JPH06247610A - 修正用テープディスペンサ - Google Patents

修正用テープディスペンサ

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JPH06247610A
JPH06247610A JP6015438A JP1543894A JPH06247610A JP H06247610 A JPH06247610 A JP H06247610A JP 6015438 A JP6015438 A JP 6015438A JP 1543894 A JP1543894 A JP 1543894A JP H06247610 A JPH06247610 A JP H06247610A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープを表面に正確に押圧するための手段を
設けたチップを備える修正用テープディスペンサ 【構成】 供給用スプール（２）から供給された修正用
組成物を装荷するテープ（４）は、修正用組成物層を紙
面に移すために前記テープを前記紙面に押圧するのに使
用されるチップ（５）の縁部（６）の周りを通り、巻取
用スプール（３）に戻される。上記縁部はテープの送り
方向に対し傾斜し、前記チップはテープの向きを変える
ための案内手段（２２，２３）を含み、テープディスペ
ンサは、筆記具が通常保持される場合と同じ方向に前方
かつ下方に傾斜して保持される。テープの案内は前記チ
ップの両側で本質的に同じであり、テープは突起（２
２）から前記縁部へ進むときに９０°捩じられ前記縁部
と突起（２３）との間でさらに９０°捩じられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、誤りの修正を容易とす
るために、例えば、マーキングを覆うように表面上に、
大部分の場合通常は紙面上に、ストリップ状もしくはバ
ンド状の修正用組成物を当てる修正用ディスペンサに関
する。
【０００２】
【従来の技術およびその課題】ケース内に装着され、平
行な軸線を中心として回転するテープ供給用スプールお
よび巻取用スプールを備え、供給用スプールが滑りクラ
ッチ装置を介して巻取用スプールを駆動するために連結
されている修正用テープディスペンサが知られている。
上記ケースは使用者の手の中で直接に保持されるものと
してもよく、もしくは再使用可能な外側ハウジング内に
挿入されるカートリッジを形成してもよい。上記スプー
ル間に延出する所定の長さのテープがケーシングを離
れ、比較的鋭利な縁部を有するチップの周りを通過する
ように案内され、この縁部は修正用ストリップが当てら
れる面にテープを押圧するために使用される。テープは
例えば、プラスチックもしくは紙製のリボンからなり、
その一側に修正用組成物のコーティングが施され、この
コーティングは上記チップの周りを通るときリボンの外
側に配置される。使用時、この装置は手の中で保持さ
れ、上記チップの縁部がテープの全幅に亘ってテープを
紙面に押圧するようにチップが紙面に押圧される。上記
修正用組成物は接着特性を有し、紙に対しそのキャリア
リボンより大きな接着性を有し、その結果、上記チップ
がこの縁部に直交する方向に紙面に配置される場合に、
このチップがリボンに対し摺動してテープを供給用スプ
ールから排出させる。その結果として供給用スプールが
回転すると巻取用スプールを回転させ、それによりほぼ
一定した張りがテープに維持されかつ巻取用スプールは
チップが通過しかつ修正用組成物コーティングを紙面に
配置させた使用済みリボンを巻き取る。このように、連
続したストリップ状の修正用組成物が紙面上に当てら
れ、このストリップはディスペンサチップが移動した距
離に応じた長さを有する。
【０００３】公知の修正用テープディスペンサは、修正
用ストリップを当てることに関する限りでは満足に作用
する。しかし、それらのディスペンサは、チップを移動
中に、その縁部が紙に正確に当たるようにするためには
ある程度の熟練を必要とする。チップを正確に配向させ
る困難性のほとんどは、特に、スプールの軸線がチップ
縁部に平行に配置される場合、上記装置が不自然な姿勢
