JPH0624797Y2 - 電動オルゴール付時計 - Google Patents

電動オルゴール付時計

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JPH0624797Y2
JPH0624797Y2 JP1990013432U JP1343290U JPH0624797Y2 JP H0624797 Y2 JPH0624797 Y2 JP H0624797Y2 JP 1990013432 U JP1990013432 U JP 1990013432U JP 1343290 U JP1343290 U JP 1343290U JP H0624797 Y2 JPH0624797 Y2 JP H0624797Y2
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JP
Japan
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music box
electric music
self
cam
electric
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JP1990013432U
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JPH03106490U (ja
Inventor
秀嗣 池田
功人 渡辺
悟 山内
Original Assignee
株式会社精工舎
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電動オルゴール付時計に関するものである。
[従来の技術] 従来より、所定の時刻になるとオルゴールが鳴る電動オ
ルゴール付時計が知られている。
[解決しようとする課題] 上記従来の電動オルゴール付時計は、電動オルゴール、
特にドラムの寿命が短いという問題があった。
本考案の目的は、この電動オルゴールの寿命を長くした
電動オルゴール付時計を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の電動オルゴール付
時計の特徴は、それぞれが唯一の自己保持スイッチを有
する複数の電動オルゴール群と、時計体からの信号を受
けて電動オルゴール群を制御する制御回路とからなり、
制御回路は、信号を受けてオルゴール群の中の特定の一
つを起動しかつこの特定の電動オルゴールの自己保持ス
イッチがオフになると次の電動オルゴールを起動してい
き、最終の電動オルゴールの自己保持スイッチがオフに
なったときに作動を停止するところにある。
[実施例] 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、枠体1の正面に時計体2が組み込
まれている。枠体1の上部にはカバー体3が設けてあ
る。カバー体3は可動飾り4を覆うものであって、第1
図のように降下位置で可動飾り4を覆って外部から視認
不能としている。カバー体3は、第2図示のように上方
にせり上がった位置で可動飾り4を露出して外部から視
認可能にする。カバー体3はこの2状態間を回転しなが
ら上下に移動可能である。
カバー体3を回転させながら上下動させる駆動手段5に
ついて説明する。
第2図に示すように、カバー体3はリードスクリュー6
の上端部に固着してある。枠体1の取付け柱1aには筒
状をなす支持柱7がねじ7aによって固着してあり、支
持柱7の上面には、リードスクリュー6と噛合する歯部
7bを有する透孔が設けてあり、この透孔をリードスク
リュー6が歯部7bに噛合した状態で貫通している。リ
ードスクリュー6の下端部にはスライダ9が固着され、
筒体8の内周面を軸方向に摺動自在である。またスライ
ダ9の上部にピン10がその両端を突出状態にして径方
向に貫通している。ピン10の両端の突出部は、第3図
に明示されるように筒体8の内周面に穿設した軸方向の
溝8aに嵌合しており、このためにリードスクリュー6
は筒体8に対し相対的に回転不能となっている。筒体8
は枠体1の支持パイプ1bに回転自在に支持されてお
り、駆動歯車8bが備わっている。
筒体8は、時計体2からの信号を受けて作動するモータ
M1により回転駆動される。すなわち第4図示のよう
に、モータM1のモータ軸に設けてあるウォーム12に
伝達車11cを介してウォームギヤ11bが噛合し、ウ
ォームギヤ11bと一体のピニオン11aに駆動歯車8
bが噛合して筒体8を回転させる。
つぎに可動飾り4の駆動手段13について説明する。
第2図に示すように、回転円板14は支持柱7に軸受1
5を介して回転自在に支持されており、その下面には駆
