JPH0624887Y2 - 機能診断装置 - Google Patents

機能診断装置

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JPH0624887Y2
JPH0624887Y2 JP1990069322U JP6932290U JPH0624887Y2 JP H0624887 Y2 JPH0624887 Y2 JP H0624887Y2 JP 1990069322 U JP1990069322 U JP 1990069322U JP 6932290 U JP6932290 U JP 6932290U JP H0624887 Y2 JPH0624887 Y2 JP H0624887Y2
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JP
Japan
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circuit
signals
signal
control
cpu
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JP1990069322U
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JPH0321109U (ja
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悦雄 山崎
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FANUC Corp
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FANUC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は指令プログラムに従って動作する工作機械等の
装置の機能を診断する機能診断装置に関するものであ
り、更に詳細には、障害個所の検出,調整を自動的に行
なうことができる機能診断装置に関するものである。
従来技術と問題点 従来、指令プログラムに従って動作する工作機械等に於
いては、障害が発生した場合、保守者が測定器を用いて
装置各部のテストを行ない、障害個所の検出及び調整を
行なうようにしている。この為、障害個所の検出及び調
整に時間がかかる欠点があった。
考案の目的 本考案は前述の如き欠点を改善したものであり、その目
的は、障害個所を短時間で検出できるようにすると共
に、閉ループを形成する制御ループ内の障害個所の調整
を自動的に行なうことができるようにした機能診断装置
を提供することにある。以下、実施例について詳細に説
明する。
考案の構成 本考案の構成は下記に示す通りである。即ち、指令プロ
グラムに従って動作するCPUと複数のアナログ回路と
を具備した制御装置において、 該制御装置に、 診断プログラムを記憶するメモリと、 前記複数のアナログ回路の出力部と前記CPUとを接続
するA/D変換器と、 前記複数のアナログ回路に接続され前記CPUの指示に
従って前記複数のアナログ回路の出力信号の値をそれぞ
れ段階的に調整する複数の調整手段と、 を設け、 前記CPUは前記指令プログラムに挿入された診断命令
を検出した時、前記メモリから診断プログラムを読み取
ると共に、前記複数のアナログ回路の出力信号の値を前
記A/D変換器を介して読み取り、前記出力信号の値が
所定レベルであるか否かを判断し、前記出力信号の値が
所定レベルでない場合には前記出力信号の値が所定レベ
ルになるまで前記調整手段を段階的に調整することを特
徴とする機能診断装置としての構成を有するものであ
る。
或いはまた、本考案は、トレーサヘッドTRと、 前記トレーサヘッドTRに接続されたスタイラスST
と、 前記トレーサヘッドTRに接続され、データ出力装置D
Oを介して加えられる制御信号aが“1”の時は、前記
トレーサヘッドTRからの変位信号ε,ε,ε
用いて、既知のならい演算を行ない、前記制御信号aが
“0”の時は、前記データ出力装置DOに接続されたD
A変換器DA1〜DA3の出力信号x,y,zを変位信
号ε,ε,εの代わりに変位合成回路DGと割出
回路INDとに加える切替スイッチSWと、 制御信号bによりON/OFFされるスイッチSW1〜
SW3と、 前記スイッチSW1〜SW3を介して接続されるサーボ
