JPH06248670A - 配管ユニット - Google Patents

配管ユニット

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JPH06248670A
JPH06248670A JP3533893A JP3533893A JPH06248670A JP H06248670 A JPH06248670 A JP H06248670A JP 3533893 A JP3533893 A JP 3533893A JP 3533893 A JP3533893 A JP 3533893A JP H06248670 A JPH06248670 A JP H06248670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
piping unit
piping
unit frame
front surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP3533893A
Other languages
English (en)
Inventor
Rei Enomoto
玲 榎本
Atsushi Kayatani
篤 榧谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレルームからの排臭を配管を用いて行な
えるようにする。 【構成】 配管ユニット12を構成するユニットフレー
ム16の前面に、前板18、20とが交互に配列されて
おり、前板18に小便器10が取り付けられている。前
板18、20の下方の巾木23は凾形断面形状のもので
あり、内部が排気通路となっている。巾木23の前面に
吸気口23aが設けられている。 【効果】 トイレルーム内の床面付近の臭気を確実に排
出できる。また、巾木を排臭通路部材として用いてお
り、配管ユニット全体の気密化が不要であるため、配管
ユニットの構成コスト及び施工コストも低廉である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小便器等の衛生器具を設
置するための配管ユニットに係り、特にトイレルーム内
の臭気除去や清掃に考慮が払われた配管ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】凾状(又は側面視形状が逆L字形状)の
ユニットフレームをトイレルーム壁面に沿って設置し、
このユニットフレームの前面に前板を固着すると共に、
ユニットフレームの上面に天板を装着し、該前板の前面
に小便器や洗面器等を取り付けた配管ユニットは既に広
く用いられている。
【0003】トイレルーム内の臭気を排出するために、
この配管ユニットをトイレルーム壁面に気密に連結し、
配管ユニットの前面下部に吸気口を設け、配管ユニット
内を排気装置に連通させた脱臭形配管ユニットがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】配管ユニット全体を気
密にするためには、配管ユニットとトイレルーム壁面と
の隙間を気密に封じたり、天板や前板、巾木を気密に装
着する必要があり、配管ユニットの組立コスト、設置施
工コストが嵩んでいた。
【0005】また、従来、トイレルーム内の床を水で丸
洗いする場合、ホースやバケツで水を流す必要があり、
手間がかかっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の配管ユニット
は、ユニットフレームと、該ユニットフレームの前面に
装着された前板と、該ユニットフレームの下辺部前面に
設けられた巾木と、該ユニットフレームの上面に被装さ
れた天板と、該前板の前面に取り付けられた衛生器具と
を備えた配管ユニットにおいて、該巾木を中空断面形状
とし、該巾木の前面に臭気吸込口を設け、該巾木の内部
空間を排気装置に連通したことを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項2の配管ユニットは、ユニットフレ
ームと、該ユニットフレームの前面に装着された前板
と、該ユニットフレームの下辺部前面に設けられた巾木
と、該ユニットフレームの上面に被装された天板と、該
前板の前面に取り付けられた衛生器具とを備えた配管ユ
ニットにおいて、トイレルームの床面に向って洗浄水を
流出させる配管を該配管ユニットの前部の下部に設けた
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項3の配管ユニットは、請求項2にお
いて、前記配管を前記巾木部分に設けたことを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】請求項1の配管ユニットにおいては、巾木を中
空とし、この巾木内を排臭通路としている。従って、配
管ユニット近傍の床面付近の臭気を効率良く吸引、排出
できる。なお、配管ユニット全体については気密構造と
する必要はない。
【0010】請求項2の配管ユニットにおいては、配管
ユニットの配管からトイレルームの床面に水を流し出す
ことができる。従って、散水用のホースやバケツが不要
となる。
【0011】請求項3の配管ユニットにおいては、配管
ユニット内の機器(電磁弁やセンサ、各種配管、配線な
ど)と干渉することなく洗浄水用の配管を横引きでき
る。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る配管ユニットの正面
図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は
第2図のIII 部の拡大図、第4図は第2図のIV部の拡大
図である。
【0013】小便器10が前面に設けられた配管ユニッ
ト12がトイレルームの壁面14に沿って設置されてい
る。この配管ユニット12のユニットフレーム16の前
面に前板18、20を取り付け、この前板18の前面に
前記小便器10を取り付けている。ユニットフレーム1
6の上面には天板22が被装されている。22aは天板
22を裏打ちする合板を示す。
【0014】ユニットフレーム16の下部の前面には、
中空の凾形断面形状の巾木23が設けられている。この
巾木23の前面には、スリット状の吸気口23aが設け
られている。巾木23内は、配管ユニット12に隣接す
るパイプスペース(図示略)内の排気管(図示略)に連
通されている。
【0015】このユニットフレーム16は凾形状のもの
であり、上部の前縁及び後縁にそれぞれ上部水平アング
ル24,26が水平方向に延設され、下部の前縁及び後
縁にはそれぞれ下部水平アングル28,30が水平方向
に延設されている。
【0016】第4図に拡大して示される通り、上部水平
アングル24の前面にはスペーサ32を介してL字形断
面形状の掛止金具34がスポット溶接やビス等により固
着されている。また、第3図に拡大して示される通り、
下部水平アングル28の前面には掛止金具36がビス3
8(溶接でも良い。)で固着されている。この掛止金具
36は、下部水平アングル28の上端よりも上方に突出
しており、該掛止金具36の背面とユニットフレーム1
6の縦アングル40の前面との間に間隔が開いている。
【0017】本実施例では、前板18、20は、それぞ
れ塩ビ鋼板の周縁部にパイプフレームを固着した構成の
ものとなっている。塩ビ鋼板42の上縁部がパイプフレ
ーム44に沿って折り返され、その先端辺は下向きの掛
止部42aとなっている。パイプフレーム44の内部に
はナット46が溶接等により固着され、このナット46
に対しアジャスタボルト48が上下方向に螺進可能に螺
着されている。掛止部42aが掛止金具34の背面側の
スペースに差し込まれると共に、アジャスタボルト48
が掛止金具34の上面に当接することにより、前板1
8、20の上部がユニットフレーム16に掛止されてい
る。
【0018】第3図に示す通り、前板18、20の下部
においては、クランク形断面形状の引掛金具50が塩ビ
鋼板42の裏面に接着等により固着されている。この引
掛金具50の下端の掛止部50aが前記掛止金具36の
背面と縦アングル40との間に差し込まれており、これ
によって着脱前板20の下部の面出入り方向の掛止が行
なわれている。なお、引掛金具50の下側にはL字形断
面形状の支持金具52が接着等により塩ビ鋼板42の裏
面に固着されており、この支持金具52の上面が引掛金
具50に接着されることにより、引掛金具50の安定し
た取り付けが可能となっている。支持金具52の下端
は、パイプフレーム44に当接している。
【0019】なお、前記巾木23は下部水平アングル2
8の前面に溶接や接着等により固着されている。下部水
平アングル28,30にはそれぞれアジャスタボルト5
6が螺着されており、ユニットフレーム16の高さ調節
を可能としている。
【0020】第1図の58は、小便器10の自動洗浄装
置用の人体感知センサを示す。
【0021】このように構成された配管ユニットにおい
ては、巾木23の内部空間が排臭通路となっており、ト
イレルーム内の床面付近の臭気を効率良く排出できる。
また、配管ユニット内を気密にすることが不要であり、
配管ユニットの組立や設置施工が容易である。
【0022】第5図は巾木を巾木本体60と巾木カバー
62とで構成した実施例を示している。この巾木本体6
0は、上記巾木23と同様に凾形断面形状であり、その
内部が排気通路として機能している。巾木本体60と巾
木カバー62には、互いに重なり合う位置にそれぞれ臭
気吸込用の吸気口60a、62aが設けられている。な
お、この巾木本体60は円形、楕円形などのその他の断
面形状であっても良い。
【0023】第6図は別の実施例に係る配管ユニットの
前面下部の構成を示す縦断面図である。本実施例では巾
木23A内に洗浄水用の配管70を横引きしている。こ
の配管70には吐水ノズル72が所定間隔ごとに設けら
れており、配管ユニット前方のトイレルーム床面に洗浄
水を満遍なく流出できるよう構成している。この巾木7
0を設けたことにより、トイレルーム内の散水用のホー
スやバケツが不要となる。
【0024】本実施例では、配管70を巾木23A内に
設けているため、配管ユニット内の機器と干渉すること
なく配管70を横引きできる。この配管70は巾木23
Aで覆われているから、外観上の見栄えも良い。
【0025】なお、図示は省略するが、この配管70は
