JPH06249626A - 三次元形状測定装置 - Google Patents

三次元形状測定装置

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JPH06249626A
JPH06249626A JP3803193A JP3803193A JPH06249626A JP H06249626 A JPH06249626 A JP H06249626A JP 3803193 A JP3803193 A JP 3803193A JP 3803193 A JP3803193 A JP 3803193A JP H06249626 A JPH06249626 A JP H06249626A
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JP
Japan
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measuring
dimensional shape
measurement
head
measured
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JP3803193A
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Kenji Mimura
建治 三村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長大な立体物であっても容易に測定すること
ができ、しかも高密度及び高精度な測定結果を得ること
のできる三次元形状測定装置を提供する。 【構成】 測定ヘッド1を駆動機構10によって機械的
に移動させ、測定対象物Aの三次元形状を所定の範囲ず
つ測定することにより、一回の測定範囲が小さい非接触
式の測定ヘッド1であっても、測定ヘッド1によって採
取された各測定範囲ごとのデータを合成することによ
り、長大な立体物の全体形状でも容易に測定される。従
って、測定対象物Aの三次元形状は測定ヘッド1から照
射されるレーザー光線によって測定されるので、測定ピ
ッチが細かく、高密度な測定結果が得られる。また、測
定作業が自動化されるので、測定対象物Aの同一範囲を
複数回測定することにより、非接触式の測定ヘッド1の
欠点であった精度の低さが解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車、船舶、
航空機等の各種工業製品の設計において、外観モデルを
用いた外形寸法の測定等に有効な三次元形状測定装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車の車体等を設計する
場合には、縮小された外観モデルを作成してデザインを
決定し、この外観モデルの三次元形状を測定することに
より、実物の外形寸法を算定している。また、外観モデ
ルの三次元形状を測定する装置としては、検出用の針等
を測定対象物の表面に接触させながら一定の方向に移動
させ、これを所定ピッチごとに繰り返し行う接触式のも
のが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の外観
デザインには複雑な三次元形状を有するものが多いこと
から、測定密度をできるだけ高め、より正確なデータを
得る必要がある。そこで、前記接触式の測定装置におい
て測定密度を高めるためには測定ピッチを小さくすれば
よいが、ピッチを小さくすればその分だけ測定に要する
時間が長くなるし、測定ピッチの最小も10mm程度と
粗く、複雑な三次元形状に対応できる高密度な測定は不
可能であった。また、最近ではレーザー光線を照射する
ことにより測定対象物に接触せずに三次元形状を検出す
る非接触式の測定装置も知られているが、この装置では
最小0.5mm程度の高密度な測定ピッチが得られる反
面、測定対象物に接触しないため接触式に比べて測定精
度が低く、しかも一回の測定範囲も極めて小さいため測
定範囲を越える長大な立体物の測定ができず、工業デザ
イン分野においては未だ実用化に至っていない。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、長大な立体物であっ
ても容易に測定することができ、しかも高密度及び高精
度な測定結果を得ることのできる三次元形状測定装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の三次元形状測定装置は、レーザー光線を
照射することにより測定対象物の三次元形状を所定の範
囲ごとに測定する測定ヘッドと、測定ヘッドを測定対象
物の外周に沿って所定の測定範囲ずつ移動させる駆動機
構とを備えている。
【0006】また、請求項2では、前記駆動機構の移動
進路を回避するよう形成された支持脚を備え、該支持脚
には装置本体の中央側に配置された測定対象物載置用の
測定テーブルを取付けている。
【0007】
【作用】請求項1の三次元形状測定装置によれば、測定
ヘッドが駆動機構により測定対象物の外周に沿って所定
の測定範囲ずつ移動し、測定対象物の所定範囲ごとの三
次元形状が測定される。その際、測定対象物の三次元形