アンプDX,DY,DZと、 前記サーボアンプDX,DY,DZにそれぞれ接続され
るモータMX,MY,MZと、 前記データ出力装置DOに接続され、前記データ出力装
置DOからの制御信号cが入力されるアナログスイッチ
ASと、 前記アナログスイッチASに接続されるAD変換器AD
と、 前記AD変換器ADとキーボードKBに接続されるデー
タ入力装置DIと、及び 前記データ出力装置DOを介して加えられる制御信号h
〜kに従って、それぞれアナログ回路である前記変位合
成回路DG、前記速度成分演算回路ARN及びART、
及び前記分配回路DCの出力信号ε,d〜gを調整する
調整回路S1〜S4と、から構成された倣い加工装置に
おいて、 データバスBUSを介して前記データ入力装置DIと前
記データ出力装置DOに接続された制御装置CPUを具
備し、 更に、前記データバスBUSに対して、表示装置DIS
と、 テープリーダTREと、 指令テープPTと、 データが記憶されるデータメモリM1と、 コントロールプログラム、診断プログラムが記憶される
プログラムメモリM2とが接続された構成において、 前記制御装置CPUは倣い加工時において、 サイクルスタートにより起動がかけられると、予め設定
された基準変位量εを前記データメモリM1から取り
出し、前記データ出力装置DOから前記加算器ADDに
与えて前記変位合成回路DGからの変位合成信号εとの
差(ε−ε)を抽出し、前記速度成分演算回路AR
N,ARTに送り、前記速度成分演算回路ARN,AR
Tにおいてε−ε=0となるような法線方向速度信
号,接線方向速度信号を求めて分配回路DCに送る。
また、前記トレーサヘッドTRの変位信号ε,ε
εを割出回路INDに送り、変位方向信号sinθ,cos
θを演算して前記分配回路DCに送り、前記分配回路D
Cで前記法線方向速度信号,接線方向速度信号,変位方
向信号sinθ,cosθとから各軸のモータDX,DY,D
Zの送り速度が決定される。
また、前記倣い加工装置における移動量を読み取り、予
め設定されている倣いリミットの位置との比較を行いリ
ミットを跨いだことを検出すると倣い動作をピックフィ
ード動作に切り換える、という動作を繰り返す既知のな
らい動作を行なう装置であり、 前記制御信号aは前記データ出力装置DOから出力され
て切替スイッチSWを制御する信号であり、 前記制御信号bは前記データ出力装置DOから出力され
て前記スイッチSW1〜SW3を制御する信号であっ
て、前記制御信号bによって前記スイッチSW1〜SW
3を通過する指令信号をサーボアンプDX,DY,DZ
に与えてモータMX,MT,MZを回転させ、前記倣い
加工装置の倣い動作をさせるための制御信号であり、 前記制御信号cは前記データ出力装置DOから出力され
て、前記倣い加工装置の各部の出力信号(ε,ε
ε,d,e,f,g,ε)を入力する前記アナログス
イッチASを制御する信号であって、前記制御信号bに
よって前記スイッチSW1〜SW3から前記サーボアン
プDX,DY,DZへの出力をオフにするとともに前記
アナログスイッチASを通して出力信号(d,e,f,
g,ε)を抽出し、前記AD変換器ADを介して前記制
御装置CPUに接続されたデータバスBUS上に取り出
すことによって、前記倣い加工装置の機能診断を行なう
ための制御信号であり、 制御信号h,i,j,kはそれぞれ前記データ出力装置
DOから前記調整回路S1〜S4に与えられる制御信号
であり、 前記制御装置CPUが前記診断プログラムに挿入された
診断命令を検出した時、前記制御装置CPUは、前記診
断プログラムを起動させて、前記倣い加工装置の複数の
前記アナログ回路からなる所定ブロックの各部に制御信
号(a,b,c,h,i,j,k)を送り、前記倣い加
工装置の前記各ブロックの機能診断を行ない、前記各ブ
ロックの出力信号(d,e,f,g,ε)のレベルが所
定レベルとなるように前記調整回路S1〜S4をそれぞ
れ制御し、前記倣い加工装置全体の調整を実行すること
を特徴とする機能診断装置としての構成を有するもので
ある。
或いはまた、本考案は、前記指令テープPTの内容は 荒加工を指示する指令プログラム(イ)と、 前記プログラムメモリM2に記憶されている診断プログ
ラムを起動させる診断命令(ロ)と、 仕上げ加工を指示する指令プログラム(ハ)とを含むこと
を特徴とする機能診断装置としての構成を有するもので
ある。
或いはまた、本考案は、前記分配回路DCに接続された
