JPH06250374A - リソグラフィーエッチング方法 - Google Patents
リソグラフィーエッチング方法Info
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- JPH06250374A JPH06250374A JP12281992A JP12281992A JPH06250374A JP H06250374 A JPH06250374 A JP H06250374A JP 12281992 A JP12281992 A JP 12281992A JP 12281992 A JP12281992 A JP 12281992A JP H06250374 A JPH06250374 A JP H06250374A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/26—Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
- G03F7/40—Treatment after imagewise removal, e.g. baking
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラズマエッチングにおける選択性が高い、
クロムからなるリソグラフィ方法を提供する。 【構成】 酸素および塩素をエッチング剤化学種として
含む混合気体によってエッチングすることのできる、例
えばクロムまたはクロム含有化合物層などの物質層11
のパターニングが珪素またはゲルマニウムを含むポリマ
ーのようなパターン化有機金属レジスト層12を用いて
行われる。前記の物質層の酸素と塩素の混合気体による
異方性反応性イオンエッチング(RIE)中に、前記の
有機金属レジスト層のパターニング後、前記の物質層の
RIEに先立ち酸素イオンによる有機金属レジストの早
期ボンバードを行うことによって、レジスト層のエッチ
ング速度に対する物質層のエッチング速度の比を向上さ
せー即ちエッチング選択性を向上させる。
クロムからなるリソグラフィ方法を提供する。 【構成】 酸素および塩素をエッチング剤化学種として
含む混合気体によってエッチングすることのできる、例
えばクロムまたはクロム含有化合物層などの物質層11
のパターニングが珪素またはゲルマニウムを含むポリマ
ーのようなパターン化有機金属レジスト層12を用いて
行われる。前記の物質層の酸素と塩素の混合気体による
異方性反応性イオンエッチング(RIE)中に、前記の
有機金属レジスト層のパターニング後、前記の物質層の
RIEに先立ち酸素イオンによる有機金属レジストの早
期ボンバードを行うことによって、レジスト層のエッチ
ング速度に対する物質層のエッチング速度の比を向上さ
せー即ちエッチング選択性を向上させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 酸素と塩素の混合気
体を用いたドライリソグラフィーエッチング法に関す
る。
体を用いたドライリソグラフィーエッチング法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フォトリソグラフィーマスクまたはX線
マスクとして用いるために、物質層をリソグラフィーエ
ッチングすることは、例えば半導体集積回路またはその
他の装置を製造する上で重要である。そこではそれぞれ
フォトリソグラフィーまたはX線リソグラフィーによっ
て装置へパターンを転写するためにこのようなマスクが
用いられている。このようなマスクに用いられる商業的
に将来性のある物質層はクロム、クロム含有化合物およ
びタングステンからなる層などである。このようなマス
クが横倍率が1ではない(通常は5対1の均等縮小であ
る)フォトリソグラフィー系に用いられる場合、これら
は通常「レティクル」とも呼ばれる。
マスクとして用いるために、物質層をリソグラフィーエ
ッチングすることは、例えば半導体集積回路またはその
他の装置を製造する上で重要である。そこではそれぞれ
フォトリソグラフィーまたはX線リソグラフィーによっ
て装置へパターンを転写するためにこのようなマスクが
用いられている。このようなマスクに用いられる商業的
に将来性のある物質層はクロム、クロム含有化合物およ
びタングステンからなる層などである。このようなマス
クが横倍率が1ではない(通常は5対1の均等縮小であ
る)フォトリソグラフィー系に用いられる場合、これら
は通常「レティクル」とも呼ばれる。
【0003】1989年10月24日ワタカベらに付与
された米国特許第4、876、164号明細書にはマス
クとして使用するためのクロム層のパターニング法が記
述されている。この方法では、クロム層は透明ガラス基
板上に堆積される。有機物レジスト層が次に前記クロム
層上に形成され、このレジスト層が光または電子線走査
(直接書き込み)とその後に行われる湿式現像によって
パターン化される。このように露出させたクロム層の部
分を、次に酸素と塩素を含む混合気体を用いたガスプラ
ズマプロセスでエッチングにより取り除く。最後にパタ
ーン化されたレジスト層を除去する。
された米国特許第4、876、164号明細書にはマス
クとして使用するためのクロム層のパターニング法が記
述されている。この方法では、クロム層は透明ガラス基
板上に堆積される。有機物レジスト層が次に前記クロム
層上に形成され、このレジスト層が光または電子線走査
