JPH06245593A - ステッピングモータを駆動する方法と装置 - Google Patents

ステッピングモータを駆動する方法と装置

Info

Publication number
JPH06245593A
JPH06245593A JP1306094A JP1306094A JPH06245593A JP H06245593 A JPH06245593 A JP H06245593A JP 1306094 A JP1306094 A JP 1306094A JP 1306094 A JP1306094 A JP 1306094A JP H06245593 A JPH06245593 A JP H06245593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
drive
stepping motor
computer unit
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1306094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3665357B2 (ja
Inventor
Rolf Reischl
ライシュル ロルフ
Blessing Dietmar
ブレッシング ディートマール
Hans-Peter Stroebele
ペーター シュトレーベレ ハンス
Peter Werner
ヴェルナー ペーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JPH06245593A publication Critical patent/JPH06245593A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3665357B2 publication Critical patent/JP3665357B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/14Arrangements for controlling speed or speed and torque
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/14Arrangements for controlling speed or speed and torque
    • H02P8/20Arrangements for controlling speed or speed and torque characterised by bidirectional operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2710/00Output or target parameters relating to a particular sub-units
    • B60W2710/06Combustion engines, Gas turbines
    • B60W2710/0605Throttle position

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステッピングモータ駆動のためのコストを大
幅に削減することができるようにする。 【構成】 ステッピングモータ18を駆動するために、
コンピュータユニット10から単一の駆動信号T0が発
生される。この駆動信号は、駆動論理回路12により2
相ステッピングモータを両駆動方向に駆動する駆動信号
に変換される。コンピュータユニットは、ステッピング
モータを駆動するのに一つの出力端子しか必要としない
ので、駆動コストが減少するとともに、制御プログラム
が簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステッピングモータを
駆動する方法と装置、さらに詳細には少なくとも2つの
駆動相と、少なくとも1つの駆動信号を発生するコンピ
ュータユニットとを有するステッピングモータを駆動す
る方法並びに装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車技術の分野においては、調節装置
を駆動するためにまた制御の目的のために、例えば内燃
機関のアイドリング制御あるいは出力制御を行うための
出力調節部材の調節に関連してステッピングモータが使
用されている。
【0003】ステッピングモータは通常少なくとも2つ
の駆動相を有し(2相ステッピングモータ)、ステッピ
ングモータの給電はそれぞれ少なくとも2つの完全ブリ
ッジ型出力段によって行なわれる。ステッピングモータ
を駆動するためのこの完全ブリッジ型出力段の駆動は、
それぞれの駆動方向についてそれぞれ互いに90°位相
ずれした少なくとも2つの矩形信号によって行われる。
駆動がコンピュータユニット、例えばマイクロコンピュ
ータに基づいて行われる場合には、それに従ってステッ
ピングモータ用のこの種の完全ブリッジ型出力段を駆動
するためにコンピュータユニットには4つまでの出力端
