JPH06245677A - ゴキブリ捕獲方法及びその装置 - Google Patents

ゴキブリ捕獲方法及びその装置

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JPH06245677A
JPH06245677A JP6089693A JP6089693A JPH06245677A JP H06245677 A JPH06245677 A JP H06245677A JP 6089693 A JP6089693 A JP 6089693A JP 6089693 A JP6089693 A JP 6089693A JP H06245677 A JPH06245677 A JP H06245677A
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cockroach
cockroaches
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JP6089693A
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Tadayoshi Yamamoto
忠義 山本
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 ゴキブリの習性を利用して、大量のゴキブリ
を、短時間で捕獲できるようにする。 〔構成〕 ゴキブリの侵入口を有する本体ケースに空気
流発生装置を設け、該侵入口に空気の流れを発生させ、
空気の流れる隙間に向けて突進するゴキブリの習性を利
用して捕獲器本体ケース内にゴキブリを誘引する。捕獲
器本体ケース内に、粘着ケース、電撃手段、マグネトロ
ン発生器等のゴキブリ捕獲手段をもうける。本体ケース
内に、捕獲したゴキブリを外部に放出する風力圧送手段
をもうける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴキブリ捕獲方法およ
びその装置に係り、特に短時間で大量のゴキブリを捕獲
することができる捕獲方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴキブリ捕獲装置としては、紙製
のトンネル状容器内に粘着シートを配置した粘着捕獲方
式のもの、あるいは例えば実願平1−63825号に示
されているように、熱および臭気によってゴキブリを誘
引し電撃により殺虫する電撃殺虫方式のもの等が一般に
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
ゴキブリ捕獲装置においては、ゴキブリを本体ケース内
に誘引するのに、熱や臭気を用いる方法を採っている
が、ゴキブリはきわめて警戒心の強い生物であるため、
この方法のみでは、初めの一匹が本体ケース内に入るの
に時間がかかり、結果として一定時間内に捕獲できるゴ
キブリの量が少ないという問題がある。
【0004】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、ゴキブリの誘引力が強力で、短時間で大量のゴキブ
リを捕獲するとができるゴキブリ捕獲方法およびその装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者はゴキブリの捕
獲について、種々研究、実験をしている過程で、ゴキブ
リは非常に警戒心が強く、捕獲器ケースの侵入口に近寄
ってもなかなか内に入ろうとしないが、侵入口を介して
ケース内外に流れる空気流を生成させると、信じられな
い早さでゴキブリが侵入口からケース内に殺到するとい
う習性を見い出した。本発明に係るゴキブリ捕獲方法
は、ゴキブリの上記習性を利用するもので、侵入口から
本体ケース内に侵入したゴキブリを、捕獲手段により捕
獲するゴキブリ捕獲方法において、前記本体ケース内外
に侵入口を介して流れる空気流を形成し、風が通る隙間
に向けて進むゴキブリの習性を利用して、捕獲器の本体
ケース内に誘引することを特徴とする。
【0006】そして、本発明に係るゴキブリ捕獲方法に
おいては、空気流の温度を20〜300Cにすることが
好ましく、また空気流に、ゴキブリが好む誘引臭を添加
するようにすることがより好ましい。
【0007】また、本発明に係るゴキブリ捕獲装置は、
前記目的を達成する手段として、ゴキブリの侵入口を有
する本体ケースと、本体ケース内に侵入したゴキブリを
捕獲する捕獲手段と、本体ケース内外に侵入口を介して
流れる空気流を発生させる空気流発生手段とをそれぞれ
設けるようにしたことを特徴とする。
【0008】そして、本発明に係るゴキブリ捕獲装置に