(直接書き込み)とその後に行われる湿式現像によって
パターン化される。このように露出させたクロム層の部
分を、次に酸素と塩素を含む混合気体を用いたガスプラ
ズマプロセスでエッチングにより取り除く。最後にパタ
ーン化されたレジスト層を除去する。
【0004】前記のプロセスにおける問題点はワタカベ
らによって見いだされているように、レジストのエッチ
ングに比較し、クロムのプラズマエッチングの選択性が
低いと言うことである。つまり、クロムとレジストのエ
ッチング速度の比率が望ましくないほど低く、通常(我
々が調べたところ)反応性イオンエッチング(RIE)
を使用した場合、約1.5/1.0以下でしかなかっ
た。それにより、要求されるレジスト層の厚みが高くな
ってしまい望ましくない。従ってクロムのエッチング中
にレジスト層の横幅が減少し、クロムにエッチングされ
たパターンの解像度限界(鮮明さ)は低下するのであ
る。
らによって見いだされているように、レジストのエッチ
ングに比較し、クロムのプラズマエッチングの選択性が
低いと言うことである。つまり、クロムとレジストのエ
ッチング速度の比率が望ましくないほど低く、通常(我
々が調べたところ)反応性イオンエッチング(RIE)
を使用した場合、約1.5/1.0以下でしかなかっ
た。それにより、要求されるレジスト層の厚みが高くな
ってしまい望ましくない。従ってクロムのエッチング中
にレジスト層の横幅が減少し、クロムにエッチングされ
たパターンの解像度限界(鮮明さ)は低下するのであ
る。
【0005】S.テデスコらによって書かれた「高解像
度マスク製造のためのドライエッチング」と題する論文
(SPIE,1264巻、光/レーザーマイクロリソグ
ラフィーIII(1990年)144〜157頁)で、
クロム層のエッチング方法が明らかにされているが、こ
こで前記クロム層にはまず均一な有機物レジスト厚膜層
がかぶせられる。このレジスト層の所定の部分をつい
で、前記レジスト層がさらされた光照射のパターンに従
って、シリル化する(即ち珪素を吹き込み有機珪素レジ
ストを形成する)。こうして前記レジスト中にシリル化
される部分と、シリル化されない部分とが生じる。つい
で、レジスト層全体に酸素イオンボンバードを行い、シ
リル化されていないレジスト層の部分を除去し、クロム
層の一部を露出する。最後にクロム層の前記露出部分を
酸素と塩素の混合物を用いる、異方性ドライ反応性イオ
ンエッチングによって除去し、前記の光照射のパターン
がクロム層に転写され、パターン化クロム層が形成され
る。
度マスク製造のためのドライエッチング」と題する論文
(SPIE,1264巻、光/レーザーマイクロリソグ
ラフィーIII(1990年)144〜157頁)で、
クロム層のエッチング方法が明らかにされているが、こ
こで前記クロム層にはまず均一な有機物レジスト厚膜層
がかぶせられる。このレジスト層の所定の部分をつい
で、前記レジスト層がさらされた光照射のパターンに従
って、シリル化する(即ち珪素を吹き込み有機珪素レジ
ストを形成する)。こうして前記レジスト中にシリル化
される部分と、シリル化されない部分とが生じる。つい
で、レジスト層全体に酸素イオンボンバードを行い、シ
リル化されていないレジスト層の部分を除去し、クロム
層の一部を露出する。最後にクロム層の前記露出部分を
酸素と塩素の混合物を用いる、異方性ドライ反応性イオ
ンエッチングによって除去し、前記の光照射のパターン
がクロム層に転写され、パターン化クロム層が形成され
る。
【0006】このS.テデスコらの方法における主な問
題は前記のレジスト層のシリル化部分の横形状を制御す
ることが困難であることである。したがって、前記の酸
素イオンボンバード中に除去されるレジスト層の形状の
横の均一性を制御することが難しい。又、これらの形状
には様々な欠陥が生じる。その結果、酸素と塩素による
エッチング後のパターン化されたクロム層の形状も制御
が困難で、欠陥を含むものとなり、パターン化されたク
ロム層の形状が光照射のパターンを忠実に表わさなくな
る。
題は前記のレジスト層のシリル化部分の横形状を制御す
ることが困難であることである。したがって、前記の酸
素イオンボンバード中に除去されるレジスト層の形状の
横の均一性を制御することが難しい。又、これらの形状
には様々な欠陥が生じる。その結果、酸素と塩素による
エッチング後のパターン化されたクロム層の形状も制御
が困難で、欠陥を含むものとなり、パターン化されたク
ロム層の形状が光照射のパターンを忠実に表わさなくな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、クロムからなるマスク(または酸素と塩素をエッチ
ング剤化学種として含む混合気体中で異方性エッチング
することができるようなその他の物質からなるマスク)
を製造する方法を提供することである。
は、クロムからなるマスク(または酸素と塩素をエッチ
ング剤化学種として含む混合気体中で異方性エッチング
することができるようなその他の物質からなるマスク)
を製造する方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のマスクは、クロ
ムからなる物質またはクロム含有化合物からなる物質を
はじめとする、酸素と塩素をエッチング剤化学種として
含む混合気体によって異方反応性イオンエッチングが行
える物質からなる、パターン化されたマスク層またはそ