で保持されなければならないということに原因してい
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の技術に
よる装置の欠点を解消するもので、テープを面に押圧す
るための縁部を有するチップを備え、供給用スプールと
巻取用スプールとの間のテープの一部が上記縁部の周り
を延出するように案内される修正用テープディスペンサ
であって、上記縁部は上記テープがチップに案内される
送り方向に対し傾斜し、上記チップは、テープの向きを
変えるための案内手段を前記縁部の両側に含み、これら
の案内手段間の縁部の周りのテープ通路が前記縁部に対
しほぼ直交する平面内にありかつ上記送り方向に対し傾
斜する修正用テープディスペンサを提供する。
【０００５】本発明のディスペンサで使用されているチ
ップは、筆記具が通常保持される方向と同じ方向で、す
なわちそれを使用する者から離れて前方にかつ下方に、
好ましくは４５°から７５°の範囲の角度で紙に対し傾
斜した方向でディスペンサを保持可能とする。上記ディ
スペンサは、より自然な保持位置を可能とするだけでな
く、スプールを収容するケースおよび使用者の手は使用
者がチップを見るのを妨げないように配設することがで
きるので、チップをより容易に観察可能とする。従っ
て、ディスペンサの使い勝手のよさは、従来技術による
装置を大きく改善する。テープの案内は、チップ縁部を
収容しかつ送り方向にほぼ平行な平面に直交する軸線を
有する供給用スプールおよび巻取用スプールにより単純
化することができる。
【０００６】上記案内手段はテープ通路を湾曲させかつ
同時にテープを捩じらせるようにテープがその周りを延
出する直線状縁部を備えてもよい。１実施例において、
スロットにより分離された平行な突条によりそのような
直線状縁部がチップの各側に限定される。その代りに、
チップの少なくとも一側の案内手段はテープ通路に湾曲
部を限定するようにチップがその周りを通過する案内要
素、例えば、横方向突起を備えてもよい。上記案内要素
はチップ縁部にほぼ直交する湾曲部にテープを維持し、
テープが上記案内要素とチップ縁部との間でほぼ９０°
長手方向に捩じられるのが有利である。
【０００７】テープをチップ縁部と好適な協働をするよ
うに保持するために、保持手段を上記縁部に近接してチ
ップの一側もしくは両側に設けることができる。この保
持手段は、テープが挿通するほぼ閉じたアイ部をチップ
と共に限定することにより、テープがチップ縁部から偶
然に外れるのを防止するために配置することができる。
チップ縁部に、テープが縁部の先端部に配置される機会
を減少させるために延長部を設けることができる。
【０００８】本発明の十分な理解は実施例の添付図面を
参照する下記詳細な説明から得られる。
【０００９】
【実施例】図面の図１から図５に図示されている修正用
テープディスペンサは、供給用スプールおよび巻取用ス
プール２，３が収容されているケース１を有している。
これらのスプールは夫々の平行軸線を中心として回転可
能であり、当技術分野において周知なようにこれらのス
プールは、テープ４が引っ張られるのに応じて供給用ス
プール２が回転すると、巻取用スプール３を回転させて
上記スプール間でテープが緩むのを防止するようにテー
プを巻き取る滑り駆動機構（図示せず）により連結され
ている。テープ自体はキャリアリボンの一側に修正用組
成物コーティング層を有する通常のものとすることがで
きる。
【００１０】ケースは一般的に矩形形状であり、スプー
ルがケーシング内で互いに長手方向に配置される細長い
形状をなしている。チップ部材５がケーシング内に装着
されかつその前端部から突出し、チップ部材の先端部は
キャリアリボンからストリップ状の修正用組成物を紙に
移すためにテープを紙に押圧する縁部６を限定する。供
給用スプールと巻取用スプールとの間を延出する所定長
のテープはチップ縁部６の周りを通るように案内され
る。案内手段は、所定の送り方向に搬送することができ
る供給用スプールから供給されるテープをチップ１０に
予め位置決めする第１スロットをポスト７，８間に、巻
取用スプール３に移動する前に、送り方向に平行な所定