子が使用される。
【0004】これは、コンピュータの出力端子の使用お
よび制御プログラムに関して好ましくない高コストをも
たらしてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ステ
ッピングモータ駆動のためのコストを大幅に削減するこ
とが可能な手段を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば、少なくとも2つの駆動相と、少なくとも1つの
駆動信号を発生させるコンピュータユニットとを有する
ステッピングモータを駆動する方法において、コンピュ
ータユニットの唯一の駆動信号をステッピングモータの
各相用の駆動信号に変換する駆動論理回路が設けられる
構成により解決される。
【0007】更に、本発明によれば、この課題を解決す
るために、少なくとも1つの駆動信号を発生するコンピ
ュータユニットを有するステッピングモータを駆動する
装置において、コンピュータユニットの単一の駆動信号
を少なくとも2相のステッピングモータを駆動するパル
ス信号に変換する駆動論理回路が設けられる構成が採用
されている。
【0008】
【作用】このように、本発明によれば、駆動論理回路が
設けられ、その駆動論理回路にコンピュータユニットの
駆動信号が供給され、駆動論理回路はステッピングモー
タのそれぞれの移動方向について互いに90°位相ずれ
した少なくとも2つの駆動信号を発生する。
【0009】本発明によれば、単にコンピュータユニッ
トの一つの出力端子が占有されるだけであるという利点
が得られる。
【0010】さらに利点なのは、コンピュータユニット
の制御プログラムが著しく簡略化されることである。と
いうのは本発明の構成により駆動信号を設定することに
よって回転方向も駆動も配慮されるからである。
【0011】本発明構成が内燃機関の出力制御に関連し
たステッピングモータの駆動に使用されると、特に好ま
しくなる。
【0012】さらに本発明の駆動論理回路は、集積可能
な安価な装置となっている。
【0013】本発明の好ましい実施例によれば、駆動論
理回路はコンピュータユニットの駆動信号を90°位相
ずれしたステッピングモータ各相用の駆動信号に変換
し、駆動論理回路は、コンピュータユニットの駆動信号
を反転させることによって90°の位相ずれを形成す
る。その場合、ステッピングモータの駆動方向はコンピ
ュータユニットの駆動信号の初期位置ないし開始レベル
によって決定される。
【0014】コンピュータユニットの駆動信号は、高い
信号レベルあるいは低い信号レベルあるいは一定の周波
数の矩形信号となることができる。コンピュータユニッ
トの駆動信号は、アナログ信号に変換されて、第1の相
に対してはパルス形成手段に直接に、第2の相に対して
は反転して供給され、その場合パルス形成手段は矩形信
号が存在する場合にアクティブにされ、信号レベルが一
定の場合には非アクティブにされ、かつアクティブの場
合には少なくとも1つの出力にステッピングモータを駆
動するパルス状の信号を発生する。
【0015】本発明によれば、ステッピングモータを用
いて、好ましくはアイドリング制御に関連して自動車エ
ンジンの出力調節部材が操作される。
【0016】
【実施例】以下、図面に示す実施例を用いて本発明を詳
細に説明する。
【0017】図1には2相ステッピングモータを有する
制御システムが図示されている。同図において符号10
はコンピュータユニット、特にマイクロコンピュータで
あり、12は本発明を実施するための駆動論理回路であ
り、14と16はステッピングモータの各相用の完全ブ
リッジ型出力段(4つのトランジスタを用いたブリッジ
回路による駆動回路)であり、18はステッピングモー
タ自体を示している。
【0018】コンピュータユニット10には測定装置2
4〜26から入力線20〜22が導かれている。コンピ
ュータユニット10の出力28を介して駆動論理回路1
2の入力32まで導線30が導かれている。この入力3
2には駆動論理回路12の接続点34へ到る抵抗R1が
接続され、この接続点34には接地されたコンデンサC
が接続されている。さらに入力32には抵抗R2が接続
され、この抵抗R2は駆動論理回路12の接続点36と
結合され、この接続点には駆動論理回路12の電源電圧
Uccが接続されている。さらに入力32から接続線3
8がフリップフロップFF2のクロック入力CLK2へ
導かれ、かつインバータIを介してフリップフロップF
F1のクロック入力CLK1へ導かれている。駆動論理
回路12の接続点36は抵抗R3を介して接続点40へ
導かれており、比較器K1の正の入力がこの接続点40
と接続されている。さらに接続点40は他の抵抗R4を
介して接続点42へ導かれ、第2の比較器K2の負の入
力がこの接続点42と接続されている。
【0019】接続点42は抵抗R5を介してアースへ導
かれている。比較器K1の負の入力と比較器K2の正の
入力は接続線44を介して駆動論理回路12の接続点3
4に接続されている。駆動論理回路12の接続点36は
さらに抵抗R6を介して接続点46へ導かれており、接
続点46には比較器K1とK2の出力が接続されてい