状は測定ヘッドから照射されるレーザー光線によって測
定されることから、測定ピッチが細かく、高密度な測定
結果が得られる。また、測定対象物の全体形状が測定す
るためには、測定ヘッドによって採取された各測定範囲
ごとのデータを合成すればよいので、測定ヘッドの一回
の測定範囲が小さくとも長大な立体物の測定が可能とな
る。更に、測定作業が自動化されるため、測定対象物の
同一範囲を複数回測定することにより、高精度な測定結
果が得られる。
【0008】また、請求項2の三次元形状測定装置によ
れば、請求項1の作用を有するとともに、駆動機構の移
動進路を回避するよう形成された支持脚により、支持脚
に取付けられた測定対象物載置用の測定テーブルが装置
本体の中央側に配置されることから、装置全体の小型化
が図られる。
【0009】
【実施例】図1乃至図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は三次元形状測定装置の全体斜視図である。こ
の三次元形状測定装置は、レーザー光線を照射すること
により測定対象物Aの三次元形状を測定する測定ヘッド
1と、測定対象物Aの周囲に測定ヘッド1を移動させる
駆動機構10と、測定対象物Aを載置する測定テーブル
20とから構成され、測定対象物Aは自動車の外観モデ
ルである。
【0010】測定ヘッド1は、レーザー光線を高速回転
鏡等を用いて一様な速度で平行に走査することにより、
走査線が物体で遮られている間の時間と走査速度から物
体の三次元寸法を求める原理を用いた周知の構成からな
り、図示しないデータ処理装置(電子計算機等)に接続
されている。また、走査線の間隔は最小で0.5mm程
度の密度を有し、一回の測定範囲は現在開発されている
もので幅250mm、高さ230mm、奥行き160m
m程度である。
【0011】駆動機構10は、図1に示すように測定ヘ
ッド1を前後方向(X軸方向)に移動する第1アクチュ
エータ11と、測定ヘッド1を左右方向(Y軸方向)に
移動する第2アクチュエータ12と、測定ヘッド1を上
下方向(Z軸方向)に移動する第3アクチュエータ13
と、測定ヘッド1をθ方向に回動する第4アクチュエー
タ14との組合わせによって構成され、これらアクチュ
エータは基板15上に取付けられている。第1アクチュ
エータ11は前後方向に平行に延びる二本のガイドレー
ル11a,11bを有し、一方のガイドレール11aは
内部機構をモータ11cによって駆動されるようになっ
ている。第2アクチュエータ12は左右方向に延びるガ
イドレール12aを有し、ガイドレール11aは内部機
構をモータ12bによって駆動されるようになってい
る。また、第2アクチュエータ12は第1アクチュエー
タ11の各ガイドレール11a,11bに取付けられて
おり、第1アクチュエータ11によって前後方向に移動
するようになっている。第3アクチュエータ13は上下
方向に延びる支柱13aを有し、支柱13aは可動軸1
3bをモータ13cによって上下動されるようになって
いる。また、第3アクチュエータ12は第2アクチュエ
ータ12のガイドレール12aに取付けられており、第
2アクチュエータ12によって左右方向に移動するよう
になっている。第4アクチュエータ14は第3アクチュ
エータ13の可動軸13bに取付けられており、第3ア
クチュエータ13によって上下方向に移動するようにな
っている。これら各アクチュエータには位置検出器が取
付けられ、測定ヘッド1の位置や向きがX,Y,Z,θ
の座標としてデータ処理装置に入力されるようになって
いる。また、基板15の下面には装置本体を移動するた
めの複数のキャスタ16が取付けられ、各キャスタ16
には水平度調節機構17が設けられている。
【0012】測定テーブル20は装置本体の中央側に配
置され、屈曲形状の支持脚21によって基板15の所定
高さ上方に支持されている。支持脚21は下端側を基板
15に固定されるとともに、図2に示すように上端側が
前記第2アクチュエータ12の移動進路を回避するよう
装置本体の内側に向かって延び、その上端には測定テー
ブル20が取付けられている。また、測定テーブル20
と支持脚21との間には水平度調節機構22が設けられ
ている。測定テーブル20には軽量化及び錆防止に有利
なステンレス製のハニカム板を用いたり、測定テーブル
20に磁性体を用いることより、測定テーブル20に吸
着する位置決めブロック等で測定中における測定対象物
Aの位置ずれを防止するようにしてもよい。
【0013】次に、本実施例の測定装置による三次元形
状の測定方法を説明する。まず、図3に示すように測定
ヘッド1を所定の起点(例えば、測定対象物Aの後方)
に位置させ、駆動機構10により測定対象物Aの一側方
及び前方へと移動させる。その際、測定ヘッド1の一回
の測定範囲には限界があるため、測定ヘッド1は所定の
測定範囲ずつ移動され、各範囲ごとの測定データはデー
タ処理装置に入力される。測定ヘッド1の移動について
細かく言えば、測定ヘッド1は第1及び第2アクチュエ
ータ11,12によってX軸及びY軸方向に移動される
とともに、測定対象物Aのコーナー部分では第4アクチ
ュエータ14により測定ヘッド1をθ方向に回動して適
正な向きに首振り動作させ、測定対象物Aの高さ寸法が
一回の測定範囲B(図2参照)を越える場合には前記動