前記調整回路S4は、 前記データ出力装置DOからの制御信号kに従って接点
r1〜r4のオン,オフを制御する接点制御回路SC
と、 重みづけされた抵抗R1〜R4とを含み、 前記接点r1〜r4は前記抵抗R1〜R4とそれぞれ直
列接続され、かつこれらの直列接続された抵抗及び接点
からなる回路が並列接続されて前記分配回路DCに結合
されていることを特徴とする機能診断装置としての構成
を有するものである。
考案の実施例 第1図は本考案の実施例のブロック線図であり、倣い加
工装置に本考案を適用した場合についてのものである。
同図に於いて、TRはトレーサヘッド、STはスタイラ
ス、SWはデータ出力装置DOを介して加えられる制御
信号aが“1”の時はトレーサヘッドTRからの変位信
号ε,ε,εを変位合成回路DG及び割出回路I
NDに加え、制御信号aが“0”の時はDA変換器DA
1〜DA3の出力信号x,y,zをテスト信号として変
位信号ε,ε,εの代わりに、変位合成回路DG
及び割出回路INDに加える切替スイッチ、ADDは加
算器、ARN,ARTは速度成分演算回路、DCは分配
回路、GCはゲート回路、DX,DY,DZはサーボア
ンプ、MX,MY,MZはモータ、ASはアナログスイ
ッチ、ADはAD変換器、DIはデータ入力装置、CP
Uは制御装置、SW1〜SW3はデータ出力装置DOを
介して加えられる制御信号bが“1”の時にオンとな
り、制御信号bが“0”の時にオフとなるスイッチ、D
ISは表示装置、TREはテープリーダ、KBはキーボ
ード、M1は往復倣い,一方向倣い,輪郭倣い等のモー
ド、倣い方向、倣い速度、ピックフィード量等のデータ
が記憶されるデータメモリ、M2はコントロールプログ
ラム、診断プログラムが記憶されるプログラムメモリ、
S1〜S4はそれぞれデータ出力装置DOを介して加え
られる制御信号h〜kに従って、変位合成回路DG、速
度成分演算回路ARN,ART、分配回路DCの出力信
号ε,d〜gのレベルを調整する調整回路である。
前記制御信号aは前記データ出力装置DOから出力され
て切替スイッチSWを制御する信号であり、 前記制御信号bは前記データ出力装置DOから出力され
て前記スイッチSW1〜SW3を制御する信号であっ
て、前記制御信号bによって前記スイッチSW1〜SW
3を通過する指令信号をサーボアンプDX,DY,DZ
に与えてモータMX,MY,MZを回転させ、前記倣い
加工装置の倣い動作をさせるための制御信号であり、 前記制御信号cは前記データ出力装置DOから出力され
て、前記倣い加工装置の各部の出力信号(ε,ε
ε,d,e,f,g,ε)を入力する前記アナログス
イッチASを制御する信号であって、前記制御信号bに
よって前記スイッチSW1〜SW3から前記サーボアン
プDX,DY,DZへの出力をオフにするとともに前記
アナログスイッチASを通して出力信号(d,e,f,
g,ε)を抽出し、前記AD変換器ADを介して前記制
御装置CPUに接続されたデータバスBUS上に取り出
すことによって、前記倣い加工装置の機能診断を行なう
ための制御信号であり、 制御信号h,i,j,kはそれぞれ前記データ出力装置
DOから前記調整回路S1〜S4に与えられる制御信号
である。
モデル(図示せず)にスタイラスSTが接触してモータ
による送りが行なわれ、スタイラスSTの変位に対応し
た変位信号ε,ε,εがトレーサヘッドTRから
出力される。変位合成回路DGは切替スイッチSWを介
して加えられる変位信号ε,ε,εに基づいて、
合成変位信号 を作成し、割出回路INDは変位方向信号sinθ,cosθ
を作成する。合成変位信号εは加算器ADDに加えられ
て基準変位信号εとの差が求められ、速度成分演算回
路ARN,ARTに於いて法線方向速度信号d,接線方
向速度信号eが求められ、分配回路DCに於いて変位方
向信号sinθ,cosθ、法線方向速度信号d、接線方向速
度信号eに基づいて指令速度信号f,gを作成し、ゲー
ト回路GCで選択されたサーボアンプに指令速度信号が
加えられ、スタイラスとカッタ(図示せず)との一体的
な送りが行なわれる。前述の如き動作は倣い制御として
公知であるので、更に詳細な説明は省略する。
第2図は本考案装置を実施する際に使用する指令テープ
PTの内容の一例を示した図であり、(イ)は荒加工を
指示する指令プログラムを表わし、(ロ)はプログラム
メモリM2に記憶されている診断プログラムを起動させ
る為の診断命令を、(ハ)は仕上げ加工を指示する指令