る。接続点46は導線48を介してまずフリップフロッ
プFF1のリセット入力CLR1へ導かれ、さらにフリ
ップフロップFF2のリセット入力CLR2へ導かれて
いる。出力Q1は駆動論理回路12の出力50と接続さ
れ、一方フリップフロップFF1の反転出力は駆動論理
回路12の出力52と接続されている。FF2の出力Q
2は駆動論理回路12の出力54と接続され、フリップ
フロップFF2の反転出力は駆動論理回路12の出力5
6と接続されている。念のために、図1には、駆動論理
回路をアースと接続させる他の端子58が図示されてい
る。
【0020】駆動論理回路12の出力50は導線60を
介して完全ブリッジ型出力段14と接続され、出力52
は導線62を介して完全ブリッジ型出力段14と接続さ
れている。同様にして出力54は導線64を介して、ま
た出力56は導線66を介して完全ブリッジ型出力段1
6と接続されている。完全ブリッジ型出力段は、市販の
素子、例えば素子TLE4202Bであって、図1には
不図示の上述の方法で接続されている。完全ブリッジ型
出力段14と16には概略図示するステッピングモータ
18が接続されている。その場合、導線68は出力回路
14からステッピングモータの第1相巻線70を介して
完全ブリッジ型出力段14に戻され、一方導線72は完
全ブリッジ型出力段16から第2相巻線74を介して完
全ブリッジ型出力段16に戻されている。
【0021】完全ブリッジ型出力段14と16の代わり
にユニポーラのステッピングモータに関連して単独駆動
回路を設けることもできる。従って好ましい他の実施例
においては、本発明の構成はユニポーラ及びバイポーラ
のステッピングモータに関連して使用することができ
る。さらに好ましい実施例においては本発明の構成は多
相のステッピングモータとの関連においても使用するこ
とができる。
【0022】図1に示すシステムは好ましい実施例にお
いては、自動車エンジンの出力調節部材の調節に使用す
ることができる。この種の出力調節部材は内燃機関の吸
気系内に配置された絞り弁あるいはディーゼルエンジン
のコントロールロッド(コントロールラック)とするこ
とができる。その場合に出力調節部材の調節は、好まし
い実施例においてはアイドリング回転数制御のために、
他の好ましい実施例においては電子アクセルペダルシス
テムにおいて運転者により作動される操作部材(アクセ
ルペダル)の位置によって設定される運転者の要求に従
った調節のために、さらにトラクションコントロールな
いしはエンジン制動トルク制御を実施するため、あるい
は車速制御のために使用される。
【0023】次に本装置の原理的な機能をアイドリング
回転数制御の例で説明する。同様に図1に示す装置の機
能は上述の他の好ましい応用例においても得られる。
【0024】コンピュータユニット10は、導線20〜
22を介して供給される、測定装置24〜26によって
検出された運転パラメータに基づいてアイドリング回転
数の目標値を定める。従来技術から知れているように、
この運転パラメータは好ましくはバッテリ電圧、車速、
エンジン回転数、エンジン温度、エアコンスイッチ、ギ
ヤ位置などである。形成された回転数目標値が検出され
たエンジン回転数と関連づけられて、実際回転数の目標
回転数からのずれを示す量が求められる。このずれ量は
制御プログラムに従ってステッピングモータを調節する
ステップ数に変換される。さらに偏差の符号から、ステ
ッピングモータを第1の移動方向に調節すべきかあるい
は第2の移動方向に調節すべきか、すなわち正転か逆転
かのステッピングモータの駆動方向が定められる。
【0025】対応する情報はマイクロコンピュータによ
って出力28に出力すべきクロック信号T0に変換され
る。その場合、実際回転数を目標回転数になるように調
節して偏差を減少させるために求められたステップ数が
パルス数に変換され、一方ステッピングモータの調節方
向に関する情報は、出力すべきパルス信号の基礎になる
クロック信号T0の一定の信号レベルに反映される。パ
ルス信号T0は導線30を介して駆動論理回路12の入
力32へ伝達され、そこで上述の回路装置によって90
°位相ずれしたステッピングモータ18の駆動信号に変
換される。
【0026】この駆動パルスが駆動論理回路12の出力
50と54に出力され、一方出力52と56にはそれぞ
れ反転信号が出力される。これらの信号によって完全ブ
リッジ型出力段14ないし16が駆動されるので、巻線
70と74には90°位相ずれした電流パルスが流れ
る。それによってステッピングモータ18およびステッ
ピングモータと接続された調節部材がステッピングモー
タの構造によって定まるステップ幅でパルス数に従って
調節される。その場合、ステッピングモータの移動方向
は駆動信号の位相ずれ、すなわち正か負かに関係する。
【0027】駆動論理回路12の機能を図2に示す信号
特性を用いて説明する。その場合に図2(a)から
(e)にはそれぞれ水平に時間が記載されている。
【0028】図2(a)はコンピュータユニット10の
出力28に現れるクロック信号T0を示し、図2(b)
はコンデンサCに印加される電圧信号U1を示す。図2
(c)には導線48に現れる比較器出力Kの信号を示
