JPH0624803A - 着色ガラス顆粒の製造方法 - Google Patents
着色ガラス顆粒の製造方法Info
- Publication number
- JPH0624803A JPH0624803A JP29496991A JP29496991A JPH0624803A JP H0624803 A JPH0624803 A JP H0624803A JP 29496991 A JP29496991 A JP 29496991A JP 29496991 A JP29496991 A JP 29496991A JP H0624803 A JPH0624803 A JP H0624803A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- pigment
- glass granule
- mixer
- glass granules
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Crushing And Grinding (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラス顆粒を均一に着色できる着色ガラス顆
粒の製造方法を提供する。 【構成】 本発明は、内部に網状物を設けた容器に顆粒
と顔料を入れ、容器を回転して混合することにより着色
ガラス顆粒を得る。
粒の製造方法を提供する。 【構成】 本発明は、内部に網状物を設けた容器に顆粒
と顔料を入れ、容器を回転して混合することにより着色
ガラス顆粒を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス顆粒を着色して
着色ガラス顆粒を製造する方法に関する。
着色ガラス顆粒を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】気密端子や半導体等の電子部品の封着に
はガラス粉末が用いられている。このガラス粉末は、粒
子の径が小さすぎると飛び散り易くまた取り扱い難いた
め、造粒により粒径を増加させて、顆粒にされている。
はガラス粉末が用いられている。このガラス粉末は、粒
子の径が小さすぎると飛び散り易くまた取り扱い難いた
め、造粒により粒径を増加させて、顆粒にされている。
【0003】ところで、ガラス粉末には、用途、特性等
によって多品種あり、それらを取り違えず品種を容易に
一見して識別できるように、各品種毎に違った色に着色
されている。
によって多品種あり、それらを取り違えず品種を容易に
一見して識別できるように、各品種毎に違った色に着色
されている。
【0004】従来、着色したガラス粉末、すなわち着色
ガラス顆粒は、混合機の容器にガラス顆粒とこれを着色
する微粉末の顔料とを入れ、混合することにより製造さ
れている。
ガラス顆粒は、混合機の容器にガラス顆粒とこれを着色
する微粉末の顔料とを入れ、混合することにより製造さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法によると、混合中、微粉末の顔料が擬集して塊
状になってしまいガラス顆粒に均等に混ざらず、ために
ガラス顆粒を均一に着色することができないという問題
が生じた。そこで、混合する容器内部にスクリューを設
けることが試みられたが、その場合顔料は擬集化せずに
混合されるもののガラス顆粒がスクリューにより、こわ
れて粒子化してしまうという問題が生じた。
来の方法によると、混合中、微粉末の顔料が擬集して塊
状になってしまいガラス顆粒に均等に混ざらず、ために
ガラス顆粒を均一に着色することができないという問題
が生じた。そこで、混合する容器内部にスクリューを設
けることが試みられたが、その場合顔料は擬集化せずに
混合されるもののガラス顆粒がスクリューにより、こわ
れて粒子化してしまうという問題が生じた。
【0006】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものであり、本発明の目的はガラス顆粒を均一に着色
できる着色ガラス顆粒の製造方法を提供することであ
る。
たものであり、本発明の目的はガラス顆粒を均一に着色
できる着色ガラス顆粒の製造方法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の着色ガラス顆粒
の製造方法は、内部に網状物を設けた容器にガラス顆粒
と顔料とを入れ、容器を回転して混合することを要旨と
するものである。
の製造方法は、内部に網状物を設けた容器にガラス顆粒
と顔料とを入れ、容器を回転して混合することを要旨と
するものである。
【0008】なお、本明細書において網状物とは、本来
の網のみならず、くし状のものをも意味する。
の網のみならず、くし状のものをも意味する。
【0009】
【作用】本発明の製造方法では、混合機の容器に網状物
が設けられているために、容器内に入れられたガラス顆
粒と顔料とが、混合中、何度となく網状物の線体に当た
り、また網の間隔を通過して十分に混合される。その結
果、顔料が擬集して塊状になることなく解砕して均等に
分散されるために、ガラス顆粒を均一に着色することに
なる。
が設けられているために、容器内に入れられたガラス顆
粒と顔料とが、混合中、何度となく網状物の線体に当た
り、また網の間隔を通過して十分に混合される。その結
果、顔料が擬集して塊状になることなく解砕して均等に
分散されるために、ガラス顆粒を均一に着色することに
なる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0011】図1及び図2は、本発明の製造方法に用い