動歯車14aが形成してある。回転円板14には、軸受
16を介して上下に摺動可能に貫通する複数の軸17が
設けてあり、軸17の上端部に可動飾り4が固着してあ
る。軸17の下端部にはコロ18が回転自在に連結して
あり、枠体1に設けたカム19上を転がりながら移動可
能である。カム19は第4図示のように平面方向から見
て円形をなしており、高低を設けて波形に形成してあ
る。
回転円板14は、時計体2からの信号を受けて作動する
モータM2により回転駆動されるものである。すなわち
モータM2のモータ軸に設けてあるウォーム21に伝達
車20cを介してウォームギヤ20bが噛合し、ウォー
ムギヤ20bと一体のピニオン20aに駆動歯車14a
が噛合して回転円板14を回転させる。
次に電動オルゴールについて説明する。
第5図示のように本実施例では、2個の電動オルゴール
22,23が対向して設けてある。電動オルゴール22
には音片22aとドラム22bとカム22cとモータM
3とが設けてある。カム22cはドラム22bから軸方
向に突出する回転軸22b1に固着してある。
第6,7図において、1対の接片22d、22eが対向
して設けてあり、接片22d、22eにはそれぞれ接点
22d2、22e2が固着してある。接片22eは右方
に延伸して長めに設けてあり、この延伸部下面はカム2
2cと係合すると共に、カム22cによって上方へ押し
上げられ、二つの接点22d2と22e2とは離反して
オフ状態となっている。接点22d2を有する接片22
dと接点22e2を有する接片22eとは唯一の自己保
持スイッチSW3を構成している。同様に第5図示のよ
うに電動オルゴール23には音片23aとドラム23b
とカム23cとモータM4とが設けてある。カム23c
はドラム23bから軸方向に突出する回転軸23b1に
固着してある。また電動オルゴール23にはオルゴール
22と同様に唯一の自己保持スイッチSW4が設けてあ
る。枠体1内には時計体2からの信号を受けて電動オル
ゴール22,23を制御する第8図示の制御回路26が
設けてある。第5図において24…はモータM1〜M4
および時計体2の駆動源となる電池である。底蓋25は
枠体1の取付部1dにねじ止めなどによって固定され
る。またモータM1〜M4は、第8図示の制御回路26
によってその作動が制御される。
次に動作について説明する。
第8図において、時計体2からの信号、例えば正時の信
号faを制御回路26が受けると、制御回路26は出力
信号fb、fcを同時に発生する。モータM1、M3は
出力信号fb、fcをそれぞれ受けて起動する。モータ
M1が作動するとモータ軸のウォーム12が回転し、伝
達車11c、ウオームギヤ11b、ピニオン11aおよ
び駆動歯車8bに順次伝達されて筒体8を回転させる。
筒体8の回転によってリードスクリュー6も回転し、カ
バー体3も回転する。リードスクリュー6には固定の歯
部7bが噛合しているので、リードスクリュー6はその
回転に伴って次第に上方へ移動し、カバー体3がせり上
げられていく。
一方、モータM3が作動すると電動オルゴール22が奏
鳴を開始すると共にカム22cが回り、カム22cと接
片22eとの係合が外れ、自己保持スイッチSW3がオ
ンする。自己保持スイッチSW3がオンするとまもなく
制御回路26からの出力信号fcはオフとなる。しかし
自己保持スイッチSW3がオン状態を続けるため、カム
22cは回転を続ける。
他方、カバー体3がせり上げられて、その下端部から可
動飾り4…が外部から視認されるようになると、制御回
路26から出力信号fdが発生し、モータM2が出力信
号fdを受けて起動する。モータM2が作動するとモー
タ軸のウオーム21が回転する。そして伝達車20c、
ウオームギヤ20b、ピニオン20aおよび駆動歯車1
4aに順次回転が伝達されて回転円板14を回転させ
る。回転円板14の回転と共に軸17を介して可動飾り
4…も回転するが、このときコロ18が波形のカム19
上を転がるので軸17は上下動し、このために可動飾り
4は上下運動をしながら回転することになる。
一方、回転を続けているカム22cは、再びカム22c
と接片22e2とが係合し、接片22e2がカム22c
によって上方へ押し上げられ、カム22cが丁度一回転
して自己保持スイッチSW3がオフとなった所でモータ
M3が停止する。自己保持スイッチSW3がオフになる
と制御回路26は出力信号feを発生し、次の電動オル
ゴール23のモータM4を起動する。
他方、モータM4が起動すると同時に、モータM1へは
逆回転方向の信号が供給される。これによって上記とは
逆方向にリードスクリュー6が回転し、カバー3は逆回
転しながら次第に下降する。カバー体3が最下位位置近