し、図2(d)と(e)は駆動論理回路12の出力50
と54に現れる信号A1とA2を示す。その場合に最初
の領域においてはステッピングモータ18の正転駆動
が、第2の領域ではステッピングモータ18の逆転駆動
が示されている。
【0029】クロック信号T0は、3つの状態をとるこ
とができるように形成されている。まず低いレベルに不
変に留まることができ、また高い信号レベルに不変に留
まることができる。さらに一定の周波数と例えば50%
のパルスデューティー比を有する矩形信号の状態とな
る。上述の制御プログラムに従ってコンピュータユニッ
ト10から出力されるこのクロック信号は駆動論理回路
において、R1とCから形成されるローパスフィルタに
よってアナログ電圧U1に変換される。その場合、クロ
ック信号のレベルが一定で低い場合には、R3、R4お
よびR5からなる分圧器によって比較器K2の負の入力
に形成される電圧U3より小さい一定の電圧が得られ
る。クロック信号が一定周波数の矩形信号である場合に
は、信号U1は上述の値U3と、分圧器R3、R4およ
びR5により比較器K1の正の入力に形成される値U2
間の電圧値を有するほぼ鋸歯状電圧となる。クロック信
号T0のレベルが一定で高い場合には、上述の電圧値U
2より大きいレベルを有する電圧U1が発生する。
【0030】信号レベルを設定することによって比較器
K1とK2の出力は、可能な3つの状態のそれぞれにお
いて所定の値となる。クロック信号が一定の低い信号レ
ベルである場合には、比較器K1の出力信号は低い信号
レベルになり、比較器2の出力信号は高い信号レベルと
なる。結合点46において比較器の2つの出力信号がア
ンドの論理で結合されるので、導線48における信号K
は低い信号レベルを有する。
【0031】クロック信号が一定の高い信号レベルを有
する場合には、比較器K1の出力は高いレベルを有し、
比較器K2の出力は低い信号レベルを有するので、結果
として信号値Kは低いレベルとなる。クロック信号が矩
形信号を示す場合には、電圧U1は値U2とU3の間に
あるので、両比較器の2つの出力は高い信号レベルを有
し、従って得られる値Kも同様に高い信号レベルとな
る。その後信号Kは信号端でトリガーされる2つのフリ
ップフロップFF1とFF2のリセット入力へ供給され
る。クロック信号T0自体は導線38を介してフリップ
フロップFF2のクロック入力へ供給され、かつインバ
ータIを介してフリップフロップFF1のクロック入力
へ供給される。信号端でトリガーされるフリップフロッ
プは、低い信号レベルKによりフリップフロップがリセ
ットされ、出力Q1ないしQ2、従って出力A1とA2
に低いレベルが得られるように接続されている。それに
よってステッピングモータは現位置に保持される。
【0032】信号レベルKが高いレベルに変化すると、
フリップフロップのクロック入力がイネーブルになり、
その場合フリップフロップFF1はインバータIが接続
されていることによりクロック信号T0のクロック立ち
下がり端で変化し、一方フリップフロップFF2はクロ
ック信号T0のクロック立上り端で変化する。それによ
って駆動論理回路12の出力A1とA2には図2(d)
と(e)に示すように、90°位相ずれした出力矩形信
号A1とA2が出力される。この矩形信号はステッピン
グモータの駆動に用いられ、それによってステッピング
モータは所定のステップ幅で駆動される。
【0033】A1とA2間の位相位置の符号(+90°
あるいは−90°)はクロック信号の初期状態によって
決定される。言葉を換えると、ステッピングモータの移
動方向は、一定周波数の矩形信号の出力前のクロック信
号T0の開始レベルに基づいて定められる。クロック信
号T0が高い信号レベルからスタートした場合には、最
初の立上り端部がフリップフロップFF1にトリガーを
かけるので、信号A1は信号A2の前に形成され、従っ
て+90°の位相ずれが得られる。クロック信号が低い
信号レベルからスタートした場合には、最初の立上り端
がフリップフロップFF2のリセット入力にかかる。こ
れは、出力信号A2が出力信号A1の前に得られ、従っ
て2つの駆動信号間に−90°の位相ずれが発生するこ
とを意味する。それによってステッピングモータは2つ
の移動方向に制御される。
【0034】図2(a)においてクロック信号T0はま
ず低い信号レベルを有する。その後所定の周期Tを有す
る矩形信号状の6つのパルスが出力され、高い信号レベ
ルで終了する。その後新たにパルスが送出され、再び高
い信号レベルで終了する。次の状態においてはクロック
信号の一定の信号レベルが高い信号レベルから低い信号
レベルへ、そして再び高い信号レベルへ変化する。電圧
U1のそれに対応した信号特性が図2(b)に示されて
いる。クロック信号の最初のパルスが発生するまでは信
号U1の信号レベルはU3より低い。その後パルス期間
では、U2とU3間の範囲で電圧形状は鋸歯状になる。
クロック信号が高いレベルになると、コンデンサが充電
されて電圧はU2を越えて電源電圧Uccの近傍にな
る。その後の矩形パルスで電圧U1は鋸歯状電圧の形状
でU2とU3間の値に低下し、一方次の信号レベルが高