のほかのパターン化された物質層をかかる酸素と塩素の
混合気体の中でかかる物質の均一層の異方性反応性イオ
ンエッチング(RIE)を行うことにより形成する。こ
の異方性RIEはRIEからマスク物質層を守るため
に、有機金属物質(即ち金属成分を吹き込まれた有機物
質)からなるパターン化レジスト層を用いて行われる。
都合のよいことに、前記有機金属レジストの金属成分は
耐火性酸化物を形成する性質があり、この金属成分は好
都合にも前記パターン化レジスト層全体にわたり(パタ
ーン化レジスト層における空間部を除き)3次元の方向
に実質的に均一に、レジスト層のエッチング速度に対す
る、物質層のエッチング速度の割合を増加させるに十分
な濃度(すなわち前記のエッチング選択性を向上させる
に十分な濃度)で分散する。例えば、前記のレジスト層
は、前記の層全体を通じて均一な組成を持つ珪素含有有
機ポリマーからなっている。
ムからなる物質またはクロム含有化合物からなる物質を
はじめとする、酸素と塩素をエッチング剤化学種として
含む混合気体によって異方反応性イオンエッチングが行
える物質からなる、パターン化されたマスク層またはそ
のほかのパターン化された物質層をかかる酸素と塩素の
混合気体の中でかかる物質の均一層の異方性反応性イオ
ンエッチング(RIE)を行うことにより形成する。こ
の異方性RIEはRIEからマスク物質層を守るため
に、有機金属物質(即ち金属成分を吹き込まれた有機物
質)からなるパターン化レジスト層を用いて行われる。
都合のよいことに、前記有機金属レジストの金属成分は
耐火性酸化物を形成する性質があり、この金属成分は好
都合にも前記パターン化レジスト層全体にわたり(パタ
ーン化レジスト層における空間部を除き)3次元の方向
に実質的に均一に、レジスト層のエッチング速度に対す
る、物質層のエッチング速度の割合を増加させるに十分
な濃度(すなわち前記のエッチング選択性を向上させる
に十分な濃度)で分散する。例えば、前記のレジスト層
は、前記の層全体を通じて均一な組成を持つ珪素含有有
機ポリマーからなっている。
【0009】通常、前記の有機金属レジストは化学線照
射(光子、イオンまたは電子線)のパターン化された
(強度変調走査)ビームに露光させ、このレジスト層の
現像を行なってパターン化される。この方法ではパター
ン化有機金属レジスト層(つまりこのレジスト層におけ
る空間部のパターン)がパターン化ビームのパターンに
応じて形成され、従ってその下の物質層の部分が露出さ
れる。これに続く物質層のエッチングの間に得られるエ
ッチング選択性を強化するために、前記パターン化され
た有機金属レジスト層に対し酸素を含むが塩素を含まな
いエッチング剤ガスによる補助イオンボンバードメント
ステップが(酸素と塩素の混合気体による前記の物質層
のRIEの前に)行われる。この補助(塩素抜きの)酸
素イオンボンバードメントの結果、前記の物質層のエッ
チングの際に前記の有機金属レジストがより大きい耐久
性(耐性)を持ち、従ってエッチング選択性が向上す
る。ついで前記の物質層の露光部分に酸素と塩素の混合
ガスによるドライエッチングを行い、それによって化学
線の照射ビームのパターンが物質層に転写され、パター
ン化物質層が生成される。
射(光子、イオンまたは電子線)のパターン化された
(強度変調走査)ビームに露光させ、このレジスト層の
現像を行なってパターン化される。この方法ではパター
ン化有機金属レジスト層(つまりこのレジスト層におけ
る空間部のパターン)がパターン化ビームのパターンに
応じて形成され、従ってその下の物質層の部分が露出さ
れる。これに続く物質層のエッチングの間に得られるエ
ッチング選択性を強化するために、前記パターン化され
た有機金属レジスト層に対し酸素を含むが塩素を含まな
いエッチング剤ガスによる補助イオンボンバードメント
ステップが(酸素と塩素の混合気体による前記の物質層
のRIEの前に)行われる。この補助(塩素抜きの)酸
素イオンボンバードメントの結果、前記の物質層のエッ
チングの際に前記の有機金属レジストがより大きい耐久
性(耐性)を持ち、従ってエッチング選択性が向上す
る。ついで前記の物質層の露光部分に酸素と塩素の混合
ガスによるドライエッチングを行い、それによって化学
線の照射ビームのパターンが物質層に転写され、パター
ン化物質層が生成される。
【0010】ここで使用されている用語「異方性反応性
イオンエッチング」には気体(ドライ)化学およびエネ
ルギーイオンの同時エッチング(即ち、グロー放電を伴
い、同時に行われる化学および物理エッチングプロセ
ス)が含まれる。従って、反応性イオンエッチング(R
IE)に加えて、例えば、化学イオンビームエッチング
(CAIBE)もまた含まれる。
イオンエッチング」には気体(ドライ)化学およびエネ
ルギーイオンの同時エッチング(即ち、グロー放電を伴
い、同時に行われる化学および物理エッチングプロセ
ス)が含まれる。従って、反応性イオンエッチング(R
IE)に加えて、例えば、化学イオンビームエッチング
(CAIBE)もまた含まれる。
【0011】いずれにせよ、前記の物質層がパターン化
された後、残っている(パターン化された)有機金属レ
ジスト層は既知の方法によって除去することができ、こ
のように生じたパターン化された物質層がフォトリソグ
ラフィーまたはX線リソグラフィーシステムのいずれか
において、レティクルとして使用される。通常、前記物
質層はパターン化された物質層の最終用途(例えばフォ