おいては、空気流を加温する加温手段を設けることが好
ましく、また、空気流にゴキブリが好む誘引臭を添加す
る誘引臭発生手段を設けることが好ましく、さらに、捕
獲手段で捕獲したゴキブリを風力で本体ケース外に排出
する排出手段を設けることがより好ましい。
【0009】
【作用】本発明に係るゴキブリ捕獲方法においては、本
体ケース内外に侵入口を介して流れる空気流が形成され
ている。ところで、本発明者等の実験によれば、一定方
向の空気流がある場合、ゴキブリは、空気の流れる隙間
には警戒なしに進入する習性があることが確認されてい
る。この現象は、空気の流れる隙間は、ゴキブリにとっ
ては安全な通路とみられることによるものと推測され
る。したがって、本体ケース内外に侵入口を介して流れ
る空気流が形成されている場合には、何の躊躇もなく侵
入口から本体ケース内に侵入することになり、ゴキブリ
の誘引力が増大し、短時間で大量のゴキブリを捕獲する
ことが可能となる。
【0010】そして、本発明に係るゴキブリ捕獲方法に
おいて、空気流の温度を20〜300Cとすることによ
り、ゴキブリの好む温度となり、誘引力をより強力なも
のとすることが可能となる。
【0011】また、空気流に、ゴキブリが好む集合フェ
ロモン等の誘引臭を添加することにより、空気流に乗っ
て誘引臭が本体ケース周囲に拡散し、空気流が届かない
遠方からもゴキブリを誘引することが可能となる。
【0012】一方、本発明に係るゴキブリ捕獲装置にお
いては、空気流発生手段により本体ケース内外に侵入口
を介して流れる空気流が生じ、ゴキブリはこの空気流に
誘引されて本体ケース内に躊躇なく侵入し、捕獲手段に
より捕獲される。このため、短時間で大量のゴキブリを
捕獲することが可能となる。
【0013】そして、本発明に係るゴキブリ捕獲装置に
おいて、空気流を加温する加温手段や、空気流にゴキブ
リが好む誘引臭を添加する誘引臭発生手段を設けること
により、ゴキブリの誘引力をより向上させることがで
き、空気流が届かない遠方からもゴキブリを誘引するこ
とが可能となる。
【0014】また、捕獲手段で捕獲したゴキブリを風力
で本体ケース外に排出する排出手段を設けることによ
り、ゴキブリの死骸に手を近付けることなく処理するこ
とが可能となり、女性等であっても容易に処理すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して説明する。図
1ないし図3は、本発明の第1実施例に係るゴキブリ捕
獲装置を示すもので、図中、符号1は下部にゴキブリG
の侵入口2を有する密閉容器状の本体ケースであり、こ
の本体ケース1内の下部には、本体ケース1の背面側か
ら着脱される浅底容器状の収容ボックス3が配設され、
その底面上には、ゴキブリGを捕獲するための粘着剤が
塗布されている。
【0016】前記収容ボックス3の上方位置には、図1
に示すように、トンネル状のゴキブリ誘引枠4が収容ボ
ックス3を跨ぐようにして配設されており、その両端お
よび側壁下部には、ゴキブリ誘導口5がそれぞれ設けら
れ、また、背面側を除くゴキブリ誘引枠4の周囲部に
は、ゴキブリ導入路6が設けられている。そして、前記
侵入口2から本体ケース1内に侵入したゴキブリGは、
ゴキブリ導入路6を通りゴキブリ誘導口5からゴキブリ
誘引枠4内に誘導されるようになっている。
【0017】このゴキブリ誘引枠4の内壁面(側面およ
び天面)のほぼ全域には、図1および図4に示すよう
に、電撃電極部材8が敷設されており、この電撃電極部
材8には、トランスタイマ等の電気回路部品を介し、2
00〜500V、好ましくは400V程度のゴキブリ電
撃用高電圧が、例えば15秒間隔で印加されるようにな
っている。
【0018】前記電撃電極部材8は、図5に示すよう
に、ポリエステル等の可撓性合成樹脂薄板8の一面に、
陰極および陽極の各電極線9a、9bを2〜3mm間隔で
シルク印刷した可撓性基盤で構成されており、この電撃
電極部材8は、ゴキブリ誘引枠4と別体で製作した後、
ゴキブリ誘引枠4の内面に粘着固定されるようになって
いる。
【0019】この電撃電極部材8およびゴキブリ誘引枠
4には、図4および図5に示すように、天面中央部およ
び背面側の側面中央部に、支持孔10および送風孔11
がそれぞれ穿設されており、支持孔10には、図1に示
すように、誘引剤ホルダ12の下端部が挿入支持される
ようになっているとともに、送風孔11の背面側には、
空気流発生用の送風ファン13が設置されている。そし
て、この送風ファン13は、図3に示す吸気口14から
吸引した外気をゴキブリ誘引枠4内に送風し、本体ケー
ス1内から侵入口2を介し外部に向かう空気流を発生さ
せるようになっている。