作に第3アクチュエータ13の上下動を加えてZ軸方向
にずらした測定が行われる。また、各測定範囲の三次元
的な位置は測定ヘッド1の位置(X,Y,Z,θ軸座
標)からそれぞれ判別され、位置データとしてデータ処
理装置に入力される。そして、各測定範囲ごとの測定デ
ータをデータ処理装置において合成し、各測定範囲の位
置データに基づいて測定対象物Aの部分形状を連続的に
繋ぎ合わせることにより、測定対象物Aの全体形状が得
られる。この場合、測定対象物Aの片方の面は一方の面
の測定結果から対称形状として算定される。
【0014】このように、本実施例の三次元形状測定装
置によれば、測定ヘッド1を駆動機構10によって機械
的に移動させ、測定対象物Aの三次元形状を所定の範囲
ずつ測定するようにしたので、一回の測定範囲が小さい
非接触式の測定ヘッド1であっても、測定ヘッド1によ
って採取された各測定範囲ごとのデータを合成すること
により、長大な立体物の全体形状でも容易に測定するこ
とができる。従って、測定対象物Aの三次元形状は測定
ヘッド1から照射されるレーザー光線によって測定され
るので、測定ピッチが細かく、高密度な測定結果を得る
ことができる。また、測定作業を自動化することができ
るので、測定対象物Aの同一範囲を複数回測定すること
により、非接触式の測定ヘッド1の欠点であった精度の
低さを解消することができる。更に、駆動機構10の移
動進路を回避するよう形成された支持脚21により、支
持脚21に取付けられた測定テーブル20を装置本体の
中央側に配置したので、装置全体の小型化を図ることが
でき、設置スペースの少ないデザインオフィス等に有利
である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の三次元
形状測定装置によれば、長大な立体物の全体形状であっ
てもレーザー光線による非接触式の測定ヘッドを用いた
測定が可能となるので、非接触式の測定ヘッドの長所で
ある高密度な測定結果を有効に活用することができる。
また、測定作業を自動化することができるので、測定対
象物の同一範囲を複数回測定することにより、非接触式
の測定ヘッドの欠点であった精度の低さを解消すること
ができ、実用化に際して極めて有利である。
【0016】また、請求項2の三次元形状測定装置によ
れば、請求項1の効果を達成し得るとともに、装置全体
の小型化を図ることができるので、設置スペースの少な
いデザインオフィス等に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す三次元形状測定装置の
全体斜視図
【図2】三次元形状測定装置の正面図
【図3】三次元形状測定装置の動作説明図
【符号の説明】
1…測定ヘッド、10…駆動機構、20…測定テーブ
ル、21…支持脚、A…測定対象物。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光線を照射することにより測定
    対象物の三次元形状を所定の範囲ごとに測定する測定ヘ
    ッドと、 測定ヘッドを測定対象物の外周に沿って所定の測定範囲
    ずつ移動させる駆動機構とを備えたことを特徴とする三
    次元形状測定装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動機構の移動進路を回避するよう
    形成された支持脚を備え、該支持脚には装置本体の中央
    側に配置された測定対象物載置用の測定テーブルを取付
    けたことを特徴とする請求項1記載の三次元形状測定装
    置。
JP3803193A 1993-02-26 1993-02-26 三次元形状測定装置 Pending JPH06249626A (ja)

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JP3803193A JPH06249626A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 三次元形状測定装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003008904A1 (fr) * 2001-07-17 2003-01-30 Sanyo Electric Co., Ltd. Dispositif de mesure de formes
JP2006349547A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Kanto Auto Works Ltd 非接触式三次元形状計測方法及び計測機
JP2007303839A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Konica Minolta Sensing Inc 三次元形状測定システム
JP2014149301A (ja) * 2008-05-16 2014-08-21 Lockheed Martin Corp 形状および位置の光学的計測のための構造化光システムに関する正確な画像取得

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