トリソグラフィーマスク(レティクル)やX線マスク)
が何であるかによって異なるが、もともとなんらかの支
持基板(ならびにおそらくはその他の下部層)の上にお
かれており、このパターン化された物質層はかかる下部
層または前記の基板における特徴を規定するのにも用い
ることができる。
された後、残っている(パターン化された)有機金属レ
ジスト層は既知の方法によって除去することができ、こ
のように生じたパターン化された物質層がフォトリソグ
ラフィーまたはX線リソグラフィーシステムのいずれか
において、レティクルとして使用される。通常、前記物
質層はパターン化された物質層の最終用途(例えばフォ
トリソグラフィーマスク(レティクル)やX線マスク)
が何であるかによって異なるが、もともとなんらかの支
持基板(ならびにおそらくはその他の下部層)の上にお
かれており、このパターン化された物質層はかかる下部
層または前記の基板における特徴を規定するのにも用い
ることができる。
【0012】発明者らは、前記のパターン化された有機
金属レジスト層を補助酸素イオンボンバードメントする
ことによって、ワタカベらが述べているフッ素含有エッ
チングガスと、珪化モリブデンマスク物質を使用するこ
とによって得られる以上にマスク物質層のエッチングに
おける選択性が大きく増加できることを実際に見いだし
た。このより大きい選択性は我々の珪素含有レジストの
塩素含有エッチングガスに対するエッチ抵抗がこれらの
レジスト(金属を含有しているかどうかには関わらず)
のフッ素含有エッチングガスに対するエッチ抵抗よりも
高いという事実に起因するのだと思われる。従ってこれ
らのマスク材のレジストに対するエッチング選択比(通
常約3/1から5/1の範囲である)は我々のほど(通
常約10/1)高くない。また上記の補助ボンバードメ
ントステップは、前記珪素(または他の金属)を酸化
し、酸化珪素(またはその他の耐火金属酸化物)−即ち
塩素含有エッチング剤に対し抵抗性のある酸化物(しか
しフッ素含有エッチング剤に対しては抵抗性の無い)に
することにより、前記のレジストを強化し(そのエッチ
ング抵抗を増加させ)、従ってエッチング選択性を向上
させるのであろう。しかし、本発明の成功はこの理論の
正確さに依存するものではない。
金属レジスト層を補助酸素イオンボンバードメントする
ことによって、ワタカベらが述べているフッ素含有エッ
チングガスと、珪化モリブデンマスク物質を使用するこ
とによって得られる以上にマスク物質層のエッチングに
おける選択性が大きく増加できることを実際に見いだし
た。このより大きい選択性は我々の珪素含有レジストの
塩素含有エッチングガスに対するエッチ抵抗がこれらの
レジスト(金属を含有しているかどうかには関わらず)
のフッ素含有エッチングガスに対するエッチ抵抗よりも
高いという事実に起因するのだと思われる。従ってこれ
らのマスク材のレジストに対するエッチング選択比(通
常約3/1から5/1の範囲である)は我々のほど(通
常約10/1)高くない。また上記の補助ボンバードメ
ントステップは、前記珪素(または他の金属)を酸化
し、酸化珪素(またはその他の耐火金属酸化物)−即ち
塩素含有エッチング剤に対し抵抗性のある酸化物(しか
しフッ素含有エッチング剤に対しては抵抗性の無い)に
することにより、前記のレジストを強化し(そのエッチ
ング抵抗を増加させ)、従ってエッチング選択性を向上
させるのであろう。しかし、本発明の成功はこの理論の
正確さに依存するものではない。
【0013】図1において、透明基板10(通常はシリ
カガラス)の主たる上部表面上に金属層11(通常は均
一な厚さを持つクロム)などの物質層11が設けられて
いる。いずれにせよ、この物質層11は酸素および塩素
をエッチング剤化学種とする混合ガス中でエッチングす
ることができるという性質を持つ。この金属層11は通
常金属ターゲットから蒸発またはスパッタリングによっ
て堆積され、通常約100nm(1000オングストロ
ーム)の均一な厚みを持つ。この金属層11の上部表面
上に約5から30重量%の範囲で珪素を含むポリマーレ
ジスト層12(したがってこれは有機金属レジスト層で
あり、より特定すれば有機珪素レジスト層である)が置
かれる。前記有機金属レジスト層12は通常ポリ(トリ
メチルシリルメチルメタクリレートーコークロロメチル
スチレン)などの珪素含有ポリマーであるが、その他の
適当な珪素含有ポリマーレジストも用いることが出来
る。都合の良いことに、この珪素は前記有機金属レジス
ト層12の全体にわたり、3次元的に均一に分布してい
る。
カガラス)の主たる上部表面上に金属層11(通常は均
一な厚さを持つクロム)などの物質層11が設けられて
いる。いずれにせよ、この物質層11は酸素および塩素
をエッチング剤化学種とする混合ガス中でエッチングす
ることができるという性質を持つ。この金属層11は通
常金属ターゲットから蒸発またはスパッタリングによっ
て堆積され、通常約100nm(1000オングストロ
ーム)の均一な厚みを持つ。この金属層11の上部表面
上に約5から30重量%の範囲で珪素を含むポリマーレ
ジスト層12(したがってこれは有機金属レジスト層で
あり、より特定すれば有機珪素レジスト層である)が置
かれる。前記有機金属レジスト層12は通常ポリ(トリ
メチルシリルメチルメタクリレートーコークロロメチル
スチレン)などの珪素含有ポリマーであるが、その他の
適当な珪素含有ポリマーレジストも用いることが出来