【0020】前記誘引剤ホルダ12内には、図1に示す
ように、本体ケース1の上板1a上方から集合フェロモ
ン等の誘引臭を発散させる誘引剤が投入されるようにな
っており、この誘引臭は、誘引剤ホルダ12の先端開口
部12aからゴキブリ誘引枠4間に放出されるととも
に、前記送風ファン13によって発生する空気流に乗っ
て侵入口2から外部に放出され、ゴキブリGを誘引する
ようになっている。
【0021】前記ゴキブリ誘引枠4の上方位値には、図
1に示すように、器材支持板15が設置されており、こ
の器材支持板15には、例えばアルミ等の熱伝導率の良
好な素材で形成されるゴキブリ誘引枠4を加温するため
のヒータ16が設置されている。そして、このヒータ1
6の加温により、前記電撃電極部材7がゴキブリの快適
生息温度である20〜300C、好ましくは280Cに保
持されるとともに、前記送風ファン13によって発生す
る空気流も、ゴキブリの快適生息温度に加温されて放出
されるようになっている。
【0022】なお、図1ないし図3において、符号17
は本体ケース1に設けられた覗き窓、符号18は電圧の
印加により点灯する電撃表示灯、符号19は電源スイッ
チ兼用の電源表示灯である。
【0023】次に、本実施例の作用について説明する。
ゴキブリGの捕獲に際しては、まず底面上に粘着剤が塗
布された収容ボックス3を、本体ケース1内にその背面
側から挿入設置する。そして、この状態で電源表示灯1
9をONにする。すると、電撃電極部材7に通電され
て、例えば400V程度のゴキブリ電撃用高電圧が15
秒間隔で印加されるとともに、ヒータ16に通電され
て、電撃電極部材7が280C前後に加温される。これ
と同時に送風ファン13が起動され、本体ケース1内か
ら侵入口2を介し外部に向かう空気流が発生する。この
空気流は、ゴキブリ誘引枠4内を通って侵入口2から外
部に放出されることになるので、電撃電極部材7で加温
されて280C前後の温度になるとともに、誘引剤ホル
ダ12の先端開口部12aから放散される誘引臭が添加
されることになる。
【0024】ところで、本発明者等の実験によれば、送
風ファン13による空気流を用いない場合には、ゴキブ
リGが侵入口2に接近しても、触角を盛んに使って探索
し、初めの一匹が入るまでにかなりの時間がかかり、し
かもわずかな音や振動により四散する現象が認められた
が、空気流を用いた場合には、初めの5分間に30%を
捕獲し、30分間で70%を捕獲できることが判った。
しかも、捕獲できなかった残り30%のゴキブリGも、
一様に頭を侵入口2(風上)に向けて行儀よく並び、待
機しているような姿勢をとることも判った。
【0025】しかして、図の実施例では、本体ケース1
内から侵入口2を介し外部に向かう空気流を発生させる
ようにしているので、ゴキブリGは、この空気流に誘引
されて本体ケース1内に躊躇なく侵入し、短時間で大量
のゴキブリGを捕獲することができる。この効果は、空
気流を280C前後に加温したり、集合フェロモン等の
誘引臭を添加することにより、より充分に得られる。
【0026】なお、前記第1実施例においては、ヒータ
16を加温手段として電撃電極部材7を加温する場合に
ついて説明したが、例えば電極線9a、9bにカーボン
等の比較的電気抵抗の高い材料を用い、電圧を印加した
際に発生する電極材料の電気抵抗熱(ジュール熱)によ
って電撃電極部材7を加温するようにしてもよい。そし
てこれにより、ヒータ16が不要となるとともに、ゴキ
ブリ誘引枠4も、アルミ等の熱伝導率の良好な材料に限
らずプラスチック等を用いることもできる。
【0027】図6は、本発明の第2実施例を示すもの
で、前記第1実施例における電撃殺虫方式に代え、電磁
波殺虫、殺菌方式を用いるようにしたものであり、以下
これについて説明する。
【0028】図6において、符号21は全面下端部に侵
入口22を存する方形箱形の本体ケースであり、この本
体ケース21内には捕獲室23が形成され、前記侵入口
22は、駆動装置24で駆動されるシャッタ25によ
り、閉、小開および大開の3段階で開閉駆動されるよう
になっている。
【0029】前記捕獲室23の背面下部には、図6に示
すように、送風口26が設けられており、この送風口2
6には、自重と風圧によりストッパ27位置まで揺動し
て送風口26を開閉する開閉扉28が設けられ、この開
閉扉28には、スリット状の小さな送風窓28aが穿設
されている。
【0030】前記送風口26には、図6に示すように、
捕獲室23の背面側に位置する送風ダクト29が接続さ
れており、この送風ダクト29の上端部には、低速と高
速との2段階で回転駆動される横流ファン30が設置さ
れている。
【0031】一方、前記捕獲室23の上部には、図6に
