparing high-purity bisphenol A |
WO1992003400A1 (en) * | 1990-08-21 | 1992-03-05 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Method of crystallizing bisphenol a having phenol added thereto |
US5243093A (en) * | 1990-09-07 | 1993-09-07 | General Electric Company | Process and composition |
PL164289B1 (pl) * | 1990-11-24 | 1994-07-29 | Inst Ciezkiej Syntezy Orga | Sposób otrzymywani blsfenolu A PL PL |
-
1992
- 1992-04-28 DE DE4213872A patent/DE4213872A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-04-15 EP EP93106132A patent/EP0567855A1/de not_active Withdrawn
- 1993-04-20 US US08/048,219 patent/US5300700A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-26 JP JP5120436A patent/JPH0625048A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5300700A (en) | 1994-04-05 |
DE4213872A1 (de) | 1993-11-04 |
EP0567855A1 (de) | 1993-11-03 |
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