る。都合の良いことに、この珪素は前記有機金属レジス
ト層12の全体にわたり、3次元的に均一に分布してい
る。
【0014】もともと(図示されてない)このレジスト
層12は(いたるところ)均一な(通常約0.30〜
1.5ミクロンの範囲の)厚みを持っていた。このレジ
スト層12をパターン化するには、通常このレジスト層
12がポジ型レジストからなる場合、前記の金属層11
に最終的に望まれるパターンに応じて、またはこのレジ
スト層12がネガ型レジストであるばあい、最終的に前
記金属層11に望まれるパターンの相補形に応じた、通
常は走査(直接書き込み)型の電子線の処理がおこなわ
れた。現像(通常は湿式)後も、このレジスト層12の
厚みは金属層11の上表面まで突き抜けている22、3
2の空間部を除いて均一である。
層12は(いたるところ)均一な(通常約0.30〜
1.5ミクロンの範囲の)厚みを持っていた。このレジ
スト層12をパターン化するには、通常このレジスト層
12がポジ型レジストからなる場合、前記の金属層11
に最終的に望まれるパターンに応じて、またはこのレジ
スト層12がネガ型レジストであるばあい、最終的に前
記金属層11に望まれるパターンの相補形に応じた、通
常は走査(直接書き込み)型の電子線の処理がおこなわ
れた。現像(通常は湿式)後も、このレジスト層12の
厚みは金属層11の上表面まで突き抜けている22、3
2の空間部を除いて均一である。
【0015】このパターン化された有機金属レジストに
酸素(塩素不在)によるイオンボンバードメントステッ
プを行い、それによってこの酸素および塩素によるRI
Eステップ中のこのクロム対レジストのエッチング比が
向上する。このボンバードメントの際、酸素イオンは約
1.0パスカルのガス圧、約0.5ワット/cm2の出
力密度で通常約300eVの運動エネルギーまで加速さ
れる。前記金属層11はついでその露出部分がエッチン
グされ、パターン化金属層41(図2)を形成する。よ
り特定すれば、例えば、製造中の装置の上部表面が酸素
と塩素を含む混合ガスエッチング剤(通常体積比は約
0.25/1.0と4.0/1.0の間の範囲、好まし
くは約1.0/1.0)を用いた異方性RIEステップ
で処理される。このステップの間、前記の酸素および塩
素イオンは通常約10パスカルのガス圧、通常約0.5
ワット/cm2の出力密度で通常約100eVの運動エ
ネルギーに加速される。このように、前記の空間部2
2、32はクロム層11を突き抜け、パターン化された
クロム層41(図2)が形成される。窒素や貴ガスのよ
うなその他のガスをイオン束を増加させ、またはプラズ
マを安定化させ、あるいはその両方の目的で前記のエッ
チング剤ガス混合物に加えてもよい。
酸素(塩素不在)によるイオンボンバードメントステッ
プを行い、それによってこの酸素および塩素によるRI
Eステップ中のこのクロム対レジストのエッチング比が
向上する。このボンバードメントの際、酸素イオンは約
1.0パスカルのガス圧、約0.5ワット/cm2の出
力密度で通常約300eVの運動エネルギーまで加速さ
れる。前記金属層11はついでその露出部分がエッチン
グされ、パターン化金属層41(図2)を形成する。よ
り特定すれば、例えば、製造中の装置の上部表面が酸素
と塩素を含む混合ガスエッチング剤(通常体積比は約
0.25/1.0と4.0/1.0の間の範囲、好まし
くは約1.0/1.0)を用いた異方性RIEステップ
で処理される。このステップの間、前記の酸素および塩
素イオンは通常約10パスカルのガス圧、通常約0.5
ワット/cm2の出力密度で通常約100eVの運動エ
ネルギーに加速される。このように、前記の空間部2
2、32はクロム層11を突き抜け、パターン化された
クロム層41(図2)が形成される。窒素や貴ガスのよ
うなその他のガスをイオン束を増加させ、またはプラズ
マを安定化させ、あるいはその両方の目的で前記のエッ
チング剤ガス混合物に加えてもよい。
【0016】前記のクロム層11(図1)のエッチング
をおこない、パターン化クロム層41(図2)を形成し
た後、前記パターン化レジスト層12を、数パーセント
のフッ素またはフッ素含有化合物を含む酸素プラズマな
どの当業者に知られている手段によって除去する。この
ようにして所望のフォトリソグラフィーマスクまたはレ
ティクル300(図3)が形成される。
をおこない、パターン化クロム層41(図2)を形成し
た後、前記パターン化レジスト層12を、数パーセント
のフッ素またはフッ素含有化合物を含む酸素プラズマな
どの当業者に知られている手段によって除去する。この
ようにして所望のフォトリソグラフィーマスクまたはレ
ティクル300(図3)が形成される。
【0017】図5では本発明のもう一つの特定の実施例
に従い、X線リソグラフィーマスク500が支持膜2
0、オプショナルなパターン化クロム層51、パターン
化タングステン層55、およびパターン化クロム層52
から構成されている。図4はその製造工程の初期の段階
を示す。このクロム層41は上記と同様にパターン化さ
れるが、この場合はクロム層は均一な厚みを持つタング
ステン層55の上表面上にあり、またこのタングステン
層は当業者には知られているように、サルファーヘキサ
フルオライドとカーボンモノブロモトリフルオライドの
混合物を用い、前記のパターン化クロム層41を保護マ
スクとして用いたRIEにより、パターン化されてい
る。前記のタングステン層55の下にある前記(オプシ