示すように、マグネトロン31で発生したマイクロ波を
捕獲室23内に照射するための導波管32および集合フ
ェロモン等の誘引臭を発散させる誘引剤が投入される誘
引剤ホルダ33がそれぞれ設置されており、前記誘引臭
は、誘引剤ホルダ33の先端開口部33aから捕獲室2
3内に放出されるようになっている。
【0032】次に、本実施例の作用について説明する。
停止状態においては、図6に示すように、侵入口22は
シャッタ25により閉止されており、また送風口26は
開閉扉28により閉止されている。この状態で、図示し
ない起動スイッチをONすると、駆動装置24の駆動に
よりシャッタ25が小開となるとともに、横流ファン3
0が低速で回転駆動される。シャッタ25の小開によ
り、侵入口22の下端のみが開放されるとともに、低速
回転駆動される横流ファン30により、弱い風が送風ダ
クト29に送給される。この弱い風は、開閉扉28を開
放するだけの風圧はないため、開閉扉28は閉のままで
あるが、開閉扉28には送風窓28aが穿設されている
ので、この送風窓28aを通って捕獲室23内に流入
し、さらに侵入口22を介して外部に放出される。すな
わち、捕獲室23内から侵入口22を介し外部に向かう
空気流が形成される。捕獲室23内には、誘引剤ホルダ
33から誘引臭が放出されているので、この誘引臭も、
前記空気流に乗って外部に放出されることになる。
【0033】この状態で、一定時間、例えば5分間が経
過すると、駆動装置24の作動によりシャッタ25が閉
となるとともに、横流ファン30が停止し、さらにマグ
ネトロン31に給電される。マグネトロン31は、その
ヒータの加熱時間(約3秒間)経過後、捕獲室23内に
マイクロ波を照射する。これにより、捕獲室23内に侵
入したゴキブリは死滅するとともに、ゴキブリの死骸の
殺菌がなされ、さらに捕獲室23内の加温がなされる。
【0034】以上の動作後、駆動装置24の駆動により
シャッタ25が小開となるとともに、横流ファン30が
低速で回転駆動され、前記動作が繰返される。なお、こ
の際、捕獲室23が加温されているので、侵入口22か
ら外部に流出する空気流も昇温し、20〜300C程度
の温度となる。
【0035】以上の動作が例えば24時間繰返される
と、捕獲室23内にはゴキブリの死骸が大量に蓄積され
ることになるが、これを手で処理する場合には、例え捕
獲室23内に死骸収容ボックス等を配して、直接手に持
って処理しなくてもよい場合であっても、女性等はその
処理を嫌う傾向にある。そこで、本実施例では、以下の
ように処理するようにしている。
【0036】すなわち、予め設定された時刻になると、
駆動装置24の駆動によりシャッタ25が大開となっ
て、侵入口22が完全に開放されるとともに、横流ファ
ン30が高速で回転駆動され、大量の強い風が送風ダク
ト29に送給される。すると、その風圧で開閉扉28が
図中鎖線で示す位置まで開放され、捕獲室23内に強い
風が吹き込まれる。そして、その風圧で、捕獲室23内
のゴキブリの死骸が侵入口22から外部に排出される。
【0037】外部に排出されたゴキブリの死骸は、この
装置が設置される調理場等の床面上に落下することにな
るが、このゴキブリの死骸は、床面を掃除する際に、他
のゴミとともに吸引掃除器、箒等を用いて処理される。
【0038】しかして、電磁波殺虫、殺菌方式の場合に
も、本体ケース21内から侵入口22を介し外部に向か
う空気流が形成されるので、電撃殺虫方式の場合と同様
の効果が得られる。また、ゴキブリの死骸を、風力を用
いた排出手段で自動的に処理するようにしているので、
処理が容易である。
【0039】なお、前記各実施例においては、電撃殺虫
方式の装置と電磁波殺虫、殺菌方式の装置について説明
したが、粘着シートを用いる粘着捕獲方式の装置にも同
様に適用でき、同様の効果が期待できる。また、風力を
用いたゴキブリの死骸の排出手段も、電磁波を用いる場
合に限らず、電撃殺虫方式や粘着捕獲方式の装置にも適
用することができる。
【0040】なお、上記の説明では、本体ケースの中か
ら侵入口を介して外に向かう空気流を形成する実施例に
ついて述べた。この実施例は、ゴキブリの好む温度と匂
いの風をケース外の遠方まで放流させ、ゴキブリの誘引
を一層促進させるという利点がある。しかしながら、本
発明の方法及び装置はこれに限定されるものではなく、
吸引フアン等により、本体ケース内に風を吸引して侵入
口に空気の流れを形成するものを含むものである。要
は、本発明は本体ケースの内外に、侵入口を介して空気
が流れるようにすることが重要なのである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るゴキブ