プログラムを表わしている。
制御装置CPUは倣い加工時において、 サイクルスタートにより起動がかけられると、予め設定
された基準変位量εをデータメモリM1から取り出
し、データ出力装置DOから前記加算器ADDに与えて
前記変位合成回路DGからの変位合成信号εとの差(ε
−ε)を抽出し、前記速度成分演算回路ARN,AR
Tに送り、前記速度成分演算回路ARN,ARTにおい
てε−ε=0となるような法線方向速度信号,接線方
向速度信号を求めて分配回路DCに送る。
また、トレーサヘッドTRの変位信号ε,ε,ε
を割出回路INDに送り、変位方向信号sinθ,cosθを
演算して前記分配回路DCに送り、前記分配回路DCで
前記法線方向速度信号,接線方向速度信号,変位方向速
度信号sinθ,cosθとから各軸のモータDX,DY,D
Zの送り速度が決定される。
また、倣い加工装置における移動量を読み取り、予め設
定されている倣いリミットの位置との比較を行いリミッ
トを跨いだことを検出すると倣い動作をピックフィード
動作に切り換える、 という動作を繰り返す装置であり、モデル面にわたって
の倣い動作を可能にする装置である。
制御装置CPUは、テープリーダTREにより、指令テ
ープPTの(イ)の部分を読取ると、そこに記憶されて
いるデータ(基準変位量,ピックフィード量,ピックフ
ィード方向,ピックフィード速度等)をデータメモリM
1に記憶させ、該データメモリM1に記憶させたデータ
とプログラムメモリM2に記憶されているコントロール
プログラムとに基づいて、倣い加工(荒加工)を行な
う。荒加工が終了すると、制御装置CPUは指令テープ
PTの(ロ)の部分をテープリーダTREにより読取
り、これが診断命令であることを検出すると、プログラ
ムメモリM2に記憶されている診断プログラムを読出
し、該診断プログラムに基づいて装置各部の機能診断を
行なう。
装置各部の機能診断は、例えば次のようにして行なうも
のである。制御装置CPUは、先ずデータ出力装置DO
を介して切替スイッチSWに加えている制御信号aを
“0”とすると共に、スイッチSW1〜SW3に加えて
いる制御信号bを“0”とし、次にデータ出力装置DO
を介してDA変換器DA1〜DA3に予め定められてい
るデータを加える。切替スイッチSWは前述したように
制御信号aが“0”の間、DA変換器DA1〜DA3の
出力信号x,y,zを変位信号ε,ε,εの代わ
りに変位合成回路DG及び割出回路INDに加えるもの
であるから、装置各部はDA変換器DA1〜DA3の出
力信号x,y,zに基づいた動作を行なうこととなり、
変位合成回路DGの出力信号ε、速度成分演算回路AR
N,ARTの出力信号d,e、分配回路DCの出力信号
f,gはアナログスイッチASに加えられる。また、ス
イッチSW1〜SW3は前述したように、信号bが
“0”の間、オフとなるものであるから、この間、モー
タMX,MY,MZは動作しないことになる。
次に制御装置CPUはデータ出力装置DOを介してアナ
ログスイッチASに制御信号cを加え、前記装置各部か
ら出力された信号ε,d〜gを順次AD変換器ADを介
してデータ入力装置DIに加える。制御装置CPUはデ
ータ入力装置DIを介して順次加えられる各信号ε,d
〜gのレベルが所定レベルであるか否かを判断する。
信号ε,d〜gのうち、例えば信号f,gのレベルが所
定レベルでないと判断した場合は、制御装置CPUは分
配回路DCに障害が発生したとして、その旨を表示装置
DISに表示させると共に、データ出力装置DOを介し
て第3図に示す構成を有する調整回路S4に制御信号k
を加える。第3図に於いて、SCは制御信号kに従って
接点r1〜r4のオン,オフを制御する接点制御回路、
R1〜R4は例えば1,2,4,8と重みづけされた抵
抗である。尚、調整回路S1〜S3も同様の構成を有す
るものである。前述の動作を更に詳細に説明すると、制
御装置CPUは信号f,gのレベルが所定レベルでない
と判断すると、制御信号kを調整回路S4内の接点制御
回路SCに加え、接点r1〜r4の状態を順次切替え
る。そして、信号f,gのレベルと前記所定レベルとの
差が許容範囲内となると、制御回路CPUは接点制御回
路SCにその時の接点r1〜r4の状態を保持するよう
に指示し、次いで制御信号a,bを“1”とし、次いで
指令テープPTの(ハ)の部分に記録されているデータ
をテープリーダTREにより読取ってデータメモリM1
に記憶させ、該データメモリM1に記憶させたデータと
