JPH0624813U - 管用穿孔機の切断片ストッパ装置 - Google Patents

管用穿孔機の切断片ストッパ装置

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JPH0624813U
JPH0624813U JP6121992U JP6121992U JPH0624813U JP H0624813 U JPH0624813 U JP H0624813U JP 6121992 U JP6121992 U JP 6121992U JP 6121992 U JP6121992 U JP 6121992U JP H0624813 U JPH0624813 U JP H0624813U
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輝明 藤巻
富雄 鶴巻
一男 小林
富之 鬼頭
実 根本
康生 畝本
富夫 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本管38の切断片39を確実に保持できる管
用穿孔機の切断片ストッパ装置とする。 【構成】 管用穿孔機のカッタに設けたパイロットドリ
ル6の先端部外周面に、縦方向の溝7を設け、この溝7
の下部に、溝7内に収まるアーム20の下部を軸33で
軸着し、このアーム20は、上部がばね34によって、
溝7の外方に突出するように付勢し、アーム20の上部
が溝7から突出した位置で、アーム20の背面等が、パ
イロットドリル6の連通孔12の上縁13等に当接して
回動が停止するように形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ホットタップ工法における遮断工法や、異径分岐管の接続において 、本管を管用穿孔機のカッタで穿孔したときに生ずる切断片を回収することので きるストッパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来行われているホットタップ工法における遮断工法は、図15図16に示す ように、本管38に上部フィッティング52と下部フィッティング53を、突合 わせ溶接55と隅肉溶接56で溶接して、フィッティング51を密閉構造に取り 付ける。そして、前記下部フィッティング53には、中央に凹部54を設け、ス トッピングマシンの開閉機構を装着できるようにすると共に、本管38を穿孔し たとき生じる切粉の溜りとしている。
【0003】 前記上部フィッティング52にはフランジが設けてあり、その内側には雌ねじ が設けてある。前記上部フィッティング52のフランジには、図17に示すよう に、ゲートバルブ61をボルトで取り付け、このゲートバルブ61のフランジに 、管用穿孔機1をボルトで取り付ける。
【0004】 そして、ゲートバルブ61を開き、管用穿孔機1のカッタ3を下降させ、パイ ロットドリル6で本管38に孔40を開孔させた後、カッタ3で本管38を穿孔 し、開口部43(図19)を形成する。
【0005】 このとき、カッタ3の外周直径が本管38の外径より小さく、かつ、本管38 の内径より大きく、カッタ3の厚みが本管38の管厚より厚いと、本管38の切 断片39は、図18の如く2つに分割された形状となり、本管38は図10に示 す如く穿孔される。
【0006】 そして、カッタ3の外周直径が本管38の外径より大きいと、本管38の切断 片39は一体に連続したものとなり、本管38の開口部43は、略、図19に示 す如くなる。
【0007】 本管38の切断完了後は、パイロットドリル6のストップピン67で、切断片 39をカッタ3の内部に保持して、切断片39を落下させることなくカッタ3を 引き上げる。
【0008】 次に、ゲートバルブ61を閉ざし、管用穿孔機1をゲートバルブ61から取り 外し、前記開口部43に前記ストッピングマシンの開閉機構(特公昭48−27 244号公報等に記載されている)を装着し、本管38内の流れを遮断する。
【0009】 そして、工事が進行し遮断が不要になれば、前記開閉機構を収縮させてストッ ピングマシン内に戻し、ゲートバルブ61を閉ざし、ストッピングマシンを取り 外し、中心軸76にプラグ77を装着した(図20)プラグ締め機75を、ゲー トバルブ61に取り付け、ゲートバルブ61を開き、プラグ締め機75の中心軸 76を下降させ、プラグ77を上部フィッティング52に螺着し密閉する(図1 9)。
【0010】 以上の操作は、前述の如く、ゲートバルブ61を開閉して、本管38内の流体 が大気中に放出されるのを防いで行っており、全ての作業は、本管38内の流れ を通したままで、減圧することなく施工できるものである。
【0011】 以上述べた、遮断工法に用いられる従来の管用穿孔機1のカッタ3に設けたパ イロットドリル6に設けられたストップピン67(図17)は、図21ないし図 24に示すように、パイロットドリル6の先端近くに水平方向の貫通孔65を設 け、この貫通孔65にストップピン67を摺動自在に挿入して形成している。