くなるとコンデンサが再びU2より大きい電圧に充電さ
れる。クロック信号の信号レベル状態が高いレベルから
低いレベルへ変化すると、コンデンサが放電するので、
電圧はまたU3より低くなる。次にレベルが変化すると
コンデンサはまたU2を越える電圧まで充電される。
【0035】図2(c)に示す信号Kは上述の説明に従
って電圧U3を越えると、電圧U2を越えた場合と同様
に、低いレベルから高いレベルへないし高いレベルから
低いレベルへ変化する。それによって矩形信号が出力さ
れると最初のレベル変化が生じ、一方矩形信号がなくな
ると第2の信号レベル変化が発生し、また新たなスター
トの際には新たな信号レベル変化が発生する。信号Kは
クロック信号の一定のレベルが変化する場合にも同様に
推移する。上述したようにフリップフロップのクロック
入力は信号Kの信号レベルが高い場合にイネーブルにな
る。従って信号Kの高い信号レベルの第1の期間の間に
パルス状の出力信号A1とA2が発生する。その場合信
号A2は信号A1より90°前に位置する。というのは
クロック信号の最初の信号端変化は最初の立ち下がり端
であるので、最初フリップフロップFF2の信号レベル
が変化するからである。この期間においてステッピング
モータの正転駆動が行われる。
【0036】同様にして逆転駆動される場合には信号K
の信号レベルが正になる第2の期間の間にクロック信号
T0に基づいて出力信号A1とA2が発生する。回転方
向を変化させるために信号T0の信号レベルの状態が変
化する場合には、信号Kの信号レベルが高い間クロック
信号が現れないので、出力A1とA2は低い信号レベル
になっており、ステッピングモータは駆動されない。
【0037】他の好ましい実施例においては逆の制御特
性で回路技術的な実現を図るのが好ましい。
【0038】さらに閉ループ位置制御のステッピングモ
ータの駆動に使用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、駆動論理回路が設けられ、その駆動論理回路
にコンピュータユニットの駆動信号が供給され、駆動論
理回路はステッピングモータのそれぞれの移動方向につ
いて互いに90°位相ずれした少なくとも2つの駆動信
号を発生する。従って、本発明によれば、単にコンピュ
ータユニットの一つの出力端子が占有されるだけであ
り、ステッピングモータの駆動のためにかかるコストを
大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する回路装置の構成を示すブ
ロック回路図である。
【図2】本発明を説明するための特徴的な信号のタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】 10 コンピュータユニット 12 駆動論理回路 14、16 完全ブリッジ型出力段 18 ステッピングモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディートマール ブレッシング ドイツ連邦共和国 71088 ホルツガーリ ンゲン ボスラーシュトラーセ 3 (72)発明者 ハンス ペーター シュトレーベレ ドイツ連邦共和国 70195 シュトゥット ガルト パウルリンケシュトラーセ 28 (72)発明者 ペーター ヴェルナー ドイツ連邦共和国 75446 ヴィエルンス ハイム イム ゾマーライン 15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの駆動相と、少なくとも
    1つの駆動信号を発生させるコンピュータユニットとを
    有するステッピングモータを駆動する方法において、 コンピュータユニットの唯一の駆動信号をステッピング
    モータの各相用の駆動信号に変換する駆動論理回路が設
    けられることを特徴とするステッピングモータを駆動す
    る方法。
  2. 【請求項2】 駆動論理回路がコンピュータユニットの
    駆動信号を90°位相ずれしたステッピングモータ各相
    用の駆動信号に変換することを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 駆動論理回路がコンピュータユニットの
    駆動信号を反転させることによって90°の位相ずれを
    形成することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 ステッピングモータの駆動方向がコンピ
    ュータユニットの駆動信号の初期位置によって決定され
    ることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータユニットの駆動信号が高い
    信号レベルあるいは低い信号レベルあるいは一定の周波
    数の矩形信号を表すことを特徴とする請求項1から4ま
    でのいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータユニットの駆動信号がアナ
    ログ信号に変換されて、第1の相に対してはパルス形成
    手段に直接に、第2の相に対しては反転して供給され、