の方向にテープをチップ１０から離れさせる固定端部位
置を設定する第２スロットをポスト８，９間に限定する
ように協働する、チップ部材の内端部もしくは基端部に
都合よく設けられたポスト７，８，９を含んでいる。図
示された実施例においては、上記送り方向はケース１の
軸線にほぼ平行であり、これは望ましい場合があるが本
質的なことではない。
【００１１】チップ部材５は一体プラスチック成型物で
あり、第１部と縁部６を限定しかつこの第１部に対し角
度をなしている第２部とを有するチップ１０を形成す
る。上記第１部はテープの送り方向に対し傾斜している
平行な直線状縁部を限定する２つの突条１１，１２を備
えている。幅が狭いスロット１４がこれらの突条間に形
成されている。供給用スプール２から搬送されかつ案内
ポスト７，８の間を延出するテープはこのスロット１４
内に入り、テープが案内ポストからチップ１０へ移動す
るときに、修正用組成物のコーティングが突条１１から
離れて内方に向くように９０°捩じられる。テープは、
スロット１４を経て突条１１の縁部の内面から外面へ進
み、それによりチップ縁部６に直交する方向にこのチッ
プ縁部に向かって延出するように向きを変える。チップ
面との接触を維持しながらチップ縁部の周りを通過後、
テープは、９０°の捩じりを受けかつ案内ポスト８，９
間を通過する前にその後テープがその周りを通る突条１
２の縁部に達するまで、チップ縁部６に直交する方向に
延出する。このテープ通路は図２および図４に明瞭に図
示されている。テープリボンは突条１１からチップ縁部
６に近接するので、修正用組成物がテープリボンの外面
に被覆されることが理解されるであろう。更に、このリ
ボン面も、リボンがチップ縁部の周りを通過後、修正用
組成物のこん跡がリボンに残っていてもテープがチップ
１０に粘着する虞がないように、突条１２の面から離れ
て配向される。
【００１２】突条１１，１２と縁部６との間にテープを
案内するのを助けるために、縁部６に近接してチップの
両側に一対の案内用突出翼部１６が設けられている。必
要な場合、上記翼部の間にテープを確実に保持するため
にチップの一側もしくは両側の翼部間に延出するように
ピン１７を挿入することができる。
【００１３】チップの幾何学形状は、チップ縁部の方向
に対する突条縁部の傾斜角ｙ（図４）が９０°の半分お
よびチップ縁部の方向に対するテープ送り方向の傾斜角
ｘにほぼ等しいことを必要とする。ケース１はテープ送
り方向に細長い形状をなしているので、傾斜角ｘは、デ
ィスペンサの“筆記角度（ｗｒｉｔｉｎｇ ａｎｇｌ
ｅ）”、すなわち使用時に下方かつ前方に傾斜して保持
されるときの角度でもある。好ましい“筆記角度”は４
５°から７５°の範囲、好ましくは約６０°である。
【００１４】ストリップ状の修正用組成物を当てるため
に、ディスペンサのケースは通常の筆記具を把持する場
合、すなわち主に親指と人差し指との間で把持する場合
と本質的に同じ態様で心地好く保持することができる。
ディスペンサは、テープ４がチップと紙との間に介装さ
れる場合を除き、テープ縁部６が頂面Ｐに対し水平に配
置されるように保持される。その後、ディスペンサは図
２の矢印で示されているように、紙に対し横方向に、チ
ップ縁部６に対し直角に配置される。チップに作用する
圧力下で、修正用組成物は紙面に粘着し、チップがテー
プリボンに沿って摺動して新たなテープが供給用スプー
ル２から引っ張られかつ動いているチップの前部に隣接
して配置され、その前に装荷されていた修正用組成物が
紙に移された後、チップが通過後のリボンはケース１内
に戻されかつ巻取用スプール３に巻き取られる。従っ
て、チップが移動した距離に対応する長さを有する連続
バンド状の修正用組成物がテープディスペンサの使用者
側に特定の器用さを要求せずに当てられる。
【００１５】図６、７、８、９に図示されている２つの
修正された修正用テープディスペンサの各々は第１実施
例と基本的に同じであり、同じ参照番号が対応する部材
を示すために使用されている。修正されたディスペンサ
の各々は供給用スプールおよび巻取用スプール２，３を
収容するケース１を含み、これらのスプールは滑りクラ