【0012】 そして、前記ストップピン67の後側には、スプリング69が介挿され、この スプリング69を前記貫通孔65の後部に螺合した止ねじ70で押圧しており、 前記ストップピン67は、前記スプリング69に押されて、先端近くに設けた肩 部が貫通孔65の段部66に当接し、ストップピン67の先端部の半球状部68 がパイロットドリル6の外表面より突出するように形成してある。
【0013】 そして、パイロットドリル6で本管38に孔40を穿孔した後、カッタ3で本 管38に開口部43を穿孔中に、前記ストップピン67が本管38の孔40に到 達すると、ストップピン67の半球状部68が孔40の角部41に押されて、ス プリング69を圧縮して、貫通孔65内に後退し(図22)、前記ストップピン 67は孔40を通過する(図23)。
【0014】 そして、カッタ3で本管38を完全に穿孔すると、カッタ3の内部に入った切 断片39は、ストップピン67の先端部に引っかかって、管用穿孔機1と共に回 収される。
【0015】 また、ホットタップ工法における異径分岐管の接続は、本管38に小径の分岐 管86を本管38内の圧力を降下させず、かつ、流れを止めずに接続する。 すなわち、図25に示すように、本管38にT字管83の一方の主管部84を 溶接した後、分岐部85に分岐管86を溶接して接続し、他方の主管部84にシ ール金物90を溶接し、シール金物90のフランジに、ゲートバルブ61をボル トにより取り付ける。
【0016】 次に、図26に示すように、ゲートバルブ61のフランジに管用穿孔機1を取 り付け、ゲートバルブ61を開き、前記ホットタップ工法における遮断工法と同 様にして、本管38に開口部43を穿孔し、ストップピン67で切断片39をカ ッタ3内に保持して収容し(図27)、ゲートバルブ61を閉ざし、管用穿孔機 1を取り外す。
【0017】 次に、ゲートバルブ61にプラグ締め機75を取り付け、プラグ締め機75の 中心軸76に装着したプラグ77を(図28)、シール金物90に螺着して、T 字管83の他方の主管部84を密閉する。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のパイロットドリル6に設けたストップピン67は、本管38の孔4 0の角部41に、先端部に形成した半球状部68が当接し、カム作用により半球 状部68がストップピン67の軸方向に押されて、スプリング69を圧縮し、ス トップピン67が貫通孔65内に後退するものである。そして、半球状部68の 中心点0は、パイロットドリル6の外表面より内側に設けてある(図24)。
【0019】 したがって、スプリング69を反発力の弱いものにすると、切断片39を保持 するとき、半球状部68が孔40の角部41で押されると、ストップピン67が 容易に後退し、切断片39を保持できない。
【0020】 そして、前記スプリング69を反発力の強いものにすると、本管38にパイロ ットドリル6で孔40を穿孔した後、カッタ3で本管38に開口部43を穿孔し ながら、半球状部68が孔40を通過するとき、半球状部68が孔40の角部4 1に強く当接し、孔40の角部41を図23に示すように丸くしてしまう。
【0021】 すると、切断片39の孔40に対するストップピン67の半球状部68の引っ かかり具合いが悪くなり、切断片39を保持し難くなる。 前述の如く、従来のストップピン67は、スプリング69を適切な反発力に調 整しないと、切断片39を保持することができず、そして、その調整は難しかっ た。
【0022】 本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、本管の切断片を確実に保持で きる管用穿孔機の切断片ストッパ装置とすることを技術的課題とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】 第1の考案は、管用穿孔機1のカッタ3に設けたパイロットドリル6の先端部 外周面に、縦方向の溝7を設け、この溝7の下部に、溝7内に収まるアーム20 の下部を回動自在に軸着し、このアーム20はばね34によって、アーム20の 上部が前記溝7より外方に突出する向きに付勢すると共に、アーム20の上部が 溝7より突出した位置で、アーム20が前記パイロットドリル6に当接して回動 が停止するように形成して管用穿孔機の切断片ストッパ装置とした。
【0024】 第2の考案は、第1の考案のパイロットドリル6の相背面に、溝7を一対設け 、この溝7にそれぞれアーム20を軸着して管用穿孔機の切断片ストッパ装置と した。
【0025】 第3の考案は、第1の考案又は第2の考案のいずれかの考案のアーム20の上 面21を円弧状面に形成し、このアーム20が回動してパイロットドリル6に当 接し停止した位置で、アーム20の上面21の後部が、溝7の天場面8の前端部 9の下方にあるように形成して管用穿孔機の切断片ストッパ装置とした。