ョナル)なクロム層21はタングステンのエッチングを
終了するエッチストップとして作用するほかタングステ
ン層55の前記の支持膜20に対する接着を助成する作
用がある。ついで前記クロム層51が再び塩素と酸素の
混合ガスを用いたRIEによってエッチングされるが酸
素による補助ボンバードメントは行われない。このよう
に、前記のクロム層21はパターン化されパターン化ク
ロム層51が形成され、同時にこのパターン化クロム層
41の厚みが減少し、厚みの薄くなったパターン化クロ
ム層52が形成する。あるいはクロム層21と41の厚
みの比によってはこの厚みはゼロになることもある。こ
のようにして所望のX線マスク500が形成される。
に従い、X線リソグラフィーマスク500が支持膜2
0、オプショナルなパターン化クロム層51、パターン
化タングステン層55、およびパターン化クロム層52
から構成されている。図4はその製造工程の初期の段階
を示す。このクロム層41は上記と同様にパターン化さ
れるが、この場合はクロム層は均一な厚みを持つタング
ステン層55の上表面上にあり、またこのタングステン
層は当業者には知られているように、サルファーヘキサ
フルオライドとカーボンモノブロモトリフルオライドの
混合物を用い、前記のパターン化クロム層41を保護マ
スクとして用いたRIEにより、パターン化されてい
る。前記のタングステン層55の下にある前記(オプシ
ョナル)なクロム層21はタングステンのエッチングを
終了するエッチストップとして作用するほかタングステ
ン層55の前記の支持膜20に対する接着を助成する作
用がある。ついで前記クロム層51が再び塩素と酸素の
混合ガスを用いたRIEによってエッチングされるが酸
素による補助ボンバードメントは行われない。このよう
に、前記のクロム層21はパターン化されパターン化ク
ロム層51が形成され、同時にこのパターン化クロム層
41の厚みが減少し、厚みの薄くなったパターン化クロ
ム層52が形成する。あるいはクロム層21と41の厚
みの比によってはこの厚みはゼロになることもある。こ
のようにして所望のX線マスク500が形成される。
【0018】具体的な例をあげると、このクロム層41
の厚みは約30nm、タングステン層55の厚みは約5
00nm、クロム層21の厚みは約20nmである。前
記の支持膜は当業者に知られているように通常基本的に
珪素、窒化珪素、炭化珪素、または窒化ホウ素である。
の厚みは約30nm、タングステン層55の厚みは約5
00nm、クロム層21の厚みは約20nmである。前
記の支持膜は当業者に知られているように通常基本的に
珪素、窒化珪素、炭化珪素、または窒化ホウ素である。
【0019】前記の金属層11および21ではクロムの
代わりに、酸素と塩素の混合気体を用いたグロー放電パ
ターン転写プロセスによってエッチング可能な酸素また
は窒素あるいは両方(例えばオキシ窒化クロムなど)を
含むクロム化合物のようなクロム含有物質を用いること
ができる。
代わりに、酸素と塩素の混合気体を用いたグロー放電パ
ターン転写プロセスによってエッチング可能な酸素また
は窒素あるいは両方(例えばオキシ窒化クロムなど)を
含むクロム化合物のようなクロム含有物質を用いること
ができる。
【0020】前述のレジストにおけるゲルマニウムの前
記(均一)濃度は有利なものとしては約10〜33重量
パーセント、通常は約28から30重量パーセントの範
囲である。
記(均一)濃度は有利なものとしては約10〜33重量
パーセント、通常は約28から30重量パーセントの範
囲である。
【0020】例えば、前記金属層51の前記RIEエッ
チングはマスクの光学アラインメントが必要とされない
場合は省略してよい。珪素やゲルマニウムを有機レジス
トに加える代わりに耐火酸化物を形成するその他の金属
を添加し、有機金属レジストを形成してもよい。最後に
前記タングステン層55(図5)は集積回路やその他の
装置におけるパターン化されたメタライゼーションまた
はその他の層であってもよく、前記の支持膜20は製造
中の集積回路やその他の装置の絶縁層やその他の構成要
素で置き換えることもできる。
チングはマスクの光学アラインメントが必要とされない
場合は省略してよい。珪素やゲルマニウムを有機レジス
トに加える代わりに耐火酸化物を形成するその他の金属
を添加し、有機金属レジストを形成してもよい。最後に
前記タングステン層55(図5)は集積回路やその他の
装置におけるパターン化されたメタライゼーションまた
はその他の層であってもよく、前記の支持膜20は製造
中の集積回路やその他の装置の絶縁層やその他の構成要
素で置き換えることもできる。
【0021】
【発明の効果】従来技術の欠点を解消したクロムからな
るマスク(または酸素と塩素をエッチング剤化学種とし
て含む混合気体によって異方的にエッチングすることが
できるようなその他の物質からなるマスク)を製造する
ことができる。レジストに対するクロムのプラズマエッ
チングの選択性が高く、光照射のパターンが忠実にクロ
ム層に転写される。
るマスク(または酸素と塩素をエッチング剤化学種とし
て含む混合気体によって異方的にエッチングすることが
できるようなその他の物質からなるマスク)を製造する
ことができる。レジストに対するクロムのプラズマエッ
チングの選択性が高く、光照射のパターンが忠実にクロ
ム層に転写される。
【図1】図1は、本発明の特定の実施例に従う、フォト
リソグラフィー用マスク300の製造第一段階での立面
断面図である。