くまで降下したときに、モータM2への信号の供給が断
たれる。そしてカバー体3が第1図示の元の位置に戻っ
て可動飾り4を覆ったときにモータM1が停止される。
一方、モータM4が起動すると電動オルゴール23が奏
鳴を開始すると共にカム23cが回り、カム23cと接
片23eとの係合が外れ、自己保持スイッチSW4がオ
ンする。自己保持スイッチSW4がオンすると間もなく
制御回路からの出力信号feはオフとなる。しかし自己
保持スイッチSW4がオン状態を続けるため、カム23
cは回り続け再びカム23cと接片23e2とが係合
し、接片23e2がカム23cによって上方へ押し上げ
られ、カム23が丁度一回転して自己保持スイッチSW
4がオフとなった所でモータM4が停止し、制御回路2
6からの出力信号がなくなり全体が停止する。
なお電動オルゴールは2個図示しているが、3個以上の
複数の電動オルゴールの場合でも良く、この場合には制
御回路による最後の電動オルゴール起動用の出力信号が
なくなって始めて全体が停止することは言うまでもな
い。
[効果] 以上の構成による本考案は、信号を受けてオルゴール群
の中の特定の一つを起動しかつこの特定の電動オルゴー
ルの自己保持スイッチがオフになると次の電動オルゴー
ルを起動していき、最終の電動オルゴールの自己保持ス
イッチがオフになったときに作動を停止する制御回路を
設けたので、オルゴールを使用する時間を複数のオルゴ
ール群で分担できるので、個々の電動オルゴールの寿命
を長くできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は正面
図、第2図は作動状態における第1図A−A線断面図、
第3図は第2図B−B線拡大断面図、第4図は第2図C
−C線断面図、第5図は自己保持スイッチを省略した第
2図D−D線断面図、第6図は平面図、第7図は側面
図、第8図は回路図、第9図はタイムチャートである。 2……時計体、 22,23……電動オルゴール、 SW3,SW4……自己保持スイッチ、 26……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが唯一の自己保持スイッチを有す
    る複数の電動オルゴール群と、 時計体からの信号を受けて上記電動オルゴール群を制御
    する制御回路とからなり、 上記制御回路は、上記信号を受けて上記オルゴール群の
    中の特定の一つを起動しかつこの特定の電動オルゴール
    の自己保持スイッチがオフになると次の電動オルゴール
    を起動していき、最終の電動オルゴールの自己保持スイ
    ッチがオフになったときに作動を停止するものである ことを特徴とする電動オルゴール付時計。
JP1990013432U 1990-02-14 1990-02-14 電動オルゴール付時計 Expired - Lifetime JPH0624797Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990013432U JPH0624797Y2 (ja) 1990-02-14 1990-02-14 電動オルゴール付時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990013432U JPH0624797Y2 (ja) 1990-02-14 1990-02-14 電動オルゴール付時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03106490U JPH03106490U (ja) 1991-11-01
JPH0624797Y2 true JPH0624797Y2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=31516845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990013432U Expired - Lifetime JPH0624797Y2 (ja) 1990-02-14 1990-02-14 電動オルゴール付時計

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57112285U (ja) * 1980-12-27 1982-07-12
JPS62162686U (ja) * 1986-04-02 1987-10-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03106490U (ja) 1991-11-01

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