【0026】 第4の考案は、第3の考案の溝7の天場面8の前端部9を、下方に突出させて 管用穿孔機の切断片ストッパ装置とした。 第5の考案は、第3の考案の溝7の天場面8の前端部に、垂下して突出する切 粉排除板14を設けて管用穿孔機の切断片ストッパ装置とした。
【0027】
【作用】
第1の考案は、例えば図26に示す従来例と同様にして、管用穿孔機1(図3 )をゲートバルブ61に取り付けて、ゲートバルブ61を開き、カッタ3とパイ ロットドリル6を下降させ、本管38にパイロットドリル6で孔40を穿孔する 。
【0028】 そして、カッタ3で本管38に開口部43(図27)を穿孔しながらパイロッ トドリル6を下降させると、パイロットドリル6に軸着したアーム20の外面が 、孔40の角部41に当接し、アーム20はスプリング34に抗して溝7内に収 まり(図4)、前記孔40を通過する。
【0029】 すると、アーム20の上部は、スプリング34によって開かれ(図5)、アー ム20がパイロットドリル6に当接し(図1では、溝7の連通孔12の上縁13 に、アーム20の下部背面が当接)、アーム20は上部が溝7より突出した位置 で停止し、アーム20の上部は孔40の下縁外側に位置する。
【0030】 なおも、カッタ3による本管38の穿孔が行われ、切断片39(図5,図27 )が本管38から分離すると、切断片39はアーム20の上部に乗り確実に保持 される。そして、カッタ3と共に引き上げられる。
【0031】 第2の考案は、パイロットドリル6の相背面に設けた一対のアーム20によっ て、切断片39は一層確実に保持される。 第3の考案は、さらに、アーム20の上面21を円弧状面に形成し、かつ、ア ーム20が回動し停止した位置で、アーム20の上面21の後部が溝7の天場面 8の前端部9の下方にあるので、前記天場面8とアーム20の上面21との間の 隙間を小さく形成でき、切粉45(図12)の溝7内への進入を防ぐ。
【0032】 したがって、図10に示すように、本管38を上部から下部まで穿孔する場合 でも、溝7内への切粉45の進入を防ぐことができ、本管38の底部に穿孔した 孔40内を、アーム20を溝7内に収めながら通過させるのに支障がない。
【0033】 第4の考案は、さらに、溝7の天場面8の前端部9が下方に突出しているので 、アーム20の上面21と天場面8の前端部9間を、一層隙間の小さいものとし て形成でき、切粉45の溝7内への進入を防ぐことができる。
【0034】 第5の考案は、溝7の天場面8の前部に、切粉排除板14を垂下して設けてあ るので、アーム20の上面21と溝7の天場面8間の隙間を、小さなものとして 形成でき、切粉45の溝7内への進入を防ぐことができる。
【0035】
【実施例】
以下図によって本考案の実施例の説明をする。図1ないし図5は、本考案の一 実施例の説明用の図である。この実施例の管用穿孔機1は、図3に示すようにハ ウジング2を備え、このハウジング2の下縁にはフランジが設けてある。
【0036】 そして、前記ハウジング2内には、鋼製のカッタ3が回転自在で、かつ、上下 動可能に設けてある。そして、前記カッタ3の中央部には、パイロットドリル6 が垂下して設けてあり、このパイロットドリル6の先端部は、前記カッタ3の下 端より下方に延ばして形成してある。
【0037】 前記パイロットドリル6の先端部外周面の、相背面に縦方向の溝7が一対設け てあり、この溝7の下部に、前記溝7内に収まる角柱状のアーム20の下部を、 ピンとして形成した軸33により、回動自在に軸着してある。
【0038】 前記一対の溝7の下端部近くには、溝7・7間を連通する連通孔12が設けて あり、この連通孔12内には、引張りばねとして形成したばね34が挿入され、 このばね34の両端部は、前記アーム20の下端部近くに係止され、アーム20 をアーム20の上部が前記溝7より外方に突出する向きに付勢している。
【0039】 そして、前記アーム20は、アーム20の上部が前記溝7より外方に突出した 位置で、アーム20の下部背面が前記連通孔12の上縁13に当接して、回動が 停止するように形成して、管用穿孔機1の切断片ストッパ装置としている。
【0040】 前記実施例は、パイロットドリル6の相背面に一対の溝7を設け、一対のアー ム20を軸着しているが、前記溝7とアーム20は片方の側面のみに設けること も可能である。
【0041】 図6は切断片ストッパ装置の別の実施例を示すものであり、以下さきの実施例 と同様の部分は、同一の符号を用い説明を省略した。 この実施例は、ばね34を板ばねで形成し、このばね34でアーム20の中央 部背面を外側に向けて押圧するように形成し、アーム20の後端角部25が溝7 の内面に当接して、アーム20の回動が停止するように形成してある。
【0042】 図7ないし図11は、他の実施例の説明用の図である。この実施例は、アーム 20の上面21を、アーム20を回動自在に軸着している軸33の中心線を中心 とする円弧状面に形成している。