リソグラフィー用マスク300の製造第一段階での立面
断面図である。
【図2】図2は、本発明の特定の実施例に従う、フォト
リソグラフィー用マスク300の製造第二段階での立面
断面図である。
リソグラフィー用マスク300の製造第二段階での立面
断面図である。
【図3】図3は、本発明の特定の実施例に従う、フォト
リソグラフィー用マスク300の製造第三段階での立面
断面図である。
リソグラフィー用マスク300の製造第三段階での立面
断面図である。
【図4】図4は、本発明のもう一つの特定の実施例に従
う、X線リソグラフィー用マスク500の製造第一段階
での立面断面図である。
う、X線リソグラフィー用マスク500の製造第一段階
での立面断面図である。
【図5】図5は、本発明のもう一つの特定の実施例に従
う、X線リソグラフィー用マスク500の製造第二段階
での立面断面図である。
う、X線リソグラフィー用マスク500の製造第二段階
での立面断面図である。
10 透明基板 11 金属層 12 ポリマーレジスト層 20 支持膜 21 クロム層 22 空間部 32 空間部 41 パターン化金属層(パターン化クロム層) 51 パターン化クロム層 52 パターン化クロム層 55 パターン化タングステン層 300 フォトリソグラフィーマスク 500 X線リソグラフィーマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャ−ルズ ウィラ−ド ジャ−ジェンス ン アメリカ合衆国 08876 ニュ−ジャ−ジ − ブランチバ−グ、チョクト− リッジ ロ−ド 27 (72)発明者 アンソニ− エドワ−ド ノ−ベンブル アメリカ合衆国 07083 ニュ−ジャ−ジ − ユニオン、サミット ロ−ド 645
Claims (10)
- 【請求項1】 a)第一の物質層を形成するステップ
と、 b)基本的に均一な組成を持つ有機金属レジスト層を前
記の物質層の表面に形成するステップと、 c)前記の有機金属レジスト層をパターン化するステッ
プと、 それにより、パターン化した有機金属レジスト層(1
2)を形成し、それによって前記の物質層の表面の一部
を露出部分とする、 d)前記の第一の物質層の表面の露出部分に酸素と塩素
から成る混合気体によって異方性エッチングするステッ
プと、 それにより、第一の物質層の露出部分をエッチングし、
前記の第一の物質のパターン化層(41)を形成する、
とからなる、酸素と塩素を含む混合気体によりエッチン
グを行うことのできる第一の物質層(11)をリソグラ
フィーエッチングする方法において、ステップ(c)と
ステップ(d)の間に酸素イオンによる前記のパターン
化された有機金属レジスト層のボンバードステップを設
けることを特徴とするリソグラフィーエッチング方法。 - 【請求項2】 前記異方性エッチングステップにおい
て、前記のレジスト層のエッチング速度に対する前記の
第一の物質層のエッチング速度の比率を増加させるに十
分な濃度の珪素を前記のレジスト層が含むことを特徴と
する請求項1の方法。 - 【請求項3】 前記第一の物質層が、基本的にクロムま
たはクロム含有化合物であることを特徴とする請求項2
の方法。 - 【請求項4】 前記異方性エッチングステップにおい
て、前記のレジスト層のエッチング速度に対する前記の
第一の物質層のエッチング速度の比率を増加させるに十
分な濃度のゲルマニウムを前記のレジスト層が含むこと
を特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項5】 前記第一の物質層が、基本的にクロムま
たはクロム含有化合物である事を特徴とする請求項4の
方法。 - 【請求項6】 ステップ(a)に先立ち、前記の第一の
物質層をその上に形成することになるX線リソグラフィ
ーに用いられるX線を透過させない第二の物質層を、使
用される前記のX線照射を透過させる支持膜上に形成す
るステップと、 ステップ(d)に続いて、そこで露出された前記第二の
層の露出部分を異方性エッチングし、それによってパタ
ーン化された有機金属レジスト層のパターンを前記の第
二の層に転写し、その結果前記の第二の層がX線リソグ
ラフィーマスクとして使用することのできるパターン化
された第二の層となるステップと、をさらに含むことを
特徴とする請求項1の方法により製造されるマスクの製
造方法。 - 【請求項7】 前記の異方性エッチングステップにおい
て、前記のレジスト層のエッチング速度に対する前記の
第一の物質層のエッチング速度の比率を増加させるに十
分な濃度の珪素を前記のレジスト層が含むことを特徴と
する請求項6の方法。 - 【請求項8】 前記の物質層が、基本的にクロムまたは
クロム含有化合物である事を特徴とする請求項7の方
法。 - 【請求項9】 前記異方性エッチングステップにおい
て、前記のレジスト層のエッチング速度に対する前記の
第一の物質層のエッチング速度の比率を増加させるに十
分な濃度のゲルマニウムを前記のレジスト層が含むこと
を特徴とする請求項6の方法。 - 【請求項10】 物質層が、基本的にクロムまたはクロ
ム含有化合物であることを特徴とする請求項9の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US71347991A | 1991-06-11 | 1991-06-11 | |