    その場合パルス形成手段は矩形信号が存在する場合にア
    クティブにされ、信号レベルが一定の場合には非アクテ
    ィブにされ、かつアクティブの場合には少なくとも1つ
    の出力にステッピングモータを駆動するパルス状の信号
    を発生することを特徴とする請求項1から5までのいず
    れか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ステッピングモータを用いて、好ましく
    はアイドリング制御に関連して自動車エンジンの出力調
    節部材が操作されることを特徴とする請求項1から6ま
    でのいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの駆動信号を発生するコ
    ンピュータユニットを有するステッピングモータを駆動
    する装置において、 コンピュータユニットの単一の駆動信号を少なくとも2
    相のステッピングモータを駆動するパルス信号に変換す
    る駆動論理回路が設けられることを特徴とするステッピ
    ングモータを駆動する装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータユニットの駆動信号が矩形
    状である場合にステッピングモータを駆動するパルスを
    発生するパルス形成手段が設けられ、駆動信号の信号レ
    ベルが一定である場合にはパルス形成手段が非アクティ
    ブにされることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 パルス形成手段が90°位相ずれした
    パルス信号を形成し、その場合位相ずれの符号がコンピ
    ュータユニットによって発生されるステッピングモータ
    を駆動するための矩形信号の初期位置に従って定められ
    ることを特徴とする請求項8あるいは9に記載の装置。
JP1306094A 1993-02-19 1994-02-07 ステッピングモータを駆動する方法と装置 Expired - Fee Related JP3665357B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4305086.7 1993-02-19
DE19934305086 DE4305086A1 (de) 1993-02-19 1993-02-19 Verfahren und Vorrichtung zur Ansteuerung eines Schrittmotors

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06245593A true JPH06245593A (ja) 1994-09-02
JP3665357B2 JP3665357B2 (ja) 2005-06-29

Family

ID=6480839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1306094A Expired - Fee Related JP3665357B2 (ja) 1993-02-19 1994-02-07 ステッピングモータを駆動する方法と装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3665357B2 (ja)
DE (1) DE4305086A1 (ja)
FR (1) FR2701790B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018207769A (ja) * 2017-06-05 2018-12-27 ローム株式会社 ステッピングモータの駆動回路、それを用いたシステム、ステッピングモータの制御方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2755320B1 (fr) * 1996-10-25 1999-01-15 Valeo Vision Commande d'un moteur electrique de vehicule automobile, notamment d'un moteur pas a pas pour la correction d'un projecteur
FR2796220B1 (fr) * 1999-07-08 2001-09-28 Valeo Climatisation Dispositif de chauffage, ventilation et/ou climatisation dont au moins un organe mobile est commande par un moteur unipolaire

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57131834A (en) * 1981-02-10 1982-08-14 Automob Antipollut & Saf Res Center Engine speed control device