ユニットフレーム16内に引き回し、巾木の前面側まで
吐水ノズルを延出させても良い。また、巾木それ自体を
配管にて構成しても良い。
【0026】上記実施例では前板として塩ビ鋼板製のパ
ネルが用いられているが、タイルパネルなど各種のパネ
ルを前板として用いても良いことは明らかである。
【0027】また、上記実施例では衛生器具として小便
器10が配管ユニット前面に設けられているが、洗面器
や手洗器、洋風便器など各種の衛生器具をこの配管ユニ
ットの前面に設けても良いことは明らかである。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、請求項1の配管ユニットに
よると、トイレルーム内の床面付近の臭気を効率良く排
出できる。また、配管ユニット全体の気密化が不要であ
るため、配管ユニットの構成コスト及び施工コストも低
廉である。
【0029】請求項2、3の配管ユニットによると、ト
イレルームの床を水で容易に丸洗いでき、散水用のホー
スやバケツが不要である。特に、請求項3の配管ユニッ
トによると、散水用の配管を容易に横引きできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る配管ユニットを示す正面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図2のIII 部分の拡大図である。
【図4】図2のIV部分の拡大図である。
【図5】別の実施例を示す要部縦断面図である。
【図6】さらに別の実施例を示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
10 小便器 12 配管ユニット 16 ユニットフレーム 18,20 前板 22 天板 23,23A 巾木 23a 吸気口 60 巾木本体 62 巾木カバー 70 配管 72 吐水ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットフレームと、該ユニットフレー
    ムの前面に装着された前板と、該ユニットフレームの下
    辺部前面に設けられた巾木と、該ユニットフレームの上
    面に被装された天板と、該前板の前面に取り付けられた
    衛生器具とを備えた配管ユニットにおいて、 該巾木を中空断面形状とし、該巾木の前面に臭気吸込口
    を設け、該巾木の内部空間を排気装置に連通したことを
    特徴とする配管ユニット
  2. 【請求項2】 ユニットフレームと、該ユニットフレー
    ムの前面に装着された前板と、該ユニットフレームの下
    辺部前面に設けられた巾木と、該ユニットフレームの上
    面に被装された天板と、該前板の前面に取り付けられた
    衛生器具とを備えた配管ユニットにおいて、 トイレルームの床面に向って洗浄水を流出させる配管を
    該配管ユニットの前部の下部に設けたことを特徴とする
    配管ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記配管を前記巾木
    部分に設けたことを特徴とする配管ユニット。
JP3533893A 1993-02-24 1993-02-24 配管ユニット Pending JPH06248670A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3533893A JPH06248670A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 配管ユニット

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JP3533893A JPH06248670A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 配管ユニット

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JPH06248670A true JPH06248670A (ja) 1994-09-06

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JP3533893A Pending JPH06248670A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 配管ユニット

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025475B2 (ja) * 1982-03-13 1990-02-02 Ishida Koki Seisakusho Kk
JPH03144032A (ja) * 1989-10-27 1991-06-19 Toto Ltd 幅木脱臭構造
JPH0657793A (ja) * 1992-08-11 1994-03-01 Toto Ltd 嘔吐専用装置

Patent Citations (3)

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