US713479 | 1991-06-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06250374A true JPH06250374A (ja) | 1994-09-09 |
JP2593611B2 JP2593611B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=24866309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12281992A Expired - Fee Related JP2593611B2 (ja) | 1991-06-11 | 1992-04-17 | リソグラフィーエッチング方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0518545A1 (ja) |
JP (1) | JP2593611B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006006540A1 (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-19 | Hoya Corporation | フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法、並びに半導体装置の製造方法 |
JP2006048033A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-02-16 | Hoya Corp | フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法、並びに半導体装置の製造方法 |
KR100701660B1 (ko) * | 2003-04-01 | 2007-03-29 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정표시장치 제조시의 요철면 형성방법 |
WO2007046454A1 (ja) * | 2005-10-20 | 2007-04-26 | Hoya Corporation | マスクブランクス、および転写マスクの製造方法 |
JP2014198377A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-10-23 | グンゼ株式会社 | 金属薄膜を有する無端環状樹脂フィルム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5948570A (en) * | 1995-05-26 | 1999-09-07 | Lucent Technologies Inc. | Process for dry lithographic etching |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP12281992A patent/JP2593611B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-06-02 EP EP92305052A patent/EP0518545A1/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100701660B1 (ko) * | 2003-04-01 | 2007-03-29 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정표시장치 제조시의 요철면 형성방법 |
WO2006006540A1 (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-19 | Hoya Corporation | フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法、並びに半導体装置の製造方法 |
JP2006048033A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-02-16 | Hoya Corp | フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法、並びに半導体装置の製造方法 |
WO2007046454A1 (ja) * | 2005-10-20 | 2007-04-26 | Hoya Corporation | マスクブランクス、および転写マスクの製造方法 |
JP2007114451A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Hoya Corp | マスクブランクス、および転写マスクの製造方法 |
JP2014198377A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-10-23 | グンゼ株式会社 | 金属薄膜を有する無端環状樹脂フィルム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
EP0518545A1 (en) | 1992-12-16 |
JP2593611B2 (ja) | 1997-03-26 |
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