【0043】 そして、アーム20の背面は切欠部24とし、アーム20の上面21の後部を 後方に突出させ、アーム20の回動が停止した位置で、アーム20の上面21の 後部が溝7の天場面8の前端部9の下方にあるように形成してあり、アーム20 の下面23の前面角部26が溝7の下端面11に当接して、アーム20の回動が 停止するように形成してある。
【0044】 図12は、さらに別の実施例を示すものであり、この実施例は、パイロットド リル6の溝7の天場面8の前端部9を下方に鋭角状に突出させて、前端部9をア ーム20の上面21の円弧状面に接近させて設けたものであり、切粉45が容易 に排除できるものである。 図13は、さらに他の実施例を示すものであり、こ の実施例は、パイロットドリル6の溝7の天場面8の前部の上方を凹所に形成し 、この凹所に切粉排除板14を、その下部が天場面8の前部に垂下して突出する ように取り付けたものである。
【0045】 図14は、さらに別の実施例を示すものであり、この実施例は、パイロットド リル6の溝7の天場面8の上部に、切粉の排除も兼ねる抑止板10を設け、この 抑止板10で、アーム20の上面21の後部に突出させた突出部22を抑止し、 アーム20の回動を停止させるように形成したものである。
【0046】 前記実施例のうち、図1ないし図6に示される実施例は、溝7の天場面8とア ーム20の上面21の間に、隙間ができる虞れがあるが、この実施例のものは、 図25ないし図29に示す異径分岐管の接続に使用すると好適である。
【0047】 すなわち、異径分岐管の接続では、本管38の上面のみに開口部43を穿孔す るものであるので、異径分岐管を接続する本管38の上面に、パイロットドリル 6で孔40を穿孔して、パイロットドリル6の溝7にアーム20を収めて、前記 孔40を通過させた後は、再びアーム20を溝7に収めないので、その後カッタ 3による開口部43の穿孔で切粉45が溝7内に進入しても作業の支障とならな い。
【0048】 一方、図10に示すように、ホットタップ工法における遮断工法で、本管38 の上面から下面まで穿孔して開口部43を形成する場合、特に、図10に示すよ うに、本管38の外径よりもカッタ3の外径が小さく、本管38の側部に切口4 4が表れるような場合は、溝7内に切粉45が進入し易いと支障が生じる。
【0049】 すなわち、前述の如く本管38の側部に切口44が表れるような場合は、本管 38の内側に排出される切粉45が多く、かつ、本管38の側部をカッタ3で穿 孔した後、本管38の下面をパイロットドリル6で穿孔し、アーム20を溝7に 収めて孔40を通過させなければならない。
【0050】 したがって、本管38の下面の孔40内を、アーム20を通過させる前に溝7 内に切粉45が進入すると、溝7内にアーム20が収まらず、前記孔40内をア ーム20を通過させるのに支障が生じる。
【0051】
【考案の効果】
第1の考案は、パイロットドリル6の溝7の下部に、溝7内に収まるアーム2 0の下部を軸着し、このアーム20はばね34によって、アーム20の上部が溝 7の外方に突出するように付勢すると共に、アーム20がパイロットドリル6に 当接して回動が停止するように形成したものである。
【0052】 したがって、ばね34はアーム20に対する孔40の抑止力がなくなったとき 、アーム20を押開くことのできるだけの弱い反発力でよく、そして、アーム2 0を溝7内に収めるために、孔40の角部41に当接するアーム20の部分は、 アーム20の前面であり、切断片39を保持するため、切断片39の下面に当接 するアーム20の部分は、アーム20の上面21である。
【0053】 よって、切断片39の孔40の角部41が丸くなることもなく、また、アーム 20の上面21を、アーム20を溝7に押し込むことのできるカム面に形成する 必要がなく、アーム20を切断片39を確実に保持できるものに形成できる。
【0054】 第2の考案は、さらに、パイロットドリル6の相背面に一対の溝7を設け、こ の溝7にそれぞれアーム20を設けたので、切断片39は一層確実に保持される 。
【0055】 第3の考案は、さらに、アーム20の上面21を円弧状に形成し、かつ、アー ム20が回動し停止した位置で、アーム20の上面21の後部が、溝7の天場面 8の前端部9の下方にある。
【0056】 したがって、溝7の天場面8とアーム20の上面21との間の隙間を小さく形 成でき、切粉45の溝7内への進入を防ぎ、アーム20が溝7内に支障なく収め ることができる。 第4の考案は、さらに、溝7の天場面8の前端部9が下方に 突出しているので、溝7の天場面8とアーム20の上面21の間を、一層隙間の 小さいものとして形成でき、溝7内への切粉45の進入を防ぐことができる。
【0057】 第5の考案は、溝7の天場面8の前部に、切粉排除板14を垂下して設けてあ るので、溝7の天場面8とアーム20の上面21間の隙間を一層小さく形成でき 、溝7内への切粉45の進入を防ぐことができる。