る混合機を示している。混合機1の容器2は、中空円筒
形をした容量180リットルを有するものであり、その
内部中央には、直径0.6mmのステンレス製線材を2
mmの間隔で縦横に備えた網状物3が設けてある。容器
2の一側板には被混合物を出し入れする開口部が設けて
あり、この開口部に蓋4が取り付けられている。並設す
る回転軸5には、容器2の外周壁に当接する摩擦ロール
6が取り付けてあり、回転軸5を回転すると摩擦ロール
6を介して容器2が回転するようになっている。
る混合機を示している。混合機1の容器2は、中空円筒
形をした容量180リットルを有するものであり、その
内部中央には、直径0.6mmのステンレス製線材を2
mmの間隔で縦横に備えた網状物3が設けてある。容器
2の一側板には被混合物を出し入れする開口部が設けて
あり、この開口部に蓋4が取り付けられている。並設す
る回転軸5には、容器2の外周壁に当接する摩擦ロール
6が取り付けてあり、回転軸5を回転すると摩擦ロール
6を介して容器2が回転するようになっている。
【0012】上記の混合機を用いて着色ガラス顆粒を製
造するには、次のようにして行う。
造するには、次のようにして行う。
【0013】まず網状物3を備えた容器2中に、粒径が
140μmのガラス顆粒7を75Kg、粒径が2μmの
顔料8を15Kg、夫々いれて蓋4をする。その後、こ
の容器2を回転軸5の摩擦ロール6上に載置する。そし
て混合機1の回転軸5を駆動して容器2を40rpmで
60分間回転し、ガラス顆粒7と顔料8とを混合する。
140μmのガラス顆粒7を75Kg、粒径が2μmの
顔料8を15Kg、夫々いれて蓋4をする。その後、こ
の容器2を回転軸5の摩擦ロール6上に載置する。そし
て混合機1の回転軸5を駆動して容器2を40rpmで
60分間回転し、ガラス顆粒7と顔料8とを混合する。
【0014】
【発明の効果】本発明の製造方法では、ガラス顆粒と顔
料とを混合する容器内に網状物が備えてあるため、混合
中に顔料が擬集して塊状にならず、解砕して均等に分散
されるのでガラス顆粒を均一に着色することができる。
料とを混合する容器内に網状物が備えてあるため、混合
中に顔料が擬集して塊状にならず、解砕して均等に分散
されるのでガラス顆粒を均一に着色することができる。
【図1】本発明の製造方法に用いる混合機を示す一部切
欠側面図である。
欠側面図である。
【図2】本発明の製造方法に用いる混合機の断面図であ
る。
る。
1 混合機 2 容器 3 網状物 7 ガラス顆粒 8 顔料
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に網状物を設けた容器にガラス顆粒
と顔料とを入れ、容器を回転して混合することを特徴と
する着色ガラス顆粒の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29496991A JPH0624803A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 着色ガラス顆粒の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29496991A JPH0624803A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 着色ガラス顆粒の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624803A true JPH0624803A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=17814653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29496991A Pending JPH0624803A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 着色ガラス顆粒の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624803A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014522365A (ja) * | 2011-05-13 | 2014-09-04 | イフォクレール ヴィヴァデント アクチェンゲゼルシャフト | セラミック、ガラスセラミック、またはガラスをドープまたは着色する方法 |
CN104668050A (zh) * | 2015-01-29 | 2015-06-03 | 黄春凤 | 球形涂料研磨机 |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP29496991A patent/JPH0624803A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014522365A (ja) * | 2011-05-13 | 2014-09-04 | イフォクレール ヴィヴァデント アクチェンゲゼルシャフト | セラミック、ガラスセラミック、またはガラスをドープまたは着色する方法 |
CN104668050A (zh) * | 2015-01-29 | 2015-06-03 | 黄春凤 | 球形涂料研磨机 |
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