リ捕獲方法は、本体ケース内から侵入口を介し外部に向
かう空気流を形成するようにしているので、ゴキブリの
誘引力が増大し、短時間で大量のゴキブリを捕獲するこ
とができる。
【0041】そして、本発明に係るゴキブリ捕獲方法に
おいて、空気流の温度を20〜300Cとすることによ
り、誘引力をより増大させることができるとともに、空
気流に誘引臭を同伴させることにより、空気流が届かな
い遠方からもゴキブリを誘引することができる。
【0042】また、本発明に係るゴキブリ捕獲装置は、
空気流発生手段により本体ケース内から侵入口を介し外
部に向かう空気流を形成することができるので、ゴキブ
リをこの空気流で誘引して本体ケース内に躊躇なく侵入
させることができ、短時間で大量のゴキブリを捕獲する
ことができる。
【0043】そして、本発明に係るゴキブリ捕獲装置に
おいて、空気流を加温する加温手段ゃ、空気流にゴキブ
リが好む誘引臭を添加する誘引臭発生手段を設けること
により、ゴキブリの誘引力を増大させ、空気流が届かな
い遠方からもゴキブリを誘引することができる。
【0044】また、捕獲手段で捕獲したゴキブリを風力
で本体ケース外に排出する排出手段を設けることによ
り、ゴキブリの死骸に手を近付けることなく処理するこ
とが可能となり、女性等でも容易に処理することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るゴキブリ捕獲装置
を示す部分破削斜視図である。
【図2】 図1の外観構成図である。
【図3】 図1を背面側から見た外観構成図である。
【図4】 ゴキブリ誘引枠の構成を示す斜視図である。
【図5】 ゴキブリ誘引枠に貼着される電撃電極部材の
詳細を示す平面図である。
【図6】 本発明の第2実施例に係るゴキブリ捕獲装置
を示す断面図である。
【符号の説明】
1、21…本体ケース、 2、22…侵入口、 3…収
容ボックス、 4…ゴキブリ誘引枠、 5…ゴキブリ誘
導口、 7…電撃電極部材、 12、33…誘引剤ホル
ダ、 13…送風ファン、 16…ヒータ、 23…捕
獲室、 25…シャッタ、 26…送風口、 28…開
閉扉、 28a…送風窓、 30…横流ファン、 31
…マグネトロン、G…ゴキブリ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 侵入口から本体ケース内に侵入したゴキ
    ブリを、捕獲手段により捕獲するゴキブリ捕獲方法にお
    いて、前記本体ケース内から侵入口を介して流れる空気
    流を形成し、空気が流れる隙間に向けて突進するゴキブ
    リの習性を利用して捕獲器本体ケース内にゴキブリを誘
    い込むことを特徴とするゴキブリ捕獲方法。
  2. 【請求項2】 空気流は、その温度が20〜300Cで
    あることを特徴とする請求項1記載のゴキブリ捕獲方
    法。
  3. 【請求項3】 空気流は、ゴキブリが好む誘引臭を帯び
    ていることを特徴とする請求項1または2記載のゴキブ
    リ捕獲方法。
  4. 【請求項4】 ゴキブリの侵入口を有する本体ケース
    と、本体ケース内に侵入したゴキブリを捕獲する捕獲手
    段と、本体ケースの侵入口を介して流れる空気流を発生
    させる空気流発生手段とを具備することを特徴とするゴ
    キブリ捕獲装置。
  5. 【請求項5】 空気流を加温する加温手段を備えている
    ことを特徴とする請求項4記載のゴキブリ捕獲装置。
  6. 【請求項6】 空気流にゴキブリが好む誘引臭を添加す
    る誘引臭発生手段を備えていることを特徴とする請求項
    4または5記載のゴキブリ捕獲装置。
  7. 【請求項7】 捕獲手段で捕獲したゴキブリを風力で本
    体ケース外に排出する排出手段を備えていることを特徴
    とする請求項4、5または6記載のゴキブリ捕獲装置。
JP6089693A 1993-02-25 1993-02-25 ゴキブリ捕獲方法及びその装置 Pending JPH06245677A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013503633A (ja) * 2009-09-03 2013-02-04 エフ エム シー コーポレーション 南京虫捕獲装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013503633A (ja) * 2009-09-03 2013-02-04 エフ エム シー コーポレーション 南京虫捕獲装置

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