【0058】 したがって、本管の切断片を確実に保持できる管用穿孔機の切断ストッパ装置 とすることができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部の断面図
【図2】本考案の一実施例の要部の正面図
【図3】本考案の一実施例の概略を示す一部断面とした
【図4】本考案の一実施例の作動状態を示す要部の断面
【図5】本考案の一実施例の作動状態を示す要部の断面
【図6】本考案の別の実施例の要部の断面図
【図7】本考案の他の実施例の要部の断面図
【図8】本考案の他の実施例の要部の正面図
【図9】本考案の他の実施例のアームの斜視図
【図10】本考案の他の実施例の穿孔状態を示す図
【図11】本考案の他の実施例の作動状態を示す要部の
断面図
【図12】本考案のさらに別の実施例の要部の断面図
【図13】本考案のさらに他の実施例の要部の断面図
【図14】本考案のさらに他の実施例の要部の断面図
【図15】本考案の他の実施例及び従来例で使用するフ
ィッティングを示す図
【図16】本考案の他の実施例及び従来例で使用する本
管に取り付けたフィッティングを示す図
【図17】従来例の説明用の一部断面とした図
【図18】本考案の他の実施例及び従来例で穿孔して形
成した切断片を示す図
【図19】本考案の他の実施例及び従来例の説明用の図
【図20】本考案の実施例及び従来例で使用するプラグ
を示す図
【図21】従来例の要部の断面図
【図22】従来例の作動状態を示す要部の断面図
【図23】従来例の作動状態を示す要部の断面図
【図24】従来例の要部の断面図
【図25】別の従来例の説明用の断面図
【図26】別の従来例の説明用の一部断面とした図
【図27】別の従来例の説明用の一部断面とした図
【図28】別の従来例の説明用の断面図
【図29】別の従来例の説明用の断面図
【符号の説明】
1 管用穿孔機 3 カッタ 6 パイロットドリル 7 溝 8 天場面 9 前端部 14 切粉排除板 20 アーム 21 上面 34 ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鶴巻 富雄 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日本 鋼管株式会社内 (72)考案者 小林 一男 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日本 鋼管株式会社内 (72)考案者 鬼頭 富之 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号日本 鋼管株式会社内 (72)考案者 根本 実 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地日本鋼 管工事株式会社内 (72)考案者 畝本 康生 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地日本鋼 管工事株式会社内 (72)考案者 林 富夫 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地日本鋼 管工事株式会社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管用穿孔機1のカッタ3に設けたパイロ
    ットドリル6の先端部外周面に、縦方向の溝7を設け、
    この溝7の下部に、溝7内に収まるアーム20の下部を
    回動自在に軸着し、このアーム20は、ばね34によっ
    て、アーム20の上部が前記溝7より外方に突出する向
    きに付勢すると共に、アーム20の上部が溝7より突出
    した位置で、アーム20が前記パイロットドリル6に当
    接して回動が停止するように形成した管用穿孔機の切断
    片ストッパ装置。
  2. 【請求項2】 パイロットドリル6の相背面に、溝7を
    一対設け、この溝7にそれぞれアーム20を軸着した請
    求項1記載の管用穿孔機の切断片ストッパ装置。
  3. 【請求項3】 アーム20の上面21を円弧状面に形成
    し、このアーム20が回動してパイロットドリル6に当
    接し、停止した位置で、アーム20の上面21の後部が
    溝7の天場面8の前端部9の下方にあるように形成した
    請求項1又は請求項2のいずれかに記載した管用穿孔機
    の切断片ストッパ装置。
  4. 【請求項4】 溝7の天場面8の前端部9を、下方に突
    出させた請求項3記載の管用穿孔機の切断片ストッパ装
    置。
  5. 【請求項5】 溝7の天場面8の前部に、垂下して突出
    する切粉排除板14を設けた請求項3記載の管用穿孔機
    の切断片ストッパ装置。
JP1992061219U 1992-08-31 1992-08-31 管用穿孔機の切断片ストッパ装置 Expired - Lifetime JP2555997Y2 (ja)

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