ッチ機構と、キャリアリボンの一側の修正用組成物コー
ティング層からなるテープ４とにより連結されている。
ストリップ状の修正用組成物をキャリアリボンから紙に
移すためにテープを紙面に押圧するのに使用される縁部
６を限定するチップ部材５が細長いケースの前端部から
突出し、供給用スプールと巻取用スプールとの間に所定
長のテープ４が延出している。上記チップ部材はテープ
の向きを変えるための案内手段を含み、縁部６は、テー
プがチップ部材に向かって移動する送り方向に対し傾斜
し、修正用テープディスペンサは紙に対し４５°から７
５°、好ましくは約６０°の“筆記角度”を有する。
【００１６】図６および７のディスペンサにおいては、
チップ部材がスプール２，３を支持するプラスチック製
キャリアフレームに取り付けられかつこのフレームに都
合よく一体的に形成されている。部材５は縁部と、この
縁部に対し傾斜しかつ案内部および縁部が合流する肩部
２１を限定するように横断面がほぼＬ字状である案内部
とを有するチップ１０を含んでいる。テープ案内用舌片
２２が案内部に固定されるかもしくはこの案内部と一体
形成され、テープ送り方向に対し傾斜している直線状縁
部が突条１２により限定されている。縁部６に近接して
チップの両側に、テープ幅に等しい距離だけ離隔されて
いる一対の翼状突起１６が設けられている。テープ４は
供給用スプール２から舌片２２に向けて前方に進み、そ
の後縁部６に対し本質的に９０°の方向に縁部６に向か
って延出するように上記舌片の周りを通過する。舌片２
２と肩部２１の縁部との間のテープの一部はその長手方
向軸線を中心として９０°捩じられる。テープは肩部２
１を経てチップ縁部に対しほぼ直交する平面内でチップ
縁部６の周りを通過して最終的に突条１２に達し、巻取
用スプールに向かって進むように突条１２を横切ってチ
ップ部材の第１側上を転動する。翼状突起１６はテープ
を縁部６に正確に整合させるように維持する作用を果た
す。
【００１７】図８および９に図示されている構成におい
ては、チップ部材５はその両側に一対の対向する案内用
舌片２２，２３を有し、供給用スプールおよび巻取用ス
プール２，３が反対方向に向くように装着されているの
が示されているが、これは本質的なことではない。チッ
プの縁部は図６および７のディスペンサのものとほとん
ど同じであるが、縁部６の反対側はより丸まった形状も
しくは球状を有している。テープの案内はチップ部材の
両側で本質的に同じであり、テープは舌片２２から縁部
６へ進むときに９０°捩じられ縁部６と舌片２３との間
でさらに９０°捩じられる。
【００１８】使用時、修正されたディスペンサは、図１
から５の実施例に関して上記で説明したように保持され
かつ正確に紙面上を移動する。修正されたテープ案内手
段は、テープの前進に対する摩擦抵抗が減少され、それ
により修正装置の円滑な操作が向上するように、テープ
とチップ部材との間の接触領域を減少させるという利点
を有している。摩擦を更に減少させるために、案内用舌
片にローラを設けたりもしくはローラにより代えること
ができる。
【００１９】図１０はチップ縁部に設けられかつテープ
が挿通するアイ部をチップと共に形成する翼部１６およ
びピン１７からなるテープ保持手段をより詳細に図示す
る。図１１は修正された構造を示し、チップと一体形成
されかつ上記アイ部内にテープを横方向に案内可能とす
るスロット３１がその間に形成される対向するＬ字状突
起３０によりほぼ閉じたアイ部が限定されている。図１
２は、オーバラップしているがテープを挿入するための
スロット３１を形成するようにチップに沿ってＬ字状突
起３０が配置されている他の実施例を示している。図１
３の構造において、テープ用アイ部がチップを囲むスリ
ーブ３２によりチップの各側に限定される。スリーブは
チップと一体的とすることができもしくはディスペンサ
ボディもしくはケースの延長部として形成することがで
きる。しかし、スリーブは、テープがチップ縁部の周り
に正確に位置決めされた後、チップ端部上に押圧される
別体のカラーであることが好ましい。図１４の他の実施
例において、チップ１０はカラーと共に上記アイ部を配
置しかつ確実に限定するためのＩ字形状の横断面を有し
ている。最後に、図１５において、チップ縁部を細長い
形状としかつディスペンサの使用時にテープが縁部の先
端部に配置される機会を減少させるために、チップに延
長部３３が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の修正用テープディスペンサの概略図。
【図２】チップ部材を現すためにケーシングが破断され
ている使用中のディスペンサの斜視図。
【図３】チップ部材の側面図。
【図４】チップ縁部との間のテープ通路も示している、
チップ部材の側面図。
【図５】チップ部材の正面図。
【図６】テープ送り通路の関連詳細部を現すためにハウ
ジングが破断されている、本発明の修正実施例のチップ
領域を図示する斜視図。
【図７】図６のディスペンサの内部を示す図。
【図８】本発明の第２の修正された修正用テープディス
ペンサを示す、図６に対応する図。
【図９】本発明の第２の修正された修正用テープディス
ペンサを示す、図７に対応する図。
【図１０】テープ保持装置の１形態を示すチップ縁部の
詳細斜視図。
【図１１】テープをチップ縁部と協働するように保持す
るための他の装置を示す図１０に類似した図。
【図１２】テープをチップ縁部と協働するように保持す
るための他の装置を示す図１０に類似した図。
【図１３】テープをチップ縁部と協働するように保持す
るための他の装置を示す図１０に類似した図。
【図１４】テープをチップ縁部と協働するように保持す
るための他の装置を示す図１０に類似した図。
【図１５】テープをチップ縁部と協働するように保持す
るための他の装置を示す図１０に類似した図。
【符号の説明】
１ ケース ２ 供給用スプール ３ 巻取用スプール ４ テープ ５ チップ部材 ６ 縁部 ７，８，９ ポスト １０ チップ １１，１２ 突条 １４ スロット １６ 翼部 １７ ピン ２１ 肩部 ２２，２３ 舌片 ３０ Ｌ字状突起 ３１ スロット ３２ スリーブ ３３ 延長部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 修正用テープ（４）を表面に押圧するた
    めの縁部（６）を有するチップ（５）を備え、供給用ス
    プールと巻取用スプールとの間のテープの一部が前記縁
    部の周りに延出するように案内される修正用テープディ
    スペンサであって、前記縁部（６）は前記テープが前記
    チップに案内される送り方向に対し傾斜し、前記チップ
    は、テープの向きを変えるための案内手段（１１，１
    ２；２２，１２；２２，２３）を前記縁部の両側に含
    み、これらの案内手段間の縁部の周りのテープ通路が前
    記縁部に対しほぼ直交する平面内にありかつ前記送り方
    向に対し傾斜することを特徴とする修正用テープディス
    ペンサ。
  2. 【請求項２】 前記縁部の少なくとも一側のチップ案内
    手段は、前記テープがその一側から他側へその周りを通
    る直線状縁部（１１，１２）を備える請求項１に記載の
    修正用テープディスペンサ。
  3. 【請求項３】 前記直線状縁部（１１，１２）は、両側
    に設けられかつ平行な突条より限定される請求項２に記
    載の修正用テープディスペンサ。
  4. 【請求項４】 前記テープは、前記供給用スプールおよ
    び巻取用スプールの夫々から各突条（１１，１２）の内
    面に延出している請求項３に記載の修正用テープディス
    ペンサ。
  5. 【請求項５】 テープ位置決め手段（７，８，９）は、
    前記テープが送り方向にそこから前記チップに進む第１
    固定位置と、前記チップを離れた後前記テープが進む第
    ２固定位置とを決定するために設けられている請求項１
    から４のいずれか１項に記載の修正用テープディスペン
    サ。
  6. 【請求項６】 前記チップは、一体部材により形成さ
    れ、前記テープ位置決め手段が前記チップ部材に取り付
    けられている請求項５に記載の修正用テープディスペン
    サ。
  7. 【請求項７】 前記チップの少なくとも一側の前記案内
    手段は、前記テープ通路に湾曲部を限定するようにテー
    プがその周りを通過する案内要素（２２，２３）を備え
    る請求項１に記載の修正用テープディスペンサ。
  8. 【請求項８】 前記案内要素（２２，２３）は、前記チ
    ップ縁部にほぼ直交する湾曲部に、テープを維持するた
    めに配置されている請求項７に記載の修正用テープディ
    スペンサ。
  9. 【請求項９】 前記テープ（４）は、前記案内要素（２
    ２，２３）と前記チップ縁部（６）との間で長手方向に
    ほぼ９０°捩じれている請求項８に記載の修正用テープ
    ディスペンサ。
  10. 【請求項１０】 前記案内要素（２２，２３）は、テー
    プが接触しかつ前記チップ縁部を含む平面にほぼ直交し
    かつ前記送り方向に平行な軸線を有する弧状面を限定す
    る請求項８または請求項９に記載の修正用テープディス
    ペンサ。
  11. 【請求項１１】 前記案内要素は、前記チップ縁部を支
    持するチップ部材に横方向突起（２２，２３）を備える
    請求項８、９または１０に記載の修正用テープディスペ
    ンサ。
  12. 【請求項１２】 案内要素（２２，２３）が前記チップ
    の両側に設けられている請求項７から１１のいずれか１
    項に記載の修正用テープディスペンサ。
  13. 【請求項１３】 前記供給用スプールおよび巻取用スプ
    ール（５，６）は、前記チップ縁部（６）を含む平面に
    ほぼ直交しかつ前記テープ送り方向に平行な回転軸線を
    有する請求項１から１２のいずれか１項に記載の修正用
    テープディスペンサ。
  14. 【請求項１４】 前記チップ縁部の方向および前記送り
    方向は、互いに約４５°から７５°の範囲の角度（ｘ）
    をなしている請求項１から１３のいずれか１項に記載の
    修正用テープディスペンサ。
  15. 【請求項１５】 保持手段（１６，１７；３０；３２）
    が、前記縁部と正確に協働するように前記テープを維持
    するために前記チップ縁部の少なくとも一側に近接して
    設けられる請求項１から１４のいずれか１項に記載の修
    正用テープディスペンサ。
  16. 【請求項１６】 前記保持手段は、テープがその間を通
    る一対の突起（１６）を備える請求項１５に記載の修正
    用テープディスペンサ。
  17. 【請求項１７】 テープが外れるのを防止するために、
    要素（１７）が前記突起の間に延出している請求項１６
    に記載の修正用テープディスペンサ。
  18. 【請求項１８】 前記テープ保持手段（３０；３２）
    は、テープが挿通するほぼ閉じたアイ部を前記チップと
    共に限定するように配置されている請求項１５に記載の
    修正用テープディスペンサ。
  19. 【請求項１９】 前記保持手段は、一対の反対方向に向
    いたＬ字状突起（３０）を備え、前記アイ部をテープが
    挿通可能とするスロット（３１）が前記突起間に形成さ
    れている請求項１８に記載の修正用テープディスペン
    サ。
  20. 【請求項２０】 前記保持手段は、前記チップを囲みか
    つその両側にアイ部を形成する部材（３２）を備える請
    求項１８に記載の修正用テープディスペンサ。
  21. 【請求項２１】 前記保持部材は、前記チップ縁部上に
    圧入嵌合されるカラー（３２）である請求項２０に記載
    の修正用テープディスペンサ。
  22. 【請求項２２】 前記テープが前記チップ縁部の先端部
    に配置される機会を減少させるために、前記チップ縁部
    に延長部（３３）が設けられている請求項１から２０の
    いずれか１項に記載の修正用テープディスペンサ。
  23. 【請求項２３】 前記供給用スプールおよび巻取用スプ
    ールを収容しかつほぼ送り方向に細長いケース（１）を
    含んでいる請求項１から２２のいずれか１項に記載の修
    正用テープディスペンサ。
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