プログラムメモリM2に記憶されているコントロールプ
ログラムとに基づいて、倣い制御(仕上げ加工)を行な
う。また、調整回路S4内の抵抗R1〜R4の切替を行
なっても、信号f,gのレベルを所定レベルにすること
ができなかった場合は、制御装置CPUは表示装置DI
Sにその旨を表示させる。尚、調整回路S4内の抵抗R
1〜R4の切替によって直すことができる障害として
は、例えば、電源電圧,周囲温度の変動に伴なう出力レ
ベルの異常等がある。
また、各信号ε,d〜gのレベルが全て所定レベルであ
ると判断した場合は、制御装置CPUは先ず制御信号
a,bを“1”とし、次いでテープリーダTREによ
り、指令テープ(ハ)の部分を読取り、前述したと同様
に倣い制御(仕上げ加工)を行なう。
尚、実施例に於いては、診断命令を荒加工用の指令プロ
グラムと仕上げ加工用の指令プログラムとの間に挿入す
るようにしたが、これに限られるものではなく、任意の
位置に挿入するようにしても良いことは勿論である。
考案の効果 以上説明したように、本考案は装置を複数のブロックに
分割し、各ブロック対応に各ブロックの出力信号のレベ
ルを調整する調整手段(実施例に於いては調整回路S1
〜S4)を設け、装置の機能診断時、各ブロックの出力
信号のレベルが所定レベルとなるように、調整手段を制
御するものであるから、容易に装置各部の調整を行なう
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のブロック線図、第2図は指令
テープの内容の一例を示した図、第3図は調整回路の構
成を示すブロック線図である。 TRはトレーサヘッド、STはスタイラス、SWは切替
スイッチ、DGは変位合成回路、INDは割出回路、D
A1〜DA4はDA変換器、ADはAD変換器、ADD
は加算器、DCは分配回路、GCはゲート回路、SW1
〜SW3はスイッチ、DX,DY,DZはサーボアン
プ、MX,MY,MZはモータ、ASはアナログスイッ
チ、DIはデータ入力装置、DOはデータ出力装置、C
PUは制御装置、DISは表示装置、TREはテープリ
ーダ、PTは指令テープ、KBはキーボード、M1,M
2はメモリ、S1〜S4は調整回路、R1〜R4は抵
抗、r1〜r4は接点、SCは接点制御回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】指令プログラムに従って動作するCPUと
    複数のアナログ回路とを具備した制御装置において、 該制御装置に、 診断プログラムを記憶するメモリと、 前記複数のアナログ回路の出力部と前記CPUとを接続
    するA/D変換器と、 前記複数のアナログ回路に接続され前記CPUの指示に
    従って前記複数のアナログ回路の出力信号の値をそれぞ
    れ段階的に調整する複数の調整手段と、 を設け、 前記CPUは前記指令プログラムに挿入された診断命令
    を検出した時、前記メモリから診断プログラムを読み取
    ると共に、前記複数のアナログ回路の出力信号の値を前
    記A/D変換器を介して読み取り、前記出力信号の値が
    所定レベルであるか否かを判断し、前記出力信号の値が
    所定レベルでない場合には前記出力信号の値が所定レベ
    ルになるまで前記調整手段を段階的に調整することを特
    徴とする機能診断装置。
JP1990069322U 1990-06-28 1990-06-28 機能診断装置 Expired - Lifetime JPH0624887Y2 (ja)

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JP1990069322U JPH0624887Y2 (ja) 1990-06-28 1990-06-28 機能診断装置

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JPH0321109U JPH0321109U (ja) 1991-03-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55128641A (en) * 1979-03-23 1980-10-04 Nissan Motor Co Ltd Controlling system for vehicle

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