US4746849A (en) * 1986-12-16 1988-05-24 North American Philips Corporation Two lead bidirectional stepping motor control
IT1223865B (it) * 1988-10-25 1990-09-29 Marelli Autronica Circuito per il comando di un motore a corrente continua mediante un segnale di comando ad onda quadra a duty cycle variabile particolarmente per il comando di una valvola a farfalla in un condotto di aspirazione dell'aria in un motore a combustione interna
IT1239261B (it) * 1989-10-13 1993-09-28 Weber Srl Sistema per il comando di un motore elettrico utilizzato per il controllo di un dispositivo attuatore in un veicolo

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018207769A (ja) * 2017-06-05 2018-12-27 ローム株式会社 ステッピングモータの駆動回路、それを用いたシステム、ステッピングモータの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
FR2701790A1 (fr) 1994-08-26
FR2701790B1 (fr) 1996-12-06
DE4305086A1 (de) 1994-08-25
JP3665357B2 (ja) 2005-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5555872A (en) Fuel pump control device for internal combustion engine
CN101599731A (zh) 无刷电动机控制装置及无刷电动机
EP0780033A1 (en) Method and apparatus for minimizing torque ripple in a dc brushless motor using phase current overlap
US5754024A (en) Control device for switched reluctance motor
JP2005506026A (ja) ステッパモータ制御装置
US4163160A (en) Input stage for automotive ignition control circuit
JP3665357B2 (ja) ステッピングモータを駆動する方法と装置
US5231343A (en) Driving apparatus for stepping motor capable of restraining motor noise
JPH0517798B2 (ja)
TW453018B (en) Motor driving circuit
US20020125853A1 (en) Motor driver
JP3111073B2 (ja) 燃料供給ポンプの駆動装置
WO2021235010A1 (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
KR910013678A (ko) 스텝핑 모터의 드라이브 콘트롤러
JP2925787B2 (ja) モータの停止回路
JP3247281B2 (ja) モータ駆動回路
JP2819655B2 (ja) ブラシレスモータの駆動装置
JP2570275B2 (ja) 車両用電気負荷装置の作動・停止装置
RU2041383C1 (ru) Устройство управления моментом зажигания (его варианты)
KR890007237Y1 (ko) 스텝모터 구동회로
JP3574298B2 (ja) モータ駆動制御装置
JPS5826556B2 (ja) 周波数応動切換え回路
JPH05328799A (ja) 発電機の励磁電流制御装置
JP3302438B2 (ja) 回転数検出装置、過回転防止装置および点火装置
RU2041559C1 (ru) Устройство для управления шаговым двигателем

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20031226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050401

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees