JPH0624674Y2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH0624674Y2
JPH0624674Y2 JP1988110885U JP11088588U JPH0624674Y2 JP H0624674 Y2 JPH0624674 Y2 JP H0624674Y2 JP 1988110885 U JP1988110885 U JP 1988110885U JP 11088588 U JP11088588 U JP 11088588U JP H0624674 Y2 JPH0624674 Y2 JP H0624674Y2
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JP
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exhaust pipe
air supply
fixture
pipe
exhaust
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JP1988110885U
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比左夫 長沼
忠夫 堀越
定男 大竹
正信 沼尾
政夫 山口
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、屋外から燃焼用空気を取り入れるととも
に、燃焼排気ガスを屋外に排出するようにした強制給排
気式温風暖房機等の燃焼装置に関し、特に排気管の接続
部分の外れを検知する安全装置を備えた燃焼装置に関す
る。
(ロ)従来の技術 従来、この種の燃焼装置としては、例えば、実開昭63
−5260号公報に開示してあるように、燃焼機と、こ
の燃焼機に排気管及び給気管を介して接続した給排気筒
と、この給排気筒及び排気管を含む導電路と、この導電
路に流れる電流の有無を検出して排気管の接続部分の外
れを検知する安全装置とを備えた燃焼装置が知られてい
る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、室内に設置した温風暖房機等の燃焼機に対し
て建物の壁に貫通させた給排気筒が約1〜3m隔てた位
置にある場合、排気管と給気管は、それぞれ複数の金属
パイプを接続して約1〜3mの量さに延長したものを用
いている。この場合、従来では第6図で示すように、排
気管(9)と給気管(7)の間隔を略一定に保ってこれらを安
定化させるために、排気管(9)及び給気管(7)の途中適所
を互いに連結して固定する金属製の固定具(13)を使用し
ていた。そのため、前述したように、導電路に流れる電
流の有無を検出して排気管の接続部分の外れを検知する
安全装置(10)を備えた燃焼装置にあっては、排気管(9)
に流れる電流が第6図中の破線(イ)で示すように金属製
の固定具(13)を介して給気管(7)に流れ、この給気管(7)
から再び金属製の固定具(13)を介して排気管(9)に流
れ、排気管(9)の接続部分の一部に外れが生じた時に、
その接続部分の外れを安全装置(10)で検知できない場合
があり、大変危険であった。もちろん、排気管と固定具
の間に電気絶縁材を介在させれば、排気管から固定具を
介して給気管に電流が流れるのを防止できるが、このよ
うにすると配管作業が面倒になるばかりでなく、うっか
りして電気絶縁材を付け忘れる心配もあった。また、固
定具自体を電気絶縁材で作ることも考えられるが、新た
な金型が必要になり、コスト高になるとともに、固定具
としての強度や耐久性に欠ける心配があった。
この考案は上述した事実に鑑みてなされたものであり、
排気管の接続部分に外れを検知する安全装置が給気管及
び排気管の固定具によって誤動作するのを防止しつつ、
固定具の取り付け作業性や経済性や信頼性を損わないよ
うにできる燃焼装置を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案では、燃焼機と、この燃焼機に排気管及び給気
管を介して接続した給排気筒と、この給排気筒及び排気
管を含む導電路と、この導電路に流れる電流の有無を検
出して前期排気管の接続部分の外れを検知する安全装置
と、前記排気管及び給気管の途中適所を互いに連結して
固定する固定具とを備えた燃焼装置において、前記固定
具が金具と、この金具の少なくとも排気管に接触する表
面に付着され、かつ、電気絶縁性及び耐熱性の樹脂で作
られた被膜とからなる構成である。
(ホ)作用 このように構成すると、燃焼機と給排気筒とを接続する
排気管及び給気管の長さを延長させた場合でも、固定具
を用いて排気管と給気管の間隔を略一定に保ちながらこ
れらを確実に支えることができ、安定性に優れた配管工
事が行える。又、固定具の表面に電気絶縁性の被膜を形
成するなどして固定具に電気絶縁性を持たせたので、例
えば、排気管の途中の接続部分が外れた場合でも、固定
具及び給気管を介して導電路に電流が流れてしまうよう
なことがなく、因って、安全装置の誤動作を防止でき、
排気ガス漏れに対する安全性を一層高めることができ
る。また、固定具が金具と、この金具の表面に付着さ
れ、かつ、電気絶縁性及び耐熱性の樹脂で作られた被膜
とからなるものであるから、従来から使用している金具
をベースにして電気絶縁性の固定具を簡単に作ることが
でき、固定具とは別途の電気絶縁材を用いるもののよう
に、配管作業が面倒になったり、電気絶縁材を付け忘れ
る心配がなく、固定具自体を電気絶縁材で作る場合のよ
うに、新たな金型を必要としたり、固定具としての強度
や耐久性を損う心配がない。
(ヘ)実施例 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第5図に基づい
て説明する。
図において、(1)は室内の壁際などに通常設置される燃
焼機としての温風暖房機で、ガス或いは石油を燃料とす
る燃焼部(2)及び熱交換部(3)が内蔵されており、その前
面には温風吹出口(4)が設けられている。(5)は建物の壁
(6)に挿通された二重筒構造の給排気筒で、この給排気
筒(5)先端は屋外へ突出している。(7)は一端が可撓性給
気ホース(8)を介して前記燃焼部(2)の給気口(2A)に接続
された給気管、(9)は一端が前記熱交換部(3)の排気口(3
A)に接続された排気管であり、この排気管(9)及び給気
管(7)は導電性材料である複数のステンレス鋼製パイプ
を接続して構成しており、これら排気管(9)及び給気管
(7)の他端はそれぞれ前記給排気筒(5)の室内側の基端部
に接続されている。又、前記給排気筒(5)も導電性材料
であるステンレス鋼で形成され、そして、この給排気筒
(5)は排気管(9)及び給気管(7)を介して前記温風暖房機
(1)に接続されている。
(10)は排気管(9)及び排気管(9)と給排気筒(5)の接続部
分の外れを検知する安全装置であり、この安全装置(10)
は2本のリード線(11)(12)と給排気筒(5)と排気管(9)よ
り形成された導電路(X)に流れる微小の電流の有無を検
出し、給排気筒(5)及び排気管(9)を含む前記導電路(X)
に電流が流れないときにランプ、ブザー等の警報器(図
示せず)を作動させるとともに、燃焼部(2)の燃焼を停
止させる構成としている。
(13)は前記排気管(9)及び給気管(7)の途中適所を互いに
連結して固定する固定具であり、この固定具(13)は排気
管(7)と給気管(9)が互いに略平行状態を保って安定化す
るように通常2個所に取付けるものである。そして、こ
の固定具(13)は、中央にネジ(14)を挿入するための穴(1
5)を有するとともに左右両側に排気管(9)と給気管(7)に
接する円弧状の保持部(16)(16)を設けた一対の保持金具
(13A)(13B)から構成され、そして、この保持金具(13A)
(13B)の内外両表面には第4図で示すように電気絶縁性
の被膜(17)(17)が形成されている。又、この被膜(17)
は、電気絶縁性はもちろんのこと、排気ガスの高温に耐
えられるような性質を持つエポキシ樹脂の粉体を、保持
金具(13A)(13B)の表面に付着させた後に、熱を加えて溶
かしてから硬化させたもので、その厚さは約100〜1
50μである。
又、(18)は給気管(7)或いは排気管(9)を壁(6)に固定す
るための壁用固定金具で、この壁用固定金具(18)の内外
両表面にも前述したような電気絶縁性の被膜を設けてい
る。
この考案の実施例によれば、排気管(9)及び給気管(7)の
途中適所を互いに連結して固定する固定具(13)を備えて
いるので、温風暖房機(1)と給排気筒(5)とを接続する排
気管(9)及び給気管(7)を約1〜3mの長さに延長させた
場合でも、固定具(13)を用いて排気管(9)と給気管(7)の
間隔を略一定に保ちながらこれらを確実に支えることで
き、安定的で且つ良好な配管工事が行える。又、固定具
(13)の表面には電気絶縁性の被膜(17)を形成しているの
で、例えば、排気管(9)の途中の接続部分が外れた場合
でも固定具(13)及び給気管(7)を介して導電路(X)に電流
が流れてしまうようなことがなく、安全装置(10)の誤動
作を防止でき、排気ガス漏れに対する安全性を一層高め
ることができる。
尚、実施例では保持金具(13A)(13B)の内外両表面に被膜
(17)を形成したが、排気管(9)と接触する内表面のみに
被膜(17)を形成してもよい。
(ト)考案の効果 この考案は以上のように構成されているので、固定具を
用いて排気管と給気管の間隔を略一定に保ちながらこれ
らを確実に支えることができ、安定的で良好な配管工事
を行うことができる。しかも、固定具の表面に電気絶縁
性の被膜を形成して固定具に電気絶縁性を持たせたの
で、排気管や排気管と給排気筒との外れを検知する安全
装置の誤動作を防止し、排気ガス漏れに対する安全性を
一層高めることができる。又、固定具に既存の金属製の
金具をベースに使用し、この金具の少なくとも排気管に
接触する表面に電気絶縁性及び耐熱性の樹脂で作られた
被膜を形成したので、電気絶縁材を付け忘れる心配がな
く、新たな金型を起こすことなく既存の金型をそのまま
使用でき、固定具としての強度や耐久性を損う心配がな
いなど、固定具の取り付け作業性や経済性や信頼性にも
優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての燃焼装置の正面図、
第2図は同燃焼装置の側面図、第3図は第1図の要部拡
大図、第4図は第3図のA−A′断面による拡大断面
図、第5図は固定具の斜視図、第6図は従来の燃焼装置
の正面図である。 (1)……温風暖房機(燃焼機)、(5)……給排気筒、(7)
……給気管、(9)……排気管、(10)……安全装置、(13)
……固定具、(X)……導電路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 沼尾 正信 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 山口 政夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼機と、この燃焼機に排気管及び給気管
    を介して接続した給排気筒と、この給排気筒及び排気管
    を含む導電路と、この導電路に流れる電流の有無を検出
    して前期排気管の接続部分の外れを検知する安全装置
    と、前記排気管及び給気管の途中適所を互いに連結して
    固定する固定具とを備えた燃焼装置において、前記固定
    具が金具と、この金具の少なくとも排気管に接触する表
    面に付着され、かつ、電気絶縁性及び耐熱性の樹脂で作
    られた被膜とからなるものであることを特徴とする燃焼
    装置。
JP1988110885U 1988-08-24 1988-08-24 燃焼装置 Expired - Lifetime JPH0624674Y2 (ja)

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JPH0236752U JPH0236752U (ja) 1990-03-09
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JPS635240B2 (ja) * 1983-04-06 1988-02-02 Nok Corp

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