JPH0624809Y2 - こま折れ防止丁番 - Google Patents

こま折れ防止丁番

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JPH0624809Y2
JPH0624809Y2 JP8045390U JP8045390U JPH0624809Y2 JP H0624809 Y2 JPH0624809 Y2 JP H0624809Y2 JP 8045390 U JP8045390 U JP 8045390U JP 8045390 U JP8045390 U JP 8045390U JP H0624809 Y2 JPH0624809 Y2 JP H0624809Y2
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JP
Japan
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hinge
root
female
present
break prevention
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JP8045390U
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JPH0437923U (ja
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正規 中村
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WAKAYOSHI SEISAKUSHO CO., LTD.
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WAKAYOSHI SEISAKUSHO CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、丁番の改良に関し、更に詳しくは、こま折れ
防止丁番に関するものである。
〔従来の技術および解決すべき技術的課題〕
最近、軽くてファッション性に富んだスリムな細縁眼鏡
が人気が高い。そして細縁の眼鏡が普及するにつれて、
それにバランスを取るように必然的にテンプルも細いも
のが用いられるようになった。しかし、テンプルを細く
すると、テンプルと眼鏡フロントを連結する丁番も、当
然に小さく細く製作せねばならなくなり、少しでも大き
な力が加わると丁番のこまが折れてテンプルが外れてし
まうという問題が生じたのである。
何故最近の眼鏡にこま折れ現象が起きるのか説明すれ
ば、丁番が捩じれるような方向に強い力が加わると(第
2図参照)、丁番のこま根本部に特に歪みが集中するか
らである。この点を第3図を参照して更に説明すれば、
丁番に捩じれ力が働くと、金属製の丁番は変形するが、
丁番翼部(第3図A、E)は捩じれ力方向に金属層が厚
くて変形に強く、こま接合部(第3図C)はこまが螺子
止めされて全体が1つの金属塊となって変形に強い。だ
が、こま根本部(第3図B、D)は捩じれ方向に金属層
が薄く、したがってこの部分に歪み変形が集中し、つま
り捩じれの力が集中して、ついにはこま根本部が破断す
る。こうして、こま根本部に集中してこま折れが起こる
のである。
本考案は、従来の丁番に上記の欠点があったことに鑑み
てなされたもので、小型であってもこま折れし難い丁番
を提供することを技術的課題とするものである。
〔課題解決のために採用した手段〕
本考案者が、上記課題解決のために採用した技術手段を
説明すれば、以下のとおりである。
即ち、丁番の少なくとも一方丁番のこまの根本部に末広
がり状の傾斜を設け、それに相対する丁番こまの頭頂部
とに対称的な傾斜を設けるという補強摺合手段を採用す
ることによって、こま折れし難い丁番を実現した。
〔実施例〕
以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
丁番部品1は、雄こま11にバカ孔14が設けてあるととも
に、雄こま11の根本部12が傾斜加工されてテーパ部とな
っており、また雄こま11の頭頂部13も傾斜加工されてテ
ーパ部となっている。丁番部品2は、雌こま21・21′を
有して、雌こま21にはバカ孔24が、雌こま21′には螺子
孔24′が設けられているとともに、雌こま21・21′の根
本部23が傾斜加工されてテーパ部となっており、また雌
こま21・21′の頭頂部22・22′も傾斜加工されてテーパ部
となっている。
雄こま11の根本部12と雌こま21・21′の頭頂部22・22′の
傾斜は対称的であって、合わせてテーパを構成する。同
様に、雄こま11の頭頂部13と雌こま21・21′の根本部23
もテーパを構成する。
雄こま11を雌こま21・21′間に嵌挿してビス3で螺子止
めすると本実施例こま折れ防止ろう付け丁番が構成され
る。
本実施例は以上のように構成されるが、本考案は上記実
施例にのみ限定されるものではなく、実用新案登録請求
の範囲内で種々の変更が可能である。特に、雄こまが2
つ、雌こまが3つあるこま折れ防止丁番を製作したり、
こまの根本傾斜を曲面加工してこま折れ防止丁番を製作
したり、また、とも丁番やブロック丁番をこま折れ防止
丁番に加工したりすることも、当然に本考案の範囲内に
含まれる。
〔本考案の効果〕
以上、実施例に基づいて説明したとおり、本考案のこま
折れ防止丁番は、こまの根本部に傾斜面を設けて、これ
に相対するこまの頭頂部に傾斜部を設けたことによっ
て、最も折れ易いこま根本部の金属を厚く補強して、こ
ま根本部でのこま折れを防ぐことができ、しかも丁番と
しての回動機能は少しも損なわれない。また、こま根本
部を厚くしたかわりに、こま頭頂部が薄くなって、雄こ
まを雌こまに嵌挿して丁番を組み立てるときに、組み立
て易くなっている。
このように、本考案のこま折れ防止丁番は、こまの根本
部と頭頂部の傾斜加工という非常に簡単な手段でこま折
れを防止でき、加工コストも安価であって、産業上の利
用価値が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例こま折れ防止丁番の分解組立図
である。第2図、第3図は丁番のこま折れを説明する概
念図である。 1……丁番部品、2……丁番部品、 11……雄こま、21……雌こま、21′……雌こま、 12……こま根本部、 22……こま頭頂部、22′……こま頭頂部、 13……こま頭頂部、23……こま根本部 14……バカ孔、24……ばか孔、24′……螺子孔、 3……ビス、 A……丁番翼部、 B……こま根本部、 C……こま接合部、 D……こま根本部、 E……丁番翼部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】丁番の少なくとも一方のこまの根本部に末
    広状の傾斜を設け、これに相対する他方のこまの頭頂部
    とに対称的な傾斜を設けたことを特徴とするこま折れ防
    止丁番。
JP8045390U 1990-07-27 1990-07-27 こま折れ防止丁番 Expired - Lifetime JPH0624809Y2 (ja)

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JPH0437923U JPH0437923U (ja) 1992-03-31
JPH0624809Y2 true JPH0624809Y2 (ja) 1994-06-29

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